【1/31(日)晴れ】 東京Oスキークラブ プライベートレッスン 1日目
 毎年指名を頂いている「Oスキークラブ」の研修を兼ねたレッスン。このクラブは会長さん始め皆さんが大変気持ちのイイかたがたで,私も毎年楽しみにしているレッスンだ。
 今回のテーマは「バッジ検定1級」について。
 1級の受験種目5種目は,それぞれにその種目の狙いがあるので,それを学びながら「合理的なスキーとは何か?」を学ぶことにする。
 各種目に共通している大事なポイントは「雪の抵抗を受け,雪の力でターンすること」。その為に「身体」はどう対応すべきか?がテーマとなる。
 最終的には「足裏の感覚」がものを言う。ここに意識を置くことで身体が素直に理想的な反応をしてくれるのだ。
 ほとんどの方がスキー指導の有資格者なので、お伝えしたいことがスーーっと理解していただいたようだ。

【1/30(土)晴れ】
 
今日は快晴のなか,Mamiの指導。
 足裏感覚のトレーニングに終始。上体で運動を起こすクセが少なくなり,イイ感じになりそうな予感!(^I^)
 

【1/29(金)雪】
 
私のニュージーランドの友人ARRAN,のお父さんを八方尾根のゲレンデ案内。
 しかし,楽しいはずのツアーが……。
 骨折という事故に……。60歳の高齢ではあるが,本当に誰も信じられない緩斜面で転倒。筋肉が緩んでいたのか脛骨を2箇所骨折。
 これまで指導の現場でも,生徒さんにも骨折をさせた事は無かっただけにちょっと残念,反省しきり、でした。


【1/28(木)雪】 リーゼンスラローム大会 リザルト部門会議
 
今日は午前中1時間だけMamiの受験スキーに付き合い,その後はスキー教師の顔でなく,技術屋の顔。
 3月始めに行われる伝統的なスキーの大回転競技「リーゼンスラローム大会」の大会役員としての仕事。
 去年と同じ「リザルトリーダー」という役割を頂戴,どういうシステムでリザルトを出すかの打ち合せでした。

【1/27(水)曇り】 検定事前レッスン
 
1級の検定受験に必要な事前レッスン1単位のレッスン。
 5種目について一日コースでレッスンをする。1/23のレッスンと同じ内容になる。
 4人の生徒に共通していることは「外足での抵抗捕らえ不足」「雪からの抵抗受け不足」であった。

【1/26(火)曇り】 N姉妹 プライベートレッスン
 
今日はN姉妹のプライベートレッスン。
 雪からの抵抗を受ける感覚がイマイチ解らないということなのでその訓練をする。 
 実は雪の感覚を解るというのはスーパースキーヤーになるためにはぜひとも必要な足裏感覚なのだ。この感覚が研ぎ澄まされているかいないかでターンの質はグーんと違ってくる。足裏にセンサーをつけたイメージでスキーをするのだ。目をつむったり、焦点の定まらない目をしたりすると、足裏にコンセントレーションできる。今日はこの感覚を磨いてもらった。

【1/25(月)曇り】 検定事前レッスン
 
検定の為の事前講習。
 生徒は6名。うち3名がカービングスキー使用者。案の定「腰をはずしたスキー」。軸を寝せるだけでなく縦に踏むことを指導する。
 その他のポイントは1/23のレッスンと同じ。
 ほとんどの受験者が「角付け重視」の滑りをしているため「圧力調整」が急激過ぎる。これでは滑らかな円弧を描くことは不可能。
 
 午後は検定のビデオ撮り。どのような滑りがどう評価されるか,映像で検討する為の資料だ。

【1/24(日)曇り】 K市役所スキー部 プライベートレッスン 2日目
 午前中は昨日の復習。同じ1級検定でも71点の出るすべり,質の違いとは? をテーマに……。
 午後,自動車の運転のフィーリングを取り入れた,俗称「ステアリングターン」の練習。このターンは「スキーをすると言うよりスケートをする感覚に似ている」もの。「ターンする」というよりも「滑る」という感覚が強くなる。
 最初戸惑って入た人達も少しづつこのターンが解って来たようで(^I^)。私はこのターンができるようになれば「スーパースキーヤー」という感じを持っている。これが検定でどう評価されるか楽しみだが,もし試すなら面白いと思う。
 その要領を簡単に説明すると「車の四輪を足裏に重ね合わせてイメージし,ハンドルを切りつつアクセルをふかす」というものだ。右ターンなら左足の親指が四輪のうちの右前方のタイヤ。小指が左前方で,踵内側が右後方のタイヤだ。右にハンドルを切るイメージは,左足の親指を右側にほんのわずか押し付ける感じにしてアクセルをふかし,前に進むイメージを持つ。ターンが少しづつ始動し,スキーのトップが自分の行きたい方向へ進み始める。ターンを切りかえるときは,ハンドルを緩め,ニュートラル状態になったら反対側にハンドルを切って行くイメージだ。
 皆さんも機会があったら試して見て欲しい。誠に妙だがいつもと違ったターンが体験できると思う。



【1/23(土)曇り】 K市役所スキー部 プライベートレッスン 1日目
 
1級受験を希望する7人が今日の生徒さん。
 全員2級を取得しているだけあって,みなイイ滑りをする。ただ検定の狙いを確実に表現できるかといえば,間だ一歩足りない。
 検定は1級の場合「5種目」ある。それぞれの種目に求められる「ポイント」をしっかり表現できないと高得点は得られない。主な注意点は……
 パラレル大回りは「ターン前半の加圧」「ターン後半のスキーの走り」「切り替え時のスムースさ」。
 パラレル小回りは「円弧」「リズム」「スキーの走り」。
 パラレル規制は「リズム」「円弧調整」「ターンの質の一貫性」
 ステッピングは「外スキーの捕らえ」「スムースなエネルギーの移動」「躍動感」「リズム」
 総合滑降は「躍動感」「スピード」「安定性」
である。それぞれに共通しているものもあるが,その種目にのみ求められる要素のものもある。それをどう表現できるかが課題。


【1/22(金)曇り→快晴】
 
今日はMamiの受験講座
 ターン前半の滑り方がおかしい。良く見ると脚の伸ばし方がへっぴり腰的になっている。しかも,せっかくニュートラルに入っていながら,さらに谷スキーを蹴って次のターンに入っている。これでは折角ニュートラルにした意味が無い。徹底的にニュートラルから脚を伸ばしながらのターンを練習させる。これがうまく出来ないと,前半が軽くなってしまい後半のエネルギーの吸収がうまくいかなくなる。
 へっぴり腰の練習は荷重点意識をしっかり持たせることで直るはずだ。オレンジをしっかり意識することも平行して行う。
 頼むぜぇい! Mami! (^I^)
 ……夜,【メルツェン】で今日の反省をしていて気付いた。脚を伸ばすときに踵が浮いているのだ! つまり前のめり的にターンに入っている。これではターン前半にテールがずれてしまう訳だ! 納得!

【1/21(木)曇り→快晴】 
 今日はバッジ検定の日。レッスンは無しで,午後一級検定を重点的に見学する。
 検定員はHM,MM,WNの三検定員。
 昨日緩んだ雪が今日の寒さで固くなりバーンは適度なアイスバーン状態。
 多くの受験生はこの固さにエッジの利かせ方がうまく出来ていない。案の定各種目とも,合格ライン到達者が少ない。エッジを立てたり,自分の力で抑えこもうとしたり……。これでは雪からの抵抗を受けれない。効率良い雪との間の圧力が作れないのだ。これくらいのバーンの固さで切れの良いターンが出来ないようでは……1級合格は無理!
 中に極端に切れのイイ受験者が居た。が,点数は合格点に達しない。軸が異様に寝ていて腰がはずれているのだ。見るとカービングスキー使用者だ。やはり……。角だけで支えている為,この力を解放したときにスキーが横に出てしまい,腰からスキーがはずれてしまうのだ。カービングスキー使用時でも,圧を縦に加え,縦方向に開放できなければ得点は伸びない。
 で,今日の結論。ターン前半の捕らえと後半の圧力の作り方がスキーの抜けを作り出す。カービングスキーは縦に使え。


【1/18(月)】⇒【1/20(水)】
 
Day Off 休養を兼ねてお休み!
 MAMIの検定の為のレッスンは継続

【1/17(日)快晴】Dスキークラブ プライベートレッスン 三日目
 今日は快晴のイイ天気!
 昨夜降った新雪がスキーヤーを待っている! こういうときは早速新雪へ! といきたいところだが,その前にやることが……
 雪の抵抗を懐に引き込む要領を学んでからだ。プルークからターンを開始するのに三通りある。ひとつはターン外スキーに圧を掛けて行くこと。二つ目はターン外スキーをひねりを使って角付けを強めること。三つ目は,これがキーポイントだが,ターン内側の圧力を減らして行くこと。一つ目と似ているが体の動きは全く違ったものになる。一つ目は荷重点に重心が近づくか遠ざかる動きになる。ところが三つ目のはその位置関係が不変なのだ! このときの引くイメージが新雪やコブで威力を発揮することになる。
 白樺ではやる心を抑えて基本練習。11時過ぎスカイラインへ。もう新しいバーンは無いが,粗踏みの斜面はある。ここでさっきの「引くターン」を使っての特訓。雪の抵抗の受け止め方がしっかりしていて,上体が谷側を向いていて,引くコツがつかえる人はスイスイと舞い降りてくる。ここでも女性と実年組みがうまい!「力じゃないよ!スキーは!」の典型であった。
 その後兎平のコブへ。ここでも先ほどと同じ三要素がしっかりしている人はイイ滑りだ。
 午後はこれまで学んだことを実際の斜面で試すべく,パノラマから咲花,そして北尾根、黒菱と滑ったのでありました。
 みなさん! おつかれさん! (^I^)

【1/16(土)雪】Dスキークラブ プライベートレッスン 二日目
 
今日の課題は雪面コンタクトの圧力について……。
 ターンに必要な圧力の作り方に大きく分けて二つのタイプがある。ひとつは自分の力で押すこと。もうひとつは雪からの力を得ること。
 この違いが解る事が上級スキーヤーからエキスパートへの道なので,しつこいくらいに練習する。 
 午後からはショートリズム。上体の谷向きがいい加減な人が多く,角付けの切り替えの際スキーが谷を向いてくれない。これではニュートラル意識が何の役にも立たない!
 男性より、女性。若い人より少し年を召した人がイイ感じのスキーになる。どうして?
 理由は簡単。力に頼らないから!

【1/15(金)雪】Dスキークラブ プライベートレッスン 一日目
 
今日から三日間,東京のDスキークラブのプライベートレッスン。毎年この時期に指名を頂くクラブだ。
 受講生が18人と大変多く技術のレベル差も結構広い。だが,どのクラスのスキーヤーにも共通した滑走意識をテーマとして考えることで,私にとって,レッスンはそれほど苦にはならない。
 今年もスキーの基本をもう一度再確認することから始めた。
 1.荷重点をしっかり意識すること
 2.雪とスキーのコンタクト圧を意識して滑ること
 3.雪の抵抗の来る方向をしっかり意識し雪の抵抗でターンすること
の三点である。
 私のレッスンを初めて受ける人も何人か居られるので,毎回同じことだ! と思われた受講生も居られたと思うが,基本中の基本事項なので,今年もオサライしていただく。
 普段滑っているときにもこのポイントを意識していただくと,スキーがわかり本当に楽しく滑っていただけるのだが,それができないことが多い。せめてこの期間だけでももう一度確認していただきたい事項だ。
 

【1/13(水)雪】N,H,Wさん プライベートレッスン
 
今日は毎年指名レッスンを頂いているN,H,W三人組みのレッスン。
 元気一杯の実年お姉さん達だ。(^I^)
 三人共とても理にかなったスキーをされる。雪の抵抗の捕らえ方,開放の仕方がうまい。
 今日のレッスンは長い距離を滑ってもできるだけ疲れない合理的なスキーをすること,スピードが出ても恐くない自信を得ることの二点とした。
 それにはやはり荷重点をしっかり意識すること,雪とスキーのコンタクト圧がどうなっているか足裏で感じて滑ること,雪の抵抗の来る方向をしっかり意識しその方向に進んで行くことが大切なので,その3つのポイントを重点にレッスンした。
 レッスン終了の頃には本当に素直なイイ滑りになられた。
 体力がそんなに無いことが,かえって体力に任せたスキーをしない理想的な滑りにつながっているようだ。
 若い人が学ぶべき姿勢である。


【1/10(日)雪】Fスキークラブ プライベートレッスン 二日目
 
昨日の乗り込んで行く意識を推し進めたフィーリングとして「直滑降意識」をテーマとして取り上げた。
 スキーは「直滑降」に始まり「直滑降」に終わる,というものだ。
 スキースポーツは物体の落下運動,という視点に立つと落差のエネルギー,つまり位置エネルギーをどの位合理的なターンエネルギーに変えられるか?という事が最大の命題となる。スキーを操作するというのはこの命題をクリアするために存在するのであって,それ以外の何物でもない。最も少ないリスクでどのように効果的なターンができるか?ということだ。
 ターンしている時も常に「直滑降」意識を持つ事で不必要なスキー操作をしないで済むし,充実した雪とのコンタクト感も得られる。
 ただこの時に必要となる基本的な事は「雪とスキーの圧力の調整」と「進行方向の予測」である。スキーヤー自身がターンして行くであろう滑走ラインをあらかじめ予測し,その方向へスキーのトップ部分を向けて行く意識である。
 この練習をつむ事で,ここからがターンの始まり,これがターンの終わり……といった画一的なターンでは説明できない,幅の広いターン弧の自由自在な滑りが可能になる。
 足裏に「自動車のドライブイメージ」を意識する事でこの感覚が養われる。
 特にカービングスキーはこのフィーリングを掴むのに適したスキーである。
 Fスキークラブの人達は,豊富な経験と技術的な蓄積があり,私の意図したフィーリングを充分つかんで頂いたと思う。


【1/9(土)雪】Fスキークラブ プライベートレッスン 一日目
 
毎年この時期,私を指名してくれる静岡県のFスキークラブのレッスン。
 今年は5名の方⇒腰での捕らえ,を基本的なポイントとして練習。ニュートラルでは軽くしてしまうのではなく,圧を感じた中でがお見えになる。全員準指や正指の資格を持っておられる方々で,今日のテーマを「カービングスキーの扱いに付いて」という事にする。
 4名の方がピュアカーブの板で,他の1名がレギュラータイプのスキー。
 
 午前中は,ロングリズムの注意点を中心にレッスン。
 ニュートラル⇒ステアリング的なターンの始動⇒膝での捕らえの斜めの直滑降意識に重点を置いた。カービングタイプのスキーではどうしても腰を内側に入れて軸を寝せたターンをしがちでなるので,あくまで回転の始動は直滑降からの山回り意識で行う事,それに続く舵取り期でもスキーを外に放り出すのではなく,スキーに乗り込んで行きながらトップで雪の抵抗を受けて行く事。高速でターン後半圧力が増してきたら,捕らえのポイントを膝から腰に変えて行くイメージ。
 午後はショートリズム。特にターンからターンに,角から角に移行するのではなく,角から一度ニュートラル=斜めの直滑降に入ってから次のターンに入る意識を持つ事。素早い切り替えに意識が行き過ぎてスキーの置き換えにならない事。あくまでも円弧を描く事を主眼にターン前半から捕らえをして行く事。踏み込みでの捕らえがあれば角を立てる意識を強く持たなくてもカービングスキーはターンを開始してくれるので,乗り込んで行く意識を大事にする事を重点課題とした。


【1/8 (木)雪】 名木山教室 主任
 昨日から大雪注意報が出るほどの降雪が期待されたが,ここ白馬はそれほどでもなく,イイ状態。
 今日も名木山教室の主任。
 10時半に生徒と教師を送り出し,ゲレンデ見回り。
 名木山ゲレンデでメルツェンのバイトに出会う。今年のシーズン中に1級合格を目指しているというので,早速コーチする。
 形重視の滑りをしているので,まず荷重点意識を持ってもらう事にする。土踏まずにオレンジを意識しそのつぶれ具合をイメージするというものだ。二,三回滑るうちに身体全体がリラックスし,雪面コンタクトが良くなる。(^I^)
 ターン前半で伸ばしながらのオレンジ意識。中盤から後半にかけて曲げながらオレンジを踏む意識。そして角付けの切り替えの時はスキーをフラットにするニュートラル意識。この事で身体の使い方が「ストレッチング」になり,滑り全体に運動のリズムが生まれた!。
 彼女の滑りが素直なのが一番の要因だと思うが,それにしても「乾いた砂に水が沁み込むような」変化の仕方でした。
 最初の形重視の硬い滑りでなく,雪の上で泳ぐが如くリラックスしたスキーキーイングは注目に値するものでした。
 この様な変化がこれからずーーーっと続くとは思わないが,これからも気持ちの上でこの様な意識で取り組めばシーズン中に1級合格は可能だと思ったのでした。

【1/6 (水)快晴】 兎平教室 主任

【1/5 (火)晴れ 強風】 兎平教室 主任

【1/4 (月)曇り 強風】 兎平教室 主任

【1/3 (日)】 兎平教室 主任

【1/2 (土)】 兎平教室 主任

 
【1/1(金)小雪】 Dスキークラブ Sさんグループ プライベートレッスン
 昨夜遅く副校長から電話が入り,DスキークラブのSさんが指名のプライベートレッスンが入ったとの連絡で,今日は久方のスキーレッスン。(^I^)
 主任の仕事が厭なわけではないが,やっぱりどちらかといえば,レッスンの方がイイ。俺はスキー教師だもん! (^I^)
 準指導員の有資格者が三名。それと1級受験希望者が二名の計五名のレッスン。

 今日の午前中の課題は三つ。
   1. 荷重点意識をしっかり持つ。
   2. 雪の抵抗を受け止める方向「迎え角」を意識する。
   3. 雪とスキーの間の「圧力」を意識する。
 この三つはスキーの基本中の基本。これを習得する為にお馴染みの「オレンジイメージ方式」を使う。
 これは足裏にオレンジをイメージし,これを踏む意識で滑る,というもの……。
 手前ミソながら,結構効果あり! スキーが安定し体も素直な形になる。

 午後は小回りのパラレルターン。
 ほとんどの人が早く振ろうとしてターンになっていない。振る事よりも円弧を確実に描くこと,ターン前半角付けを急ぎ過ぎないこと,少なくとも上体は常にフォールラインを向くようにすること,が主なポイントでした。

 最近はカービングビングスキーを使う人が多いのですが,今日の五人の中でも三人がカービングビングスキー。軸をねせて腰がはずれ過ぎになる傾向があります。 カービングスキーを御利用の皆様,ご用心ご用心!