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        ******************************           
       
 ☆ Nov.16  2007 Friday 曇り (白馬)                                                                     
                                                                             
       今日は少し重めの雲が掛かっていて「曇り」の白馬です。 
         平地の気温は5℃前後で,暖房が要ります。11月も中旬だから当たり前と言えば当たり前...。天気予報によると,今日午後から晴れ間が出て,明日一杯はイイ天気になりそうです。(^                                 
          ^)(^I^) 
        ...ということで今日も,素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!                                 
           -------------☆★☆----------- 
        “Online                                      
      Lesson '08-No,4”...今日はその六回目“オッキー”instructorと,七回目“Taketake”さんです。 
        先ずは“オッキー”君から...。
   
      
        
          | 
             “Online                                                                                         
            Lesson”... '08  No.4-6 
            * “Uchi”さんの大回り Before映像 
            * “Uchi”さんの大回り After 映像                
             
           | 
         
        
            No.4-6 “オッキー”instructorからのコメント   ...(11/10 22:38                                     
            受信) 
             
              オッキーです。オンラインレッスンNo4への感想です。 
             
              OK                                  
            !!! じゃ早速拝見しましょう。今回もオモシロオカシイかな? (^                                  
            ^)(^I^)                                   
            【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “オッキー”instructorのコメント  | 
          
             “オッキー”君のコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
          
            
             
             ①:“Uchi”さんの滑りを見た,あなたの第一印象は? 
              ⇒  まず、とても気持ち良さそうに滑っているなぁ〜 という印象です。 
             雪面との圧のやり取りも柔らかく行われており優雅な滑りだと思います。 
             
             ②:“Uchi”さんは滑っていてどんなことを思われていたでしょう?推量してください。 
              ⇒ シニアの方と紹介があったのですが、Uchiさんがどの程度の筋力や身体能力を持っているかによって変わってくると思います。筋力等に自信がない方であれば、満足できる滑りだと思いますし自信がない方であれば、もう少し雪面との圧のやり取りを楽しみたいと思うのではないでしょうか? 
             
             
             ③:「どういう風に滑りたい」...という希望を持ってレッスンを受けられたと思いますか? 
              ⇒ ここから、更に希望をもってとなると上記②であげたように、雪面との圧のやり取りをコントロールできるような滑り、たとえば、ビフォア映像のように楽に小回りを行える等
             
             
             
             ④:③の意向を汲んだあなたは,どのようにアドバイスしてあげますか?                                          
      そしてその結果,どのような滑りに変身されたでしょうか? 
              ⇒ 私がアドバイスするのであれば、現在のターン後半の気持ちの良い部分を生かしてターン前半の雪面とのやり取りをもう少し感じられるような滑りを紹介したいと思います。 
             具体的にはターンをCの字で意識するのではなくSの字や斜めの直滑降を意識してもらい、引くターンをゆっくり行うことで気がついたらターン前半が出来ちゃったというのが理想です。 
             で、私の理想どおりに事が進めば今よりももう少しターン弧を自在にコントロールできるようになるのでは...。(特に小回り側に効くと思います)
             
             
             
             
             
             ⑤:“Uchi”さんに贈る言葉が何かありますか?あったらその言葉は? 
              ⇒ シニアと紹介があったのでどの程度の年齢の方かは分かりませんが、不摂生な生活を送っているオッキーとしてはシニアになってもこのような滑りが出来る(さらに、ここからアフターがある!)Uchiさんに,「素晴らしい                                  
            !!!」...の言葉を贈りたいと思います。 
             
             
             
             
             ⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は? 
              ⇒ 今回は、今までのナンバー1〜3と違い「シニアの方」...と紹介があったので、スキーヤーの身体能力によってコメントは全然違ったものになると思います。 
             そのような意味で今回もとても難しかったです。ただ、本当にお元気な方だとあまりにシニア扱いすることで怒られそうですが… 
             だって、TOK先生でも年齢的には十分シニアですものね!(このコメントも怒られそうですが…) 
             
              以上です。 
              今回も良い勉強の機会ありがとうござました。
             
             
             | 
           
             ①:「気持ち良さそう」,「優雅な滑り」...という印象は,ガツガツしてない...ということですネ? スピードを出そうとか,切って滑ろうとか,うまく見せて滑ろう...というような雑念が無いと,滑りの質は抜きにして,「伸びやかに観える」...のは確かです。(^ー^) 
             
             ②:推量してください...という設問,我ながらイイことを尋ねたナァー...と思っています。ハッハハハ...(^ー^)。...と言うのは,「あの人はこういう風に滑っているけれど,その理由,あるいは原因はどこにあるんだろう?」...ということを考えてもらうには,そのスキーヤーの体力的なパワーの度合い,レッスン履歴にまで想いが行かないと,「指導」...という意味では不十分だからです。ここに想いが行かないと,教師の独断的なレッスンで終わってしまいがちなのです。...^^ 
             
             ③:「楽に小回りを行える」...これはひとつの希望だとは思いますが,それとは別の大きな目標というか,これまでの“スキー”に対するなんかモヤモヤしたもの...これを払拭したい                                  
            !!!...というご希望があっての受講だったと思います。「もっと気持ち良く...」という様な...。 
             “Uchi”さん,本当はどうだったのでしょう? 
             
             ④:「ターン前半の雪面とのやり取りをもう少し」...ということですが,そのためにはターン後半が大切になります。私には,「“Uchi”さんはターン後半に“ストレス”を大分感じられている」...と思えてなりません。「果たしてこれでイイのかしらん...」という風に...。これまで受けられたレッスンでも,ターン後半,山回りでスキーの動きを止め,エネルギーを一杯貯めて,それを一気に放す様な滑り方,つまり「C字ターン」しか教わっていなかった様に思います。 
              私はパワーが無い人ほど“オッキー”君が言うように,「雪面との圧のやり取りをコントロールできるような滑り」が必要だと思っています。Beforeの滑りは,ターン後半に突っ張ってるだけに,筋肉に負担が掛かり,疲れる滑りになっています。 
              これを疲れの少ないターンに変えて行くには,先ず斜面移動によるスキッディングターンの修得が先決だと思います。(*^^)v 
             
             ⑤:お歳を召されても,身体のパワーの衰えを感じる様になっても,“スキー”の持つ面白さは減衰していきません。むしろ,歳を重ねるに従っていろいろな“経験”が増え,雪や自然との会話も弾む様になります。 
             このことをこの夏,New Zealand                                  
            でつくづく経験させられました。多くのシニアの方々が,それなりの技術で,雪の大自然をゆっくりじっくり楽しんで居られたのです。必ずしも若人のような,パワフルな滑りだけが“スキー”では無いのです。(^                                  
            ^)(^I^)
             
             
             ⑥:パワー溢れる人にレッスンをする時と,シニアの方や女性の方にレッスンする時とでは,その求めるテクニックや,運動強度などもおのずと違わないといけません。今回はあえてそういう意味で“Uchi”さんの滑りを紹介させていただきました。 
             今回“オッキー”君も,そのようなことを考える良い機会に恵まれた...ということです。良かったですネ                                  
            !!!。 
             アレレ...?!?!?! 【TOK】ってシニアだっけ? 
             
             
             
              シーハイル !!! Schi heil !!!                                                      
             
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        今日の二番手は,“Taketake”さんです。
   
      
        
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             “Online                                                                                        
            Lesson”... '08  No.4-7 
            * “Uchi”さんの大回り Before映像 
            * “Uchi”さんの大回り After 映像                
             
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            No.4-7 “Taketake”さんからのコメント   ...(11/10 23:26                                    
            受信) 
             
              こんばんは。“Taketake”です。 
              この設問は、私がinstructorになったとしたら、この受講生にどんなレッスンをしますか?ということかな?実践的ですね!・・・とやや緊張しつつ。。。 
             
              “Taketake”さん, e-mail                                    
            ありがとうございます                                    
            !!! (^I^) 
              今回の設問...あえて皆さんの感性を問うもの,「あなたはどう思いますか?」...という,“感情的”なことをお聞きしたいと思いました。“Uchi”さんの滑りを皆さんが観て,どういう感情が沸きますか?...ということです。“考える”...が先に来てしまうと,良し悪しの判断になりがちです。そうではなく,情緒的にどう感じますか?...どんな気持ちがしますか?ということを思うと,技術の本当の意味...技術が何のために必要なのか?...ということが観えて来るのです。(^                                 
            ^)(^I^) では,拝見しましょう...。(*^^)v                                                            
            【TOK】         
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             “Taketake”さんのコメント  | 
          
             “Taketake”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
          
            
             
             ①:“Uchi”さんの滑りを見た,あなたの第一印象は? 
              ⇒  BGMのせいか、ゆったり滑っておられるように見えますが・・・。 
             大回り、ゆっくり過ぎてリズムがつかみづらいですね。ターンとターンのつなぎ目の斜滑降が、やや間延びした印象で、ジグザグしたシュプールになっています。 
             
             
             
             ②:“Uchi”さんは滑っていてどんなことを思われていたでしょう?推量してください。 
              ⇒ 気持ちいいな〜。そろそろ曲がろうか。気持ちいいな〜。そろそろ曲がろうか・・・。  
             
             
             
             
             
             ③:「どういう風に滑りたい」...という希望を持ってレッスンを受けられたと思いますか? 
              ⇒ いろいろな斜面を、楽に、長い時間、長い距離を滑りたい。 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             ④:③の意向を汲んだあなたは,どのようにアドバイスしてあげますか?                                         
      そしてその結果,どのような滑りに変身されたでしょうか? 
              ⇒ 雪面から圧をいただく、雪面に圧をお返しする、板が走る・・・というメリハリをつけることがいいかと思います。地球が近づいてくる〜。地球が遠ざかる〜。Key〜、A〜、サーチ、スプリングあるいはSound of Musicターンとか,愛のターン、いろいろ試してみて、気に入ったイメージを見つけてもらいます。                                  
             そのことによって、現在のターンしているときに集中して力を必要としている状態から、 ターン全体に力を分散することができるでしょう!                                 
             
             Afterでは躍動感があり、それでいて楽で気持ちよい滑りになられたと...!
             
             
             
             
             
             
             
             ⑤:“Uchi”さんに贈る言葉が何かありますか?あったらその言葉は? 
              ⇒ 上記の練習をしつつ、余裕があったらこんな練習はいかがでしょうか。 
             やや創造力が必要ですが、”究極”のターンとして”皮袋イメージ”もお薦めです。自分の身体は、皮膚という皮の袋のなかに、液体が入っていて、骨が浮かんでいる、と、イメージすると、あら不思議。余分な力が抜けて楽に滑ることができるのです・・・。 
             あるいは、”わかめ”のイメージは、どうでしょうか。海水にもまれながら、身体が左右に流されていきます・・・。 
             このようにすると、自分から力を加えようとする気持ちがなくなり、小さなギャップなど、するりと乗り越えることができます。。。 
             
             ⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は? 
              ⇒ 上記のようなこと、とても1日のレッスンではできませんね。【TOK】先生のキャンプが、基本的には3日以上なのも、わかる気がします。 
             ・・・とはいえ、ドリル練習は、結局は普段から自分でやるしかないんですけれど。。。  
             
             大まわり、中まわりは好きな滑り方なので、今回はコメントが楽でした〜!
             
             
             
             
             
             
             
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            ①:「ゆったり...」という印象は,“Uchi”さんのBefore...スピードをしっかりコントロールして滑っている,ということが伺えるからでしょうネ。“Taketake”さんが仰るように,この「ゆったり」が実は「リズムのつかみづらさ」をもたらしてしまうのです。 
             でも,ターンが一回毎に切れていて,リズムは取れていないけれど,それほどのせっぱ詰まった“気負い”は感じられず,これはこれで“優雅”と言えば優雅ですよネ                                 
            !!!。(*^^)v  
             
                                              
            ②:そうそう                                 
            !!!...Beforeでも“Taketake”さんが仰って居られるように,「気持ちいいな〜。そろそろ曲がろうか」...という雰囲気は伝わって来ます。ですから,整地斜面でスピードもそれほど出さずに滑るのなら,これでOK                                 
            !!!...ということだと思います。 
             ただ,一抹の不安と言うか,「これでいいんだろうか?」...という疑問は,“Uchi”さんの頭のどこかにあったのではないでしょうか? 
             
                                              
            ③:「いろいろな斜面を、楽に、長い時間、長い距離...」,そうなんです                                 
            !!!。これこそが,今まで身に付けられていた技術を見直し,違った観点で“スキー”をしてみたい                                 
            !!!...というお気持ちに結びついているわけです。...ということで,新たな向上意欲が頭をもたげ,“フィーリングスキー”の門を叩かれた...ということです。 
             こういう,レッスンを受けるに至った過程を探ることは,アドバイスをするうえで一番大事なことなのです。 
             Beforeでのフォームや運動だけを見て,今はこれが流行じゃない,カービングです                                 
            !!!...という風に,技術指導を短絡的に行なうことは厳に慎むべきことです。 
             
                                              
            ④:「雪面から圧をいただく、雪面に圧をお返しする」...これも大事ですが,その前に...スキッディングの基本に立ち返ることが大切だと思います。「圧をいただく、圧をお返しする」...というイメージは,スキッディングで「スキーのスィートスポットを意識し,雪面を移動して行けば,自分で力を入れなくてもスキーは回ってくれるんだよ                                 
            !!!」...ということが解ってからの方が良いと思います。ですから先ず“オレンジ・ターン”ではないでしょうか?。ターン後半にオレンジがつぶれるイメージ,そしてそのオレンジがバトンタッチイメージで膨らみ戻るイメージを持つことで,基本的な「S字ターン」はできるようになります。 
             そして,スピードが速くなり,コンタクト圧が強くなってきたら,“Taketake”さんが仰る様ないろいろなイメージを試されたらどうでしょうか?...^^ 
             “Uchi”さんのAfter映像......ご覧のようになられました                                 
            !!!。(*^^)v 
             
                                              
            ⑤:「皮袋イメージ」...これは私も昨シーズン何度か試させてもらいました。効果ありますヨ                                 
            !!!(^ ^)(^I^) 皆さんもお試しあれ... 
             「”わかめ”のイメージ」...これはやったことがないですが,「ゆらゆら...」というイメージが,良い結果をもたらすかもしれませんネ                                 
            !!!。今度試してみましょう。(^ ^)(^I^)                                 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
            ⑥:仰るように,あるイメージを持つことで,それまでとは違った感覚の,どちらかと言うと気持イイ滑りができるようになるのですが,ドリル練習を怠り,身に付く前に次のことに進んでしまうと,元の木阿弥...になってしまいがちです。ですから,あるひとつのイメージが「効く                                 
            !!!」...と思ったら,そのイメージでいろいろなシチュエーションを滑ってみることです。ある特定の条件だけでしか通用しないようであれば,それはある意味で“合理性”を欠いているイメージ,あるいは,自分には合わないイメージ...ということになります。 
             先ずは“幹”になる基本的イメージを大事にし,その後で自分なりの枝葉を付けて行けばいいと思います。 
             
              シーハイル !!! Schi heil !!!                                                     
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        ******************************           
       
 ☆ Nov.17  2007 Saturday 曇り (白馬)                                                                     
        今日はご覧の様な「モルゲンロート」でした。そして「快晴                             
          !!!」の白馬です。ところで油断したら,今朝,水道が凍っていました。(=_=;) 慌ててヒーターを入れ,なんとか回復...ひと安心です。(^                             
          ^) 
          さて,今日は大学のスキー部から交友のあった友人...「岩城忠雄」(元SIA教師・故人)の,思いでのスキー映画上映会が,愛知県の新城市でありますので,それに出掛けてきます。 
          ...ということで,明日のUploadは不規則に... 皆さんも,素敵な一日を !!!                                                                                                                                                                                                                
          I am sure you have a nice day !!!                               
             -------------☆★☆----------- 
                                                                                
       “Online                                       
      Lesson '08-No,4”...今日はその八回目“KEI”さんと,九回目“Nobo”さんです。 
          先ずは“KEI”さんから...。
   
      
        
          | 
             “Online                                                                                         
            Lesson”... '08  No.4-8 
            * “Uchi”さんの大回り Before映像 
            * “Uchi”さんの大回り After 映像                
             
           | 
         
        
            No.4-8 “KEI”さんからのコメント   ...(11/11 20:59                                     
            受信) 
             
              今回の課題は、②や③の設問をはじめ、モデルの方の滑り等々・・私にとって“いろんな意味で”難問です。 
             
              “KEI”さん,コメントありがとうございます                                
            !!! (^I^) 「難問」...ですか? (^ー^) どういう意味でナンモンなのか,じっくり拝見しましょう                                  
            !!! (^                                  
            ^)(^I^)                                     
            【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “KEI”さんのコメント  | 
          
             “KEI”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
          
            
            
             
             ①:“Uchi”さんの滑りを見た,あなたの第一印象は? 
              ⇒  サウンドを聴いて“感じよう”とされている様子が伺えること。深回りをイメージされた滑りのように思えます。 
             しかし、失礼を承知で書かせていただくと・・・腰の位置がターン内側へ入り過ぎることや、外向過多、拇指球寄りの荷重のため、雪面のとらえが甘くなり、深回りの意識があっても、斜滑降でターンをつないでいるように見えます。ターン中も・・・何となく・・・雪からのプレゼントを拒否しているかのように思えます。(スミマセン・・。) 
             
             ②:“Uchi”さんは滑っていてどんなことを思われていたでしょう?推量してください。 
              ⇒ これは難題ですねぇ・・・。「滑りに対する自分の意識と、そのギャップを推測しなさい」という意図だと思いますが、これを推測することは非常に難しいですね。;;^o^A 
             私には、「外足にうまく乗れているんだろうか?ターンのつなぎもスムースに行かないなあ〜・・・。」と思っておられるように感じます。 
             
             
             
             
             
             ③:「どういう風に滑りたい」...という希望を持ってレッスンを受けられたと思いますか? 
              ⇒ またまた失礼ながら、私には、“外向過多”と“腰はずれ”の滑りに思えます。これをご自身が自覚されておられたかどうか?で、滑り手が感じることも違ってき、求めることも違ってくると思うので推測は難しいのですが・・・もし、私なら「外足でしっかりと雪面をとらえ、ターン全般をスムースに行うにはどうすれば良いかを考えたい。」と、リクエストすると思います。 
             最初は、“切れ”がある“走る”ターンと言いたいところだったのですが、これはその次の段階ではないかと思い、このような推測になりました。 
             
             
             
             
             
             
             ④:③の意向を汲んだあなたは,どのようにアドバイスしてあげますか?                                          
      そしてその結果,どのような滑りに変身されたでしょうか? 
              ⇒ 想像する結果を先にイメージして、そのための私なりのアドバイスを書かせていただきます。アフターは、水面角付けイメージで、板の上から荷重できるようになり、つながりのあるスムースなターンになった。 
             (課題は前後して)ビフォアでは、外足にしっかり乗れず圧を貯めきれないため、足場がしっかりしていないように見えます。そのため、切り替えがスムースに行えていない場面が見受けられます。そこで、まずはサウンドを聴く(聞こえる)“方向”に気をつけましょう。 
             次に、(特に右ターンで)外スキーの上にしっかりと乗れるように“マジックハンドターン”を意識されるてはいかがでしょう。 
             さらに、“引くターン”を意識して、外スキーでもらう圧感覚を、ニュートラルでは「50対50」からターンマックス時の「100対0」まで、徐々に変化していくことを意識されることが大事ではないかと思います。それにプラスして、切り替えの局面では、次の外足(ターン後半の内足)の小指側に、一度乗ってみる意識があると、“木”になって滑るイメージをしやすいと思います。 
             もちろん、“もらうぅ〜♪・・・返すぅ〜♪」“意識も重要です。(チョット欲張りすぎでしょうか?) 
             
             
             
             
             ⑤:“Uchi”さんに贈る言葉が何かありますか?あったらその言葉は? 
              ⇒ 無意識に、自分の意識と違う動き(動作)をやっていることは、よくあることなのですが、意識と動きを同じものにできるまで、受けたアドバイスを徹底的に意識すること。これしかないように思うのですが!?!?(笑)
             
             
             ⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は? 
              ⇒ 数年前、ターンマックス時で左右のスキーの圧感覚を「100対0」で滑っていたつもりの私でしたが、TOK先生には「70対30」で終わっていると指摘され、さらに・・・“定宿の女将”にまでも、「ターンが中途半端で終わってるね。(笑)」と指摘され、二重のショックを受けた覚えがありました。(自爆) 
             いろいろと失礼なことばかり書いてスミマセン。お許しください。o(_ _)o                                
             
             
             | 
           
             ①:滑りの印象...ということで,“KEI”さんは,「サウンドを聴いて」,「深回りをイメージされた滑り」...を思われたのですね。ですが,このBefore映像はレッスン前のもので,この時は一切前出のイメージは,“Uchi”さんに無かった筈です。Webサイトで事前に読まれて居たとすれば...別ですが...。 
             イヤイヤ...“KEI”さん,「スミマセン」...と仰る必要はありません。特に第一印象は「観て感じたこと」...これを素直に表現していただくことが狙いですから...。モデルとして応募していただいた“Uchi”さんも,その方が嬉しい...そう思います。(^                                
            ^)(^I^) 
             
             ②:難題...でしたか?(^ー^) 
             今回のテーマ...もちろん“Uchi”さんにとって,これから“スキー”を楽しまれる上で,どういうことを考え取り組んだら,より一層味わい深いスキーができるんだろう?...といったことに対する「答え」を見出していただく...というのが目的ではあります。ただ,それだけではなく,“Uchi”さんの滑りを通して,“スキー”って何なんだろう?スキー技術をお教えすることの意味って何なんだろう...ということも同時に考えて欲しい...そう思ったのです。 
             ですから,「問いに対する正解」...という様なものは,実は無い...のです。(^ー^) 
             
             ③:結果として「外向過多」であり,「腰はずれ」...ということですよネ?。じゃ,なぜそうだとイケナイ...のでしょう?ヒョットすると“Uchi”さんは,これまでのレッスン経験などから,「外向もエッジングも大事ですヨ                                
            !!!」...と教わって来られたかもしれないのです。だからむしろこのことを極端に行うことの方が重要だと思われていたかも知れません。 
             レッスンで新しい滑走フィーリングを経験していただく,あるいは,より幅広いシチュエーションでも滑れるようになっていただく...。そのためにはこういう考え方もありますヨ...というのが「レッスン」をする際に取るべき基本的姿勢だと思います。 
             多分“Uchi”さんは,「切れ」や「走り」はあまり考えて居られなかったのではないか?...そう思います。それより「シニアであっても,シックリ来るスキーがしたい...」といようなことを漠然と思われていたのではないでしょうか? 
             
             ④:「こういう人にはこういうスキーをして欲しい                                
            !!!」,「自分がシニアになったらこういう滑りができたらイイナァー...」ということが,“KEI”さんの「想像する結果」だと思います。その結果とは...「水面角付けイメージで、板の上から荷重できるようになり、つながりのあるスムースなターンになる」...ということです。 
             それに向けて,具体的に,いろいろコメントいただきました。ありがとうございます                                
            !!! (^I^) 
             ここにコメントしていただいた事柄は全て“正解”だと思います。ただ,何度も言っていますが,スキッディング系の滑り...ビンディングはなぜスキー板の真ん中に無く,テール側に付いているのか?どうしてそういう前後差が設計上なされているのか?...という,最も基本となることを活かした滑りを身につけることが,「シックリ」したスキーをする上で,先ず大切なことだと思います。 
             実際の現場では,その後で,“KEI”さんがアドバイスしてくれたようなイメージのトレーニングをするのがいいと思います。すると,それぞれのイメージがどう“Uchi”さんに作用し,どういう効果が顕れ,またどういう効果が出なかったか?...ということを確認しながらレッスンを進めることができます。ですから,基本的なアドバイスはアドバイスとして,それ以外の微妙な言い回しや,別の新しいイメージも必要になって来ることもあります。 
             この時に生きるのが,どういう人生を送って来たか?...というinstructorのそれまでの人生の“経験度”とでも言うべきモノなのだと思います。 
             
             ⑤:「意識と動きを同じものにできるまで」...ウームッ...これは難しい                                
            !!!。マ,程度問題はあるにしても,「意識と運動」...これを極限まで近づけられたらプロになれるかもしれませんね...ハッハハハ...(^ー^)
             
             
             
             
             ⑥:そうか...そういうことがありましたか?...(=_=;) 「つもり」が「つもりになって無かった」...集中力ですかネ                                
            !!!。これを解決できるのは...。“今その瞬間”のことだけを考える...これが効くかもしれません...。 
             
             
             
             
              シーハイル !!! Schi heil !!!                                                      
             
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        今日の二番手は,“Nobo”さんです。
   
      
        
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             “Online                                                                                        
            Lesson”... '08  No.4-9 
            * “Uchi”さんの大回り Before映像 
            * “Uchi”さんの大回り After 映像                
             
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            No.4-9 “Nobo”さんからのコメント   ...(11/12 22:12                                    
            受信) 
             
              他人の滑りのコメントを書くというのは難しいと毎回思います・・・。あっこうだ!と思ってもそれを文章化するのは至難の業ですね。 
             
              “Nobo”さん, e-mail                                    
            ありがとうございます                                    
            !!! (^I^) 
              コメントを書く,文章化する...これも学びのひとつ...そう思えば,楽しい                                
            !!!楽しい !!! ワッハッハハハ...(^ー^)                                    
            【TOK】         
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             “Nobo”さんのコメント  | 
          
             “Nobo”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
          
            
            
             
             ①:“Uchi”さんの滑りを見た,あなたの第一印象は? 
              ⇒  検定の時に外傾向を意識して、カチコチになって滑った時の“自分の映像”に似ています。その時はとにかく丁寧に滑ろうと意識していたので、Uchiさんも同じように受身の感じで丁寧に滑られのではないでしょうか?
             
             
             ②:“Uchi”さんは滑っていてどんなことを思われていたでしょう?推量してください。 
              ⇒ スピードコントロールをして、丁寧に滑ろうとされているのでは?
             
             
             
             ③:「どういう風に滑りたい」...という希望を持ってレッスンを受けられたと思いますか? 
              ⇒ ハイスピードなカービングターンがしたい・・・なんて?! 
             
             ④:③の意向を汲んだあなたは,どのようにアドバイスしてあげますか?                                         
      そしてその結果,どのような滑りに変身されたでしょうか? 
              ⇒ スキーの切れや走りが出るようなアドバイスを出来れば良いのですが・・・。 
             After映像ではターン後半〜切替でのスキーの走りと切れが現れた。(・・ように思います。) 
             まず、全般的に“キャスター”を前に転がす感じで、エッジング中は水面意識?切替直前では“引く”かな?? 
             “Uchi”さんの滑りを自分に置き換えて考えるならば、キャスターを前に転がすような感じで 
            前半は滑ると思います。その上で、ターン後半で突っ張った感じを少なくして,少し引き気味にすることでスキーの走りを出して、その走りを次のターンにつなげるように切替え、雪面に返すようにすると思います。(今まで返す方向はあまり意識はしたことがなく感覚的だったのですが、Abeさんのお返事にもありましたので、コア方向に返すように意識を持つようにしてみたいと思います。)
             
             
             
             
             
             
             
             
             ⑤:“Uchi”さんに贈る言葉が何かありますか?あったらその言葉は? 
              ⇒ After映像では激変されたんでしょうねぇ!Uchiさんはシニアということですので、 
            FS的スキーを生涯スキーとして続けて行かれる事を希望します。 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             ⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は? 
              ⇒ とにかくAfter映像を見てみたい。
             
             
             
             
             
             
             
             
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            ①:出ました !!!...「丁寧」                                
            !!! (^ ^)(^I^)。                                
             「カチコチ」...そう観えましたか?(^ー^) 自分の姿を他人の滑りに重ね合わせてみると,その気持ちが良く判りますよネ                                
            !!!。 
             
             
             
             
                                              
            ②:「スピードコントロール」と「丁寧に滑る」...。皆さんのコメントを聞いているとこの両者は深い関係にありそうですネ                                
            !!!。「丁寧」とは,言葉の裏を返せば「ゆっくり滑る」...ということになるのでしょうか? 
             
                                              
            ③:「ハイスピードカービング...」そりゃ凄ッごい                                
            !!!。 
             でも,“Uchi”さんご自身に,この答え...ぜひお聞きしたいですネ                                
            !!!。(^ ^)(^I^)                                
             
                                              
            ④:私は基本的にシニアの方々には「ハイスピードカービング」は似合わない...と思っています。もちろんダメと言っているわけではありませんが,脚に相当なストレスが掛かるこの様な滑りは危険だと思っています。人にも依りますが...。その前に...やはり“スキッディングの基本”をじっくりやっていただくことが大切だと思います。スキッディングでも,その延長線上にはカービングが待っていますから,焦らず少しづつスキッディングを洗練させていく方法をお勧めします。 
             これがある程度できる様になって,“Nobo”さんが仰るような,「キャスター」⇒「水面」や「引く」...といったイメージの練習をすると,より効果があると思います。 
             実際にどういうトレーニングをしたか?...については,後で明らかにさせてもらいますが,結果的にAfter映像...のようになられました                                 
            !!!。(*^^)v  
             斜面移動が適切にできる様になって,スキーがたわみ続けはじめ,かかとを支点としたカービングターンが出てきました。カービングターンを目的としたわけではありませんが,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”...この三つがイイ具合に噛み合わさると,自然にこの様な滑りになるのです。活き活きとした落下の様子を見る度に,私が嬉しくさえなります。(^                                
            ^)(^I^) 
             
                                              
            ⑤:After映像...「激変」...でしょうか?...それとも「当然」というか,「必然」でしょうか? 
             “Uchi”さんのご希望もあり,今回 Online Lesson                               
            にモデルとしてご登場いただきました。そして,この様な変化があったことを皆さんにお伝えすることができました。 
             “Uchi”さんだけに限ったことではありませんが,“フィーリングスキー”の“                                
            feel in  
            ”というイメージ...これは年齢や性別に関係なく,皆さんが生まれながらにして持っている“潜在的能力”を確実に開花させてくれる,ということを実感しています。シニアや女性の方にとっての“スキー”...これを考える意味で,今回の“Uchi”さんの滑りは本当に勉強になったと思います。                               
             【TOK】...この歳になって,今更...という感がぬぐい切れませんが,“フィーリングスキー”を多くの皆さんにお伝えするのが私の使命...そう思っております。(*^^)v 
             
             
            ⑥:どうでしょう?観ていただいたご感想は?まだ以前のクセ...「外向を自分で作ってしまう」...という面が少し残っていますが,スキーの動きは確実に変わって来ました                                
            !!!。 
             皆さんのAfter映像をご覧になった感想...今回も聞かせていただければ嬉しいです。 ご感想は... 
            e-mail へ...。(*^^)v 
             
              シーハイル !!! Schi heil !!!                                                     
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        ******************************           
       
 ☆ Nov.19  2007 Monday 晴れ (白馬)                                                                      
        ご覧のように,白馬の里に「新雪」が積もりました                            
          !!! 
          平地で約5センチほどでしたが「白」なりました                           
          !!! 
          兎平で20センチほどだそうですので,まだ滑れませんが,ワクワクします                           
          !!! 
         明日,明後日と雪予報が出ていますので,これがどのくらい降ってくれるか?...ですネ                           
          !!!。(^ ^)(^I^)                          
           
          皆さんも,素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!                           
             -------------☆★☆----------- 
                                                                                 
       “Online                                        
      Lesson '08-No,4”...今日はその十回目“Abe”さんと,十一回目“Ika”さんです。 
          先ずは“Abe”さんから...。
   
      
        
          | 
             “Online                                                                                         
            Lesson”... '08  No.4-10 
            
            * “Uchi”さんの大回り Before映像 
            * “Uchi”さんの大回り After 映像                
             
           | 
         
        
            No.4-10 “Abe”さんからのコメント   ...(11/13 17:30                                     
            受信) 
             
              「“Online Lesson '08”-No,3」に取り上げていただきまして、ありがとうございました。                               
              皆さんからたくさんアドバイスいただき、いい経験をさせていただき、ありがとうございました。また自分の考え、体験談を文章にまとめることにより、今後のスキーライフに活かせるいい勉強にもなりました。未熟者ですが、自分自身の勉強のため、メールさせていただきました。 
              今後とも、よろしくお願いいたします。 
             
              “Abe”さん,前回はモデルとしてのご登場...そして,今回はコメンテーターとして...本当にありがとうございます                                
            !!! (^I^)  
              文章にする...“スキー”のことなのにそれをイメージ化し,文字にして整理する。この作業...想像以上の効果があります。日記を書く...という作業などもそれと同じで,文章にすることでご自分の生き方を見つめなおしているのでしょうネ                           
            !!!。(^ ^)(^I^)                                    
            【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “Abe”さんのコメント  | 
          
             “Abe”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
          
            
            
            
             
             ①:“Uchi”さんの滑りを見た,あなたの第一印象は? 
              ⇒  谷回りが小さく、山回り&斜滑降が長いように見受けられます。 
             
             
             
             
             
             ②:“Uchi”さんは滑っていてどんなことを思われていたでしょう?推量してください。 
              ⇒ 安全に滑ることを第一に考えられ、切り換えるタイミングを探しながら、山回り後半&斜滑降を行っているように見受けられます。
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             ③:「どういう風に滑りたい」...という希望を持ってレッスンを受けられたと思いますか? 
              ⇒ 丸いターン弧が描けるように希望されているのではないでしょうか。 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             ④:③の意向を汲んだあなたは,どのようにアドバイスしてあげますか?                                          
      そしてその結果,どのような滑りに変身されたでしょうか? 
              ⇒ まずコアに引かれる意識、水面意識、かかと支点にて、安心して斜面移動できること(落下できること、ズレに乗っていけこと)をアドバイスさせていただきます。 
              その後、キャスターターンをご提案します。山回りでしっかりキーキャスターに乗って「もうら〜・・♪」にてコア方向からの圧を受け入れ、切り換えでは3―4番キャスターに乗り込んでたまった圧を「返すぅ〜・・♪」にてコア方向にお返しすることで、ゆったりとした谷回りを楽しんでいただけるようアドバイスさせていただきます。                             
            (こちらは、皆さんからご指摘いただいた私の今シーズンのテーマになるのですが・・・) 
             結果として山回り→斜滑降の距離が短くなり、切り換えから谷回りがスムーズに行えるようになり、丸いターン弧を描けるようになったのではないでしょうか。 
             
             
             
             
             ⑤:“Uchi”さんに贈る言葉が何かありますか?あったらその言葉は? 
              ⇒ いつまでもご自分の趣味を続けられることは、羨ましいことです。私も、いつまでもスキーが楽しめればと思っております。そしてたくさんの皆さんと感動、喜び、楽しみを共有できればと思っています。
             
             
             ⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は? 
              ⇒ 自分の滑りを見直すのと違って、こちらはさらに考えさせられます。おそらくいい勉強になるのでしょうね。皆さんに、いろいろとアドバイスいただき、文章として考えをまとめることの有意義さを実感しましたので、今回未熟者ですが、メールさせていただきました。  
             
             
             
             
             
             | 
           
             ①:“Abe”さんも,“Uchi”さんの滑りを,技術的な側面から観察なさっています。これももちろん素晴らしいことです。ただ,気をつけなければならないのは,「ある基準の滑り方」がすでにお気持ちの中にあって,それと比較してアアだコウだ...という観方に陥ってしまうと,「枝を見て木を観ず」...ということになりかねませんので注意が必要ですネ。(^ー^) 
            
             
             ②:何度も言っていて恐縮ですが,大事なことなので...。(=_=;) 「他人のお気持ちになって滑りを探る」...これは,何もスキーに限ったことではありませんが,注目していることの幅を広げる意味で大切なことだと思います。 
             “Abe”さんが推量された,「安全に」,「切り換えるタイミングを探しながら」...ということは,どこからそのような言葉が出てきたのか?...ということを探るキッカケになるのです。「安全」...ということを前面に出すならば,「S字ターン」は必ずしも必要...ということではありませんヨ                           
            !!!...ということを,また「切り換えるタイミング」ということからは,「“切り替え”ってそもそも何なんだろう?」...ということを考える良いチャンスになるのです。 
             
             ③:これも②の設問と関係があるのですが,「安全」と「切り替えのタイミング」という二つのことを考えた結果として浮かび上がってきた結果として得られた答えのひとつなのだと思います。 
             「丸いターン弧」が描けるようになる...ということは,「横方向のバランスを崩す要因が少なくなること」なので「安全」に結びつきますし,また,急激にそのターン方向を変えないような切り替え方法...つまり圧変化を急激に行なわないでもできる角付けの切り替え方法に習熟した...ということになるからです。 
             
             ④:“Abe”さんが仰るように,先ずは「安心して斜面移動できること」だと思います。ただいきなり「水面」ではイメージができにくく,ショックが大きいでしょうから,先ずは“オレンジ・ターン”で,土踏まず真ん中支点のスキッディングターンから始められるのがイイと思います。 
             コメントを寄稿頂いているみなさんは,私のレッスンを受けられた方が多く,その中でご自分が印象に残ったこと,役に立ったイメージを主に述べられて居られます。今回の“Uchi”さんに対するアドバイス...という視点からは,先ず「スキー用具の基本設計を生かした滑り」...これを先にした方がイイと思います。そうすれば,「斜面移動によるスキッディングターン」,そして「たわみを生かしたターン」ができる様になりますから,その後に,「キャスター」⇒「コア」⇒「水面」⇒「かかと支点」...と続けられてはいかがでしょうか? 
             そうすれば,「斜滑降の距離が短く」なり⇒「切り換えから谷回りがスムーズに」なって⇒「丸いターン弧を描ける」様になると思います。 
             実際の“Uchi”さんのAfter映像から,このことが伺えますネ                           
            !!!。(^ ^)(^I^)                           
             
             ⑤:「感動、喜び、楽しみ」...これを年齢に関係なく,生きている限り続け行けられるということは,なんと素晴らしいことでしょうか                           
            !!! “スキー”に限らず,いろいろな趣味の中でも感じられることだとは思いますが,私たちは“スキー”を通して,このことをご一緒に「共有」したいと思います。(^                           
            ^)(^I^) 
             
             ⑥:この                           
            Online Lesson を通して,「文章として考えをまとめる」作業をされ,この作業が「有意義」だったと仰って頂きました。ありがとうございます                           
            !!!(^I^) 
             ...と言うことは,私が当初目指した On Line Ski                           
            School                           
            の目的が果たされている...ということでもあり,嬉しい限りです。(^                           
            ^)(^I^) 
             
             
              シーハイル !!! Schi heil !!!                                                      
             
             | 
         
       
      
       
        今日の二番手は,“Ika”instructorです。
      
   
      
        
          | 
             “Online                                                                                      
            Lesson”... '08  No.4-11 
            * “Uchi”さんの大回り Before映像 
            * “Uchi”さんの大回り After 映像                
             
           | 
         
        
            No.4-11 “Ika”instructorからのコメント   ...(11/13  
            18:22       
            受信)                            
             
              こんにちは “Ika”です。 
              コメントして来いと、おいでおいでされているようで、出てきました。でも、ほとんどTOK先生が書かれていること、皆さんがコメントしていることと同じなので、しづらいんですよねぇ。 
             
             
              ハッハハハ...(^ー^) 「おいで,おいで                           
            !!!」...ですか? そうですヨ                           
            !!! FSSのinstructorの皆さんも,こういう機会を捉えて,「スキーのいろいろを皆さんにお伝えする」...ということの意味を考えて欲しいと思います。(^                           
            ^)(^I^)  では拝見しましょう。                                
            【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “Ika”instructorのコメント  | 
          
             “Ika”instructorのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
          
            
            
             
             ①:“Uchi”さんの滑りを見た,あなたの第一印象は? 
              ⇒  長くスキーをされている方だろうなぁ、スキーが好きで滑りなれているなぁ...。 
             これでも、十分にスキーを楽しまれているでしょうが、もっと楽しめる。もっと楽しく楽に、滑走速度を上げて(無理に上げるのではなく)、躍動感、喜びを感じながら、なおかつ安全に滑ることができます。 
             
             
             
             
             
             ②:“Uchi”さんは滑っていてどんなことを思われていたでしょう?推量してください。 
              ⇒ 一ターン一ターンを丁寧に、きれいに安全に滑ろうと思われていたと推測します。 
             アイスバーンぎみだったでしょうか?外向やずらす事(止めようとするずらし)も意識していたのでしょうか。
             
             
             
             
             ③:「どういう風に滑りたい」...という希望を持ってレッスンを受けられたと思いますか? 
              ⇒ 楽に滑りたい。スキーをもっと楽しみたい。スキーを今後も長く楽しみたい。その上で、滑走速度も上がり、いろんな所を滑りたい、うまくなりたい。・・・・シニアは貪欲です。 
             
             
             
             ④:③の意向を汲んだあなたは,どのようにアドバイスしてあげますか?                                       
      そしてその結果,どのような滑りに変身されたでしょうか? 
              ⇒ そのためには let ski を身に付けることです。重力を味方にして、コア方向に引かれながら外スキーの水面に乗ることをを意識して、斜面移動を心がけます。スキーを止めてはいけません。スキーとともに落下します。                           
             谷スキーの水面が上昇してきて次の外スキーの水面にバトンタッチさせるイメージでクロッシングします。 
             その結果は、滑走速度が上がり(無理に上げなくても)、躍動感が出てきます。谷回りができてきて丸いシュプールになってきます。 
             ターンのつなぎで苦しそうに伸び上がらなくても、次のターンに入って行けるようになり、ターンのつながりがよくなります。 
             より、スキーを楽しんでいる、そんな滑りになってくると思います。もちろん、本人が楽しさを満喫できる滑りになります。
             
             
             ⑤:“Uchi”さんに贈る言葉が何かありますか?あったらその言葉は? 
              ⇒ FSに出会うことによって、スキーをより長くより楽しめるようになります。生涯スキーを目指してください。 
             この日は、平日だったんでしょうか?ゲレンデはすいていて、雪の白さとバックの空の青さがすばらしい日でしたね。そんな日にTOK先生のレッスンを受けて、どんな滑りに変わったでしょうか?afterが楽しみです。
             
             
             
             
             
             
             
             ⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は? 
              ⇒ シニア、女性には、スキー店で勧めてくれる、それ用のスキー、靴という物があると思います。それで、いいでしょうか? 
             同じ体重の人が、同じ落差をとれば、そこから得られるエネルギーは、性別、年齢、技術差を問わず同じです。どうもうまくいかないと思ったら、自分ではなく、道具を疑ってみる事も必要です。
             
             
             
             
             
             
             | 
           
                                            
            ①:「対象となる方のこれまでのスキーの歴史」...これに想いが馳せられれば,“Ika”instructorの様な分析が先に出てきますネ                           
            !!!。instructorスキーのいろいろをアドバイスする立場の者として素晴らしいことです                           
            !!! (*^^)v 
             特に「楽しく楽に、快適速度で、躍動感、喜びを感じながら、安全に...」といった,“main                           
            thing=主”...このことを忘れないことです                           
            !!!。すると,ともすれば「技術指導」だけで終わってしまうアドバイスとは違った,素晴らしいレッスンが可能になるでしょう。技術はあくまでも“従”です。“主”をいつも心に留めておくことです。
             
             
                                            
            ②:「一ターン一ターンを丁寧に」...これは特に対象が「シニア」の方や「女性」の方の場合は大事な要素です。“Uchi”さんのお人柄が顕れている滑りと言ってイイと思います。先ず意識されたのは,「丁寧に安全に...」ということでしたでしょうね。結果として,スピードを制御しようという気持ちが強くなり,外向過多,リズムの欠落...という滑り方が出てきたと思います。 
             
                                            
            ③:ハッハハハ...(^ー^) 「シニアは貪欲」...そりゃ,若い人に比べれば平均余命は少ないですから,残りの時間というか,生きているこの瞬間々々を有意義に,こころ置きなく過ごしたい...とは思います。“Uchi”さんもそうですよネ                           
            !!!。(^ ^)(^I^)                           
             ヒョットすると...“Ika”instructor...ご自分もシニアに近いと?思われてるのですか?まだまだですヨ                           
            !!! (*^^)v 
             
                                            
            ④:「 let ski                           
            を身に付ける」...これは大事なことだと思います。“フィーリングスキー”にはいろいろなイメージがありますが,これをどうレベル毎に使い分けてレッスンするか?ということが重要です。いきなり“Let                           
            Ski”の奥義をイメージしてもらおう...といってもそれはかなり抵抗があり,すんなり受け入れられないでしょう。 
             その際にその答えとなる考え方を導き出してくれるのが“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”をマッチングさせて滑る...という考え方です。私の経験では,やはりその核となるイメージ...それは“オレンジ・ターン”です。これは実際のオレンジがイメージしやすいですし,ポケットに忍ばせておいてレッスンの最中に触ってもらい,その感触を試してもらうこともできます。今年の夏のニュージーランドでも,実際のオレンジ...何十個使ったでしょうか?(^ー^) 
              
             
             
                                            
            ⑤:After映像ですか?After映像...ご覧になってどうでしょう?「楽しんでいる」ように観えますか?「活き活きしている」ように観えますか?「快適速度」ですか?「安全で喜びを感じている」ようですか?「躍動感」がありますか                               
            !!!。(*^^)vどうでしょう? 
             “Ika”instructorが言っているように,【TOK】の40年近い指導経験を振り返っても,この“フィーリングスキー”...手前ミソでもなんでもなく,本当に効果ある!!!...そう断言できます                           
            !!!。この夏,日本だけでなくニュージーランドでもその効果を試すことができました。スキー技術で悩んでいる方...その方々にスキーの面白さ...これをお伝えし,悩みを解消して差し上げたい...心からそう思っています。 
             
             
            ⑥:そう言えば,昔習いました...。位置エネルギー“E”は E=mgh (m=物体の質量,g=重力加速度,h=高さ)ということを...。 
             だから,このエネルギーは「性別、年齢、技術差」には関係が無い...ということです。あとはこの位置エネルギーを使ったときにそのエネルギーをスキー用具や身体がどう受け止めるか?ということですから,スキー用具...“Ika”instructorが言うように大事になります。そして,もちろん,身体の潜在的能力を開花させることも...。(^                           
            ^)(^I^) 
             
             
              シーハイル !!! Schi heil !!!                                                   
             | 
         
       
          
          今日は「“Online                           
      Lesson '08”-No,5」の映像をご紹介いたします。                   
        今シーズンの五番目のご登場は...“Naka”さんで種目は,「小回り」(782KB)です。 
          ...と書いて,いつもなら,「次の視点,あるいはポイントから...云々」というところですが,今回は                          
        !!!...... 何も申しません。皆さんにご覧いただいて,思われたことを何でも!!!...ということにしたいと思います。...^^(^                                               
      ^)(^I^)  でjは,ヨ・ロ・シ・ク・... !!!                          
          コメントの送り先は⇒ e-mail                                                        
         今回の締め切りは11/22ということでお願いいたします。 
        
   
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        ******************************           
       
 
        ☆ Nov.20  2007 Tuesday 晴れ (白馬)
                                                                             
        今日も「晴れ」の白馬です。(^                       
          ^)(^I^) 
          天然雪でOpen...のスキー場も出始めたようです。皆さんの初滑りはどちらですか? 
          さて,【TOK】は23日から,“ASAMA2000”入りし,24日から今シーズンのレッスンが始まります。 
          皆さんにとっても,本当に良いシーズンになりますよう祈念申し上げます。(^                       
          ^)(^I^) 
           
          皆さんも,素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!                        
             -------------☆★☆----------- 
           “Online                                          
      Lesson '08-No,4”...今日は皆さんからのコメントの最終日で,その十二回目“KAZ”さんと,十三回目“K”instructorです。 
          先ずは“KAZ”さんから...。
   
      
        
          | 
             “Online                                                                                         
            Lesson”... '08  No.4-11 
            
            * “Uchi”さんの大回り Before映像 
            * “Uchi”さんの大回り After 映像                
             
           | 
         
        
            No.4-11 “KAZ”さんからのコメント   ...(11/13 23:16                                     
            受信) 
             
              こんにちはKAZです。 
              今回はシニアの方ということで自分自身では体験していないのでよいイメージが湧かせることができるか不安ですが自分に挑戦する気持ちでコメントさせていただきます。 
             
              “KAZ”さん,今回もコメント...ありがとうございました。シニアの方や,女性の方のスキーを考えることは,ある意味で“スキー”の本質を考えることになる。私はそう思っています。そこからスキー技術のイロイロが観えて来るのです。(^                         
            ^)(^I^)                                     
            【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “KAZ”さんのコメント  | 
          
             “KAZ”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
          
            
            
             
             ①:“Uchi”さんの滑りを見た,あなたの第一印象は? 
              ⇒ 昔からスキーをしている方だという印象を受けました。 
             
             
             
             ②:“Uchi”さんは滑っていてどんなことを思われていたでしょう?推量してください。 
              ⇒ 頭ではわかっていて体も動いているけど思うようなターン弧ができない。と思われているかと推量します。
             
             
             ③:「どういう風に滑りたい」...という希望を持ってレッスンを受けられたと思いますか? 
              ⇒ 優雅な滑りをしたいという希望をもってレッスンを受けられたと思います。
             
             
             ④:③の意向を汲んだあなたは,どのようにアドバイスしてあげますか?                                          
      そしてその結果,どのような滑りに変身されたでしょうか? 
              ⇒ 外向傾がやや強いのでターン後半にブレーキ要素が出て、スピードの減速とターン弧の崩れを生じていると思います。おそらく目線を谷側へという意識があるのかもしれません。スキーの進行方向へ目線を向ければ適度な外向でターン後半も丸くなって優雅な滑りになったと思います。ゴーカートを運転する気持ちで前を見てはいかがでしょうか? 
             
             
             ⑤:“Uchi”さんに贈る言葉が何かありますか?あったらその言葉は? 
              ⇒ 私は外向傾は古い技術ではなく、スキーに不可欠な技術だと思っています。トップコントロール的な滑りで安定するには雪質や斜度が限定されます。しかし外向傾の滑りではあらゆる斜面での滑りが楽しめます。今お持ちの技術を磨くだけでさらに楽しさが増します。
             
             
             
             
             
             
             ⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は? 
              ⇒ 老若男女すべての人が楽しめるスキー技術や環境が整備されてほしいものです。  
             
             
             
             
             
             | 
           
             ①:「昔からスキーをしている方」...という印象は多分ターン後半の「外向傾」から受けられたと思います。この外向傾...おなじ外向でも腰を中心とした外向と,ウエストを中心としたものがあります。この件については明日(11/21)の私の解説で...。 
             
             ②:実はこのBeforeは全くのビフォアー...つまり,“フィーリングスキー”のレッスンを全くしていない状態での滑りです。ですから,「頭ではわかって」...ということも,FS以前の...ということになります。 
             
             ③:「優雅な滑り」...辞書で“優雅”を引いてみますと...『やさしくみやびやかなこと。上品で美しいこと。気品のすぐれていること...』だそうです。私もそういう滑りをしてみたい...ホント。 
             
             ④:「適度な外向」...これがイチバンですネ                         
            !!!。 
             これを“KAZ”さんは,目線をどの方向に向けるか?...ということで行なう方法を勧めておられます。「スキーの進行方向へ目線を向ける」...ということことです。これもひとつの滑り方ですネ                         
            !!!。 
             どのような方法をとるにしても,その目的はバランス維持がうまく行なわれる滑り方...丸い円弧を描く...ということにあります。 
             さて,“Uchi”さん...実際のAfter映像...“優雅”な滑りになられたでしょうか? 
             
             ⑤:「外向傾は古い技術ではなく、スキーに不可欠な技術」...その通りです                        
            !!!。100%ズレの無い,ギンギンのカービングターンが行なえたとしても,外向傾はある                        
            !!!...そう思います。遠心力の無いターンができるのであれば,話は別ですが,円運動を行なう限り,身体の構造上「外向傾」は顕れる...そう思います。 
             ですから,外向傾の顕れる滑りは古いとか,過去のものだとか言うことは,厳に慎まなければなりません。 
             “KAZ”さんも仰っておられように,「雪質や斜度」に関係なく滑るためには尚更のことです。 
             
             ⑥:「老若男女すべての人が楽しめるスキー技術や環境が整備」...本当にそうですネ                        
            !!!。ひとつのものだけが真実で,それ以外は亜流だ...という考え方は,こと“スキー”に限らず,何事においても非常に危険な考え方だと思います。 
             私たち“フィーリングスキー”に気付いた人たちは,それこそ色々な感性があり,いろいろな滑り方がある                        
            !!!...ということを楽しまれている...そう思います。(*^^)v 
             
             
              シーハイル !!! Schi heil !!!                                                      
             
             | 
         
       
       
        今日の二番手は,“K”instructorです。
   
      
        
          | 
             “Online                                                                                      
            Lesson”... '08  No.4-12 
            
            * “Uchi”さんの大回り Before映像 
            * “Uchi”さんの大回り After 映像                
             
           | 
         
        
            No.4-12 “K”instructorからのコメント   ...(11/13  
            24:48        
            受信)                           
             
              お世話になっております。“K”です。 
              ここ数日で一段と冷え込み、いよいよシーズン間近な気分となりました!そろそろ初滑りの予定を考えたいところです。ではOnlineLesson 第4回いきます!                          
             
              この週末...24日から,【TOK】の“                         
            '08                         
            シーズン”が始まります。今年はどんな奇跡が待っていてくれるでしょうか                         
            !!!...楽しみです。(^ ^)(^I^)                                
            【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “K”instructorのコメント  | 
          
             “K”instructorのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
          
            
            
             
             ①:“Uchi”さんの滑りを見た,あなたの第一印象は? 
              ⇒ しっかりと外向傾をとり、迎え角を作ってターンしてますね。ただ、その外向傾が雪面状況に対して過剰にでており、スキーが進もうとする力を利用し切れていないようでもったいないなと感じます。 
             どうやら「形(フォーム)を作って」しまうことで雪からのエネルギーを感じ取りにくくなっているように見受けられます。「外向傾を作って」から下半身の動きが固まってしまっていますので。。
             
             
             ②:“Uchi”さんは滑っていてどんなことを思われていたでしょう?推量してください。 
              ⇒ これまでの経験から得た技術を引き出して、安定した滑りをしようとしていたのでは?  
             惜しむらくは、その技術が「形を作る」ことを基準としてしまっており、落下のエネルギー・雪面からの圧エネルギーといった「外力」に逆らうことになっているようです。 
             そのため、筋力的にかなりの負荷を感じていたのではないでしょうか。 
             
             
             
             
             ③:「どういう風に滑りたい」...という希望を持ってレッスンを受けられたと思いますか? 
              ⇒ 現在のカービングスキーでもっと楽にすべる方法はないかと模索されてレッスンを受けられたのではないかと思います。 
             
             
             
             ④:③の意向を汲んだあなたは,どのようにアドバイスしてあげますか?                                       
      そしてその結果,どのような滑りに変身されたでしょうか? 
              ⇒ 旧来のサイドカーブの少ないノーマルスキーの頃にはこのようにターンする必要があったのですね。 
             雪面からの抵抗を捉えやすいカービングスキーの場合、過剰な外向傾は抵抗を受けすぎてしまうことになります。結果、身体への負荷ばかりが増えて気持ちよくターンできなくなってしまいます。 
             スキーの性能を活かすには「形」にこだわらず、今現在の雪面からの情報(圧力)を足裏から感じ取ることに集中してみましょう。 
             まずは足裏にオレンジをイメージして支点の安定を図る→かかと支点での移動に慣れたところで、水面イメージでコア意識の導入→水面上下イメージや愛のターンなどで圧エネルギーのやり取りを感じる......といったプロセスで進めると効果的かと思います。 
             そうすることで、雪面からの圧に筋力で抗うことが少なくなり、骨格で圧を受け止めるバランスのよい滑りが現れるます。 
             外見的には、外向傾は状況に適した程度となり、重心を基点とした軸がしっかりと現れ、その軸が伸縮するように下肢が動き続けるようになったのではないでしょうか。
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             ⑤:“Uchi”さんに贈る言葉が何かありますか?あったらその言葉は? 
              ⇒ 筋力を活かしてガンガン滑るのもスキーですが、自然と調和し落下する力と雪面からの圧とのバランスを楽しむのもまたスキーです。この気持ちよさそうな雪と青空の下でのスキーを永く楽しんで欲しいですね。
             
             
             
             
             ⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は? 
              ⇒ 身体への負荷をコントロールして楽に滑るには、筋力に頼りすぎずに骨格で雪面からの力を受ける必要を感じてます。そのためには足裏からの圧力を敏感に感じ取り続けられる感性と集中力を磨くことが重要。そして、この能力は年齢を重ねても向上させていけるものですよね。
             
             
             | 
           
                                            
            ①:「外向傾を作って...」という“作っている”という風に印象として観える...と言うことだと思いますが,その感じがありますネ                        
            !!!。自分自ら作ってしまうこと,つまり“Do                        
            Ski”的な運動をすることのリスクがここにある...そんなことを私も思います。 
             つまり,これまでの“Uchi”さんは,他の多くのスポーツと同じ様に,道具をうまく使おう,すなわちスキー板を動かすことでターンをしよう                        
            !!!...というような意識があったのではないか?...そう思います。
             
             
             
                                            
            ②:“K”instructorも言っているように,「形を作ることを基準」にしておられたと思います。スキー道具を使い,ある形を作るとスキーはうまく反応してくれる...という考え方です。多くの方は今もこれと似たことをしておられるのですが...(=_=;)。 
             「これまでの経験」...この中には過去に教えてもらったことのある滑り方や,「型」を重視するスポーツのイメージも含まれていると思います。また,他の人と違ったことをするのではなく,同じ様に滑ろうという思いもあったかも知れません。つまり,自分の身体の特徴や能力を考慮に入れない,「他人と同じ滑り」を無理やりご自身に課していたのかもしれません。 
             
                                            
            ③:「現在のカービングスキーでもっと楽に」...これはそう思われていたと私も思います。 
             スキー雑誌や多くのスキー関係者もそう言っていましたから...。でもカービングスキーは決して“魔法のスキー”ではありません。使い方を間違い,スキーの性能だけに頼ってしまうと悲惨な目にあいます。 
             
                                            
            ④:「ノーマルスキーの頃にはこのようにターンする必要があった」...という項を除けば,それ以降の回答は満点です                        
            !!!。...^^ 
             言葉尻を捉えるわけではありませんが,「必要があった」...わけではありません。「このように」の“この”とは「極端な外向傾」のことを言っているのだと思うのですが,実は外向にも二種類あって,ウエストからの上の外向の場合はカービング的な滑り方になるのです。腰は正対気味ですが,ウエストから上部はターン外側を向く滑りです。これは皆に共通している...ということではありません。人によって,骨格や筋肉の付き方によって微妙に異なってくるので,全員が同じ形にはなりません。ですから,人によってはノーマルスキーの頃も「正対気味で無いとうまく滑れない方」も居られたのです。ですから,「必要があった」のではなく,「多くの人は外向傾の強いフォームになりがちだった」...ということです。 
             それ以降のコメントはさすが“K”君                        
            !!!...という解説です。「スキーの性能を生かすためにオレンジイメージを使うこと」⇒「かかと支点の滑りが起きはじめカービングターンが出始めること」⇒「抵抗を受ける方位を地球のコア方向にすること」⇒「水面や愛のターンでターン後半のエネルギーを次のターンの前半に伝えるイメージを持つこと」...。そしてその結果「軸が現れ、その軸が伸縮する」...という滑りになるのです。 
             After映像...“Uchi”さんの滑りに,ハッキリと“軸”が観て取れます。そしてまだ充分とは言えませんが,シニアの方であれば充分                       
            !!!...と思われるほどの「脚の伸縮」も出て来ました。何よりも滑走スピードが違います。でも“暴走”とは違い,安心して見ていられますネ                       
            !!!。
             
             
                                           
            ⑤:「筋力を活かしてガンガン滑るのもスキー...自然と調和しバランスを楽しむのもまたスキー」...イイ言葉ですネ                       
            !!!。 
             でも調和して滑ることの方が,ガンガンの滑りでは感じられない「生きている喜び」...これさえも感じ取ることができる                       
            !!!...そう思います。 
             わたし自身,“フィーリングスキー”で,どのような斜面でも。「そこにある独特なエネルギーを感じ取る」ようにスキーを楽しんでいます。 
             
             
            ⑥:「感性と集中力を磨くこと...この能力は年齢を重ねても向上させていける」...その通りです                       
            !!!。むしろ歳を重ねた方々の方が,より深い悦びを“フィーリングスキー”を通して感じられると思います。それは人生の中で身に付けた“感性”や“感受性”の豊かさに依るものなのだと思います。(*^^)v 
             
             
              シーハイル !!! Schi heil !!!                                                  
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 ☆ Nov.21  2007 Wednesday 小雪 (白馬)
                                                                             
        今日も「小雪」の白馬です。(^                    
          ^)(^I^) 
          スキー場がまた真っ白くなりました。情報によると,これからの降雪次第では,23日から天然雪でOpenする...というスキー場,白馬地域でも出始めたようです。 
           
          さて,どのくらい降ってくれるでしょうか?楽しみたのしみ                   
          !!! 
          皆さんも,素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!                   
             -------------☆★☆----------- 
          “Online                                                               
      Lesson '08-No,4”...今日は“Uchi”さんの大回りについて,【TOK】のコメントです。                     
   
      
        
          | 
             “Online                                                                                        
            Lesson”... '08  No.4-13 
            * “Uchi”さんの大回り Before映像 
            * “Uchi”さんの大回り After 映像 
           | 
         
        
          | 
               No.4-13 【TOK】のコメント... 
              さて,今回は“Uchi”さんにご登場いただきました。先ず御礼を申し上げます。ありがとうございました   
            !!!。(^ ^)(^I^)   
              ご本人からは,「“Kara”さんの新雪映像(   
            Online Lesson   
            No.1)を見ました。ウイスラーでの“Kara”さんの滑りを思い出しながら繰り返しみていましたが、当初の“Kara”さんの滑りが、ずいぶん静かな滑りだったんだな・・・と思いました。ウイスラーでは躍動していたように思い出しております。なかなか、先生からの問いかけには答えられませんが、アフター映像と皆さんの意見や先生のレッスンが楽しみです。 
              そこで、難しいかもしれませんが、私の映像でも2年間の進歩が見られるようであれば、レッスンしていただけないでしょうか。参考にならなければ問題外ですが、いちおう「希望」とだけ申し出したいと思います...」というような  
            e-mail をいただいておりました。  
              正直,「BeforeとAfterで比較できるような素材が有ったかなァー...?」という気持ちでビデオを見直してみました。そしたら,有りました  
            !!!。皆さんが「スキー技術を学ばれる上で考えて欲しいこと」...これを内在している素晴らしい素材が  
            !!!。わたしもこの様な Online Lesson  
            を考えてレッスン中にビデオ撮影をしていた訳ではありませんが,今になって,この映像のストックは非常に価値のあるものだ  
            !!!...という風に思っております。(*^^)v 
             
              さて,Beforeは2006年1月16日「白馬47 シニア・女性スペシャル3日間」のもので,Afterは2007年4月5日「2007年 
            Canada Tour 第一班」の時の滑りです。その間1年3カ月の期間がありました。 
              皆さんからコメントがありましたように,Beforeは典型的な「外向傾」の顕れた滑りです。これを何人かの方は,「古い滑り方」...という表現を使っておられました。でも,「古い」とか「新しい」...コレってどういうことなんでしょうか? 私にはひとつの持論というか信念があります。それは...「『木が育つには種が必要であり,それが土に蒔かれ,水を吸い込む。そして種の中にある潜在的な能力が活きはじめ,芽を出して,地中から顔を出す。太陽の光を浴びて伸び始め,やがて幹が形成され,次第に高く太くなり,そして枝葉を付け始める。ある成長をみせると花が咲き,実が生る。実から種が落ち,土に戻る...』...私たちの人生も全くこれと同じで,一気に花が咲き実が生る訳ではない。その過程々々があって今が在るのだ...」という思いです。ですから,あるものごとが変化をみせるのは,その前の蓄積があってこそ...と思います。古いもの,これがあって新しいものが在るのだと思います。皆さんも「古いからイケナイ...」とは仰ってませんが,もしそういうお気持ちがあるとしたら,非常に残念なことだと思います。(=_=;) 昔から「“温故知新”=『故(ふる)きを温(たず)ね,新しきを知る』という意味から,昔のことを研究し,そこから新しい知識や道理を見つけ出すこと」...という言葉もあるように,スキーでも一気にカービングターンには行かないのだと思っています。 
             
              さて,今回は非常に設問が変わっていたと思います。それは「技術的に云々」というよりも「どう感じますか?」...といった心情的にどう感じますか?というようなことに重きを置きたかったからです。これこそが他人様にアドバイスをして差し上げる時に大事になるからです。教わる側の心情を汲まない,自分の思いだけを伝えるやり方は,指導する側の独り善がりな満足で終わってしまいます。厳に慎まなければならないことです。ですから,「表面に現れた技術」という現象を見るのではなく,その裏に隠されている人間の,スキーヤーのインサイドを観て欲しい...ということです。設問①と②はそういう意味をこめてのものでした。(^                    
            ^)(^I^) 
             
              「丁寧」という言葉もたくさん出て来ました。この「丁寧⇒低速スピードでの滑り」といった図式で捉えている人が多いことを学ばせてもらいました。...^^ でも,生涯スポーツとしての“スキー”を考えるなら,「丁寧も大いに結構                    
            !!!」...という思いもしました。何がなんでもハイスピード...という目的を持った技術修得が,必ずしも初級や中級スキーヤーにとっては大事なことではない...ということです。それよりも低速なら低速でこそ感じられる感性を磨いたり,そのレベルでしか味わえない楽しみをお教えすることの方が大事だと思います。 
              ただ,Beforeの“Uchi”さんの滑りは,皆さんも仰っておられたように,このままでは,危険...という要素を含んでいます。それは,スピードコントロールを強いエッジングで行なう...といった要素が観られたことです。Beforeの時は雪の状態も良かったので大事にはなりませんでしたが,もしこれが悪雪だったり,コブがある斜面だったりしたら,とても楽しさを感じながら滑ることはできなかったでしょう。そこで大事なこと...それは何度も言うように“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”のマッチングが取れたスキーを身に付けることです。その基本は“オレンジ・ターン”だと思っています。スキーの前後差を生かしたスキッディングターンこそが原点...そう思います。つまり「プルークボーゲン」の考え方です。これが分かる様になれば,エッジングを多用した滑りは姿を消し,斜面移動を拒否しない滑りが顕れて来ます。これ以降は皆さんがコメントしていただいた数々の“フィーリングスキーイメージ”が生きてきます。そして,滑走スピードや雪質などの要因が生きて,自然にパラレルスタンスでの滑りが出てきます。 
             
              ところで,外向には二種類ある...ということを述べました。ひとつは「腰から上の外向」で,もうひとつは「ウエストから上の外向」...です。昔から,カービングスキーが出る前から,切るスキーを目指して滑っている競技選手の中には腰の向きが正対気味の人が居ました。スキーがたわみ,かかとが支点となって,スキーのトップがターンインサイドに入り込んでくる滑りをすれば,自然に身体のフォームはこの様になるのです。スキー板がたわんでいますから,シュプールも細くなり,横ズレ成分が少なく,タイムも早かったのです。ところが,多くのスキースクールでは,これを「腰から上の外向」...と勘違いし,しかもこのフォームを作りなさい                    
            !!!...と教えていたのです。皆さんもやってご覧になれば分かりますが,腰が開いてしまうと膝が緩み雪面コンタクトが薄くなってしまい,結果的にターンに結びつかない「外向過多」の滑りになってしまいます。“Uchi”さんのBeforeでの滑りは下の写真Beforeのように,まさにこれでした...(=_=;) オレンジのイメージも無かった時ですから,スキーの性能も活きず,左スキーが外側に大きくずれてしまって,非常に不安定な滑りになっています。これはご自分で「外向傾」を作ろう                    
            !!!...とすることが原因のことが多いのです。 
            
              
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  | 
               
              
                | Before | 
                After | 
               
             
              ところが,一連の“フィーリングスキー”のレッスンで,“Gravity                    
            Works”による斜面移動を覚えると,スキー板が勝手に回り込んで来てくれますから,自分で作ろうとしなくても,自然に外向傾ができてしまうのです。しかもその量は雪からの抵抗にマッチしたもので,「最適な向きであり深さ」になるのです。自分で外向傾を意識せずとも,自分の身体の特徴に合った最良のフォームが顕れてしまう 
            !!!...のです。(^ ^)(^I^)                    
             
              “Uchi”さんのAfter...もう一度ご覧下さい。左ターンで幾分以前のクセが顔を出し,「作られた外向」が見られるシーンもありますが,「流れに逆らわない滑り」になったのがお判りになると思います。右ターンのターン後半などは,上の写真,Afterのところで,自然に懐が深くなり,ウエストでの外向が出始めています。意図しては居ないと思いますが,胸が深くなりスキーがしっかりたわんで,スキーが勢い良く走っているのが判ります。スピードを出そうという意識が無くとも,身体がスキーと一体となって斜面移動し,自然にスピードが出てしまうのです。しかも,地球のコアに引かれるイメージがありますから,恐怖も感じること無く                    
            !!!...です。Beforeからひと皮剥け,背丈が伸びた“シニアの方の大回り”ですヨ !!!                    
             
              ...というわけで,今回の“Uchi”さんの滑り...どうでしたか? 
              シニアの方でも,けっこう躍動感ある滑りがおできになるでしょう?。レベルに応じたレッスンを順序良く踏んで,身体の感性を磨いて行けば,信じられないような能力が開花されるのです。本当に,「人間の持っている潜在能力」...これにビックリ(*_*)です。 
            
             
              “Uchi”さん...どうもありがとうございました                    
            !!! (^ ^)(^I^)(*^^)v!(^^)!(^ー^)                    
              シニア...万歳 !!! ですネ !!!。  シーハイル                    
            !!! Schi heil !!!                    
             
                        *****                    
             
              今日は,この稿を書くにあたり,皆さんにお伝えしたいことが一杯有り過ぎて,Uploadの時間が遅れてしまいました。申し訳ありません。...^^ 
                            
                                 【TOK】 
            
             
               
           | 
         
       
       
                                                                                                                                                            
        ******************************           
       
      ☆ Nov.22  2007 Thursday 小雪 (白馬)
                                                                             
        今日も「小雪」が降っている白馬です。(^                   
          ^)(^I^) 
        “五竜とおみ”。“Hakuba 47”スキー場がOpen                 
          !!!になりました。また23日からは栂池スキー場もOpenだそうです。 
        天然雪スキー場...続々オープンしています。良かったですネ                 
          !!!。雪が早く来てくれて !!! 良かった良かった                 
          !!! (^ ^)(^I^)                 
        【TOK】は明日から“ASAMA2000”です。(*^^)v
           
        皆さんも,素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!                  
           -------------☆★☆----------- 
        今日は“Online                                                    
      Lesson '08-No,4”...のモデルになっていただいた“Uchi”さんから,御礼                          
      e-mail                          
      が届いていますので,それをご紹介いたします。!(^^)!(*^^)v 
        ここのところ,長い文章が連日続いていますが,皆さんの参考になると思われますので,今日も一気掲載で参ります                 
      !!! !(^^)! 
        文中の文字色が“黒”の箇所は【TOK】のコメントです。 
                                            
      *****   
       Lesson4に取り上げていただいた“Uchi”です。下記、お礼の言葉とさせていただきます。 
       
       先ずは、モデルにとりあげていただきありがとうございます。前3人のみなさんはレベルの高い滑りのできる方でしたので、私ではとてもモデル対象ではないと思っていたのですが、思いがけず取り上げていただくとともに多くのみなさんの心のこもったコメントをいただき感謝しております。TOK先生には、数少ないレッスンの中からこの映像を選び出していただくためにたいへんなお手数をかけたこと申し訳なく思っております。 
       
       映像を観るのは楽しい作業ですから,負担にはなりません。かえって,Beforeがどんな滑りだったかナァー?...と思い出すのが楽しみでさえあります。(^                 
      ^)(^I^) でも,脚色でもなんでもなく,歴然としたデータとしてBeforeとAfterが在り,その違いがあった                 
      !!!...というのは良かったですネ !!!。                 
       
       私の感想の第一は、コメントしていただいたみなさんは、心理学の先生の集まりではないかと思ったことです。TOK先生の設問の妙だとは思うのですが、Before映像を見ただけで、私の気持ちや願望、そして性格まで見抜いておられます。本当に驚き!でした。あらためてスキーの奥深さを感じております。 
       
       いやぁー,つくづくそう思います。技術...といったテクニカル的なことだけに想いが行ってしまうと,スキーヤー全体の雰囲気,atmosphereが観えなくなってしまうのですネ。ところが“フィーリングスキー”的にイメージやfeelということを思っていると,その裏に隠されていると言うか,全体の様子が見えるのです。素晴らしい                 
      !!! (^ ^)(^I^)                 
       
       少し自己紹介させていただきます。岐阜県各務原市在住 66歳 元銀行員。18歳から53歳まで銀行勤務。以後63歳まで関係会社で嘱託やパート勤務をしておりました。スキーは就職した1年目から、7年くらい毎年1回の冬休み(当時3〜4日)に夜行列車で行くスキー学校に入っていました。その後は、結婚や転勤でスキーどころではなくなりスキー道具もなくなっていましたが、娘が大学に入り、スキーをやるというので、一緒に行ったのがきっかけで、50歳くらいから再開しました。再開したと言っても1年に2〜3日のことでしたから思うように滑れなくても、「雪景色を見るために来たのだから良し」と思っていました。 
       
       62歳の時(2003年2月)、昔のスキー仲間に誘われて30年ぶりに八方尾根で滑る機会がありました。最高の天気にめぐまれ、八方尾根最上部のリーゼングラートから白馬連峰の景色を堪能しましたが、滑り始めると仲間についていけない現実がありました。緩斜面はシュテムターン(?)、急斜面は斜滑降・キックターン、横滑り(もどき?)でスキーをしているより恐怖感との戦いでした。極めつけは、セントラルコースの急斜面で転倒し、背中でゴロゴロ滑り降りること数十メートルと散々な状態でした。この結果、スキーを続けるなら一から出直しと思い、2004年からスクールに入ることにしました。結局、2004、2005年と2回づつ八方尾根スクールで「シニアコース」を受けました。その中で2005年のスケジュール表に「TOKシニア」と記されていましたが、一般のコースとの違いがわかりませんでしたが、宿泊していたペンションAのオーナーからTOK先生のホームページのことを聞きました。そして、2005年12月初めてTOK先生と出会うことができました。(前置きが長くなってすみません) 
        
       
       1: TOK先生の設問③の私が希望したこと   
        『設問③:「どういう風に滑りたい」...という希望を持ってレッスンを受けられたと思いますか?』
       
       ...みなさんのご推察どおりです。 
      ① 圧雪斜面でシュテムターン(斜滑降-山足を出す-その外足に乗り込む-テールをずらす-斜滑降)しかできない。なんとか足をそろえてパラレルターンをしたい。 
      ② 滑り始めて半日で大腿部が痛くなる。日帰りならいいが、3〜4日だと2日目から苦痛がともなう。疲れない滑り方を覚えたい。 
      ③ 圧雪斜面は楽しいが、急斜面や新雪、不整地(入らないようにしていたが・・・)は緊張して怖さを覚える。 
      ④ 小回りができるようになりたい。 
        
       コメントの中で,人によっては「この設問...難しい...」と思われた人も居られたようです。でも,レッスンを受講するからには,その目的は必ずある筈ですから,アドバイスをする場合,先ずこのことに思いが行かないとマズイと思います。そうすれば,何がなんでもこの滑り                 
      !!!...といった目先の狭い滑りを強要するようなレッスンはしないで済むでしょう...。(^                 
      ^)(^I^) 
       
       
        2: 映像の日の状況 
      ① Before映像:   2006年1月  TOK先生から受ける2回目キャンプの1日目です。快晴の白馬五竜アルプス平でのレッスンでした。快適な条件のなか、当初は「丁寧に滑ろう」と思っただけです。後で述べますが、この日のレッスンイメージに「Sound  of  Music Turn 」と命名されたことが印象的でした。                   
      ② After映像:   2007年4月  カナダウイスラーへ、みなさんに迷惑をかけるのではないかと思いながらも思い切って参加した時のもの(だそうです・・・)。というのは、CDをいただいてるのですが、どこで写していただいだいた映像か自分で見つけることがまだできていません。(TOK先生ごめんなさい)この部分を探し出すのにお手数をかけたのではないかと思っているところです。自分でも変化にびっくりした映像です。 
       
       Beforeでの滑り...やはり,多くの皆さんからコメントがあったように,「丁寧に滑る」...というお気持ちがあったのですネ? そうそう,「教師日記」を読み返して思いだしましたが,あのキャンプで“Sound                 
      of Music Turn”と名付けたのでしたね !!!  
       After...ハッハハハ...(^ー^) あの映像は,フィルムのデータから割り出しますと,現地ウイスラーで,2007年04月05日(木)のam11時58分に撮ったものです。凄いですネ                 
      !!!。フィルムのクリップに撮影時刻データがしっかり残っていますから...。いつの滑りだったか?...直ぐに判ります。 
       
      
       
        3: みなさんのコメントへの感想  ...まとまりのない短い文になり申し訳ありません。  
       
      ①MASAさん   姿勢のことについてTOK先生からは一言もお話がありませんでしたが、このBefore映像の後で「音を聞きましょう!」と言われたことが、私のフィーリングスキーのスタートだったように思います。まさに「運命的な出会いに感謝」しております。TOK先生の「フィーリングスキー」はテキストとして全部プリントアウトして手元においております。シーズンインには必ず読み返すようにいたします。 
       
       
      ②Mikaさん    「丁寧に滑る意識=外向傾」これが身についてから数十年を経過しており、「楽に滑る」ことができなかったようです。「ターン後半、足がつっぱている」このご指摘も自分で意識がありませんでした。だから、「ひとつのターン→斜滑降」で終わっていたようですね。まだまだフィーリング感覚がつかみきれてはいませんが、「オレンジ」や「キャスター」イメージも少しずつ解りかけているように思います。「性格・・・」も言い当てらているようで、FSを実践されている方の洞察力に驚いております。 
       
      ③Tanaさん    先生の設問②③のコメントは、ずばり私の気持ちです。ご経験をふまえたアドバイスありがとうございます。やっと「斜めの直滑降とコア方向・・・」のイメージが解りかけてきました。さらに努力したいとおもいます。「スキー万歳!今が青春!」の気持ちを持ち続けたいと思います。 
       
      ④しろくまinstructor  まだまだイメージの引き出しが少ないのですが、「雪がスキーを回してくれる」感覚は解ってきたようです。「オニャンコターン」はブログで拝見させていただきました。今シーズン意識させていただきます。初めに「雪景色を見るだけでも・・・」と書きましたが、さらに「楽しさを感じる」スキーのために「面の風になって・・・」もというフィーリングも覚えたいと思います。 
       
      ⑤Shimさん   このキャンプのあと3月にプライベートレッスンをうけました。この時先生から「Good ! Good !」と声をかけていただいたのですが、その場で自分がどう滑っているかはわかっていませんでした。頂いたCD映像を見てやっとShimさんのアドバイスの「雪の音を聞く」「コア方向からやってくる圧をハートに受け入れる」この感覚と「もら〜う・・・かえ〜す」が少しできるようになってきていました。 
       
      ⑥オッキーinstructor  「雪面とのやりとり・・・」このような言葉は過去のスキーでは考えたことも、聞いたこともありませんでした。TOK先生のWEBを見るようになってもなかなか実感が持てませんでしたが2シーズンを終えてAfter映像時点では、意識できるようになりました。パワーは実年齢相応にダウンしておりますが、FSに出会えたことで「今が青春!」と言えるようになりました。今シーズンは野麦にもお伺いしたいと思っています。 
       
      ⑦Taketakeさん  私の斜滑降は谷足に乗りきれていなかったんですね。「雪面から圧をいただく、・・・お返しする」この大切さがようやくわかってきました。「皮袋」や「わかめ」イメージといろんなイメージの展開は思いもよりませんでしたが、「イメージ」で「滑りが楽しくなる」ことを実感しております。不整地にも対応できるイメージを教えていただきありがとうございます。 
       
      ⑧KEIさん    ご指摘の「外向傾過多」は意識していましたが、「腰はずれ」は気づいていませんでした。自分では外足に乗ってるつもりが、外れているいるためTaketakeさんの表現にありましたジグザグ斜滑降になていたんでしょうね。「水面」イメージは教師日記で読んでいましたが、カナダの時、初めての体験で、もうひとつイメージがつかみきれていません。ほんとうに「アドバイスを受けたことを徹底的に意識」したいと思います。 
       
      ⑨Noboさん   「ハイスピード」は望めませんが、「躍動感」がある滑りは望みたいですね。After時点ではコメントにあります「キャスターを前に転がす」や「引く」感覚は少しわかってきました。また、「ためて〜から開放〜」に向かうところでの「切れや走り」も実感できるようになったと思います。できれば、今、4歳の孫娘とゲレンデに立てる日までは頑張りたいと思っています。 
       
      ⑩Abeさん    先回lessonのAbeさんの「躍動感あふれる小回り 」を拝見させていただきました。とても追いつけませんが、少しでも近づけるように努力はしたいと思います。「かかと支点」については、TOK先生からブーツのバックルをしっかり締めることを教えていただき、少しは改善できたと思っています。「丸いターン弧」を描けるまでにはまだまだですが、これも近づけるようにしたいと思います。                   
       
      ⑪Ika instructor  TOK先生がコメントされたとおり、66歳は「残り時間を考えると・・・貪欲になりますね!」ずばりです。知りませんでしたが倒れたサッカーのオシム監督と同じ年齢なんですよね。なにがあってもおかしくない年齢と言えるかもしれません。それだけに、仕事をリタイアして、いまFSに取り組める環境できたことに感謝しているこの頃です。”Do”から”Let”の意味もようやく理解できるようになりました。この機会を得られたことでさらに生涯スキーへの意欲を駆り立てられております。 
       
      ⑫Kazさん    「適度の外向傾」大切なんですね。目線は以前ややもすると足元に向いたように思いますが、「もらう〜おかえし〜」の過程でコア方向を意識することで進行方向に向くようになったと思います。Abeさんところでも記しましたが、「ターン弧」にも意識するようにしたいと思います。 
       
      ⑬K instructor    若い頃のスキー板は195〜200cmでした。当時のレッスンは「く」の字姿勢とか「外向、外傾」とか言って、「形を作ること」から始まっていたように思います。数十年経過して170cmのカービングスキーにしたのですから、我流で滑ろうと思うのが間違っていたのだと思います。コメントいただいたカービングでの順序を追った解説を参考に、「筋力」の衰えを感じる年齢になっていますので、「骨格で雪面からの力を受ける」感覚をおおいに身につけたいと思います。                   
       
       
       思いもかけず、13名のみなさんとTOK先生からコメントをいただき感謝!感謝!です。自分の滑り方を活字で見直すことができるなんて、どこを探してもないことだと思います。それだけに、生涯スキーのための貴重な財産ができたと思っています。TOK先生の最終コメントに載せていただいた写真は「我ながら、ホントかな!!!」と思ってしまう姿勢です。 
       コメントしていただい方おひとりごとにお礼の言葉をと思いましたが、長い文章になりまとまらなくなり、上記のような簡単な言葉になってしまいました。たいへん申し訳ありません。ご容赦いただきたくお願い申し上げます。 
       すぐそばまで雪便りが来ました、このコメントをおおいに参考にさせていただき、「雪に感謝の日」をたくさん持ちたいと思います。ありがとうございました。 
       
       
       こちらこそ,ありがとうございました                 
      !!!。 
       昨日の日記にも書きましたが,“Uchi”さんのこの滑りのおかげで,皆さん「スキー技術」に対する見方...これをしっかり学ぶことができたと思います。もちろん,これだけが正解                 
      !!!...といった見方ではなく,それこそ色々...だと思いますが。でも,それこそがこの                 
      Online Lesson の良いところだと思います。                 
       貴重な財産...とまで仰っていただきました。そんな大げさなものではありませんが,こういう形で一人でも多くのスキーヤーが,閉塞的なスキー技術の呪縛から逃れられ「,“スキー”の持つ本来の楽しみ」を味わっていただければ,こんなに嬉しいことはありません。 
       宣伝するわけではありませんが,“Feeling Ski                 
      School”の各instructorは,このことを肝に銘じ,レッスンの企画を立てております。ぜひその門を叩いてみてください。(^                 
      ^)(^I^) 
       もう,白馬では天然雪のスキー場がOpenしました                 
      !!! 今シーズンもぜひ,精一杯“スキー”...お楽しみ下さい。ご一緒に滑れるのを楽しみにしております                 
      !!! (*^^)v 
       
        シーハイル !!! Schi heil !!!                 
       
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        ******************************           
       
 ☆ Nov.23  2007 Friday 晴れ (白馬)
                                                                             
   今日は「晴れ」の白馬です。(^                  
          ^)(^I^) 
   “五竜とおみ”。“Hakuba 47”,“栂池”がOpen                
          !!!になり,天然雪での本格的なスキーシーズンが開幕しました               
          !!! 
   【TOK】は今日から“ASAMA2000”に出張です。残念ながら“ASAMA2000”... Inter Net                
 環境が悪く,Uploadがスムーズにいきません。そのため,「教師日記」のアプは月曜になってしまうかもしれません...。ご了承下さい。(=_=;) 
   では皆さん,素敵な連休を !!!  I am sure you have a nice day !!!               
      -------------☆★☆----------- 
   今日から,私の '08 シーズンが始まります。               
   今年も,おかげさまで“スキー”を楽しむ季節を迎えることができました。自然の恵みや人との出逢いに感謝し,この冬も生きている喜びを噛み締めたいと思います。そして,次の様なことを思っています。 
  
   『 私は今... 
       在るべきところに居て 
            あるべきことを 
                あるべく様に成して居る... 』 
    
   気負いを感じることも無く,どこか淡々とした気持ちで,このことを思います。 
   今シーズンもまた多くの場所で,多くの方々とお逢いすると思いますが,みなさん               
 !!!...よろしくお願いいたします。(^ ^)(^I^)!(^^)!(*^^)v(^ー^)               
  
   シーハイル !!! Schi heil !!!              
  
   
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        ******************************           
       
 ☆ Nov.24  2007 Saturday 晴れ (浅間)
                                                                             
   今日は“ASAMA2000”からUploadしてます。 
   今日の浅間は「快晴」です。(^                  
          ^)(^I^) 
   雪の状態もまずまず...北アルプスや志賀方面でも天然雪での滑走が可能になったせいでしょうか,ゲレンデは例年より空いております。でもその分じっくり“スキー”が楽しめます。 
   では皆さん,素敵な連休を !!!  I am sure you have a nice day !!!               
      -------------☆★☆----------- 
   昨日から【TOK】の '08              
 シーズンが始まりました。 
   昨日は初滑り感動キャンプ...のため,朝早く起き,“ASAMA2000”を目指しました。これから始まる              
 '08              
 シーズン...どんなシーンが待っているのでしょうか?...そんなことを思いながらのドライブでした。 
  
   午前9時過ぎ,“ASAMA2000”に到着。すでに朝早くから滑っていた“Umi”さんと合流...白馬からご一緒に来た“Miya”さんと三人で,早速雪の感触を楽しみ始めました。!(^^)! 
   幸いゲレンデの混雑度は例年より少なく,まずまずのスタートでした。初滑りですから,そんな無理な滑りはしません。自分があたかも“水=water”になったつもりで,雪の上の川の流れにそって落ちていく気持ち...を楽しみました。 
   私は毎年,シーズン初めというのは二つのことに注目するようにしています。ひとつは「前シーズンの成果を見定める良い機会」だということ。二つ目は「新しいシーズンをどのように過ごそうかな?...というある目標を定める良い機会」だということです。 
   シーズン初めのひと滑り,ふた滑り...これは,これからどんな思いに包まれるんだろう?...というワクワクする気持ちと,ある種不安が入り混じった複雑で緊張する滑りになります。でも,これがまたいいのですが...。(^              
 ^)(^I^)  
   そして,二三回滑った後に顕れて来る滑り...これが昨シーズンの成果が現れた滑りになります。自分では別に変わってないかな?...と思っていても,他人から見ると「アイツ...変わったナァー              
 !!!」...という風に見えることが多いのです。このように,初滑り3回目ごろから,その後一日くらいの間に,その人がどのように技術的に変化したか?...これが見えてくることが多いでしょう。これをビデオに撮る等すれば,いい記録が残ることでしょう。(^              
 ^)(^I^) 
  次は,新しいシーズンの目標をイメージ化することです。ハッキリとした目標を作れる人も居るかもしれませんが,ハッキリしなくても,今シーズンはこんなことができるとイイナァー...という淡い期待でも構いませんから,それを持つことです。ある目標が形作られれば,その方向に向けて自分のアンテナを張ることができますから,なんとなくシーズンが終わった...ということも無く,有意義なシーズンを終えられるでしょう。 
  
   ...ということで,昨日の【TOK】は,自分の目標のあらすじを考えながら滑っていました。そして,見つけました              
 !!!...今シーズンの目標 !!! それは...「スキーライフを楽しむ 
 !!!」...ということでした。 
   この詳しいことは,また後日...。 
   
   では,これから「初滑り感動キャンプ」の開始です。行って参りまァーす              
 !!! (^ ^)(^I^)              
  
   シーハイル !!! Schi heil !!!               
   
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        ******************************           
       
      ☆ Nov.25  2007 Sunday 晴れ (浅間)
                                                                             
   今日も“ASAMA2000”からのUploadです。 今日の浅間も「快晴」です。(^                  
          ^)(^I^) 
        結構多くのスキー場がOpenしたためでしょうか,“ASAMA2000”...昨年より空いています。 
        今日は「初滑り感動キャンプ」の二日目...大いに楽しみたいと思います。(^             
          ^)(^I^) 
        皆さんはこの連休,どちらでお過ごしですか? 
        では皆さん,素敵な連休を !!!  I am sure you have a nice day !!!              
           -------------☆★☆----------- 
        今日も“ASAMA2000”からUploadしてます。 
        昨日は初滑り感動キャンプ...の初日でした。昨日は8名の方と楽しい一日を過ごさせていただきました。テーマは昨日も書いたように,「前シーズンの成果を見定める」ということと,「新しいシーズンの目標を定める」...ということでした。 
        午前中は主に皆さんの滑りを撮影しながら,昨シーズンの成果を観させていただきました。大きく変わった方,少しだけれど滑りの質が変わった方...いろいろでしたが,それぞれの方々が,“楽しいスキー”お心掛けておられるのが良く判りました。 
        午後は,「安定した滑り」...ということで,“水面フラット意識”を考えました。ゲレンデの至る所がアイスバーン状態だったり,コブがあったり...とある意味で非常に滑りづらいコンディションでした。でも,このような状況だからこそ,“基本となる考え方”が必要になります。もし状況が良ければ,どんな滑りでも滑ることは可能ですが,こういった難しいシチュエーションでは,そうはいきません。(=_=;)  
        ではその「基本」とは何か?...というと,それは「素直に地球の引力に引かれる」...ということだと思います。これが実は“バランス維持”を最も良い形でもたらしてくれるのです。特に右図の③の部分で水面にフラットに立つ...と言うイメージを膨らませることです。このイメージを持つことで身体とスキーが離れることなく,スムーズに落下し,しかも③の所で安定した姿勢がキープできる様になるのです。皆さんも滑る度にオーバーエッジユースが少なくなり,一層滑りに磨きが掛かりました。 
        その後,①の場面でも,さらに②の場面でも“水面フラット意識”を持ってもらいました。スキーの滑走ラインと重心の移動軌跡が離れることが少なくなり,さらに安定した,しかも身体に優しい滑りになったのでした。(^             
      ^)(^I^)  
        昨日の様な難しいシチュエーションだと,基本的な滑りを考える本当に良い機会になります。またまた“宇宙なる神”は「初滑り感動」のこの日に,最も適したシチュエーションを与えてくれた             
      !!!...そんな気がします。ありがとうございます             
      !!! (^I^) 
       
        そんな雪上での楽しみの後,午後5時...夕食の前に,感動キャンプの初滑りを記念して,“宇宙なる神”にお礼を兼ねながら,「“乾杯”の式典」?...を行ないました。 
        約,半年...待ちに待ったシーズンが開幕し,また今年も雪の上に立つことができました。そして,この場所にまた皆さんと出会い,“スキー”の楽しみを共有することができました。このことに感謝しながら祝杯を挙げたのでした。乾杯ァーーーイ             
      !!! 
        夕食後は8時頃から本格的な懇親会でした。みなさん,飲むほどに語るほどに酔うほどに...一緒に過ごすことの喜びを味わったのでした。まさに「スキーライフを楽しむ  
 !!!」...そのものでした !!!             
       
        さて,今日は初滑り感動の二日目。天気も最高             
      !!!。今日は何が飛び出すのでしょうか? 楽しみたのしみ             
      !!! では行って参ります !!!             
       
        シーハイル !!! Schi heil !!!              
   
       
  
  
                 ******************************            
       
 ☆ Nov.26  2007 Monday 快晴 (白馬) 
                                                                             
   今日は「白馬」からUploadです。 
   ご覧のように快晴です。 
   昨日まで“ASAMA2000”でしたので,写真...Uploadできませんでした。白馬の美しい景色...お楽しみ下さい。(^           
          ^)(^I^) 
   多くのなスキー場がOpenしました。皆さんも初滑り...もう経験されましたか? 
   では皆さんも,素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!           
      -------------☆★☆----------- 
   昨日は初滑り感動キャンプ...の二日目でした。!(^^)! 
   参加していただいた皆さん...FSSのinstructor            
 数名を含め,全員の方が私のレッスンを何度か受けていただいている方ばかりなので,今回は“フィーリングスキー”の基礎的なことをベースに,その発展系というかこれを突き進めて行くとどうなるか?...という様なことも少し試してみました。  
   “フィーリングスキー”のメインテーマは,突き詰めて行くと,“feel=感じる”ということになるのですが,感じるためにはただ漠然と待っている...というよりも,自分から積極的に「やって来るナニか...」を感じ取ろうとする意欲みたいなものが必要だと思っています。そのため図①〜③に掛けて,「意欲的に感じ,取り込む意識を持って“水面フラット”イメージを豊かにする...」ということを,いろいろ試してみました。 
   ③の部分で水面に,波を立て過ぎないようにして軟着陸するイメージ,あるいは,水の中に“へそ”の辺りまでフラット感覚のまま潜り込んで行くイメージなど,試してみました。 
   ③の部分でこの「軟着陸」や「潜り込み」のイメージで滑るようになると,脚が縮み始め,雪の圧を懐に吸収するようになります。すると,自然に角付けが緩み始めますから,スキーが走り始め,“クロッシング”が自然に行なわれるようになります。そして①のところでは,「潜り込んだ状態から水面に浮き出るイメージ」を持つことで,脚のナチュラルは伸びが見られ,水面にフラット気味にターン前半が誘導される様になりました。スピードや斜面条件によっては自然にベンディング的なターンが出始めました。(^            
 ^)(^I^) 
   また,地球のエネルギーと自分の心のやり取り...と言うことで“spiritual”的なイメージを持ってみることも試してみました。どういうイメージかというと,地球の“魂=spirit”が地球のコアからスキーヤーのハートに向かって徐々にやって来ている...というイメージを②から③に掛けて持ってみるのです。③から②に掛けては,逆に人間のハートから“spiritual的な想い”が地球のコアめがけて発信されている...というイメージです。すると,雪からの圧エネルギーといった物理的な圧の強弱...を感じる,というのとは少し違った感覚...“気持ち”のやり取り的な,チョッと「癒し系の会話」とでも言う様な会話...これが地球と自分の身体の間に起こっているような感覚の滑りになるのです。そして滑りがより一層優しく,柔らかくなる感じです。今回はホンの少し,さわりだけを経験してもらいましたが,身体の潜在的能力を引き出す...と言う意味で面白い            
 !!!...と感じました。 
  
   “ASAMA2000”のメインコースの状況は一昨日と変わりなく,アイスバーンと中小さまざまなコブが混在...といった状況でした。また,リフトと反対側の斜面は少しクラストしている上に,雪上車の跡があったりして,非常に難しい斜面でした。 
   でも,わが“フィーリングスキー”の面々は,その状況をものともせず,実に安定した滑りでオーラを感じさせるような滑りを披露してくれました。特に悪雪クラスト斜面の滑りは圧巻でした。角付けに頼ってガンガン行ったのでは絶対に滑れないだろう...という斜面を,スイスゥーイと滑る姿は「素晴らしい            
 !!!」...のひと言でした            
 !!!。もちろん,アイスバーンでも,ガガガッ...という様な音は聞かれず,シュゥーンというような音を響かせながら滑って居られました。コブ...ですか?これももちろん,“feel            
 in”ができて来ますと,脚が自在にコブに反応した滑りになりますから,上体が安定し,破綻の少ない滑りになられました。(^            
 ^)(^I^) 
  
   二日間「初滑り感動」...というテーマでのキャンプでしたが,いろいろな意味で「感動」を味わっていただけたと思います。そして自信に満ちた滑りも体験いただけたと...。特に“Tom”さんの大ブレークは素晴らしかった            
 !!!。彼女が一番“感動”を味わったのかもしれませんネ            
 !!!。(^ ^)(^I^)            
    '08            
 シーズン...これをキッカケにして,ますます楽しいスキーを味わっていただきたいと思います。 
   ご参加の皆さん...本当にありがとうございました            
 !!! (^ ^)(^I^)            
  
   シーハイル !!! Schi heil !!!             
   
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   追記 : シーズン前に終える予定だった           
 Online Lesson           
 ...天然雪が来て,【TOK】のレッスン開始が早まる可能性が出て参りました。そのため,この後,随時「           
 Online Lesson           
 No.5」をこの日記上にUploadいたします。毎日定時に...ということでなく,随時...ということになりますので,よろしくお願いいたします。 
  
                    
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        今日から“Online                                    
      Lesson '08-No,5”の始まりです。 
        今回のモデルは五番目のご登場で“Naka”さんです。今回のテーマは再び「小回り」(782KB)です。いつもですと,「次の視点,あるいはポイントから...云々」ということでポイントを私から設定させていただきました。ですが,今回は皆さんにご覧いただいて,思われたことを何でも!!!...という形にいたしました。おかげさまで今回も14名の方々からコメントを頂きました。ありがとうございます          
      !!! (^I^) 例によって到着順で参りたいと思います。(^ー^) 
       
        先ずトップバッターは...“Nobo”さんです。
   
      
        
          | 
             “Online                                                                   
            Lesson”... '08  No.5-1 
            * “Naka”さん小回り Before映像 
           | 
         
        
            No.5-1 “Nobo”さんからのコメント   ...(11/19 21:03 受信) 
             
             今回のNakaさんのBefore映像ですが、今回はコメントは簡単です。 
             
             “Nobo”さん,今回は,トップバッターですネ          
            !!!。(*^^)v では拝見しましょう...。 
                   
                                          【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “Nobo”さんのコメント  | 
          
             “Nobo”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
           
             既に私にとって理想の滑りです。(そう言い切ります!) 
             
             
             前半は少しストレッチング要素を入れて滑り、スピードが乗ってからの後半映像は・・・たまりません! 
             
             
             
             
             
             
             節煙が立つ瞬間、つまりスキーに体重が乗る瞬間からスキーが前に走る感じ・・・まるでイルカが跳ねるような・・と同時に、重心軌道が安定したままスキーと一体となって落下し、迫力を感じます。見れば見るほど隙が無く、こういう滑りがしたい!という以外に言葉が見つかりません。 
             
             
             それに、滑りの質のみならず、プラスαで、シルエットも物凄くきれいですし。これってAfter映像じゃないんですか???この後にAfter映像があるとしたら、顔だけ宮下征樹さんになっちゃったりしたとか(笑)
            
             
             
             
             
            
             | 
           
             「理想の滑り」...とまで言われました。 
             そう言われてしまうと,この後何も続きませんが...。ハッハハハ......。(^          
            ^)(^I^) 
             
             「前半は少しストレッチング要素を入れて」...ということですが,果たして“Naka”さんは「意識」してストレッチを入れたのでしょうか? もし,意識してストレッチの運動を入れたのだとしたら凄ッごいことだと思います。 
             形は顕れるもの...という考えからすれば,ストレッチが出るような滑りをしていた...ということだと,私は思うのですが...。(=_=;) 
             
             「節煙が立つ瞬間、つまりスキーに体重が乗る瞬間からスキーが前に走る」...ということは,言葉を裏返せば...瞬間的な圧の捉え...ということになると思います。 
             もちろんこれがダメだ          
            !!!...と言っているのではありませんヨ          
            !!! よりターン円弧を丸く仕上げ,バランス維持上有利な滑り方があるのでは...?ということです。 
             
             「After映像じゃないの?」...というお言葉ですので,今日は最初からAfter映像もお出ししましょう。!(^^)! 
             
             さて,どうですか? 
             どこが違っているか?お判りでしょうか?皆さんもじっくりご覧下さい。 
             宮下正樹の顔になってるかナ? ハッハハハ...(^ー^) 
                                  
             | 
         
       
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 ☆ Nov.27  2007 Tuesday 曇り (白馬)                                                                     
   今日の「白馬」は曇りです。 時おり,冷たい小雨がパラパラ降っていますが...。 
   今回の冬型...前回よりは弱いみたいで,明日は大陸の高気圧が日本列島を覆い,晴れ間が広がるようです。 
   でも,昨日は快晴の中...“五竜とおみ”の上部は最高         
          !!!だったようですネ !!!。         
   では皆さんも,素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!        
      -------------☆★☆----------- 
   今日の「教師日記」は“Online                                             
      Lesson '08-No,5”の連載の続きです。(*^^)v         
   今回のモデルの“Naka”さんの滑り...リズミカルで歯切れが良く,これ以上どこを直すの?...といったご意見が多く聞かれます。実は,これが今回のポイントになのです。前回の“Uchi”さんの         
 Online Lesson         
 とは少しポイントが変わり,「スキー技術」が今回のテーマになります。それは,“Naka”さんの技術的ポテンシャルが相当高いので,これ以上彼の滑りを見直すとしたら,それはどこなんだろう?...ということなのです。もちろんこのままでもOK         
 !!!です。OK         
 !!!だけれど,まだ見直すべきところがあり,それは滑りの合理性とどう関わっているんだろう?...ということなのです。...という訳で,今回はのっけからある意味で「指導論」では無く,「技術論」になります。 
   では今日は先ず“Ara”さんと“KEI”さんのコメントから...。(^         
 ^)(^I^) 
       
   先ずトップバッターは...“Ara”さんです。  
   
      
        
          | 
             “Online                                                                   
            Lesson”... '08  No.5-2 
            * “Naka”さん小回り Before映像 
            * “Naka”さん小回り After 映像 
           | 
         
        
            No.5-2 “Ara”さんからのコメント   ...(11/19 21:31 受信) 
             
             こんばんわ、“Ara”です。 
             雪の便りも多く聞こえ、いよいよシーズン始まり、と言った気分です。カマキリの巣が高いところにできる年は雪が多いと言うそうですが、我が家では柿の木のテッペン付近に巣ができています。いったい今シーズンはどのくらい降ってくれるのか、非常に楽しみです。でもスキー場だけにしてほしいものです。 
             olssは初回以来の参加になります。 
             
             “Ara”さん,そうですか?...お住まいの松本市近辺...今年は「カマキリの巣」の位置が高いですか? ...ということは松本も大雪に見舞われますかナ? ハッハハハ...(^ー^) 
                   
                                          【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “Ara”さんのコメント  | 
          
             “Ara”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
           
             最初に見たときは、スキーの走りが感じられる滑りで、問題があるとしたらどこだろうか、と思いました。 
             
             
             
             
             ただ、内側への傾きが若干大きいかな、という気もしました。 
             
             
             
             
             
             2,3回繰り返し見て思ったことが、まず、スキートップの回りこみが少ないかな、といったところで、その後、エッジングが強く、その反動でターンしているようだ、と感じるようになりました。 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             地球のコア方向に引かれる意識、水面の上に立つ意識、などを持つようにすればエッジングが強くなりすぎることはなくなるのではないかと思います。 
            
             
             
             
             
             
             
             
             
             | 
           
             「スキーの走りが感じられる滑り」...確かに「走って」います。走っていますが,ターン後半,スキーが方向を変えてから,直線的に走っている...ということです。つまり,「稲妻形」に近い小回り...です。圧が集中して掛かっていることの証拠です...。 
             
             「内側への傾きが若干大きい」...そうですネ         
            !!!。 腰から下の傾きがやや大きく,見ていてどことなく膝の付近にストレスが掛かっているように観えます。これはエッジングでターンコントロールをしようとする気持ちが強いときに現れる典型的なフォームでもあります。 
             
             「スキートップの回りこみが少ない」...つまり,円弧が稲妻形で円みが少ない...ということですネ? 
             「エッジングが強く、その反動でターン」...“Do         
            Ski”で,自ら雪面に圧を加えようとすると,この様な動きになりやすいのです。受ける圧よりも加える圧重視...の滑りです。 
             ですから,ターン前半圧が軽くなってしまい,雪面の捉えが少なくなって,テールが横方向に動いてしまうのです。その結果,腰の下をスキーが横に振れ,縦方向のたわみをキープし続けられないのです。 
             特に右ターンでこれが顕著でした。After映像をご覧下さい。右ターンのスキーの横への振れ方が確実に少なくなっているでしょう?円弧も丸く,しかもターン前半から捉えが出てきて,頭の上下の程度も少なくなりました。よりベンディング的なターンになって来ました。!(^^)! 
             
             角付けのし過ぎを避ける...その対策として...「地球のコア」や「水面の上に立つ意識」を持つ,というのは効果があると思います。 
             ただその前に斜面移動でスキーがたわみ,そのたわみをキープする気持ちが大事だということを忘れないように...。小回りでもですヨ         
            !!! (*^^)v 
             ですから,地球の引力に引かれてズレて行く気持ち...これが大事なのです         
            !!!。禅問答のようですが,「切ろうと思ったらずれなきゃダメ         
            !!!」...なのです。 
              
                                  
             | 
         
       
         
   
   さて,つぎは“KEI”さんのコメントです。    
   
      
        
          | 
             “Online                                                                   
            Lesson”... '08  No.5-3 
            * “Naka”さん小回り Before映像 
            * “Naka”さん小回り After 映像 
           | 
         
        
            No.5-3 “KEI”さんからのコメント   ...(11/19 22:44 受信) 
             
             こんばんは。“KEI”です。 
             Nakaさんの小回りを拝見した第一印象は、板のトップも良く動いているし、歯切れの良い小回りなので、「ビフォアでこれだけ滑れれば良いじゃん(笑)」でした。f^^; 
             
             “KEI”さん, e-mail ありがとうございます         
            !!! (^I^) 「ビフォアでこれだけ滑れれば良いじゃん」...ということなのですが,ご本人はどこかシックリしないものがある。それは何だろう?...という思いがあったのだと思います。さて,果たしてそのシックリ...イイ感じで感じられるようになりましたでしょうか? (^         
            ^)(^I^)            【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “KEI”さんのコメント  | 
          
             “KEI”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
           
             よく観ると「板が一瞬止まってない!?!?」と思い、さらに観ると、“圧を飲み込む”感覚も十分にお持ちだと思いますが「ギュッっともらって、パッと解放してるなぁ」という印象がありました。 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             Nakaさんは私よりもずいぶんお若いのではと推測しますので(私の年齢は、ひ・み・つ・・です。爆)さらなる飛躍の一助になればと、私が思う一つの方法を書かせていただきます。今回は、歴史や背景等々は置いておいて、長々と書きません。(本来は、どんな場合でもこれを無視しちゃ駄目んでしょうけど・・・) 
             
             “切ろう”とされずに、滑りのテンポをもう少しゆっくり取ってはいかがでしょう。 
             そのために、“斜めの直滑降”をしっかりと意識して、、“木の幹”になった感覚で、“もらうぅ〜♪・・・返すぅ〜♪」”を、もう少しゆっくりと行われてはいかがでしょう。 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             そうすると(「好むか好まないか」はありますが)、Abeさんのときに書いたような、左右の“2本の軸”意識(S○Jの「2軸」ではない)で、“ゆったり”とした小回りができるんじゃないでしょうか。。。 
             
             
             
             
             
             
             Abeさんのアフター映像が楽しかっただけに、Nakaさんのアフターは・・・非っ常に!楽しみです!!!!! d(^-^o)        
             
             
             
             
             
             | 
           
             技術的分析...「板が一瞬止まって」,「ギュッっともらって、パッと解放」...これは良いところを観られましたネ         
            !!!。!(^^)! 
             チョッと勘違いすると,この「瞬止まって」そして,「パッと解放」...これが躍動感じゃん         
            !!!...という方が居られます。 
             でも,違います...。(=_=;) 
             スキーの板が止まったり動いたり...という運動をするということは,どこかにストレスがある...ということなのです。何も“スキー”に限ったことではありませんが,急激な運動に合理性は少ないのです。「バランス維持」という観点からみても,滑らかな流れるような動き,連続した動きの方が優れているのです。 
             
             “Naka”さんほどの滑りをされる方で,しかもこの年齢あれば,これまでの歴史...といったことよりも,どう技術を見直すか?...ということがより重要になります。「人を見て法を説く」...ということでしょうか...。(^ー^) 
             
             
             
             確かに「切ろう」という意識をかなり持っていたようですネ         
            !!!。しかもその“切れ”はエッジングによるべきものだ...というお考えがあったようです。 
             ンゥーム......“KEI”さん...私はテンポの問題...というより,ターンに必要な圧の求め方の違い...のように思うのですが...。テンポがゆっくりだから抵抗が来る訳じゃなく,はいくら速くても,斜面移動がシッカリできていれば,雪面からの抵抗はもらえますから...。そういう意味で,むしろ「もらうぅ〜♪・・・返すぅ〜♪」のイメージを持つことがより重要だと思います。 
             もちろん練習の段階では,ターンを急がずゆっくりと...ということは大切ですが,下からの圧を受け容れることができる様になれば,テンポは速くできると思います。 
             
             「2本の軸」...これは,上で「斜めの直滑降」...と書かれていることと同じことなのですが,「C字ターン」的な滑り方を「S字ターン」的にして行く...と言う意味で,つまりターン後半蓄積されたエネルギーをターン前半に伝えて行く...という意味で,より重要なのだと思います。 
             “Naka”さんのBeforeでも,この斜めの直滑降的な運動はすでに観られますから,私はむしろ「ターンに必要な圧の作り方」の方に重きを置いたほうが良いと思います。 
             
             さて,どうでしょう?After映像...。 
             Before映像が結構イイ滑りなだけに,その違いを見極めるのが難しいかもしれませんが...。 
             楽しんでいただけましたか?(^ ^)(^I^)         
             
                                  
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   さて,今日はもうお一人紹介したいと思います。“KAZ”さんのコメントです。    
   
      
        
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             “Online                                                                   
            Lesson”... '08  No.5-4 
            
            * “Naka”さん小回り Before映像 
            * “Naka”さん小回り After 映像 
           | 
         
        
            No.5-4 “KAZ”さんからのコメント   ...(11/19 22:52 受信) 
             
             こんばんわ。KAZです。 
             Online Lesson を観ているとだんだんフィーリングが洗練されていく感じがします。  
             今回のNakaさん。とても技術的に洗練された方です。今の技術でもいろいろな斜面や雪質でも十分楽しめると思います。はじめはどこにコメントするところがあるのかな?とも思いました。 
             
             “KAZ”さん, 今晩は...(^ ^) e-mail ありがとうございます         
            !!! 仰るように,技術的に直した方がいいところ...直ぐには思いつかない滑りと言うこともできます。ですが...多分,ご本人はまだ納得されていない...。「何かが違う...」そう思ってレッスンを受けられたのだと思います。(^        
            ^)(^I^)それでは,拝見しましょう。          【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “KAZ”さんのコメント  | 
          
             “KAZ”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
           
             ターン弧もS字にちかく、リズムもよく安定していると思います。 
             
             
             
             
             
             
             ただターンの後半は重心がやや後ろでスキーが前に抜けているように見えます。 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             技術レベルが高いので次の谷周りの時にはスキーを戻すことができていますが、急斜面やスピードが上がったときなどは体が遅れてばたつく滑りになるかもしれません。  
             
             
             
             
             
             ご本人様もそのようなことを感じておられるのではないでしょうか?つまりターン後半、雪面から反る力ではなく脚力でターンを創っておられると思います。  
             
             大回りでターン後半のエネルギーをゆ〜っくりと受け止めてそのままニュートラル〜そしてかえす〜というようなイメージで滑ってみてはいかがでしょうか? 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             | 
           
             「ターン弧もS字にちかい...」...確かにターン後半のエネルギーが次のターンにつながっていますが,その伝え方が非常に綱渡り的なリスクの大きい伝え方になっていると思います。 
             この様な整地であれば,安定して滑ることは可能な滑りですが,果たして斜面が荒れ始めたら...どうなるでしょう? 
             
             「ターンの後半は重心がやや後ろ」,「スキーが前に抜けて」...ターンに必要な圧を“エッジング”によって作り出そうとしているのですが,もし母子きゅう付近を支点にすると,テールが横に逃げてしまう...。なので母子きゅうより後ろの部分を支点にしよう...という心づもりがあったと思います。さらに“クロッシング”を意識したため,尚一層重心が後ろ気味に残る形になったのでしょう。 
             これを「前に抜けて」...と観るか,それとも“クロッシング”を意識している...と観るか?ですが,皆さんはどちらだと思われますか?。 
             
             ターン後半での急激な雪面グリップにもかかわらず,その反動で軽くなった雪面の捉えを,次のターン前半から中盤に掛けて良いポジションを作ることで持ち直している...ということですネ        
            !!!。 
             “KAZ”さんが仰るように,整地ならこれでもOK        
            !!!...だけど,荒れていたり,斜度ガ急ならどうなるんだろう?...という危惧はあります。 
             
             「脚力でターンを創って」...それほど極端ではありませんが,瞬間的で急激なエッジングをしているために,その様に観えてしまうのでしょう。 
             
             トレーニング...ということであれば,“KAZ”さんのご提案も良いと思います。 
             ただ,種目を小回りに限定...ということであれば,やっぱり「雪の力を利用して        
            !!!」...ということを第一に考えるべきだと思います。 
             かかと支点での滑りもこれだけできるのですから,あとは「自ら仕掛けるか?」それとも「仕掛けずに雪にしてもらうか?」...ということだと思います。 
             After映像...これをご覧いただけばお判りいただけると思いますが,ターン後半の詰まるようなシーンが無くなりました。この「詰まり」...これこそが“Do        
            Ski”の典型的な運動とでも言えるものなのです。ところがAfterでは,これが姿を消し,スキーが滑らかに円弧を描きながらたわみ続けてターンを仕上げています。そしてそのエネルギーが抜ける様にではなく,滑らかに次のターンに伝わっています。 
             これが「滑りの余裕」...となって顕れ,BeforeとAfterが明らかに違っていることが判ります。Beforeでは,早くターンしなければ...という感じがみえ,セカセカしていますが,Afterでは,小回りなのに次のターンを余裕を持って待っていることができ,ゆったり落ち着いているのが判ります。 
             
             Beforeでも充分素晴らしいのに,さらに素ッ晴らしい滑りになられました        
            !!! (^ ^)(^I^)        
             
             シーハイル !!! Schi heil !!!        
             
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                 ******************************                 
       
 ☆ Nov.28  2007 Wednesday 晴れ (白馬)                                                                      
   今日は「晴れ」の白馬です。 
   朝早くは雲が掛かっていましたが,その雲も次第に取れ始め,青空が見えてきました。(^      
          ^)(^I^) 
   積雪情報...を見ますと... 
   五竜  △80cm,栂池  △80cm,八方  △75cm,白馬47 △45cm       
      いずれも,一部可 ...となっています。 今週末もOK !!!ですネ !!!。        
   では皆さんも,素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!      
      -------------☆★☆----------- 
   今日は先ず,昨日“Taketake”さんから届いた      
 e-mail      
 のご紹介を,もう一度...。“Taketake”さんがフロントスポイラーを入れて,その滑りがどう変わったか?...については「スポイラー効果」で紹介させていただいていますが,今回,前回よりもよりフィット感の良い手製のフロントスポイラーを作っていただきました。そして,彼のご好意により,実費でお分けいただけるとのご連絡を頂きました。詳しくは「フロントスポイラー製作記」をお読みいただき,彼に直接コンタクトを取っていただきたいと思います。(*^^)v 
  
   さて,次は“Online                                             
      Lesson '08-No,5”の連載の続きです。(*^^)v 時間を決めず,適宜Uploadしておりますので,せわしなくて申し訳ありませんが,レッスンが本格化する前に,いただいている皆さんからのコメントを全てご紹介したいので,ご了承下さい。 
  
   今日のトップは...“六花風月”さんです。  
   
      
        
          | 
             “Online                                                                   
            Lesson”... '08  No.5-5 
            
            * “Naka”さん小回り Before映像 
            * “Naka”さん小回り After 映像 
           | 
         
        
            No.5-5 “六花風月”さんからのコメント   ...(11/20 01:23 受信) 
             
             北海道の六花風月です。お久しぶりです。 
             オンラインレッスン、だんだん難易度が上がってきてますね。難問にムズムズして、OLSS会員でもないのに、あつかましくコメントに挑戦させていただきます。今までのコメントを拝見していますと、皆さんFS用語を使われておりますが、ちょっと天の邪鬼な私は、あえてFS用語を封印してみました。 
             では… 
             
             “六花風月”さん,      
            おはようございます!!! お久しぶりです      
            !!!。お元気でしたか? 
             FS用語...別にお使いにならなくても大歓迎です。むしろ,“フィーリングスキー”的でないコメント...このことも私たちにとってはありがたいことです。それでは,拝見しましょう。                                       【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “六花風月”さんのコメント  | 
          
             “六花風月”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
           
             “Naka”さん、とてもお上手です。ナカナカこなれた滑りをされる方ですね。コメントを思いつくまで、20回位、映像を拝見しなければなりませんでした(^_^;) 
             
             
             肩のライン(胸の向き)をフォールラインにキープすること、腰の向きを適度にスキーと一緒に回していることでショートターンに必要な結果としてのひねり(ひねられ)はできておられるので、ターンを連続していくことに問題はないように思います。しかしターン後半、ご自分から踵を外に押し出すようにして瞬間的に板に圧を溜め、その反動を上方向に抜いて、軽くなった板を反対側に動かしていくという組立てになっています。 
             
             ターン始動からテールを振り回すようなレベルの低い滑りではありませんが、ターン後半で踵を押し出すと板が腰の真下からはずれやすくなりますし、角を立てて圧を強めると板が滑っていく動きを止め、たまった圧の反動が上側(山側)に返ってきてしまいます。それがスムーズな切り替えや、谷廻りでの人板一体となった斜面移動の妨げにもなります。 
             
             
             
             個人的にお勧めしたいのは、もっとじっくり外スキーの真上(踵あるいはくるぶしの真下)に外腰の重さを載せ続けるイメージです。 
             Before映像では外スキーを外に押し出した後、反動のせいもあってすぐに次の外スキーに荷重移動されていますが、むしろそこから横滑りをして腰の重み(圧)を板の真上にキープするイメージで外スキーのトゥピースが身体の前(フォールライン)にくるまで、じっくり待ってみてください。 
             
             
             
             
             そこから、また次のターン方向に斜面移動していきます。角を立て過ぎないスキーは山側へ反動を返してきませんし、スムーズに横に抜けてくれます。腰(重心)も自ずと谷側にありますので、クロスオーバーも楽になります。そうすると谷廻りでの斜面移動もスムーズになり、板の性能を活きてきますから、回旋を意識する必要も少なくなってくると思います。むしろ、深回りをスムーズに続けられるはずです(^.^) 
             
             
             
             
             
             
             
             以上でございますが、FS用語って偉大ですね。上の文章、人に分かりやすいとはいえないですもんね。ボツ覚悟ですが、投稿させていただきます。 
             よろしくお願いいたします。
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             | 
           
             「コメントを思いつくまで、20回位拝見しなければ...」...そうかもしれません。じっくり観ないとその特質的なことが判らないかもしれません。でも,これこそが勉強になるのですネ      
            !!!。(*^^)v 
             
             “六花風月”さんの左の解説どおりです      
            !!!。小回りに必要な要素はほとんどクリアできています。ただ圧を自分で作る意識があるために,「圧の方向が外向き」...なのです。あまりこういう言い方は好きではないのですが,レベル的にテクニカルやクラウンをねらう方々の“合理的スキー”...という観方で言わせてもらえば,「受ける圧」,もしくは「引く圧」を利用してターンできることが,合格の必須事項だと,私は個人的に思っております。 
             
             この項も“六花風月”さんの仰るとおり      
            !!!。“Naka”さんは多分,外へ押し出しているつもりは無いかもしれませんが,“圧の吸収意識”が無いと,結果的にかかとを腰の下にキープすることができなくなり,横から横へというワイパー的要素の残った小回りになってしまうのです。(=_=;) 
             短い距離であれば,この様な運動でも滑ることができますが,長距離を滑るには大変です。 
             
             「じっくり外スキーの真上に外腰の重さを載せ続ける」,「外スキーのトゥピースが身体の前にくるまで、じっくり待って」...この意識...“フィーリングスキー”で言う「雪からの圧を受け入れる」というイメージと同じことですネ      
            !!!。言葉は違いますが,やろうとしていることは同じことだと思います。 
             ひと言付け加えさせてもらうと,「積極的に貰うイメージを持つ」のと,「ただ待つ」のとでは,来る圧に対する吸収能率が違うように思います。できれば「積極的に貰うぞ      
            !!!」...という姿勢があれば,よりうまく行なえると思います。(*^^)v 
             
             この部分が“クロッシング”の場所ですネ      
            !!!。雪の圧を受けてスキーのトップ部分が回り込んで来てくれますから,重心の移動軌跡はブレず,そのまま滑らかに軌跡を通って行きます。これが上体が安定し続ける最大の理由です。 
             「深回りをスムーズに続けられる」...全くその通りで,∞ターンのような深回りでも小回りが可能なのです。(^      
            ^)(^I^) 
             ただ,言葉の使い方として「クロスオーバー」...という表現をされていますが,「アンダークロス」...という言葉がある様に,重心とスキーの入れ替えを,どちらをメインに考えるか?...という意味で,私は「アンダークロス」的な“クロッシング”イメージをお勧めします。 
             
             「上の文章、人に分かりやすいとはいえない」...そんなことはありません      
            !!!。“六花風月”さんのご経験を元にした,ご自分のイメージ...良く理解できます。(*^^)v ボツ...なんていうことはある筈がありません。 
             ありがとうございました !!!。(^ ^)(^I^)      
             
             ...ということで,After映像...をご覧下さい。キット“六花風月”さんのアドバイスでもこの様な見事な滑りに変身されたと思います。 
             
             
             シーハイル !!! Schi heil !!!        
             
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   今日の二番手は...“MASA”さんです。  
   
      
        
          | 
             “Online                                                                   
            Lesson”... '08  No.5-6 
            
            * “Naka”さん小回り Before映像 
            * “Naka”さん小回り After 映像 
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            No.5-6 “MASA”さんからのコメント   ...(11/20 02:07 受信) 
             
             MASAです 
             今日はTOKさんゆかりの地、秋田への出張で深夜の帰宅になり、今回の課題への応答が遅くなってしまいました。続々とFSS教師陣のお出ましでレベルアップされて行く中、私のような 
            アマチュアが投稿して良いのか迷いますが、アマチュアの視点からの投稿も悪くはないかなと思い、今回も私見を記します。今回は設問自体も自分で考えるんですね。 
             
             “MASA”さん,今回は遅いナァー...と思っていたのですが,私の故郷...秋田へ出張でしたか? 秋田...なかなかいいところでしたでしょう?人情が厚く,人懐っこい...ハッハハハ...(^ー^) 
             アマチュア...?ですか?みなプロ並みのコメントですヨ      
            !!! 人それぞれですから,いろいろなご意見が聞けて嬉しいです。(^ー^) 設問もご自分で作っていただきました。ありがとうございます      
            !!! (^I^) では拝見します !!! (^      
            ^)(^I^)         【TOK】         
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          | 
             “MASA”さんのコメント  | 
          
             “MASA”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
           
             ①今回は今までと違い、なぜ設問が設定されなかったと思うか? 
              → そろそろ自由な視点からのコメントを集めた方が良いだろうと判断出来る状況になって来た。実際の指導の現場では何も視点は与えられず、全て自分でアドバイス等を考え出す必要が有る訳だから。  
             
             ②彼の滑りを見ての印象、感想は? 
              → 上手いなあ。 こんな人が滑り降りて来て、とっさに病状を見抜き、処方箋を出すなんて、やはりスキー指導者は名医のようで凄いプロだなあ。アマチュアの自分にはとても無理です。 
             
             
             
             
             ③彼はどんな思いを持ってレッスンを受けたと思うか? 
              → 小回りは自信が有るが、更なるレベルアップがしたい。丸山貴雄デモのような小回りが出来るようになりたい。 (TOKレッスン後にどれだけ近付いたか興味が有ります) 
             
             ④あなたは彼にどんなアドバイスをしますか? 
              → あんな上手い方にアドバイスなんて出来そうでないです。(やるべきでもないですが)出来る事と言えば、いつもイメトレで見てる丸山貴雄デモや木村公信氏のスキーDVDシーンとの滑りの比較ぐらいです。 
             彼の滑りは一見丁寧ですが、圧変化が大きいように見えます。スピードの割に雪煙の上がり方が大きいのを見ても分ります。丸山デモなんかの滑りはもっとスピードが有って滑らかで安定感が有ります。スピードが有るのに雪煙がほとんど上がってません。雪面に張り付いて滑ってる印象です。 
             
             
             
             
             ⑤その他、感想や意見は? 
              → IKA先生なんかも述べられてますが、喜びを感じられるスキーが一番ですね。「楽しくなければスキーでない」が自分のモットーでもあります。DOスキーが楽しいと感じられたり、ハイスピードカービングターンが楽しいと感じられたら、それもありだと思います。100人が100人全てがLETスキーだけが楽しいなんてなったら逆に不気味です。
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             | 
           
             ① ハッハハハ...これは参りました     
            !!! まことに深い読み     
            !!!...としか言いようがありません。感服です。“MASA”さんに一本     
            !!!...取られました...。(=_=;) 
             
             
             
             
             ② これも,慣れというか経験ですネ。初めの数ターンで,どことなくシックリ感がないナァー...という感じがしたら,それはどこか?...という目でそれ以降を観るのです。 
             ポイントは,私の場合...スキーの動きと,身体の自然な使われ方...この二つです。 
             名医...とはいきませんが,この目が有るか無いかが,その後のレッスンに影響しますから大切です。(*^^)v 
             
             ③ ハッハハハ......丸山貴雄ですか?彼は彼なりの身体の特性がありますから,そしてデモなりの筋トレもしていますから,全く同じ...という訳にはいきませんが,同じ要素を持った小回り...これは可能ですネ     
            !!!。!(^^)! 
             
             
             ④ アドバイス...結果としてこういう滑りになれたらイイナァー...ということで,滑りの比較をされていますネ。そしてその違いは,「圧変化が小さい」,「スピードが有って滑らか」,「雪面に張り付いている」...ということを挙げておられますが,滑りの比較...という点では当っています。 
             では,どうやったらこの様な要素の小回りができるのか?ということになるのですが...。 
             落下で雪面からの抵抗を受け,その力でターンすることを覚えると,スピードがあればあるほどターンエネルギーが大きくなりますから,実は楽になるのです。どうして“グッキー”があんなにハイスピードで滑っていたか?...それはターンが楽だから...だったという説もあるくらいです。本当は...低速は難しいのです。(=_=;) 
             雪煙が上がっていないのは,圧を吸収していて無駄なコントクト圧が消えているから...です。 
             
             ⑤ もちろん,人それぞれですから,「コレだけが正しい     
            !!!」...といった“スキー”はありません。多分100人のスキーヤーが居れば,100通りの滑り方があり,楽しみ方があると思います。 
             ただ,もしひと様にアドバイスするとしたら,その色々の中から,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”を最も生かした方法...これを取るしかありません。100通りあるから...と言って手をこまねいて見ている訳にはいきませんから...。 
             ...ということで,After映像...。“Naka”さん,シックリした感想を持ってスキーを楽しんでいるように観えますでしょうか?...それともまだ悩んでらっしゃる? 
             
             
             シーハイル !!! Schi heil !!!       
             
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 ☆ Nov.29  2007 Thursday 曇り (白馬)                                                                     
   今日は「曇り」の白馬です。 
          低気圧とまではいかない,高気圧と高気圧の谷間に居るようで,曇っている白馬です。 
          でも,金曜日の夜は弱い冬型になるようで,白馬...一時「雪」の予報が出ています。今週末も天然雪での“スキー”...楽しめそうですネ   
          !!!。(^ ^)(^I^)      
          では皆さんも,素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!    
             -------------☆★☆----------- 
   今日の“Online                                            
      Lesson '08-No,5”は連載の続きで,先ず“taka”さんからのコメントです。(*^^)v   
   
      
        
          | 
             “Online                                                                  
            Lesson”... '08  No.5-7 
            
            * “Naka”さん小回り Before映像 
            * “Naka”さん小回り After 映像 
           | 
         
        
            No.5-7 “taka”さんからのコメント   ...(11/20 08:20 受信) 
             
             “TOK”先生へ 
             白馬の里も白くなったようですね。いよいよシーズン!僕はもう既に気持ちは日本です。 
             今回もコメントを送らせて頂きます。しかし、本当に思うままです。ボツでも構いませんので、 
            お気になさらずに。  “taka” 
             
             “taka”さん,ありがとうございます   
            !!! (^I^) もう日本にお帰りになってますが,そろそろ白馬でご一緒できますネ   
            !!!。  
             さて,「思うまま...」これこそが大事なことです。“フィーリングスキー”の言ってることと違うから載せない...これでは内輪の   
            Online Lesson   
            になってしまいます。いくら辛口であろうと...むしろ辛口であるからこそ勉強になるのです。ありがとうございます   
            !!!(^     
            ^)(^I^)      【TOK】         
              | 
         
        
          | 
             “taka”さんのコメント  | 
          
             “taka”さんのコメントに対する 
            【TOK】の感想  | 
         
        
           
             Nakaさんの映像について 
             
             もう既に上級者の域に達しておられます。でもFSSが薦めるスキーに卒業は無いような気がします。 
             
             今回はコメントの課題も無く、より一層に自由気ままなコメントを送らせて頂きたいと思います。 
             
             
             
             Nakaさんの滑りは、ご自身が考える滑りが確実に出来ていると思います。でもFSSでスキーをされていると言う事は、まだ自分に無い何かを探しておられるとも思います。もうこのレベルになれば、ご本人が良いと思えばそれOKだと思います。しかし、これこそがFSSの素晴らしいところで、勝手気ままなコメントを送らせて頂きます。 
             
             
             
             
             Nakaさんが考える「スキーの楽しみ方」を想像した時に、僕はまずはスキーを自由にコントロールする事だと思いました。絶えずご自身の意識下にあるスキーのコントロールだと。身体的なパワーもあり、非常に高い技術を既に持っておられます。 
             
             
             今回は以下の事を一つだけ。 
             そんな高い技術をお持ちの方なのでスキー板の選択が大切になって来ると。Nakaさんのスキー板が持つパフォーマンスと、Nakaさん自身のパフォーマンスに違和感があると感じました。多くのスキーヤーはスキー板のパフォーマンスを引き出そうとする事で、上達して行くと僕は思っています。でもその逆の場合もあると、自分自身のパフォーマンスを引き出せないマテリアルもあると。 
             
             映像ではターン後半に板は効率の良い動きをしていません。しかし僕はそんなに滑りが悪いとは思いません。確かにもう少し静かに圧を飲み込めば、そんな動きはしないとは思います。でもNakaさんが使われている板には限界があり、それでは面白く無いのではと感じました。 
             Nakaさんの場合は、スキー板のパフォーマンスがNakaさんの技術に追いついていないのかも?スキー板のパフォーマンス内で滑る事も技術だと思いますが。体力のある若い方だったり、あまりにもそのバランスがかけ離れていたとしたら、消化不良を起こしてしまう場合もあります。十分にマテリアルの特性を理解するレベルの方だと思います。もう少し違った感覚が楽しめる板を履かれても良いかなと。技術が高くなるにつれマテリアルが滑りに及ぼす影響は、本当に微妙で大切になると思っています。 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             本当に思うままにコメントをさせて頂きました。FSSのコンセプトには沿わないかも知れません。スキーの事を考えたかっただけなので、UPしてもらう事は僕にとってそんなに重要ではありません。
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             | 
           
             「FSSが薦めるスキーに卒業は無い」...ウーッム...多分ご本人がこれでもういい,結構だ...と思われた時が「卒業」かも知れませんネ?。そういう意味では私もマダマダ卒業しそうもありません...。ハッハハハ.....(*^^)v 
             
             「より一層に自由気ままなコメント」...設問を設けずとも,皆さんが滑りを観て,自由にその感想をお送りいただいております。これこそが質問に左右されない「素」のご意見かとも思います。 
             
             「まだ自分に無い何かを探しておられる」...そうなですネ 
            !!!。これで終わり...というお気持ちを持たれた瞬間から「衰え」が始まると思っていますが,“Naka”さんも,多分お幾つになっても前向きな「旅人」で居られるんでしょうネ 
            !!!。!(^^)! 
             どことなく「シックリ感」が無い...という思いは,どんな滑りをしても心の片隅にあるような気がします。でもその不満足感は,滑り続けるためのエネルギーになり,ある意味...心地良かったりするのですが...。 
             
             “taka”さんは,滑りをご覧になって,「スキーを自由にコントロールする事」が“Naka”さんの“スキー”の楽しみの原点になっている...と判断されました。 
             確かにBeforeの滑りからは「几帳面」さが伺えますネ 
            !!!。しっかりコントロールしよう...というお気持ちがあるように観えます。 
             
             「スキー板が持つパフォーマンスと、Nakaさん自身のパフォーマンスに違和感がある」...出ました 
            !!! 
            !!! 遂に,滑りのポテンシャルが高い方の考えるべきテーマが 
            !!!。 
             これまで多くの方にコメントして頂きましたが,用具の選択の重要性を訴えた方は,過去にお一人“Ika”さんが居られただけでした。 
             今回は“taka”さんのコメントが7人目ですが,「マテリアルの特性」について語ってくれた方は初めてです。 
             
             “taka”さんが仰るように,「もう少し静かに圧を飲み込めば、そんな動きはしない」かもしれません。でも,もしレッスン後に,【TOK】のいうことがうまくできないナァー...?というようなことがあったら,用具とご自分のパワーのマッチングを考えられたら良いと思います。そうすべきです。「弘法,筆を選ばず...と言うではありませんか   
            !!! 用具がどうあれ,納得のいく滑りができて当たり前   
            !!!」...と仰る方も居られるかもしれませんが,でも「墨」を選んだ...という話もある位ですから... (^   
            ^)(^I^) 
             冗談はさておき,左の項で“taka”さんが述べておられるように,上級と言われる方であれば,真剣に「用具のパフォーマンス」のことに注意を払うべきだと思います。 
             実は,手前味噌で申し訳ないのですが,私が“フィーリングスキー”に目覚めた背景には,実は“スキーテスター”としての経験がありました。話すと長くなるので詳しくは「スキーテスト」以降のページをご覧いただきたいのですが,スキーの性能を見分けようとして,「感性を鋭くするクセ」がついたのが   
            Feeling Ski   
            のキッカケなのです。その結果,逆にスキーの性能とスキー技術の相関に気付いたのです。道具が滑りに与える影響,スキー用具の重要性...これに気付いた,ということです。 
             “taka”さんが仰るように,「技術が高くなるにつれマテリアルが滑りに及ぼす影響は、本当に微妙で大切になる」...これは事実です   
            !!!。 
             
             いえいえ,「FSSのコンセプトには沿わない」...などということはありません。逆に「用具」のことについて有意義なアドバイスがいただけて嬉しかったです。(^   
            ^)(^I^) 
             そうそう,“taka”さんは「用具の大切さ」...これを知っておられるだけあって,“Ultimated   
            Grip”のお仕事を精力的にされているのです。皆さんもぜひ“Ultimated 
            Grip”,そして“taka”さんのブログに注目して欲しい   
            !!!...そう思います。(^ ^)(^I^)   
             
             “taka”さん,ありがとうございました !!!(*^^)v   
             
             
             
             シーハイル !!! Schi heil !!!      
             
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        ☆ Nov.30  2007 Friday 晴れ (白馬)                                                                     
          今日はこれから“ASAMA2000”で開かれる“Rookie   
          Academy”キャンプに向けて出発です。 
          朝5時半...まだ暗いので写真のUploadはできません。でも,星空で北アルプスの山々の稜線が白く見えています。 
          では,皆さんもイイ週末を !!! シーハイル !!! Schi heil !!!      
          素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!  
         
         
          今日は朝早く白馬を出ますので「教師日記」オ・ヤ・ス・ミ…です。 
          ご了承下さい... (=_=;) 
         
  
   
 
                                                                                                                  
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 【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたくさん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。  
   
        
       
       
        
   
      
      スキー教師【TOK】の個人的な日記です。 
       【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           
      ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが 
      そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。  
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