Nov. 2004

八方尾根スキースクール教師【TOK】の個人的な日記です。興味のある人はどうぞご覧ください。(^I^)  
Ski Top    【TOK】への Mail…

    【TOK】のスキー教師日記  Nov. 2004

What's Today ?

11/30 今シーズンも
      ヨ・ロ・シ・ク!
11/29 恵まれた時代
11/28 シビアなインライン
11/27 スキーしたくなる
          ビデオ
11/26 リニューアル
11/25 因果関係の
        カン違い?
11/24 ?な理論展開
11/23 滑走感覚を
     開拓するツール
11/22 感じて生きる
11/21 身体のセンサー
          に感動
11/20 ジョギングの【Let】
11/19 奉仕の心で...
11/18 身体の使い方?
     それともイメージ?
11/17 free fall は【Let】
11/16 1シーズンの
      集大成を試す
11/15 充実レッスン
11/14 free falling
11/13 東京ジョクルーズ
11/07 伸縮する“軸”
11/06 インド日程決まる
11/05 初滑りの収穫
11/04 静かな一日
11/03 センチメンタル
11/02 マッチング
11/01 滲み出るモノ

*** これまでの日記***

* 2004年10月
* 2004年9月
* 2004年8月
* 2004年7月 No.2
* 2004年7月 No.1
* 2004年6月
* 2004年5月

* 2004年4月
* 2004年3月
* 2004年2月
* 2004年1月

* 2003年12月
* 2003年11月
* 2003年10月
* 2003年9月
* 2003年8月
* 2003年7月
* 2003年6月
* 2003年5月
* 2003年4月
* 2003年3月
* 2003年2月
* 2003年1月

* 2002年12月

* 2002年11月

* 2002年10月

* 2002年9月
* 2002年8月

* 2002年7月
* 2002年6月
* 2002年5月
* 2002年4月
* 2002年3月
* 2002年2月
* 2002年1月

* 2001年12月
* 2001年11月
* 2001年10月
* 2001年9月
* 2001年8月No.2
* 2001年8月No.1
* 2001年7月
2001年6月


*  以下 2001年

教師日記 5月

教師日記 4月
教師日記 3月
教師日記 2月
教師日記 1月

*  以下 2000年

教師日記 12月
教師日記 11月
教師日記 10月
教師日記 9月 #2
教師日記 9月 #1
教師日記 8月 #2
教師日記 8月 #1
教師日記 7月
教師日記 6月
教師日記 5月 


 * 以下 1998-2000

2000年4月 
2000年3月
2000年2月
2000年1月
1999年12月
1999年秋
1999年4月
1999年3月
1999年2月
1999年1月
1998年12月


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☆ 11/30  2004  火曜日  小雪(白馬)
 ついに平地に初雪です !!!(^ ^)
  今朝早く出かける用事があり,5時半に起きたのですが,なんと!ベランダや屋根に雪が来ていました。(^ ^) 今シーズン初の平地での雪です。量はそれほどでもありませんが,まだチラチラ降っていますので,山の方はまずまずの降りかもしれません。早立ちなのでまだ暗くて景色のPhotoがお見せできませんが,ベランダの雪はコチラから...。(^I^)
  この雪でパノラマから上部が滑れるようになると良いのですが...。あまり欲張らずに,神に感謝しながら,降雪を期待しましょう !!! (^ ^)(^I^) 
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  いよいよ今日で11月も終わりです。明日からは12月...師走です。
  さて,昨日は自分の今シーズンのいろいろな企画に付いて,詳細な検討を行いました。もちろん現場でのレッスンはその時の状況を見てみないと何とも言えませんが,シュミレーションを行うことはできます。キャンプに参加いただいた方々に少しでも役に立った...と思っていただけるように,遺漏の無い様細部を詰めてみました。そして,この様なキャンプができるのも,生徒さんのご理解があり,レッスンを受け入れてくれるスキー場があり,そして私の信念があってできることなのだと,つくづく思いました。この内ひとつでも欠けたら良いレッスンはできません。これら三つのことがうまくマッチングし,融合してこそ最大の効果が得られるのだと思います。
  雪さえあれば,明日12/1から八方尾根スキー場はOpenということになっています。今シーズンも皆さんに本当の意味での“スキー”の楽しさ,面白さ,素晴らしさをお伝えしたいと思っています。
  みなさん !!! 今シーズンもよろしくお願いします !!! 
  明日,12月1日スキースクール及びスキー場のOpenを控えて【TOK】からのメッセージでした。(^I^)



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☆ 11/29  2004  月曜日  曇り(白馬)
  今朝も昨日と同じで,リーゼンコース中間付近から上部は雲の中です。ひょっとすると兎平付近から上は雪が降っているかもしれません?!。(^I^)....ということで今,現地に居る八方尾根開発の社員の方に電話で聞いたところ「そんなに勢いは無いが降っていて,2〜3センチ積もっている...」とのことでした。
  天気予報ではこれから明日に掛けて新たな寒気が能登半島上空にやって来るようなので,かなり降雪の期待が持てそうです。(^I^) 
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  昨日は少しだけリニューアルした「メルツェン」で,ビールをいただきながら,懐かしい“スキー・ナウ”のビデオを見ました。
  あの番組が終了してもう何年前になるんでしょうか?いろいろな滑走シーンが思い出されます。あの番組が若い人達に与えた影響はけっこう大きく,スキー人口もかなり増えたと思います。技術論より“スキー”の面白さや楽しさを前面に出していたビデオでした。またああいう番組を作っていただくと嬉しいのですが...。(^I^)
  さて昨日見たのは,たまたま技術選の時のもので,渡辺一樹さんがデビューしたての頃のビデオでした。ゲレンデシュプルングや谷開きのステップターンの演技などをしていましたから,カービングのスキーが台頭するかなり以前のものだと思います。(^I^)
  今のカービング時代の滑り方とは大分異なっていますが,スキー操作は皆うまいですネ!。カービングスキーでは,待っていればある程度ターンしてくれるので,不必要な事はあまりしなくてイイのですが,あの時代の2メートル近い板を使っていた頃はしっかりスキーをたわませたり,スキーそのものを脚で操作したり...という「スキーへの働きかけ」ということが必要でした。そうしないと「雪面グリップ」がうまく行えない時代でした。ですからある程度の体力勝負...という側面もありました。しかし,スキーの性能の変化と共に雪面グリップが容易にできるようになって,今ではそれに合った,「体力を使わなくても滑れる滑り方」でスキーを楽しむことができるようになりました。このことで,たしかにスキーを楽しめる年齢が先に伸びたと思います。シニアの方や女性の方がいろいろな斜面に入っていくことも可能になりました。スキー板の研究開発の結果が実を結び,私たちのスキーライフをより豊かにしてくれたことを実感します。
  私たちスキー教師は,この恵まれた時代に“スキー”ができることに感謝し,その面白さや楽しさを,一人でも多くの人にお伝えする責務があるのだなァー...そんなことを思った【TOK】でした。(^I^)



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☆ 11/28  2004  日曜日  曇り(白馬)
  今日は曇り空の白馬です。天気予報では,明日一杯イイ天気...ということになっていますが...。天気予報がおお外れで「雪」にならないかなぁー???などと思っていますが...。(^ ^)
  さて,この週末皆さんはどんな風に過ごされていますか?もうすぐ12月...師走です。やるべき事をやらないと後で大変...。気を入れ直して今日から冬バージョンの生活に切り替えようと思っています。(^I^)

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 昨日は快晴の中,三日ぶりのインラインを楽しみました。(^ ^)
 スキーと同じで,インラインを履いて最初の滑り出しの感覚が気持ちいいです。そういえばインラインやスキーに限らず,水泳も,野球のキャッチボールも,その日一番初めの所作がどことなく新鮮で,気持ちイイことに気付きます。自分の身体の調子を探る感覚が鋭敏になっているからでしょうか?それともこれから行おうとするスポーツに対する思い入れが詰まっているからでしょうか?昨日のインラインもそんな感じで,先ずは最初のスケーティングの滑り出しの感触を楽しんだ【TOK】でした。(^ ^)
 ところで,昨日は「地面から来る圧」をいろいろ感じ別けてみることに意識を集中してみました。迎え角をしっかり意識し,その方向に落ちて行こう,落ちていこう...と意識すると,その迎え角の大きさに比例した抵抗の大きさを感じます。落ちる力を回転力に変えている分スピードはスローになるのですが,ターンしようとする力は強くなり,小回り的になります。一方,迎え角を小さめにすると,スピードがそれほど落ちず,ターン円弧も大きくなります。この関係は見事で,何度やっても結果は同じです。迎え角意識とその結果のターンとが,密接な因果関係で結ばれている事が分かります。実は,このことは当たり前のことなのですが,自分から地面に力を働き掛けようとする意識が少しでもあると,この関係は崩れ,迎え角と円弧の大きさ,スピードの関係がゴッチャになってしまいます。働き掛け意識があったか?無かったか?...ということが滑走後に自分で確認できるのです。面白いでしょう?(^ ^) 以前“スキー”でもこれと同じような事を試したことがあります。ですが,“スキー”では横ズレの要素があるのと,斜面状況に差があって,インラインのようにシビアにその因果関係を見極めることができませんでした。そんな訳で,スキーではハッキリ立証できないターン要素...ひょっとするとインラインで検証できるかも知れない !!! そんなことをフト思いました。(^ ^)
 でも,そんなことをあんまり考えてインラインをするようになると,爽快感や自由感は失われてしまうだろうなァー?とも...。そして,最後の数滑走はいつものように,
“free falling”意識でインラインを楽しんだ【TOK】でした。




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☆ 11/27  2004  土曜日  晴れ(白馬)
 今朝早く4時半頃からもの凄い風が吹き始めそれが6時半頃まで続きました。低気圧が通り過ぎて雪が来るかな?と思いきや,ご覧のような天気で「雪」は降りそうもありません。(=_=;)
  ですが兎平には少しですが降雪がありました。Photo Gallery でご覧下さい。(^ ^)
  ところで,ここ数日のちょっとした寒気でいろいろな所の人口雪スキー場がOpenし始めました。今日は土曜日...多分皆さんの中にも今日,そういったスキー場で初滑りを体験されている方がおられると思いますが,思いっきり楽しんで欲しいと思います。(^ ^)

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  昨日もビアホール「メルツェン」の大清掃兼少しだけリニューアル...を行いました。
  スキーシーズンに入って,皆さんに楽しくビールを飲んで頂きながら,スキー映像などを楽しんで頂こう...というのが今回のリニューアルの狙いです。どれだけその意図が反映できるか分かりませんが,できるだけお金を掛けずにやってみました。(^ ^)
  夜,実際のライティングや音楽,ビデオなどを流して店の雰囲気を試してみましたが,私なりに結構満足しました。この日記で詳しい事は説明し切れませんが,楽しさやコミュニケーションを図る...という意味では結構イイと思います。(^ ^) あくまで,私の感性では...ということですが...。
  で,暖炉にチョロチョロと火を燃やしながら,20数年前の新雪ビデオ「白いファンタジー」を見ました。4つのTV画面に流れる映像と適度な音量が,私の気持ちを高揚させてくれました。このビデオはこれまでも毎日のように店内で流していたのですが,照明を少し落とし,音量を上げることで,そのインパクトがかなり違う事に気づきました。
  それにしてもこの「白いファンタジー」というビデオ,最初はビデオが無い時代に制作されましたので16ミリフィルムしか無かったのですが,皆さんの要望が強く,10年ほど前にビデオに焼き直されたのです。昔を知るオールドファンだけでなく,カービング時代にスキーを始めた若い20代のお客さんからも,何度も上映リクエストがあるほど人気のビデオです。音は言葉での解説は全く無く,ユーミンや吉田拓郎の歌がBGMとして入っているだけ...。シーンはほとんどが新雪,深雪...。本当にいかにも楽しく雪と会話して滑っているなァー...という印象を与えてくれる作品です。このビデオを見るとほとんどの方が,「深雪滑りてぇー !!! 」と仰います。このビデオ...今シーズンはリニューアル「メルツェン」で何十回となく上映される事でしょう。またこのビデオに限らず,楽しいスキーシーンの映像もたくさん見れることでしょう。楽しみ,楽しみ !!!  そして,もしみなさんお勧めの映像がありましたらどうか【TOK】までお教えいただきたいと思います。
 ぜひ準備させて頂きたいと思います。(^I^)
  SAJも検定や指導ビデオだけでなく,この様な「スキーしたくなるビデオ」を作れば,スキー人口倍増は間違いない !!! と思うのですが...。(^I^)



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☆ 11/26  2004  金曜日  快晴(白馬)
  昨日から今日にかけて期待した冬型での降雪ですが,残念ながらイマイチ勢いが少なかったですネ...。今週末の寒気に期待しましょう。(^ ^)
  ところで,今日も天気がいいです。春のようにうららかで,暖かく穏やかなので「小春日和」...というのだそうです。でも,スキーヤーとしては,そろそろこの小春さんにご
退席いただいて,冬の将軍様のご出座を願いたいのですが...。(^ ^)
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  昨日は私の店,ビアホール「メルツェン」の大清掃兼少しだけリニューアル,を行いました。夜の飲食商売を始めてもう10年になりますが,その間ほとんどシステムもレイアウトも変えていません。「スキーで楽しんだ後,仲間とワイワイビールを楽しもう !!! 」ということで始めたのですが,その間多くの方に起こし頂きました。本当にありがとうございます。この場所を借りて御礼申し上げます。(^ ^)
  ですが,数年やっていると,いつの間にか開店当時の思い入れを忘れて,ナアナアの営業になってしまいがちです。私の店もそういう感じになっていましたが,若い感性を持った店員が新しいアイデアを提供してくれました。そのアイデアを生かしたリニューアルを...ということで,昨日と今日店をいじっています。その基本はプロジェクターの明かりを照明代わりに使い,動きのあるスポーツ映像を流して「スポーツバー」的な雰囲気を出そう...というものですが,さてどのようになりますか?出来上がりが楽しみです。(^I^) 
  ところで,感性ということですが,人それぞれ本当に異なっています。若い人には若い人なりのモノがあり,私の感性とも違います。でもこの違いが私は面白いと思います。人それぞれ違っている感じ方に出会うと,「ハハァー...そういった感じ方もあるんだ !!! 」と感心します。読書なども,その著者の感性を感じる...という手段の一つだと思いますが,実際に面と会って話すことも,その語り口や人間の大きさや深さが見えて楽しみです。ビアホールをやっていると本当に多くの方との出会いがあります。そしてその人達に多くの示唆を受けます。もちろんスンナリ受け入れられない雰囲気の人も居られますが,多くの方は面白い感性を持っている方々です。そして,人それぞれ持っている異なる感性を感じる時,つくづく「人間って面白いなぁー !!! 」と思うのです。これが皆同じだったら,人生ってつまらないものだと思います。感性や考え方の押し売りには閉口ですが,押し売りで無い「考えや感性の違いに出会うことは大歓迎 !!!」 ...そう思います。(^ ^)
  ビアホールだけでなく,“スキー”をしていても多くの方々との交流があり,その人達とのお付き合いが楽しみです。さて,今シーズンはどういう人達との再会が,そして新しい出会いがあるでしょうか?そしてどんな面白い感性の持ち主と出会えるでしょうか?...そんなことを思いながら店のリニューアルをしている【TOK】です。(^I^)




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☆ 11/25  2004  木曜日  曇り(白馬)
  今朝見た夢では白馬が大雪でしたが...。現実はご覧のように曇り空の白馬です。(=_=;) なにごとも思うようには行かないものですネ。今朝も快晴の白馬です。
  こうなったら,今週末の寒気団に期待です。(^ ^)
  昨日も本当にイイ天気でしたので,インラインを楽しみました。(^ ^) “Free fall” の感覚で斜面を滑っていく感覚は本当に楽しいです。(^ ^) あまりに楽しいので,昨日はいつも滑っている松川河川敷の工事用道路から少しだけ一般道に入り込んで,少し急な場所を滑ってみました。急な斜面は急なだけの強い抵抗反応が感じられました。斜面の選択によっていろいろ変わる抵抗感...コレもまた面白いと思いました。またそれだけでなく,一般道路の舗装がクラックして裂け目ができている所では,その割れ目の振動がウィールに伝わり,下肢に伝わって来るその感触がスキーで小さいコブを滑っている感じに似て,コレはこれなりに面白いと感じました。それぞれの状況をそれぞれの特徴として身体のセンサーが感じ取れることに,少し感激しながらのインラインでした。(^ ^)
  さて,その後いつもの場所に戻ってフリー滑走をしたのですが,その時ふと次のようなことを思いました。 『昨日の日記に関連した「内足をたたむ」とか「1軸,2軸」という現象は,ある意識を持って地面や雪面とのコンタクト感を得ようとして滑ったその結果,意識されたりフォームとして出て来るもので,「たたむこと」や「軸」そのものを最初に意識して行なうのとは訳が違うのではないか? つまり,因果関係で言えば,「足裏感覚や雪面コンタクトの求め方」が“因”で,「たたまれること」や「軸がある」というのは“果”なのではないか?』...と。なぜか?というと,昨日インラインを滑っていて,ターン切り替えの部分で“A-Caster”を使って滑っていると,確かに次のターンの内足は腰の下にたたまれるように入って来るのです。でも,これは自分で「たたみこみ」を意識したから表れた現象ではなく,キーキャスターからA-Caster意識を持って滑った時に自然に現れた身体の運動なのです。自分で先に「たたむこと」を意識したわけではなく,自然に「たたみこまれてしまった」...ということです。
  そういえば,馬にしてもチータにしても,中日ドラゴンズの福留選手でさえ,2軸やショルダーファーストを初めから意識しているとは思えません。初めの“ある意識”が結果として2軸やショルダーファーストというフォームや運動を作り上げているのだと思います。ですから,このような因果関係で考えれば,2軸やショルダーファーストの是非は別として,スキー指導者はどうしたら,この様なフォームや運動が起こるのか?ということを先に考えるべきなのだと思います。「2軸やショルダーファースト」は,言ってみれば,「あのスキーヤーは後傾だ。腰が落ちている」ということを指摘しているのと同じことで,何の解決にもつながらないということです。大事なことは後傾や腰落ちをしないスキーはどうしたらできるようになるか?ということです。1軸や2軸,ショルダーファーストは結果として現れた姿勢なのではないか?…そんなことをフト思った【TOK】でした。
 


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☆ 11/24  2004  水曜日  快晴(白馬)
  今朝も快晴の白馬です。
  今朝のトップページの写真から,新しいカメラで撮った映像をUPすることにしました。昨日までのものより解像度が上がっていますので少し見やすくなったと思います。(^ ^)
  期待の寒気団ですが,どうも北に寄っているようですネ...(=_=;) で,今夜半から冬型にはなるようですが,あまり多くの降雪は期待できそうもありません...。♪♪♪早やぁーく来ォい来ォい寒気ィ団ァん...♪♪♪と歌いたくなります。(^ ^)

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  先般,今年のSAJ教育本部の理論的骨子についての解説書類を見る機会がありました。SAJに所属する教師として,このテーマに無関心で居るわけには行きませんので,読ませて頂きました。私の理解不足も多くあると思いますが,ハッキリ言ってこれを読んでいて“スキー”をするのが嫌になりました。こんな小難しい事を考えながら“スキー”をしていたら「雪の大自然を楽しむ !!! 」等ということはとうていできない...そう思いました。

  「感覚と科学,科学が勝利する,内スキー主導,2軸運動...」というような単語が並んでいるのですが,むなしくさえなりました。(=_=;) こんなことを本気でSAJの理論中枢が考えているとしたら,恐ろしい事です。歴史を学べば分かる事ですが,科学は世の中の現象を系統立てて理解するため,その現象を検証してルールを見つけ出す事です。少なくとも科学とはそういうものです。ですから実験を何度も繰り返し,その理論を証明する為のデータに間違いが無いかどうか?を重視するのです。感覚と科学が競い争う...というものではありません。そういった実験を雪上で十分に行いもせず,こうあるべきだ !!! という姿勢が先に出て来るはいかがなものでしょうか?馬とかチーターの動きを解説して,その運動が二軸だから内脚をたたんでいるからスキーも...というのはそのことを充分に検証しての事でしょうか?四足の動物と二本足の動物の差は無いのでしょうか?また,オートバイや野球のピッチャーの投球フォームについての特徴を挙げ,そのある部分の運動の合理性を指摘して,だからスキーも...という理論展開をしていますが,ではそのような技術を使って雪上で実践し,その結果として得られた詳細なデータはあるのでしょうか?データを伴わない理論展開は科学者のとるべき姿勢ではありません。全くの机上の空論です。実際に「二軸運動」ということを,いろいろな雑誌で見た読者の一人はそのことを実践し,「訳が分からない...」という e-mail を私に送って来られました。言葉だけが先行する空論は一般のスキーヤーにまで大きな悪影響を与えています。本当に残念なことです。(-_-;)
  さらには,「テールコントロールは、トップコントロールよりも低い技術、トップコントロールが一番高い技術...」という解説においては,開いた口がふさがりません。じゃトップコントロールや,内足主導で深雪を滑ってごらん !!! ...と言いたくなります。圧雪バーンに20センチくらいの雪が積もった場所だったら可能かもしれませんが,腰まで埋まるような深雪では絶対に不可能です。これは断言できます !!! 。
  そしてさらは,「技術や手段を考えるとスキーが楽しくなってスポーツが楽しくなって、人生が豊かになるということではありません...」という段においては,「エッッッッ??? 本気でそんなことを言ってるの???!!!(*_*)(*_*)(*_*)」です。昨年刊行された「日本スキー教程」の中の基本ポリシーを述べている巻頭の言葉...「…技術習得を目標とする段階で終わらず,技術を手段として究極の楽しさを味わえるところまでスキーヤーを導いていくこと...」という文面に明らかに反しています。“スキー”は「速さだけを競うスポーツ」でも無いし,ましてや修行僧が行なう「行」じゃ無いんです。“スキー”をすることが,楽しいことであって,その人の人生をより豊かにすること...でないとしたら,何ですか?
  この日記をお読みの皆さん,私はSAJ所属のスキー教師ですが,この理論展開に大きな危惧を持っています。あえて言わせてもらいますが,皆さんもくれぐれも鵜呑みになさらないようご注意された方がイイと思います。
  最後に辞書の解説をSAJの理論家に贈りたいと思います。 『 技術:物を取り扱ったり、事を処理したりする方法や手段。科学の理論を実際に応用し、自然を人間生活に役立つように利用する手段。』

 【注:SAJ競技本部は教育本部とは別の理論体系に従ってコーチングをしているということです...蛇足ですが...】



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☆ 11/23  2004  火曜日  快晴(白馬)
  今日の勤労感謝の日...「日本晴れ」...快晴の白馬です。天気図を見ると日本全国イイ天気のようです。きっと皆さんも良い休日を過ごされていると思います。(^ ^)
  写真の地表に近いところの白いものは,野焼きの煙ではなく「霧」です。今 9:00丁度ですが,さっきまで放射冷却で下界は一面白い霧の中でした。それがようやく取れ,ご覧のような景色に...。本当に気持ちイイ天気です。(^ ^)

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 昨日は午後には山に少し雲が掛かったものの,平地はイイ天気でした。(^ ^) 
  そのイイ気候の中,昨日もインラインを楽しみました。初めはプルークボーゲンで迎え角を意識しながらの滑降でした。インラインは実際にはほんのわずかの横ズレをしているかもしれませんが,ほとんど横にはズレません。それなのにプルークボーゲン?と思われるかもしれませんが,フィーリングとして,あたかも横にズレている様な感覚が“スキー”と同じようにあるのです。もちろんスキーの場合ほどV字の開きは大きくありませんので,実際は前方,インラインのウィールの方向に移動しているのですが,感覚としてプルークボーゲンをしている感じがあるのです。
  で,そのプルークボーゲン...これだけでもいろいろなフィーリングを味わえます。地面からの抵抗を受ける迎え角の量を変えたり,10/22の日記でお話したセンサーポイントの位置を変えたりするだけで,地面からの反応が面白いように違って感じられ,ターンそのものが変わります。スキーの場合は雪面条件がインラインほど均一でないのと,グリップ力が弱いので,これほどシビアには感じられませんが,インラインは凄く敏感です。ですからインラインを通して,支点とか,センサーポイント,あるいはレシーブポイントを微妙に変えた時のターン特性を,データとして取っておけば,そのデータは“スキーのレッスン”にも応用できるのではないか?と思います。“スキー”のトレーニングとしてのインラインから,スキーの滑走感覚を新たに開拓するツールとしてのインライン...こんなことを思った【TOK】でした。
  今年これからインラインがいつまでできるかわかりませんが,できるだけそういうデータを集めておきたいと思っています。多分,今シーズンのレッスンでは,この「インライン滑走データ」を元にしたスキーの滑走フィーリングをお話しする機会もあると思います。乞うご期待 !!! です。(^ ^)



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☆ 11/22  2004  月曜日  晴れ(白馬)
  今朝もイイ天気です。(^ ^) 雪があればもっと気持ちイイのですが...。
  情報によると,バイカル湖の近くに今年最大の寒気団があって,そこからの寒気がこの24,25日頃に日本列島にやって来るらしいです。で,25日は天気が崩れ,平地でも「雪」の期待が持てそうです。(^I^)
  新潟,中越地震で被災されている方々には申し訳ないのですが,スキーヤーには期待の「雪のニュース」です。(=_=;)

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 昨日は昼の暖かい時間にトレーニングと体調管理を兼ね,インラインを1時間ほど楽しみました。
 午後は久々にあるコンサートに行き「ピアノ三重奏」の演奏を楽しみました。(^I^) アレレ?【TOK】はクラシックも聞くの?と言われそうですが,私はバロックが結構好きなのです。クラシックの知識はほとんどありませんが,気に入った曲は有線放送から録音して仕事中にBGMに流して聞いているのです。(^ ^)
 で,昨日はその二つのことを通して素晴らしいこと気づかせてもらいました。(^ ^) それは「感じることの面白さ」です。インラインで感じながら滑ることの面白さについては,昨日の
「自分の肉体のセンサーとしての素晴らしさ」に書いたとおりですが,昨日久しぶりに,生演奏でバイオリン,チェロの音色に触れて「“音”を感じることの妙」を感じました。これまでは,演奏会に行くと,演奏者のテクニックとか,感情を込めた音の抑揚とか,メロディーそのものとかに意識がいっていました。ですが,昨日はそれプラス「音の響き」を感じたのです。スピーカーを通して耳に入ってくる“音”とは違った何か?を感じたのです。それは「音の振動」とでもいうものでした。耳の鼓膜を震わせて感じる音とは別の,肌で感じる音の振動みたいなものです。昨日は久しぶり,多分10数年ぶりの生演奏でしたから,スピーカーからの音と生の音の違いをより敏感に感じ分けられたのだと思います。もちろん「スピーカーからの音」でも空気が振動して聞こえてくるのですが,録音された音は音域全てが網羅されているわけではないので,「生の音」とは異なってしまうのだと思います。
 そして,その“生の音”が持つ豊かな響きを,私の耳の鼓膜以外の部分,多分どこかの“肌”が感じ取ったのではないか?と思います。人間の耳には聞こえない周波数を肌が感じたのかもしれません。普段スピーカーから聞こえてくる音とは違った異質な「音の響き」を感じたのです。まるで,バイオリンやチェロの音の振動が肌を微妙に震わせている...そんな気持ちでした。演奏途中からその「肌が感じる音」に夢中になり,気がついたら演奏会は終わっていました。(^I^) もちろん素晴らしい演奏会だった !!! と思いましたが,それよりも以前には感じたことの無い「余韻」が身体のどこかに残っている不思議を感じていました。
 昼,インラインで地面からの情報を身体を通して感じた快感,そして午後,バイオリンの音の調べを鼓膜や肌で感じた快感...これは身体のいろいろな細胞がセンサーとして働いたことによって知覚できたのではないか?昨日起こった二つの“感じる”は感じる部位は異なるものの,身体の細胞が活き活きと感じてくれたことによって味わえた快感だった !!! ...後で「肌で感じる音」の不思議を考えてそんなことを思いました。
 そして夜,ビールを飲んでいつものように美味しいと思ったのですが,「この美味しさは舌や喉の細胞ひとつひとつが,ビールの苦味や甘さ,炭酸の切れの感じを感じ取ってくれているのだ...」という感慨が沸いてきました。するとビールのひと口ひと口の味わいが一層深くなったのです。舌や喉の細胞がビールの味を味覚として感じ取っているわけですが,その舌や喉の細胞ひとつひとつが,「美味しい !!! 」という情報を感じ取っているのだ...という意識を持つと,その味わいが一層深まり,まさに「味わう」とはこういうことなのだ !!! と気がつきました。こういう呑み方をしていたら,がぶ飲みや一気飲みはやらなくなるだろう...とも。(^ ^)
 そして,白馬三山の景色をみる時,目の細胞ひとつひとつが活き活きとしている !!! と意識してみたら? パソコンのキーボードを叩いている時,指先の細胞や腕やひじの細胞ひとつひとつが活き活きとしている !!! と意識してみたら? コーヒーを飲んでいる時,鼻の奥の細胞ひとつひとつが活き活きとしている !!! と意識してみたら?........山の雪の白さが一層鮮やかに見え,指先や腕の動きがいとおしく思え,かぐわしい香りが気持ちを安らかにしてくれている......ということに気がつきました。そして,自分の身体が活き活きと生きていることに感謝したい気持ちになり,身体全ての細胞に心から“ありがとう !!! ”と言いたい気持ちで一杯になりました。(^ ^)(^I^)
 昨日は
,「感じて味わう」ことの,そして「感じて生きる」ということの素晴らしさに気づいた大切な一日となりました。(^ ^) これも元々は“スキー”での“フィーリングスキー”が出発点でした。この“スキー”で培われた“感じる習性”が,私の生活スタイルや視点をどんどん変えて行ってくれている...そんなことも思います。



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☆ 11/21  2004  日曜日  晴れ(白馬)
 今朝はご覧のようにイイ天気の日曜日です。(^ ^)
  ご覧いただいて分かるように,白馬鑓の白さが一層際立ってきました。標高2500メートル付近から上は完全な雪景色です。一日も早く,この白い世界が下界までやって来ることを祈りましょう。(^I^)

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  昨日は昼の1時間をインラインで楽しみました。(^I^)
  ある教師仲間に言わせると,「ゴロゴロと同じ斜面を上ったり降りたり,よくもマァ単調な繰り返しを続けられるものだ...」ということですが,ところがドッコイ,なかなか奥が深いのです !!! 。一昨日の日記で
,「肉体に話し掛け,その答えをもらいながら精神と肉体の会話を楽しむ...」ということを書きましたが,インラインでも同じようなことが感じられます。…というより,むしろジョギングよりもシビアに感じられる...と言ったほうがいいでしょう。自分の心のイメージや意志がインラインの動きを決め,それぞれ微妙に異なった運動となって現れて来るのですが,それの違いを身体の各細胞が微妙なフィーリングの違いとして感じとっているのです。自分の意志に反応して変わったインラインの動きの変化...その変化を,自分の肉体が微妙に感じ分けている...という図式です。自分の意思の変化⇒インラインの動きの変化⇒感触の違いの変化...ということの繰り返しなのですが,意志をいろいろ変える事によって,感触の変化を味わえるということです。これは言ってみれば,“感性”あるいは“感受性”を高めるためのトレーニングにもなる...と言うことです。
  私は“スキー”の面白さの一面もコレと同じところにある...と思っています。単にスピードの快感や,雪とのコンタクトの楽しさだけでなく,それに続く身体の反応の“妙”(不思議)です。滑走時のスピードや雪との会話を楽しむ...というのは結構多くの方が実感されていることだと思います。でも,そのもうひと押したところ,そこに,「スピードや雪の感触を通して得られる情報,その情報をいろいろ感じ別けられる能力を人間の肉体というのは持っているんだ !!! 」...という感動があり,それを楽しんでいる自分が居るのです。言葉を換えて言えば,「いろいろな情報を感じ取れるの自分の肉体のセンシティブさに感動している」ということです。一見“
ナルシシズム(narcissism)自己陶酔症”のような印象を受けるかもしれませんが,そうではなくむしろ「人間の身体の神秘に気付き,それに驚きながら楽しんでいる...」のです。つまり,
“スキー”は雪の自然をとおして,自分の身体の神秘や不思議を知ることのできるスポーツでもある...ということです。
  9/20の教師日記「ありのまま...に出会う」にも書きましたが,「雪を感じ取る」....という意識でスキーをし,あるいは「地面を感じ取る」意識でインラインをすることは,単に単調な繰り返しを続けているのではなく,「自分の肉体のセンサーとしての素晴らしさ」を味わっているのです。(^I^)




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☆ 11/20  2004  土曜日  晴れ(白馬)
  天空には青空が少し見えていますが,山には雲が掛かっています。この雲も取れ始めるとの予報が出ていますが,気圧配置は弱い冬型...。スキーヤーとすると寒気が来て欲しい !!! と願う日々が続きます。(^I^)
  地方の新聞に,「11月の気候が温暖で気温が高く,例年なら人口雪で営業の始めている県内各地のスキー場が大苦戦...」との報がありました。さて,どうなるんでしょうか...少し心配です。(=_=;)

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 昨日は雨模様でインラインができませんでした。(=_=;) 
 そこで,久しぶりにジョギングを楽しんで来ました。昼は用事があったので夕方5時半頃から約40分のジョギングでした。膝に負担を掛け過ぎないよう注意し,本当にゆっくりペースの,ウォーキングに毛の生えた程度のジョギングですが,身体のあちこちの細胞が活性化していることを実感できたひと時でした。(^I^)
 義務感でやらない,動かしている筋肉に話し掛ける様なつもりで行なう,苦しくなったら途中でもペースを落とす,身体が喜んでいるのを感じながら行なう...というのが私のトレーニング哲学ですが,この意識があると身体を動かすのが本当に楽しくなります。(^ ^) 身体がいい具合に火照って気持ちよい汗が出て来ます。身体のいろんな部位が「気持ちイイ !!! 気持ちイイ !!! ...」と言っているのが分かるような気分になります。
 かく言う私も,若い頃にはがむしゃらに負荷を掛ける事だけに専念していました。でも,もしあの頃から今のような感覚を持ってトレーニングをしていたらどうなっていたんだろう?と思います。日本人のタイプとしてなんとなく「トレーニング」は過酷で,忍耐を必要とし,行者が「行」を行なうようなイメージ...という風にとらえがちです。私も以前は「身体を酷使し,いじめ抜く...」という様なトレーニングをよくしたものです。でも,10年ほど前からこの考えを捨てました。「身体の気持ちイイ !!! 」を感じることを前面に出すことにしたのです。それからは「身体を動かすこと」の面白さが分かってきました。(^ ^)
 昨日のジョギングも,走り初めから走り終わりまで自分の肉体に話し掛け,その答えをもらいながら精神と肉体の会話を楽しんだ40分だった...そんな気がします。
 そして,これはジョギングの【Let】なのかしらん...と思った【TOK】でした。(^ ^)



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☆ 11/19  2004  金曜日  小雨(白馬)
 今朝はあいにく雨模様の白馬です。気圧配置は弱い冬型になっているようです。上空の寒気がどうなっているかで,雪か雨の分かれ目になります。今。高層天気図を見てみましたが,残念ですが,ちょっと寒気は弱そうですネ。(=_=;)
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 過日,ある方から私のレッスンについてご質問がありました。レッスン料以外の料金設定に付いてのご質問でした。またある方面から,【TOK】は Inter Net を通してレッスン企画をし,どうも金儲けに走っているらしい...という噂があるという話が聞こえてきました。(=_=;) 残念ですが,私の真の意図が伝わっていないようなので,今日はこのことに付いてお話したいと思います。
 そのあらましは「今シーズンのレッスンポリシーについて」に書いてありますが,できるだけ多くの方に受講の機会を持って頂きたい...ということです。プライベートレッスンでは限られた人としかご一緒に滑れません。また,「人の振りみて我が振り直す」...というレッスンの機会が少なくなります。スキー仲間との交流も限られます。プライベート料金が高いために数日間に渡った受講ができず,
ミィーティングや理論研修,懇親会などの時間も限られます。またその時々の条件や状況に応じた臨機応変なレッスンが不可能になります。ですがキャンプ方式ではこれが可能になるのです。例えば初日に基本レッスンを終えたとして,その晩新雪が降ったとします。キャンプ形式にしていれば,明日朝8時から新雪体験をしましょう...ということで,直ぐ計画を変える事が可能です。また朝天気が悪く雨が降っていたとします。レッスン時間を少し遅らせ,その間に理論研修をして,夕方からナイターに掛けてレッスンをする...というようなこともできます。また混雑しているスキー場を避け,比較的空いているスキー場に場所を移してレッスンすることも可能になります。キャンプ形式の利点はこういうところにあるのです。
 宿舎が離れていたり,連絡が取りにくかったりしては,このような臨機応変なキャンプ方式を取ることができません。そこで,この様なシステムに賛同してくれ,宿泊料金なども割り引いてくれる宿舎との協力が大事になります。今回のキャンプで宿舎指定にした理由はここにあります。特定の宿舎に儲けさせる為ではありません。
 また,キャンプ方式ではビデオに撮った映像を夜のミィーティングなど,スキー滑走に支障の無い時間に見て勉強することができます。日中や夕方,まだスキー滑走ができる時間帯にビデオ研修で時間をつぶす必要がなくなり,その人のフリー滑走に充てることができます。こういった時間の有効利用もキャンプ形式では可能になるのです。私は,可能な限りビデオ撮影をし,それをレッスンに活用したいと思っています。またその撮影した映像はCDなどに焼きこみ,生徒さんに持って行って頂き,後日の勉強の資料にしていただこうと思っています。ですから,時には撮影の人手が必要な時もあり,その人の費用や素材編集などの経費も,実費で必要になります。
 またリフト代なども宿舎を通して購入すると,安くなる場合があります。このシステムを有効に使えばリフト代の節約にもなります。
 また,レッスン料に付いてですが,私は八方尾根スキースクール所属の教師ですから,いただいたレッスン料金は規定どおりスキースクールに納めさせて頂きます。ですから私の懐にそのまま入るわけではありません。私は給料としてスキースクールから月々のお手当てを頂くことになります。
 以上,あれこれを一番効率良くまとめた値段として参加費用が設定されています。ですから,私が個人的に儲ける為のキャンプと言うのは見当違いもはなはだしいのです。
 この春,これまでの教師生活とひと味違った教師活動を...ということで5/6,5/7の教師日記に書かせて頂きましたが,これを実践させたものがこのキャンプスタイルのスキーレッスンです。あえて言わせてもらえば,「もし私がまだお役に立つのであれば,これまでお世話になった八方尾根の関係者や生徒の皆さんに,“奉仕”の心で努めさせていただこう」...という気持ちなのです。ただ,生きて行くための糧は必要なので,それはいただくことになりますが...。
 【TOK】のレッスンご希望の生徒さんが居られる内は,老骨に鞭打って最善を尽くさせて頂く覚悟です。ですから12月から5月まで,ほとんどビッシリですが,この期間を怪我無く,体調を維持し続けて雪の上に立ちたいと思っております。
 皆さんとご一緒に滑れるのを本当に楽しみにしております。 (^I^) (^ ^) (^o^) 




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☆ 11/18  2004  木曜日  曇り(白馬)
 今朝は,白馬三山の稜線は見えていますが,青空はありません。天気は,これから弱い気圧の谷が通って崩れるようですが,その後寒気がどの程度入ってくるでしょうか?その如何によって“雪”の期待も !!! (^ ^)
 毎年の事ですが,11月下旬になると気圧配置と寒気の入りが特別に気になります。
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 ここのところ,シーズンが近くなったせいでしょう...スキー関係の掲示板がにぎやかになってきました。(^ ^)
 教師の立場としてこれらの掲示板をいろいろROMさせていただいているのですが,面白いことに気付きました。それは,スキーをする時に,身体の使い方や動かし方,あるいはスキーの操作要領,フォーム...ということを重視している人と,滑走フィーリングが先で,身体の使い方はその結果として着いて来る...という風に考えている人が居られる,ということです。この両者のどちらが良い悪い...という優劣はその人の考え方如何なのですが,このことを互いに理解して話を交わさないと,論点がボケてしまう様に思います。
 実はスキーのレッスンでも,両方の教え方があります。身体の使い方や身体の動かし方をメインに指導する教師と,フィーリングをメインに教えるタイプです。私は確実に後者のフィーリング派なのですが,全ての生徒さんにこの方法がベストだとは言えません。私のレッスンをお受けになって,リピーターとしてその後もご一緒に滑る人も居られますが,その方法が肌に合わない...と仰る方も居られます。それは各自の感覚...合う合わないの問題ですから,ご自分の考えに合った教師を選ばれるのが最良の方法だと思います。
 ただ,大事なのは,今自分が習っているのは「身体の使い方なのか?」それとも「イメージやフィーリングなのか?」ということを自覚されることだと思います。そして,身体の使い方メインの時は,身体の構造や特徴がその教師と全く同じでは無い !!! ということを肝に銘じておくことです。ですから同じように身体の使い方を真似ても同じスキーイングができる保障は無いのです。また一方,フィーリングメインの時は,教師の説明するイメージが自分の頭の中のイメージと果たして同じだろうか?という考えてみる事が大事です。もし違うイメージだと違った結果が出てしまうからです。ですから,もしご自分のイメージに不安があったら,とことん納得のいくまで教師にそのイメージをたずねてみることが大切になります。
 どちらの場合も,鵜呑みにせず,その特質を理解した上でレッスンを受けられるとより効果があると思います。(^ ^)
 



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☆ 11/17  2004  水曜日  晴れ(白馬)
 今朝,早朝は放射冷却で地表はガスに覆われていましたが,そのガスも取れて,イイ天気になりました。(^ ^)
 昨日は里は晴れの天気でしたが,山は一日中雲の中で,おそらく降雪が続いていたものと思います。山稜の雪が一層ハッキリ白くなって来ました。(^ ^)
 このところの暖かい気候で,人口降雪でOpenするスキー場も「雪作り」が大変だったと思いますが,この寒気で一息...というところでしょうか?(^ ^)

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 昨日は11/16の様な天気の中,インラインを楽しみました。(^ ^)
 昨日は珍しく,滑りだす前から,「今日は
“free falling”の楽しさを味わうぞ !!! 」という意気込みで臨みました。成るに任せる...という気持ちを前面に出しての滑りでした。ただ左右に道路の切れ目がありますからそのまま行けば道路外に出てしまうことになります。ですからいくら「成るに任せる」と言っても,気持ちの中で「足のどこで地面を感じようか...?」ということと「どの方向から地面からの圧を受けようか...?」という意識はありました。スカイダイビングでダイバーが手のひらを動かしたり,身体の向きを変えたりする事と同じことです。ダイバーは手のひらや身体を動かすことで落下の向きや速度を微妙に変えるわけですが,自分の力を空気に与えているわけではありません。手のひらの変化に応じて空気抵抗の変化が起こり,その結果としてダイバーの動きが決まってくる...ということです。あくまで落下による空気抵抗があり,それをどう受けるか?ということをダイバーが選択しているだけです。
 実は,“free falling”の楽しみの本質がここにあるのです。落ちるに任せて手足を動かすだけ...。でもこの「動かす」という行為は,その行為そのものが直接的に自分の落下ラインを変えることにはつながっていないのです。動かす⇒ラインを変える,という図式ではありません。つまり【Do】ではありません。ところが,手のひらを動かすという行為は,空気抵抗を受けて初めてその行為が落下ラインやスピードの変化になるのです。動かす⇒抵抗の受け方が変わる⇒ラインが変わる...という図式です。つまり間接的で抵抗に任せるという意識,つまり,【Let】意識なのです。
 “free falling”意識でインラインを楽しんでいて,free fall の心は【Let】を楽しむこと...ということを思った【TOK】でした。(^ ^)



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☆ 11/16  2004  火曜日  晴れ(白馬)
 今朝,今8:30現在では,リーゼンコースの中腹から上部雲が掛かっていますが,天空には青空が覗いていて「晴れ」の白馬です。時々チラッと雲が切れる時があり,兎平付近は白くなっているのが見えます。今日これから山には雪が降りそうな予報も出ていますが...どうなりますか?
 今,9時30分...雲が取れてご覧のように八方尾根が見えて来ました。丁度兎平から上部が結構厚く白くなっています。パノラマコースにも少し降ったようですが,量は少ないです。
 でも,スキー場に雪が来ると,ホントワクワクしますネ !!! (^ ^)

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 昨日旅行会社から連絡が入りこの春予定している「カナダSkiツアー」のアウトラインが決まりました。(^I^)
 日程は2005年
4/3(日)午後出発4/10(日)午後成田着になります。 Whistler Blackcomb で,まるまる5日間スキーを楽しむことになります。4月でもスキー場上部ではまだ雪が降るので新雪滑走ができたり,リフト券の割引があったりするので,この期間にツアーを設定しました。
 ニュージーランドでもそうでしたが,日本と違った雰囲気の中での“スキー”を体験することは,キット皆さんの“スキー”に対する認識を新たにしてくれることと思います。上手でなければ行けないんじゃないの?仰る方が居られますが,そんなことはありません。ご自分で楽しもう !!! というお気持ちさえあれば,今お持ちの技術でそれなりの楽しみ方があるのです。
“スキー”の楽しみはもちろん上手になることもありますが,そのレベルレベルの技術を使っていろいろな所を試してみることにもあります。日本でうまくなってその成果を外国で試してみる...。このお手伝いができたら本当に嬉しく思います。【TOK】がそんなことをお話ししながら,ツアーコンダクターを務める形でご一緒したいと思います。(^I^) 
 また,“スキー”が好きな者同士,8日間ご一緒に“旅”をすることで,いろいろな人と出会い,語り合う...という楽しみもあります。私もシーズン最盛期には日本を離れることができませんが,4月には何とか行けそうです。【TOK】と一緒に行ってみたい...と思われる方,ぜひ
連絡下さい。
 料金は
航空券・宿泊代(税金・サービス料)・滞在先と現地空港間の送迎費・成田空港施設使用料・現地空港税・5日間のリフト代・技術アドバイス料・ツアー記念CD作製代,を含んで\150.000-となりました。旅行主催会社はJTBにお願いしましたので,安心して行って来れます。
 シーズン最後にどこどこでその成果を試してみよう...と思うと,冬のシーズンの気構えも違ってきます。皆さんも,このカナダツアーに限らず,国内でも構いませんので,どこかのスキー場を頭に描いて,そこを1シーズンの集大成...という意味を込めて滑る計画を立てられたら面白いと思います。(^I^)




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☆ 11/15  2004  月曜日  小雨(白馬)
 今朝はご覧のように,冷たい雨が降っています。
 この雨,おそおらく今夜半から雪に変わりそうな気配です。できれば,多目に降ってもらって,今週末くらいから黒菱滑走可 !!! という風にお願いしたいところですが...。(^ ^)

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 昨日は「鹿沢スノーパーク」で“Sak”さんとご一緒に滑って参りました。(^ ^) 今シーズン初のレッスンでした。
 日曜日でしたのでかなりの混雑でした。朝9時のオープン時は近県各地から来ているジュニアレーサーがカービングで飛ばしていました。その後1時間もしない内に斜面にはコブができ始め,レーサーは姿を消しましたが,その後はモーグルの皆さんが大勢楽しんで居られました。“Sak”さんも初滑り,ゲレンデの状況もこういった状態でしたので,充分満足のいくレッスン...というわけにはいきませんでしたが,精一杯努めさせて頂きました。
 慣らしの滑りを数本行なってから,先ずビデオを撮りながら“Sak”さんの滑りを拝見させてもらいました。あのような混雑した状況の中でしたが,斜面移動が自然になされており,かなり滑りこみをされている方だと思いました。お聞きするとご出身は長野県,子供の頃からスキーの経験はおありだということでした。道理でスキーを止める動作が無く,“滑る”ということを楽しまれているのが良く分かるスキーイングをされているのだと思いました。(^ ^)
 当面の目的は2級合格...ということでしたが,“フィーリングスキー”のコツを掴まれれば1級合格も遠くは無い...と思うような滑りでした。シーズン初めのせいもあったでしょうが,初めはスキー板そのものを動かす操作が見えました。その分“重心”が左右上下に動きやすくなって安定感が無くなり,上半身がギクシャクした滑りになっていました。
 そこで先ず最初に“バランス”を取って滑るために必要な足裏感覚について学ぶ事にしました。この足裏感覚を研ぎ澄ますには「オレンジターン」が適していますので,その話からさせて頂きました。この“オレンジ”を足裏に意識することで,支点の位置,圧の強弱,圧のやり取りの方向...の三つの要素が意識できるようになります。混雑した中でしたので,この“オレンジ”に意識を集中するのは大変だったと思うのですが,“Sak”さんは一生懸命これをこなされていました。数回滑るうちに足裏集中の効果が出始め,脚の動きが良くなって上半身が安定してきました。(^ ^)
 午後は,オレンジの位置を「かかと寄りに置くように意識して滑る」という練習から始めました。このことで,支点がしっかりし,前方からの抵抗にも対処できるようになります。また,その“オレンジ”がクルクルと足裏かかと寄りで回転しているイメージで滑る練習もしました。これはスキーの移動を止めないようにするための練習です。一日のレッスンとすれば欲張った課題でしたが,“Sak”さんのポテンシャルが高く,その滑りの感じがいろいろと変わって行くので,多くの経験をして頂こうと少々先走ったかもしれません。(-_-;) でも,これからの“スキー”に必ず役に立つ事だと思います。(^ ^)
 午後も2時頃になって,コブが大きくなり,一部土の見え始めた所も出始めて,大分危険な状況になりました。ゲレンデの面積に対する人の数も多く,衝突の危険も増しましたので,レッスンを切り上げることにしました。
 あの混雑した条件の悪い中でのレッスンでしたが,意識集中を切らさないように滑っている“Sak”さんの一生懸命さに打たれました。(^I^) 2005シーズン初めてのレッスンでしたが,教師として「充実レッスン」ができました。
 “Sak”さんありがとうございました。(^ ^)



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☆ 11/14  2004  日曜日  曇り(白馬)
 おはようございます !!!  今日は「鹿沢スノーパーク」に行くので白馬を朝6時頃出ます。
 で,今5時45分ですが,さすがに外は暗いです...。(^ ^)
 では行って参ります。(^I^)

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 昨日は,
リフレッシュ休暇の間にできなかった「インライン」を1時間ほど楽しみました。
 久しぶりに滑ってみると,“スキー”とは微妙にその楽しみは異なるけれど,「歩く」「走る」といった二足歩行的な感覚とは違った「滑る」という感覚の
面白味を感じました。水泳の泳ぎ始めに「母親の胎内」に居るようなフィーリングを感じるように,インラインでは地表上をスゥーと斜面移動をして行く「重力に引かれている」という感覚です。(^I^)
 さて,何度か斜面を滑りましたが,いつの間にか「気持ち良くターンをする」ということと,「ターンしやすいように乗る」ということの違いを感じ分けながら滑っていました。「気持ち良くターンをする」時は回転円弧とか,回らないと回らないと...といった焦った感じが無いので,滑りがいかにも“Free”なのです。ところがどこでターンしようか?どのラインを取って滑ろうか?という思いがあると,とたんにコンタクト圧が気になったり,“バナナシェープ”の深さを変えたり,迎え角を意識してみたり...といったことを意識しだしているのです。もちろん滑っていて気持ちがイイのは前者です。(^I^)(^ ^)
 この両者の違いは「一般スキー」を楽しむのと,「競技スキー」を楽しむ時の差のような気がしました。競技スキーが窮屈だ...ということを言いたいのではなく,競技には競技の面白さがあるけれど,決められた円弧とか,ここを必ず通るとかの“規制”にとらわれない滑りの“自由さ”を感じた...ということです。
 これまで,スキンダイビングなどで言われている“free falling”の面白さを,さほど“スキー”で,「アアこれ !!! 」という風に思ったことは無かったのですが,昨日のインラインで,この意味が少し分かったような気がした【TOK】でした。(^ ^)




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☆ 11/13  2004  土曜日  曇り(白馬)
 みなさん !!! ただ今ぁー。昨日夕方白馬に帰って来ました。久しぶりの白馬...
もちろん,このリフレッシュ休暇の間に訪れた所も新鮮で良かったですが,やはり,住み慣れているところはイイですネ!(^I^)
 結局,月曜から土曜まで5日間のお休みで,その間UPできませんでした。お詫びします(=_=;)。また今日から復帰しましたのでよろしくお願い致します。(^I^)

 ところで,今日は外気温度12〜13度ですこし肌寒いです。昨夜小雨模様でしたから多分山は雪だと思います。雲が取れるとその様子が分かるのですが...。
  昼過ぎ雲が取れたら見えました !!! 予想通り兎平がうっすら白くなっていました。標高1400メーター位から上が白くなったようです。(^ ^)

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 11/8から昨日まで「教師日記」オヤスミでした。失礼いたしました。
 国内のイロイロな所に行ってまいりました。その一日,東京で過ごし,ジョギングを兼ねながら,永田町,虎ノ門,北の丸公園,九段下,神保町,駿河台下,神田,日本橋,銀座,国会議事堂...永田町と約3時間掛けて巡りました。(^I^)
 神保町では昔よく行った古本屋を,また駿河台下ではスポーツ店を,そして神田ではいろいろ珍しい店を覗きながらのジョギングでした。
 駿河台下のスポーツ店では「スキー用具」や「インライン」を見て来ました。スキー道具,「もう11月も中旬でスキーシーズンも近いのに,以前に比べると在庫の量が少ないナァー」...という感慨を持って見て来ました。昔は歩行者が歩くのに邪魔になるほど大量のスキー用品が,道路にまで並べられていたものですが...。これも時勢でしょうか...。(=_=;)
 インラインは私も欲しい !!! とおもうようなモノが並んでいました。今回はインラインを買う予定が無かったので諦めましたが,来春は新しいものを揃えよう...そう思って来ました。数はそんなに豊富ではありませんが,明らかにスキーのトレーニング...という意味で店頭に並べられておりました。(^I^)
 神田の駅周辺では「安売りチケット屋」を数店見て回りました。新幹線や高速道,演劇,映画など,私の想像以上に多種類のチケットが割引されて売られているのをみて,興味深く思いました。(^I^)
 これまで,さすがに私も「銀座通り」をジョギングしたことはありませんでしたが,ルートの都合で銀座を走る事になりました。もちろん歩いている人に驚異を与えるような走り方はしませんでしたが...。でも,銀座から比較的近い皇居の周りはジョギングをする人が大勢居ます。ですから歩行者の方々も,「どこか銀座近くの事務所から皇居目指して走っているのだろう...」と言うくらいに想像していただけたのではないかと思います。まさに銀ブラならぬ,銀ジョグを楽しんだ【TOK】でした。(^I^) 
 スタートからゴールまで一般道をゆっくり走ったのですが,時々信号待ちで停まりますので,その時間は呼吸を整えることができました。有酸素運動で,脚や膝にあまり負担を掛けずに,しかも歩くより少し速めに,自転車くらいの速さで移動するので,周囲の景色も適度に楽しめます。片手にスポーツ飲料を持ちながら,気持ち良くクルージング的に東京の街を散策できました。このようにクルーズ気分でジョギングすることを“ジョクルーズ”と名付ける事にしました。(^I^)
 白馬に住んでいると,少しウラシマ状態になってしまいます。都会に住んでいる人には当たり前のことでも,「エッー知らなかったァ !!! 」...ということが良くあるのです。そういった珍しい所を「歩き」で経験しようとすると結構時間が掛かります。でも「ジョギング」でなら経験できる...そんなことを思いながらの“ジョクルーズ”でした。(^ ^)



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☆ 11/08  2004  月曜日  晴れ(白馬)

 11/8の朝6時半...白馬の嶺は,ご覧のようなモルゲンロート(朝焼け)でした。
 今日から5日間...冬のシーズン前の「充電休暇」を取らせてもらうことにしました。
 その間も,できるだけホームページのUPは欠かさないつもりですが,思うようにいかないかもしれません。もしUPがうまく行われない時は,お許しいただきたいと思います。11/13には完全復帰できる予定です。(^ ^)

 では行って来ます !!! 
(^I^) (^ ^) (^o^) 


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☆ 11/07  2004  日曜日  晴れ(白馬)

 今日の日曜日...雲は少し多めです。 さて,明日8日から5日間...冬のシーズン前の「充電休暇」を取らせてもらうことにしました。シーズンに入るとレッスン活動がビッシリと続きます。親戚や友人とのコミュニケーションも思うように取れません。そこで,この比較的静かな時期...精神的なリフレッシュを兼ねて,連続のお休みを取らせてもらうことにしました。(^ ^)
 その間も,できるだけホームページのUPは欠かさないつもりですが,思うようにいかないかもしれません。もしUPがうまく行われない時は,お許しいただきたいと思います。11/13には完全復帰できる予定です。(^ ^)

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 昨日は風邪の調子も回復したので,五日ぶりにインラインを楽しんで来ました。(^ ^)
 二日前の「鹿沢」での「スキー初滑り」の印象が,どうインラインに再影響を与えるか?ということを意識して始めたのですが,いつの間にか「ターン後半の軸と,前半の軸」ということに意識が移っていました。(^ ^) 初滑りとインライン...ということで言えば,地面と雪面のグリップ力の差,前後バランスの取り易さの違い,スキッド量の相違...といったところがそのポイントとなるけれど,滑走感覚はほとんど同じ...ということを再確認しました。(^ ^) 
 さて,その後の「ターン後半の軸と,前半の軸」...ということですが,「鹿沢」でも,やはり滑っていて最も安定した滑りができている時は「軸意識」がある時だと感じました。そこで,インラインでの軸の意識に集中して滑ってみたのです。その時の映像が一番上のVTR(写真をクリックするとご覧になれます。約2MB)です。
 この映像をご覧頂けば分かると思いますが,ターン後半は“される筋”を意識しながら地面とのコンタクトを楽しんで斜面落下を心掛けるのですが,この時迎え角意識があれば,真ん中の写真のように身体全体が“バナナシェープ”になって,脚も少しづつ縮んできます。この時大事なことは,自分から地面に圧を加える様に押し込むのではなく,写真赤線のように地面から圧をもらっている意識です。するとこの「赤線」が“一本の軸”として意識できます。そしてその軸の長さはいつも同じではなく,“重心”方向に縮んで来る感じになります。この縮んで来る軸が「される軸」のイメージということになります。
 一方ターン前半は一番下の写真のように,“探る筋”意識でターン外側に出て行こうと意識します。この時ももちろん迎え角意識はあるわけですが,左脚で地面をさぐろうとしますから,右脚はカタツムリの触覚のように,ターコイズブルーの線の様に伸び始めます。脚の伸びに対応して“バナナシェープ”は幾分弛むかたちになります。この時,「ターコイズブルーの線」が下から押し上げられる軸として感じられるのです。この軸はターン後半の「される軸」とは逆に,伸びて来る感覚のもので,「探る軸」というイメージになります。
 ターン後半はどうしても圧が強くなって来ますから,「される軸」のイメージは「赤線」のように太くなります。一方ターン前半は後半に比べれば弱い圧なので,この時の「探る軸」は「ターコイズブルーの線」のように細いイメージになります。この“軸”が適度なテンションを保ちながら伸びたり縮んだりする感触をじっくり味わいました。(^ ^)
 「本当にうまいスキーヤーの滑りの中には決まってこの様な“軸”がある...」ということを実感していますが,皆さんもこの様な「軸」...意識されていますか?
 昨日のインラインは,“される筋”,“探る筋”を一歩進めて,縮む要素の「される軸」と,伸びる要素の「探る筋」を意識してのお楽しみでした。(^ ^)




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☆ 11/06  2004  土曜日  晴れ(白馬)
 今日の土曜日...丁度頭の上に少しだけ雲がありますが,晴れの天気です。昨日ほどカラッとはしていませんが,気持ちの良い朝です。
 この晴れ間の多い天候...10日頃まで続くようですネ!その後はどっと寒気が押し寄せて「冬型」...大雪でしょうか?(^ ^)
 ところで,管理人【TOK】の風邪...少し良くなりました。ここのところ季節の変わり目で風邪が流行っているようです。皆さんも体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。(^I^)

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 昨日,今シーズンのインド行きの「日程本決まり」...の報が入りました。
 スキー指導は2月10日から24日までで,場所は昨年と違うカシミール地方
(Kashmir)“Gulmarg”グルマークという所だそうです。この夏インドに行くことが決まってから,当方から昨年の反省を元に,とにかく「雪の多い場所でレッスンを !!! 」とリクエストしたのが実ったのでしょうか?雪の量は昨年の“Auli”とは比べものにならない位多い所のようです。(^ ^) ともかく雪が無ければ「丘に上がったカッパ」同然ですから...。
 で,成田を発つのが飛行便の関係で2月6日の昼。その日の夕方ニューデリーに着いて,翌朝また飛行機でシュリーナガルという所まで行き,そこから車で約1時間半で“Gulmarg”に着く...ということのようです。今シーズンは昨シーズンと違って,車で2日間...というようなことは無さそうですが,飛行機がどうなんでしょう?どうもプロペラ機でパラパラパラ...と2時間ほどかかる模様です。でもこれも経験...。帰りは行きに比べ飛行便の連絡が良く,25日にグルマークを出て,翌々日の27日早朝には成田に着けるようです。
 今シーズンも実際のスキー指導は2週間ですが,行き帰りの日程を加えると22日間,約3週間の留守になります。前回は日本では体験できないイイ経験をたくさん積まさせてもらいました。今回もきっと昨年に輪を掛けていろいろな体験ができると思います。今から楽しみなインド行きです。(^ ^)
 さて,そういうことでインド行きの日程が,夏のスケジュールより若干後半に移動してしまいました。で,2/25〜26に行なう予定だった「jpSKI.com インド報告スペシャルキャンプ」が開催できなくなりました。これまでお申し込みいただいた方には申し訳ありませんが,このキャンプを中止にさせていただきたいと思います。 e-mail で連絡させて頂きますが,事情をお汲み取り頂きご了解いただきたいと思います。よろしくお願い致します。



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☆ 11/05  2004  金曜日  快晴(白馬)
 今朝はご覧のような快晴です !!! (^I^)
 白馬の山...結構白くなったでしょう?。昨日の朝は第Tケルン付近まで雪が降りましたが,その雪はもう溶けました。でもこの分で下まで雪が来て欲しいものです。(^I^)  それにしてもイイ天気で,雲ひとつありません。(^ ^)

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 実は昨日,早朝出かけたのは「鹿沢スノーエリア」でした !!! 教師仲間の“N”さんと“I”さんの三人で初滑りに行って来ました。(^ ^) 私は少し風邪気味でしたが,前からの約束なので少し冒険でしたが行って来ました。すこし雲が出た時間もありますが,ほとんどイイ天気の中,快適な初滑りとなりました。
 写真でお分りのように,大回りもできないほどの幅しかありませんでしたが,テーマを持って滑ったせいでしょうか,昼食を挟んで朝9時から4時まで,短く感じられた7時間でした。(^ ^)
 そのテーマ...は「インラインの滑走感覚が,どうスキーの滑走感覚に生かせるか?」でした。もちろん,初滑りですから,人口雪とはいえ「雪の感触を楽しむ」...ということもその楽しみのひとつでしたが...。でも,それよりもこの秋ズーッとやってきている「インライン」がどの程度実際のスキーに役立つか?ということが「スキー教師」として興味のあることでした。(^ ^)
 昨日一緒に行った三人ともインラインをやっている仲間です。特に“N”さんは,「かかとに乗って滑走する意識」,「クロッシング意識」をインラインで練習し,その感覚がどう雪の上で生きるか?ということに大変興味を抱きながらの初滑りでした。
 結果は...。「大変な効果有り !!! 」だという感を深くしました。(^ ^) 午前中は,お互い何も言わずにそれぞれ雪の感触を試しながらの滑走を楽しみました。“N”さんと“I”さんの昨シーズンの滑りは何度も見ていますので,その滑り方の特徴は知っているのですが,その滑りと明らかに違った点が彼等の滑りに現れていました。“I”さんはこの夏ニュージーランドで滑ったり,もうすでに鹿沢でも2回ばかり滑っているので,彼の滑りの変化はその時点で起こった可能性もありますが,“N”さんは,五月連休以降滑っていないので,もし滑りが変わったとすれ,その変化は全く「インラインのトレーニング」によるものだ...と言えるわけです。
 その“N”さんの滑り,明らかにターン後半から角付けの切り替えに掛けて違う要素が現れていました。ターン後半の急激なエッジングが影をひそめ,スムーズな斜面移動によってスキーがたわんでいました。そして,その雪からの抵抗を無理なく吸収する形でニュートラルに入り,角付けの切り替えを行なうスムーズなクロッシングができていました。(^ ^)
 …ところが,昼食を食べ,午後滑り始めた彼の滑りをみたら...。その滑りが,角付けに頼り,圧変化を急激に行なう...という昨シーズンの滑りに逆戻りしているではありませんか...?(=_=;)。初滑りなので,スキーの技術のアドバイスなどしないつもりでしたが,「N君,午後の滑り...午前とどこか滑走意識変えた?」と聞いてみたのです。すると,「斜面が荒れてきたせいでしょうか,なんかシックリ来ないんです...」というのです。で,お節介とは思ったのですが,「インライン意識で乗っているようには見えないんだけれど...」と話しました。そして彼に,「インラインをそのまま雪上で行なう感覚で滑ってみたら...」とリフトの上で話し,その後はそれをテーマに2時間ばかり滑ったのでした。
 たしかに午前中のバーン状況に比べれば凹凸がひどくなり,ザクザクした雪だまりもできたりして,本当に滑りづらい状況でした。でも,インラインのウィールの転がりをイメージしながら滑っている彼の滑りをみると,次第に午前の滑りに戻って来たのです。結構ひどい斜面状況なのに脚の動きも非常にスムーズで,重心の移動軌跡も理想的になっています。ですから滑りの安定感が全く違います。この変化のキーワードは,「インラインイメージの滑り」ということでした。
 彼の滑りが大きく見え始めたのを見て,「“インライン”...“スキー”のトレーニングに効くワ !!! 」と確信した【TOK】でした。(^ ^)
 また,あの条件の悪い狭
い所で7時間近く滑っても飽きなかった...というのはどうしてなんだろう?と帰りの車の中で考えました。そしたら,どうもインラインやキャスターをイメージしての練習は,別に広い場所でなくても,どこでも雪さえあればスキーを使ってできる... ということなのだ,と確信しました。(^ ^) そこで今,「鹿沢スノーパーク」に電話をして確認したところ,「レッスンしていただいて結構です」...とのお返事をいただきました。私の“フィーリングスキー”のトレーニングをメインとしたレッスン...ご希望の方が居られましたら,ご一緒させていただこうと思います。ご希望の方はまでご一報下さい。(^ ^)


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☆ 11/04  2004  木曜日  晴れ(白馬)
 今朝は,用事で朝早く出かけます。
 まだ朝早くて外は暗いため,今朝の写真は昨日のままです。(=_=;)
 申し訳ありません...。
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 昨日も風邪気味なので,いちにちゆっくり過ごしました。文化の日で,天気もそんなに悪くは無かったのですが,身体の管理がイチバンです。(^I^)
 そういうわけで昨日は,TVでアメリカ大統領の選挙を見ながら一日過ごしましたが,あれだけの大国で,前回2000年に続いて今回もその日のうちに決着がつかないほどの激戦...。凄い事ですネ! 結局どちらに軍配が上がるかはまだ先のようです。
 一日,ベッドで静かに過ごした【TOK】でした。こういうことは多分一年に一度有るか無いかだと思いますが,気分は静かな一日でした。




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☆ 11/03  2004  水曜日  晴れ(白馬)
 今日の文化の日...白馬は穏やかに晴れました。各地で文化祭や学術的な催し物が行なわれています。
 ところで,「文化」の意味を調べてみました。辞書によると,「 権力や刑罰を用いないで導き教えること。文徳により教化すること。世の中が開け進んで、生活内容が高まること。自然に対して、学問・芸術・道徳・宗教など、人間の精神の働きによってつくり出され、人間生活を高めてゆく上の新しい価値を生み出してゆくもの...」とありました。
 以前から「文化文明の発達」ということと,「便利さ経済的豊かさ」とは必ずしも一致しない...と思って来ました。現今の物質中心の世ではなく,精神的文化にももう少し気が配られたらイイなぁー...そう思っている【TOK】です。
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 一昨日のゴルフ後の体調管理がいけなかったのでしょうか...風邪気味の昨日でした。(=_=;) 昼ころ,暖かく天候もまずまずなのでインラインをしに行こうと思ったのですが,無理して風邪をこじらせてはいけないと思い,昨日のExerciseは オ・ヤ・ス・ミ にしました。
 でも,いち日身体を動かさないとどうも気分がシックリ来ませんし,やるべき仕事にも身が入りません。身体が健康で,生き生きしていることの大切さを思いました。健康だけでなく,いろいろなことは,それが有る時にはそのありがたさに気付かず,無くなってからその大事さを思います。今自分の身の周りに在るイロイロなモノ...それをいま一度見直して,感謝したい...そう思います。
 ひるがえって“スキー”...雪が一年中無いことで,このスポーツの面白さをより一層強く思うのかもしれません。時は“秋”...間もなく天からの贈りもの,「雪」が降ってくることでしょう。秋のこの時分,より強く「雪のありがたさ」を思います。
 時は秋...のちょっぴりセンチメンタルになった【TOK】でした。(^I^)



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☆ 11/02  2004  火曜日  晴れ(白馬)
 今朝の白馬...雲は多いのですが,ところどころ青空が見えています。合計すると天空の1/10以上になりますので,今日は「晴れ」ですネ!(^I^)
 昨日,今日と少し気温が高い気がします。この分だと天然雪が来るのは少し遅れるでしょうか?早いといいですが...。
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 昨日は年一ゴルフを楽しんで来ました。(^ ^) 八方尾根スキースクールと技術交流などを通じて交流のある,「御岳スキー学校」との親睦を兼ねたゴルフコンペでした。
 ここのところ,よほどのことが無い限り「ゴルフ」はしないのですが,昨日はスキースクールの事務長が急遽都合で行けなくなり,そのピンチヒッターで行って来ました。場所は白馬から1時間ほど南に行った所の穂高にある「穂高カントリー」でした。ゴルフ...20代の後半に一時夢中になったのですが,その熱も冷め,今は何か特別のことが無い限りすることは無くなりました。いろいろなスポーツがありますが,私の性格にはゴルフ...どうも合わない様です。でも,年に一度くらいゴルフはスコアは抜きにしてなかなか面白いと思います。
 で,昨日は「ゴルフクラブの重さだけでスイングする...」ということにポイントを置いて,ラウンドしました。(^ ^) どうも何かスポーツを楽しむ時,テーマやイメージを決めるクセが【TOK】にはあるようです。(^I^) 身体の動きを使ってクラブを振りぬこうとするとヘッドの軌跡が狂ってしまい,ボールが右に行ったり左に行ったり...フックしたりスライスしたり...と大変なのです。でその結果,自分で言うのもなんですが,パター以外は年一ゴルフにしては上場の出来でした。ところが...パターが全くダメ !!! 距離感が全くつかめないのです。スリーパットはざらで,凄い時は5回も...。パターのヘッドの重さが感じ切れないのです。これではスコアも散々で,ゴルフになりませんが,その時々のプレーに意識を集中させて楽しんで来ました。
 そのプレーを通して,クラブヘッドに意識を集中するのは,“スキー”で言えば「エッジ」に意識を集中するのと同じことかな?...そんなことを思いながらラウンドしていました。良い時は,ボールがクラブヘッドにしっかり乗っている...その感触が心地良く手に伝わって来るのです。ところがミスした時はブルブルッとしたようなノイズが伝わって来ます。インラインでのウィールの動きと相通じるような,ぐらつきのノイズと似ています。そういえば,テニスでも野球でもスキーでも...対象となるボールや雪,そして使用している道具や自分の身体,これらのマッチングがうまく行った時は,この様なノイズが感じられません。独りよがりにならない,相手とのマッチング...これを意識しながらスポーツを楽しむのも面白いことかもしれません。
  どのようなスポーツでも,この「マッチング」...大切なことなんだナァー...そんなことを思いながら,秋のゴルフコースを楽しませていただいた【TOK】でした。(^I^)




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☆ 11/01  2004  月曜日  曇り(白馬)
 今朝も白馬は曇り空です。
 昨日は日中は雨にならず,昼ころ一時晴れ間が出ました。でも今日は一日曇り空で推移しそうです。
 さて,今日からいよいよ11月です。もしかすると今月中に天然雪での滑走が可能になるかもしれません。願わくば,そのようになって欲しいのですが...。こればかりは私にも分かりません。天のみぞ知る...ということにして期待しましょう !!! (^ ^)

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 昨日は昼ころ一時陽も射して来ましたので,松川河川敷に出かけ,インラインを楽しみました。
 昨日は結果的に“前後バランス”について意識しながら滑っていました。(^ ^) インラインはスキーに比べて意識の持ち様が滑りの感覚としてもの凄くシビアに感じられる...という話は以前もしましたが,そういう意味で,前後バランスについては,「手の位置」が大きなポイントとなることが解りました。(^ ^)
 高い姿勢...ということを意識すると,どうしても「ストレート的」に背を伸ばしたフォームをイメージしがちです。でも,以前“バナナシェープ”でお話したように,上半身は丸く曲げ気味で湾曲したようなフォームの方が前後バランスを取りやすいのです。昨日はこれに加え,手の位置を思い切ってもっと広げしかも前方に置くように意識して滑ってみました。上半身のフォームの方が前後バランスを取りやすいのです。昨日はこれに加え,手の位置を思い切ってもっと広げしかも前方に置くように意識して滑ってみました。上半身のバナナを“Body Banana”とすれば,両手の湾曲を“Arm Banana”という風に意識して何回か滑ってみました。すると,上半身だけのバナナシェープ意識の時よりはるかに安定性が増しました。
 この様な,「手の位置に関する意識によってできるフォーム」を考えてみると,その姿勢は,うまい人の高速大回りターンの姿勢に似ています。姿勢を無理矢理低くして構えているわけでは無く,前後バランス...ということを考えると自然にこの様なフォームになるのだ...ということを思いました。(^ ^)
 その時々の状況に応じたフォーム...これは,それなりに意味のある合理性によって滲み出るモノなのだなぁー...そんなことを思った【TOK】でした。(^ ^)




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