【TOK】のスキー教師日記  May  2009

 
May 2009

What's Today ?


2009年5月
 No.1
             
 5/16以降はこちらへ
     .
..2009年5月 No2 


15 壮大なプランが観えてくる

14 感謝の心と感性が磨かれる

13 少欲知足的スキー

12 こころ落ち着くシーン

09 中身を味わう....

08 心から感動できるスキー
07 09シーズンは...⑥
    用具を生かし雪を味わう!!!
06 09シーズンは...⑤
          FSで感性磨き!!!

05 09シーズンは...④
    自分の素晴らしさに気付く
04
09シーズンは...③
       軽いタッチで楽しむ....

03 オ・ヤ・ス・ミ…です
02 09シーズンは...②
        Atomic Bomb ON
01 09シーズンは...①
    観えて来た“生涯スキー”

*** これまでの日記***

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 ☆ May 01  2009  Friday  晴れ (白馬)            
  
今日から「五月」....白馬も農作業の季節を迎えます。スキー場にはまだ雪が有り,滑ることはできますが,だいぶ土が出てきたところもあるようです。注意して滑ってください。また春の雪は重いので,ストレッチは充分に....。
  シーハイル !!! Schi Heil !!!
     -------------☆★☆-----------
 【今日のポイント】

  
 形の上でも心の上でも結果を求めず,自然のエネルギーに融合し調和して生まれ出てくる“スキー”...これこそ“生涯スキー”
     
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  今日から五月....。気分を引き締めて,09シーズンを振り返ってみたいと思います。

  09シーズンの初め,“フィーリングスキー”のイメージレッスンでは「形の“must”病」はほとんど無くなるのですが,気をつけないと「心のmust病」になることがある....ということをお話ししました。そして,「形」の上でも「心」の上でも,「結果を求めた滑り」というのは,身体の自由な運動を束縛してしまうので,滑っている時にはいつも,「何が出てくるか分からない....。だからドキドキワクワク!!!....」と期待する気持ちを持って滑ると良い....と話しました。

  私達が“スキー”をする時のシチュエーションは毎回違います。よく気を配り,どこが違うのかな???....という気持ちで滑ると,本当に微妙な違いも判るようになります。“感性”が研ぎ澄まされて行くのだと思います。そして,その微妙な違いのフィーリングが面白くなって来るのです。滑る度に違った感触を楽しむことができるようになるのですから,当然のことです。

  そして,その違った感触が,その時々の状況に応じて,異なった身体の反応を見せてくれるようになります。実はこのことを考えながら滑っていた時,“feel”という言葉から,12月に“知応ターン”が思い浮かんだのです。

  “知・応・心・情”とは,右図のように....刺激をし、生理的な反が起こりが動かされ、ある感を抱く....という四つのイメージをターンの各局面で持ってもらうことです。
  実はこの後,新“知応ターン”が出現し,各局面の位相が90度ずれた形のものをシーズン終わりには推奨させていただきました。3/11の日記に書いたように,皆さんが山回りで,“共鳴現象”とでも言える感覚をお持ちになるようになったからです。この共鳴現象,あるいは共振現象は,自分が予期しない身体の運動を自然にもたらしてくれます。そして,その時「素晴らしい至福感」をさえ感じるのです。自分の身体が,何の作為的な意思を持たず,在るがまま,成るがままに任せた結果得られた,幸せな感覚です。【注】

  シーズン終わりに近づいて,また一歩“ Feeling Ski ”が質を高めたような気がしています。そして,これこそが,「結果を求めない滑り」が顕現する大きな力になったと,そう思っております。

  2/14の日記に,“知応ターン”について,皆さんからいただいたコメントを載させていただきましたが,この後も多くの方から同様の e-mail を頂戴しました。一人でも多くの方がこの新“知応ターン”を経験できたとすれば,この上ない歓びです。 !(^^)!(*^^)v

  シーズン初めに,『....形の上でも心の上でも,結果を求めず,自然のエネルギーに融合し,調和して生まれ出てくる“スキー”...これを味わう。これこそ“
生涯スキーだと思う....』と,お話ししたように,09シーズンはその意味で,本当に『観えて来るものを楽しむ!!! 』....ということができました!!!。ありがとうございました!!!。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!


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“Healing Ski”に,「幸せ感覚のスキー」関連映像がリンクされています。
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  ☆ May 02  2009  Saturday  晴れ (白馬)            
   
今日も良い天気で,「皐月晴れ !!!」....の白馬です.
兎平もだいぶ黒い部分が広くなってしまいました....(-_-;)。 “Hakuba 47”にしても“八方尾根”にしても,良く雪を持たせているなぁー !!!....と感心します。 こういう状況では,贅沢は言えません !!!。雪があれば「感謝 !!!」ですネ !!!
  シーハイル !!! Schi Heil !!!
     -------------☆★☆-----------
 【今日のポイント】

  
 ある刺激を受けて知覚したことの意味は,まるで原子爆弾のスイッチをONしたにも等しい
     
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  昨日から“Healing Ski”の新開設をしましたところ,多くの方から e-mail をいただきました。ありがとうございます !!! (^I^) ちょっとした滑りのワンカット,ワンシーンにも「ハッ !!!」と目を見張る様な素晴らしいモーションが観られます。それを皆さんの映像に見つけ出すのがオ・モ・シ・ロ・イ !!!....のです。【TOK】のレッスンを受講し,ビデオを撮られた方で,「私の使ってぇー....」という方は遠慮なく連絡ください。(^ ^)(^I^)
     
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  今日は,昨日の“知応ターン”の続編....ということでお届けします。
  1/24の日記....「内なる光」に,「知・応・心・情」の四文字が,原石としての私達に磨き砂として作用し,内なる光を輝かせ始めた....と書いてありますが,本当にそう思います。12月中旬....“Rookie Academy”で沸いたインスピレーションでしたが,その後成長を続け,だんだん大きくなって行きました。

  わたし自身,毎日の日記にも書いたように,「どうして“知・応・心・情”と四文字を唱えながら滑るだけでうまくいっちゃうの ???」....と不思議でした。そして,“感じる”ということのエネルギーの伝わり方は,じゃあどうなってるんだろう?....と思ったのです。そしたら,分子モデルというか細胞モデルが頭に浮かびました。そして,その分子や細胞レベルでパルス的なシグナルがドミノ的に伝わっていく様が浮かんだのです。これが科学的に正しいかどうかは分かりませんが,昔....半導体の不純物を拡散する研究をやっていた頃のことを思い出していました。(^ー^)

  もし身体の組成が各部で異なっていて,その構成分子や細胞にパルスシグナルが伝わって行ったとしたら....その各部の反応は各部の構成要素によって異なったものになるはず....です。ですから,刺激を受けて現れる反応は同じではなく,その時々の状況に左右される....ということです。

  つまり,“知・応・心・情”の「知」の段階で,刺激を受けた瞬間,身体の組成....60〜100兆もある細胞などはそれぞれ異なった資質を持っていますから,それぞれ異なった反応を始める....ということになるわけです。しかも,もし“ドミノ”が一方に倒れて行くだけでなく,当たった瞬間そこから枝分れするように別方向へもドミノは倒れながらエネルギーを伝達して行く....と考えると,ある刺激を受けて
知覚したことの意味は,まるでAtomic BombのスイッチをONしたにも等しいのです。

  身体は光り輝き,「心」が動かされ,「情」が沸くのは当たり前のことと云えます。自分でさえも,その存在を知らなかった“潜在的力”が働き始めるのも当然のことです。そしてまさに,「火事場の馬鹿力」的行動が起きるわけです。わたしはこれを「不随意筋」が作用しだしたのかも?....と日記に書きましたが,同じことです。

  皆さんの滑りが「火事場の馬鹿力」....というのではありませんヨ !!!。似たような信じられない能力が開花し,これまでと違った感覚でのスキーイングが可能になった!!!....ということです。素ッ晴らしい !!!  !(^^)!(*^^)v
  でも,わたしはこの一番の要因は皆さん自身に有ったと信じています !!!。わたしが筋肉を差し上げたわけでもなく,骨を移植して差し上げたわけでもありません。皆さんは,みなさん自身に,“知・応・心・情”という,たった四文字のイメージをプレゼントされただけです。

  ことほど左様に....人間の身体は素ッ晴らしい !!!....のですネ !!!

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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  ☆ May 03  2009  Sunday  晴れ (白馬)            
   
今日も良い天気で,またまた「皐月晴れ !!!」....の白馬です。(*^^)v
  今日は,私事ですが,急用があり「教師日記」....オ・ヤ・ス・ミ…とさせていただきます。
  皆さんも,素晴らしい連休を !!!  Have a nice day !!!  
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  ☆ May 04  2009  Monday  曇り (白馬)            
  今日は「白馬三山」をはじめとする,北アルプスの山並みはウッスラと見えていますが「曇り」の白馬です。4/28から昨日まで続いた,6日間の晴天....これもひと段落です (*^^)v 天気予報では,今日夕方から雨....。明日は一日曇り....という予報です。
 
     -------------☆★☆-----------
 【今日のポイント】
  
 雪面の豊かな表情を軽いタッチで楽しむ....

     
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  今日は,09シーズンを振り返って....その三回目です。
  今シーズン,【TOK】のレッスンで主に出てきた言葉は....“知応ターン”,“inspireイメージ”,“feather turn”,“flowイメージ”,“新・呼吸法ターン”....等です。もちろん“オレンジ・ターン”や“Sound of Music Turn”も必要に応じて使いましたが,そのほとんどが,「雪からのエネルギーを身体に受け容れる」....ということをメインテーマとした「
“かかと”支点での滑り」でした。

  そして,この「かかと支点」意識での滑りから導かれたのが,「
ターンに必要な力....それは本当に少ないものでOK !!!」....ということでした。
  いまさらこの様なことに気付く....というのも情けないというか寂しい気もしますが,“Let Ski”,“フィーリングスキー”を標榜し,常々皆さんに,「ターンするのに力は要らないよ !!!」....とアドバイスしてきた私自身が,これまでの圧の求め方は強過ぎていた !!!....という気持ちになったのです。

  この圧,もちろんその方向が大事なのですが,加える圧は“無”で良いのは当然として,貰う圧も強過ぎていた !!!....と云うことなのです。ニセコツアーで皆さんに話し始めた“feather turn”イメージ....これは,支点と作用点....という考え方を頭に描いて滑っていた時に思い浮かんだイメージです。

  「かかとが支点になって,雪から圧をいただき,テコのようにスキートップがターン内側に回り込んで行くのだ....」という考えに立つと,圧はむしろ弱い方が円弧を的確にキープできる....ということに気付いたのです。大きな圧変化では,その大きさゆえに,逆に身体のセンサーが反応し切れず,円弧キープがうまくいかないのです。いろいろな場面で使われているセンサーが,感度が良いほど急激で大きな変動に付いていけないのと同じ様に....。

  スキーのトップ部分が羽毛の様に軽い物質でできている....という風に想像し,そこで雪面を掃いて行く....というイメージで滑ってもらったのですが,その方が皆さんもうまくいきました。そこで,これを “feather turn”と呼ぶことにしたわけです。この様な「軽い圧変化」を身体で感じ別けられ,“圧の違い”として認識できるようになれば,より一層,自分の感性が磨かれ,感受性が豊かになるとも思っています。(^ ^)(^I^) 「雪面の豊かな表情を
軽いタッチで楽しむ....」という風に観ることもできます。(*^^)v

  実際この“feather turn”イメージで滑ってみると,まるで「柳に風」的な滑り方になり,身体への負担は軽減して優しい滑りになります。ですから“生涯スキー”として“スキー”を考える上での技術的な側面からも大切なイメージだと云えます。

  もちろん,“feather turn”は,軽い圧でのターンになりますから,アイスバーンやニセコのような軽い新雪で効力をより発揮することになります。より力強い滑りを求められる方は,「より強い粘りある柳の木」....これをご自身の身体と重ね合わせてイメージされれば良いでしょう。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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  ☆ May 05  2009  Tuesday  晴れ (白馬)            
    今日は天気が回復し,「晴れ」の白馬です。カラッとした五月晴れではありませんが,穏やかに晴れています。(^ ^)(^I^)
  昨日,八方尾根の兎平まで所用で上ってきましたが,雪の状況は良くありません....ネ。“スキー”を楽しまれている方はそれなりのスキーイングをお楽しみください !!!

 
     -------------☆★☆-----------
 【今日のポイント】
  
 
穏やかでこころ豊かな“スキー”を経験するには,「自分の身体の素晴らしさに気付くこと」
     
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  今日は,09シーズンを振り返って....その四回目です。
  5/2の日記に“
Atomic Bomb ON”....ということで,ある刺激を受けて知覚したことの意味は,まるでAtomic BombのスイッチをONしたにも等しい....書きました。そしてその様なスイッチがONされると,今まで自分ではその様な能力が無いだろう....と思っていたような事がらが次々と表れてきます。

  具体的には,「これまでひざが使えないと思っていたけれど,あるイメージで滑っていたら,自然に使われていた !!!」....とか,「私は運動音痴でスポーツはダメだと思っていたけれど,スキーを始めたら普通の人と同じ様に滑れ,しかもそれをキッカケに他のスポーツもする様になった !!!」....ということが起こり始めるのです。以上の例は私の回りで実際に起こっている事です。(*^^)v

  これこそ「身体の不思議」であり「身体の偉大さ」なのだと思うのですが,心を開き,イメージを豊かにし,感性を研ぎ澄ませていけば,全ての人が同じ様なことを体験できると,私は思っています。
在るがままを,在るがままに感じ,その時得られる喜びに感謝する....という姿勢さえあれば,誰にでも....。

  スキーレッスンを通して私が感じるのは,「どんな宝物が隠されているか計り知れない !!!」....という気持ちで雪上に立つことが大切....ということです。自分の身体的力を予め限定しないことなのです。すると,不思議なように潜在的力が開花し,その人独自の“個”が顕れて来るのです。

  すると,もう他人のことは気にならなくなります。自分の滑りだけが最高で,他人の滑りが云々....ということではありません。自分は自分であり,他人は他人なりで,それぞれが“
輝く滑り”ができる....ということに気付くのです。もちろんいつも「気ッ持ちイイ !!!」....という“協和音”的な滑りだけではありません。時には“不協和音”的な滑りになることもあります。でも,その“不協和音”の存在が“和音”をより引き立たせてくれていることが分かるのです。

  しかも,自分の滑りも,ある高みがあってそこまで行ったらオ・シ・マ・イ....ということではありません。毎回々々,滑るたびに「新しいスキーヤーとしての自分」が居ることに気付きます。
日々変わって行く自分が居ることが実感でき,いろいろな刺激の中に自分の身を置く楽しみが分かる様になります。毎日の“スキー”が新鮮に感じられ,生活そのものも一層楽しくなって来るのです。

  この様な,穏やかでこころ豊かな“スキー”を経験するには,「自分の
身体の素晴らしさに気付くこと」なのだと,今シーズン特に思いました。私たちは「能力」の有無を他人との比較で判断しがちです。でも“個”という立場からみると,自分の価値は自分自身のポテンシャルがどの様に高みに上って行ったか?....であって,本当は他人には関係のないことなのです。

  毎回滑る度に新しい自分が居ることに気付き,日々変わって行く自分が居ることが実感できる様になると,“いろいろな刺激”を受容することが楽しみになります。もちろんこの“刺激”には“不協和音”の素となる要素も含まれます。ですから,自分に都合の良い条件だけをえり好みすることも少なくなります。だからと云って,難しい刺激だけを追い求める必要もありません。

  スキーレッスンをさせていただいていて,以前は天候やスキーフィールドのコンディションが気になりましたが,今シーズンはほとんど気になりませんでした。その理由は“Something Great”が最も適したシチュエーションを私たちの前にプレゼントしてくれる !!!....と信じられる様になったからです。“Something Great”が“いろいろな刺激”としてのプレゼントを準備してくれたのだと,感謝できるのです。

  このように今シーズンは,【TOK】自身....「新しく顕れ出ずるモノ」にドキドキしながら過ごしたシーズンでもありました。そして多くの感動も体験でき,また新しい自分の“個”にも遭遇できました。レッスンの中でそのいくらかでも皆さんにお伝えでき,皆さんが新しいご自分に出会えたとしたら,本当に嬉しいことです。 !(^^)!(*^^)v

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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  ☆ May 06  2009  Wednesday  曇り (白馬)            
  GW最後の今日....白馬は「曇り」です。時おり小雨もパラついています。ことしのGWは前半が本当にイイ天気でした。そして異常な交通渋滞や観光地の激混み状態がありました。その連休も収束に向かい,また静かな白馬がやって来ます。(^ ^)(^I^)
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 【今日のポイント】

  
 
“フィーリングスキー”で感性磨き!!!
     
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  今日は,09シーズンを振り返って....その五回目で,「感性」ということについて....。
  この“感性”....辞書で引いてみると....感性:哲学の用語。感覚的刺激や印象を受容したり、経験を伴う刺激に反応する心の能力。直観の能力。意志や知性と区別された、感覚的衝動、欲求、感情、情緒を含んだ心の能力。』....とあります。

  刺激や印象を受容し,それに反応する心の能力....直観力....感覚的心の能力....とありますから,あたかも“知応ターン”の“知・応・心・情”....その“心”の部分に相当しているようでもあります。“知応ターン”は格別このことを意識してイメージしたわけではありませんが,深いところでつながっているようで神妙な気持ちになります。

  レッスンで“フィーリングスキー”を皆さんにお話ししていくと,結局,「いろいろな違いに気付いてもらうこと」が大事になってきます。雪からの情報がどう違い,それを受け止めた身体の反応はどうなっているか? それによって心がどんなことを思い,喜怒哀楽の情感がどんな形で湧いてくるか?....etc.など,様々です。もちろん他人とは違っているでしょうし,自分の身体の“個”としても,その時々の状況で微妙に違っているのが分かるようになって来ます。

  生徒さんの中には,かたくなに,「私には違いは分からん!!! 分からんでもスキーはできるし楽しめる!!!」....と仰る方が居られます。もちろんそれはそれで結構です。その様な方を無理やり“フィーリングスキー”の世界にお連れしようとは思いません。ただ,違う世界があることをお知りになったら世界がより大きく広がるだろうなぁー....と思うだけです。
  
  幸い“フィーリングスキー”の世界にうまく周波数が合い,その世界を経験して行くと,ほとんどの方がより繊細な滑りをされるようになります。身体そのものがあたかも“sensor”のような動き方をするようになるのです。そして,“感じる力”が少しづつ強力になり,いろいろなシチュエーションにその身を置くことでさらに“感度”が良くなって行きます。感度がよくなるとさらに違いを見分ける能力が増し,“感性”が研ぎ澄まされて行きます。そして結果として,その人の“意識”が大きく広がって行きます。

  
自分が存在しているその空間,それと「一体となっている」とか,「和している」....という感覚が生まれはじめ,その空間と“共振現象”あるいは“共鳴現象”を起こしている....という感覚にまで到達することもあるのです。まるで“スキー”を通して“禅”をしているようなのですが,地球のエネルギーが自分の身体に注入され,新しい自分が生まれている !!!....という感覚を感じることもあるのです。常時そうだ....というわけではありませんが,その様な精神的な高みに上がれる....ということです。

  以上述べてきたことは,まるで「夢物語」....と思われる方も居られるかもしれません。ですが,人間の感性が研ぎ澄まされ,感受性が豊かになれば,この様なことは起こって当然なのだと思います。かく云う【TOK】は時々その世界に居るのを感じます。イエェーーイ!!! (*^^)v
  というわけで,
“フィーリングスキー”で感性磨きをすることは,大きな意味があること!!!....そう思ったシーズンでもありました。 !(^^)!(*^^)v

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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  ☆ May 07  2009  Thursday  雨 (白馬)            
   GWも終わり,静かな白馬に戻りました。少し冷たい雨が,シトシトと降っています。
    ’09スキーシーズン....もこれでいよいよ終わり....そんな気がします。それに合わせるように,昨日八方尾根の上空に「」が....。

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 【今日のポイント】

  
 
用具を身体に無理な負担が掛からない状態で生かし切り,の自然を味わうこと !!!
     
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  今日は,09シーズンを振り返って....その六回目で,一応最終回....ということにさせていただきます。
  これまで五回“feather turn”以外はほとんど「精神的」なことについての言及でした。それだけ今年のテーマとして“個”の違いについて考えてみよう....という姿勢が【TOK】にあったのだと思います。

  さて,それでは技術的なことに関係するイメージや意識はどんな展開をみせたのか?....ということですが,今思い起こしてみるとそれは次の様でした。

1 ターンに必要な雪面抵抗をどう受け止めるか?....という視点から....
  1-①:“オレンジ・ターン”を主体としたスキッディングターン
  1-②:“Sound of Music Turn”を主体とした,「かかと支点」のカービングターン
....これを二つの柱として考えていました。

2 圧をどう身体に収受し貯えるか?....という視点から....
  2-①:オレンジジュースの滲み込みイメージをどう持つか?
  2-②:音をどう聞き入れるか?
  2-③:“知・応”の局面で刺激に対しどのようなう反応をみせるか?
  2-④:“新・呼吸法ターン”でどう“吸気”をイメージするか?
  2-⑤:“inspire”イメージをどれだけ膨らませられるか?
....ということを考えながら,効果的な“saving”に想いを馳せていました。

3 蓄積された圧をどう処理するか?....という視点から....
  3-①:貯まったオレンジジュースがどの方向にどの様に出て行くか?
  3-②:音を聞いた結果,身体がどう反応するか?
  3-③:“知・応”で身体的に起こった反応が,その後気持ちの上でどの様な展開をみせるか?
  3-④:“新・呼吸法ターン”で吸い込んだ“気”がどの様に開放されていくか?
  3-⑤:“inspire”で膨らんだイメージがどの様な身体の反応を導いてくれるか?
....これは「」の結果,“release”として自然に起こる事がらです。3-①〜3-⑤それぞれで起こる様子や模様も異なって来ます。それぞれを楽しむこと....これが快感でした !!!。(*^^)v

4 上記1〜3をより効果的に行なうには?....という視点から....
  4-①:“gravity”活用 ⇒“水面フラットイメージ”集中
  4-②:呟きや歌うことの活用
  4-③:“Bird Turn”などのイメージ活用
  4-④:“feel in”集中
  4-⑤:用具のチェックとチューン
  
                                ....ということでした。

  ターンそのものは,1-①の「スキッディング的なイメージ」と,1-②の「カービングイメージ」だけで,それがどの様に組み合わされ,どの様な滑りが顕現するか?....ということだけです。
  「」と「」に分けたのは,“S字ターン”を目標としたからです。“Let Ski”的な考え方,“フィーリングスキー”の基本は,4-①に書いたように“gravity”を活用し,できるだけ身体に負担をかけない....ということです。それには“S字ターン”を身に付けることが効果的なのです。

  今シーズンの【TOK】の大きなテーマは「顕現するものを楽しむ」....ということでしたので,それを毎日のように思いながら“スキー”をしていました。そして皆さんにもそのことをお話しさせて頂きました。でも,結局その為に意識し集中することは....「
用具を身体に無理な負担が掛からない状態で生かし切り,の自然を味わうこと !!!」....でした。結局....“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”を生かすこと....だったのです。

  基本中の基本を,また今年も学ばせてもらった【TOK】デシタ !!! ありがとうございました !!!。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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  ☆ May 08  2009  Friday  晴れ (白馬)            
    今朝は「霧」で覆われていた白馬の里です。....が,7時半頃から少しづつその霧が取れ始め,晴れの状態になってきました!!!。でも,雲の量は少し多く,気温も低めです。連休の前半良い天気が続いたので,その反動でしょうか?(^ー^) 今日午後から晴れ間が広がり,今夜から明日,明後日にかけて良い天気になりそうです。“五竜とおみ”....5/10までOpenなので,滑りに来る人も居られるでしょうか? 
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 【今日のポイント】

  
 
自分が気持ち良く滑れなかったことの原因を,「道具」や「状況」,そして「環境」....といった自分以外の“他のモノ”にしている....
     
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  美しい景色に出合ったり,流れるようなスキーの滑走シーンなどを見ると,心が洗われ,なんとも云えない“感動”を覚えます。
  実はこの“感動”....ある人たちに言わせると,「これこそが生きる励みだ !!!」....と仰います。たしかにものごとに感動すれば,得も云われぬ感覚が身体を包み,時には震えが来たりします。ですから,生きる活力になることは確かだと思います。私たち人間は,考えてみればこの様な“感動”を体験するために生まれて来たのかもしれません。毎日まいにちの生活....できれば多くの感動に出会いたい....そう思っているに違いありません。

  実はわたし自身,なぜ“スキー”をやるようになったのか?....と聞かれれば,「スキーをやることで多くの感動経験に出会い,Happyになりたいから !!!」....ということでした。“スキー”をとおして,「感動」⇒「幸せ」....ということを望んでいたし,今もそう思っている....ということです。

  今シーズン「精神的な満足」....なぜこれを前面に出したレッスンをしたんだろう?....と考えてみたのですが,それはひとりでも多くの方に,「“スキー”をとおして“幸せ”を感じて欲しい !!!」....という気持ちがあったからだと思います。

  良く,「条件が悪いから気持ちよく滑れなかった....」とか,「道具がイマイチで....ネ....」ということを耳にします。こういう風に仰る気持ち....それは良く分かります。「条件さえ整っていればもっと気持ちよかったはずだ !!!....これは正解だと思います。

  でも,この様な考えで“スキー”を続けていくと,実は際限の無い「“幸せ”獲得競争」のスパイラルに陥ってしまい,どこまで行っても満足できない状況になってしまうと,【TOK】は思います。どういうことかと云うと,コノ気持ちよさを知った人は,コノ以上の気持ち良さを求めますし,アノ快感を味わった人はアノ快感以上の快感で無いと“快感”として満足できない....ということになって,「もうこれでOK !!!」....という状況になかなかなれない....ということです。

  私たち人間は物質欲の塊で,1万円財布に有ると,2万円欲しくなり,2万円有ると5万円....という風に際限がありません。これと同じ様に,“スキー”の快感でも,自分の“心の満足”ができない人は,「際限の無い快感獲得競争」に入り込む....ということです。

  この「満足できない原因」は,実は自分自身が作っているのです。自分が気持ち良く滑れなかったことの原因を,「道具」や「状況」,そして「環境」....といった自分以外の“他のモノ”にしているからです。確かに道具が良くなれば,それまでとは違った快感が味わえ,感動を覚えて“幸せ”でしょう。でもその幸せは次のさらに良い道具の出現で直ぐに“不幸せ”に変わってしまうのです。

  この様に,不満やフラストレーションを感じているスキーヤーの多くは,自分の周囲に在る“何か”という,“他の物の存在によって作られている幸せ”に頼っている....ということなのです。これではどこまで行っても,本当の心の満足は得られないかもしれない....そう思った【TOK】は,真に
心から“感動”できる“スキー”を目指して,「精神的なスキー」を推し進めることにしたのでした。

  長くなりましたので,この続きはまた明日 !!! 

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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  ☆ May 09  2009  Saturday  晴れ (白馬)            
  今朝はまだ「霧」で覆われている白馬です。
  今日これから【TOK】は出張で東京に出掛けます。なので明日の Update ....出先の通信環境次第になります。(^ ^)(^I^)
   では行って参りまァーーす!!!

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 【今日のポイント】

  
 
眼に見える表面上の状況を楽しむ....と云う感覚から一歩内面に入り,与えられたシチュエーションの中身を味わってみよう
     
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  今日は昨日の続きで,【TOK】がなぜ「精神的な満足」を前面に出したレッスンをしたのか?....の二回目です。


  昨日お話ししたように,スキーレッスンをさせて頂いていて,用具や状況のせいでフラストレーションを感じ,「根クラ状態」になっている人が居ることに気付いたのです。さらに付け加えて言わせて貰えば,「他人の価値観で作られた滑り....それができない」という理由で悩んでいる人に....。

  実は....「K2のバーニーインだからうまく滑れて幸せ !!!」....とか,「 Canada だから楽しくスキーができた !!!」....あるいは「コブをバンク滑りできたから最高 !!!」....という様なことを,多くの皆さんは仰いますし,そのこと自体は間違っていないと思います。

  ただ気をつけなければいけないのは,「K2だから....」,「 Canada だから....」,「バンク滑りができたから....」という風に思い続けしまうと,「K2」や「 Canada 」や「バンク滑り」そのものに価値が行ってしまって,そういった「他の物のおかげ」で“スキー”が楽しい!!!....という姿勢に落ち込んでしまう危険があるのです。そして「スキーは楽しくない....」ということにもなりかねません。

  でも,本当の“感動”や“悦び”は,「K2....」,「 Canada....」,「バンク滑り....」など表面的な事がらにではなく,それらのシチュエーションと融和し同化した自分の身体や心にこそ在る!!!....のです。与えられたいろいろな情況と共振・共鳴し,和することによって得られたハーモニーにこそ在る....そう思います。

  「K2....」だからではなく,その板と自分の身体と雪のコンディションの三つが良い具合に協和したからこそ得られた“快感”だったのです。「 Canada....」だったからではなく,自分の身体の感性と,その時持参したスキー用具がその場所の持つシチュエーションと溶け込むことで奏でられた美しい感動的な音色だったのです。

  この様に「“和”する心づもり」があれば,滑りの感覚がイマイチ....といった不協和音的なものであっても,それは次に続く,得もいわれぬ協和音を引き立てるものだという風に納得でき,逆に不協和音が愛おしくさえなります。心の奥で和するものを味わう気持ちが出て来るようになれば,雪の上に立った時の感覚はこれまでと全く違っていることに気付くでしょう。

  言葉を換えれば,不快を快のエネルギーにすること....とも云えます。ものごとには二極的な側面があって,快と不快はその両端です。その一方だけしか分からないと,他方の持つ意味を深く感じ入れることはできません。本当の意味での“感動”も底の浅いものになってしまうでしょう。つまり不幸があるから幸が際立つということに気付いてもらうこと。不快があるから快がある。だから不幸や不快は感動の遠因でもあるのだ !!!....ということです。

  私の今年のレッスンでは,そういう理由もあって,「顕現する全てに感謝できる心を養ってもらう」....このことに専念したのです。眼に見える表面上の状況を楽しむ....と云う感覚から一歩内面に入り,与えられた
シチュエーションの中身を味わってみよう....という姿勢に....。

  また今日も長くなってしまいました....。(-_-;)
 
  今日これから東京出張なので,明日の日記は....???です。もし Update できないときはご容赦....。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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  ☆ May 12  2009  Tuesday  晴れ (白馬)            
  先ほど....4時過ぎに白馬に戻って参りました。滞在したホテル.... Inter Net 環境がイマイチで Update できませんでした....。(-_-;)
  東京は暑かったです !!!。暑さに弱い“TOK”はホテルの部屋に戻ると直ぐ“Ski映像”をパソコン上で流して見てはニコニコしていました。そして“Healing Ski”の編集をしました !!!。この映像を見て,“涼”を感じ,気持ちを“穏やか”にしていました !!!。 !(^^)!(*^^)v
  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 
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 【今日のポイント】

  
 
中回りくらいで,谷周りを大きく伸びのび滑っている !!!....というのが,「こころを落ち着かせてくれる」
     
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  先ほど,東京から白馬に戻りました....。

  Topページにも書きましたが,今回滞在したホテル.... Inter Net 環境が整っておらず, Update できませんでした。なので,白馬についてからアップしています。(^ー^)

  東京は想像以上に暑かったです !!! 暑さに弱い“TOK”は,用事を済ませてホテルに戻ると直ぐにスキーシーンをパソコン上で観ては,気を落ち着かせ,“涼”を取っていました。(^ ^)(^I^)
  そして持参したハードディスクに入っていた素材で
“Healing Ski”の様な映像を編集しました。この編集作業でも大分気分が紛れました。

  それにしても,この様な「スキーシーン」....結構,「一服の清涼剤」になるナァー !!!....と今更ながらその効果に驚いています。(^ ^)(^I^)
  コセコセした滑りで無いところが良いのかも知れませんネ??。いくら新雪でも小回りでギュギュギュッと滑ったシーンでは,“こころ穏やか”にはなりにくいようです。この映像のように,
中回りくらいで,谷周りを大きく伸びのび滑っている !!!....というのが,「こころを落ち着かせてくれるのだと思います。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 

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  ☆ May 13  2009  Wednesday  曇り (白馬)            
    今日の白馬....「曇り」です。風が強く,気温も10℃前後...。天気予報では,昼ごろから晴れ間が出始め,明日から明後日昼頃までイイ天気...らしいですが...。
  GWが終わってから梅雨までの期間...時には夏日で暑くなる時もありますが,白馬は最も木々や草花の勢いが良く,“TOK”の大好きな季節です。カラッ !!!と晴れると,青空,残雪,草木の緑....が紅葉以上に美しいと私は思います。(^ー^)

 
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 【今日のポイント】

   
道具の買い替えをできるだけ控えたり,環境を破壊しないで楽しめるフィールド作りなどを,私たちスキーヤーは心に留めておく必要がある
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   New Zealand の Coronet Peak から写真が届きました !!!。4月下旬にもう雪が降ったらしいですネ !!!。南半球はもう冬景色です !!!。写真....クリックすると大きくなります。 Coronet Peak のスキー場から撮ったもので,クィーンズタウン盆地にも少し積もったみたいです。向こうの山は“Remarkables”で,この山頂の左手奥にリマーカブルスキー場があります。
  今年も“TOK”は New Zealand に行くことになりました。あと一ヵ月半後にはこの景色が見える山.... Coronet Peak でレッスンをすることになります。 !(^^)!(*^^)v 
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  さて今日は,5/9の続きで,テーマは「与えられた条件を条件なりに味わい,楽しむ心を養う」です。

  5/8の日記に...「不満やフラストレーションを感じているスキーヤーの多くは,自分の周囲に在る“何か”という,
“他の物の存在によって作られている幸せ”に頼っている....」と書きました。もし私たちが用具のせいでうまく滑れなかった...環境のせいで気持ち良くなかった...ということを続けてしまったら,その様な“他の条件”を整えることが最優先になり,“モノ”の存在で,快・不快が決まることになってしまいます。

  この様なことを追求して行ったのでは今の,「物質主義社会」,「経済最優先の社会」となんら変わることが無く,終いには地球の資源を食い尽くし,環境を破壊し,地球滅亡への道を歩むことになってしまうでしょう。カネ儲け主義...この犠牲になりかねません。現にモデルチェンジが必要無いのにむりやり造り替えて,逆に性能をオカシクしている例さえあります。

  私は個人的に『“少欲知足”=「足るを知る」は“貧しと言えど富めり”...「足るを知らぬは“富めりと言えど貧し”...」という言葉が好きです。この気持ちがあれば,分相応の“モノ”で満足できます。そして無用な競争意識も影を潜め,資源の食い尽くし...などという現象は起こらなくなると思っております。

  この様な考えで“スキー”を楽しんで行くには,道具の買い替えをできるだけ控えたり,環境を破壊しないで楽しめるフィールド作りなどを,私たちスキーヤーは心に留めておく必要があると思っています。もちろん,「全て新しいものは買っちゃダメ !!!」...ということではありません。適度に...必要最小限の物は揃えることも大事ですし,環境に負担を掛け過ぎない程度でのスキー場開発なども必要だと思います。“
少欲知足的スキー”のススメ...と云っていいかもしれません。(^ー^)

  加えて,“TOK”が最近思っていることがあるのです。それは,2008年6月3日の日記...「極めた後の中庸」に書いたことを踏襲した“スキー”...この楽しみ方を味わって欲しい...ということです。日記を読み進む前に先ず「極めた後の中庸」をご一読下さい。
  そこの最後の方に『...極端を知ることは凄く大事 !!!...だけどその極端で極めた経験を忘れないようにしながら,極端でない用具を使って滑ることの面白さも味わうべき...。極端を知り,それを極めた最高の用具とは違うスキーブーツやスキー板を使ってみると,そこにはまたその用具独特の“深い味”が隠されていることに気付くのです。でも,これはあくまで“極めた”からこそ経験できる世界です...』と書きました。

  ここで云う“極端”は,「その時のシチュエーションに最も適した用具を使った滑り...」と置き換えることも,また「 Whistler Blackcomb に行き,長距離をノンストップで滑ること...」と言い換えることもできます。つまり「最適環境」に身を置き,最高の条件でスキーをする...ということです。

  もちろん,いつもこの様な「最適環境」で“スキー”ができたら最高 !!!...かもしれません。しかし,いつもいつもこの様な状況に身を置いていたらどうでしょう ???。本当に楽しい !!!....という状態が続くでしょうか?。私は違う気がします。時に“嵐”があったり,“曇り”があるからこそ“晴れ”のありがたみや貴重さが分る...と思うからです。このことについては5/9の日記に書きました。

  では,“中庸”を楽しむ...とは具体的にどういうことなのでしょうか?。このことについて書こうとして今日も長くなってしまいました。この続きはまた明日...ということで,ヨ・ロ・シ・ク・...(^ ^)

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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  ☆ May 14  2009  Thursday  晴れ (白馬)            
  今日は風が少し強いですが....「晴れ」の白馬です。気温は12℃...で少し肌寒いです。北日本の上空に強い寒気が流れ込んでいるらしいですネ??。で...北海道では「雪」が降る所も...。皆さん...季節はずれの風邪など召しませんように !!! でもこの晴天...白馬では明日一杯続くようです。日光浴でもしようかな?!?! ハッハハハ...(^ー^)
 
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 【今日のポイント】

  
 
“フィーリングスキーヤー”は良い用具や環境に恵まれれば“最高の滑り”ができる。しかし,並みの用具や恵まれない環境でも“それなりの滑り”ができ,それによって自分自身を磨くことができる。
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  さて今日は昨日の続きで,“中庸”を楽しむ...とは具体的にどういうことなのか?についてです。


  このことを解り易く説明するために,右の「明度表」を使ってお話ししたいと思います。
  例えば,「K2のバーニーイン」を使ったら...「気ッ持ちイイ !!!...これこそが最高 !!!」という感じが味わえたとします。メチャ気分がイイので,その状態を「明度100」の状態ということにします。そして,「A社のBというモデルで滑ったら最悪 !!!。二度と履きたくない !!!」...という状態を「明度0」とします。

  普段私たちはめったに「明度100」も,「明度0」も経験できませんが,条件がピタッと合えば「明度100」に近いフィーリングを楽しむことができます。そして多くの場合その「明度100」状態に近づけるべく,スキー道具にお金を掛けたり,外国のスキー場に出掛けたりすることになります。

  この「明度100」を求める姿勢が必ずしも悪い...というのではありませんが,これを求め過ぎ,「明度100」の幸せ気分は全て“外的要因”によってもたらされる !!!....という風になって行くのが怖いのです。この様な姿勢は
“他の物の存在によって作られている幸せ”...だといえます。ですから,もし一旦その“外的要因”が自分の周りから姿を消してしまうと...「明度0」の奈落につき落とされた感じになってしまうのです。

  この様に“外的要因”に左右されていると,心から落ち着いて“スキー”を楽しむことなどできません。いつもどことなくフラストレーションに駆られた状態で居ることが多いのです。でもこの状況は,自分自らが作り出している状況なのです。ほとんどの方は過去に「明度100」に近いフィーリングで“スキー”を楽しんだ経験がある筈です。ですから,その快感はその快感として,自分の“滑走フィーリング”の中にストックされております。あとはその「明度100」という経験をどう活かすか?...ということだけなのです。

  そのコツは...「明度100」でない明るさの味...これを味わい,その微妙な違いを知ることです。絶対値としての最高値「100」を求めるのではなく,「90」,「80」,「40」...それぞれの値が持つ独特の明るさの妙に気付くことなのです。いつもいつも「明度100」の快感を求めるのではなく,時には「明度60」程度の快感とはどの様なものなんだろう ???...という気持ちになることです。そしてその時に“感じる心”...つまり“feel in”が大事になるのです。

  スキー用具でいえば,「明度60」のスキー道具で滑ることにより,「明度100」の用具とはまた違った,それなりのオモシロさを感じ取ることができるようになります。この様な気持ちで滑っていると,必ずしも
道具やシチュエーションに恵まれなくとも,それなりの状況をそれなりの状況として,在るがままに楽しむことができるようになります。そしてどことなく,「心に余裕を持ったスキーをしている自分」に気付くのです !!!。“モノによって作られた幸せ”ではなく,“モノから感じ取らせていただく幸せ”...を感じている自分が居るのです。 !(*^^)v

  冗談ではなく,
“感じ取らせていただく幸せ”...という気持ちになりますから。,
“感謝”の念が沸き起こってさえくるのです。これは実に素ッ晴らしい !!!...ことだと思います。スキー用具やスキーフィールドに“ありがとう!!!”...と言いたくなる気分になります。「明度100」ばかり求めていたのではこうはいきません。「90」,「80」,「40」...それぞれが作り出してくれる“イロイロ”が,深い味わいをもたらしてくれたのです。

  さらに凄いことは...「30」,「50」...「70」の条件で滑ることによって,スキーヤーとしての
“感性”がどんどん磨かれて行くことに気付くことになることです。滑る毎に「違いが判るスキーヤー」になって行くのですから,1シーズンもこの“中庸”意識で滑って居れば“感性”が毎回々々磨かれ,“感受性”が豊かにならないはずが無いのです。このことこそが「明度100」の極端ではなく“中庸”を知ることが大事な所以とも云えます。

  用具も環境も最高のモノ...これだけが全てではない,ということがご理解いただけたと思います。どの様な用具や環境でも,与えられた環境を与えられた状態で楽しむ心...これさえ失わなければ,多くのことが学べるだけでなく,“感謝”する心が芽生え,自分自身の“感性”を磨くことさえ可能だ !!!....ということです。在るがまま...という心境も理解でき,“少欲知足”ということの意味も理解できるようになるでしょう。“スキー”を通してまさに人間としての自分を磨いている...そう言うこともできると思います。

  これこそが,“スキー”における「弘法筆を選ばず」...
『“フィーリングスキーヤー”は良い用具や環境に恵まれれば“最高の滑り”ができる。しかし,並みの用具や恵まれない環境でも“それなりの滑り”ができ,それによって自分自身を磨くことができる』...ということなのだと思います。

  “フィーリングスキー”の先には「弘法様の心」が待っている !!!....ということですネ !!!。素ッ晴らしい !!!

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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  ☆ May 15  2009  Friday  晴れ (白馬)            
  今日も....「晴れ」の白馬です。
  風は止みましたが,気温はまだ少し低目...で少し肌寒いです。
  平地の草花は,その「緑色」...勢いが増し,春爛漫です !!! (^ ^)(^I^)

 
       -------------☆★☆-----------
 【今日のポイント】

   
“スキー”は単なるスポーツとしての“スキー”ではなく,そこには人生の生き方,「私たちがこの世に命を与えられたその訳は ???」...という様なことにまで波及する,壮大なプランが観えてくる。
            ******************************        
  今日の「教師日記」は,この5/30に行なわれる「第4回FSSシンポジウム」のご案内です。
  No.4 FSSシンポジウム開催 のお知らせにアップさせていただきましたが,シンポジウム...という言葉を,ここで初めて目にし,(*_*)ビックリされている方も居られると思いますので,今日は“シンポジウム”についての本音というか,実はこんなことを思って開催するんだよ !!!....ということをお知らせしたいと思います。

  シンポジウム..何かいかめしい感じがすると思います。辞書によると...【シンポジウム:一つの問題について、二人以上の講演者が異なった面から意見を述べ、かつ聴衆や司会者の質問に答える形式の討論会】...とあります。それよりは“フォーラム”の方が良いと思いますが,過去三回このシンポジウムという名前で行なって来ていますので,今回もこれを踏襲させていただきます。(-_-;)

  さて,このシンポジウム...第一回目は...5/14-15.2006 に25名の方のご参加を得て,「湯沢,みつまた」で開催されました。
  この時は“Ika”さんと“Tom”さんに幹事を務めていただき,二日間スキー滑走をしながらの初めてのシンポジウムでした。5/14の夜...「“フィーリングスキー”のいろいろな滑走フィーリング」について語り合いました。
  今読み返してみると,この時に“水面フラットイメージ”が,その“はしり”として語られたようですネ !!!。そしてこの年の冬12月に“水面フラットイメージ”が多くの皆さんに伝えられる様になりました。
  またフロントスポイラーについても,この時多くの参加者皆さんで試したようです。

  第二回は...6/2-3 2007 「八方尾根」で開催されました。
  この時の参加者数は「33名」...。予想を大きく上回る方々が参加してくれました。皆さんとお話しする会場も「リゾートイン静観」では手狭なため,急遽「八方尾文化会館」を借りてのシンポジウムとなりました。その為か,どことなくどこかの学会主催の本格的シンポジウム...みたいな雰囲気になりました。(*^^)v
  その詳しい模様は...第二回①第二回②第二回③第二回④第二回⑤...でご覧下さい。皆さんの発表内容などをアップしてあります。(^ ^)(^I^) この年の話題となった“フィーリングスキーイメージ”などはこちらでご覧下さい。 

  第三回は昨年...5/5-6 2008 “Hakuba 47”と“リゾートイン静観”で開催されました。
 
  昨年はせっかくのシンポジウム...できたら雪がある内に...というご意見があり,五月連休に行なおう...ということになりました。ですが降雪に恵まれ“TOK”のキャンプが5/5まであったため,5日夜が語り合い,6日が一緒に滑ろうという「オフ会」形式のシンポジウムになりました。
  この時はカナダでブレークした“チャクライメージターン”が主流で,「腰落ちスタイルOK !!!」...というように,“フィーリングスキー”も大きく様変わりしたナァー...という印象を持ちました。

  さて今年,第四回のいシンポジウム...これはどの様展開になるのでしょうか?
  今シーズンは“知応ターン”,“feather turn”,“新・呼吸法ターン”,“inspire”イメージ...などが出現しましたが,教師生活を40年近くやらせていただいた中で思うことは,「“フィーリングスキー”も佳境に近づいたかもしれない...」ということです。
  “身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”をマッチングさせることを突き詰めて行くと,三つの要素それぞれのエネルギーをどう生かし,どう影響し合って,どの様な高みに上昇して行くか?!?!...ということに行き当たるのです。そして
“スキー”は単なるスポーツとしての“スキー”ではなく,そこには人生の生き方,「私たちがこの世に命を与えられたその訳は ???」...という様なことにまで波及する,壮大なプランが観えてくる様な気さえするのです。
  今回のシンポジウムで,その様なことにまで踏み込んでお話ができたら嬉しい !!!....本気でそう思っております。

  皆さんのご参加...心よりお待ちいたしております。お申し込みは...No.4 シンポジウム要項からどうぞ !!!

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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 5/16以降はこちらへ...2009年5月 No2 

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【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたくさん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。


スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
 【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。
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