“47 Feeling Ski School”

【TOK】のスキー教師日記  September  2007

 
September 2007

What's Today ?

NEW !!!
09/30NZ Day110 
       “think”と“feel”
09/29NZ Day109
 
          自分で飲む水
09/28NZ Day108
 
          三つのレッスン
09/27NZ Day107
 
       FSのアドバンテージ
09/26NZ Day106
 
       自分自身に褒美...
09/25NZ Day105
 
           心から感謝 !!!
09/24NZ Day104
 
          効果があった?!?!
09/23NZ Day103
 
         3カ月前との比較
09/22NZ Day102
 
       お世辞でも嬉しい !!!
09/21NZ Day101
 
      葛藤を感じた【TOK】
09/20NZ Day100
 
      “スキー技術”の意味
09/19NZ Day99
 
        “心”...豊かに...
09/18NZ Day98
 
       RM出張...終了 !!!
09/17NZ Day97
 
        アア良かった !!!
09/16NZ Day96
 
         レッスン無し...
09/15NZ Day95
 
      “宇宙の神”の仕業
09/14NZ Day94
 
         汗びっしょり !!!
09/13NZ Day93
 
       素晴らしいイロイロ
09/12NZ Day92
 
       オ・ヤ・ス・ミ…
09/11NZ Day91
 
       イェーーイ !!! !!!
09/10NZ Day90
 
     ああ疲れた...(=_=;)
09/09NZ Day89 
      FS効果...絶大 !!!
09/08NZ Day88
 
        感謝のお言葉
09/07NZ Day87
 
       やればできる !!!
09/06NZ Day86
 
     Wakatipu湖絶景 !!!
09/05NZ Day85
 
      FSを国際展開...?
09/04NZ Day84
 
     プルボでフカフカ体験
09/03NZ Day83
 
       必死のレッスン
09/02NZ Day82
 
        Kidsに学ぶ !!!
09/01NZ Day81
    '08シーズンもヨロシク !!!


*** これまでの日記***

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   (Canada Tour)
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* 2005年12月
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* 2005年4月 No.2
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New Zealand04通信
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1998年12月

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☆ Sept. 01  2007  Saturday  晴れ ( Queenstown 81 )
  今日から九月です !!!
  jpSKI.com ,“OLSS”の「2008シーズンの始まり」 !!!です。今シーズンもよろしくお願いいたします。(^ ^)(^I^)
 【TOK】の New Zealand 滞在予定もあと一ヶ月になりました。毎日貴重な体験を積ませていただいています。ここで学んだことの果実が日本で花咲く様...最善を !!! (*^^)v
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!  
     -------------☆★☆-----------
今日は土曜日...本来ならレッスンがあるはずなのですが...昨夜 Coronet Peak が「雨」のため今日はClose。...ということで今日は予期せぬ休日となりました。
  今日から九月... jpSKI.com ,そしてこの Web site も2008シーズン突入ということで,丁度「衣替え」を意識したホームページ作りをしようかな?...そんなことを考えています。そんなにガラッと変わるべくも無いのですが,気持ちだけは新鮮に !!!。(^ ^)(^I^)

  その基本的な考えは,「ここのところ私が感じている“フィーリングスキー”の思い」を反映した Web site です。
  ニュージーランドでの残りの期間も丁度一ヶ月となりました。コチラに来て二ヵ月半が過ぎたことになります。その間,「教師日記」で報告させていただいているように,いろいろなことを経験することができ,そして学ばせていただいております。そして今イチバン感じていることは,15/Augの日記にも書きましたが,「“スキー”をすることの意味」...みたいなことです。日本でレッスンをしている時より,はるかに多くこのことを深く考える機会を与えてもらっています。そして,それが“フィーリングスキー”と無関係では無い...というより,むしろ「 Feeling Ski だからこそできる“精神的意味”を持った“スキー”」...これと密接に関係しているのだ...そんな気がしています。
  このことを生かした2008シーズンのレッスンスケジュールを,9/15日頃を目途に皆さんにお伝えしたいと思っております。昨年までとは少し変わったレッスン内容にし,皆さんがより深く“スキー”を楽しみ,じっくり味わうことができるためのお役に立てるよう...最善を尽くしたいと思っています。
  ぜひお楽しみにお待ちいただきたいと思います。

  それでは,皆さん...
2008シーズンもよろしくお願いいたします !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 02  2007  Sunday  晴れ ( Coronet Peak 82)
 今日の Coronet Peak ...「晴れ」でしたが,その晴れが災いして...と言っていいのでしょうか...ゲレンデの雪が溶けはじめています...(=_=;)
 ぜひとも,9月中旬までは持って欲しいのですが...。
 今日の写真はそういう訳で,「春」を感じさせる Queenstown の“Lake Wakatipu”です。
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!
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今日は日曜日...例によって,
“Wakatipu Ski Club”主催の「子供スキー教室」の担当...でした。(*^^)v 7/22から始まった週一のこのレッスンも今日で最終日です !!!
  このクラス...始まりは“レベル2”で,やっとプルークボーゲンができるかどうか?...というクラスでしたが,6回もレッスンして来ると,もういろんな所を滑れます。今日の始まりはモチロン“Express”を使っての“M1”コースでした。そして,二回目は,これまで挑戦したことの無い◆の“The Hurdle”の急斜面でした !!!。そして,コブ斜面です !!!。でも彼らは果敢に降りて来ます !!!。まさに信じられない !!!...という感じです。

  そして,圧巻は午後のレッスンでした !!!。これまで一度も連れて行ったことの無い“Greengates Express”...通称“6 Sheeters”を使って,3回も“Wall Street”を滑り降りました !!!。モチロン,急な斜面を滑れるようになったから良い...ということではありません。彼等の“純”な感性をメインに出して,“遊ぶのだ !!!”,“味わうのだ !!!”...という気持ちがあれば,不可能な斜面は無くなる...ということなのです !!!。
  今日のレッスンを通しても本当にそのことを感じました !!!。「“自分”だけのために“スキー”をするのだ...」という姿勢があれば,人間の持つ“潜在能力”はどんどん開花される...そう思います。他人の目を気にしたり,良い滑りだ !!!...と言われるように滑ろうとするから,自分自身の滑りが消え,ギコチ無い滑りになってしまうことが多いのです。子供のように,自分自身のために“スキー”ができるようになれば,多くの大人のスキーヤーはこれまで感じたことの無いような大きな“悦び”を感じることができる...そう思います。(^ ^)(^I^)

  今日もこの様に,Kizs達と一緒に滑る機会を与えていただき,“スキー”の何たるか?...を考えさせられた【TOK】でした !!! まさに
“Kizsに学ぶ !!!”です...ハイ (*^^)v

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 03  2007  Monday  曇り+強風 ( Remarkables 83)
   今日の Queenstown は山こそ見えましたが「曇り空」でした。
   【TOK】は Remarkables 出張でした。 Coronet Peak のゲレンデ状況がイマイチ...だから,という訳ではありませんが,RMで応援を必要としている...ということで出掛けました。ところが,今日のRM...強風で動いていたのは“Alta Chair”だけ...。スノーファンにはつめ痛い一日でした !!! (=_=;)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!
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  今日はトップページにも書きましたが Remarkables 出張でした。先週末からの両スキー場を比べると, Remarkables の方がイマイチ,ゲレンデ条件は良いようです。本当に残念なことですが, Coronet Peak のメインコース...下のほうはオフピステだけではなく,コースの雪も少し溶けはじめています...(=_=;)。この分だとCloseが早まるかもしれない...とマジに思うほどです。
  でも,天から与えられたシチュエーション...文句は言えません。与えられた環境を与えられたように楽しむのみです !!!。(^ ^)(^I^)

  さて,今日のRM...午前の担当は“3b”クラスで,私の担当は8名でした。
  シュテムターンからパラレル完成...というレベルの方々です。いつもならオレンジを使って声高々に♪♪♪Feel Orange...Follow Gravity...Receive Energy...Feel Orange...Follow Gravity...Receive Energy...♪♪♪...とやれば通じることろなのですが,あいにく今日は強風...。いくら【TOK】の声が大きいとはいえ,風に声が吹き消されて皆さんに届きません...。
マジに今日は真っ青になりました...。(=_=;) “フィーリングスキー”のレッスンスタイルは,皆さんに私の声に合わせてイメージして滑ってもらうことが大事なのに,風でそれができない...。全員に無線機を渡して,私の声が聞こえる状況ならOK !!!なのですが,それもできません...。どの場所でどのような掛け声をかけ,どういうイメージを持ってもらうか?...ということができないのです...。もうこうなれば雪面に図を描き,ここではこうつぶやき,ここではこうつぶやく...という説明をするしかありませんでした...。でも,天なる神のご配慮でしょうか?...みなさん私の言うことに理解を示してくれ,滑るたびに滑りが安定し,雪面の捉え,雪からの抵抗のレシーブ,“クロッシング”での角付けの切り替え...がどんどんできるようになりました !!!。私のつたない英語での解説でも,誠意を持って最善を尽くせば皆さんに理解してもらえる...このことを強く感じたレッスンでした !!!。ブラボー !!! !!!

  午後は“3a”の担当で,生徒さんはお一人...。なのでグループレッスンの場合は2時から3時までの一時間で終了です。でもお一人のプライベートレッスンと同じですから,質の高いレッスンが可能です。お名前を“Claire”と仰る,女性の方でした。お申し込みは“3a”だったのですが,実際の滑りを拝見すると“2b”でした。でも,リフトで上までお連れし,そこで“2b”に入り直してください...とは言えませんから,そのまま続けることに...。
  土踏まずにオレンジをイメージし,それを“twist”するイメージの“オレンジ・ターン”をすることにしました。左ターンでどうしてもエッジを立て過ぎてしまうきらいがあり,スキーが直進してしまいます。そこでオレンジの位置を少しだけ外側にイメージしてもらい,それを“twist”する意識を持ってもらいました。これでバッチリ !!!。滑る度にスキーが安定し,最初は怖がっていた“Alta Chair”の少し急な斜面も自信を持って滑れるまでになりました !!!。

  ...という訳で,今日は Remarkables で強風の中...
必死のレッスンでした !!! (^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 04  2007  Tuesday  晴れ ( Remarkables 84)
 今日の Remarkables ...イイ天気でした !!!
 でも写真は一昨日のままです...。実は持参したデジカメの状態がイマイチで,せっかく良い写真を撮ったのですが,Uploadできません...。(=_=;) 
 今日の Remarkables ...約30センチの新雪が積もり,最高の状態で新雪が楽しめました !!!
  Coronet Peak もそうだったようです !!!。この様にニュージーランド...いきなり新雪が来ますから,油断はできません !!! ハッハハハ...(^ー^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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   今日も,昨日の続きで Remarkables でのレッスンでした。
  トップページにも書いたように,約30センチの積雪...でした。幸い今日の9:30からのレッスンは無く,自由滑走です !!!。(^ ^)(^I^) 本当は“Shadow Basin Chair”に行きたかったのですが,ここはまだ整備ができておらず,仕方なく“Suger Basin”のコースへ...。でもここの新雪も結構楽しかったデス !!!。

  さて,今日のレッスンは午前が“3a”クラスの担当でした。プルークボーゲンができる方々をシュテムターンやパラレルターンに導くクラスです。結局8名のレディーだけのクラスになりました。もちろんレッスンは“オレンジ・ターン”でした。案に違わず,このオレンジが効いて,皆さん全員が“Suger Basin”の中級コースを完走するまでになりました !!!。
  そして,レッスンの終わりに,「英語がスラスラできなくて不便をお掛けし申し訳ありません...」というようなことを話したら,“It's ok!!! Enjoyed very much and my ski changed very much...”という様に話していただけました。【TOK】の英語...少しは上達してるのかも...?!?!?! ハッハハハ...(^ー^)

  昼は,“David”と“Brian”という“3レベル”...の子供達二人のレッスンでした。歳は6歳と7歳...。この二人は友達なのですが,“Brian”が少々臆病...。もう結構な斜面も滑れるのですが,どうしても中級者コースの“Suger Basin”に行こうとしません。【TOK】は子供達には“自然な経験”がイチバン...と思っていますので,どうしてもそこに連れて行きたい気持ちで一杯です。「あそこのコース...Brianが思っているほど難しくないから行こう !!!」...と無理やり連れて行き,一度も転ばずに滑ってきたのですが,本人はご機嫌斜め...。ところが,この斜面を楽しく滑り降りた“David”は,この斜面にとどまらず,難関コース...「“Shadow Basin Chair”に行こう !!!」と言い出す始末...。一時間しかない昼のプライベートレッスン...リフト上で二人が互いに,「もう二度とオマエとは一緒にレッスン受けない...」と言い合う...そんな結果になってしまったのでした...。(=_=;)

  午後のグループレッスンは“Starter Pack”で,6人の担当でした。
   Remarkables は Coronet Peak に比べれば初心者レッスンは簡単です。初心者のレッスンに適した広い斜面があるからです。順調にレッスンが進んだのですが,小一時間もしたら,突然大雪が降り始めました。この雪の勢いに怖気づいた三人は,もうプルークボーゲンができるようになり始めてきたのに,リタイアー...。日本人の【TOK】とすると,レッスンの仕方が悪かったかな?...と反省したのですが,そうでもなさそうです。
  でも,この雪も10分ほどで止み,その後は積もった5センチほどの
最高のフカフカ雪の中で“プルークボーゲンでのスキー”が楽しめました !!!。「エッ?プルークボーゲンでフカフカ雪の感じが楽しめるの?」...と皆さん仰るかもしれませんが,実はできるのです !!!。プルークボーゲンだろうとパラレルだろうと,技術に関係ありません。それぞれのレベルで“新雪の感触”を味わうことは可能なのです !!!。
  この“新雪のプレゼント”を頂いた三人は結局その後,簡単なパラレルターンまでできるようになったのでした !!! (*^^)v

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 05  2007  Wednesday  晴れ ( Treble Cone 85)
  昨日は Day off ...。日本からお越しのスキー仲間4人と Treble Cone で“スキー”を楽しんで来ました !!!。その模様は「教師日記」で...。
 そして, Queenstown に帰ってきてから,TCで撮影してきたビデオを見たり,夕食をご一緒にしたため,昨日中のUploadができませんでした...。(=_=;) 
  みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!   
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  今日は Treble Cone に行って来ました !!!。
  水曜日は【TOK】の Day off 。そして今日本からスキー仲間の“Ura”さん,“Iiji”さん,“Haru”さんが見えています。幸いここ数日...50センチほどの降雪に恵まれ,天候も良いとのことでしたので, Coronet Peak のスキー教師仲間“T.N”さんも誘って,ご一緒に出掛けることにしました。
  Queenstown から Treble Cone までは車で,約2時間のドライブです。10過ぎにはスキー場に着きました。天気予報とは違って,朝の内は濃いガスがスキー場中腹から上に掛かっていました。ガスが消えることを祈りながら滑り,昼食を済ませているとガスが上がり始めました !!!。快晴の天気に早変わりです !!!。この模様は後日(明日か明後日)Uploadしますのでご期待下さい !!!。
  二三日前の新雪が降る前はコンディションが悪かったとのことですが,この降雪で,スキー場は真冬の状況に逆戻りしていました !!!。もちろん,バージンスノー...というわけにはいきませんが,結構フカフカの雪を堪能できました !!!。良かった良かった !!!。

  3時半頃まで滑り,Wanakaの街に寄って美味しいヨーグルトアイスを食べ,QTに戻ったのが6時頃でした。その後,撮影してきたビデオを見ながら楽しかった一日を味わい直しました。7時頃からみんなで街に繰り出し,中華料理をご一緒に頂きました。(^ ^)(^I^) 

  午前中,ガスの中でしたが,“Ura”さんに“水面フラット意識”イメージのワンポイントレッスンをさせていただきました。もちろん...日本語で !!!。そして,「母国語でのスキーレッスン」の柔軟性,というか味わい深さを感じました。英語で語ることは,それなりにできないことは無いのですが,微妙な言い回しやイメージをお伝えすることはできません。でも,今回ニュージーランドでのスキーレッスンを経験させてもらっていることで,さらにイメージを国際版の英語でどう伝えたらいいか?...という様なことに,想いが行きました。“T.N”さんや,英語を母国語とするスキー教師と共に,
Feeling Ski “”を国際的な視点で展開できたら素晴らしい !!!...と,そんなことを思ったのでした !!!。

   シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 06  2007  Thursday  快晴 ( Queenstown 85)
  今日も Day off の【TOK】でした。天気がいいので今日はQTの北東方向に位置する“Glenorchy”方面にドライブして来ました !!!
 本当に美しい景色が広がっていました !!!。その数枚を皆さんにお伝えしたいと思います。
  キット,残暑の暑さを忘れていただけると思う,ざんしょ...(=_=;) お粗末... ハッハハハ...(^ー^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!
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  今日は美しい“Wakatipu湖”の風景をお送りいたします。コメント無し...です。
  存分にお楽しみ下さい !!! (^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 07  2007  Friday  快晴 (Remarkables 86)
  今日もイイ天気のニュージーランド Queenstown 付近でした !!!。
  昨日と変わらない素晴らしい景色が見れます !!!。2ヵ月半以上滞在して居ますが,この美しさには何回見ても感激します !!!。(^ ^)(^I^)
  今日も同じような美しさなので写真はそのままです !!! ハッハハハ...(^ー^)(^ー^) 
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!
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   今日は先ず一昨日撮った Treble Cone スキー場での模様をUploadいたします。(*^^)v
   ① 一般映像 (415KB)
   ②  jpSKI.com 会員用映像 (2.8MB)
     -------------☆★☆-----------
  今日も Remarkables でのレッスンで,大人の“Starter Pack”9名の担当でした。初心者全体では26人の申し込みがあり,それを3班に分けてのレッスンです。相変わらず初心者の「レッスン受講生」が多いのにビックリです。日本でも,これくらい多くの方がレッスンを受けられるようになると素晴らしいのですが...。(=_=;)

  【TOK】がこちらに来てレッスンをするようになって2ヵ月半......初心者の方々へのレッスンスタイルは大体決まって来ました。(^ー^) ですから,英語での説明の仕方も大分堂に入って来た...そんな風に思っています。自己満足...かもしれませんが,「レッスンのここではこの表現,あそこではあの表現...」という風に使う言葉も決まって来ました。どこで笑いを取るか?...という冗談を言うタイミングまで掴んで来ました。“慣れ”というか“経験”というものは恐ろしい...そう思います。(^ ^)(^I^) でも,まだまだ英語での説明が不十分なのは言うまでもありません。表現をもっともっと豊かにするという勉強が必要です。でも,最初の頃に比べると,大分自信を持ってレッスンができるようになりました。(*^^)v

  さて,レッスンは午前中が「スキー用具の説明」⇒「スキーの履き方脱ぎ方」⇒「直滑降の仕方」⇒「プルークファーレンの仕方」⇒「停止のさせ方」⇒「簡単なプルークボーゲン」でした。ほとんどの方がここまでは同じように着いて来られ,同じように上達されます。問題はここから先です。バランス感覚が良かったり,イメージ力が強い人はどんどんうまくなって行きます。ところが,力でスキーを振り回そうとしたり,恐怖心が人一倍強かったり...という方々は進歩がどうしても遅くなります。(=_=;)

  午後はそういう訳で,自分独力でうまくなってみよう...とい方や,お疲れになった方々はお見えになりません。今日は5名の方が午後も継続してレッスンを受けられました。その内,4人の方は慎重派だったり,力で動かそう...という方々でした。他のお一人の方は,昼休みの間にご自分でいろいろ経験を積まれもうかなり滑れます。なので,隣の少し急や斜面で独力でできる課題をお話し,自主練習をしてもらいました。
  この4人の方々には,“オレンジ・ターン”の初歩をお伝えすることにしました。約40分のレッスンで何とかプルークボーゲンができるようになりました。なので,これ以降はドリル練習...ということにさせてもらい,他のお一人の方のレッスンに移りました。この40分間の間にどんどんうまくなっておられましたので,思い切って“Alta Chair”にお連れすることにしました !!!。少し冒険だったのですが...できました !!!。“Renaun”と仰るチョッと太目の女性だったのですが,二度もこのコースを滑ってしまいました !!!。これには【TOK】も(*_*)ビックリ !!!。
集中してやればできるものだナァー...そう思いました。その中心となったテーマは,“Orange”と“Sing a Song”でした...。

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 08  2007  Saturday  晴れ (Remarkables 87)
   今日は少し雲と風がありましたが,良いスキー日和でした。 Coronet Peak はアイスバーンだったようですが, Remarkables はイイ条件でスキーができました。(^ ^)(^I^)
  写真は今日も一昨日のものですが,ご勘弁を...。(=_=;)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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   今日は“レベル2”の担当でした。スキーを初めて二日目くらい...プルークボーゲンの初歩がやっとできる人達のクラスです。このレベルの人達には“オレンジ・ターン”が効果があることが経験で解っていますので,比較的楽です。ただ問題は皆さん同じくらいの感性があり,力任せに滑らないで,集中力があること...です。集中力の有無は,「“恐怖心”で身体を硬くしないため」に重要なのです。「今,その瞬間に集中できる人」ほど,恐怖心を感じることが少ない...ということをコチラに来て,さらにら強く感じるようになりました。
  幸い,今日午前中の生徒さんは,飛び抜けて感性があり,集中力に長けている...というわけではありませんでしたが,約1時間で“オレンジ・ターン”でマジックカーペットエリアを,スムーズに滑ることができるようになりました。
  次のステップは“Alta Chair”に連れて行くか?いかないか?...の決断を下すことです。...というのは,
“Alta Chair”に行くと,少しだけ急な斜面があり,初級者がここで恐怖心を覚えてしまうことがあるからです。すると,それが引き金となって,その後の上達の支障になりかねません。
  意を決してお連れすることにしました。幸い,全員滑り降りることができました !!!。もちろん転倒した人も居ますが,貴重な経験をしてもらうことができました !!!。“Orange”と“Sing a Song”を忘れなければ,皆さん独力でどんどん上達されることと思います。(^ ^)(^I^)

  午後の“レベル2”は,お名前をと仰る方,お一人だけのレッスンでした。今日午前中,初めてスキーを始め,レッスンを受けたとのことです。“Starter Pack”ではなく,普通のグループレッスンの申し込みだったようで,午後からは私が担当することになりました。
  まだうまくプルークファーレンができない...ということでしたが,
“Butter the Bread”の感覚で滑ってもらうことでプルークファーレンは終了。直ぐに“オレンジ・ターン”の“twist”のイメージで滑ってもらうことができました。生徒さんがお一人のせいもあり,レッスン時間は一時間でしたが,“Alta Chair”を二回も滑ることができました !!!。
  「午前のレッスンでは,膝を曲げるとか体重を掛けるとか言われてできなかったけれど,オレンジイメージで簡単に滑れるようになりました !!!」...と“Jonathan”から
感謝のお言葉をいただきました。(^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 09  2007  Sunday  快晴 (Remarkables 88)
   今日は快晴の Remarkables でした !!!。
   雪の量は幾分少なくなりましたが,“スキー”を楽しむには充分です。どんな環境でも,「与えられた条件の中で与えられたモノを楽しむ姿勢」...これが大事だと思います。(^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!
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   今日は「快晴」の Remarkables でした !!!。
  担当のクラスは“AD3a”で,大人のプルークボーゲンができる程度の方々のクラスです。人数は10人。“Alta Chair”を使って滑ることのできるレベルですが,コチラの方は少し技術を上方修正して申し込みになる傾向があります。今朝もチョッとプルークボーゲンがおぼつかない方々が3人ばかり居られましたが,早速“オレンジ・ターン”で安定した滑りを体験していただきました。(*^^)v
  今日午前の方々は,これまでレッスンを受けられた経験がある人が多いらしく,「なぜオレンジをイメージするといいの?膝は前に曲げなくていいの?外スキーに体重を掛ける必要は?」...といろいろ聞いてきます。その質問の英語の意味が解るようになったことに少し安心感を感じながら,スキーの特性や身体の特徴を生かすとはどういうことか?重力を生かすとは?...という様なことをしっかり説明させていただきました。(*^^)v 「まるで物理の講義を聴いてるみたいだけど,良く解るワ !!!」...と言っていただけました。(^ ^)(^I^) これで“オレンジ・ターン”はバッチリ !!!。理論に裏打ちされたイメージであることを理解してもらえると,もう皆さんの上達は早いです。レッスンの締めくくりは“Suger Basin”のチェアリフトを使っての滑走でした !!!。最初はスキー板がバラバラだった方々も,すっかり安定した滑りができるまでになりました。(^ ^)(^I^)

  午後は同じ“3a”クラス...3名の方のレッスンでした。申し訳ありませんが,この3名の中に,バランス感覚がイマイチの東洋系の男性がお一人,そして体重がどう見ても90kgは超えるだろう...というお相撲さんの様な,太目の女性が一人...含まれていました。(=_=;) ハッキリ申し上げて大変な役目です...(=_=;)。でも【TOK】は諦めません。とにかく“オレンジ・ターン”でしっかりオレンジに集中することをお願いしました !!!。
  この効果があったかどうかは???ですが,結果として“Alta Chair”リフト脇のコースを転ばずに滑れるまでになりました !!!。ポイントは“Sing a Song”のつぶやきと,“オレンジイメージ”でした。
  ニュージーランドでのレッスンもここへ来て,あと一ヶ月を切りました。その中で今,今更ながら“オレンジ・ターン”の威力を感じています。イメージを主体とした
“フィーリングスキー”の効果が絶大......ということを,手前味噌ではなく,本当に思っています !!!。素ッ晴らしい“フィーリングスキー” !!! !!! !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 10  2007  Monday  晴れ (Remarkables 89)
  今日も「晴れ」の Remarkables でした !!!。
  昨日載せた写真の解説を忘れました...。(=_=;) この10人の方々は,昨日の午前中にレッスンを担当させてもらった方々です。昨日の日記でお伝えしたように,“オレンジ・ターン”で上達された大人版“Angel”とでも言えましょうか?ハッハハハ...(^ー^)(^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  今日は“AD3b”の担当でした。ここのところ,金曜日から“Starter Pack”⇒“2”⇒“3a”⇒“3b”...と毎日日替わりで,ひと段階づつ上のクラスを担当させてもらっています。なので,前日と同じ生徒さんを担当する...ということもあります。ですから,同じ“オレンジ・ターン”でも,少し切り口を変えて説明するようにしています。それが,わたしにとっての良い英語レッスンになっています !!!。(^ー^)
  さて,今日も午前中はこれまで数回,私のレッスンを受けられた方々が入ってこられましたので,まずスキーの特性を生かしたターンとは?...ということから始めました。初めの1時間はこの様な理論的なコトをお話し,その後の1時間はできるだけ多く滑るようにしています。
  “3b”...というと,本来ならシュテムターンが結構急な斜面でもできる方のクラス...ということになっていますが,急斜面を怖がって滑れない人も居られます。なのでできるだけ自信を持ってもらえるようなスロープを選んでのレッスンでした。でも,レッスンの最後には思い切って25度くらいの斜面にお連れし,“経験”を積んでいただきました。この後の滑り...皆さんが自信満々に滑ったのは言うまでもありません !!!。(^ ^)(^I^)

  午後は午前と同じく“AD3b”の担当で,3人の方々のレッスンでした。(^-^)
  このクラスになると,ある意味で明確な目的意識を持ち始めます。これはモチロン良い事でもありますが,見方によっては危険です。...と言うのは,実はそのレベルまで達していない,あるいは基本的な事柄ができていないのに,バランス感覚の良さだけでかろうじて滑っている...。なのに,ご本人はその域に足していると信じ込んでいて自信タップリ...というようなことがあるからです。
    この様な時にはご本人には気の毒ですが,もう一度基本をやり直し !!!...という風に諭してあげなければなりません。今日午後の生徒さんにもその様な方がお一人居られ,とにかく私の説明を聞こうとせず,パラレル,パラレル...ということだけに目が行ってしまっていました。「スキーの特徴を生かし,身体の持っている特性を生かすことが大事ですヨ 」...とやんわりとご忠告申しあげながら,レッスンを続けました。
  その甲斐あって,3人の方全員が“Suger Bawl”のブルーラインを,パラレルターンの基本技術を使って滑り降りることができるようになりました。(^ ^)(^I^)
  
ああ,疲れた...(=_=;) ......ハッハハハ...(^ー^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 11  2007  Tuesday  晴れ (Remarkables 90)
  今日は少し風が強かったものの「晴れ」の Remarkables でした。
  今日はKidsレッスン...なので,子供と一緒になって楽しんだ【TOK】デシタ !!! (^ ^)(^I^)
 今日の写真は Remarkables の正面のものです。来年はぜひ皆さんとご一緒しましょう !!! !!!(^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日も「晴れ」の Remarkables でした。(*^^)v
  今日は“CH4”の担当でした。午前中は8人,午後は1人の天使と一緒に滑りました !!!。最近は子供達と一緒に滑れることが本当に楽しく感じられるようになりました。少しだけですが,彼等の話し掛けてくる英語が解る様になったから...? かも知れません。(*^^)v
 今日は子供達にも“オレンジ・ターン”を使ってみました。これまでできるだけ子供達には細かいことを言わず,斜面を選ぶことで,自然にスキーの乗り方に慣れてもらう事...これを主眼にしていましたが今日は11歳の子供達が5人居たので,オレンジでのレッスン試みたのでした。効いたかどうか?...にわかにはハッキリしませんが,“歌”だけは確実に歌ってくれました !!!。ですから,キット,イメージとして足裏にオレンジをイメージしてくれたことと思います。それにしても,子供達が雪上だけでなく,リフト上でも大声で合唱し始めたのには“驚き”でした !!!。私もこれは初めての経験です。
  ...というわけで,歌とオレンジイメージで,凹凸斜面や結構急な所も皆で滑り切った午前のレッスンでした !!!。

  午後は一人だけでしたが,結構元気のある“Max”という9歳の子供で,どんな所でもこわがらずに付いて来ます。“Alta Chair”や“Suger Bowl”だけにとどまらず,“Sadow Basin”にも乗って◆コースに挑戦しました !!!。一人だけだったせいもあり,かなり自由の利くレッスンができ,滑走量も稼げました。「今朝はfatherと一緒に“Sadow Basin”に行ったけれど散々だった...。けれど午後は◆コースに行けて最高 !!!」...と喜んでもらえました !!! イェーイ !!!(^ ^)(^I^)

  子供達と一緒のレッスンは,実は自分の練習にもなります。いろいろな場所に連れて行きながら,自分の滑走フィーリングを試すことができるからです。今日は悪雪に行って“クロッシング”と“水面フラット意識”を試していました。...というわけで,天気はイマイチだったもの,
結構楽しんだ【TOK】でした !!! イェーーーイ !!! (^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 12  2007  Wednesday  晴れ ( Queenstown 91)
 今日も「晴れ」の Queenstown でした。
 今日は Coronet Peak 近くの農場をドライブして来ました !!!。写真はそこで撮ったものです。
 牧歌的でなかなか良いでしょう?ハッハハハ...(^ー^)   
 みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 

  今日は Day off ...。 日記もオ・ヤ・ス・ミ… でよろしくお願いいたします。(*^^)v 
  実は...日本からお越しの“Ika”さんと“Tom”さんとご一緒に夕食をしまして,「教師日記」をUploadする時間が無かったのです...。(=_=;) 

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☆ Sept. 13 2007 Thursday  晴れ⇒小雨⇒晴れ (Coronet Peak 92)
  今日は,朝は「晴れ」。午後から一時小雨がパラツキ,そして夕方にはまた青空が顔を出しました !!!。
  写真は Coronet Peak スキースクールの教師仲間“T.N”さんの娘さん...“Niki”のスキー発デビューの写真です !!!。去年は泣きじゃくって“スキー”にならなかったようですが,一年後の今日はもう“Big Easy”を二本も滑ったそうです !!!。(*_*)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日は日本からお越しの“Ika”さんと“Tom”さんとご一緒に, Coronet Peak で“スキー”を楽しまさせていただきました !!!。(^ ^)(^I^)
  お二人はこの10日に Queenstown にお着きになり,これまでカードローナ,トレブルコーン...と滑られました。今日は中間日で,丁度私の Day off と日程が重なり,「それでは Coronet Peak で滑りましょう !!!」...ということでご一緒させていただきました。
  朝9時半...約束の“Express Chair”の前でお会いし,早速“M1”コースを滑りました。上部はかなり硬いバーンでしたが,お二人とも難なく滑って来られます。今日はレッスンではないのですが,いつもの教師癖が頭をもたげ,ちょっとアドバイスしたくなります...。
“Ika”さんには時計の振り子イメージの“クロッシング”を,そして“Tom”さんには“水面フラット意識”のさわりをお話していました...。(=_=;)
  そしてこの後,場所を“T-Bar”エリアに移し,ご一緒に滑ることになりました。
“Tom”さんは“水面フラット意識”で,膝の前屈し過ぎが姿を消しました。そして,まことに失礼ですが,彼女の小回り...これまで見たことの無いようなイイ滑りをするようになりました !!!。“水面”だけを意識し,素直に落下する...そして無理やり膝を曲げたりせずに“お地蔵様”の様に「ジョキン」...と立ってるイメージを持つ...ということだけでした。でも,本当に無理のないイイ小回りをされるようになりました。そしてご本人の口から,「先生...膝が痛くなくなった...(*^^)v」というお言葉を聞くこともできました !!!。ブラボー !!! (^ ^)(^I^)
  一方の“Ika”さん...。数回の滑走後,私の使っていた板“K2−STRIKER(176cm)”を使ってもらうことにしました。そして !!!その滑りが見事に変わりました !!!。不思議なことです。...その感想は“Ika”さんご自信から,直接効いていただいた方がイイかも知れませんが...その骨子は,「とにかく履いた瞬間から安定感がある !!!...という印象でした。そして,大回りでは“水面フラット意識”が非常にやりやすく,安心して身体を預けられる !!!...という感じがしました。また小回りをする時は,“センサーポイントSP”をしっかり意識しさえすれば,176センチと言う長さにも関わらず安定した小回りができることを実感しました。もちろん,“R”の小さいスキー板で小回りをする時の感覚とは異なりますが,安定感という面からすれば申し分ない小回りができました !!!」...というお話でした。
  “小回り”...脇から“Ika”さんの滑りを拝見しても,“Ika”さん独特の“X脚”っぽい膝の使い方が姿を消し,落下が生きた伸び伸びした小回りをしている !!!...という感じでした。“R”の小さい,トーションの強い板では,カービング小回りはできても,あの様な安定感溢れるターンはできないだろう...。そう思わせる滑りでした。まさにどこの斜面でも通用する小回り...です。そして“大回り”...これもスピードもあり,安定感溢れる滑りで,モチロン最高でした !!!。安心して身体を預けられるからこそハイスピードでも滑ることができます。こんなことを言うと“Ika”さんに失礼かもしれませんが,「大回りの面白さ !!!」に気付かれたのでは?...と言っていいほどの滑りをされていました。(^ ^)(^I^)

  さらに,トップページでも紹介させてもらいましたが,コチラでお世話になっている“T.N”さんの娘さんの「本格的スキー...初デビュー !!!」の日でもありました。三歳を過ぎると,バランス感覚,滑走感覚はどんどん育って行きます。いきなりマジックカーペットエリアを走破し,一時間もしない内にダブルチェアリフトに乗れるようになったことも驚きです !!!。

  今日も,
“素晴らしい !!!”いろいろに出会えました !!!(^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 14 2007  Friday  晴れ,時々曇り (Remarkables 93)
  今日も Remarkables でレッスンでした。 Coronet Peak よりもRMの方が忙しい...ということで,残るように求められたのでした。雰囲気的には山全体がOpenなCPの方が好きなのですが,そうも言っておられません。
  さて,写真は今日RMでスキーを楽しまれた“Ika”さんと“Tom”さんです。私のレッスンをご覧になったり,その映像を撮られたり...。そして昼食もご一緒させていただきました !!!
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日は Remarkables でのレッスンでした。
  担当は“Starter Pack”でした。初めて“スキー”を体験される方々のグループレッスンです。今日も30人を越える初心者の方々が“スキー”に挑戦され,私は12名の方々を担当させて頂きました。
  レッスン内容は9/7のレッスンと全く同じように進ませていただきました。そして,午前中は何とか全員の方がプルークファーレンができるようになり,一部の方がプルークボーゲンの初歩まで行きました。

  午後はその内,8名の方が帰って戻られました。斜面を少しだけ急な場所に移してのレッスンとなりました。その日のクラスの構成によって,到達できるスキー技術にかなりの差が出ますが,今日はアジア系の女性が3名含まれており,進歩の程はそれほどではありませんでした。でも一気にうまくなることより,そのレベルレベルでの経験が大切...。そう思って今日は無理をしませんでした。(=_=;)。そして,結局なんとかプルークボーゲンの初歩までできるまでになられました。
  今日は,今シーズン最高の暑さで,午前中からすでにユニフォームを脱ぎ,フリースになってのレッスンでした。生徒さんお一人おひとり,スキーの先端を持ったり,後ろからストックで支えたり...いろいろサポートさせていただきましたが,
汗びっしょり !!!...。久しぶりにイイ運動をしました !!!。

  でも,最後にアジア系の女性3人...聞くところによると台湾からの「ワーキングホリディ」で来ている皆さんでしたが,その方々から,「明日も“TOK”に習いたい !!!」...と言ってもらえました。素晴らしい !!! ハッハハハ...(^ー^)
  このレッスンの模様...。しっかり“Ika”さんがフィルムに収められたようですので,後日皆さんも見ることができるかもしれません !!!。

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 15 2007  Saturday  晴れ (Remarkables 94)
  今日の「Remarkables」もイイ天気でした !!!。 雪は大分溶け始め,ザクザク雪になって来ました。でも,ここの標高は1600m以上ありますから,アサイチは硬いアイスバーン状態で滑れます。黄砂はありませんので,斜面も綺麗です。(*^^)v
  今日の写真はQueenstownの街中から見たCoronet Peakです。これだけ見るとまだ充分に雪があるように見えますが...。手前は「お墓」ですが気持ち悪さは感じません...。(*^^)v
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日も Remarkables でのレッスンで,久しぶりに“レベル5”...の担当でした。ブルーランの結構急な斜面でもパラレルで降りられる人...ということにはなっていますが,実際はシュテムターンを卒業したくらいで,急斜面経験もあまり無い人が多いのです。でも,レッスンは“オレンジ・ターン”以外の Feeling Ski フィーリングが試せますのでありがたいです。
  ...ということで,今日の午前中は3名の方が生徒さんでした。先ず“オレンジ・ターン”の基本から始め...⇒バトンタッチターン⇒“レシーブポイントRP”イメージ⇒圧の吸収...の順で行ないました。時間が1時間50分しかありませんので,この間に“水面フラット意識”などを話している暇はありません。でも生徒さんが3名でしたので,4人乗りのリフト上でじっくり理論的な話ができました。
  “Suger Bowl”の斜面では大回りや,小回りもどき...もできました。そしてレッスンの最後には“Shadow Basin”の一部,“◆コース”も経験してもらいました。(^-^)
  今日の午前中の生徒さん,「“頭”で考えるスキーではなく,“感性”を大事にしたスキー」...に興味を持ってくれましたので,リフト上で「禅マインドスキー」...みたいな,“精神的スキー”のさわりを話させてもらいました。コチラに来て初めての経験ですが,結構スラスラと英語での説明ができました。みなさん“禅”は知っている...とのことで,この様な「静かなフィーリングのスキー」に興味を持っていただけました。そして最後には,“You were great instructor!!!”...みたいなことを話してくれました !!!。素ッ晴らしい !!!。ハハハ...(^ ^)(^I^)

  午後...同じ“レベル5”のクラス...午前中に受けたお一人“イザベラ”が。「もう一度“TOK”のレッスンを受けたい...」ということで申し込みをされました。ですが...他に若い男性の方が二人...合計3名でレッスン...のはずだったのですが,事前に滑ってもらったら,男性の方と“イザベラ”には大きなレベル差が...。スーパーバイザーの意向で“イザベラ”は“4b”クラスの方々と一緒にレッスンを受けることに...。...ということで,“イザベラ”の望みは叶わなかったのでした...ゴメンね......(=_=;)。
  さて,今日午後の若者男性二人...結構滑れます。これこそが本来の“レベル5”クラスの腕前です。そこで午後はカービングターンから始めることにしました。リフト上で「スキーのたわみがカービングターンでは重要な意味を持つ」...ということを話し,早速トライです。ところがどうしても斜面に対して角付けをしてしまうクセがあり,なかなかうまくいきません。そこで“水面フラット意識”の話をしたところ,その後はかなりイイ滑りをし始めました。そしてターン前半から“水面フラット意識”を持つこともできるようになりました !!! カービングターン導入の完成です !!! イェーイ !!!(^ ^)(^I^)
  その後は“小回り”です。ターン後半の圧の吸収を「彼女の“愛”を上半身でゲットする」...という例え話が効いたのか,その説明で,ターン後半のエネルギーの蓄積がかなりうまくできるようになりました。これができれば,次は貯めたエネルギーの開放方法のトレーニングです。若いだけあってこれも直ぐにクリア !!!。
  こうなると後はより難しいシチュエーションにお連れすることです。...ということで“Shadow Basin”に挑戦でした !!!。結構雪がグサグサしていて滑りづらかったのですが,若い二人のことです。滑る度に“フィーリングスキー”のコツを掴んでいきました !!!。多分,今回コチラでこの様な20歳代初めの男性に“フィーリングスキー”をレッスンさせてもらったのは初めてだと思うのですが,「バッチリ通じる !!!」...ということを確認させてもらうイイ一日になりました !!!。“宇宙なる神”がこの様なシチュエーションを作ってくれたに違いない !!!...“宇宙の神”の仕業だ !!!...そんなことを思った一日でした !!!。ありがとうございました!!!(^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 16 2007  Sunday  晴れ (Remarkables 95)
  今朝起きた時には「雨」が降っていた Queenstown ですが,Remarkables は雨が降った形跡も無く,時おり雲が掛かるものの,イイ天気でした !!!。
  雪は「なごり雪状態」になり始めましたが,まだ斜面は綺麗で,充分滑れますす。(*^^)v
 今日の写真は毎朝RMに上っているスタッフバスの中から撮ったFrankton ,そしてLake Wakatipuの景色です。なかなか,綺麗でしょう? (^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日は“CHSP”...つまり,キッズの初心者“Starter Pack”の担当でしたが,生徒さんは一人も居らず,結局あぶれ組でした。
  でも,この空き時間を利用して,2008シーズンの日本でのレッスンスケジュールやプランを考えることにしました。日本に居れば,もうとっくに予定が決まっている頃なのですが,コチラに居るとなかなか現地との連絡が思うようにいきません。いくら Inter Net 社会になったといっても,まだまだ実際に電話で,肉声でコンタクトを取らないと,簡単に決まることも決まらないのです。(=_=;)

  昼も,そして,午後もレッスンがありそうも無く,レッスンを希望する教師が多く居たようなので,彼等にレッスンを譲り,私は一日パソコンに向かっていました。
  ...という訳で,延び延びになっていたスケジュールの概要が,二月中旬の分まで決まりました。(^ ^)(^I^) もうじき皆さんにその概要をお伝えできると思います。楽しみにお待ち下さい !!!。(*^^)v

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 17 2007  Monday  快晴 (Remarkables 96)
  今日も Remarkables イイ天気でした !!!
  空気中にチリやゴミなどの不純物が少ないせいがあるかもしれませんが,今日の写真でも解る様に,晴れると空の色が「真っ青」で本当に綺麗です。これを見ただけでもニュージーランドに来た甲斐がある...そんなことを思います。(^ ^)(^I^)
 写真手前は初心者ゲレンデです。8:15...朝早いのでまだ誰も居ません...。
 みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日は“CH2”...Kidsのレベル2,プルークファーレンができる程度の子供達のクラス担当でした。

  午前中は8人の子供達が生徒さんでした。なんとかプルークファーレンができます。そこで“Butter the bread”
で,よりスムーズなプルークファーレンできるように練習し,その後は生徒さん達のポールをゲート代わりに使って中回転の練習をすることにしました。子供達のことですから,ナニをイメージしてどうやって回れ...等と言わなくても,ターンするポイントを指示してあげるだけで,その場所でターンしようとします。“Do Ski”的に行なう子も居ますが,“Let Ski”的要素で滑り降りて来る子も居ます。でも,この時点で子供達に“Let Ski”で !!!...と指示することが無意味なのは皆さんにもお分かりいただけると思います。先ず「“スキー”の面白さ !!!」...を感じてもらうことが大切なのです。細かいことは抜きです。(^-^) これで8人全員がいちばん緩やかな斜面を滑れるようになりました。次は少し急な所で同じようにゲートトレーニングです。子供達の上達は早い !!!...これも30分ほどでクリア...。
  こうなればあとは,“Alta Chair”を使って少し自然なロングコースに連れて行くことだけです。結局今日の午前のクラスは二回も“Alta Chair”を使って滑ったのでした !!!。万歳 !!!

  午後は,5歳の男の子“Samuel”だけでした。まだ5歳ですからモチロン「イメージ」の話をしても効き目はありません。後ろからストックで支えたり,前からリードしたり,手を変え品を変えてアレコレ挑戦するのが教師の務めです。でも結局,一回も転ばずマジックカーペットエリアは滑れるようになりました。
  そこで,少し冒険ですが,“Alta Chair”に連れて行くことに...。でも本人は怖がって涙を見せるほど...。でも,「大丈夫...【TOK】がしっかり支えてあげるから...ネ !!!」と,なんとか諭しながら一回だけリフトに乗りました。でも恐怖が先に来るようで,少し急な斜面は私のフォローが無いとうまく滑れません。そこ以外はOKでしたが...!。
  5歳の子ですから,私の話す英語も,ほとんどがチンプンカンプン...「私は判りマシェェーーン !!!」といった様子でしたが,無事レッスン時間を乗り切った【TOK】でした !!!。
アア,良かった !!!(^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 18 2007  Tuesday  快晴 (Remarkables 97)
  今日もまたまた「快晴」の Remarkables でした !!!
  朝早くは山の中間部に雲が掛かっていて, Queenstown の街中は「曇り」でしたが,山の上は「快晴」でした。
 ご覧のように,雲海と,それを前にしたスノーファンと車の陰影が綺麗なコントラストを見せていましたので,思わずシャッターを切ってしまいました。(^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日は“AD2”の担当でした。なんとか頑張ればプルークボーゲンができる...というクラスです。

  午前中は,9名の方々の担当となりました。テーマは“オレンジ・ターン”でした。♪♪♪two...and...one...two...and...one...♪♪♪のつぶやきのリズムで,小一時間でほとんどの方が,スムーズなプルークボーゲンができるまでになりました。その後は昨日の子供達同様,生徒さんのポールをゲート代わりに使って中回転の練習をすることに...。本来なら,大人の方にはこの様なゲートトレーニングよりも多くのイメージをお伝えした方がイイのかもしれませんが,一度にあまりたくさんのことを話して,困惑させ過ぎてもいけません。なので,今日はゲートトレーニングで,20分ほど「深く回ること...」を学んでいただきました。その後は“Alta Chair”で一回だけですがグリーンランのコースへお連れしました。この経験があれば,次のレッスンは“3a”になれますから...。
  ...というわけで午前のクラスは無事終了でした。(^ ^)(^I^)

  午後はお二人だけのレッスンでした。今日がスキーを始めて二日目...ということで“レベル2”へのお申し込みなのですが,良くよくお二人から話を聴くと,もうすでにご自分達で“Alta Chair”を使って二度ばかり滑ったとのコト...。少し怖いけれど,大丈夫...というので,マジックカーペットエリアは抜きにして早速“Alta Chair”へ...。リフト上で“オレンジ・ターン”の概要をお話し,早速滑り始めましたがお二人ともバッチシ !!!でした。二度目にはもう“Suger Bowl”に挑戦です。中間部まで来る頃にはもうシュテムターンが出始めました。こうなると次のイメージ...“Sound of Music Turn”を試してみたくなりました。すると...案に違わずやって来るではありませんか !!! もうビックリ(*_*)です。
  グループレッスン...お二人での受講なので,レッスン時間は1時間。でも,このわずか1時間の間に,シュテムターンまでこなすまでになりました !!! 万歳 !!!

  さて,9/3から始まった【TOK】の
Remarkables 出張も今日で終わりです。明日明後日と Day off ですが,その後,金曜日からはまた Coronet Peak に戻ります。約3週間にわたる Remarkables 出張でしたがイロイロありました。その全てが【TOK】のイイ勉強になりました。 ありがとうございました !!!。(^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 19 2007  Wednesday  快晴 ( Queenstown 98)
  今日も「晴れ」の Queenstown でした !!!
  写真は夜の Lake Wakatipu です。夜の景色もなかなか綺麗です。夜の気温もここへ来て高くなってきたので多くの観光客が湖の周りを散歩しています。(*^^)v
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日は Day off でしたので,2008シーズンに向けて【TOK】キャンプでメインにお話したいと考えていることの骨子をお伝えしたいと思います。今日のテーマは“心・技・体”の内,“心”について...です。

①:“心”を豊かにしてくれる“スキー”を求めて
  ニュージーランドでのスキー指導を通して,「なぜ“スキー”をしてるのだろうか?」,「“スキー”をすることにどんな意味があるのだろう?」...というようなことを考える機会に恵まれました。「英語もろくに話せない自分が,わざわざニュージーランドまで来て,スキー指導をすることにどんな意義があるのだろう?」...ということも含めて,「なぜ“スキー”?」...と当初は良く思ったのです。...そして数ヶ月が過ぎて今思うこと,それは,「“スキー”は人間の心の内面に働きかける要素を持っている素晴らしいスポーツだ !!!」...ということです。そして,「そのことに気付いたら,日本に帰り,それを一人でも多くの方に語り,伝えなさい...」という使命が【TOK】に与えられていたのかもしれない...という気持ちが強くなっています。

  コチラの人は自然の中に居ること,雪の上に立っていること,それ自体を味わい,そのものを楽しもうとします。“スキー”はその手段のひとつ...です。ですからレッスンでも“フィーリングスキー流”に“Let Ski”で感性を磨くことに主眼を置き,うまくなることよりも,どうしたらその楽しみ方,味わい方の幅を広げることができるか...?というようなことをお話しすると,「まさにその通り,技術云々よりそのことが私達の求めているものです...」という風に答えてくれます。
  そうです !!!。“スキー”は苦しむためにするのではなく,「幸せを感じることのできる心」...これを手に入れるために行なうものなのです。自然の中に居ることの幸せを思い,地球の引力に引かれて斜面を滑り降りる快感を味わい,この世に生まれてきたことの幸せをさえ感じる...そのための手段として行なうべきものなのです。
  地球の“愛”を感じ,大自然の懐にいだかれ,そこここに在るいろいろなものの“美”を感じる“豊かな心”...これに気付き,その感性を培ってくれる“スキー”というスポーツは,本当に素晴らしいスポーツだと思います。私は,元来人間という生き物は「おおらかで豊かな心」...これを生まれながらに持っているのだけれど,それを忘れてしまっていることが多い...と思っています。その“豊かな心”を思い出し,本来の自分自身を取り戻す...そのために“スキー”をしているのだと,ニュージーランドでより強く思うようになりました。
  “Let Ski”をお教えしていると,“Do Ski”では感じ取れない,人間の持っているいろいろな奥深い“潜在的能力”があり,それが次第に開花して行っていることに気付きます。“心の豊かさ”もそのひとつです。 '08 シーズンは,ぜひテーマのひとつとしてこの“心を豊かにするスキー”を皆さんとご一緒に追求して参りたい...そう思っております。(^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 20  2007  Thursday  快晴 ( Queenstown 99)
  今日も「快晴」の Queenstown でした !!!
  でも日中の気温は結構高く,薄着でもOK !!!です。
  今日の写真は夕方6時過ぎのものです。 Remarkables ですが,雪が大分溶けたのと,この時間でも結構明るいのがお分かりいただけると思います。(^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!
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今日も Day off ...。レッスンは無しでしたので,今日も08シーズン【TOK】キャンプのテーマ第二弾をお伝えしたいと思います。そのテーマは“心・技・体”の内,“技”について...です。

:“技”の真の意味を探る...“スキー”の楽しみを探る
  
ニュージーランドに来て,このところ日本ではほとんど教えする機会の無かった,「初心者」の方や「子供達」のレッスン...これをたくさん経験することができました。(*^^)v そして,そのレッスンの中で「“スキー技術”のあり方」について改めて考えることができました。
  「初心者」の方や「子供達」のレッスンでいちばん感じることは,「これまで味わったことの無い新鮮な感動に出会えた !!!」という悦びを素直に表現される !!!...といことです。大人も童心に返ってスキーを楽しみ,悦びを表現されますし,もちろん子供は,大はしゃぎです。言葉を変えて言えば,“スキー”を通していろいろな感動に出会って居られるのです。その要因となっていることは,「これまでできなかったことができるようになり,新しい世界が開けた !!!」ということです。そのための“技”が身についた...ということです。あくまで「自分自身の悦びのために役立つ“技”が習得できた !!!」ということであって,「他人のための,あるいは見栄のためのスキー技術」ではありません。
 
 “技術習得”をこの延長線上のものとして捉えると,「“技”を磨くということは,これまで経験したことの無い新しいフィーリングを会得するためのプロセス...」と観ることができます。ですから,雪の上に立って新しい経験をすることは,“自分自身を知るための旅の一コマ,つまり自分発見の旅の一環なのだ...”と思えるようになります。そうすると,毎日,毎回のスキーを通して,「今日はどんな自分に逢えるのだろう?」...と,ドキドキワクワクするようになります。自分の身体の中に秘められている潜在的可能性が少しづつ顔を出し始め,「アレレ?こんな感覚が?!?!?!...」とか,「俺ってこんなことができるんだ !!!」...という感動に包まれるのです。“スキー”を通して「新しい自分を発見する」という,自分発見の悦びを感じるという,ある種の感激さえ覚えます。
  この様な感動を感じている人たちの滑りには,ある種の“自由さ”が感じられ,何事にも縛られない伸び伸びした身体の運動が見られるようになります。そして,誰一人として「同じ型」であったり,「同じ運動」であることはありません。それぞれが微妙に違っているのです。ですが,この違いが独特の雰囲気をかもし出し,観る人にある種の感動を与えてくれます。...人が真似のできない特別な仕草や動作をしているからではなく,単純な動作なのに“流れのある美しさ”を含んでいるのです。「流れに身を任せている素直な表現」...とでも言ったらいいのでしょうか...。安心して見ていられ,そして癒し系的な“美しさ”があります。“無理”の無い「“素”の美しさ」とでも言ったらいいのでしょうか?
  コチラのレッスンでも感じたこと...それは,「形をああしなさい,体をこう動かしなさい...」というやり方では,この様な“美しさ”は出て来ない...ということです。状況や条件が変わると直ぐに行き詰まりが起き,美しさどころではありません。それに比べ“イメージ”での指導は,条件を選ばず,その人の運動能力を選ばず,それぞれの特質が生きた形で顕れて来ます。もし道具に欠陥があれば欠陥なりの動きさえ出てくるのです。“Do Ski”ではなく,“Let Ski”だからこそできることです。本当に“フィーリングスキー”の威力を思った【TOK】でした。

  この様なことを通して思ったこと...それは,「“スキー技術”...それは先ず,他人と能力を競ったり,才能の有無を比較するために在るのではなく,“素”の自分発見のために在るのだ !!! そしてそれに続くものとして,他人には無い自分独特の“能力開花”が待っている」...ということです。
  “スキー”を,
勝ち組,負け組み...という感覚で捉えるのではなく,「自分が自分であることの素晴らしさ」...これに気付くための手段として使えるようになれば,私達のスキーの世界は大きく変わる...そう思います。

  ...ということで, '08 シーズンの Feeling Ski は,より一層深く
“スキー技術”の意味を考えたレッスンにしたいと思っております。

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 21  2007  Friday  晴れ (Coronet Peak 100)
  今日も「晴れ」の Queenstown でした !!!
  今日からまた Coronet Peak に戻りましたが,やはり私はCPの方がレッスンしていて気持ちが良い...そう思いました。 Remarkables は谷間にあり,どことなくOpenで無い感じがするからでしょうか?でも,降雪量がたくさんあれば,急斜面がたくさんありますから,自分で楽しむには最高だと思うのですが...。(^ ^)(^I^)
 今日の写真は夕暮れのLake Wakatipuです。
 みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
     -------------☆★☆-----------
  今日は Coronet Peak でのレッスンで,担当は“SPCH1”...キッズの“Starter Pack”でした。
  今日は5歳から13歳までの子供達8人が生徒さんでした。ニュージーランドでレッスンをするようになって,「大人の人は【TOK】の英語について,日本人だから何を話しているか?...ということに気を使ってくれるだろうからまだイイけれど,子供はそんなことは無いから,話が通じなくて大変かな?」...という風に思っていたのですが,実際にやってみるとそれほどでもなく,むしろレッスンはやりやすい...と思えるようになりました。何事も経験で,実際にやってみないとナントも言えないものだ...ということですネ !!!。(^ー^)
  初心者ですから,先ず雪だるまを作ったり雪合戦まがいのことをしたりして,雪に馴染むことから始めました。その後は直滑降ですが,子供達のことです,大人は到底敵わないだろう...というほど簡単にこれをクリアしました。
  問題はこの後です。年齢が高い子供は「ピッザのように,V字を作って !!!」というとその通りイメージして来るのですが,小さい5歳の子はプルークよりも直滑降で滑ることが面白いらしく,何度“Keep Pizza!!!”...と言ってもいうことを聞いてくれません。...でも,彼らにとってはこれが楽しいのだから,無理やりああしろ,こうしなさい !!!...というのは良くないのかも知れません。ということで午前中はなんとかプルークファーレンができるまで...。

  午後は,できればダブルチェアリフトで上に連れて行き,イロイロな経験させたい...という気持ちがあり,なんとかターンができるまで !!!...と思いました。そこで,スキーポールをゲート代わりに使ったスラローム練習をしたのですが,これも5歳の子には効き目がありません。勝手にアウトサイドではなくインサイドを直滑降でスゥーーイスイ...。
  スキー教師は,せっかくですから,うまくなってイロイロな体験をさせたい...と思っても,本人は別のことに興味を抱き,それに熱中している。これを無理やりこうしなさい !!!...というのは年端の行かない子供達には,あまり良いことではありません。マ,良いか !!!...と諦めることにしました。
...ということで,今日のKids初心者クラスはマジックカーペットエリアだけの滑走で終わりました。申し訳なかったのですが,結構うまくなった13歳の子供にはダブルチェア行きを断念してもらいました...。
  「うまくさせたい...」と思う気持ちと,「興味を奪ってはいけない...」という相矛盾することに少し
葛藤を感じた【TOK】なのでした。(=_=;) 

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept. 22  2007  Saturday  曇り (Coronet Peak 101)
  今日,朝の内は「晴れ間」も覗いていましたが,午後からは「雨」になってしまった Coronet Peak でした。(=_=;)
  マ,9月...こちらでは「春」ですから,それも仕方がありません。でも“スキー”ができるだけ幸せだと思わないといけませんネ !!!。
  写真は今朝9:30頃のCP上部です。まだコースにはこのように豊富に雪が残っています。朝早くはバーンも硬いのですが,10時過ぎると「春の雪」です。...でも,その春雪がまた楽しい !!! (^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日は“レベル5”の担当でした。実は昨日の帰り際,スーパーバイザーが,“TOK...what level do you like to have tomorrow?”...と聞いてくれたのですが,私は毎朝のレッスン担当表を見て,それがその日の“宇宙なる神”が与えてくれた貴重な機会...という風に捉えていますから,“Thank you, but it's depends on. I believe it's a God's Will”...と答えたのでした。そしたら,今日は“レベル5”...という訳です。
  実は今のこの時期の“レベル5”...あまり多くの人が入らないクラスです。でも,数人だけの少人数クラスになることが多く,レッスン時間も1時間になることが多いので,それだけに自由に滑り回りながらレッスンをすることができます。きっと,スーパーバイザーもそのような経験ができるように気を遣ってくれたのでしょう !!!。ありがとうございます !!! (^I^)(^ ^)

  さて,午前のレッスンは“Dean”という若い女性と,“Peter”という55歳くらいの男性二人だけの担当でした。本当なら1時間でレッスン終了なのですが,サービスで1時間半ご一緒に滑りました。(*^^)v 
  レッスンは“オレンジ・ターン”でオレンジを感じることから始めました。そしてその後はターンを前半と後半に別けて考え,前半は“Feel phase”,後半は“Receive phase”という様なイメージトレーニングをしました。数回のこの練習で二人とも自然な脚の伸縮が顕れ始め,レッスンの最後にはかなりの急斜面も滑れるようになりました。また,結構早いスピードでもしっかりスキーをコントロールして滑れるようにもなりました !!!。何よりも,始めは不安定だった“Peter”のスキーがピタッと安定し始めたのには私も,そして彼自身ももビックリでした !!!。そして女性の“Dean”も私の後をピッタシ付いて来るまでに !!!。素晴らしい !!! (^ ^)(^I^)
  リフトの上では,“フィーリングスキー”の“Feel in”の感覚が大事なこと,“Do Ski”で雪に働き掛けないことの大事さ...これを説明し,「こころ穏やかにスキーをすることの楽しさ」についても話させていただきました。

  さて,午後のレッスン...。雨が少し降り出したせいもあったのでしょうか,生徒さんはNone !!!
  ...ということで午後のレッスンは無し...でした。“This is the God's Will, also...” (^ ^)(^I^) こういうこともあります...。
 
  ...その後,どうしようかな?...と思っていたら,昨日レッスンしたKidsが3人...偶然私の前を通り過ぎ,“Tok, thanks yesterday!!!”と言ってくれました !!!。そして“Mac”という子のご両親...今日が最後のスキーで,明日オーストラリアに帰るらしく,“I'd like to have your lesson next season”...とも...。
お世辞でも嬉しいではありませんか !!! (^ ^)(^I^)

    シーハイル !!! Schi heil !!!

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  さて,9/19,9/20...と, '08 シーズンの【TOK】キャンプの骨子を紹介させていただきましたが,今日は「教師日記」の付録として,その最終章を紹介したいと思います。(^ ^)(^I^)

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“体”の“感性”を磨く...身体の素晴らしさに気付く
 
 ニュージーランドでも,レッスンは“オレンジ・ターン”や“水面フラット意識”をメインにお話してきました。
  そして日本でも感じた「... イメージが身体の潜在能力を刺激し,身体がいきいきと活性化し始める
。そして,自分の身体に内在的に持っていた能力が徐々に開花し, 結果的に“各自の個性を生かした豊かな滑り”が顕れて来る」...ということを,日本以上に感じました。“個としての生き方”,“他人と同じでない生き方”...これに価値観を持っている西洋系の方々は,特に他人と同じことを求められることを嫌います。自分は自分であって,他人とは同じではない...ということを誇りに思っているのです。ですから“フィーリングスキー”はむしろ西洋系の方々にスンナリ受け容れられる指導法...ということを思いました。
  こういった“個”の考えた方に慣れている社会...西洋系のスキースクールでも,ことスキーに関しては多くの教師が「ああしろ,こうしなさい,ああしてはいけない,こうしてはいけません...」というようなことを言っているようです。そう言われて来た人達に,“フィーリングスキー”で“Let Ski”をお話しすると,皆さん一様に安心した表情になられ,身体の動きも活き活きして来るのです。そして,「これまでこの斜面をこんな自由な気分で滑ったことが無かった...」,「静かな気持ちで幸せな気分で雪の上に立つことができます !!!」...という風に話してくれます。【TOK】がニュージーランドに来てスキー指導に携わったことの幸せを感じる瞬間でした。

  このように,自分の身体の感性の鋭さに気付いてびっくりされたり,潜在能力の不思議に感動されたり...ということが多いのですが,その元となっていること,それはご自分の持っているエネルギーと雪や地球の持っているエネルギーのやり取りというか,調和...互いの感じ合い...みたいなことが在る...ということを皆さんが感じられるから...なのだと思います。東洋流に言えば,「気」のやり取り...とでも言えるでしょうか?。この「“気のやり取り的”なことが“スキー”には在る !!!」と思って雪上に立つと,本当にそのようなエネルギーのやり取りがあるかのように身体が動き始め,自分で自分の身体の“素晴らしい感性の不思議”に驚くことになるのです。

  またレッスンでは,「“恐怖”や“不安”をどうやったら克服できるか?」...ということも良く聞かれます。その答えは,「将来,未来のことを考え過ぎるからです。2秒後でも1秒後でも,それはこれから先のこと...。この“これから先のこと”を思い過ぎるとそれは恐怖の元になります。例えば,この先にコブがある !!!...アイスバーンみたいだ !!!...という,目で見た情報が“不安”や“恐怖”の元になり,身体の硬直に結びつくのです。ですから,“今”この瞬間,この時間に集中し,その時の足裏がナニを感じ取っているかに集中しなさい !!!。そうすればほとんどの恐怖は起こらなくなります...」と説明し,それを体験してもらうと,実際にリラックスした滑りになって来ましたから......ホントに“不思議”です。まさに「“今”に集中する !!!」なのです。
  このようなスキーをしていると,いつの間にか,「自然の有り様と同調する ⇒ “集中力”を高め ⇒ この瞬間に生きる...といった,「“人生”をどう生きるか?」というテーマをも考えることのできる“スキー”ができるようになります。

  【TOK】の長い“スキーライフ”の中でも,このことを感じられた今回のニュージーランドでのスキー教師体験は,本当に素晴らしいモノでした !!!。
  この様な,“身体の素晴らしさに気付けるようなレッスン”を '08 シーズンの日本でも行ないたいと思っております。そしてこれらのキャンプを通して,もし......「キャンプ毎の与えられた恵み...自然の支援...これを味わえたり...」,「あらゆることに感謝できる心が培われたり...」,「居るべきところに居ることの意味を想えたり...」したならば,これ以上の悦びは無いと考えております。
  “フィーリングスキー”を通して私達が経験することの全てが,人生のprocessの一環であり, “苦しみ”も“危機”も,もちろん“楽しみ”や“悦び”も,全てが私達をこの世に誕生させてくれた「神からの贈り物の“恩寵”」として受け容れることができる...その様な“スキー”レッスン...これを目指したいと思います。

  これこそが,まさに...
...Feel in Ski だと,【TOK】は信じるようになりました。

  
笑い,楽しみ,悦び,感動 ...Laughter, Pleasure, Joy, Impressiveness......これが '08 シーズンの【TOK】キャンプの骨子です。
  では '08 シーズンの【TOK】キャンプでお会いしましょう !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept.23  2007  Sunday  曇り (Queenstown 102)
  今日は雨のため Coronet Peak スキー場はClose...でした。
  頂上の付近は「雪」らしいのですが...。雨では仕方がありません。...というわけで今日はオ・ヤ・ス・ミ…となりました...。(=_=;)
  でも,これも天なる神の思し召し...そう思って今日はWalkingを楽しみました。
  写真はその時に撮ったものです。
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!!
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  今日はトップページにも書いたように, Coronet Peak は「雨」のためCloseでした。
  スキー場との契約では,私の勤務は9月一杯...ということだったのですが,「雪の状態」がイマイチで,生徒さんの数も少ないことから,私のレッスンは今度の火曜日...つまり9/25(火曜)まで...ということになりました。ですから,今日の日曜日...残り少ないレッスンを大事にしよう...そう思っていたのですが残念でした。(=_=;) ...ということで,【TOK】のレッスンも,明日と明後日,二日間を残すだけとなりました。

  今日は予定外の Day off ...ということなので,これもなにかの思し召し...ということで, Queenstown 空港からQTの街までWalkingをすることにしました。実は7/1も今日と同じように Coronet Peak が雨のためCloseになり,その日はQTからFranktonまでWalkingしたのですが,今日はその逆バージョンでした。でも天気は前回ほど良くなく,感動的な景色には出会えませんでした。でも一枚だけUploadします...。7/1の「教師日記」にUploadした場所と同じ所で撮った,今日の「Wakatipu Lakeをバックに【TOK】」の写真です。(^ー^)

  ここで前回と同じように写真を撮りながら,約三ヶ月前...6月中旬にニュージーランドに来た直後の頃のことを思い出していました。(7/1の写真 ⇒)
  今思うと,あの頃...「本当にスキー教師としてやっていけるんだろうか?」...「“フィーリングスキー”的スキー指導が通用するんだろうか?」...といった心配で,かなりの重圧を感じていました。今は感じていない...ということではありません。今でも毎日,レッスンの前は,「今日の生徒さんにうまく英語での“フィーリングスキー”が語れる通じるだろうか?」とか,「どうやったらスキーの楽しさをお伝えできるんだろうか?」...というような緊張はあります。でも当時の様な重圧ではありません。
  あの時の写真に比べると今日のは少し痩せて見えるかな?...それだけ,心労があり,その結果として痩せたのかな?...などということを思ってしまいました。でも,良く見ると単にカメラから遠くに立っていたから...なのでした !!! ハッハハハ...(^ー^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept.24  2007  Monday  曇り (Coronet Peak 103)
  今日はOpenしました !!! Coronet Peak...。
  でも,状況はあまりよく有りません...。季節は9月終わり...日本で言えば3月も終わりのスキー場です。グサグサ雪で,滑りづらい環境なのはコチラでも同じことです。その中,今日は6時間のレッスンでした。その模様は「教師日記」で...。(*^^)v
  写真はQTを見下ろせる位置にある観光の名所“Sky Line”から撮ったものです。昨日,ここでStaff Partyがありました !!!
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  昨日は「雨」のためCloseだった Coronet Peak もOpenでした !!!。

  今日は9時から“School Group”...女子高校の生徒さんのレッスンでした。ニュージーランドの各地の学校の生徒が,School holiday を利用して修学旅行的な“スキー体験”をするのですが,その担当でした。...ですが,皆さんのレンタル道具が間に合わず,私達スキー教師がレンタルのお手伝いをし,レッスンが始まったのがもう10時近く...。終了時間は10時20分と決められていますから,ホンの30分ほどのレッスン時間しかありません...(=_=;)。私の担当は,「これまでスキーを経験した事のある人...」ということでしたので,もうなりふり構わずダブルチェアで上まで行くことに...。恐々の選択だったのですが,これがピッタシ !!!。全員が“オレンジ・ターン”で,パラレルもどきのターンをしてくれました。さすが若い高校生...感性が違います !!!。ダブルチェアを二本滑っただけでタイムアウト...。明日また滑れる...ということなので,マ,今日はこれで我慢するか !!! (^ ^)(^I^)

  10時半からのグループレッスンは“AD2b”の担当でした。今日のこのクラスの皆さんは,結構運動能力に優れ,,また感受性の鋭い人が多く,私の話す“オレンジ・ターン”を直ぐにイメージして,どんどん滑って来られます。もう2回も滑るとマジックカーペットエリアは卒業でした。そこでダブルチェアで上り,“Big Easy”を滑ることにしました。驚くべきことに,ここもOK !!!。春雪のグサグサした雪の状態にも関わらず全員転ばずに滑り降りられます。ここを3回も滑りました !!!。レッスンの最後にはパラレルターンもどきの滑りをされる方まで現れたのでした !!!。素ッ晴らしい !!! (^ ^)(^I^)

  午後のグループレッスンは,“Starter Pack”の担当でした。Kidsのクラスと,大人のクラスをMixした混成クラスです。
  初めは,もちろんスキーの履き方から初め⇒直滑降⇒プルークファーレン⇒停止⇒初歩のプルークボーゲン...と進めましたが,みなさんどんどん消化してくれます。その中心となったイメージは“Butter the Bread”と“オレンジ・ターン”でした。午後からの“Starter Pack”なのに,レッスンの終わりには全員の方がプルークボーゲンができるまでになりました !!! “フィーリングスキー”は最高 !!!...そんなことを思いました。ブラボー !!! 

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  さて,昨日の日記にも書きましたが,私のニュージーランドでのレッスンは,明日25日が最後になります。...ということで,スーパーバイザーのまとめ役“Tom”にそのことを話たところ,今日の昼休み,話がある...ということで,30分くらいのミーティングがありました。その話の中で,私の今年のニュージーランドでのレッスンについていろいろ聞かれました。「日本で体験できないことが経験できたこと。“フィーリングスキー”的なレッスンが効果があったこと。いろいろな人たちとの交流ができて楽しかったこと...」などを話しました。その中で,特に私のレッスンスタイルに関心があるらしく,“ Feeling Ski ”についていろいろ質問されました。私がいつもこの「教師日記」で紹介させてもらっているようなことを話したところ,大いに興味が沸いたらしく,「“形にとらわれないレッスン,感性を大事にするレッスン,楽しみを感じられレッスン”...ということについて,ぜひ来年も Coronet Peak に来て広めて欲しい !!!」...というお言葉をいただきました。「今年は機会が無かったけれど,来年はクリニックという形でぜひニュージーランドの教師諸君に“ Feeling Ski ”を話して欲しい...」とも。
  30分もの長い間話せただけでなく,ぜひ来年も来て欲しい !!!...というお言葉を頂いたのは本当に嬉しいことです。コチラの人はほとんどお世辞は言わない。でも価値を認めた人に対してはそれなりの働き掛けをする...という先人からのアドバイスをそのまま信用すれば,私が今シーズン
New Zealand に来てレッスンをしたことはそれなりに効果があったかな?...と,そんなことを思いました !!!。また,来年もお世話になることになるかもしれない...ということを感じながらミーティングを終えたのでした。
  それにしても...シーズンインの時にはほとんど何を言われているか,チンプンカンプンだった“Tom”の英語...今日は50%は理解できました !!! 素ッ晴らしい !!! (^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept.25  2007  Tuesday  晴れ (Coronet Peak 104)
  今日は「晴れ」の Coronet Peak でした !!!
  そして,私のレッスン最後の日でもありました。その詳細は「教師日記」でご覧頂くとして,写真はスキー教師仲間です。左から日本人で最もプライオリティーの高い“Manami”さん,そして悪雪深雪大好きな“Sam”...そして知的なレッスンをする“Michel”です !!!。こういう人たちに囲まれて,【TOK】は素晴らしい体験ができました !!!
  ありがとうございました !!! (^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
     -------------☆★☆-----------
  今日は【TOK】のニュージーランド・07シーズン...最後のレッスンでした。(^ ^)(^I^) そして,今日の担当は“ADpool”...つまり,大人のレッスンの待機組みでした。

  ですが,レッスンがありました。
  午前は“レベル3”の担当でした。プルークボーゲンができ,シュテムターン,そしてパラレルへ移行しよう...という人たちのクラスで,男性4人,女性3人...合計7名の方が受講されました。この時期になると生徒さんの数も少なくなるので“3a”,“3b”の区別はしなくなり,“レベル3”だけになってしまうのです。
  レッスンはいつものように“オレンジ・ターン”でした。いつものことながら,最初は男性諸君がどうしてもスキー板そのものを“力”で振り回そうとします。その点女性の方は“Gravity Works”を使ってターンすることが得意です。...という訳で,初めの1時間は女性に軍配が上がりました。そして,次の段階,“Express Chair”で頂上まで上り,そこから滑り始める頃から情勢が逆転しました。徐々に“Gravity Works”に慣れ,自分の力を使わなくてもターンができることを知った男性諸君の方が斜面に対する恐怖心が無く,スンナリ斜面移動ができるのです。ところが,緩い斜面ではオレンジをしっかり意識できた女性の皆さんは,斜面に気を奪われ,オレンジどころでは無くなってしまいました。でも,なんとか“M1”のブルーラインを滑り降りた皆さんでした !!!。(^ ^)(^I^)

  午後はレッスンが無いのかな?...と思っていたら,Kidsの“レベル3”から要請が入りました。男の子5人の担当です。今日は大人のpool...ということだったのですが,教師の数が足りない場合は,そんなことにこだわって居られません。なので,即OK !!!でレッスン開始です。ですが,男の子ばかり5人ですので,私の言うことを素直には聞いてはくれません。勝手にあっちへ行くは,こっちへ行くは...で大変なのですが,それを規制して“遊び心”を失わせてしまっては元も子もありません。許容できる範囲で自由にさせてあげることが大事です。
  結果的に,“M1”コースを2回も滑ったのですからgood !!!です。(*^^)v

  そういう訳で,今日の【TOK】のニュージーランド最後のレッスン...無事終わりました !!!。
  思い起こせば,6/25...丁度3ヶ月前の同じ25日が初レッスンでした。その日は“レベル2b”の担当でしたが,本当に緊張しました。思い通りの“フィーリングスキー”レッスンができるかどうか?不安で一杯でした。ですがなんとか3ヶ月が過ぎて,今思うことは,「人間やる気になってやってみればなんとかできるものだ !!!」...ということです。モチロンその間,いろいろ多くの方のご支援や,応援があったからできたことなのですが...。
  ...ということで,一人の怪我人も出すことなく,無事にレッスンを終えることができました !!!。応援していただいた多くの方々に,そして天なる“宇宙なる神”に,
心から感謝したいと思います。
  ありがとうございました !!! (^ ^)(^I^)(*^^)v(^ー^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept.26  2007  Wednesday  快晴 (Queenstown 105)
  今日も「晴れ」の Queenstown でした !!!
  昨日でレッスンが無事終了し,今日はどこと無く“気持ちの軽い朝”を迎えました。(*^^)
  天気が良いので“Lake Johnson”に出掛けて来ました。 Queenstown からバスで5分でFrankton。そこから歩いて10分も掛からないで,この湖に着きます。ほとんど訪れる人が居ませんが,静かな農場の中にあり,周囲のRMやCPの山並みも見え,大変綺麗な湖です。 (^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日はTopページにも書いたように,“Lake Johnson”に出掛けて来ました。
   Coronet Peak スキー場から良く見える小さな湖なのですが,どこと無く私の“気”を惹いていたのです。想像に違わず綺麗な湖でした !!!。(^ ^)(^I^) 今日は,そこで撮った写真をご紹介します。(^ ^)(^I^)

Lake Wakatipu
から南方向
Lake Johnson
からセシルピーク
Lake Johnson
から北方向
Lake Johnson
の上の丘から東方向
Lake Johnson
の上の丘から南方向
Arrow town
近くからCP
Arrow town
近くの丘を歩む羊さん達
Arrow town
近くのガーデンレストラン
桜...満開で綺麗でした !!!
レストランでくつろぐ【TOK】
...必要ない !!!って?...失礼

  ...という訳で,今日はニュージーランドでの【TOK】の頑張りに対し,自分自身に褒美をあげました。そして大リラックスの【TOK】でした !!!。イェーーーイ !!! ビールも美味かった !!! !!! !!!
  明日からは気持ちを再度引き締め,日本での '08 シーズンレッスンに向けての活動...これの細かい企画を練りたいと思います。(*^^)v

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept.27  2007  Thursday  快晴 (Queenstown 106)
  今日も「快晴」の Queenstown でした !!!
  昨日は“Lake Johnson”に出掛けましたが,今日は教師仲間の“T.N”さんのご案内で,昨日とは逆方向にある“Moke Lake”という所に行って来ました。QTの近くには簡単な“Walking track”...つまり,散歩道があるのですが,今日連れて行ってもらったこの湖も素晴らしく綺麗でした !!!。 (^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日も「快晴」の Queenstown でした !!!
  スキー場との契約では,今月一杯働く...ということになっていたのですが,「雪」の量も例年より少なく,先生の数も余り気味なので,私は25日のレッスンで最終日...ということにさせてもらいました。
  ですが,日本へ帰る航空券の都合で,10/1日にここ Queenstown をでて,クライストチャーチまで行き,次の日の2日に成田に着く予定です。なので,しばらく...と言っても4日間ですが,QT近くに滞在し,散歩や景色を楽しみながら,日本でのレッスン企画を煮詰めたいと思っています。

  ...ということで,日本でのレッスン... '08 シーズンは“心・技・体”ということをメインに...と,過日の「教師日記」に書き込みさせていただきました。ですが,実はこれとは少し視点を違えて次のようなことも思っています。コチラでのレッスンを通して思ったことなのですが,「“Do Ski”と“Let Ski”の究極的な違い」...みたいなことです。

  グッキーもよく言っていたことですが,「“スキー”はバランスのスポーツ」です。そして,このバランスをよく取り,転倒を極力防ぐ方法が,実はあるのです。それは,「スキー板が1m前に進んだら,上体も1m前に進む。斜め前に30センチ進んだら重心も30センチ...。そして,もしもスキー板が止まったら,身体の移動も止まる。これを守れば決して“転倒”ということは無い !!!」というものです。常にスキー板の動きと上半身の動きが一緒ですから,これを守れれば確かに転倒はしません。でもこれができないから,多くのスキーヤーは転倒という事態を招いてしまうのです。
  でも,良くよく考えてみると,“Do Ski”の滑り方,つまり「スキー板を動かしてターンするやり方」を行なうと,「外向きの力を働かせ,スキー板そのものを動かす...という運動」になりますから,重心とスキー板の距離を変えることになり,身体とスキー板の動きが同じではなく,バラバラになってしまいます。ですから,バランスを乱すのは当たり前...なのです。「スキー板を動かす」...ということ自体が問題なのです。
  ところが,“Let Ski”では,ターンに必要な力を斜面移動で得ようとし,外向きの力を必要としないので,重心とスキー板の動きが常に一緒に移動することになります。ですから,「スキー板が1m前に進んだら,上体も1m前に進み,斜め前に30センチ進んだら重心も30センチ進む...」ということが可能なのです。そういう意味で,“フィーリングスキー”はバランス維持の上でも大きなアドバンテージを有しているです。

  この様に,スキーを動かす“Do Ski”と動かさない“Let Ski”......これは,単に「力の加え方の違い」...ということだけでなく,「運動の安定性」という意味で大きな違いがあることだったのです。
  レッスンの初めに,これ以上の“Do Ski”は無い !!!...というくらい,スキー板を振り回して滑って来られ,バランスを乱しまくっていた体の大きな男性が,“オレンジ・ターン”で“Gravity Works”を知るようになって“Let Ski”を覚えられ,その滑りがガラッと変わって,素晴らしく安定して滑るようになるのを拝見していると,本当にこの両者の特質の差を感じました。(^ ^)(^I^)

  ニュージーランドでのスキー指導を通して感じたことの大きな成果だと思います。そして,今更ながら“フィーリングスキー”の意味を思った【TOK】なのでした !!!。

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept.28  2007  Friday  晴れ (Queenstown 107)
  今日も「晴れ」...午後から少し雲が掛かってきました。
  写真は Queenstown 近くの牧場です。どことなく北海道の“美瑛”の景色に似ている気がしています。私の好きな「牧歌的」な雰囲気に溢れています。時はもう直ぐ10月...コチラもすっかり“春”です !!! (^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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今日は10/1の「08シーズン【TOK】キャンプ詳細」Uploadに向けて,その準備をしました。考えてみれば,もう二日しかありません。その期間中に【TOK】キャンプの詳細を少しでも皆さんにお分かりいただけるよう,Uploadしたいと思っております。(^ ^)(^I^)

  さて,そういう作業を通して思ったことがあります。それは何度も同じことの繰り返しで申し訳ないのですが,「何でスキーなの?」...ということについてです。地球の愛の大きさを知ったり,大自然の素晴らしさに触れたり,こころを豊かにしたり,身体の素晴らしさに気付いたり...ということは,別に“スキー”だけに限ったことでなないんじゃないの?...という想いがいつも心の中にあったのです。
  そうです !!!。確かに“スキー”に限らず他のスポーツや芸術を通してでもこの様なことは感じることができますし,むしろその方がより適している...という例もたくさんあります。でも,そういう他のスポーツや芸術が例えそうだとしても,“スキー”も厳然としてその一員である !!!...ということに変わりはありません。つまり,“スキー”を通してその様な「地球の愛...大自然の素晴らしさ...心豊かさ...身体の素晴らしさ...に気付くこと」...ができるのだとすれば,そのことに経験の深い人が未経験の方々に“スキー”の面白さをお伝えしていくことは,別に遠慮することではありません。むしろ“誇り”を持ってそのことを推し進めるべきことです。

  特にその様なことを感じたレッスンが数回ありました。毎日のレッスンが感動と驚きの連続でしたが,私の思い出として残っているのは,「上達度最速記録を思った8/3のレッスン」,「6エンジェルとの出逢いがあった8/14のレッスン」,そして「9/11のリフト上で歌を歌ってくれた子供達のレッスン」...の三つです。
  この三つのレッスンは,「【TOK】がニュージーランドに来てスキーレッスンをすることで何を学ぶべきか?」...という問いに対して,明確な答えを出してくれたレッスンだったと思います。
  明日から三日間,この
三つのレッスンを通して【TOK】が何を感じ,何を思い,何を学んだか...お話したいと思います。(^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept.29  2007  Saturday  晴れ (Queenstown 108)
   今日も天空の1/10は青空が出ていましたから「晴れ」...の Queenstown でした。
  今日は,ズーッと Inter Net カフェで,08シーズン【TOK】キャンプ詳細”をUploadする為の準備作業でした。少々首が疲れました...。ハッハハハ...(^ー^)
  今日の写真は「羊の親子」です。ニュージーランドと言えば...羊。その羊の子供が生まれる季節なのです。生まれて10時間もしていない子供の姿を,すぐ近くで写真に収められました。(*^^)v
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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  今日は昨日の予告どおり,「上達度最速記録を思った8/3のレッスン」で感じたことからお話したいと思います。最速...だから思い出として残っている...ということではありません。早くうまくなったから素晴らしい !!!...ということでもありません。彼等のレッスンを受ける姿勢について,少し感じることがあったのです。日本人と西洋人の違いみたいなことです。
  2人の生徒さん...Mr.&Mrs. Bradyさんのお話ですが,彼等に限らずコチラの人はなかなか転倒をしません。筋力があるから?...という様に最初は思ったのですが,そうとは言い切れないようです。確かに身体の大きい丈夫な人が多いのですが,華奢(きゃしゃ)な人でもなかなか転倒をしないのです。それに比べ,東洋系の人は簡単に転倒してしまいます。これは本当に不思議なくらいです。同じようにレッスンを始めても,その到達度は東洋系の人に比べて圧倒的に西欧系の人が早いのです。“じいじ”さんが「【TOK】の掲示板(技術編)」で,『????? 東洋系と西欧系もしくは、アフリカ系のバランスのとり方の違いとは??? どうしてそうなるのか??? 考え方の違いなのでしょうか??』...と書かれていますが,私なりのその答えは,「集中力と意欲」の違い,あるいは「自立型と依存型」の違いだと思います。
  コチラの人は,例えば転倒した場合,私が近づいて行って助け起こそうとすると,「チョッと待って,私が自分でやってみるから...」と言うのです。そしてどうしようもならなくなって初めて,「お願いします...。でも,自分で立てなくて申し訳ありません。本来なら自分で立てなければいけないのに...ありがとう...」といった顔をされるのです。立つことそのことを,自分で経験し自分のものとしよう...という意欲があるのです。ところが東洋系の方々は,「転倒して起き上がれないんだから教師のあなたが来て助け起こすのが役目でしょう?...私は初心者なんだから起き上がれなくて当たり前...」という顔をされることが多く,「ありがとう...」の言葉も少ないのです。(=_=;)
  実はこの様な姿勢がいたるところに顔を出している気がします。「足裏にオレンジをイメージしてみましょう !!!」...というと,西欧系の人は先ず結果がどうあれ,まずやってくれます。歌を歌いましょう !!!...と言えば実際に声を出して歌って来ます。ところが東洋系の人は,「オレンジ...?何それ?足裏にオレンジなんか有るはず無いじゃない...それよりどう体を動かすか教えてよ !!!」...「Sing s Song?...歌を歌ってうまくなるんだったら,雪の上に立って行なう必要ないじゃない...だいいち恥ずかしいワ...」という表情を見せるのです。教師が語り,話したことを,兎に角やってみる...という“意欲”と,そのことにとりあえず集中してみよう !!!...という姿勢が少ないのです。
  これは非常に大きなことを含んでいます。以前,「井戸端までお連れすることはできます。でも,本人が飲もうとする気持ちが無ければ,いくら美味しい水でも味わうことはできません...。連れて行くのは教師ですが,実際に水を飲んでその美味しさを味わうことができるのはあなた自身です !!!」ということを,「教師日記」に書いたことがあります。このこと,「自らの力でやろう,自分でうまくなろう !!!」...という姿勢,これが非常に大事なのです。これがあるからこそ“集中”することができ,美味しい果実を味わうこともできるのです。「先生にうまくしてもらおう」...とか,「お金を払っているんだから,私をうまくさせてくれるのが当たり前 !!!」...いう様な姿勢がある内は,なかなか上達もおぼつきません。
  ...という様に,結局“自立体質”と“依存体質”の違いみたいなことを感じたのです。“個”を大事にする西欧系の人々と,“仲間意識”を大事にする東洋系の人々。もし東欧系と東洋系の間に大雑把にその様な違いがあるとすれば,それはよく言われるように,「狩猟民族と農耕民族の違い」から派生してきていることなのかもしれません。でも,民族の違いというより,その人の育った環境なのかもしれません。東洋系の中でも西欧系の人に負けないくらい意欲があり集中力もあって,どんどんうまくなられる方も居られますから...。(^ ^)(^I^)

  これまでレッスンを数多く受けられた方がもし居られましたら,自問してみるといいかもしれません。「自らうまくなろうとせず,人にうまくしてもらおう...という気持ちが無かったろうか...?
自分で水を飲もうとしていただろうか?」と...。

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Sept.30  2007  Sunday  晴れ (Queenstown 109)
  今日も「晴れ」...の Queenstown でした !!!。
  約三ヵ月半お世話になったQTとも,今夜でお別れです。...そう思うと,どこと無く寂しさが...。
 でも,10月...日本に帰って新しい '08 シーズンが始まります !!!。今シーズンも“フィーリングスキー”により磨きをかけてレッスン活動に励みたいと思います。
 皆さん !!!よろしくお願いいたします。(^ ^)(^I^)
  みなさんも...素敵な一日を !!!  I am sure you have a nice day !!! 
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   今日は「6エンジェルとの出逢いがあった8/14のレッスン」についてお話したいと思います。
  この日は,「“子供達”の姿勢から学ぶ“スキー”」...という意味で,私の記憶に残るレッスンとなりました。あの日の日記にも書いたように...『...雪や斜面に感応するように喜び,“スキー”を心から楽しみ歓声を上げている子供達こそ,真に“遊びの心”で雪の上に立っている......その原点は“feel”です。そしてこのことが“joy”,“delight”,“pleasure”,そして“happiness”をもたらし,生きている喜びを表現して,まるで“躍っている”様に見えた...』ということです。
  常々,“スキー”を“遊び”と捉えている子供達には天真爛漫さがあり,自由だ...ということをお話していますが,この日は特にそのことを感じました。ひと言で言えば,「自分が気持ち良いから,自分のために快感を求めて遊んでいる...」ということです。誰一人として「大人たちの気に入るように...」とか,「他人にうまい !!!...と言われたい...」という気持ちで滑っている子供は居ません。独りよがりと言われようがなんと言われようが,「自分のために“スキー”をしている」...のです。

  分別がある...と言われる大人の方からは,「自分が楽しければイイのか?」...と聞かれそうですが,私は“Yes !!!”だと,あえて言いたいと思います。「先ず自分が,心底楽しい !!!...と思え,感動でき,その姿を表現できてこそ,他人の人をも幸せに導くことができるのだ...」と思います。「自分の悦びの姿」...これが周りの人々をも明るい気分にし,ニコニコさせ,「楽しそうだナァー !!! 私もやってみたいナァー」...という気持ちにさせるのだと思います。他人にものをあげたり,伝えたりする時,自分が先ずそのモノを持っていなければ他人には上げられないし,伝えられない...と言うことなのです。“楽しさ”の入れ物や,“嬉しさ”の容器,そして“感動”のコップがが満杯になって,そして溢れ出た分を初めて他人に別け与えられるのだ...と思います。
  そういう意味で,私は先ず自分自身が楽しい !!!...と思えるような所に皆さんをお連れします。レッスンでは自分があるイメージを試してみて,そのフィーリングがある種の身体の自由度を引き出すことが感じられてから,そのイメージを生徒さんにお話します。この日,子供達を連れて行った場所は“concave...凹状の斜面”でした。ターン中盤から後半に掛けて,グゥィーーンと持ち上げられ,まるで“ジェットコースター”や“大きな滑り台”に乗っているような感覚の滑りになるのです。子供だけでなく,大人にとっても楽しい斜面です。少しスリルもありますが,それ以上に“Gravity Works”を感じ,落ちることの快感が味わえるのです。あたかも「一旦無重力状態になって,そこから奈落に落ちて行く...」とでも言える様な快感です。
  この様な斜面では,身体全身が“感じる”ことに集中し,“喜怒哀楽”や“視聴嗅味触”などを感情...これを味わおうとする気持ちで一杯なのです。自分の身体そのものが“feel”するために,その感性や感受性が最高に研ぎ澄まされている...とも言えます。だからこそ,“”楽しい !!!...と思えるのだと思います。他人のためにではなく,全く自分自身のために挑戦し,冒険し,そして悦んでいるのです。そして,その様に楽しんでいる人の姿...それには「こうしなければ,ああしなくちゃ...」といった気負いも,「うまくいかなかった...失敗した...」といったフラストレーションを感じることもありません。俗に言われる失敗も成功も関係ないのです。よしんば転倒したとしても,それを楽しむことさえできるのです。これこそが「心の底から“スキー”を味わい,身体の“自由さ”を感じている瞬間」なのだと思います。

  こうやって考えてみると,“feel”ということは,実は物凄いことなのかもしれません。“think”ではなく“feel”です。「どう思い描くか?」ではなく,「どう感じるか?」です。私達は日常生活で「思い描く=考える」ということを,「感知する=感じる」ということよりも大事にする傾向にあります。「感情に流されないで,自分の考えを大事にする...」という様に...です。でも,上の例でも解る様に,「考える」よりも「感じる」ことの方が私達の身体をより活き活きさせてくれる様な気がします。雪の斜面に立って外界からいろいろな刺激を受け,それを“感じる”からこそ得られる快感です。子供達は元々この様に「“考える”よりも“感じる”ことに長けている」...ということなのかもしれません。
  この
“think”と“feel”という言葉..よくよく考えてみると,「“think”は自分の体内で思ったことを外に向けて発信する...」という方向性を,そして「“feel”は外のものを自分の体内へ受け容れる...」という方向性を持っている様に思います。つまり,“think”は内から外へという“Do”的要素を,そして,“feel”は外から内へという“Let”要素を持っている...ということです。
  ...ということは...子供達は,“Do Ski”と“Let Ski”の違いみたいなことを,言葉には出さないけれど感じながら滑っているのでしょうか?!?!?!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたくさん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。



スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
 【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
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