【TOK】のスキー教師日記  April 2006


April 2006

スキー教師【TOK】の個人的な日記です。興味のある人はどうぞご覧ください。(^I^)
ただ,このホームページは, 【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した事象についての責任は負えませんのでご了承ください。

  Ski Top    【TOK】への Mail…

 What's Today ?

04/30 ボード感覚のスキー
04/29 上達のキーワード
04/28 大輪が咲く !!!
04/27 ニュース2件
04/26 “愛”の前にブーツ
04/25 “愛”と“恋”
04/24 実のあるキャンプ
04/23 ハードトレーニング
04/22 古くて新しい技術
04/21 “愛”の論理
04/20 山回りの重要性
04/19 Canada 総括B
   【TOK】の“磨き砂”
04/18 Canada 総括A
   参加者の“磨き砂”
04/17 Canada 総括@
 それぞれの恵みに感謝
***** ↓Canada *****
04/15 Canada Day13
04/14 Canada Day12
04/13 Canada Day11
04/12 Canada Day10
04/11 Canada Day 9
04/10 Canada Day 8
04/09 Canada Day 7
04/08 Canada Day 6
04/07 Canada Day 5
04/06 Canada Day 4
04/05 Canada Day 3
04/04 Canada Day 2
04/03 Canada Day 1
***** ↑Canada *****
04/02 磨き砂
04/01 ありがとう!!!


*** これまでの日記***

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★ April  30   2006  Sunday  晴れ  (白馬)
 今日の白馬...天空の1/10くらいの青空が見えていますので,「晴れ」ですネ !!!。(^ー^)
 昨日の「みどりの日」...快晴で雪質は最高 !!!とはいきませんでしたが,この時期にしてはまずまずのスキー日和でした。(^ ^)(^I^) 皆さんはどちらでお過ごしでしょうか?
 では,今日も元気で !!!  Have a nice day !!! 
     -------------☆★☆-----------
 昨日は“Oni”さんのプライベートレッスン でした。スノーボードをされて5シーズン,昨シーズンからスキーをされ始めたとのことです。「変なクセが付く前にレッスンを受けた方がイイよ...」という周囲の方のお勧めがあってのレッスン受講でした。
 まず例によって,Before映像を撮りながら滑りを拝見しました。ボードの経験はおありのようですが,スキーの滑りとしては,スキーの性能を生かすための支点(荷重点)がまだ定まらない滑りで,足元が安定しておりませんでした。そして,スキー操作もどちらかというと“Do Ski”で,スキー板そのものを動かそうという意識がおありでした。
 そこで,“オレンジ・ターン”で支点をしっかり意識することから始めました。土踏まずにオレンジをイメージし,そのオレンジがつぶれたり戻ったり...を意識するだけですが,スキー板の動きが直ぐに安定し始めました。「スキー板そのものを動かさなくてもスキーはターンするんだ !!!」ということに気付くと,滑り方はどんどん変わり始めます。オレンジがつぶれ,ジュースが身体ににじんで来るイメージを持つと,さらに斜面移動意識が芽生え,安心して落下して行けます。「自分の身体とスキーが一緒になって,斜め方向に落ちて行けばいいんだ !!!」ということが解かれば,スノーボードと同じ感覚で滑ることができます。あとはどれだけスキー板を信じて落ちれるか?ということになります。残念ながら“Oni”さんのお使いになっている板はトーションが少ない,スキー入門用の板でした。これでは安心して斜面移動ができませんので,私が準備していた,もう少しトーションの強い板を使用していただきました。「 !!! !!!...(*_*) スキー板でこんなに安定感が増すんですネ !!!。 (*_*)ビックリです !!! 安心して身体を雪に預けられます !!!...スノーボードと同じ感覚で滑れます !!!...」というお言葉をいただきました。その後の彼女の滑りが変わって行ったのは言うまでもありません。(^ー^)
 午後は小回りに挑戦しました。“愛のターン”の基本をお話し,そのイメージを大事に滑っていただきました。一日で小回りもバッチリ !!!...というわけにはいきませんでしたが,2級合格レベル寸前...の小回り,ができるようになりました。面白かったのは,ターン後半の下肢と上半身のネジレをしっかり作る練習で,「ストックを持たないで滑りたい !!!」...というお申し出があり,それを実践した時のことです。スノーボードをやっておられたせいでしょうか,「この方がネジレが素直にできる !!!」...と言われるのです。確かにそうでした !!!。両手が自由の方がイイ !!!...と仰るとおり,ストックを無理に使おうとしないで,ノンストックで行った方が身体の素直な動きが表れました。(^ー^) ネジレ感覚が身に付いてからストックを持つ...これも小回り練習のひとつの方法だと,勉強させていただきました。
 あいにくの春のザラメ状態でのレッスンでしたが,それをものともしない素直な滑りができるようになられました。一日だけのレッスンで“フィーリングスキー”の全てが身に付いたわけではありませんが,これを基に,時々思い出しながら“スキー”を楽しまれれば,感性豊かな生涯スポーツとしてのスキーが身に付くでしょう。
 また機会がありましたらご一緒しましょう !!! ありがとうございました。(^ー^)


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★ April  29   2006  Saturday  快晴  (白馬)
 今日...みどりの日...快晴の白馬です !!!
 今日からGWが始まります。週末土日との関係で,今年は後半の5/3〜5/7がメインになりそうです。 スキー場...まだまだ雪があります。昨年よりもイイ状態で...。シーズン最後の“スキー”を楽しまれる方...思いっきり雪を味わって欲しいと思います。(^ー^)
 では皆さん,今日も元気で !!!        Have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
 昨日は Day Off でした。
 時間が少しありましたので,貯まっているレッスンビデオの編集をしました。編集していると,その時々のレッスンの模様が思い出されます。そして,レッスンが進むにつれてどんどん滑りが変わって行く人,それほど変わらない人...様々あることに気付きます。一昨日レッスンさせていただいた“Shin”さんなどは,滑りがどんどん変わられたお一人です。どうしてこのような差が出てしまうのでしょう...?こんなことを思いながらビデオを観ていました。
 そして,その理由...大きく分けて三つあるように思いました。ひとつは「集中力」,そして「イメージ力」,もうひとつは「素直さ」...この違いかな?と...。
 集中力...教師に言われたこと,あるいはアドバイスを受けたことに集中し,それだけを意識して滑ることができる人と,注意が散漫で他の雑音で気が散ってしまう人とでは,明らかに滑りの質変化の早さに違いが出てきます。ドリル練習でも,時間を掛けたから変わる...というより,どれだけ集中して行なえたか?の方が大事なようです。
 イメージ力...これも大事な要素です。豊かな発想力を持っている人ほど,アドバイスで受けたイメージを膨らませることができます。生徒さんの中には,教師のイメージ以上に発想を展開し,自分独特なイメージを創る人も居られます。こういう人は教師の言う,一を聞いて二,三...と自分自身でうまくなって行きます。感性が鋭い...と言えるかもしれません。
 素直さ...これは,言葉を換えて言えば,「自分の滑りに固執しない...」ということになるかもしれません。「教わるためにお金を払っているのだから,ひと一倍うまくなりたい !!!」...という気持ちはあるのですが,これまでの自分の滑りを捨て切れないのです。気持ちの上では確かに「言われたことを実践してみよう !!!」というお気持ちはあるのですが,「そんなことしなくても,これまで滑れて来たんだよナァー...」という,陰の声が心のどこかでつぶやいているのです。こういう方は残念ながら一度滑りをガタガタにして差し上げる他ありません。これまでの滑りを捨て去らないと,新しい滑り方が入って来ないのです。染み付いた垢...これを取り去るのは大変な作業でもあります。(=_=;) 
 さて,「教師日記で,砂に沁み込む水のようにうまくなった...とか,磨きが掛かってうまくなった...と言っているけど,ホント?...」と思われる方も居られるかもしれません。ですが,一日のレッスンでも“滑りの質”が変わる方は結構多いのです。特に“Do Ski”をやられて来た方が“Let Ski”に目覚めると,とたんにその滑りの質が変わるのです。特にシニアの方,女性の方にそれが多いのは,上に挙げた三つの理由,キーワードと無関係ではありません。
 さて,きょうから始まるゴールデンウィーク...シーズン終わりですが,滑り...変えられるカナ?(^ ^)(^I^)


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★ April  28   2006  Friday  快晴  (白馬)
 今日は快晴の白馬です !!! 気温は12〜13度くらいにまで上がるようですので,多分湿気が多い雪の状態になるでしょう。少し滑りづらいかも...。
 今日は事務仕事の【TOK】です。そして,午後...健康のため,バイクで汗をかく予定です。(^ー^)
 では皆さんも,一日元気で !!!   Have a nice day !!! 
     -------------☆★☆-----------
 昨日は“Shin”さんのプライベートレッスンでした。今年の初めにこのホームページに出会い,それ以来愛読いただいているとのことでした。(^ ^) 今回は「小回りがうまく出来ない...」ということでのレッスン受講となりました。
 初めにBefore映像を撮らせていただきながら滑りを拝見しました。大回りは,やや内倒気味でエッジを多用する滑りでしたが,なかなか切れの良い滑りで,気持ち良さそうでした。(^ ^) 中回りも外傾が少なく,軸を倒して滑る傾向の強い滑りでした。小回り...これも外向傾がほとんど無く,軸を左右にゆするようにしてスキーと身体を入れ替える要領での滑りでした。どの滑りにも共通していたのは,迎え角意識が少なく,内倒気味にエッジを立てて滑るスタイルでした。つまり,外向傾がほとんど無い滑りで,このやり方では小回りがうまく行かないのは当然...です。
 そこで先ず,下肢と上半身の間に「ネジレ」を作る...ということから始めました。上半身に対して下半身を捻って行く...という意識より,上半身を静かにキープしていて,下肢が雪の圧を受けることで回り込み,自然に「ネジレ」ができるように意識してもらいました。結局は“愛のターン”で,スキー板の“センサーポイントSP”に意識したチョコレートからの愛が,自分のハートに届く...というイメージの練習です。たまたま“Shin”さんはお子様がおられるようでしたので,「チョコレートの所にお子様の口があり,お父さんのハートにKissをしに来る...」というイメージで滑ってもらいました。お父さんが近づくのではなく,お子様の口が近づいて来る...というところがポイントです。そして,お子様からの“愛”がお父さんのハートに貯まりこんで行く...というイメージを持つことで,ネジレのエネルギーが下肢と上半身の間に貯まっていきます。結局,“センサーポイントSP”が身体の重心方向に近づいて来る...というイメージなのですが,これによって,「ネジレのエネルギー」+「脚の畳み込みによる縦のエネルギー」がしっかり蓄積されます。これで先ずターン後半のエネルギーの貯め方の要領はすんなりご理解いただけました !!! ホントに乾いた砂に水が沁み込むように...です。(^ー^)
 次は,お父さんの身体に蓄積された「“愛”のプレゼント」を,お子様に返す...という,ターン前半の要領の練習でした。ターン後半に蓄積されたエネルギーを,ターン前半でどう開放するか?ということです。先ほどの“愛”の向きが逆になり,お父さんのハートからお子様の口に“愛”が注がれて行く...というイメージになります。ターン後半の脚の畳み込みがうまくできるにつれ,これも次第にスムーズにできるようになりました。どんどん滑りが変わられましたので,さらに欲張り,ブーツの感度を上げるためのスポイラーを装着しました。脚とスキーブーツとの一体感が増し,ご自分でもビックリされるほど安定した小回りができるようになられました !!!。午前約2時間の“愛のターン”...内倒型の滑りがすっかり影をひそめ,無理のない外向傾ができるようになりました。小回りの基本的要領を会得された“Shin”さんでした !!! めでたしメデタシ...(^ー^)
 午後は中回り,大回りを練習しました。これまでのエッジを多用した「“線”での滑り」から,「“面”での滑り」への脱却を狙ってのレッスンです。これまでの積み重ねによるクゼがあり,どうしてもエッジを使ってしまうので,初めは数度の転倒を経験する羽目になってしまいました。(=_=;) 春のグサグサした雪ではエッジを使えば使うほどスキーのトップはターン外側に逃げてしまい,バランスを崩してしまうのです。線で滑ることの危険性を身に沁みて感じられたのでしょうか...その後の「地球のコアに引かれる意識」の練習に一層身が入りました。つぶやきの言葉は♪♪♪Receive...Love...Receive...Love...♪♪♪でした。もちろん「地球のコア⇔“センサーポイントSP”の愛のチョコレート⇔身体のハート」の三点を意識した“愛”のやり取りです。その結果は,もう述べるまでもありません...。見事な“面”での滑りを会得されました !!!。そして,小回りだけでなく,中回り,大回りもすっかり内倒の滑りがその姿を消したのでした。(^ー^) 
 これまでの“Shin”さんの伸び悩みの時間が長かったということでしょうか?花が咲き実がなるための土壌はできていたのに,与える肥料が違っていた...。今回,適切な肥料を与えたことで,これが一挙に解決。見事大輪が咲き,実がなった !!!...ということでしょう。良かったですネ“Shin”さん !!!。
 また機会がありましたらご一緒しましょう !!! (^ ^)(^I^)


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★ April  27   2006  Thursday  曇り  (白馬)
 今日,早朝は小雨が残っていましたが,7時過ぎから雨も上がり,薄日が射し始めました。(^ー^) 
 天気予報では今日一日「曇り」とのことですが,雨にならないだけイイかも知れません。(^ー^)
 今日は“Hakuba 47”でレッスンです。楽しんで来ます !!! (^ ^)(^I^)
 では今日も一日元気で !!!   皆さんも...Have a nice day !!! 
     -------------☆★☆-----------
 昨日は【TOK】の Day Off でした。
  レッスンが続きますと, e-mail の返事とか,レッスン中の保険の手続きとか...いろいろ事務的な仕事が貯まって来ます。昨日はその整理に追われました。追われた...といっても,スキーに関する事務仕事ですから,結構楽しみながらやっています。(^ー^)
 さて,その事務をやりながら今日は二つのニュースをお届けしたいと思います。 

@ jpSKI.com 主催の「第1回フィーリングスキーシンポジウム」が開かれます。
 【TOK】の掲示板(技術編)でもご案内いたしましたが,5月13(土)〜14(日),「かぐらスキー場」と「越後湯沢」を舞台に行なわれます。シンポジウム...というたいそうなネーミングですが,実際は「今シーズン滑ってみて,皆さんが感じた滑りのイメージを,それぞれの言葉で語り合おう...」という,シーズン収めの納会...という集いです。
 この席上,「ミニ用具講習会」について..ということで「用具の適正な使い方」...についてお話をすることになりました。昨日の「教師日記」でも書かせていただきましたが,特に「ブーツの機能性」を生かした使い方について,結構勘違いをされている方が居られるようです。皆さんに【TOK】がこれまで得た情報やデータをご紹介することが必要...ということで,これらのことも含めながら,話しをさせていただきます。
 ただ,今度開かれる「第1回フィーリングスキーシンポジウム」はjpSKI.com 会員の方でないと参加できません。会員の方で参加を希望される方は, e-mail でその由ご連絡下さい。また会員以外の方で参加を希望の方が居られましたら,会員登録をお済ませの上で,参加をお願いいたします。

Aニュージーランドからニュースが !!!
 このホームページを読んでいただいてるニュージーランドの“M.T”さんから『...コロネット20cm、リマーカブル40cmも降りました !!!』という e-mail が届きました。『こちらの言い伝えでは、木になる実が沢山なる年は雪が多い、っていうらしい。今年は異常。車を置いている所の真上が、「ななかまど」という木で、この木の実が今年は2月頃からずーっとなっていて、というより落ち続けていて、靴の裏についてわずらわしいくらい。いつもせいぜい3月か4月くらいだと思っていたけど・・・今年はなが〜い。この時期が・・・だから雪が多いというのも本当かも・・・鳥たちに冬の前に沢山餌を与える、っていう自然の法則らしい。』という e-mail でした。こちら日本も今年は残雪が多く,その上4月下旬なのに新雪が滑れたり...と,まだまだスキーシーズンなのですが,ニュージーランドももう雪が来たようです。そして大雪になりそうです。(^ー^)
 で,少し話が早いかもしれませんが,今年夏のニュージーランドツアーについて,そろそろ基本的なプランを組もうと思っています。この「教師日記」お読みの方で,「今年はニュージーランド行ってみようかな?行って見たいなァー」...という方が居られましたら,ツアーを企画する上での参考にしたいと思いますので【TOK】まで e-mail いただければ幸いです。今年はニュージーランド$,昨年に比べると安くなっているようです。日本で鍛えたスキー技術...今年はニュージーランドで試してみませんか?(^ー^)


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★ April  26   2006  Wednesday  晴れ  (白馬)
 今朝は少しだけ「春霞」が掛かっている感じです。でも白馬三山はよく見えています。昨日と違って穏やかな「晴れ」...です。昨年の同時期に比べ,はるかに残雪は多いようです。これがGWまで持続される様だとスキーヤーには朗報ですが...(^ー^)
 では今日も一日元気で !!!   皆さんも...Have a nice day !!! 
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 昨日は“Mat”さんのプライベートレッスンでした。彼は今回 Canada ツアーにご参加いただいたメンバーのおひとりですが,どうも Canada でのスキーの終わり方がイマイチしっくり来なかったようで,「このままシーズンを終えるには忍びない...スッキリした形でオフを終え,来シーズンに備えたい...」ということでの受講でした。スキー教師として, Canada で彼に満足のいくアドバイスができなかったことを反省しながらのレッスンとなりました。(=_=;)
 さて,彼が言うには,「“愛のターン”で愛を受け容れる,つまり雪からの“圧”を感じ取る...という感覚がイマイチわからない...。“キャスター・ターン”はイイ感じなのですが...」ということでした。彼の滑りは Canada でじっと拝見していましたので,その滑りのイメージは覚えています。かなりポテンシャルが高く,イイ滑りをされます。特別今の彼の滑りを直すまでも無く,このままでも“スキー”を楽しむには充分です。ですが,生涯スポーツとして,あるいはレースの世界でタイムを競う...という視点からすれば,ターン後半の圧の吸収と,それに続く次のターン前半へのエネルギーの受け渡しがもう少しスムーズになれば素晴らしい...そう感じていました。彼の滑りの特徴は,ターン前半からエッジで捉えていこうとする気持ちが強過ぎること,またターン後半圧をしっかり貯め込み,それを一気に開放してしまうことにありました。その結果,スキーの軌跡と重心の軌跡が離れて非常にリスクの大きい滑りになってしまうことです。整地ではこれでも滑れますがリスクが大きいことに変わりはありません。また一気に抜重的に圧を開放してしまうことは,ターン前半の雪面コンタクトが少なくなり,ターン後半に圧の集中が起こってしまう...という事態を招きやすく,圧変化の大きなスキー滑走になってしまいます。スキーヤーとしてのパワーがあれば何とか持ちこたえることはできますが,ロングコースを滑ったり,悪雪やコブに行くと,そのような滑り方は破綻を招きやすいのです。そこでこれを改善すべく Canada でも“愛のターン”を練習したのですが,“愛”を充分もらうことができなかったようです。(=_=;)
 さて,「ターンの最中...雪から“圧”が来ているのが感じられない...」という人の多くは,「スキーブーツの性能を生かし切れて居ない...」という人が多いことに,実は今シーズン改めて気がつきました。これはスキー指導者として生徒さんの用具をしっかり診ていない...ということもあり,その責任は大きいのですが,それだけではなく,スキーヤーの皆さんも,用具の機能性について知ろうとしない傾向があるからだと思います。
 昨日,レッスンを始める前に,このことが頭をよぎりましたので,まず彼のブーツを硬くし,雪からの圧がブーツの柔らかさに吸収され過ぎてしまわないように,スポイラーをブーツのタングの部分にセットする事から始めました。そして,彼のブーツの履き方を見ていましたら,雪の圧を感じ取るのに密接な関係にある,非常に大事な“パワーベルト”のセットの仕方が間違っていました。(=_=;) パワーベルトは第五のバックル...と言われているほどで,これをしっかりセットしないと,脚とスキーブーツとの一体感も少なくなります。正しいセットをして,ブーツの具合を試した彼いわく...「違うわァー !!!...こんなにピッタリするのものなんですか?!?!...締め過ぎたら足に血が通わないのかと思ってました...(=_=;)」。もう,これで彼の一日のレッスンは終了...。正直そう思いました。
 予想通り,これまでのスキー操作とはまるで違う滑りが出始めました。“圧”が雪から来ていることが実感でき,自分から雪に働きかける必要が無いことに目覚められたのです。(^ー^) 初めは恐る恐る...でしたが,滑る度に「“圧”をうける感覚」が磨かれて行きました。“圧”感覚に敏感になれば,あとはその圧をどう受け,どう開放していくか?という「圧調整」の要領を身に付けるだけです。この時に初めて“愛のターン”のイメージが役に立つのです。一日だけのレッスンで,全てが変わった !!!...という具合にはいきませんでしたが,中回り,大回りはこれまでの彼の滑りを一掃するような滑り方に変わりました。過度にエッジに頼る滑りが影をひそめ,脚のストロークをのびのびに使う滑りになりました。急激な圧変化をする滑りも消えて行きました。(^ー^)
 ブーツの硬さと滑りの関係に精通すること,そしてブーツのセットを正しく行なうこと...これは上級スキーヤーの必須 !!!...このことを昨日のレッスンで,またまた思わされた【TOK】でした。
 「用具は正しく使ってこそ,その真価を発揮する」...今日の格言です。(^ー^)


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★ April  25   2006  Tuesday  曇り  (白馬)
 今朝は「春霞」が掛かっているような,小雨が降っているような...どうもハッキリしない山の状況です?。天気予報では,朝の内「晴れ」,昼には「雨」...そして夕方からまた「晴れ」...とめまぐるしく変わるという予報が出ています。 スキー場の雪...どんな風に変わるんでしょうか? 楽しみではあります。(^ー^) では皆さんも...Have a nice day !!! 
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 昨日はレッスンの無い日で,久しぶりにゆっくり一日が過ごせました。
 そして,「教師日記」を書きながら,先日のキャンプで,リフト上で交わした生徒さんとの会話を思い出していました。「先生...先生の教師日記を初めて読んだ人が,“愛のターン”などという文言を目にしたら,きっとビックリするでしょうねぇー...。変なこと言ってる先生が居る...って...」。確かに私もそう思います。「ナニが“愛のターン”だ !!! スキーはガンガン攻めまくるスポーツだ !!! “愛”なんてバカ言うな !!!...」とお叱りを受けるかもしれません。ですが,私が30数年の教師生活を経て,今思うことは「生涯スポーツ」としての“スキー”を考えるならば,この“愛のターン”は指導の際のイメージとしては,その集大成に近い...ということです。
 ...で昨日, Canada からの帰りの飛行機の中で,それとなく頭に浮かんで来たことをメモしていた紙切れを,取り出し見直してみました。それは“愛”と“恋”についてです。それにはこんなことが書いてありました。(^ー^) これは私の全くの思い付きを,そのままメモしたものですので,皆さんと考えの違いはおおいに有り得ますので,そこら辺は寛容な態度でヨ・ロ・シ・ク・...(^ ^)
 “恋”しているときは...⇒相手が自分だけのものであって欲しいという感情がある。自分の気に入ったようになって欲しい...思い通りになって欲しい。相手の行動を規制しがちでおおらかに見てあげることができない。相手の行動に枠をはめたがる。情熱的である。熱しやすく冷めやすい。嫉妬心がつきもの。いつか飽きがくる。他に目が行かず,視野の狭い行動をとりがちである。相手のルックスやお金など物的な価値に左右される。物欲的で相手に条件をつける。心の満足よりは感情的満足が優先される。いつも一緒に居ないと不安。相手の行動に左右されやすい。精神的に静というよりは動。全体が見えず近視眼的になりやすい。相手がもし目の前から去っても他の人で満足できる。自分が主体。
 “愛”しているときは...⇒自分の思い通りにならなくても許せる。相手の行動を規制することは無い。相手のありのままを受け容れることができる。静かな気持ちで相手の行動を観られる。嫉妬する気持ちはない。個としての自分はいつも保持でき,相手の行動によって自分が左右されることは無い。精神的に“calm”=静かで穏やか。代役は無い。おおらかな気持ちで観ていられる。ルックスなどの物的な好みに左右されない。相手が主体。
 ...そして,このようなことを読み返しながら,“恋”は“Do Ski”的で,“愛”は“Let Ski”的だナァー...とフトそんなことを思いました。雪を“恋”して滑ると,自分の思い通りに滑りたい...という欲求が強くなるのに対して,“愛”して滑ると,相手の状況をそのまま受け容れて滑れる...という風になる。...てか?ハッハハハ......(^ー^)
 【TOK】の他愛ない余裕ある休日のひとコマでした。お付き合い...ありがとうございました。(^ ^)(^I^)


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★ April  24   2006  Monday  曇り  (白馬)
 今朝は「晴れ」の白馬です。すこし風が強いようですが...。 おかげさまで,昨日の日曜...水が浮きかげんでしたが,雨にはならずまずまずのスキー日和でした。 皆さんはどちらでお過ごしでしたか?イイ終末...送れたでしょうか?(^ー^) では今日も...Have a nice day !!! 
     -------------☆★☆-----------
 昨日は「No.39:スプリングキャンプ3日間」の三日目,最終日した。
 初日は深雪新雪,二日目は重い湿雪...そして昨日もやや表面に水が浮いた,重い湿雪の中でのレッスンでした。春特有の「ザラメ雪」はホンのわずかしか経験できませんでしたが,それに負けず劣らず...というより,さらに難しい条件下でのキャンプとなりました。何度もこの「教師日記」でお話していますが,結局行き着くところは「地球の引力に引かれるイメージを大事にする」,「角付けをできるだけ強くしないで滑る」,「ターン前半にしっかり雪面を探り,コンタクトを失わないようにする」,「ターン後半,オーバーコンタクトにならないように圧を吸収する」,「ターン最中はスキーの“たわみ”を意識する」,「雪面抵抗を受け取る方向,“迎え角”を意識する」そして,「感じて滑るクセをつける」...ということになります。以上の要件が一つひとつ独立しているわけではなく,互いに関連性のあるのもありますが,挙げた要件が,どの様な条件の斜面に行っても通用するスキーをする上で,基本的に必要な事がらだと思います。そして,いろいろなイメージや,つぶやきの言葉,呼吸法などはこれらのポイントをしっかり身につけるための方法に過ぎません。そして,意識下でこれを集中練習することで無意識下の運動として行くことが可能になるのです。ポイントをつかんだら,それが身に付くまでドリル練習的に行なう必要があるのです。集中力が勝っていれば,結構短時間でこれをクリアすることができます。これまで多くの生徒さんと接して,このことを強く思います。
 ...ということを頭に入れながら,昨日は先ず「スネで雪の圧を感じて滑る...」ということから始めました。このイメージのトレーニング...自分では時々行なっているものですが,レッスンで皆さんにお話しするのは初めてのことです。イメージとして...“愛のターン”では,地球のコアからの愛情をスキー板上のチョコレートを通して身体のハートに受け容れる...ということをお話していますが,実際にそのようなラインが在るわけではありません。単なるイメージです。ところがそのようなイメージを持って滑っている時,足のスネは確実に雪からの圧を受け止めているのです。スキーがたわみ,スキー板のトップ部分で雪の圧をもらうように斜面移動して行けば,かかとが支点となり,くるぶしが「ちょう番」のように働いて,スキーのトップ部分が身体の重心方向に近づいて来ます。するとブーツの先端も同じように雪に突き上げられますから,スネに圧を感じることになるのです。イメージではなく,実際に突き上げられる“圧”を感じるのです。多くの人はこの圧を雪からもらっている圧とは思わず,自分がひざを前に倒して圧を加えているものだと思っているのですが,それは違います。圧の方向が逆なのです。この練習...意外に効果がありました。これまで二日間いろいろなトレーニングが効いて,それがベースにあるからだと思いますが,皆さんの滑りがより活き活きとして来ました。スネで受け止める...という意識が斜面落下につながり,雪面抵抗とのマッチングがうまく行なえたからだと思います。(^ー^)
 午後は,この二日半の集大成...ということで,一昨日の悪雪斜面のリベンジ,コブ斜面,木立の中の悪雪...等など,いろいろ巡りました。これらのハード斜面を滑った後の斜面...少々荒れていてもまるできれいな整地斜面かな?と思えるほどスキーが楽に滑れました。「自分で滑っていたら,絶対あのような所には行かない !!!」...と言うほどのハード斜面...これを滑るとこのような効果もあるのですネ !!!。(^ー^) さて,今回ご参加の皆さんへのひと言コメントです...

 “Kon”さん⇒「超ハード悪雪滑走」で開眼しましたネ !!!。ホント,ご自分でもひと皮剥けた感じ...と仰っていましたが,ひと皮どころでなくふた皮は剥けたでしょう !!! ハッハハハ......(^ー^) でも気を抜くとターン前半がおろそかになるので要注意...
 “Moti”さん⇒縦の直滑降...これが効いたようですネ !!!。素直なイイ滑りをされるのですが,時々目で斜面を見てしまい,マイナス暗示を自分に掛けてしまうところがありますので,もっと自信を持って滑られたらイイですネ!。あの目をつぶって滑った時の滑りは最高でしたヨ !!! (^ー^)
 “Suz”さん⇒一段と滑りに磨きが掛かり,身体の大きさが見栄えする滑りになりました !!!。前回の「小回り特訓」の時とは比べものにならないくらいです。あの時の胸のつかえ...取れましたか? スネのスポイラー...効きましたか?あれ以降,さらに自信溢れるすべりに...。でも,圧の方向...勘違いされないように... (^ー^)
 “Oki”さん⇒前回の「野麦峠キャンプ」...あの時とは人が違うみたいに変わりました。その要因いろいろありますが,その因果関係の「因」...お忘れになりませんように !!!。お若いだけにこれからの飛躍が楽しみです。 例の5千円特別プログラム...次回また詳しく...ネ !!!。(^ー^)
 “Sato”さん⇒失礼な言い方をさせてもらいますが,とてもお歳にはみえない若々しい,そして合理的なスキーを見せていただきました !!!。身体が大きく,それをうまく伸び伸びと使っての滑りは,若いスキーヤーにも勉強になるものです。スキー教師としてのご活躍も期待しております !!! (^ー^)

 ...ということで「No.39:スプリングキャンプ3日間」...終了しました。今回のキャンプ,じつに実のあるキャンプでした。いつものキャンプが実が無い...というのではなく,参加された方々の目の色が違っていたように感じたのです。「なにが何でも上手くなるゾ !!!」...という気迫みたいなものが感じられました。その気迫に応えるには教師も気迫が必要でした。生徒さんの怪我や事故を懸念して,普通なら滑らない条件の所にもお連れしました。長い距離もあえて休まず滑り切りました。その分ハードなトレーニングになりました。三日間という日数も実のあるキャンプを行なう上で必要なことだったと思います。そして,その中から「“スキー技術”って何だろう?」...ということをじっくり考えていただけたと思います。でも,厳しいだけでなく,ビールを楽しむ時は一緒に味わわせていただきました。あのビール...美味しかったですネェー !!! (^ー^) 
 来シーズン,また機会がありましたらご一緒しましょう !!! お疲れ様でした !!!
 そしてありがとうございました。(^ ^)(^I^)


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★ April  23   2006  Sunday  曇り  (白馬)
 今朝は白馬三山が見えていますが,天気は「曇り」...。でも昨日の予報では「雨」でしたから,それよりは“スキー”...イイ条件で楽しめそうです。(^ー^)
 雪を選べば八方もまだ下まで降りられそうですが...。“Hakuba 47”は例年よりもイイ条件で最下部まで滑走可能です。この分だとゴールデンウィークもOK !!!でしょう。(^ ^)(^I^)
 では皆さんも...Have a nice day !!! 
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 昨日は「No.39:スプリングキャンプ3日間」の二日目でした。
 一昨日の降雪が斜面を真っ白く塗り替え,まるで二月のスキー場みたいな雰囲気でした。その中,先ず雪からの情報を「読み取る」意識を持って滑ることからはじめました。これは身体の感性を豊かにし,身体が自動車のサスペンションのように圧の変化に反射的に反応するようにするためのトレーニングです。「下からの圧に反応して,瞬時にそれに対応できるだけの身体的能力を,人間の身体は持っているものだろうか?」...という議論はひとまず置いておいて,結果としては,雪の情報を読み取ろうとする意識に集中できると,確実に身体の反応は違ってきます。それまでの身体の硬直が少なくなり,リラックスして,下からの圧変化に柔軟に身体が対応し始めるのです。人間の身体の「潜在能力」の素晴らしさを感じるほどです。人間の持っている五感の内の「視覚」を取り去ることにより,他の「触覚」的な能力を開花させることができます。トレーニングではあえて斜面を見ずに,遠くの景色を見ながら,足で雪を読み取りながら滑る...という意識の練習を行ないました。“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”の内の“感性”という「身体の特徴」を磨く練習です。イメージとしては「雪のデータをスキー⇒足裏⇒脚...というように感じ取り,それを身体の中にデータとして取り込む」...という練習でした。人はそれぞれいろいろな生活の経験を持っていますから,フィーリングを感じ取るためのイメージも人それぞれ違っています。そこで,できるだけ多くのイメージをお伝えし,その中から,その人に最も合ったイメージを使いこなしていただくことが大事です。“愛のターン”や“お習字ターン”などは,その一例です。昨日の午前中はその他のいろいろなイメージをお話しながらのレッスンでした。
 午後は大回りから始めましたが,雪の上に水が浮き出し,滑りの悪い雪質に変わり始めました。落ち着いて雪からの抵抗を待っておられず,自分から雪に仕掛けてしまう人も見られました。そこで,「ターンの始まりと終わり意識を変える意識を持つ」練習を行ないました。この意識の練習をすると,ほとんどの方がターン後半にチェック的な動きをしなくなります。そして自分の身体に雪の圧を取り込み,次の谷まわりターンにこのエネルギーを伝えようとします。大回り...この練習でだいぶ良くなりました。そこで,「粗踏み,しかも水の浮いた新雪湿雪」...という,雪質としては「最悪」に属する斜面でこれを試すことにしました。最初はほとんどの方がうまく行きませんでした。ターン後半に圧を吸収できないため,スキーのトップがターン外側に逃げてしまうのです。数度の練習で,だいぶ「圧を吸収する要領」が分るようになりました。この様な悪雪では意識として「アア,楽しかった !!!」という満足感ある滑りはできませんが,少しでもその要領がつかめれば,次第にバランスを崩しながらも滑り降りることができるようになります。そして,それよりイイ条件の斜面に行くと,信じられないくらいうまく滑れるのです。今回ご参加の“Kon”さんはじめ,多くの方が...この特訓で「ターン後半の圧の吸収とは何か?」...ということをつかんでいただきました。(^ー^) その後,「ターンの始まりと終わり意識」をいろいろなターン弧,あるいは斜面で試しました。「悪雪滑走」のおかげで,皆さんの滑り...確実に変わり始めました。そして昨日の最後は「ターン後半...ターン外側の小指を上げる意識で滑る」...というイメージでした。この練習はかかと支点でスキートップを身体の方に引き込む...ということを学ぶのに適しています。だいぶお疲れの皆さんでしたが,走りの質がだいぶ変わられました。(^ー^)
 昨日は実に多彩なイメージトレーニングを行ないました。一日であれだけイメージメニューをとっ替えひっ替え練習した経験はあまりありません。朝9:30から昼食一時間をはさんで3:30まで五時間ビッチリ...だいぶ中身の濃い授業ではありました !!!。
 皆さんお疲れ様 !!!。今日もやるヨ !!! ハッハハハ......(^ー^)


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★ April  22   2006  Saturday  曇り  (白馬)
 今朝は少し「雲」が掛かっている白馬です。天気予報では今日日中は「晴れ」なのですが...。これから雲が取れるのでしょうか?
 さて,昨日はシーズン中も顔負けの深雪日和でした !!!。
午後は雨模様...という予報もハズレ,上部はひざ下もあろうか...という新雪でした !!!。この時期,この様な雪で滑れたのは私も初めて !!!の経験でした。(^ー^)
 さて,今日は...? では皆さんも...Have a nice day !!! 
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 昨日から「No.39:スプリングキャンプ3日間」が始まりました。今回は5名の方の参加をいただいております。
 さて,テーマは「スプリングキャンプ」で,春の雪,特にザクザク雪やアイスバーン,コブやうねりが混在するフィールドをどう滑るか?...ということでした。ところが,朝から予想もしない「大雪」 !!!。これには正直【TOK】もビックリ(*_*)。白馬に住み着いて36年になりますが初めての経験です。これまでは,雪が降ることはあっても,湿雪でとても滑りづらい雪でした。ところが昨日の雪は2月のシーズン真っ最中かな?と見まがうほどの湿度の少ない雪...。「これじゃ,スプリングキャンプにならないかな?...」と思ったほどでした。(^ー^)
 ともかく,この様なビッグプレゼント...滑らない手は無い,とうことでウォーミングアップを兼ねながら滑ることにしました。特にスキー場上部はひざ下まである位の降雪で,粗踏み状態でした。この様な雪も実は,春雪の滑り方だけに限らず,あらゆる場面において使える「基本的な技術」で滑れば,安定して滑れることを痛感しながらの滑走でした。今回ご参加の皆さん...それぞれの特徴ある滑りを見せてくれました。そしてそれを拝見して,「“スキー”の滑り方に特殊な技術は要らないんだナァー」...ということを思いました。やはりいつも思うとおり,どのようなシチュエーションであろうと,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”をいかに活かすか?が大切だ...ということです。このところ,特にカービングターンをメインにした滑りを求めている風潮が強い,日本の基礎スキー界の流れでは,「“身体の特徴”を活かす...」ということが犠牲にされている...そう思います。今回訪れた Canada では,ほとんどカービングターンで滑っている人を見かけませんでした。私的な感想を言えば,「もうカービングだけを求める時代は終わった。あらゆるところで通用する“古くて新しい技術”の再認識が必要...」...そう思います。
 ...ということをベースにレッスンが始まりました。「古くて新しい技術」...変な言い回しですが,昔から言われてきた技術だけれど,そこには今のスキー用具に対応できる技術が新鮮な形で残っている...という意味です。そしてそれを思い出し,掘り起こして身に付けることがスキーヤーとしての幅を広げることになる...。ということで,角付けだけに頼らない滑り...,スキッディング的な要素から導き出される“スキーのたわみ”を使った滑り...,できるだけ円弧を丸くする意識の滑り...,雪からの圧と喧嘩しないで仲良くする滑り...というようなことを一日掛けて学びました。今回参加いただいた皆さんは,滑りのポテンシャルも高く,またこれまで何度かご一緒に滑ったことがある方ばかりなので,いろいろなイメージに精通されています。私の言わんとすることを次々にこなしていただきました。
 夕方4時半からミーティングを行ないましたが,その中で,「いろいろ滑っていると自分の滑り,我流に走っていることに気付くことがある。その時“フィーリングスキー”を思い出すと,アアこの感覚だったんだ !!!...と素直な滑りに返れることがある...」というようなお話をいただきました。昨日一日掛けて学び直したこと...実は“フィーリングスキー”そのものを再意識していただいた...ということだったのかもしれません。
 さて,今日は天候も良くなりそうです。「スキー技術とはナニか?」...というようなことを考えながら新雪滑走...楽しんで来ます。では行って参りまァァァーーーす !!! (^ー^)


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★ April  21   2006  Friday  雪  (白馬)
 今朝は平地でも「みぞれ」でしたが,8時過ぎ...雪に変わりました...。今日は新雪滑走が楽しめるかも !!! それにしても今年は雪に恵まれたシーズンでした !!! 神に感謝です !!!.(^ー^)
 では皆さんも...Have a nice day !!! 

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 今日は“愛のターン”の“愛”ということについてのお話しです。(^ ^)
 今シーズン,2月15日から“愛のターン”というイメージの練習が,多くの意味でスキー技術修得に役立つことを確認してきました。この詳しい解説はオフシーズンになってから“フィーリングスキー”のページに追加する形で行なうつもりです。
 ところで,この“愛のターン”というネーミングを使っておりましたら,“T.N”さんと仰る「教師日記」の読者の方から,「愛の論理」という本のプレゼントをいただきました。ありがとうございました !!!。この本... Canada への往復の時間と滞在期間中に読ませてもらったのですが,面白い記述がありました。“愛”ということの分析をいろいろな角度から行なっているのですが,この中の一節...これは“スキー”の楽しみ方でも言えることかな?と思いました。(^ー^)
 この本の中に,『...“愛”するということは,愛する相手に「価値」を見出すことであり,また対象となる相手の「価値発見の技術」を磨くことでもあります...。愛の対象は必ずしも異性や人とは限らず,あらゆる物が「相手」になり得ます...。多くの人間や物事に価値を見出す技術をレベルアップさせることにより,人間は自分を精神的に豊かにさせること,つまり成長させることができるのです...。ですから,その愛が相手に受け入れてもらえない場合でさえも,愛することそのものは自分に「人間としての精神的成長」という幸せを与えてくれます...』というような記述がありました。
 “愛のターン”は,『...地球の引力に引かれて斜面上を移動して行くと,雪からの抵抗を受けてスキーがターンし,スピード感や雪のとの一体感といった“愛情”みたいなものを感じる。この時,自分が雪に働きかけている...という感覚よりは,雪にさせてもらっている...という感覚の方が強く,大自然のエネルギーみたいなものを感じることができる...。そして人間の身体と地球の間に「互いに引かれ合っている幸せ」みたいなものが感じられる...』...というものです。人間がこの世に出現してからこれまで,一瞬一秒たりとも引力から逃れられたことはありません。“スキー”というスポーツは,まさにこの“引力”を実感できる最たるもの...と言えます。ですから私たちスキーヤーの“愛”の相手は「地球」そのもの...なのかもしれません。そして,地球から与えられている“愛”によって私たちは「人間としての精神的成長」をしているのでしょう...。
 “愛のターン”......いかに母なる大地のエネルギーを感じ,それに溶け込んでスキーができるか?という,ある意味で心を癒してくれる,ヒーリング的意味を持つ滑り方でもある...。そんなことをちょっぴり思った【TOK】でした。(^ ^)(^I^)


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★ April  20  2006  Thursday  雨  (白馬)
 今朝の白馬...雨です。明日も雨予報です。
 一日一日と雪が消えていきます。でも,木々や野の草花には必要な「雨」です。いつまでもスキーヤーの天国でいる訳にはいきません...。昨日もそんなことを思いながら,感謝する心を持って“スキー”...楽しませてもらいました。(^ー^)
 では皆さんも...Have a nice day !!! 
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 昨日は“Har”さんのプライベートレッスンでした。今シーズン二回目のご一緒です。前回は“愛のターン”を学ばれ,今回は来シーズンに向けての課題を探る...ということが目的での受講でした。
 前回“愛のターン”でそのあらましは学ばれました。そして「地球に引かれる意識」や「圧の調整」についての理解も深められましたので,今回は特別にコレといった目新しいイメージは無かったのですが,午前中は前回のレッスンの復習をメインに,できるだけ「面で滑る...」という意識と,「ターン後半にスキーを走らせる...」という意識を学んでいただきました。レッスンが進むに連れ,特に脚の使い方が非常にスムーズになって来ました。ターン前半の脚の伸び方に無理がなくなり,またターン後半の脚の畳み込まれ方もスムーズになりました。
 午後は,「ターンは山回り...」ということから始めました。山回りをできるだけ斜面上方にまで続けて行く意識を持つと,角で捉え続けたり,圧を加えたり...ということが消えていきます。逆に角が緩み,圧も軽くしようとする意識が働いてくるのです。これが実はターン後半の「圧を飲み込む...」という感覚と近いのです。この練習で彼のターン後半の圧の吸収がより一層スムーズになりました。この「ターンは山回り...」という意識をそのまま谷回りにつなげて行くと,自然に「∞ターン」になります。そしてさらに山回り部分を短時間にすると,「ターンの始まりと終わり意識のタイミングを90度変える意識を持つ...」というイメージの滑り方に近くなってきます。これら一連の練習で,前回のご理解が一層深くなられ,スキーに一層の磨きがかかりました。(^ー^) その後悪雪や,コブ斜面でこれら一連の滑りを試してみました。コブの斜面は経験の多さがモノをいいますので,いくら圧の吸収の要領を会得されても,いきなりうまく滑れた !!!」...というわけにはいきません。これから少しづつ経験を積んで欲しいと思います。
 さて,レッスンの最中に説明させていただきましたが,健康維持の意味も込めて,オフシーズンできれば毎日スクワッドを行なうようお勧めいたしました。ただこのスクワッド...少々ポイントがあります。脚を伸ばす時に息を吐くのではなく,脚をできるだけゆっくり縮め,この時に吐くのが大事なのです。それによって,ターン後半...圧の吸収の際の「脚パワー」がつくようになります。少し筋力がついたら,手にウエイトを持ったり,背中に何か錘を背負ったりしてこのスクワッドをすれば,さらにスキーに必要な筋パワーが付きます。
 では,後日お送りするレッスンビデオも参考にされ,素晴らしいオフシーズンをおおくり下さい。
 また来シーズン元気でお逢いしましょう !!! ありがとうございました。(^ ^)(^I^)


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★ April  19  2006  Wednesday  曇り  (白馬)
 今朝の白馬...曇り空です。予報では晴天のはずだったのですが,○心と春の空...?と言いますように,めまぐるしく変わります。(^ー^) 昨日の気圧配置で黄砂が凄かったみたいですが,ここ白馬も結構な量が...。さすがに雪も黄色くなり始めました...(=_=;) でも,まだまだスキー...楽しめます。 (^ー^) では皆さんも...Have a nice day !!! 
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 今回の Canada ツアー...【TOK】にとっての大きな“磨き砂”は,「スキーの楽しみ方のスタイルの違いを目の当たりにした...」ということでした。これまでも外国のスキー場に行くたびにスキースタイルの違いみたいなことを思いましたが,今回はそれを二週間にわたってじっくり考える機会が持てたことです。
 Whistler Blackcomb  での欧米人は“不安定さを克服する楽しみを享受する”あるいは,“あえて,心地良くないと思われる場所に挑む”...ということに対して,日本人の多くは,“安定性と心地良さを享受する”あるいは,“できるだけ調和やハーモニーを求める”...というような傾向にあるように思えました。
 以前,「狩猟民族」と「農耕民族」の違い...というようなテーマで書いたことがありますが,農耕民族としての日本人は,独りではできない作業が多く,その結果“和”や“協調”を尊ぶ傾向が強かったのだと思います。「結(ゆい)」といった,農作業などで互いに労力を交換し助け合ったり,田植えや刈取りなどで互いに雇ったり雇われたりする風習が残っているのはその名残でもあります。それに対し,これまで狩猟民族としての歴史が長い欧米人は,“狩り”が基本的な作業で,他人に獲られる前に自分が...というように,他人との協調よりは先ず自分が...といった“個”としての活動がメインであったと思います。他人と同じ方法で狩りをするよりは,自分独自の方法で獲物を獲る...といった気風があるようです。「スキースタイルの違いは,こういうところから来ているのかナァー...?」と思ったのでした。
 これまで長い期間にわたって培われたこの様な民族的な生活スタイルの違いが,スキーの楽しみ方,あるいはスキーライフの違いを生んでいる...そんな気がしました。日本人はスキーに「心地良さ」を求めますし,一方欧米人は「人ができないことを自分がやろう」...と,挑戦的楽しみを優先する...という傾向があるように思います。その結果,日本人は慎重な滑り方をメインにするのに対して,欧米人は自分の身体的能力表現を優先した滑りをメインにしているようです。スキー場の規則というか,レイアウトや使い方にもその姿勢は反映されていて,日本では「怪我人や事故が起こらないように...」,「決まった枠の中で,他人となるべく同じように...」ということが優先され,カナダでは「滑るならどこを滑ってもいいよ...その代わり自分の責任で...」,「自分の限界に挑戦してみたら...」というスタイルが生まれて来るわけです。このことが結局,日本人は「できるだけみんなと同じ滑り方で...自分だけが人と違って目立たないように...」という滑りの姿勢になり,欧米人は「できるだけ人と違うことを...他人のためじゃなく自分のために...」という姿勢になってしまうのかな?...と思いました。
 今回,ツアーに参加された方の中にはこの様な,日本では考えられない斜面に挑戦できる...ということが楽しみで参加された方も居られます。いろいろな条件があって,満足のいく斜面を心行くまで滑れた人も,また滑れなかった人も居ると思います。ですが,それぞれの望みが少しでもかなえられたなら嬉しいことです。“Umi”さん,“Kab”さん,そして“Ika”さんは積極的に◆◆の斜面に挑まれました。そして日本では到底考えられない“スキーの違った味”を楽しまれました。(^ー^) できれば次回は,この様な欧米人並みのタフさが要求されるスキーを,そして他人のためではなく自分のためにスキーを楽しむ...というテーマを前面に出したグループ...これを募っての Canada ツアーもアリかな?...とおもった【TOK】でした。(^ー^)
 スキー教師としての“学び”は,「“何々”...という教室で学ぶ,“何々”...という宿題から何かを学び取る」...というスタイルを通して各自の能力を開花させて差し上げる...このことの重要性を再確認したことでした。今回の Canada ツアーは,この“教室”あるいは“宿題”が Whistler や Blackcomb という場所であったし,“自己責任で挑戦可能な開かれたフィールド”でもあった...ということです。技術を押し付けるのではなく,学びのシチュエーションを考え,そこで使える技術のヒントを与えて差し上げる」...ということの大事さを学ばせていただいた【TOK】でした。
 ありがとうございました !!! (*^^)v



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★ April  18  2006  Tuesday  晴れ  (白馬)
 皆さん,おはよう !!! そしてこんにちは! 今日は久しぶりに「白馬」から Up date です。今朝の白馬...春一番に見舞われている感じです。良く言えば「春霞」...悪く言えば「黄砂現象」...でしょうか? (^ー^) この天候...今日これから晴れに向かい,明日一日晴天が続くようです。 ところで,日本もまだまだ雪が多く滑れますネ !!!。まだまだスキーシーズンです。 (^ー^) 
 では皆さんも...Have a nice day !!! 
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 昨日は東京から白馬に戻りました。そのバスの中で「教師日記」を書き, Up date させていただきました。約半月にわたる Canada 滞在中...いろいろなことを思いました。同行させていただいた皆さんはじめ,その他のいろいろな人たちにお逢いできました。「一期一会」...皆さん,これからの私のスキーレッスン活動に密接に関係していただくことになるだろう...そう思われる方々ばかりです。これが今後の jpSKI.com の活動と関連してくるか楽しみでもあります。(^ー^)
 さて,今回の Canada ツアーの
“磨き砂”...いろいろありました。参加いただいた皆さんにとってもそれなりにあったと思います。とりあえず,今日までいただいた参加メンバーからの感想ですが...。
 
『日本の某団体で取り上げられている技術論が「全く役に立たない」というか、「滑る楽しさ」が「技術・テクニック」より前面に感じられたこと、山のスケールが「スキーは楽しい」と言うことを再認識させてくれたことが収穫だったと思います...』⇒これは私も本当にそう思います。海外のスキーを経験するほどにその感を強くします。そして,子供のころには毎日感じていた「自然と遊ぶことの楽しさ」を思い出すことができるのです。“スキー”はそういった“遊び心”を満足させてくれるものであること,ドキドキワクワクさせてくれるもの...ということが原点にあるべきだと,つくづく思います。
 
『ほんとに楽しい素晴らしいスキー旅行が出来ました。重ね重ねありがとうございました。スキーに関してはMさんの言葉「産みの苦しみ」続けます...』&『師匠に潰され(?)て少々不満がたまり気味の私ですが、今シーズン中にリベンジを企んでおります.厳しく楽しいレッスンをまたお願いします.ちょっとだけ感覚を掴みかけた愛のターンに、今度は磨きをかけていきたいと思います.ぜひぜひ、ビシビシ鍛えてください...』⇒ある課題を Whistler Blackcomb でクリアしたい !!!...というお気持ちで参加された方々です。これまで習癖となっている滑り方と違ったイメージ,あるいは意識を学ぶことの困難さを実感されたようです。彼らの滑り...別に欠点があるわけでも,それでイケナイわけでもありませんが,もしターン後半...もう少し圧の吸収ができたら楽にスキーができるだろうナァー...力任せのスキーから脱却できるだろうナァー...と思ってアドバイスをさせていただきました。基本的には“愛のターン”に代表されるイメージですが,彼らより滑りの経験が少ない方のほうが,そして体力的に恵まれていない方のほうが,スンナリ“愛のターン”をご理解いただけたのです。常日頃“Do Ski”主体の滑りをされているか?それとも“Let Ski”的滑り方を意識されているか?...これが積もり積もって来るとこの様な滑りの本質的な違いになってしまい,それから抜け出すのがまことに厄介になった...そんなことを思った【TOK】でした。
 
『ウイスラーではいろいろ勉強いたしました。苦しくもあり楽しみもある合宿です。次回も参加したいと思いました。Sさんのようなすべりが出来れば...と希望します...』⇒これまで,仲間と一緒にワイワイガヤガヤ滑る機会の少なかった方からの e-mail です。何度も Whistler Blackcomb にも行かれているのですが,今回は団体旅行として,仲間とキャンプみたいな合宿形式でのツアーでしたので,その面白さに気付かれたようです。仲間との“スキー”...その面白さに触れられて良かったですネ !!!。そして,【TOK】が何よりも嬉しいのは,他の方々の滑りから,ご本人の「目標となる滑り」を発見していただいたことです。どんな素晴らしいレッスンを受けるより,自分の目標となるような応用の利く滑り,汎用性のある滑りを目の当たりにする...これこそがこのようなツアーの良いところでもあります。Sさんも,他の方の良い刺激になれてよかったですネ !!!。(^ー^)
 さて,参加いただいたメンバーだけでなく,わたし自身にとっても数々の“磨き砂”がありました。そのひとつが“愛のターン”の“愛”をじっくり考える機会に恵まれたことです。(^ー^) このことは後日の「教師日記」でお話しする...ということにさせていただきます。乞うご期待 !!!...ですぞ。(^ ^)(^I^)



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★ April  17  2006  Monday  晴れ  (東京⇒白馬)
 今...東京から白馬に向かうバスの中です。
 ウイスラー・ブラッコムの旅が終わって白馬に向かっています。約半月...自宅を留守にしました。スキーツアーも楽しかったですが,このバスに揺られての「“旅”の最終章」...これもいろいろな感慨が入り混じって,なかなかの味わいです。「いい日...旅たち」ならぬ,「いい日...旅の締めくくり」を楽しんでいます。(^ー^)
 では皆さんも...Have a nice day !!! 
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昨日,成田に戻りました。第一斑も,第二班も...おかげさまでひとりの怪我人もなく,今回の Canada ツアーを無事終了できました。
 今日(4/17)はこの日記を新宿から白馬に向かうバスの中で書いています。途中の中央道の景色...桜や萌黄がきれいです。富士山もスッキリ見えています !!!。(^ー^) この日記...白馬に着いたらすぐ Up date したいと思います。(^ー^)
 昨日16日... Japan time の午後3時半頃成田に無事着きました。そして荷物を引き取って税関を出たのが4時半過ぎ...。旅の無事を祝って握手をして皆さんとお別れでした。第二班の皆様...お疲れ様でした !!!。楽しかったですネ !!!。(^ー^)
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 さて,
『今回の Canada ツアー...「トラベルはトラブル...」...今回はどんな“磨き砂”がこのツアーで待ち受けているでしょうか? 楽しみ楽しみ !!!...では,行って参りまァァァーーーす !!! (^ ^)(^I^)』...という文を出発直前の「教師日記」に書きました。
 そして結果は...全体的に「それぞれに恵まれたスキーツアーだった(^ ^)」...ということでした。いくら緯度が高く,稚内より北に位置している Whistler Blackcomb と言っても春分を過ぎた4月...それほど恵まれた“スキー”ができるとは思っていませんでした。ところが一斑が滑ることになった Whistler Blackcomb は,現地時間4/2だけ午後からみぞれまじりの雪が降った以外は,連日「快晴」の4日間となったのでした。昨年の Canada ツアーを知っている我々にとって,この「晴れ」の連続は本当に信じ難いことでした。一斑の三日目...「初日,二日目と昨年よりはるかにいい条件だったのだから,天気...悪くても文句は言えないヨ !!!ナァー...」という私たちの気持ちに反して「快晴 !!!」...。そして四日目も同じパターン...。またさらに五日目...さすがに,「いくら天候に恵まれているといっても最終日の今日...連続四日イイ天気は無いでしょう...」という言葉を無視するようにイイ天気...。天気がイイとは言っても,日本の4月のようなグサグサ雪ではなく,午前中はアイスバーン状態...。午後になってやや気温が上がりますが,それでも上部はシーズン真っ最中のような雪でした。(^ ^)(^I^) 
 これほど一斑の人たちが晴天に恵まれてしまうと,二班の人たちの晴天確立はグッと下がってしまう...。正直...「二班の人たちにどう言おうか...」(=_=;)...という気持ちで一杯な【TOK】だったのでした。でも,でも天なる神は二班の人たちに,別のシナリオを準備していてくれたのでした。(^ー^) 一斑に天候の幸運の全てを取られてしまったかな?と思われた二班ですが,なんのなんの...初日と二日目は一斑と全く似たような天候状態...。しかも,二日目火曜日は一斑以上に天候と降雪量に恵まれ“Show Case”はモチロン,“Blackcomb Glacier”も最高の状態で新雪滑走が楽しめたのでした。そして二班の三日目と四日目も雪でした。あいにく三日目は,晴れ⇒ガス⇒降雪...がめまぐるしく繰り返す条件でしたが,それなりの“スキー”を皆さん...楽しんでおられました。四日目は吹雪模様のウイスラーでのスキーとなりましたが,これを利用して「基本練習」がみっちり行なうことができました。そして五日目...前夜の降雪が効き,Perfect  Canada  !!!で紹介しているように,天候こそスッキリとはしていませんでしたが,思いっきり新雪を楽しむことができました。特に06シーズンの終わりのこの時期に,心ゆくまで新雪滑走ができたのは何ごとにも代えがたい喜びでした。(^ー^)
 このように「一斑は晴天」に,「二班は新雪」にめぐまれたツアーとなりました。この Canada でのツアーもそうでしたが,今シーズンのいろいろなキャンプやツアーを振り返ると,その時々でその時々のテーマに合った,実にイイ条件が与えられているナァー...そんなことを思います。 jpSKI.com のキャンプ...まだいくつか残っていますが,気を抜くことなく,最善を尽くしたいと思います。
 明日は二週間ぶり...白馬からの Up date です。(^ー^)
 ではまた...(^ー^)(^ ^)(^I^)



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★ April  15  2006  Saturday  曇り  Whistler Blackcomb Day 13
 今...ウイスラー・ブラッコムtime...4/14の午後8時です。
 明日朝早くここウイスラー・ブラッコムを出ますので,その前に Up date をしたいと思います。(^ー^)
 この二週間...本当に素晴らしい毎日でした。雨まじりのみぞれの日...快晴の日...深雪に恵まれた日...アイスバーンを心ゆくまで楽しんだ日......それぞれの楽しみを味わいつくして Canada を離れます。 この様な素晴らしい日々をプログラムしてくれた天の神に感謝です !!! (^ー^)
 では皆さんも...Have a nice day !!! 
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 昨日...いつもならこの書き出しで始まるのですが,今日は「今日は...」からの書き出しです。(^ー^)
 
天候はそれほどではありませんでしたがCanada video no.5でご覧いただけます様に,今日のブラッコム...最高の新雪でした。約30センチの積雪があり,まるで日本なら一月か二月のスキーシーズン最盛期の粉雪が楽しめました !!!(^ー^)。 
 朝起きたら...下界は雨まじりのみぞれ...。どうなることかと思ってスキー場上部に向かったら,雪雪雪...の銀世界 !!!。さすがに最上部の
“Glacier Express”はCloseでしたが,それより下のコースはOpen !!!。早速踊るように新雪滑走を楽しんだメンバーでした。イースターが始まったせいでしょうか,前日に比べるとはるかに多いスキーヤーやスノーボーダーでリフトは長蛇の列ができるほど...。できるだけ空いているリフトを探しては新雪を求めて滑りまくったメンバーでした。(^ー^) その感動の模様はビデオでどうぞ !!! (^ー^)  9時過ぎから約2時間半,ビデオを撮る間もなく滑り通したみんなはさすがに12時前に休憩タイム...。約40分の休憩でまた白銀の世界に飛び出したのでした。【TOK】は皆さんのはしゃぎ過ぎを警戒して「基本練習」...などということをのたまわっていましたが,なんのその...本人がイチバン新雪滑走を楽しんでいたのではありました... !!! (^ー^)
 午後1時半...さすがの皆さんも疲れが見え始めランチタイムに...。約一時間昼食を楽しんだ後は自由滑走としました。一番若手の“Koba”ちゃん...◆の“Staircase”の超ロングのコブコースを二回もトライしたのでした。【TOK】は昨日に引き続き,“ランデブー”からVillageまで,標高差1200mをノンストップ滑走しました。そして,いまさらながらロングコースを休まないで滑る...この面白さを痛感した【TOK】でした。(^ー^) そして,モチロンVillageに着いた【TOK】はビールで乾杯 !!!でした。各メンバーも続々とVillageに到着 !!!...改めて Canada ツアーの無事終了を祝ったのでした。
 おかげさまで,いろいろなことを経験できた Canada ツアーが,雪上の行事は怪我も無く無事終了しました。日本では到底経験できない自然界そのものを味わうスキー...。この素晴らしさをまたまた思い知った皆さんでした。そして【TOK】でした。(^ー^)
 明日は朝早く,ここ想い出のウイスラー・ブラッコムを出発し,日本に向かいます。
 次回の「教師日記」 Up date は東京から Japan time 4/17の予定です。
 では Canada  Whistler Blackcomb からBye,Bye... (^ー^)(^ ^)(^I^)(*^^)v!(^^)!


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★ April  14  2006  Friday  みぞれ  Whistler Blackcomb Day 12
 今日はウイスラー・ブラッコムの街は「みぞれ交じりの雨」です。(=_=;)
 この Canada ツアー...初めての雨っぽい雪が降っています。果たして,スキー場上部はどうなっているのでしょうか?。低気圧が来ているとの情報がありましたが,それが早く通り過ぎてくれるといいのですが...。これも天の思し召し...そう思って,今日はブラッコム...楽しんで来ます。(^ー^)
 では皆さんも...Have a nice day !!! 

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昨日はウイスラーを滑って来ました。天候はまずまず...。スキー場はガスがかかって,時々小雪が舞う状態でしたが,それほど濃いガスではなく滑るには支障はありませんでした。ツアーも四日目...疲労もかなり溜まっていることもあり,昨日は基本練習をすることにしました。
 まず9時半過ぎ,“Emerald Express”リフトとゴンドラを使って,「圧の来る方向をしっかり意識する...」という練習から始めました。これが意識できれば無理やりエッジを使いすぎたり,スキーに圧を掛けていく滑り方がかなり軽減されます。次は「その圧をどう加減するか?」...ということでした。今回ご参加の3人はかなりポテンシャルの高い方ばかり...どんな斜面でも滑ることができます。ただそれが“Do Ski”的とまでは言いませんが,特にターン後半で圧を貯めこみ過ぎてしまう傾向があるのです。コブを滑るにしても,アイスバーンを滑るにしても,また悪雪を滑るにしても,このターン後半の圧の吸収ができるようになれば,身体の下半身の使い方に余裕が生まれ,さらに伸び伸びと滑ることができます。この要領を会得していただくためのひとつの方策...それは“山回り”...というインスピレーションが湧きました。(^ー^) できるだけ減速させないで深い山回りをしようとすると,自然にエッジが甘くなり,スキーが走るようになります。この時エッジを立て過ぎたり,圧を加えていたのでは「深い山回り」は」できません。そういえば,昔はよく「山回り」...練習したものだナァー...と思いながらこの練習をしました。(^ー^) この「山回り」を連続で行なうようにすると,自然に“∞ターン”になってきます。つぶやきの言葉は♪♪♪山周りィー...コア方向意識ィー...山周りィー...コア方向意識ィー...♪♪♪でした。
 12時少し前,休憩をいれ,その後場所をいろいろ変えながら,「山回り...コア...」のドリル練習を行ないました。ウイスラーにしてもブラッコムにしても,ある課題を持って滑るのに適した斜面に恵まれています。それだけ広い...ということも言えますが,手付かずの自然の斜面に恵まれている...ということです。「スキー場の“エネルギーを感じる”...というのは,この様な手付かずの斜面がいかに残されているか?」ということなのかもしれない...そんなことを思いながらドリル練習をした【TOK】でした。
 1時半...レッスンを終え,昼食です。結構気温が低く,身体が冷えた状態でしたのでホットワインで先ず体を暖め,それからゆっくり食事を楽しみました。2時半からは各自の自由行動...ということにしました。
 私は3時ちょうどにゴンドラ終点駅の“Roundhouse”から一番下の“Village”まで,ノンストップ滑走をして来ました。疲れない滑りを心がけ,ゆっくり滑走でしたが時間を計ってみたら12分30秒でした。スキー場下部はザクザク雪でしたがまだまだ滑れるかな?...そんなことを思いながらの滑走を楽しんで来ました。
 今日は Canada ツアー...最終日です。あいにく天候はイマイチですが,精一杯楽しんで来ます。
 では行って参りまァァァーーーす !!! (^ー^)


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★ April  13  2006  Thursday  曇り  Whistler Blackcomb Day 11
 今日も「曇り」のウイスラー・ブラッコムです。昨日は時おり晴れ間が出たり,雪が降ったり,ガスで覆われたり...を繰り返すめまぐるしい一日でした。
 今日は天候...どうなるんでしょうか? Canada ツアー...第二班も四日目になります。今日はウイスラーを楽しんで来ます。
 では皆さんも...Have a nice day !!! 
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 昨日はブラッコムで滑りました。
 “Ika”さんと“Koba”さんは
午前中,旅行社の「◆コースを滑る無料ガイド」に参加されました。9時過ぎ,先ず「無料ガイド」に参加する他の方やガイドの方と,みんなで一緒に“Glacier Express”まで昇りました。幸い午前中のこの時間はブラッコム上部は結構晴れ間が出ており,そして新雪も20センチ近くあって滑りやすい状態でした。お二人はガイドと一緒に◆◆の“Spanky's Ladder”方面へ...。私たち二人は“Show Case”から“Glacier Drive”を楽しみました。天候は時おりガスに覆われホワイトアウトに近い状態になることもあって,決して良い条件ではありませんでしたが,注意深く足裏に意識を集中して“Glacier Express”脇のコースを楽しみました。ところが11時近く,いきなり雪が降り始め,みるみる針葉樹も我々のウエアも真っ白に...。これでは集中力が散漫になり危険なので急遽休憩を取ることに...。この悪天候の中...“Ika”さんと“Koba”さん大丈夫だろうか?という心配をしながらのCoffeeタイムでした。...で30分もするとその雪も止みいきなり陽が射し始めました !!!。この機会を逃す手はありません。“Mura”さんと【TOK】は10センチほどの新雪を楽しんだのでした !!!。(^ ^) 
 12時半...待ち合わせ場所に行くと,“Ika”さんと“Koba”さんはすでにレストランでお待ちでした。お二人の様子を伺うと...「ワクワク,ドキドキの最高の一日 !!!」だったようです。(^ー^) 予想通り
◆◆のコースを何本か滑られたようで,少々興奮気味でした。本来「◆コースを滑る無料ガイド」はダブルの◆◆のコースには行かない様で,参加者のレベルを見て時には行くこともある...ということでした。お二人のとっては貴重な体験となったようで良かったです !!! (^ー^)
 さて,ランチの後は◆の林間コース“Bark Sandwich”や,一昨日初トライした“Nintendo Terrain Park”の“チューブコース”
などを楽しみました。
 午後2時半...みなさん少々ハードコースを滑り過ぎてお疲れモード...。そこで,一緒に滑るのは終わりにし,各自の自由行動としました。
 それにしても,ブラッコム...滑ろうと思えばかなりの距離を滑ることができます。八方のリーゼンコース並のコースが何本もあるのです。それぞれに特徴があり,うねりやコブ斜面も豊富です。そして,ここに来ると,「いちいちやすんで滑っていたらもったいない...」という気になるのです。...というわけで滑走量は日本で滑っている時よりはるかに長くなるのです。疲れるわけです...。今年【TOK】は「クルージングタイプ」の板を持って来ていますが,これが正解 !!!です。そういえば,カービングをしているスキーヤー...ほとんど見かけません。スキーヤーの楽しみ方の質が違うんでしょうか?
 さて,今日はウイスラーを楽しんで来ます !!!。ではまた !!! (^ー^)


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★ April  12  2006  Wednesday  曇り  Whistler Blackcomb Day 10
今日は「曇り」のウイスラー・ブラッコムです。昨日は最高の新雪滑走ができました !!! (^ー^)
 けさはvillageは曇りですが,上に行けば新雪があるかも...?!?! 
 今日もまたブラッコムです...楽しみ楽しみ !!! (^ー^)
 皆さんも...Have a nice day !!! 
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 昨日は最高の「新雪滑走」が楽しめました !!! (^ー^) 一斑の人たちの経験に勝るとも劣らない良い経験ができました。雪の量は前回の倍近くでしたでしょうか? 「ひざ下」とまではいきませんでしたが,抵抗感をしっかり感じ取れる雪の量でした。

 朝9時,ホテルを出て一気に“Glacier Express”で“Showcase”の大斜面まで登りました。そこにはご覧のような,真っ青の景色が広がっていました。
 あいにく“Showcase T-bar”は準備中...。そこでT-バーがOpenになるまで“Glacier Express”リフトを使って3本ほど,標高差1800mを滑り回りました。そしていよいよ T-barがOpen...。標高2400mの “Blackcomb Glacier zone”頂上へ...。同行の“Koba”さん,前回“Umi”さんが挑戦した◆◆の“Blow Hole”に臆せず入って行かれたのでした。若いってイイですネ!(^ー^) さて,私たちも負けずに新雪滑走を楽しむことに...。おかげさまで今回も延々と続く氷河上に積もった新雪滑走を楽しむことができました !!!。この模様は後刻ビデオで...。(^ー^) 前回同様,コースなりに約4.5キロ...標高1130mの“Excelerrater Chair”リフトの乗り場まで一気に滑降したのでした。その後“ランデブー”で30分の休憩を取り,今度は“7th Heaven”へ。そしてお決まりの◆◆◆の崖を目に収めてから“Showcase”⇒“7th Heaven”⇒“Showcase”と滑りまわり,ランチタイムとしました。
 昨日の昼食は午後1時過ぎ,前回も人気のあった“Crystal Hut”でした。それぞれにお目当てのメニューを楽しんだ後は“Rock'n' Roll”,またリフトで昇って“Spring Board”,そして今回は新コース“Nintendo Terrain Park”で“チューブコース”を楽しみました。この“チューブコース”...「なかなか面白い...また行きましょう !!!」ということでした。そしてvillageに滑り着いたのが午後4時...。
 みなさん !!! ホントよく滑りました。そして感動しました !!!。お疲れ様でした。(^ー^) この模様はCanada video no.4(1.8MB)でどうぞ !!!
 さて,今日もブラッコムです。では行って来ます !!! (^ ^)(^I^)


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★ April  11  2006  Tuesday  晴れ  Whistler Blackcomb Day 9
 今日は「晴れ」のウイスラー・ブラッコムです。一斑に引き続き,二班も天候には恵まれそうな予感が !!! (^ー^)
 昨日は午前中頂上付近で「晴れ間」も出,雲海の上の“スキー”が...。(^ ^) そして午後は雪も降り,まずまずの初日のスキーが楽しめました。 今日はブラッコム...楽しみ楽しみ !!! (^ー^)
 皆さんも...Have a nice day !!! 

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昨日から「第二班のウイスラー・ブラッコムスキーツアー」の雪上ツアーが始まりました。(^ー^)
 朝起きてみると,山には雲が...。一瞬,今日は天候...ダメかな?と思いましたが,それがハズレ...。(^I^) 
午前中頂上付近で「晴れ間」も出,雲海の上の“スキー”が楽しめました !!!。(^ ^) Canada video no.3(1.8MB)
 9時にウイスラーゴンドラに乗り込み,頂上駅の“Roundhouse”へ...。支度をし直して9時半頃から滑走を開始しました。初めはウォーミングアップも兼ねて,今回も試走は“Emerald Express”リフト脇のコース。そして空も明るくなり,ウイスラーピークが見え始めたので,次は標高2182mの“Whistler Peak”まで昇り,“The Saddle”を...。続いてまたピークに昇り返し今度は“Highway 86”を楽しみました。さらにまた“Roundhouse Lodge”まで昇り帰し,そこから
の“Bear Paw”を経由しゴンドラ中間駅までのロングコースを滑走...。11時半まで2時間の間に,標高差約3000mを滑り,ここで30分の休憩を“Roundhouse Lodge”で取ることにしました。
 ティータイムの後は「基本的な滑りを学びながら...」ということで,“地球のコアに引かれる意識”のトレーニングをしながらの滑走でした。この意識を持つことでターン前半の捕らえ意識が変わってきます。角付けに頼り過ぎない適度な雪面コンタクトができるようになり,スピードも制御されるようになります。できるだけ早くフォールラインからターン後半に移行したいという意識が薄れ,ターン前半を楽しんで滑ることもできるようになるのです。ゴンドラ中間駅から上部を使い,整地,急斜面,うねり,木々の中...といろいろな局面で“地球の引力に引かれる意識”の滑りを体験しました。(^ー^)
 1時半近く...“Roundhouse Lodge”でランチタイムとしました。皆さん思い思いに Canada のランチメニューを楽しまれました。
 昼食の後は,“Whistler Peak”まで昇りそこからウイスラーの長い滑降コース“Burnt Stew Trail”を体験。その後“Harmony Express”で上まで昇り返し,◆の“Back Bowl”に挑戦。そこから,“G.S”⇒“UpperFantastic“⇒”Lower Fantastic”⇒Whistlerゴンドラ下部駅...と一気に下り降りたのでした。
 ビレッジに着いて...モチロン,ホテルに帰る前にビールを楽しみましたヨ !!!。(^ー^)
 さて,今日はブラッコムです。天気もいいので,今日も楽しんで来ます。
 では行って来まァァァーーーす !!! (^ ^)(^I^)


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★ April 10  2006  Monday  曇り  Whistler Blackcomb Day 8
 今日も曇り空のウイスラー・ブラッコムです。でも少しづつ雲が薄くなり,スキー場の上空が明るくなり始めました。良い天気になることを !!!
  Canada ツアー...第二班の方々が無事お着きになりました。これからスキー三昧の五日間が始まります !!!  楽しみ楽しみ !!! (^ー^)  皆さんも...Have a nice day !!! 

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さて昨日は天候があまり良くなかったので,部屋でビデオ編集でもしようと思っていましたが,“Taka”さんの Canada 滞在最後の日で,ウイスラー・ブラッコムを一緒に滑りたい...というご希望でもあったので,ご一緒に滑ることにしました。
 午前中はブラッコム行きました。あいにく天候は良くなく,時おりガスが斜面を覆う状態でしたが,そのガスの合間を縫うようにして滑りました。流石に「八方の“達人”」の“Taka”さん...私には真似のできないエクストリームスキーを披露してくれました。斜度がきつく凹凸もあり,そしてところどころに岩のある◆◆のコースを飛び跳ねるように滑り降りて来ます。高所恐怖症の【TOK】はスタート地点にも立てません...(=_=;)
 昼チョッと前,ウイスラーのゲレンデの下部はガスが取れているようなので,そちらに移動することにしました。でも,ウイスラーも上部はガス...。“Taka”さんはこちらのスキー場も初めての経験でしたので,まず“Creakside”までのロングコースを楽しみました。その後“Roundhouse”まで上り,今度は“Village”まで,途中ジュニアレースの模様を観戦したりしながら,標高差1200mのロングランでした。
 そして少し遅い昼食...。“Taka”さんと乾杯して彼の今回のウイスラー・ブラッコムスキーを締めくくりました。...
 午後4時過ぎ...第二班の方々がホテルに着かれました。今回のメンバーは“Ika”さん,“Koba”さん,“Mura”さんの3名です。ホテルの案内,これからのスケジュールなどをお話して,部屋に落ち着かれました。もうお一人...本当は昨年もお越しいただいた“Uni”さんも来られる予定だったのですが,出発直前急用が入り,このツアーをキャンセルされたのでした...(=_=;) 残念...。
 そして7時から“Taka”さんもまじえ,これからの素晴らしいスキーに乾杯しながら夕食を楽しみました。
 今日から第二班のウイスラー・ブラッコムスキーツアーが始まります。どのようなスキーが待っているでしょうか?楽しみ楽しみ !!!
 では行って参ります !!! (^ー^)



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★ April 09  2006  Sunday  曇り  Whistler Blackcomb Day 7
 今日は曇り空のウイスラー・ブラッコムです。
 この週末...4月ですが結構多くのお客様が訪れていて,街の中はにぎやかです。多分バンクーバーや近郊の人たちが来ているのだと思います。子供さんの数も多いので,日本で言うところの「春休み」なのでしょうか...?
 さて,今日は Canada ツアー...第二班の人たちがおいでになります。良い旅とスキーが経験できますように !!! (^ー^)  皆さんも...Have a nice day !!! 

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 昨日は
「 Canada Ski Tour 第一班」の人たちが日本に向け,出発しました。朝7時半...皆さんをホテル前でお見送りしてから「教師日記」を書き,貯まっていた e-mail の返事や,いろいろな事務処理をしました。今はパソコンでいろいろな処理ができ,日本との連絡も簡単にできるので,便利です。(^ー^) 
 11時...散歩を兼ねてウイスラーの街を歩いてみることにしました。まだ春も浅いウイスラーですが,針葉樹と小川の織り成す景色は,日本のそれと違ってまた格別な味わいがあります。写真のような景色の前で10分ほど“ウイスラーの味”を楽しみました。約1時間,街の周りの景色を楽しんだ後,ウインドーショッピングを楽しみました。
 街の中を歩いていると街角でCoffeeを楽しんでいる“Taka”さんにバッタリ !!!。一緒にランチ代わりのビールを楽しんだ二人でした。(^ー^)
 午後は部屋に戻って Canada のビデオの予備編集...。
 そして7時過ぎ,たまたまこの時期,冬の激務を終えられ Canada でのスキーを楽しみに来られている野麦峠の“Mat”さんたちとご一緒しました。“Mat”さんには3月の
野麦峠3日間キャンプ」でお世話になりました。そして,「来シーズン...野麦峠でどのようなキャンプ設定ができるだろうか?...」ということについて基本的なことを話し合いました。来シーズンも良いキャンプができるといいですネ !!!。(^I^)
 ...というわけで【TOK】の休日は暮れて行きました。
 さて今日は...天候...あまり良くないので,皆さんとご一緒に滑った映像を楽しみながら,ビデオ編集でもしようと思います。(^ー^)


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★ April 08  2006  Saturday  晴れ  Whistler Blackcomb Day 6
 今日も晴れです !!!。イイ天気が続くウイスラー・ブラッコムです。...が今日は Canada ツアー第一班の人たちが日本に帰ります...(=_=;) そして明日,第二班の人たちがおいでになります。彼らにもいい“スキー”が恵まれますように !!! (^ー^)
 皆さんも...Have a nice day !!! 

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昨日は「 Canada Ski Tour 第一班」の最終日でした。本当に天気に恵まれ昨日も「晴れ」でした。あまりに好天が続き,皆さんも少々滑り過ぎで疲労がたまっているようですが,それでもウイスラー・ブラッコムの山の魅力には勝てません。いつもと同じように,朝9時ホテルを出発,ブラッコムに向かいました。たまたま“Ultimate Grip”のお仕事で当地を訪れている“Taka”さんも急遽仲間に加わり,一緒に滑ることになりました。(^ー^)
 さて,ブラッコム...昨日も午前中はカチカチのアイスバーン状態でした。この様な条件の中でのスキー...エッジを立てての滑走やターン後半でエッジングを強める滑り方では,単に疲れるだけでなく,スピードコントロールもままならず非常に危険です。ターン前半での捕らえとターン後半での圧の吸収,あるいは圧の分散が「スキークルージング」を楽しむという点では大事になります。“愛のターン”はこれにも適したイメージだと思っています。これまで四日間,楽しみながら学んできた技術を使いながら“ブラッコム氷河”や“7th Heaven”,“Springboard ”などの斜面を楽しみました。11時頃に一度休憩をはさみ,13時まで3時間半の滑走でした。
 その後,最最終日のランチをワッフルで有名な“Crystal Hut“で取ることにしました。ここのワッフルは大きくて美味しいというので人気があります。また薪で焼いたステーキも美味しいということで,みなさん互いに料理を分け合いながら,舌鼓を打ったのでした。眼下に広がる Canada の山並み,晴天下の景色を楽しみながらの楽しいランチでした。(^ー^)
 そして,14時...体力のある人は最後のブラッコムを楽しむことにしました。お疲れモードのひとは一足先にホテルへ...。【TOK】は“Exelerator Chair”を使って,標高差500mのコースを2本ほど滑りました。若い人たちはまだ少々未練気味でしたが,3時頃...無事に滑走を終えブラッコムのゴンドラ乗り場に降り着いたのでした。アー楽しかった !!! (^ー^)
 18時からはいつものようにミーティングでした。昨日は最終日ということもあり,皆さんと簡単な食事をしながらの最終ミーティングとなりました。今回のツアー...いろいろありましたが皆さんからは...
 “Ura”さん,『楽しく滑りました !!!。五日間スキーにはまりました...』。
 “Kid”さん,『朝昼晩...昨年以上に面白かったです !!! 来年は品格を上げましょう...』
 “Suz”さん,『昨年に引き続き参加できて嬉しかったです。昨年に比べて1.5ランク上達したそうで嬉しかったです。』
 “Mat”さん,『こんなに外人だらけのスキー場は初めてです。技術的に得るものはたくさんありました。が来年は体力をつけてまた来たいと思います。アフタースキーがめちゃ面白かったです !!!』
 “Umi”さん,『よく飲んでたまに滑りました !!! 先生ありがとうございました』
……というお声をいただきました !!!。
 今回のツアーの総まとめはまた後刻...。
 皆さん...一週間...楽しい旅を,そして楽しい“スキー”...本当にありがとうございました !!!。(^ ^)(^I^)

 第一班の方はたった今, Canada 時間...4/8のam7:30,ホテルを出発し,バンクーバー空港に向かいました。これから約15時間後,日本時間の4/9夕方成田に着く予定です。
 そして,第一班の方は今日夕方成田を出発, Canada 時間の明日4/9夕方ウイスラー・ブラッコムに着きます。そしてまた新しいスキーツアーの開始です。(^ー^)
 帰る人たちも,来る人たちも,イイ旅を !!! 


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★ April 07  2006  Friday  晴れ  Whistler Blackcomb Day 5
 今日も天気に恵まれました !!!。薄い雲が少しありますが「晴れ」のウイスラー・ブラッコムです。 (^ー^) 今回の Canada ツアー第一般...本当にイイ天候に恵まれています。今日もブラッコムに行く予定です。 では,皆さんも...Have a nice day !!! 
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  とり合えず今日のビデオ...お楽しみ下さい !!!
 昨日は“ Blackcomb ”を楽しみました。前日緩んだ雪が夜の間にかたまり,かなりハードなアイスバーン状態となりました。この様な雪ではいくらスキーの性能が良くなり,トーションが効いて雪面ホールドが良いといっても,ターン前半の雪面の捕らえがいい加減だと後半斜面下方に流されてしまいます。スピードコントロールができない状態で落下してしまうと衝突などの危険があります。ターン前半での雪面を探るように捕らえる練習から始めました。“愛のターン”の愛情を地球のコア方向に探って行く,あるいはハートに貯まっているエネルギーを地球にお返しして行く...というイメージでの滑走です。そしてターン中盤からは,地球のコアからのエネルギーを身体のハートに吸収し貯め込んで行くイメージで滑ります。このことで圧の吸収が起こり,ターン後半でのオーバーコンタクトが避けられます。アイスバーンでの滑り方のひとつの基本的な滑りと言えます。
 今日は“Kid”さんに私のスポイラーをお貸しして,雪面からの抵抗をより敏感に感じていただくことにしました。スポイラーをつけてひと滑りしたとたん,お顔が笑顔に !!!。「雪からの抵抗を受けるってこういうことだったのか?!?!」...というお言葉が聞かれました。約2時間のブラッコム滑走後,今度は“Ura”さんに同じスポイラー効果を試していただきました。“Ura”さんも,やや不安定だった前後のポジションがピシッと決まり始め,ターン前半の安定性が増しました。そして,ターン前半が大きくできることで,この局面での下半身のリラックスが生まれ,より疲労の少ないターンができるようになられました。
 昨日はアイスバーンでの滑り方をメインに,∞ターンや地球のコアに引かれるイメージの練習をしながら,ブラッコムを滑り回りました。午後2時...ランチを終えて自由時間としました。
 今日はツアー最終日となります。ブラッコムで思いっきり滑って来たいと思います。
 では行って来まァァァーーーす !!! (^ー^)


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★ April 06  2006  Thursday  晴れ  Whistler Blackcomb Day 4
今日も,晴れのウイスラー・ブラッコムです。 Canada は4/2から夏時間になり,そのおかげで朝7時半でも太陽の位置が低く,ウイスラー山には陽が射しません。少し雲がありますが,今日もイイ天気で始まりました。 昨日はウイスラーで一日楽しみました。今日はブラッコムに行く予定です。
 では,皆さんも...Have a nice day !!!
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  昨日は本当にイイ天気になりました !!!。昨年の Canada より天候には恵まれています。その分「新雪滑降」の機会は少ないですが...。(^ー^)
 そういうことで昨日は快晴のウイスラーを堪能しました。朝9時にゴンドラに乗り,滑り始めたのが9;30。それから11時半まで2時間ビッチリ“The Saddle”,“Highway 86”,“Bear Paw”,“Old Crow”...標高差が約2000mと滑り込みました。ウイスラーは朝の内斜面に陽が当たらない場所が多く,ほとんどがアイスバーン状態の斜面でしたので,皆さんもだいぶお疲れ気味...。休憩を取ることにしました。(^ー^)
 30分の休憩後は,約1時間半,前日のミーティングで話した「ターンの始まりと終わり意識の変化」...を雪上で試すことにしました。この意識を持つことで,スキーがフォールラインを向いた時に適当なポジションを取ることができるので,ターンがより安定することを経験してもらいました。ウイスラースキー場の中で最もポピューラーなコースに設置されている“Emerald Express”(標高差425m)というリフトを使ってのレッスンでした。1時10分過ぎ,ランチタイムとしました。
 昼食後は自由時間としました。若い人たちは“Harmony Express”(標高差524m)を使って急斜面コブへの挑戦です。私もお供しましたが,流石に急斜面コブ,なかなか滑りがいがあります。でも日本のコブと違ってモーグラーコブではないので,楽しいのです。でも,それでも【TOK】には相当こたえます...1本お相手をしただけで満足なのでした。(^ー^)
 昨日も一日滑りまわって滑り終えたのが午後4時過ぎでした。そしてモチロン...ホテルへ戻る前にバーでビールを楽しんだのでした。ああ,楽しかった !!!
 さて,今日は四日目...。どんな一日が待っているのでしょうか?楽しみ楽しみ !!!
 では行って参りまァァァーーーす。(^ ^)(^I^)


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★ April 05  2006  Wednesday  晴れ  Whistler Blackcomb Day 3
 今日は,晴れの良い天気です。昨日は,朝の内雲が広がっていたウイスラー・ブラッコムでしたがいい天気になり,素晴らしいスキーが楽しめました。その模様はビデオで...。(^ー^)
 今日は昨日以上にイイ天気になりそうです。しっかり楽しんでまいります !!!。
 では,皆さんも...Have a nice day !!! 
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  昨日は朝の内雲が広がり,天気予報では「雨」...。でも,その予報はしっかり訂正されることになりました !!!。素晴らしい雲海上の新雪滑走が楽しめたのです。その模様は...ビデオに少しだけ収めましたのでご覧下さい。(^ー^)
 昨日は午前中旅行社の「半日無料ガイド」の日でした。昨年と同じガイド“Hashi”さんの案内でブラッコムに出かけました。集合場所に集まるとガイドが,「今日は雲の上の滑走となりますヨ !!! そんなに深い雪ではありませんが,新雪滑走が楽しめます !!!」と...。予想通り,素晴らしい雲海上の“スキー”となりました。標高1800m以上のエリアは雲が抜けていて青空が広がっていました。そして10センチほどの新雪が !!!...。参加された皆さんから歓声が聞かれたのは言うまでもありません。(^ー^) “7th Heaven”から“Crystal Traverse”に出,それから“Showcase T-bar”で昇って,標高2400mの “Blackcomb Glacier zone”頂上へ...。そしてここから延々と続く氷河上に積もった新雪滑走を楽しむことになりました !!!。みなさんもう眼前の景色に,そして新雪の感触に感動一杯 !!!...といった感じでした。さすがウイスラー・ブラッコム暦の長い“Umi”さん...◆◆の“Blow Hole”を颯爽と滑り降りたのでした。(^ ^) 私たちはその横に広がる大きな斜面をじっくり味わいながら...。そしてその後約2キロにわたる氷河上のスキー滑走を楽しみました。それからコースなりに約4.5キロ...標高1130mの“Excelerrater Chair”リフトの乗り場まで一気に滑降したのでした。標高差1270m,滑走距離約7キロのコースを堪能しました。(^ ^) 時刻は12時...休憩を取りながら昼食としました。
 午後は約一時間,一昨日のミーティングで解説した“愛のターン”のトレーニングをしました。別にこのターンでなければ滑れない...ということは無いのですが,この滑りができると,雪面コンタクトが適度になり疲労度は確実に少なくなります。つまりロング滑走に適した滑り方...というわけです。このトレーニングで,私のレッスンを初めて経験する“Ura”さんのターン前半が変わって来ました。そして圧変化の少ない,滑らかなスキー操作になり始めました。(^ー^) 他のメンバーの内“Kid”さん“Suz”さんの滑りは以前から滑らかでしたが,一層それに磨きがかかりました。見ていても自信溢れるスキー操作になられました。“Mat”さんは大回りの前半が変わり始め,スキーの軌跡と重心の軌跡が離れ過ぎなくなりました。また“Umi”さんは,コブの滑り方が無理のないよりスムーズな滑りになりました。(^ー^)
 午後2時...自由時間とし,それぞれの滑りたいところを滑っていただくことにしました。若い皆さんは“7th Heaven”の大斜面に...。それなりにお年を召した方はそれなりに...。各自が思い思いのシュプールをブラッコムの斜面に描いたのでした。
 今日は三日目...晴れの天気です。ウイスラーで楽しんで来ます !!! 
 では行って来まァァァーーーす !!!。(^ー^)


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★ April 04  2006  Tuesday  曇り  Whistler Blackcomb Day 2
 
特報 !!! ビデオ お楽しみ下さい !!!
 今日は, 曇り空の ウイスラー・ブラッコムです。昨日と違ってスキー場には雲が掛かっていて斜面をはっきり見る事はできません。...でも,これはこれで与えられた条件...この条件なりの“スキー”...楽しみたいと思います。(^ー^)
 今日は,旅行社のサービス...「半日ゲレンデガイド」でブラッコムに行って来ます !!! (^ー^)
 では,皆さんも...
   Have a nice day !!!
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 昨日はウイスラー・ブラッコムに行って来ました !!! (^ー^)
 カラッとした晴天...とはいきませんでしたが,周りの山並みはしっかり見え,午前中は周囲の景色を充分に楽しめる状態でした。その中,結局午前はウイスラー,午後はブラッコムを楽しむことになりました。
 先ずホテルを8:45に出発,途中旅行会社の現地事務所によって予約してあったリフト券を受け取り,早速ウイスラーのゴンドラ駅へ...。今年は昨年と違って「イースター」とかち合っていないためか,お客様の数も空くなく,スムーズにゴンドラに乗れました。標高1850mの“Roundhouse Lodge”に着いたのが9時10分。そこで滑走前の準備をし,早速滑走開始です。先ず最初の試走は“Emerald Express”リフト脇のコース。ここはバーンも堅く,グルーミングもしっかりしていてウォーミングアップのコースとしては最高でした。その後,参加メンバー“Ura”さんのリードで
の“Bear Paw”を経由しゴンドラ中間駅までのロングコースを滑走。このコース...結構バーンが締まっていて堅かったのですが,スキーヤーの数も少なく,ロングランを楽しめました。さらに“Umi”さんのリードで標高2182mの“Whistler Peak”まで昇り周りの景色を堪能。そして,昨年は行けなかった“Highway 86”から“Franz's”を経由して“Creakside”までのロングコースを制覇。途中一部グルーミング無しのコースもあり,かなりハードな滑走となりました。(^ー^) ロングコースをいきなり2本...みなさんも少々飛ばしすぎかな?...ということで,11時...“Roundhouse Lodge”まで昇り帰しティータイムとしました。
 約30分の休憩後,また“Whistler Peak”まで昇り,今度は“Harmony Ride”から“Sidewinder”⇒“UpperFantastic“⇒”Lower Fantastic”⇒Whistlerゴンドラ下部駅...と一気に下りました。12時20分...流石にロングラン3本に少々堪えながら,そして満足しながらの昼食となりました。もちろんほとんどのメンバーがビールで乾杯 !!!でした。(^ー^)
 午後は今度はブラッコムへ...。少々スキー場上部に雲が出てきましたが,一気に標高2137mの“Glacier Peak”まで昇り,そこから滑走を始めました。雪質は粉雪で最高 !!!でした。コース名はいちいち覚えていられないほど,いろいろな所を滑りました。そして,ホテルに帰ってきたのが午後4時過ぎ...。少々滑り過ぎでした !!! (^ー^) でも満足でした。今年は昨年と違ってカービング度の少ないスキー板を持参して正解 !!!...そんなことを思った【TOK】でした。(^ー^)
 よる6時からは一日を振り返ってミーティングでした。ロングコースを滑る時の留意点や,明日からの予定について打ち合わせをしました。それにしても1日の滑走量...これまでの私の記録を破ったのは確実...そんなことを思いました。
 さて,今日はブラッコムです。朝早くは曇っていた天気も少し回復してきたようです。では行って来まァァァーーーす !!!


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★ April 03  2006  Monday  曇り  Whistler Blackcomb Day 1
 今日は, Canada ウイスラー・ブラッコムから Up date です。
 今朝の当地は少し青空が覗いていますが曇り空...。でもこれから晴れそうなきがします。
 今日はウイスラーに行く予定です。イイ日になる予感が !!! (^ー^)
 では,皆さんも...   Have a nice day !!! 

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4/2...成田からバンクーバー,ウイスラー・ブラッコムへの旅でした。
 今回のキャンプご参加のみなさん,時間より早めの集合で3時半にはチェックインが終了しました。そしてかんたんなミーティングの後,出発まで自由行動でした。(^ ^)
 飛行機は,成田の天候不順と,機体の整備に時間が掛かり,予定より2時間くらい遅れての出発となりました。そしてバンクーバーに着いたのが当地時間の11時半...。手続きを終えてウイスラー・ブラッコムに向かうバスに乗り込んだのが,午後1時頃でした。途中バンクーバー市内で1時間ほど自由時間があり,目的地のホテルに着いたのが午後5時を回った頃でした。みなさん適当にビールなど,エネルギーを補給しながらの旅でそれぞれに楽しんでおられました。(^ー^)
 ホテルのチェックインを終わり,明日からのリフト券の手配などを終えてから,ホテルの一室でミーティングとなりました。これからのキャンプのスケジュールについての話や,昨年のビデオを見ながら,話に花が咲きました。9時過ぎ,おなかも空いたので近くのバーにみんなで出かけ,簡単な食事をしました。
 10時過ぎ,明日からの“スキー”を楽しみにベッドに入ったのでした。
 さて,今日はこれからウイスラーに行って来ます。その模様はまた,帰って来てから... !!!.
 では行って参ります !!!。(^ー^)


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★ April 02  2006  Sunday  小雨 (白馬)
 今日は,日曜なのですが,あいにく「小雨」が降っている白馬です。(=_=;) この雨,明日まで続くようですが,こういう日でもそれなりに“スキー”...楽しめます。要は“気”の問題...そんなことを思います。
 さて,【TOK】は今日から Canada に出掛けます。現地から Up date する予定ですが,もし不可能な時はお許しを !!! では行って参りまァーーーす !!!(^ー^)
. 皆さんも  Have a nice day !!! 

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 昨日は,
Canada Tour で二週間自宅を留守にしますので,その間のいろいろな雑務を済ませました。最近はパソコンでいろいろできますので便利ですが,それでも白馬で済ませておかなければならないことがあります。でも,これも Canada での楽しみを思えば苦にはなりません。
 そうそう,“苦”といえば...近頃あまりものごとを「苦しい...」と思わなくなりました。...というのは“スキー”でいろいろな所を滑っていると,自分の思い通りというか,期待通りに滑れないことは良くあることです。以前はこういう時,思い通り滑れなくて気が滅入ってしまうことが良くありました。ところが,昨日のトップページにも書いたように,これら「自分の思い通り行かないこと」は,「さらに自分を磨きなさい...」という“磨き砂”を与えられているのだ...と思えるようになったのです。問題集,あるいは課題...と言ってもいいかもしれません。「これらによって磨かれ,あるいは問題を解き,さらなる高みに昇りなさい...」という天啓なのだと思えば,これらのシチュエーションに飛び込むことになんのためらいも感じません。むしろ進んでそのようなシチュエーションに飛び込む意欲が出てきます。特に“スキー”でオフピステを滑っていると,この様な“磨き砂”...いたる所でお目にかかります。そして,これをクリアし,より満足いく滑りのポイントはどこにあるのか?ということを探す作業...これがまた大きな楽しみにもなるのです。(^ー^) 
 そして,“スキー”でのこの様な「思考クセ」は,スキー以外の生活の場面々々でも発揮されるようになりました。「苦を楽しむ...」という言葉がありますが,その感じがわかる気がしてきたのです。人生の“磨き砂”として,私たちの前にはいろいろな“問題集”が準備されています。これを前向きに,むしろ喜んで味わおう...そんな気持ちになれるのです。(^ー^)
 さて,今日から Canada ツアーが始まります。私がよく言う言葉...「トラベルはトラブル...」。今回はどんな“磨き砂”がこのツアーで待ち受けているでしょうか? 楽しみ楽しみ !!!
 では,行って参りまァァァーーーす !!! (^ ^)(^I^)


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★ April 01  2006  Saturday  晴れ (白馬)
 今朝は「晴れ」の白馬です。...ですがこの天気も今日一杯...。明日は雨予報が出ています。でも,きょうの土曜日が晴れただけでも喜ばなくては...ネ !!!。(^ー^)
 さて,きょうから四月...世はまさに「春」です。いくら黄砂が少なく,二月のようだ...と言っても,春です。ザラメ状の雪が多くなります。でも,このザラメ...スキーの素晴らしい“磨き砂”なのですヨ !!! (^ー^)  今日も  Have a nice day !!! 

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 緊急連絡 !!!...【TOK】の e-mail “tok@jpski.com”は「スパムメール撃退設定」をしておりましたが,そのメールボックスが満杯になり,3月28日21:17 〜 4月1日08:32 まで受け付け不能となっておりました。もしその間に“tok@jpski.com”あてに e-mail を送られた方は再送をお願いいたします。ご迷惑をお掛けいたしますが,よろしくお願いいたします。(=_=;)
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 昨日は Canada Tour の準備でレッスンはオ・ヤ・ス・ミ…でした。

 旅の支度...私は好きです。...というのは,一つひとつリストアップした品物を揃えながら,その品物に思い入れを感じるのが好きだから...です。持って行くこの「モノ」...現地でどう使われるのだろうか?そして,どのような活躍をしてくれるのだろうか?...そんなことを思いながら一つひとつ,揃えていくのが好きなのです。
 さて,そのような準備をしながら思いました。「今シーズンはいろいろな所で滑らせてもらったナァー...。いろんな旅を経験させてもらったなぁー...」と...。“ASAMA2000”から始まり,現地白馬の“Hakuba 47”,“五竜とおみ”,“岩岳”,“八方尾根”,“栂池”...そして“大屋”,“志賀高原”,“ニセコ”,“野麦峠”,“ARAI”...全国各地10箇所のスキー場で滑る機会がありました。そして数えてみたら...今シーズンのレッスン,106日となりました。思えば体調も崩さず,怪我もせず,よく努めて来れたなぁーと思います。これもひとえに皆さんのフォローのおかげと,心から感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます !!! (^I^) ...というわけで,今シーズンはいろいろなスキー場を巡りながらレッスンをさせていただいております。
 そして今,つくづく思うのは,“スキー”に対する見方の変化です。昨年までとは全く違った視点から“スキー”を観ている自分に気がつきます。「スキーに行くのは“旅”であり,スキーエリアの“エネルギーを感じること”なのだ...」という感慨が湧いております。スキーは“旅”...ということについては,12/03  2004の「教師日記」にも書きましたが,いつもとは異なる景色を見,食べ物を味わい,出逢いを楽しむ...これが素晴らしいことです。またスキー場の“エネルギー”については,その場所々々の持つ独特の雰囲気が感じられます。かつて,ステンマルクが,「今,これから滑る雪質はこれまで一度も経験したことの無い雪だ...」と滑り出す前につぶやいたということを聞いたことがありますが,あれだけ多くのスキー場を訪れ,数限りなく雪の上に立ったステンマルクでさえ,その度に「...違う雪」を感じていたというのです。これと同じように,スキー場が違うと,その地形々々の持つエネルギーみたいなものが違っているのが感じられます。同じように見えても斜面のアンジュレーションが違っていたり,太陽の光線の当たり具合が違っていたり,周りの木々の生え方が異なっていたり,風の通り方が一様でなかったり...そのスキー場のかもし出す雰囲気はそれぞれに深い味わいがあるのです。すると“スキー”の楽しみ方みたいなものも違って来ます。「雪を蹴散らして滑る...」,「技術を駆使して滑る...」...という感覚から「味わって滑る...」という感覚に変わってくるのです。あまり技術に関係なく“雪山が楽しめる”のです。いつも生徒さんに言われます...「一番楽しんでいるのは【TOK】先生 !!!」。その通りかもしれません。いや,その通りです !!!。
 明日からはまた Canada のウイスラー・ブラッコムが始まります。そして,また Canada 独特のエネルギーを感じて滑ることができます。ホントに恵まれている【TOK】です。これも皆さんのおかげです !!!。
 皆さんの愛情にそして,バックアップに感謝しながら Canada ...楽しんで来ます !!!。
 みなさん,ありがとう!!!


   

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