April
2001

スキー教師の【TOK】の個人的な日記です。興味のある人は見てください。(^I^)  
          
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   What is Today's Topic?

今日のトピック

4/30 動く
4/29 スキーの楽しさ

         
(#2)4/28 スキーの楽しさ

         
(#1)
4/27 カービングターン
          (#7)4/26 カービングターン
          (#6)

4/25 カービングターン
          (#5)4/24 カービングターン
          (#4)

4/23 カービングターン
          (#3)4/22 カービングターン
          (#2)4/21 カービングターン          (#1)
4/17 抵抗を流す(#2)
4/16 抵抗を流す
4/10 スキー用語

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教師日記 2月

教師日記 1月

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教師日記 11月

教師日記 10月

教師日記 9月 #2

教師日記 9月 #1

教師日記 8月 #2

教師日記 8月 #1

教師日記 7月

教師日記 6月

教師日記 5月 

 

 


04/30 (月)  曇り
 
とうとう4月も最終日…あすからは5月です。天気の崩れはそんなに大きくなく,雨も今朝になってほとんど止み,白馬三山がうっすらと見えてきました。(^I^) シーズン最後のスキー…いい条件で滑って欲しいものです。
 さて,昨日はいつも私のホームページを見ていただいている「Fuj」さん,「Ari」と午後2時間ばかりご一緒に滑って来ました。
  On Line Ski Class の掲示板で今丁度話題になっている「動く」ということに関連して,Fujさんからご質問があり,その事について私の考えを述べさせてもらいました。
 テクニカルを受けられた時,その時の検定員から「あんまり上体を振り子のように揺らさないでクロスオーバーをした方が良い」と言われたが,一方ある教師から以前「クロスオーバーではもう少し動きを見せた方がいい」と言われた。どうしたもんだろう?…というのがご質問でした。
 結論としては,あらゆる斜面や雪質に対応し,スピードコントロールや円弧の調節をする意味で,「重心を上下動させない方が有利…」ということをお話しました。よくスキー雑誌で「もう少し雪に働き掛けをした方が躍動感が出るから,身体を動かしなさい…」というような解説を目にします。しかし,これはきれいにグルーミングされた平地での話であって,不整地だったり,ハイスピードであったりすれば状況は変わってきます。昨日の斜面状況は,ザラメ状で,少し小さいコブが出来初めの状態でした。この状況で「振り子のように身体を振ってターンするのと,重心を一定にするようにして滑るのとでは,どちらが安定して滑れるか?」ということをそれぞれ実践してみました。…結果は見えていました。重心一定意識の方が有利でした。
 さらに,ターン前半で,できるだけ早い時期に雪面を捕らえるには,脚を伸ばすより,脚がたたまれた状態でクロスオーバーに入ったほうが有利です。その為にも,極端な伸身は避けるべきです。
 そこで,Fujさんから「でも先生,宮下征○の技術選での”大回り”を見ると伸身的にターンしているように見えますが…」というご質問がありました。確かに一見するとクロスオーバーで身体が伸びているように見え,重心が上下に動いているように見えますが,よく見るとそのタイミングに違いがあります。クロスオーバーする時に抜重的に伸身に持って行くのと,クロスオーバーを中間姿勢で済ませ,次のターン始動期で脚が伸びて伸身的になるのとの違いです。ターン始動期で雪面ホールドをできるだけ速く行なおうとすると,脚の伸びるタイミングが早くなるので,あたかもクロスオーバーの時点で脚が伸び始めているように見えますが,その身体の動きを「伸身運動」と見てしまうと,大きな勘違いになってしまいます。
 以上のようなことをお話しながらGWのスキーを楽しんできた【TOK】でした。


04/29 (日)  晴
 
連休になってみなさん,いかがお過ごしですか? 今夜から天候が崩れるとの予報ですが,今のところ白馬・八方は大丈夫です。
 今日はホームページを見ていただいている「Fuj」さんと午後から1時間ばかり滑って来ようと思っています。(^I^)
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 さて,今日は「スキーの楽しさ」について…その第二回。やはり,今シーズンみなさんから頂いた E-mail をご紹介しながら,「楽しさ」について考えてみたいと思います。
 三番バッター,Cさんからの E-mail …
 『検定の時は「合格」という気持ちばかり先行してスキーを楽しんでいるとはとてもいえる状態ではありませんでした。スキーをする基本を忘れていたようです。昨日はある人と黒菱、兎平で新雪の浮遊感を楽しみやっぱりスキーは楽しいと再確認してきました。』
    ☆★☆
 私達スキー教師の多くも感じていることですが,「深雪」や「新雪」の楽しみは格別です。Cさんは「浮遊体験」という言葉を使っておられますが,本当に「雪に浮いている,雪の中を泳いでいる感覚」なのです。
 あの感覚に浸っている時の幸福感はどこから生まれるのでしょう?かつて「エディー・ハウアイス」というオーストリーのスキーの名教師が語った言葉…「雪があなたを押し上げて,雪があなたを回してくれる…」ということが一番実感できるのも「深雪」ならではのことです。雪という自然と一体になっている感じがします。
 しかし,今年はこれに加えて,”いろいろな雪の条件を別け隔てなく受け入れる”ことができたように思います。深雪という条件だけでなく,ザラメも,アイスバーンも,悪雪も,グルーミングされた斜面も,コブも…。
 その一番の要因は手前味噌ですが「パワートライアングル」意識にあったような気がします。「テコ感覚」を足裏に持つことで,雪からの力をいろんな強さで,方向で,場所で感じることに意識が集中しました。…ということで,「雪の表情をを感じ取る」ことに敏感になりました。そして,自分のお気に入りの雪だけでなく,いろんな雪をその雪独特の性格として受け入れることができたのです。そして結果的にえり好みせずに,
いろんな斜面を滑る楽しみを感じ取ることができました。もし「Do的スキー」ばかりをしていたら,この楽しみを感じることは無かったと思います。
 世間にいろんな性格の人間が居られ,それらの人々とお付き合いするのが楽しいように,いろんなタイプの雪を滑れるという幸福感を味わったシーズンでした!(^I^)




04/28 (土)  快晴
 
今日から長い人で9日間の連休になる人も居られるようです。スキーのシーズンもこの連休で終わりを告げます。…でもまだ自然の雪が充分に残っています。シーズンイン時の待ち焦がれ状態から考えると,もっと貪欲に滑ってもいいようなものですが…。
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 さて,今シーズンを振り返っての総括ですが,今日からは「スキーの楽しさ」について…。昨年のオフシーズンにも一度,テーマとして取り上げましたが,今シーズンみなさんから頂いた E-mail の中で,「スキーをする事の楽しさ」について言及しておられる手紙が結構ありました。そこで,その手紙のアウトラインを皆さんに紹介しながら,「スキーの楽しさ」についてもう一度考えてみたいと思います。(^I^)
 先ずトップバッターの方の E-mail から…
 『
スキーの方は伸び悩み中。。。。でも、楽しいからいいんだよ〜っ。雪を見るだけで嬉しいんだからっ。(でもやっぱり上手くなりたいです・・・。)
 そして,二番バッター…
 『
私の頭の中はまだまだスキーで一杯です。今年思い通りに行かなかったことを来年成し遂げるには、.....來シーズンまでの間に何をすればいいのか.....そのことを考えています。??歳にもなって、そんなことを考えていいのかと時々自問しますが、そうやって考えていることがとても楽しいのです。
    ☆★☆
 うまくなりたい,思うようにやれるようになりたい,…という人間が生来持っている「向上意欲」や「上達志向」を満足させてくれる要素がスキーにはあるようです。目標の内容を個人個人で自由に設定できることもありますし,その壁の高さも各自で決めることができます。小さな目標をその時々の状況に応じて決めることで,クリアしたという快感を味わうこともできます。
 可能性に挑戦し,クリアするための方策を,雪上以外の場所や時間に考えることが,生活のリズムに適度なアクセントを与えてくれることもあります。スキーにはオフシーズンがあることも,こういった「うまくなりたい!」という気持ちを高ぶらせてくれます。モチロン,本業がおろそかになるほど熱中してしまうことについてはどうかと思いますが…。しかし,自分の生活に適度なスパイスとして味付けをしてくれるスポーツとして,スキーは適しているのかもしれません。
 うまくなりたいという願い…可能性への挑戦…これもスキーの持つ楽しみのひとつです。


04/27 (金)  快晴
 
今日もホント,いい天気です! 白馬の里は今桜が満開です。
 昨日は朝ひと滑りして来ました。久々にスキースクールのユニフォームでなく,フリーな格好でのスキーでした。(^I^) 着ている服によって滑りが少し違うことを以前話したことがありますが,今回も少し自由さを感じた滑りができました。約2時間ばかりのスキーでしたが,楽しいスキーでした。人が少ないこともあって,少しスピードを出して滑ってみました。そこで感じたのが,「そうか…私が今シーズン主に履いていたスキーはスラロームタイプの板だったんだー…?!」ということでした。大回りでちょっと極限的なスピードを出す
安定性イマイチ少なく,足元が頼りなかったのです。…そんなことをハイスピードで大回りをやってみて感じるとは,教師として真に恥ずかしいことですが…。来シーズンはGSタイプの板も履いてみよう…と思ったのでした。(^I^)
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 さて,「カービングターン」についてお話をして来ていますが,今日でその話題を一区切りしたいと思います。そこで今回の最後に,私がシーズン中に,あるスキー教師のご質問に答えて送った E-mail を紹介致します。「Ich」さんという方が出版された,カービングに関する解説書について,私の意見をお伝えしたものです。常々語っていることの繰り返しの部分もありますが,皆さんの参考になれば嬉しいです。
 『今回「Ich」さんのスキー理論を拝見して,特に感じることは,「極端なカービングスキー」をモデルとして考えておられるのではないか?ということです。エクストリームの様なサイドカーブがきついものについては,エッジを立て斜め内側に抵抗を求めていけば,確かにスキーはタワミはじめ,カービングターンが誘導されます。しかし,これは極端なカービングスキーについてのみ当てはまる理論です。一般スキーヤーが使っている程度のカービングでは,内向することの優位性は無いと思われます。
 内向し,内倒してもトップ部分で受け止められる面積が少なく,ターンに必用かつ充分な雪面抵抗が得られないため,スキーのトップが受ける浮力がターンを起こすのには少ないからです。理論的には考えられますが,一般スキーヤーが使っているスキーを考慮すると,極端な理論といわざるを得ません。それよりも,先ず横方向から雪の抵抗を受けてスキーをたわまし,たわんだスキーの角付けを有効に利用することでカービングターンを行う方が合理的だと思います。
 それと,内向・内傾がカービングターンの特質だとしても,どうしてそれが「内スキー主導」の理論となるか理解できません。Ich先生も著書で解説していますが,両スキーが同心円運動をしていると仮定すれば,左右均等荷重もしくは内スキー荷重になると,内スキーの方が進む距離が少なくなり,必然的にスキーの向きが違ってきてクランマーターンのように,シェーレン状になってしまうのです。これは内スキー主導を意識することの弊害であって,優位性とは言えません。Ich先生は「内スキーは短い距離を通りながらその方向を変えていくと特質も持つから,内スキーに外スキーが付いて来れば,結果として滑走スピードも速くなる」と解説しています。しかし,円運動をしている人間がバランスを維持するには,内側に意識を持つより,外側に意識を働かせた方が有利だと思います。また,カービングターンでは相当の「G」がターン外側に向かって掛かるのですが,足首の構造を考えると,内足より外足の方がこれに耐えられる,という構造的特徴を持っています。
 これらのことを考えると,いくらチャレンジといっても,内スキーでのターンを一般レッスンで勧める気にはなれません。特定の能力を養うためのトレーニングとしてならいざしらず,これがメインテーマになる様ではSAJもお終いです。
 カービングターン,という特質を,その極端な面だけを捉えてスキー理論を展開してしまうと,一般スキーとはかけ離れたものになってしまい,「曲進系」の時のような混乱を起こすことになりかねません。
 元々,「カービングターンとは,スキーをしっかりたわませ,エッジを立てて行くことによって,サイドカーブを深くしたと同じターン原理を使い,雪面をえぐるようにシャープな円弧を描く滑り方」なのです。ですから,特別にカービングスキーを使わなくてもカービングターンはできる技術なのです。それを特別なカービングスキーを使わなければ滑れない技術にしてしまうことは大変な誤りだと言わざるを得ません。』


04/26 (木)  快晴
 
今日はいい天気です! 滑りたくなりましたので,ちょっと行って来ます!(^I^)
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 さて,「カービングターン」についてお話をして来ていますが,皆さんから頂いた E-mail の一部を紹介したいと思います。カービングターンについてのご意見…いろんな観点から書かれています。
 その1:
 
レッスンで感じた滑りの感触は、完全なずらしでもなく、レールターンでもなく、中途半端な”ずれて→グリップの連続”のような感覚でした。これは、雪面に沈み込む分だけ”ずれ”を感じて、壁が出来てグリップする状態の連続だったのではないでしょうか?つまりこれが”縦ずれ”しているカービングターンで、レールターンは単純に雪面にスキーの跡がついているだけで”掘れているのではない!”のではないか?ということです。レッスンで感じた滑りの感触を別の表現にすると、”トップから踵までが雪面を削って行って、できた溝に沿ってテールが進んでいる”と言えるかもしれません。テールがずれて行く感覚とは全く違う感覚でした。
 その2:
 
今シーズンになってゲレンデでなにか危険を感じることが多くなりました。実は、4度もあたられてるのです。ボーダーさん2回、スキーヤさんに2回も。ここ、数年人にあたったことも、あたられてこともなかったのにそれに、何度も1、2mぐらい横を高速で滑って行くスキーヤさん…気持ちいいのはわかるけど…。最近は、ほんと板もよくなり、カービングターンとかどんどん滑りが高速化していますよね。見た目うまいんですけど、ほんとにスピードコントロールできるの?と思う今日この頃です。
 
その3:
 カービングターンで”傾け操作”ということをある先生から習いました。それをずっと練習していたら友人に「腰がターン内側にはずれているよ」と言われました。これはおかしいのでしょうか?

 …はてさて,ご覧の皆さんにとって「カービングターン」とはいかなるものなのでしょうか? ご意見を伺えれば幸いです。(^I^)

04/25 (水)  小雨
 
今朝もちょっと肌寒く,小雨が…。下界で9℃でキーボ−ドを叩く手が少し寒いです。
 さて,ある方から E-mail を頂きました。「オレンジターンを画像で具現化…」というご希望でしたので,
【TOK】流スキー術に映像入りの解説を入れてみました。約1.1メガバイトありますが,皆さんがご覧になってどういう感想をお持ちか?お教えいただければ幸いです。画像そのものは古いものですがオレンジターンの解説用に撮ったものです。声も入っていますので,皆さんのご感想を元に On Line Ski Class を充実していきたいと思っています。よろしくお願い致します。
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 さて,シーズンに入って間もなく,ある方からスキースクールのホームページ掲示板に名指しで「カービングターンをどう思うか?」というご質問を受けました。まだ雪が十分無い時期に,「スキースクールの教師がゲレンデをカービングターンのハイスピードで滑走していて危険だった…」というご指摘から話しが進み,「一体カービングターンってナンなんだ?」ということでした。
 それに対する私の答えは,ホームページの
【TOK】の雑感に書きましたが,その方から後日次の様な E-mail を頂きました。
 
「昨日お客様とスキーに行ってきました。【TOK】さんから聞いて私が薦めたN社のスキー”N9.1”を購入した人とです。その前にスクールにあるF社のカービングを履いてみて、かなり悪い印象を持っていたので、この悪印象は全てのカービングスキーに共通しているのではないかと、薦めたてまえかなり危惧していました。ところが、私のノーマルスキーと取り替えて滑ったところ、9.1はとても良く出来たスキーであることが解って、アンチカービングの私でもホッとした次第です。」
 カービングスキーも結局のところ,「どういう道具も,”諸刃(もろは)の剣(つるぎ)”で使い方によって利器にも凶器にもなる」ということを教えているような気がします。カービングターンは危険だ,危険でない…の論議は,スキーを使う側の問題であってスキーそのものの責任ではない,ということです。これは何もスキーだけに限らず,文明の利器といわれる物全てに共通する真理です。その使い方を左右するのは人間個々の責任です。
 ”スキー”って,文明のあり方や,文化とは何か?…というような,高尚なことを考えるキッカケさえも与えてくれるスポーツなんだなぁー!?と思った【TOK】デシタ!(^I^)



04/24 (火)  曇り
 
今朝はちょっと肌寒く,天候もあんまりハッキリしていません。ですが,これくらいの天候でいてくれないと,GWが楽しめませんので,それまでは我慢しましょう。(^I^)
 スキーとは関係のない話ですが,自民党総裁にどうも「小泉」さんがなるようで…。政治に興味はありますが,特定の支持政党の無い【TOK】です…が,どうも小泉さんは大のスキー好きなようですね!。総理がスキーが好きだからといって,どうということもありませんが,どことなく親近感が…。
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 さて,昨日は本当にイイ天気で,それに誘われて少し滑って来ました。オフ会後,雑用に追われて滑る機会がなく,約10日ぶりのスキーでした。(^I^)
 いつもより早起きし,8時半頃から10時過ぎまで楽しんで来ました。昨日まで話題にしていた「カービングターン」にあんまりこだわらず滑るのって本当に楽しいと感じました。「切れなくたって,ハイスピードで無くたっていいじゃないか…。雪の表情を味わうことの方が滑りに余裕ができて楽しいなぁー」と思いました。結果的に「カービングで楽しく…」を実践することになりました。(^I^)
 兎平のコブ斜面も,私にはちょうどいい位の深さで,リズミカルに滑れました。あんまり深かったり,モーグルラインで受けていたりすると,サーカス的な滑りが要求されて,コブの楽しさが半減してしまいますが,昨日は楽しく滑れました。カービングターンが主流になって,コブに入る機会が圧倒的に少なくなりましたが,コブを滑ることもスキーの楽しみの一つだと,今更ながら感じました。そして技術的には,コブのポイントは「上体のネジレ」と「コブの頂点でのかい込み(重心の高さ一定意識)」にあると実感しました。基本的なスキー技術の大切さを再確認しました。カービングスキーでの滑走だったので,幾分横にずれるよりも切れてしまう感じがあり,円弧が自分の期待した大きさより少し大きくなってしまう…という印象を受けました。
 再確認ついでに,久しぶりに「ステップターン」をカービングスキーでやってみました。左右への圧の移動のさせ方はステップターンに似ている…という感覚を常日頃思っていたので,それを試してみました。ターン後半で意識的に内スキーを意識するので,幾分その捕らえが強くなるかな?と感じましたが,こういう滑りも時々はしてみることが大事なことだと思いました。
 そして,ひょっと思いました。「ノーマルスキーで滑っている時の安心感みたいな感じが恋しいなぁー」と…。そう言えば,カービングスキーの時って,いつもギンギン意識で滑ってるなぁー…と思った【TOK】デシタ!(^I^)


04/23 (月)  快晴
 
今朝はスッキリとした本当にイイ天気です。これに誘われて少し滑って来ようと思っています。(^I^)。
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 さて,今日の話題は「カービングターン」について…その三回目。
 カービングターンについての危険性について昨日お話いたしました。今日は,カービングスキーの楽しさについて…。
 いろんな研究が進んで,
フレックスとトーションの組み合わせでいろんなタイプのスキーが登場するようになりました。いろんな性格と言うか,性質を持ったスキーが作れるようになったのです。その組み合わせさえ変えれば,特に「フレックスに対するトーションのバランス」を変えることで,体力的にハンディを背負っているスキーヤーに適した板も作れるようになりました。昨年発売された国産O社の「S○Nスキー」等はその一例です。カービングターンが本来追求している性質を少し犠牲にし,操作性に比重を置くことでより多くのスキーヤーが雪の自然を楽しめるようになりました。自ら雪面に働きかけなくても,つまり運動を仕掛けなくても,スキー自体の持っている回転特性でターンができるようになったのです。このようなスキーを実際に使ったスキーヤーの意見によると,昔より上達の程度が早く,滑っていて疲れないし楽しい…ということです。
 最近,SAJの教育本部でも,
習う側の指向に合わせたスキーレッスンを通じて,生涯スキーにつながるような方向性を持たせる…ということを大事にしよう。スピードや切れを求めたカービング技法だけに片寄らず,ズレをも伴った幅広い楽しみ方を模索することが大事,という姿勢が出て来ています。誰もがそれぞれの体力,力量に応じてスキーが楽しめる環境を作っていくためには,そういう姿勢が求められます。これこそが生涯スポーツで求められるスタンスです。
 カービングスキーでもずらす事ができ,ノーマルスキーでもカービング要素で滑れる…。こういう幅広いスキー技術を身に付ける事が大切なのです。
 ハイスピードで切って滑るのだけがカービングではないということを,私達は心に刻むべきでしょう。(^I^)


04/22 (日)  快晴
 
今朝はすこし肌寒い白馬です。朝曇っていた空が8時半頃から晴れてきました!。(^I^)。いいスキー日和の日曜になりそうです。
 そして桜が少し開花し始めました。今年の開花は遅いだろうと言われていましたが,なんのなんの,いつもより約一週間早い気がします。いつもは「緑の日」辺りが満開なのに…。
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 さて,今日の話題は「カービングターン」について…その二回目です。
 カービングターンについての,私の個人的意見は【TOK】の雑感にも書きましたが,その本来の目的は「速く滑る」ということでした。速く滑るためにはできるだけ横ズレの成分を無くし,縦方向に切って走る事が求められたのです。それではどうして最近まで今流行っている「カービングスキー」が出現しなかったのか?ということが疑問になります。それは次の理由によるのです。
 ズレの成分を少なくするには雪面グリップ力を強め,かつ滑走ラインに沿ったスキーのタワミを作る事が必要になります。つまり,フレックス(曲げ)が柔らかく,ネジレ(トーション)の強い板を作れば,いいわけです。ですが,一般に物の特性として,縦に曲げにくいものは横にも曲げにくい,という性質を持っています。ですから,フレックスが弱くてネジレの強い板を作ろうとしてもそれは「物体の性質」として矛盾したことを要求することになり,難しかったのです。そこで
昔の選手は,ネジレも強いが曲げの強い板を使うことで,切れの良いカービングターンを実現させていました。硬い板でないと…硬い板だからこそ,雪面をグリップできたのです。しかし,回転円弧に必要なスキーのタワミも要求されましたから,スキーが充分たわむだけのスピードと,それに耐える筋力も要求されました。一般のスキーヤーが求めてもできるターンではなかったのです。その様な滑りを,その頃は「カービングターン」とは言わず「切れがあって走るスキー」と言いましたが,今のカービングターンそのものです。つまり,カービングスキーの出現以前からカービングターンはあったのです。そして最近になって,「構造力学」や「素材材料」の研究が進んで,フレックスとトーションの矛盾した性質を解決したスキー板が登場したのです。それが今の「カービングスキー」です。
 フレックスが柔らかいので,そんなにスピードを出さなくてもスキーはたわみます。しかもトーションが強いので雪面グリップは可能です。つまり,中・低速でもスキーはターンに必要なタワミを作ってくれ,しかもズレないターンができるようになったのです。しかし,このことは逆に大きな危険性も含んでいることを意味するのです。どういうことかというと,たわむけれどズレない⇒回転円弧が小さくてもズレにくい⇒身体が回転外側に投げ出される力が強くなる⇒スキーヤーの膝や腰に負担が掛かりやすい⇒スキーを支点として身体がカウンター的に転倒する危険がある…ということです。
 こういった,ある意味での危険性を含んだスキー技術は,その捉え方を誤ると大変な事になりかねません。しかし,カービングスキーがもたらす楽しみもたくさんあります。
 明日は,カービングをどう楽しんだらいいのだろうか?ということについて考えてみたいと思います。


04/21 (土)  曇り
 
気が付いたら,もう4月も20日を過ぎました。残り少ない雪をいとおしむ様にスキーヤーやボーダーが楽しんでいます。
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 さて,今日の話題は「カービングターン」について…です。
 シーズン中多くの方からカービングターンについてご質問を受けました。シーズン初めの指導員研修会でもその扱いについて注意するよう注意が促されていましたが,とくにバッジテスト受験を目指している方々には非常に惑わす言葉として「カービングターン」が受け止められたようです。
 まるでカービングターンが,これまでのスキーイングと異なった技術であるかのような印象を与えたことは非常に残念です。その責任が私も含め,スキー関係者,特に出版関係者,SAJ関係者の一部にあったと思います。その反省を込めて,今一度カービングターンとはどういうものなのか?ということを少し考えてみたいと思います。
 シーズン初めの「長野県スキー連盟主催指導員研修会」では次の様に伝達がありました。
「スキッディング」と「カービング」の違いをどこで線引きするか?というような話題について,実際の検定の場面では明確な区別を望むべきではない。「カービングターン」というのも,また「スキッディングターン」も,それを100%純然たる滑りとして演技することを望むのでは無く,混在した形で現れるものを,「カービング要素」,「スキッディング要素」という「要素」としてどう配分して滑っているか?または滑ることができるか?という視点で評価してください。
 スキッディングとカービングに明確な区別は無く,どちらの要素が強いか?という見方が正しい,ということなのです。
 明日は,これを少し深めて私の考えをお話したいと思います。(^I^)


04/20 (金)  曇り
 
みなさん,二日間のご無沙汰でした。お変わりありませんか?
 さて,白馬・八方…今朝は曇り空ですが,少し雲間から少し明るい日差しが…。きっとこれから天気が回復するのでしょう。(^I^)
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 さて,今日の話題は「感じる」です。
 二日ばかり東京へ行って来ました。上信越道,中央道を通ってのドライブでしたが,運転していて感じた事があります。それは「感じる」ということです。
 ドライブしていて感じるのはいろいろありますが,先ず周りの景色が後方に去って行くことによる「スピード感」です。そしてその速さによる「風の強弱」です。ですが今回改めて感じた事があります。それは「路面のグリップ感」です。数日前スタッドレスタイヤからラジアルタイヤに履き替えたせいもあるかもれませんが,路面をタイヤがグリップしている感じが,路面状況で本当にいろいろ変わるなぁー…と思ったのです。アスファルトの状態如何で運転席に伝わってくる振動の感じが違うのはモチロンですが,その他にそのアスファルトの表情みたいなものが伝わって来たのです。タイヤと接する,アスファルトの粒子一つ一つのコンタクト感みたいなものが…。加速している時はその粒子を手前に掻き込むように,またブレーキングしている時は向こう側に押し込むようにタイヤとコンタクトし,その質感と言うかタイヤのつぶれ具合と言うか,が伝わって来る感じがしたのです。別に私の身体が直接地面に触れているわけではなく,車のタイヤが触れているだけなので,実際にそれを私の触覚として感じる事は無いのですが…。
 実は,これと似た感覚がスキーでもあるのです。滑っている時,雪と接しているのはスキー板であり,その微妙な振動を伝えてくるのはスキーブーツです。私達は直接雪の感触を肌で感じることは無く,板と靴を通じてその感触を足裏で感じているだけです。…ですが,板と靴がまるで自分の身体の一部であるかのような錯角に陥りながらスキーをしている時があります。
 雪面や地面と直接接しているのではなく,介在する物質があるにもかかわらず,まるで自分の身体がじかに接している感覚がある…。これは用具を使いこなしている,ということの証明なのかもしれません。その位雪面や地面に集中することが,用具を生かし切るためには必要なのでしょう。スキーでも車の運転でも…。
 ドライブを通じて,「意識を集中し”感じる”」ことの大切さを教わった【TOK】でした。(^I^)

04/17 (火)  快晴
 今日も本当に見事な快晴です!。この分だと雪が溶けるのも早くて,五月連休まで雪が持つか…少し心配です。
 さて,私の個人的用事で二日ばかり白馬を留守にします。このホームページも,そういうわけで,New UP ができません…(=_=;)。ご了承ください…。
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 さて,今日の話題は「抵抗を流す…そのU」です。
 昨日もお話したように,ターンに必要な圧を雪から受けたら,いかにそれを流してやるか?が大事になります。では,流してやることでどういう効果が期待できるか考えてみたいと思います。
 
後方に流そうとする事で,サイドへの押し出し意識は確実に少なくなります。その結果,横方向成分の抵抗の来かたが少なくなり,スキーが前方向に進みやすくなります。アイスバーンでも,春のくされ雪でも,横方向への成分が少なくなるということはバランス維持の上でも歓迎されるべき事です。
 また,ズレよりも切れの感じが出ますが,切ろう切ろうとして生じる切れの感じとは幾分違います。どことなくソフトな感覚での切れなのです。ガツン!と急激なエッジングでズレを止め,前方向に進めるのとは感じがまるで違います。
 落差が充分に使われている事にこの要因があるように思います。抵抗を流し去るには,そこに止まっていてはダメです。場所を次々と変えて行く意識が必要になります。このことが結果として雪の抵抗を積極的に受け止める事につながり,自分の力でなく雪の圧でターンに必要な力を得ることになるのです。
 特に小回りでの流し去る意識とは…ナタのような力で”バシッ!”と押し切るのではなく,カッターナイフで”シュゥーッ”と引き切られる感じです。それも自ら切ろうとするのではなく,流し去る意識が結果として切れを生み,走る,ということなのです。
 積極的に落差を使い,雪の抵抗を受け止めてターンしようという【Letスキー】は,身体の内在するエネルギーを使わないだけでなく,心地よい切れと走りをももたらしてくれるようです。


04/16 (月)  快晴
 今日も本当に見事な快晴です!。ここのところ朝は本当に良い天気なのですが,午後から風が強くなり,天候も崩れる…といった傾向が続いています。
 リーゼンコースも昨日で閉鎖になりました。少し寂しいですが,今日からはゴンドラでの往復になります。
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 さて,今日の話題は「
抵抗を流す…」について…。
 このテーマは,『ヨットやウインドサーフィンでは”風上にヨットやボードが進む時,帆に受けた風をいかに後方に滑らかに流し去るか?”が大事になるが,その感覚をスキーでやったらどうなるか?』ということがキッカケでした。
 結果として『 Air Plane ターン』と『キャロットターン』という意識の滑り方になって具現化しました。ヨットやサーフィンと同じように”滑らかに滑る…”という感覚が得られるようになりました。(^I^)
 これまで私自身,特に「小回り」ではターン後半にエッジングを強くし過ぎてスキーが止まってしまうような感覚が良くありました。どうしても雪との一体感が薄れ,むりやりターンしているようで,小回りがイマイチしっくり来ない要因になっていました。ある日,スキーレッスンで上体と下肢との「ネジレ」を教えている時に,「ある目標を定め,その目標を動かない様に固定させ,それに対してスキーが進んでいくことで雪の抵抗を受け,下肢が自然にひねられる感覚を会得してもらったらどうだろう?…」というのがキッカケになり,トライアングルの先端(力点=馬の口)がターン内側の手(人参=キャロット)に向かって進む(食べに行く)というイメージを生んだのでした。
  「Air Plane ターン」も,これまで時々お話していた「ゼロ戦ターン」を元に,より積極的に空気の抵抗(雪の抵抗)を翼(スキーの前部)で受け止めるイメ-ジを持たせるために整備したものです。
 実際にスキー運動を起こさせる時には,フォームやポジションを作らせるのではなく,イメージや感覚をお伝えし,その感覚を感じ取った時に自然に現れる形としての姿勢やポジションを大事にすべきです。これは各スキーヤーが使用している用具が異なり,身体の特徴も違っていることを考えれば当然のことでもあります。「抵抗を流す…」ということについても,そのイメージが大事だと思った今シーズンでした。
 昨秋のサイパン旅行での「ウインドサーフィン体験」…良い素材に出会え,貴重な経験をさせてもらいました。
 今年はどこで素材を探そうかな?(^I^)


04/15 (日)  快晴
 今日は本当に見事な快晴です!。真っ青な青空に白馬三山の雪がまぶしく映えています。きっと昨日オフ会に参加した皆さんは春の八方尾根を十分楽しんでおられる事でしょう!(^I^)
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 さて,今日は「2001雪上オフ会」でした。お一人の方が直前にご都合が悪くなり欠席されましたので,21名の方の参加となりました。みなさんありがとうございました!(^I^)。
  9時50分にはほとんどの方が受付を済まされ,オフ会の研修テーマについて簡単な理論説明の後,雪上での研修に入りました。
 今回のテーマは主に二つでした。一つは「パワートライアングル」で,もう一つは「雪面抵抗を貯め過ぎない」ということでした。
 先ず初めに「パワートライアングル」の感覚について研修を行ないました。何度もこのホームページで解説していますが,そのポイントは”支点と力点を別けて考える”ということで,それをイメージしやすくするためにトライアングルを足に意識する,ということです。その詳細は「パワートライアングル」にUPしておきましたので参考にしてください。
 このパワートライアングルを生かすには外スキーでしっかり雪の抵抗を捕らえる意識が必要になります。そのためマジックハンドの練習も行ないました。午前中はこのパワートライアングルをいかに足裏に意識できるか?集中できるか?をメインに,黒菱で研修しました。
 昼休み1時間をはさんで,午後は「 Air Plane ターン」と「キャロットターン」の感覚を練習しました。詳細は「Carrotターン」にUPしましたのでご覧下さい。
 特に悪雪や春の雪ではエッジングだけに頼り過ぎると,足場がズレてしまうことがあります。その時はスキーの滑走面で雪の抵抗を受けるフィーリングが大事になりますが, Air Plane ターンはその感覚の習得に適しています。
 「キャロットターン」についても何度かUPしていますが,特に小回りで有効になります。今回の研修でも,急激なエッジングを意識した小回りをするひとが多かったのですが,徐々に抵抗を受けて圧を強めていく感覚を練習しました。キャロットを食べに行く,という意識は身体のネジレを作ってくれるだけでなく,そこに進んで行くという意識も生じるため斜面の落差を生かすことにもなるのです。初めはうまく掴めなかった感覚も次第に掴めるようになり,終いには皆さん全員が「スキーを止めない小回り」ができるようになりました。(^I^)
 今回のオフ会でも,「位置エネルギーを有効に使う,身体の特性を生かす,スキー用具の特徴を生かす」…の三つが大事なことをみんなで再確認しました。
 研修の終わり頃には,みぞれ交じりの雨模様になりましたが,大きな支障も無く雪上オフ会を終了しました。
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 夜は,メルツェンで懇親会を開きました。みなさんから貴重なご意見を伺うことができました。また,KokさんとMiyさんが撮影してくれた「雪上オフ会VTR」を見ながら,スキー談義にも花が咲きました。
 みなさんほんとうに楽しいオフ会,ありがとうございました! また来年お会いしましょう!(^I^)



04/14 (土)  晴れ
 昨日は「13日の金曜日」しかも「仏滅」だったとか…。私事で恐縮ですが,私の”ン十ン回目の誕生日”でした。用事で松本市に出掛けたので,本当に良い天気の下,松本城の満開の桜も楽しめましたし,美味しい昼食もいただきました。夜は皆さんに祝っていただきました。(^I^) 13日の金曜日も,仏滅も気にしなければナンテ事はない迷信ですが,気を引き締めて物事に対処する良い機会ではあります。
 …子供の頃から野球をやって来た私にとって,プロ野球は興味がありますが,それにしても昨夜のジャイアンツとベイスターズ…凄かったですね!。9回表の横浜の逆転,9回裏二死からの同点ホームラン,そして10回表絶体絶命からの無得点,そして極めつけは,私の好きな松井君のサヨナラホームラン! まるで私の誕生日を祝ってくれているようにど派手でした。野球も楽しいね!(^I^) …アンチジャアンツの方…ゴメン…(=_=;)

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 さて,今日は「2001雪上オフ会」です。
 9時50分から受付ですので,これから出掛けます。オフ会の詳しいUP,ご期待ください!(^I^)
 それでは行って来まぁ〜す! (^I^)


04/13 (金)  晴れ
 
長い間続いた晴天も,ようやく終止符…。いろいろな木々の花も,思いもかけない暖かさで開花が早まり,一部では開花予想をはるかに越える早さで咲き出し,もう散り始めたところもあるとか…。おかげで雪の溶けるのも早く,例年どおりのゲレンデ状況になってしまいました。…でも,昨日の低気圧通過で一時冬型の気圧配置となり,ちょっと肌寒い今日の気温です。
 今日は私用で松本まで出掛けます。松本城のお堀端の桜が満開!とのことですので,ついでに楽しんで来ます!(^I^)。
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 いよいよ明日14日は「2001雪上オフ会」です。
 多くの方にお申し込みいただきましたが,その内22名の方に参加していただく事になりました。昨年度は2回目で「オレンジターン」や「マジックハンド」が話題になりましたが,今年は「パワートライアングル」,「キャロットターン」…がテーマに…。
 「パワートライアングル」は,足裏感覚をどういう意識で使ったら雪面とのコンタクトをコントロールできるか?ということに関係しています。単にカービングターンだけでなく,スキッディングでも,悪雪やコブでも…応用の利く滑りを実現させてくれます。これまでの私のスキー指導の集大成,と言っても良いかもしれません。オレンジターンと違う点は「圧の強さ」,「圧の方向性」,そして「角付け意識」が同時に意識できることです。これまでの「荷重点」意識をちょっと超えた「テコ」をイメージすることで「支点があって力点がある…」という感覚でのスキーイングが可能になります。【Letスキー】を体験するにはモッテコイの意識…と言って良いと思います。
 「キャロットターン」は,ターンに必要な圧を雪から頂いたら,それを溜め込み過ぎず後方に流してやることで,より滑走性のいい,急激な圧変化の少ないターンを実現しようというものです。これにより,生涯スキーにつながる一つの意識…「自分の体重を合理的に利用した,筋パワーだけに頼らないスキー」が可能になる気がしています。位置エネルギーをターンエネルギーに換える…という単純な原則を利用するので,体力的にハンディを負っている,女性や中高年のスキーヤーには役立つのではないかと思っています。
 あすのオフ会…参加の皆さんにとって楽しい,良い会になりますよう願っています!(^I^)


04/12 (木)  曇り
 
長い間続いた晴天も,今日で一区切り模様です。五月下旬並みという気候で一気に融雪が起こり,桜のつぼみも膨らみました。4月中旬,15日頃まではリーゼンコースも下まで滑れるだろうと思っていましたが,この分だとゴンドラでの往復になる可能性も…。
  さて,この週末のオフ会…どんなふうになりますか?楽しみです!(^I^)
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 昨日は天気がいいので,取り残した On Line Ski Class ようのVTR撮影に行って来ました。
 雪の状態は4月の雪にしては良いほうで,ゲレンデも整備されており,気持ち良く撮影できました。このVTR素材がオフシーズンに役に立つ事を祈っています。(^I^)
 できるだけ見て解りやすいVTRを…ということで大げさに演技しようと思いましたが,帰ってから大きな画面で見てみると,それほど誇張されておらず,つくづく極端に滑りを変えて滑る事の難しさを感じました。レッスンでは,生徒さんに「これまでの滑りと異なる滑走感覚を会得するには,極端に演技してみることが大事です…」などと話していながら,いざ自分が大げさな演技をしようとしたら,それができていない…。恥ずかしい限りです…。(=_=;)
 それでもなんとか,皆さんにお伝えできるような素材が少し貯まりました。これから少し時間ができたら,編集をしたいと思います。

04/11 (水)  晴れ
 今日で一週間晴れの天気が続いています。昨日,一昨日と気温も高く5月下旬並みとか…。おかげで雪の溶けるのが早く一部閉鎖のスキーエリアも出て来ました。まだリーゼンコース,北尾根コースは下まで滑って下りられますが,これも時間の問題かな?。この週末まで持って欲しいのですが…。
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 昨日はスキースクールの総会でした。
 スキーを楽しむ人口が減っただけでなく,スノーボードに熱中する若者も少なくなってきて,スノースポーツ全体が沈滞化している中,各教師や役員の努力でスキースクールの活動はまずまずの成果を上げました。これもレッスンを受けてくれた皆さんや貴重なアドバイスをしてくれた皆さんのおかげです。スキースクールの一同に成り代わって御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 
 また来シーズンに向け,新しい決意でスノースポーツを愛してくれる人たちのために教師一同頑張りたいと思いますので宜しくお願い致します。

04/10 (火)  晴れ
 
昨日崩れ始めるだろうと思った天候が回復しイイ天気になりました。(^I^) でも気温は5月下旬並みの暖かさで,TシャツでOK,という感じの白馬でした。今朝も高曇り的な感じですが晴れています。
 今日はスキースクールの総会。午前中大掃除で,午後から今シーズンの総括を行う総会です。新聞によると八方尾根の冬のお客さんは,「昨年比18%減」だということですが…。スキースクールはどのような結果になったでしょうか?
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 さて,4月になるとレッスン活動が少なくなってきます。教師日記もレッスンをメインにUPしてきましたが,それもできません。昨年と同じように,今シーズンのレッスンを通じて私が感じたことを,より掘り下げて皆さんにお伝えしたいと思います。また,皆さんからのご提言やご質問にお答えする形でも進めたいと思いますので宜しくお願い致します。ご質問,ご提言などお待ちしております。
【TOK】へのMail…
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 今日のテーマは『スキー用語』について…。
 今年のスキーシーズン初めに「内足主導」という言葉が指導員研修会で論議を呼びました。今年のスキーヤーの一部には,この言葉を額面どおりに受け取り,「何が何でも,内スキー,内スキー…」と唱えている方がおられました。しかし,この内スキーを意識してターンするあまり,腰が必要以上に内側に入り,必要以上に内スキーで雪面を捕らえてしまってシェーレン状になったり,クランマーターンになってしまう人も多く出現しました。トップスキーヤーと言われる,ある技術選出場選手は次のように語っています。「私はこれまでそんなに内スキーを意識して滑ったことがありません。外スキーから外スキー…という意識が強いです。…でも,雑誌やビデオでは私の滑りを”内スキーの使い方がうまい選手!”として取り上げているので,少々戸惑っています…」。スキーの滑走フィーリングは人それぞれです。でも,その言葉がいったん「エキスパートスキーヤーの言葉」として雑誌やビデオで流れると,その影響は多大なものになります。他人に影響を及ぼす立場にある人は,言葉を正しく使い正しいイメージが伝わるようにしなければなりません。
 また「ヒネリ操作」という言葉も誤解を招きやすい表現でした。ヒネリ操作…と聞けば,大抵の人は「身体のどこかをひねる事によってターンすることなのだな…」と思います。しかし実際に雪上でヒネリをしようとしたら,雪にスキーが食い込んでしまいます。これをより激しくやれば,セフティーが働きビンディングが開放してしまいかねません。事実は「雪の抵抗を側面から受け,スキー前後差が生きて,荷重点を中心とした回転モーメントが生まれる…」ということなのです。つまり「ヒネリ操作」と言うよりは「ひねられ操作」と言う方が適切なのです。
 言葉の持つイメージはスキー操作に大きな影響を与えます。「言葉を正しく使い,正しくスキーの技術を伝えること」は,多くの人がスキーを楽しむためにも大事なことだし必要なことです。

04/09 (月)  うす曇のち晴れ
 
昨日までの天気はさすがに崩れ始めました。…でも昨日までの晴天,この週末スキーで出掛けた人は,シーズン終わりを充分に楽しめたのではないでしょうか?。かく言う私も,楽しいスキーをさせてもらいました。
 今日は私用が少し溜まっていますので,それを処理する予定…。また天気が良くなったらゲレンデで…(^I^)
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  さて,昨日は「H市スキー連盟」のプライベートレッスン,二日目でした。一昨日の基本的な考えを基に,午前中はいろいろな斜面に挑戦してみました。その中で「質の高い滑りとは?」,「演技で見せる滑りとは?」,「楽で楽しい滑りとは?」,「雪のいろんな表情を感じて滑るとは?」…というようなことを考えてみました。そして,滑りの質の高さと,楽な滑りとは必ずしも一致しないこと,他人に解りやすく見せる滑りは,時としてある意識を強調して演技する必要があること,圧をもらう意識は加える意識の時と筋肉の働きが異なり,雪面への反応がごく自然に行われやすいこと,圧を加える意識では圧をもらう意識に比べて脚がターン外側に出やすく,またスキーの走りが止まりやすくなること,を学びました。
 午後からは,新しいメンバーを加えて,パワートライアングルの習熟と,早い時期での雪面の捕らえ,について練習をしました。
 皆さんの滑りの寸評をさせていただくと…
 Naw会長:正直申し上げて,ご年齢とは結びつかない若々しいスキーをされていました。最近のカービングスキーについてはまだご経験が浅いように思いましたが,これまでの蓄積が生かされ,終盤にはカービング要素を充分に引き出したイイ滑りをされていました。(^I^)
 Nak副会長:やはり会長と同じように若々しい滑りを拝見させていただきました。外スキーでの抵抗の捉えがしっかっりできた時は,躍動感のあるスキーをされていました。(^I^) 
 Kurさん:全体的にスピード感溢れる良い滑りをされていました。時々ターン外側の捕らえがおろそかになる時がある以外は雪面抵抗をしっかり受け止める良い滑りでした。(^I^)
 Sinさん:下半身の使い方がうまく小回り系では良い滑りをされていました。ただ大回り系ではやや懐の深さが浅く感じられました。もう少し深くすることで,スキートップ部分から抵抗を受け止めることが楽になり,テコの作用がより効果的に行われる様になると思います。(^I^)
 Fur(Mr.)さん:雪面抵抗の捕らえ方がものすごくお上手だなぁーと感じました。自分から圧を加えることが少なく,位置エネルギーをターンエネルギーに変えることに卓越していました。(^I^) あとはターン後半に蓄積されたエネルギーをどうリバウンドさせるか?という圧の左右コントロールが課題だと思います。
 Fur(Mrs.)さん:女性の方としては果敢な滑りをなさる方でしたが,外スキーでの抵抗の捉えが少なく,せっかくの斜面移動も生かされませんでした。マジックハンド意識で外側の手の表情に気を付けられた時はスキーが活き活きしていました!(^I^) 小回りターンは見違えるほど良い滑りになったと思います。雲の中に突っ込むセスナ機…が効いたのでしょうか?(^I^)
 Kanさん:若さ溢れる良いスキーをされていました。時々,左右の圧変化が急激に起こるのでクロスオーバーで身体が遅れてしまうことがあります。パワートライアングルの三角形をすり合わせる意識を持ち,エネルギーのお手玉を手渡しならぬ足渡しすることで解決できるでしょう。ターン前半の捕らえは本当に良くなりました!(^I^)
 Tatさん:全般的に活き活きした良いスキーをされていました。少しづつ【Letスキー】感覚に慣れられましたが,時々落下する以上にターンを急ぎ過ぎるきらいがありますので,雪面抵抗をもう少し頂く意識があればよりダイナミックなスキーになると思います。
 Inoさん:この方も女性の方でスピード感ある滑りをされていました。全体として外スキーでの雪面の捕らえが課題のように思います。うまく外スキーで雪面を捕らえることができた時と,そうでない時では別人のように感じました。小回りも次第に「ネジレ−戻り」に習熟され良くなって来ました。(^I^)
 Satさん:半日だけのご一緒でしたが,やや外スキーへの乗り込みが少ない様に感じました。左右への圧変化が「100-0」を経由してクロスオーバーで「50-50」になる…という意識に習熟されると,さらに円熟味にある滑りになると思います。(^I^)
 Miyさん:午後から半日だけご一緒させていただきました。下半身の使い方がお上手な方で,雪の抵抗を受けるのもうまくできていました。ただターン中盤から後半で「100-0」になる時が無く「80-20」位で「50-50」のクロスオーバーに入っていっているように思いました。両脚をもう少し広げると外スキーでの捕らえがうまくできるかもしれません。
 Kobさん:半日だけのご一緒でした。滑らかな良い滑りをされていました。ただ,クロスオーバーでの圧が「50-50」でなく時々「30-30」位になり,抜重的になることがありました。ターンの始動期での捕らえがその分遅くなりますので,できればベンディング的して,圧を逃がさないようにすると次のターンの捕らえが速くなると思います。(^I^)
 ……二日間,一緒に滑らせて頂きました。みなさんそれぞれ指導の現場に立っておられる方でそれぞれのご意見をお持ちの方だと思います。…にもかかわらず,私の話を熱心に聞いていただきました。私が常日頃思っていることも話させていただきました。教本には載っていない用語も勝手に使わせていただきました。30年間に渡る教師生活で感じたことを披瀝させていただきました。少しでも皆さんのこれからのスキーライフに役立っていただければイイと思います。
 本当に楽しくレッスンさせていただきました。ありがとうございました!またお会いしましょう!(^I^)

04/08 (日)  晴れ
 
今日も昨日に引き続き4日連続のいい天気です! 子の週末は天気が崩れる予報が出ていましたが,その予報がはずれ,ニコニコ顔の【TOK】です! (^I^) 皆さんもイイスキー,してますか?
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  さて,昨日は「H市スキー連盟」のプライベートレッスンでした。シーズンを締めくくる意味でスキー技術をまとめておきたい…という意向でのレッスンでした。みなさん有資格者の方々ばかりで,しかも二日間に渡るレッスン…私自身の考えをまとめ,お話する良い機会でもありますので,良い意味での緊張感を持ちながらのレッスンとなりました。
 斜面を有効に使うこと,スキー用具の特徴を生かすこと,身体の特性を生かすこと…の三つを大きな柱として見据え,実際のスキーイングでどう生かすか?ということを一緒に考えながらのレッスンでした。。
 @スキッディングターンの基本→スキーの性能を生かす
 Aカービングターンの基本的考え方→斜面を生かす
 B雪面抵抗の効果的な生かし方と圧の方向→斜面,用具の特徴を生かす
 Cパワートライアングルターン→支点と作用点というテコを意識した滑り
 Dネジレ-戻り の力の利用→身体の特性を生かす
…ということを大回り,中回り,小回りについてそれぞれ考えてみました。
 結論的には【Doスキー】と【Letスキー】の違いを理解し,生涯スポーツに結びつくスキーイングとはどういうものか?を考えることになったと思います。
 今日は二日目,昨日の基本的な考え方を生かしていろいろな斜面に挑戦してみたいと思います。
 それでは行って来まぁーす! (^I^)

04/07 (土)  晴れ
 
今日も昨日に引き続い晴れの白馬です。この週末までリーゼンコース側のリフトもOpenしています。兎平に上がるには,9日からはゴンドラ利用になります。…でもゲレンデはまだまだいい状況です!(^I^) リフト営業が終わるのが残念ですが…。お客さんも少ないので,営業のことを考えると無理も言えません…。
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  さて,昨日は「兎平教室」の主任でした。それほど生徒さんもいなかったので,巡回を兼ねながら黒菱で滑りました。昨日はノーマルタイプのスキーを使用してのスキーイングでした。
 最近私自身カービングに乗る機会が多く,軸が幾分内倒気味な気がしていたので,それを正常に戻す意味もあってのノーマル板での滑走でした。ターン後半の雪面グリップがカービング板に比べると少し物足りないものの,ロングリズムでは安定性があり,楽に乗る事ができました。ただその分,クロスオーバーでのスキーの走り感覚,リバウンド感覚がイマイチで,「歯切れの良さ」という点ではカービングがイイなぁー…と思ったのでした。
 途中何人かの知人友人と合い,ターン前半の捕らえ意識,圧の有効な捕まえ方と逃し方,圧の方向…等について一緒に考えながらスキーを楽しみました。(^I^)

04/06 (金)  晴れ
 
今日も昨日に引き続い晴天の白馬です。昨日は第一ケルン付近が風が強かったものの黒菱から下はいい状況でした。今日もスキーが十分楽しめそうです!(^I^)。
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  さて,昨日は「楽しくスキーを!八方尾根で!」のVTR撮影でした。技術的なものでなく,スキーって楽しいな!。スキーしてみたいな!…と思っていただけるようなものを作ろう…ということで,4/3にも第一回目の撮影をしましたが,取り残しの部分を昨日行ったのでした。
 早速,粗編集をして音楽を適当に流して見てみましたが結構いけそうです。手前味噌ですが…。気楽に「フーン,スキーやボードって楽しそうだね!やってみようか?!」と言ってもらえるようなものを作ろうと思っています。素材をうまく使ってオフシーズン中に本編集を考えています。
 さて,昨日は八方尾根スキースクール,最終バッジテストでした。約40人の方が挑戦されていました。めでたく合格した人,残念ながら届かなかった人…いろいろ居られますが,これを一つの区切りとして,さらなる飛躍,挑戦を期待したいと思います。

04/05 (木)   快晴
 今朝は本当に良い天気です!。今日は楽しみのスキーをして来ようと思っています。(^I^)
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  さて,昨日,一昨日はメルツェン従業員の慰労を兼ねて小旅行へ行って来ました。
 初めは野沢でスキーをしてから日本海側に出て,お魚を食べよう…ということにしていたのですが,あいにく一昨日は雨模様…。身体を動かした後でないとお魚も美味しくない…ということで,久しぶりに「ボーリング」をし,その後温泉に浸かってのんびりしてから…ということになりました。長野市でボーリングを楽しみ,須坂市の「湯っ蔵んど」でリラックスして,日本海は富山の黒部市へ…。ここの「きときと寿し」が美味しい…ということで一昨日の晩は黒部に一泊し,たっぷりお寿しをいただいたのでした!(^I^) 白馬で生活していると,魚が恋しくなるのですが,一昨日の晩はもう結構…というほどたくさん,美味しく頂きました。
 昨日は黒部から糸魚川まで,親知らず海岸を見ながらドライブし,能生ではズワイガニを食させていただきました。ここのズワイガニは結構安く,身も絞まっていて最高の味でした!
 日本海側は雪も溶け,全くの春景色でしたが,糸魚川から白馬に戻ると一面の雪景色…。雪のある幸せがつくづく感じられ,まだまだスキーを楽しまなきゃ!と思った【TOK】でした。(^I^)

04/03 (火)   小雨
 今朝は雨模様…。今日は変わりやすい天気とか…。
 今シーズン,一生懸命私の店「メルツェン」で働いてくれたバイトの人達と小スキー旅行に出掛けます…。この雨…早くあがってくれるといいのですが…。そういうことで明日朝のUP…できませんので悪しからず…。(=_=;)
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 さて,昨日は「VTR撮影」でした。技術的なものでなく,スキーって楽しいな!。スキーしてみたいな!…と思っていただけるようなものを作って,お客さんにお見せしよう…というのがキッカケでした。技術編はいろいろありますが,スキーをしてみたい!と思わせるビデオが少ないので,手製ですが,八方のゲレンデを楽しく滑っている,コース案内も兼ねたものを作ろうということになりました。
 メインモデルはA,B,C三人の見目麗しき女性…。天気もまずまずで約50分,ビデオを回しました。
 家に帰って素材を粗編集し,夜メルツェンで流してみましたが,それを見たお客さんから,「楽しそうだねぇー…。スキーやってみたい気分になるネ」…とお世辞を言ってもらえました。じっくり編集し,音楽を付ければ,まあまあのものになるかな?と思った【TOK】でした。(^I^)

04/02 (月)   曇り
 今朝はゲレンデはしっかり見えていますが,山の稜線に風を想像させる雲がかかっています。これから風が強くならないといいのですが…。
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 さて,昨日は「バッジテストの検定員」。
 午前中は1級の巡回…。この時期に来て巡回する必要も無いくらい,各検定員の視点は同じレベルになっていますが,万一のことを考え巡回を行っています。良い条件の雪の中,各受験生はこのシーズン末の検定に合格を目指して一生懸命滑っておられました。1級は午前中の実践種目テストがカービング要素となっているのですが,何回か受験された方の中には「軸を倒すだけでは評価されない」ことを理解され,雪と一体となった滑りをされる方が多くなったような気がしました。「検定」を通じて,より合理的なスキーを理解され,楽しみの幅を広げられている方も居られるのだなぁー…と思いながら見させていただきました。
 午後は規定種目テスト。午後になっても雪の条件変わらず良い条件で受験していただきました。大回りでは必要以上にスキッディング要素を出そうとしている人が多く見られました。何事も「やり過ぎ」はいただけません。ターン後半の僅かな「ヒネリ−戻り」の力が自然に生きる程度のスキッディングでいいのですが…。またリズム変化では,いつもと同じように小回りのできていない人が多く見られました。特に2級より1級受験者にそれが多いことが気になります。身体の「”ヒネリ−戻り”の力」と「スキーをしっかりたわませてターンする」という基本ができていないので,歯切れの良いリズムが生まれないのです。カービングでも基本は基本…もう少し小回りの意図するところを考えてスキーをして欲しいと思います。
 さてさて,今日は良い天気になりそうなのでVTRでも撮ってこようかな?と思っている【TOK】です。(^I^)

04/01 (日)   曇り
 今日から四月です。巷からは花の便りが…。でも白馬はまだ雪の中…。スキーシーズンがまだ続きます。(^I^)
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 さて,昨日は「Tスキークラブ」のプライベートレッスン。クラブ員6名の方々とご一緒させていただきました。私のホームページをご覧の方がクラブに居られ,カービングターンとパワートライアングルについての話を聞きたい…ということでした。
 先ずスキッディングターンとカービングターンの違いの確認から…。サイドカーブにだけ頼った,軸を倒すだけカービングではなく,「スキーのタワミ」の重要性をお話しました。その為にはスキッディングの延長線上にカービングがあることを理解する必要があることも…。実はこのことがスキーの持つ性能を生かすことにつながり,位置エネルギーをターンエネルギーに変えることになるのです。雪のエネルギーを受け止めながら滑るには,その抵抗をどういう感覚で受け止めるのか?ということが大事になります。そこで登場するのが「パワートライアングル」です。単に圧を感じる,ということでなく,その方向や量,位置を微妙に感じ取ることがターンコントロールの上で重要になります。約1時間をかけてその意味を説明させていただきました。
 午前中は,中回りを中心に行いましたが,数人の動きが足元から起こるようになってきました。単にフォームをつくるのではなく,その形,ポジションが雪とのコンタクトで自然に生まれるのが大事なのですが,皆さんのスキーイングに次第にそれが見えてきました。
 午後は「小回り」を中心に行いました。小回りではターン前半からカービングを行うことは用具や斜面条件を選ばないと不可能です。私を含め何人かのスキー教師は,このたびの技術選で行われた「カービング小回り」の意味を評価していません。小回り,という種目をターン前半から切って滑る事に意味を感じないからです。特に一般基礎スキーでは,これを真似するスキーヤーが出始め,ノンコントロールの暴走スキーヤーがすでに出始めています。そういうことで,やはり,ターン前半はスキッディングがあり,中盤からカービングに移行する,という滑りが大事だと思います。中盤からカービング要素を引き出すには,スキーが前進する,という動きを止めてはいけません。そこで「キャロットターン」の練習を行い,一度貯めたエネルギーをスキー後方に流して滑る練習を行いました。最近「ネジレ-戻り」の力を使うことが苦手な人が多いのですが,今回も数名の方がこれができませんでした。他では良い滑りをされているだけに残念で,この「ネジレ-戻り」の練習に時間が割かれてしまいました。キャロットターンの真髄までは,時間の都合上届きませんでしたが,その一端は解説させていただきました。
 ぜひ,「パワートライアングル」のパワーを会得していただき,ターンコントロールに生かしてもらいたい,と思った【TOK】でした。