April
2002

八方尾根スキースクール教師【TOK】の個人的な日記です。興味のある人はどうぞご覧ください。(^I^)  
          
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 What's Today ?

What's Today ?

4/30 春のうららの…
4/29 シーズン終わりに…
4/28 
形破りレッスン
4/27 出会い…大切に
4/26 刷り込む作業
4/25 ウエァと滑り
4/24 楽しめる環境
4/23 雪質に従え…
4/22 達人に近づく為に…
4/21 フレームの中の重心
4/20 イメージビデオ
4/19 それぞれの志向
4/16 ノーマルの安定感
4/15 スキーテストで…
4/14 コアに引かれる
4/13 楽しみよりも愉しみ
4/12 達人の滑り
4/11 16万回
4/10 総会・納会
 4/9 大掃除
 4/8 スキーテスト…
 4/7 オフ会初日
 4/6 まとめのビデオ
 4/5 まだまだ豊富な雪
 4/4 小さい旅
 4/2 
Gravity Work
 4/1 ニュートンのリンゴ

*** これまでの日記 ***

*  2002年3月

*  2002年2月
*  2002年1月
*  2001年12月
*  2001年11月
*  2001年10月
*  2001年9月
*  2001年8月No.2
*  2001年8月No.1
*  2001年7月

*  2001年6月

*  2001年5月

*  2001年4月

*  2001年3月

*  2001年2月

*  2001年1月

*  2000年12月

*  2000年11月

*  2000年10月

*  2000年9月 #2

*  2000年9月 #1

*  2000年8月 #2

*  2000年8月 #1

*  2000年7月

*  2000年6月

*  2000年5月 


4/30 (火)  小雨
  今日で4月が終わるんですネェー…。本当にいつの間にか…と言う気持です。
  どうにか雪を寄せ集めてくれていますので,スキーができる状態ですが,そんなにイイ状況とは言えません。皆さん怪我のないように滑ってもらいたいと思います。
     -------------☆★☆-----------
  さて,昨日はイイ天気に誘われひと滑りして来ました。(^I^)
  せっかくの天然雪…イイ条件ではないにしても,滑れる時には滑っておこう…ということで出掛けました。
  昨日は咲花経由でスカイラインコースに出ました。途中,南斜面で雪が溶けやすい場所があるのですが,リフト会社の夜の集雪作業が万全で,安心して滑れました。
  一緒に行った妻とも話したのですが,春のこういった重くて足元が崩れやすい雪では,「重心」と「コンタクト場所」を意識した滑りが大切だ,と再確認しながらの滑走でした。春の雪ですから,スピード感溢れたスゥーーイスイ…というターンはできませんが,それなりにシャワァーシャワ…という感じの滑りができます。
  気が付いたら,♪♪♪春のうららのォー…隅田川ァーー…♪♪♪等と,鼻歌まじりで滑っている自分が居ました!(^I^)


4/29 (月)  晴れ
  今日は「緑の日」。快晴!本当にイイ天気です。
  昨日の夜も多くのスキー仲間が「メルツェン」に来てくれました。いつもお世話になっている方々です。
  今シーズンの滑り納め…ということで,連休前半に八方に来てくれています。大分ゲレンデの雪も少なくなり,「冬のシーズンもいよいよ終わりかぁー…」という感慨に浸っておられる方が多いようです。昨夜おいでの“Kok”さんも,しきりにその事をおっしゃっていました。“Miy”さんもシーズン終わりになって新しい感覚を得られたと話しておられました。“Kik”さん“Kan”さんは,あまり呑めないにもかかわらず来てくれ,いろいろなこと語り合いました。スキー教師仲間の“Har”さん…ガラガラ沢を滑る楽しみを話す時のお顔が,とても輝いていました!。おなじ場所でシーズンを振り返りながら,共に時間を過ごす…。“スキー仲間”ってイイなぁー,と思いました。(^I^)
  でも,シーズン終わりの時期に,消え行く雪に名残を感じつつ「ありがとう…」という気持でスキーをしたり,酒を飲み交わして互いに交流を深めるのも,またイイものです。シーズンのあるスポーツでなければ感じられない,シットリとした幸せの感慨かもしれません。特に雪の降り始めと,消え行く季節に,「自然が作ってくれる状況や,スキー場で出会った仲間に感謝する気持」が強く沸きます。また次のシーズンも豊かな雪に恵まれるだろうか…? そして,また仲間と元気に再会できるだろうか…?
  次のスキーシーズンに胸を膨らませながら,シーズンが終わっていくのを感じた【TOK】でした。(^I^)



4/28 (日)  晴れ
  今日は本当にイイ天気です。五月晴れ…と言うんでしょうか?。
  連休に入って,まあまあの人が八方に来てくれています。私が想像したほどではありませんが…。
  昨夜,今年スキーでいろいろお世話になった方々が数人,私の店に来てくれました。ビールを飲みながら,今シーズンの事をいろいろ話しました。(^I^)
  その中で,「検定」の事と「【TOK】のレッスン」についての話が心に残りました。「検定」について…は時を変えてじっくりお話したいと思いますが,今日は「【TOK】のレッスン」について…述べたいと思います。
  私のレッスンを受けての感想…ということで貴重な話しをいただきました。それは「一日コースのレッスンを受けてみると,午前中の半日はナニを言いたいのかワカラナイ?…が,午後になると次第にその意味が分かって来る…」というご感想でした。
  私はスキー教師になってン十年になります。その間いろいろなレッスンをさせて頂きました。多くの教師がやるような,フォームの矯正や,身体の使い方のノウハウ伝授,そして負荷をかけたり変えたりするレッスン…等々です。そして今辿り着いた結論は「雪の圧をどう身体で感じ取るか?」ということが,その人のスキー操作を決めることになる…ということです。これから先,またレッスン内容や方法が変わることもあるかもしれませんが,今思うことは,「雪面コンタクト」をどう調整するのか?…ということです。フォームや身体の使い方をいろいろ言うのも,結局はこの「コンタクトがどうなっているか?」を感じさせることがその目的なのですが,多くの人はフォームや形,そして身体の使い方だけで終わってしまうのが多いのです。その先にある「…それでどう感じたの?」というところまで踏み込む人は少ないのです。それならダイレクトに「雪面コンタクト」を前面に持ってきたレッスン方法があってもいいのではないか?…ということで現在の方法が生まれてきたのです。イメージを豊かにし,その時々の状況を身体を通して感じ取る…このことが,ある条件下でしか起こりえないフォームに固執せず,各自の身体の特徴や道具を生かしたフリーで自在な形を生む,その原点だと思うのです。「フォームや形は後に来る…」ということです。
  ですから,今年は特に“感じる”ということを大きなキーワードとしてレッスンで取り上げてみました。その結果,皆さんが「身体が伸び伸びし,活き活きしてスキーしている!」ということを実感したのです。多くのスキー教師とはチョッとどころではなく,全く違うレッスンになってしまいました。そういう意味では短時間でのレッスンでは,真意が伝わらずに終わってしまう…ということにもなりかねません。2時間だけのワンポイントレッスン…は私の方法ではできにくいのです。
  昨夜のお話は,そういうことで,「形破りのレッスン」がその理由だと思います。(^I^)
  今シーズン,短い時間でしかレッスンできなかったみなさん…来年はもう少しじっくりご一緒しましょうネ!


4/27 (土)  うす曇り
  今日から連休が始まりました。皆さんはこの休日,どのようにお過ごしでしょうか?
  白馬は結構気温が低く,朝は暖房を必要とするくらいです。桜が散って,福寿草ややまぶきなど,黄色系の花が目立つ時期となりました。
  昨日は月に一度の健康診断で,松本まで行って来ました。その道中,安曇野もすっかり春の装いで,気持ち良くドライブを楽しんで来ました。ちょうど山々の木々が「萌え黄色」で,これから緑が濃くなって行く前のエネルギッシュな景色に出会いました。
  出会い…といえば,今年も多くの方と「スキー」をキーワードとしてお逢いできました。私にとって,見ず知らずだった人と,このような機会を通じて知り合いになれたことは本当に嬉しいことです。これからオフシーズンに入りますが,ホームページや E-mail を通して仲間の輪を広げられたらイイなぁー…と思います。
  山の緑と安曇野の春を見て,いろいろな人や,事物との出会いが,相互に影響しあって素晴らしい人生を作ってくれる…何事によらず,いろいろな「出会い」を大切にしたいものだなぁー…そう思った【TOK】でした。(^I^)
   今日からのゴールデンウィーク…皆さんにとってどんな出会いがあるのでしょう?楽しみですね!


4/26 (金)  晴れ
  今朝も寒い朝です。桜もほとんど散りました…。
  昨日は冬の間溜まった事務整理…でした。おかげさまでこの冬は忙しく,ゆっくり事務の仕事をする暇がありませんでした。昨日から少しづつ,片付けを始めました。
  …そしたら「チームTシャツ」作製の仕事が入りました。ノンデザインのTシャツに,依頼主のデザインを刷り込んで行く…その作業は,あたかも白い雪にシュプールを刻んでいく作業に似ていて好きです。そう言えば,滑った跡を見るのって,どういう滑りをしたか?という証拠になるので,好んでリフト脇を滑り,上って行く時にそれを見ながら勉強したなぁー…。多くの人は,「アイツまた他人にイイとこ見せようと思ってりフト脇を…」と思っていたらしいですが…。(^I^)
  依頼主のデザインを拝見してそんなことを思い出した【TOK】でした。(^I^)



4/25 (木)  曇り
  今朝はとにかく寒い…という感じが強い白馬です。昨日まで暖かかったからでしょうか…。北風が桜の花を南の方角に飛ばしています。
  昨日は今年初めて,白馬でテニスをしました。(^I^) ボールを見る感覚がイマイチでしたが,楽しく汗を流しました。少し筋肉痛…カナ? どうも,スキーで使う筋肉とテニスで使う筋肉は違うらしい…。
        -------------☆★☆-----------
  さて昨日は,今年撮り貯めたビデオの編集をしました。
  スキースクールのユニフォームを着ているときと,自分のウエァを着ている時で,その滑りが違って見えました。以前にも書き込みしたかもしれませんが,その時々,着ているユニフォームで滑り方が違うことってよくあると思います。パトロールの仕事を手伝った時には,どことなくパトロールっぽい滑りをしていますし,スキースクールのユニフォームの時は,教師っぽい滑りになるのです。
  どちらかと言うと,自分のウエァを着ている時の滑りが好きです。どことなく自由さがあると言うか,教師的な滑りから抜け出したフリーさがあるように見えるのです。また,どのような配色のウエァを着るか?で滑りのイメージも変わるように思います。膨張色と収縮色とでは,印象が違って見えます。スクールのユニフォームは「赤」なので膨張色です。このような暖色系の色は近くに見えます。一方,寒色系のブルーなどは,同じ位置にいながら遠くに居るように見えます。ですから,赤系統の色に比べて近づいて来るスピードが速いように見えるのです。スローで滑りを大きく見せる時などは赤系統が,総合滑降のようなスピード感溢れるすべりをアピールしたい時は,青系統の色のウエァを着るのがイチバン…と言えるのかも知れませんね?
  ビデオを編集しながら,そんな「色」のことをイロイロ考えた【TOK】でした。(^I^)


4/24 (水)  うす曇り
  今朝は陽射しが柔らかい穏やかな朝です。気温も15℃としのぎやすい気候です。
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  さて昨日は,私の休養日…。
  久しぶりに春の穏やかな気候に誘われ“ジョッギング”して来ました。約1時間の気ままなジョグでしたが,身体が生き生きしてくる様で,楽しく走れました。走り始めの数分が少し苦しい気がしますが,それを過ぎると身体が慣れるのでしょうか…ランニングハイ,とまでは行かないにしても,気持ち良くなります。(^I^)。
  春,桜の季節で,山桜があちらこちらに見え,その幾分「赤」が強い色を楽しみながらのジョグでした。雪が消えると桜に限らず,いろいろな花が一気に咲き始めます。それまで圧縮されていた時間が,一気にOpenする…そんな感じで咲き始めるのです。道端の小さい花も,黄色や少し紫がかった色でアピールするかのように目を楽しませてくれました。冬の無彩色から,一気に鮮やかな春の景色へ…そんな風景を愉しみながらのジョギングでした。(^I^)
  冬は「雪の白さ」を,そして季節が変わって「草木の緑」を…それぞれに楽しめる環境にいられる幸せを感じた【TOK】でした! (^I^)



4/23 (火)  晴れ
  今朝は穏やかな朝です。ちょっと高曇り的な天候ですが…これを典型的な「花曇り」と言うのでしょうか?。
  今日は夜の仕事も 定休日で・オ・ヤ・ス・ミ・ですので,花の白馬を散策でもしながら,一日のんびり…カナ?(^I^)
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  さて昨日,行って来ましたヨ!。スキーに…。達人の滑りに近づくために…。ハッハハハハ……(^I^)
  「グッキー」のイメージで滑ったり,「志賀の達人」のイメージで滑ったり…の2時間でした。グッキーの滑りと達人の滑りの違いが大きく分かるのは,特に「小回り」においてです。中回り,大回りはどちらの滑りもそんなに変わりません。どちらも,圧の急激な変化をしないよう心掛けています。
  そこで,初めは「小回り」で試してみました。ところが,グッキーイメージで,強い圧を求めようとし過ぎますと,案の定,足元が崩れて抵抗が逃げてしまいます。足元が硬く,強い抵抗をグリップできる時はグッキーのような,メリハリのある滑りも可能ですが,春のザクザク雪ではそれがうまくできません。やはり「志賀の達人」のような,雪の抵抗を受け止める滑りしか無いようです。そのイメージは行き着くところ【Letスキー】なのだ…と再確認してまいりました。(^I^)
  そう言えば,グッキーもあのメリハリターンも雪の状態は相当締まっていた時のものだ…と気付きました。帰って来て早速ビデオを確認したところ,やはりそうでした!(^I^)。彼は落下エネルギーをどう効率良くターンエネルギーに変えるか?ということをいつも考えて滑っています。落下スピードが同じなら,エッジングを瞬時に利かした方が跳ね返りの力は大きく作用します。特に小回りで,彼はこの瞬時のエッジングが上手で,躍動感溢れる滑りができているのです。自分から圧を加えるのではなく,雪の圧の瞬間的な受け方がうまいのです。このような瞬間的エッジングを有効に行なうためには,スキーとコンタクトしている雪の状況が硬くなければうまくいきません。春のザクザク状態では,強いエッジングをしようとすると,雪が逃げてしまうのです。
  今更ですが,雪質を無視してスキー操作を行なおうとすることに無理がある…そう実感した【TOK】でした。(^I^)


4/22 (月)  曇り
  今朝は曇り空…。天気が良かったらチョット滑ってこようかな?と思っていましたが…。
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  さて昨日は予想以上の大雨!でした。
  午前中はビデオの編集作業…。今年撮り貯めた素材を眺めながら,どんな風にまとめようかな?と考えました。…でも,それにしても,自分の滑りとグッキーの滑りの違いに唖然!です。(=_=;) 年齢も違うし,キャリアも違う…と自分に言い聞かせようとしましたが…。
  そして,学生時代に教わった“志賀高原の名人教師”のことを思い出しました。その人の滑りは,ダイナミックさには欠けるものの,どうしてあんなに楽にヒョイヒョイと滑れるんだろう?と思わせるもので,まさに“達人”という風格がありました。この歳になって私が目指すべき方向はグッキーのような滑りでは無く,“達人”の滑りなのだ…と思い直して,少し元気が出た【TOK】デシタ! (^I^)

  達人の滑りに近づくために,これからひと滑りしてこようかな?


4/21 (日)  曇り
  今朝は曇り空です。今日夕方に一時雨があって,それから回復に向かい,今夜半には,お月様が拝めるようです。(^I^) そして明日から数日は晴れる模様…。
  どこかのホームページ見ていたら,この26日〜27日にかけて低気圧と寒気が南下しそうで,雪になるかもしれないとか…?言う情報が流れていましたが,ホント?かな…。
       -------------☆★☆-----------
  さて昨日も一日,「ビデオ編集ソフト」の勉強,でした。
  自分のイメージビデオ用にと貯めてあった,“グッキー”の映像を教材に,編集の勉強をしました。
  そして,この作業を通してまたまた“スキー”の勉強もさせていただきました。ナント!グッキーの重心位置がブレないのです。全くブレない…ということはありませんが,映像を編集していると,ブレがほとんど見られないのです。フレームの中で静かな部分があり,それがどこかな?と思って注目してみると,それは「重心位置」でした!。この「重心」を中心にスキーが左右上下に移動している…その様に見えるのです。
  彼の安定したスキーイングの秘密は結局コレだったのかと思いました。クロスオーバーでよく議論される事ですが,重心がクロスするのか?はたまたスキーなのか?…。いろいろな見方はありますが,「安定した運動」のキーワードはやはり「“重心の軌跡”の安定なのだ!」と確信しました。
  ビデオ編集を通してまたひとつ学ばせてもらった【TOK】でした。(^I^)


4/20 (土)  晴れ
  今朝もイイ天気です。
  昨日はイイ天気に誘われて八方尾根を滑って来ました。さすがにいくら天気が良くても新年度が始まって普通の人がスキーを楽しむ…という状況ではありません。スキースクールのユニフォームを着たスキーヤーが多いゲレンデでした。(^I^) 私も含め,スキー教師やるくらいだから…結構好きだということだネ?!(^I^)
       -------------☆★☆-----------
  さて昨日は,スキーから帰って,「ビデオ編集ソフト」の勉強をしました。
  冬の間に手に入れていたのですが,勉強する時間が無く,今まで持ち越しになっていました。やっと少し時間ができたのと,今シーズン,レッスンをさせて頂いたある方との約束…「夏の間のイメージトレーニング用テープ,作って送ってあげるね…」という約束を果すためでした。
  以前…といってもかなり前ですが,スキースクールのプロモーションビデオを,スタジオを借りてVHS編集で作ったことがあるのですが,それに比べると隔世の感がありますネ!!。約30分のテープを一本作るのに三日間くらいスタジオに入りっぱなし…でしたが,今はコンピュータで簡単に作れる。それもオーバーラップ,スーパインポーズは言うに及ばず…画像イメージの作り変え,早送りスローモーションも思いのまま…。
  チョット本を片手に試しに作った映像…「Test Picture」にUPしてみましたので,興味のある方はご覧ください。ただし,約5MBありますので,ダウンロードに少々時間が掛かるかもしれません。それと再生には「Quick Time」が必要?(まだ勉強していないので…)です。
  今日は「イメージビデオ」の本番製作に入る予定です。果してうまく行くかな?(^I^)



4/19 (金)  晴れ
  昨日まで出張で東京へ…。東京は暑かった!。白馬に戻ってきたら寒さを実感した…。
  東京は「つつじ」が満開だった。白馬は「桜」が満開…。東京は夏のスポーツ…白馬はまだ冬のスポーツ…。
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  さて,ある掲示板で「スキー板…」について盛んに議論されていますが,一スキー教師として興味を持って拝見させて頂いています。皆さんの中にもごらんの方が多いと思うのですが…。
  そして昨日,“K.Y”さんから次のような E-mail を頂きました。要約すると ,『…来シーズンに向けてスキー板を新調しようと思っています。4月15日の日記でスキーテストのことに触れておられましたが,結局私みたいな,年20日ほど楽しみでスキーをする人間は,どういう板を選んだら良いのでしょうか… 』という内容でした。
  “K.Y”さんの E-mail や掲示板の議論を見ていて,私が感じるのは「志向」が大きな要因になるのではないか?ということです。技術選やデモ選に出る人は,その競技や選考会で最も演技として評価を受ける滑り,をする必要があります。…というより,選手としての自分が何を使いどう演技したりプレイする事が,己の持つ技術や能力を表現できるのか?ということになるわけです。ですから自分が技術選やデモ選で上位に入りたい…という「志向」があれば,それをクリアするための最善の道具を使わざるを得ない,ということです。
  これに対し,一般スキーヤーと言われる人の「志向」はそれとは異なります。モチロン千差万別ですが,上記の人たちほどシビアな環境でのスキーではありません。大回りも小回りも,はたまたコブや新雪も楽しみたい…しかも,それは自己満足の世界であって他人の評価を気にするものではありません。ですから,用具の選択も選手のそれよりは緩やかなものでいいはずです。
  そして,その中間的な立場に居る,例えば1級やテクニカル,クラウンを受験する人ならば,また様子は違って来ます。検定で求められている要素を演技するのに有利だったり適した用具が現存するからです。一般スキーヤーよりは厳しく,でもギンギンの選手よりは緩やかな用具の選定が必要になるでしょう。
  それにつれて,用具の手入れも違って来ます。最もその用具の性能を生かすためのチューニングが求められます。板の性能が良くても,その手入れがおろそかでは特性が活かしきれません。
  …ということを考えてみると,そのスキーヤーがどんなスキーをしたいのか?という「志向」に合ったモノを選ぶ…ということに落ち着きそうです。ギンギンの選手は生活スタイルそのものも含め,ギンギンなりの用具を使えるような環境に自分の身を置くしかありません。一般スキーヤーは,それに比べれば別の世界も楽しめる環境で生きられる…ということです。
  一スキー教師としてレッスンしていても,このことを強く感じます。楽しみでスキーをしている人に,どれほどの性能のスキーをお勧めしたらいいのか?というようなことです。「この人…スキー板を替えたら,違った世界が体験きるだろうな…。でもそうすると,その人の生活環境にまで立ち入ってしまうことになるかもしれない…。そこまでのめり込ませてイイのだろうか?」…と思うことがあります。ですから,できるだけ「どの様なスキーをしたいのですか?」とお聞きするようにしています。
  ギンギンの選手に限られたスキーしか使わせないのも,一般スキーヤーに特徴の有り過ぎるスキー用具を使わせるのも…そのどちらも行き過ぎ…ということになります。
  要は各自が求める「志向」を考えた用具を使いこなす…ということがイチバンで,傍から見る私達も,そういう環境を選んだ人達のプレイや滑りをそれなりの視点で評価する…ということになると思います。



4/16 (火)  晴れ
  今朝…段々雲が薄くなって陽射しが強くなって来ています。昨日は机上の仕事で滑りに行かない予定でしたが…結局天気の良さに負けて行って来ました。(^I^)
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  昨日は二年ぶりに,195センチのノーマルの板で滑ってみました。
  久しぶりのノーマル…上手く滑れるかどうか?疑問でしたが,ナントカ滑れました。(^I^)
  イチバン感じたのは,やはりトップ部の抵抗の捕らえ感の無さ…でした。大回りは安定感が有り,イイなぁー!と思いましたが,小回りはカービングスキーに比べるとトップでの捕えがいまいち甘く,自分からトップ部分を斜め前方に進めていく感覚が必要でした。
  ここのところ,いかにターンすることの楽なスキーに乗っていたか!…ということを思い知らされました。でも大回りでの切れ感覚は少ないものの,あのドッシリとした安定感もなかなか捨て難いものでした。スキッディング要素が交じっているせいでしょうか,シビア感は少ないのですが,高速での安心感がありました。
  気分的には「スキーに乗らされている…」という感覚でなく,「スキーに乗ってる!」という感覚でした。
  それぞれ一長一短はありますが,時々は以前のノーマルスキーに乗ってみるのも悪くは無い…そう思った【TOK】デシタ!(^I^)



4/15 (月)  晴れ
  今朝…段々雲が薄くなって陽射しが強くなって来ています。
  今日は机上の仕事があり滑りに行けませんが…。
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  昨日は過日行なわれた「2002オフ会」でのスキー試乗テストのデータまとめをしました。全て入力済み…ではありませんが,おおよその傾向が出ているのを感じます。
  先ず,当たり前と言えば当たり前ですが,ある特定の滑りをしようとすれば,それに合った板を選ぶ必要がある…ということを確信しました。逆に言えば,「一台の板であらゆる滑りを完璧にこなす事は不可能」…ということになります。そこそこの滑りはできるにしても…です。大回りは大回りに,小回りは小回りに適した板が厳に存在する,ということです。ただ,比較的小回り用の板を大回りに使うことは許容幅が広い…という結果が出ました。
  もうひとつ感じた事があります。体重の影響です。これも当たり前の事なのですが,体重の軽い人と重い人とでは板の滑走フィーリングが違う…ということです。雪面コンタクトがどのように行なわれるか?を体重との関係で想像してみるだけで分かることですが…。
  もうひとうの傾向もありました。それは「圧コンタクト」を急激に求める人とソフトに求める人とで,板に対する評価が分かれる…ということです。乗り方の違い,あるいはスキー技術の違い…と言ってもいいでしょう。それを裏の視点から見ると,ある板をどう評価するか?で,その人の乗り方,滑りの意識,がある程度解かる…そうも思いました。
  まだ,すべて入力していませんので,ハッキリと断言できるわけではありませんが,だいたい以上のような傾向にあることが解かりました。
  オフ会に参加いただき,データを提供していただいた皆さんには心から感謝申し上げます。データがまとまり次第,お知らせいたしますので,しばらくお待ちください。(^I^)
     -------------☆★☆-----------
  【お知らせ!】
  明日16日から18日まで,【TOK】が仕事のため出張になります。そのためデータUPができなくなります。ご迷惑をお掛けいたしますが,よろしくお願い致します。



4/14 (日)  曇り
  今朝もトップページの写真のように,白馬三山が雲の色に吸い込まれるように,かろうじてうっすら見えます。
  結構気温が低く,開花の勢いもちょっとそがれている感じです。でも,一部の桜がもう咲き始めました。
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  昨日は“引力に引かれる感じ”をテーマに,バイトと一緒に滑りました。自己研修をしながら,いろいろなフィーリングを試すのも楽しいものです。
  自分が一個の物体として,地球のコア方向に引かれて行く…という意識は,「三次元的除雪抵抗」を求める事になる…と思いました。今シーズン“エネルギーライン”を意識したレッスンを始めてから,ただ単に雪の表面をなぞるような抵抗ではなく,「雪の中からやって来る抵抗」…という意識が強くなりました。「地球のコア方向に引かれる」という意識は,これと同じことを感じさせてくれました。そして何よりも強く感じた事は,「…に引かれる」という意識が「筋肉の適度なリラックスを生む」ということです。素直に引力に身を任せる,ということの効果なのでしょうか?「踏ん張る」とか「耐える」とは少し違った感触を感じました。
  小回り系でもこれを試してみましたが,この意識があると,極度に強い抵抗が一気にやって来る感じが少なく,ソフトなタッチの小回りができるように思いました。私の場合,右ひざに昔からの故障があり,どうしても急激な抵抗が来ると円弧調節がうまくいかないのですが,“引力に引かれる”感じで滑ると,雪からの抵抗が緩和され,ショックが少なくなるように感じました。またターン後半のスキーの走りも,無理がく素直な感じでできるように思いました。
  “コアに引かれる”…チョッといつもと違う滑走フィーリングを得た【TOK】でした。(^I^)



4/13 (土)  晴れ
  
今朝は白馬三山がかろうじてうっすら見えます。
  さて,昨日で一応,今シーズンのプライベート予約のレッスンがひとまず終わりました。今シーズンも一人の怪我人も無く,また私自身の故障も無く,無事レッスンを終えることができました。これもひとえに皆さんの暖かいご支援のおかげだと思います。本当にありがとうございました!(^I^)
     -------------☆★☆-----------
  昨日も“Hor”さんのプライベートレッスンでした。
  午前中は下界があいにくの天候だったので,レッスンがオヤスミで,午後から半日のレッスンとなりました。
  雪の状態は思ったよりも良く,“Hor”さんも,「これだったら朝からレッスン受けた方が良かったネ…」とおっしゃっておられました。(^I^)
  先ず昨日のレッスンでは,「支点」,「着力点」,「受け皿」を意識した,“エネルギーライン”をいろいろ変えながら,その時々の滑走フィーリングがどう違うか?を経験してみました。「着力点」や「身体の受け皿」をいろいろ変えてみると,その時の雪面コンタクト感が微妙に違うのが分かります。姿勢を変えたり,何か動作を起こしたりするのではなく,ただ「身体の受け皿」部分を意識として変えるだけなのに「コンタクト感」が変わり,結果としてポジションが変わってくるのです。“エネルギーライン”を意識するレッスンを始めてから気がついたことなのですが,「フォームや姿勢はスキーヤーの“意識”で変わる」ということがハッキリして来ました。つまり,「スキーのどこで,どの方向から,どれ位の圧を,身体のどこで受け止めようとするか?」…という意識が,「スキーヤーの最適な滑走フォーム」を作り出す…ということです。“Hor”さんも,このことを感じられたらしく,「ナルホド,ナルホド…エネルギーラインですね…」とおっしゃってられました。
  その後,外スキーの角付けのコントロールがどう圧変化に結びつくか?ついてご質問があり,そのことについてお話をしました。最大の角付けがされている部分で最も大きな圧「100-0」状態ができ,それがクロスオーバー位置の角付けゼロ状態まで緩めることによって圧は減って来て「50-50」状態になる…と考えています。昨年まではこの感覚を「圧を緩める」あるいは「引くゥー」という言葉で解説して来ましたが,今年は「バトンタッチ」意識,あるいは「それまでの外スキーのクロスオーバー」という言葉で説明させて頂いています。どちらも同じ事です。
  レッスンの最後は「マジックハンド」の練習で,「“線”で切らずに“面”で切る」を意識していただきました。このことにより,よりスムーズなクロスオーバー,そして早い時期からの雪面の捕らえができることをお話いたしました。“エネルギーライン”+“マジックハンド”で,“Hor”さんの滑りはお世辞ではなく,40台のスキーヤーの滑りのようなダイナミックさが出て来ました。(^I^)
  一昨日,昨日のレッスンで,ご希望だった「疲れが少ない合理的なスキー」の扉を開かれた…と思います。(^I^)
  “Hor”さんという方を生徒さんに巡り合えたことで,「今シーズンのまとめ」のようなレッスンができました!。66歳というお年ですが,まだまだ若い者には負けない,本当に素晴らしい“スキー”を披瀝していただきました。“楽しみ”よりも“愉しみ”という言葉が“Hor”さんには合っている…という気もしました。本当にありがとうございました!(^I^)




4/12 (金)  小雨
 
 今朝は冷たい雨が降っています。兎平は雪だそうです!(^I^)
     -------------☆★☆-----------
  さて,昨日は過日レッスンさせて頂いた“Hor”さんのお父さんのプライベートレッスンでした。
  息子さんから私のレッスンの様子を聞かれ,ホームページをご覧になって,今年のシーズン中に一度レッスンを受けておこう…ということでのお申し込みでした。
  滑りを拝見すると,66歳のお年には見えない理にかなった良い滑りをされています。レッスンをお受けになる必要は無いのではないか?と思うほどでしたが,「これからさらに生涯スポーツとして“スキー”を楽しみたい。ついては,疲れが少ない合理的なスキーという【Letスキー】を習いたい…」というお話でした。
  これまでの滑りでも,拝見した限りでは【Letスキー】的な動きでしたが,これを“Hor”さん自身が意識してできているか?,それともなんとなくできてしまっているか?で滑りの質が大きく違って来ます。そこで午前中はパノラマゲレンデで,「支点探し」⇒「スキッディングターン」⇒「カービングターン」…とレッスンをすすめました。
  「支点探し」では,「最もスキーが安定してくれる場所を探す」という行為がどういうことを体の動きにもたらすかを考えてみました。“感じ取る”ということが「筋肉の適度な弛緩状態,リラックス状態を生む」こと,そして“力を入れる”ということが「筋肉を緊張させ,フリーズした状態を生む」ことを経験してもらいました。多くのスキーヤーは“感じる”…では無く,“力を入れる”…ということでスキーを操作していますが,これでは疲労が先に来て,長距離を滑ることが困難です。“感じる”ということの大切さを“オレンジ”を足裏にイメージアプし,それがどの様な状態にあるか?…想像することで理解して頂きました。
  次はスキーの持っている大きな特徴のひとつ「トップ部分の長さがテール部分の長さより長い」ということを使った「スキッディングターン」の練習を行ないました。そのためにはスキーの板が「側圧」を受けつづける…ということが必要です。ここでは「側圧」と「抵抗を受け続ける」という二つの事がキーワードになります。そのためには「地球の引力に引っ張られる意識」,「引力の方向に素直に移動していく意識」が大事になります。
  そして午前の最後は,スキーのもうひとつの大きな特徴「サイドカーブとネジレと曲げ剛性」をうまく利用した「カービングターン」を考えてみました。基本的には,スキーが側圧を受けて“たわむ”ということがその原点にある…ということを説明させて頂きました。たわんでいる状態がキープできていれば,“オレンジ”を土踏まずからスキーのトップ部分に移行させたイメージを持つことができます。ここで“着力点”,“受け皿”,“エネルギーライン”が登場して来ます。そして“オレンジ”がつぶれ,そのジュースが身体に掛かってくるというイメージが沸いて来ます。スキーがターンするのに必要な「圧」には方向があることが意識できます。「自分で力を雪に加える圧」ではなく「引力に引かれることで雪から来る圧が生まれる」ことが解ってきます。ここまで来れば【Letスキー】の大筋は見えてきます。
  その後,「バトンタッチ意識」のクロスオーバーを練習しました。これまでは幾分この角付けの切り換えが思うように行かない感じでしたが,これを意識するようになってターンからターンへのつながりがスムーズになられました。
  午後は「小回り」を中心に【Letスキー】を考えてみました。小回りでは大回りに比べて「体のネジレと戻り」の力を使うことが大事になります。つまり“「身体の特徴・用具の特性・シチュエーション」の三要素”のうち,身体の特徴を生かす…ということです。どちらかというと大回り系では用具の特性を活かすのですが,小回りでは身体の特徴を活かすわけです。そこで「ありがとうターン」や「胸オープンターン」で上体と下半身の間にしっかり「逆ネジレ=リバース」が作れるよう練習をしました。そこで私もビックリしました!。ほとんどの方はこの「胸オープンターン」が直ぐにはできないのですが,“Hor”さんは直ぐにおできになったのです!。少なくとも30分くらいは掛かるのですが,私が説明して直ぐにおできになったのは“Hor”さんが初めてです!。
  小回りでも「バトンタッチ意識」を持つことが大事で,これがうまくできた時は本当に「達人のスキー」を思わせる小回りを見せてくれました。(^I^) 「胸オープンターン」にしても「バトンタッチ」にしても,初めてのご経験でしたので,いきなり洗練された滑りは期待できませんが,この意識を持って雪の上に立たれれば,必ず【Letスキー】の真髄をマスターしていただけると思います。
  一日ご一緒させていただいただけですが,さらに滑りに磨きが掛かった“Hor”さんでした。

  今日もレッスンをご希望でしたが,あいにくの天気のため,午後…これからご一緒することになりました。
  ではそろそろ行って来ます!。今日はどんな滑りを拝見できるでしょうか?(^I^)




4/11 (木)  晴れ
  今朝は春霞というか,黄砂が混じったような天気です。これから雲が濃くなって夕方には雨…という予報ですが…。その雨も明日朝には上がるようです。
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  さて,このホームページ,2000年8月1日から,数えて16万のヒットを頂きました。
  初めは,皆さんに八方や白馬のNEWSをお届けしたり,スキーのことについてご相談に乗れたら…という軽い気持ちで始めたのですが,多くの方のご支持を頂き,予想を上回る方々にご覧頂いて来ました。
  白馬や八方の情報…というよりも,私のスキーレッスンについて興味を示される方が多く,スタイルも少しづつ「スキー技術」や「スキーの上達」…に変わってまいりました。
  そして,昨年からはオフシーズンのトレーニングをメインとした「
スキー オフトレ by ”Dr.K”」や,心理学的なことを考える「スキー道入門 by ”Dr.N”」,技術的なことを掘り下げて考える「Ski Technique by ”Prof.YM”」をそれぞれの方に担当していただくことができるようになりました。各講師の方には心から御礼申し上げます。
  これからも,より多くの方に参加いただきいろいろなご意見を頂戴しながら,本当にスキーヤーに役立つ情報をお伝えしていきたいと思っております。
  これからもよろしくお願い致します。(^I^)


4/10 (水)  晴れ
 
 今朝は雲が少しあったようですが,10時半には晴れて,白馬三山が見えてきました。気温も8度と少し寒い感じでスキー場は状態が良さそうです。(^I^)
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  さて,昨日はスキースクールの「総会」そして「納会」でした。
  総会では今シーズンの総まとめと,新校長,新副校長の選考が行なわれました。これから2年間,スキースクールのリーダーとして活躍してくれることでしょう。私達教師もリーダーに協力しながら,より良いスキースクール作りにまい進したいと思います。
  夜は松本の浅間温泉で,会費制の「納会」でした。お酒を酌み交わしながら,このシーズンの思いで話に花が咲きました。(^I^)
  少々飲み過ぎ…の感じの【TOK】デシタ!(^I^)



4/9 (火)  曇り
 
 昨日のスカイライン…滑った人の情報によりますと,最高だったようです! 特に午前中は人も少なく,少し弛んだ雪がまるで浅い新雪感覚だったようで…。春のスキーは早起きで,午後ゆっくり…というパターンが良いようですね!? (^I^)
     -------------☆★☆-----------
  さて,昨日は「スキースクールの大清掃日」でした。
  兎平近辺から上部はまだまだスキーシーズンですが,名木山や白樺,咲花はもう営業が終わりました。それにあわせて,スキースクール業務もプライベートレッスンだけはお受けしておりますが,一般レッスンは終了です。
  …ということで,昨日は1シーズンの汚れを落とす清掃の日でした。朝9時から昼過ぎ2時頃まで,名木山教室,兎教室,咲花教室をはじめ,倉庫の方付けや,付近の道路とゲレンデのゴミ拾いまで,約80人の教師が出てクリーン作業を行ないました。
  少しづつ溶けていく雪や,1シーズンお世話になったいろいろな機材を見ながらの清掃でしたが,今年は充分滑ったなぁー…という感慨を持ちながらの作業となりました。
 
  今日9日はスキースクールの「総会」が午前中に開かれ,1シーズンの総括と,これからの展望について会員教師の意見交換が行なわれます。夜はご苦労さん…の「納会」が開かれます。

  …というわけで,明日朝のUPができません。ご了承ください。



4/8 (月)  快晴
  昨日の朝はスキー場上部が雲に覆われていましたが,それも間もなく晴れ,その晴天が今朝も続いています。リーゼンコースのリフトも営業運転を終え,どことなく静まり返った気配がありますが,兎平から上部はまだまだスキーが楽しめます。(^I^)
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  さて,昨日は「オフ会」の二日目で,「スキーテスト」でした。
  実は「スキー試乗」に関して,今シーズン“N.T”さんから次のような E-mail を頂きました。その一部を紹介しますと… 『  …「スキー試乗会の必要性」の内容と、「クラシック技術」なんかでかかれている考え方(道具はかわって もスキー技術はかわらない!)には、われわれ素人からすると矛盾にみえる点がありますよね?板をかえるとうまくいった!という点と、でも技術には関係ない!というところ・・ 』というものです。
  私の返事は… 『  一見矛盾しているように思えるかもしれませんが…「スキー試乗会の必要性」…は,ご自分のスキースタイルや志向にあった板を選ぶ…という意味で重要だということです。せっかく高いお金を払って購入するわけですから…ご自分の目的に合わない板を買ってしまうのは避けたいものです。これに対し「道具はかわって もスキーはかわらない!」…というのは,どの様な板でも,基本的にスキー板には「前後の違い」と「サイドカーブ」がある,という形状の特徴がある以上,それを駆使するための“スキー技術”には変わらない基本がある…ということです。  』…というものでした。
  昨日はこの回答の前段の部分… 自分のスキースタイルや志向にあった板を選ぶ…ということで,スキー板にはどんな違いがあるんだろう?ということを経験してもらいたい,という目的がありました。
  約30台の板をそれぞれ試乗していただきました。「板って,違いがあるもんだなぁー…」というご感想や,「同じモデルでも長さが違うと滑走フィーリングが違いますねェ…」,「ブーツセンターとスキーのセンターが合っていないと違う板のように感じますね」,「好きな板に乗っているとスピードを出しても怖く無いし,ピョンピョンハネリたくなりますネ!」…Etc.というご意見を頂きました。
  暑すぎるほどの気候の中,汗だくになりながら,貪欲にいろいろなスキーに乗って頂きました。テスターとして「スキーの性能を感じ取る」という行為は“感じる”ということのイイ練習にもなります。そう言えば,ほとんどの方がイイ滑りをしていた…そんな風に見えました!(^I^)


4/7 (日)  曇り

  今朝は兎平から上部は雲に覆われていますが,これも間もなく取れて良い天気になりそうです。(^I^)
  昨日から 「On Line Ski School  2002 オフ会」が開かれていて,20数名の方に参加頂いています。今日は「スキー試乗」を兼ねた「スキーテスト」です。皆さんのお役に立つオフ会であって欲しいと思います。(^I^)
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  さて,昨日は「オフ会」の初日で,「【TOK】の 2001-2002レッスンキーワード」 をおさらいする形で研修をしました。
  先ず,受付後,スキースクールの会議室で二日間の日程についてお話しました。続いて,雪上での研修をより効率良く進めるため,あらかじめ「キーワード」についての基本的なことを,机上で説明させて頂きました。
  オフ会研修の要点は…
 @ 支点探し  ⇒ 「知識ではなく感覚」,「 “感じる”」,「 ピンポイント支点意識」,「個性とは?」
 A オレンジの形状イメージ ⇒ 「オレンジジュースが身体に掛かる」,「雪の圧を受け止める」,
    「滲み出る,ひねり出される,ブシュッと掛かる」,「 前コロコロ,横コロコロ」,「スクゥィザーターン」
 B ズレから切れへ ⇒ 「線で切る,と面で切る」,「スキーの“前後差”から“たわみ”へ」,「マジックハンド」
 C エネルギーライン ⇒ 「着力点と受容点」,「“受け皿”意識」,「二次元的抵抗と三次元的抵抗」
   「三次元的滑り」,「エネルギーライン自由自在」
 D クロスオーバー ⇒ 「バトンタァーッチ⇒角付けを最大からフラットに」,「外スキーでのクロスオーバー」
   「スキーが重心の下をクロス」,「斜めの直滑降」,「ニュートラルポジションへの抜け」
 E 重心移動をメインに ⇒ 「キャロット効果」,「地球の引力に引かれる!」,「合理的なスキー操作」
 F 外向傾姿勢  ⇒ 「小回りでのOpen姿勢」,「バナナターン」
 G  【Letスキー】感覚 ⇒ 「されてしまうターン」,「感じることで自然に起きてしまう運動」,
    「口ずさみ効果」,「C字とS字」,「Simple is the best !」,「Gravity Work」
 H “スキー”の三要素 ⇒ 「身体の特徴・用具の特性・シチュエーション」      …でした
  これらの言葉の意味の要点を皆さんにお話し,いよいよ場所を黒菱に移しての研修が始まりました。

  雪質はあいにくの春のザクザク雪でしたが,午前中は主に@〜Dまでを,そして午後はE〜Hを研修しました。キーワードが多いにもかかわらず,ほとんどの方が,次々と私の説明の要点を理解され,クリアされました。ホームページ上で私が書いている言葉の意味を,実際の雪上でのフィーリングと重ね合わせ,「そういうことかぁー…」とうなずいている方や,「“感じる”って大事なんですね!」とおっしゃる方も居られました。20数名のグループのひとりひとりが次々と滑ってくる様は,どことなく黒菱のゲレンデに威圧感さえ感じました。(^I^)

  今日は昨日の研修を踏まえ,ただ単に「スキー試乗」に終わることなく,スキーテストを通じて「スキー性能を観ることで技術を考える」ということをテーマにしたいと思います。
  それでは行って来まぁーす!(^I^)


4/6 (土)  快晴
  きょうもいい天気です! 昨日までは少し風のある中でのいい天気でしたが…。
  この快晴の中, 「On Line Ski School  2002 オフ会」が開かれます。先ずは初日…イイ天気に恵まれ良かったです。(^I^)
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  さて,昨日は「ビデオ撮影」をして来ました。良いバーンの中での撮影ができました。(^I^)
  今シーズンもレッスンを通して,いろいろな滑走フィーリングに出会いました。多分,レッスンをしていなかったら,これほど多様な感覚を知らずに済ませていたに違いありません。みなさんとご一緒に,少しでも「快適な“スキー”」をするにはどうしたらいいのだろう…?ということを考えながらスキーができたおかげだと思っています。
  今日,明日のオフ会でも参加の皆さんに話させていただきますが,「生涯スポーツ」としての“スキー”…少しづつですが見えてきたような気がしています。
  昨日のビデオ撮りは,今年のその様な滑り方を,少しでもオンラインで皆さんにお見せできたら…という気持ちで行いました。いろいろシーズン中に思いついた「レッスンワード」を思い出しながらの撮影でした。青年のような若さ溢れるスキー…とはいきませんが,少しでも「“スキー”の真髄」が表現できていたらイイなぁーと思います。(^I^) 

  それではオフ会受付が始まります。…そろそろ出掛けます。(^I^)



4/5 (金)  快晴
  きょうもいい天気です! 昨日もいい天気でしたが,なにせ強風で, On Line Ski School 用のビデオ撮影も中止…。今日は大丈夫かな?
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  …ということで,ビデオ撮影は中止なので,車の免許証書き換えに,長野市まで行って来ました。
  この長野市から北アルプスの鹿島槍岳が少しだけ見えるのですが,昨日は強風のおかげ?ではっきり見えました。車が多いせいか,どことなく空気がよどんでいる感じの都市から見る「白い山」は,ほんとうに新鮮でした。!(^I^) いつも見慣れている山なのですが,見る場所が違うとこうも新鮮に感じるものなんだなぁー!と思いました・
  私達が“スキー”をする時も同じようなことがある気がします。毎日々々ゲレンデの上に居ると,雪の新鮮さというか,ありがたさをそんなに感じなくなってしまいます。在るのが当たり前…になってしまいます。でも,どんなザクザクな雪でも,黄砂が少し混じった雪でも,自然の恵みの「雪」が無いと“スキー”は楽しめません。いま,4月…まだまだ豊富な雪の中で生活できることの幸せを思いました。

  長野市から白馬に帰る道すがら,「明日,残雪…思いっきり楽しもう!」そう思った【TOK】でした。(^I^)


4/4 (木)  快晴
  きょうもいい天気です! 八方尾根スキースクールは今日が今シーズン最後の検定です。できるだけ多くの方が目標を達成してくれるといいのですが…。
  私は On Line Ski School 用のビデオ撮影をする予定です。少し風があるようなので,その影響が出ないといいのですが…。
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  一昨日から昨日にかけて,「メルツェン」で今シーズン一生懸命働いてくれたバイトの慰労をさせてもらいました。金沢の友人を頼っ
て行って来ました。兼六園や金沢城の桜が,まさに満開で,いい時期に行き合わせることができました。お魚も美味しかったです!(^I^)
  …というわけで,“スキー”とは縁の無い二日間でしたが,スキーやボードを通じて白馬に来ることになり,私の小さな店で働いてくれることになったバイトの皆さんと,共に楽しむことができました。つくづく「縁」ということを思います。約一億三千万の日本の人口の中で,こうやって共に語り合えたり,食事を共にしたり…楽しむことができる人はほんのひと握りの人ですが,どんな形にしろ,「出会い」に感謝し,共に影響を及ぼしあう事の「妙」を感じます。
  今年の冬も“スキー”を通して,結構多くの方とお会いできました。モチロン初めての方も大勢居られます。“スキー”という共通のキーワードを介しての出逢いでした。初めてお会いする時は,いつも心がドキドキします。どういう人かな?どんなお顔をしていて,どういう話し方をされるのかな?…一日か二日の短い間のお付き合いですが,ずーっと心に残る人が居られます。どんな方からでも少なくない影響を頂きます。“スキー教師”をしていることによる役得…と言っていいのかもしれません。
  ことしも多くの方との「縁」があり,みなさんから「多くのプレゼント」を頂きました。皆さん,ありがとうございました!(^I^)

  そんなことを思いながらの「小さい旅」デシタ。(^I^)



4/2 (火)  快晴
 
 四月に入って二日目…。今日もいい天気です。
  個人的理由で,今日と明日は休日とさせていただきます。そのため,恐れ入りますが明日の日記は オ・ヤ・ス・ミ となりますのでよろしくお願い致します。(=_=;)
     -------------☆★☆-----------
  さて,昨日は"His"さん"Taw"さんのプライベートレッスンでした。お二人とも私のホームページをご覧の方で,そこで解説されている要領を実際に学んでみたい…ということでのレッスンでした。
  以前,お二人の滑りのビデオテープをお送りいただき,それを拝見して,事前に予習事項を E-mail でお知らせしておきました。その後,数回のトレーニング機会があったらしく,そのテープの滑りとは別人のような滑りをされておりました。(^I^) ただ"His"さんは大回りでターンの始動期での抜重と,小回りでスキーを止めてしまう…という欠点を,また"Taw"さんは大回りで前屈オーバー,そして小回りでスキーを横に振る…という欠点をお持ちでした。しかし,お二人ともかなり技術的ポテンシャルが高いので,スキッディングについてはリフト上で簡単に説明させていただき,カービングターンをメインにレッスンをすすめました。そのあらましは…
 午前(中回りを中心に…)
  @“たわみ”の重要性とそのキープの仕方の練習(落下及び移動の継続の必要性)
  A着力点で雪面抵抗を受ける意識の練習(“オレンジ”ジュースを身体で浴びる感覚)
  B“エネルギーライン”意識の練習(着力点と体の重心を結ぶラインのイメージの仕方)
  C“クロスオーバー”での「バトンタッチ」イメージの練習(重心を中心としたスキーのクロス)
 午後
  D小回りでの“上体のオープンポジション”の練習
  E小回りでの“クロスオーバー”意識の練習
  F舵取り期での“引力に引かれる”意識の練習
  G中回りでの「エネルギーライン自由自在」の練習(エネルギーラインをいろいろ変えた時のフィーリング体験)
  Hコブ小回りの練習(整地小回りとの関連)
  お二人とも非常にこれまでいろいろ悩まれて来たようで,私の話すことを次々と実践されクリアされました。(^I^) これまで,いわゆる「プラトー現象」状態に在ったようで,まさに「砂に水が染み込むように」その滑りが変わって行きました。特に"His"さんは大回り系でのクロスオーバーが抜重の無い自然なベンディングになりました。そして圧巻は小回りでスキーが良く走り円弧を止めることもなくなりました。"Taw"さんもエネルギーラインを太ももに意識することで腰の折れ曲がり現象がなくなり,マジックハンド意識で外スキーのコンタクトがしっかり取れるようになりました。小回りもスキーの横ずれが無くなり,雪からの圧をもらう楽な小回りに変わられました。
  お二人とも,【Letスキー】の“雪の圧で滑る”…ということが解られた様で,まさに“スキー”とは Gravity Work だということに気付かれたようでした。(^I^)
  暑い中,そして重い雪の中,お疲れ様でした!



4/1 (月)  快晴
 
 今日から四月…。新年度の始まりです。新年とは違った,これから新しいナニかが始まる…そんな予感と期待に満ちた月です。
  この月は私にとっては,この冬のシーズンを振り返りながら,自分自身で“スキー”を楽しむ月でもあります。ゲレンデでお会いしたら,お気軽に声をお掛け下さい。(^I^)
     -------------☆★☆-----------
  さて,昨日は"Kon"さん"Oku"さん"Hon"さんのプライベートレッスンでした。私のホームページをご覧の方で,その要領を学びたい…ということでのレッスンでした。
  みなさんの滑りを拝見すると,「外スキーでの捕えがあまい」,「クロスオーバーで体が浮いてしまう」,「小回りで上体と下肢のネジレが少ない」,「スキーが安定してくれる場所に乗っていない」…という共通した欠点を持っていました。
  そこで,午前中はスキッディングターンをメインに,次のようにレッスンを行ないました。
@スキーが最も安定する場所に"オレンジ"を想定した,「スキッディングターン」
Aクロスオーバーでの「バトンタッチ意識」(斜めの直滑降)
B迎え角意識を強調した,小回りでの「ネジレ強調」の練習
  初めは「雪の圧をもらうこと」や「スキーの前後差を活かした,ズレによるターン」に戸惑いをみせていた皆さんでしたが,“スキーの特徴を活かす”ということの意味を次第に理解され,自分でスキーを回すのではなく,雪の力を有効に使うことができるようになりました。
  午後は,カービングターンの練習を次のようなことをテーマに行ないました。
Cカービングターンにおける,スキーの“たわみ”の重要性(スキッディングがカービングに移行すること)
D“着力点”と“エネルギーライン意識”の重要性
E外スキーのエネルギーラインをしっかり作り出すための“マジックハンド”感覚
Fクロスオーバーを,重心主導でなく,スキー手動で行なうことの優位性
  スカイラインコースも春の重い雪でしたが,三人とも自分で雪に働き掛ける【Do】的スキーではなく,雪の圧をしっかり受け止め,雪の力でまわしてもらう…という【Letスキー】感覚が次第に身に付いて来ました。最初拝見した時の滑りの欠点は,そのほとんどが【Doスキー】的な運動をすることで起こるものでしたので,レッスンの終わり頃にはそれがほとんど見られなくなりました。(^I^)
  何もしなくていい,ただ地球の引力に素直に引かれるだけ…ニュートンのリンゴになった気分…。そんなことを思った【TOK】でした。
  みなさん! 重い雪の中お疲れ様でした! (^I^)

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