【2/28(日) 曇】 名木山 主任
 今日も名木山の主任。
 ここのところ,毎週末の様に「強風」が吹いて、今日も上部はリフトが止まってしまいました。
 第4日曜日で「バッジ検定」もあり,名木山は大変混雑してました。
 その中,無事レッスンは終了。
 ところで,今年の「A級検定員試験」5人,「SAJ正指導員試験」5人,当校から受験した人は全員合格でした。オメデトさんでした!

【2/27(土) 曇】 名木山 主任
 今日は名木山の主任。
 久し振りに配置されたスキー教師で対応できないくらいの混雑でした!
 数年前までは,毎日が今日くらいのレッスン要請があったのですが……。
 でも,今の姿が本来のモノかもしれません。バブルがはじけて,このような時期があって,本来のスキー産業のあり方が見つかるのでしょう。
 それにしても,スキーってイイなぁー!(^I^)
 皆さぁ〜ん イイスキーしてますかぁー? (^I^)
 
【2/26(金) 快晴⇒曇】 
 今日はあまりにもイイ天気で,プライベートで滑りたくなりスキースクールはオヤスミ!
 久し振りに自分の行きたいところ行きたいところと,八方中を滑りました。カミさんと一緒に……(^I^)。
 で,午前中は主に新雪へ! ここでまた実感! 落ちて行って雪のエネルギーを貯めたら,開放する時は斜めの直滑降方向へ! ということ。するとスキーはイイ感じで谷側に向き始めてくれる。初め苦労していたカミさんも「斜めの直滑降」方向に抜くことを覚えて(^I^)スキー! 
 昼直前,インナーブーツが少しへたってきた感じが……。インナーブーツだけもう6シーズンも同じのを使っているせいか,足のあちこちが当たって痛みを感じるようになってきた。もういい加減新しいインナーに替えるときかも……と思い,昼新しいインナーを調整。なにしろ20数年前の「バイソンブーツ後遺症」で,踵の外側に大きなコブが出来ていて,普通のインナーをそのまま使う事が出来ないのだ。
 で,新しいインナーで午後滑ってみた。これがまたベリーグッド! (^I^) 近頃もうひとつ滑りに不満のあった小回りも,別人のような感覚で滑れる! この年になってまたスキーがうまくなった感じだ! ハッハハハハ……(^I^)
 スキーにしても,ブーツにしても「チューン」は大切だねぇー! ウン

【2/25(木) 小雪】 兎平常設 上級クラス担当
 今日は兎の上級クラス。
 午前中はTさんお一人のプライベートなみのレッスン。
 運動能力が高い生徒なので、ステアリングターン、ありがとうターン、引くターンと・・・・・・いろいろ試してみる。柔らかいイイ雪ではイイ滑りをするが、下のキョロキョロした雪ではハナシにならない! どうしたのかとよく見ると、スキーがキョロキョロしている。ハテナ?と思い、試しに互いのスキーをはき替えて滑ってみる。エッジが変に引っ掛かってスキーにならない! これではレッスン出来ないので、名木山まで行き、私の予備のスキーを貸してレッスンを続行する。聞くと、チューンナップに出してそのまま持ってきて、今日が初日だと言う。多分ペーパーをかけていないと思われるので、チューンナップし直しをすすめる。
 午後は、2級受験希望の方が1人追加。二人に共通の欠点「右ターンの時迎え角が出来ない」を重点にレッスン。
 終了ころには「雪の抵抗を受けてターンする」要領が少し身についたようだ。(^I^)
 雪の力を使ってターンするコツがつかめれば、スキーはグゥゥーーーンと上達する! ということを実感させられた一日でした。


【2/24(水) 雪】 兎平常設 主任
 今日は兎の主任。
 静かに無事終了。
 

【2/23(火) 吹雪】 兎平常設 上級クラス担当
 今日はひさしぶりに兎平の上級クラス担当。
 午前中は五名の受講者。それぞれいろんなくせを持っておられるが三つのポイントを解説。

 
1.荷重点
 2.迎え角 
 3.圧の調整  がそれである。
 一般のスキーヤーで荷重点意識がある人は意外に少ない。迎え角を意識している人はもっと少なく、圧についてはほとんど意識していない・・・・・・と言っていい。
 ところが、この3点を意識すると、自分からスキーに働きかけることが少なくなり、雪の抵抗で回ることを覚える。実はこのことがスキーに関しての「大きな発想の転換」だ。しかし、スポーツとは「動きを伴うものだ」というのが当たり前で、動かないスポーツの経験が無いのだから、これを受け入れるのにはかなりの抵抗がある。
 しかし、真にエキスパートスキーヤーになるためには、この段階をクリアする必要がある。
 今日の生徒さんも、初めは戸惑っておられたが、レッスン終了ころには、だいぶ理解していただけたようだ。

【2/22(月) 曇り】
 今日は Day OFF
 久し振りのオヤスミで休養でした。(^I^)
 

【2/21(日) 曇り】 名木山常設 ちびっこレッスン
 今日は生まれて初めての「ちびっこレッスン」
 小学校4年と2年の男の子二人兄弟が今日の生徒さん!
 20年くらい前,八方ジュニアで子供達を教えたことはあるものの,子供のレッスンはそれ以来だ。
 でも,結構滑れる子供達だったので,まず滑走量を稼ぐことから……。うるさいことは一切言わない。「形を真似て滑ってみなさい」が基本。大人はそうはいかないが,子供は視覚が一番!。
 名木山,白樺,ゴンドラで兎平,パノラマ,セントラル、白樺、名木山と滑って,下の子はぐんぐん上達。あの急斜面の「ルッシジャンプ」までクリア! (^I^)
 午後は咲花まで足を伸ばして,いちにち楽しく滑ったのでありました。(^I^)
 「また滑りたぁーい!」が本日の贈り物デシタ!

【2/20(土) 雪】 F市スキー協会 Wさんグループ プライベートレッスン
 今日は準指導員受験をされる方,お二人,Sさん,Oさんのレッスン。Wさんはビデオ撮り。
 長野県と他県とでは,その理解,評点に多少の違いがあるものだが,それをご了承頂いてのレッスン。
 まず,実践種目から……。
  大回りパラレルターンは,ストレッチのタイミングをどこに合わせるかがポイント。ニュートラルでストレッチするのか?角付けを切り替えてからするのか? またターン後半の舵取りからニュートラルへの移行は出来るだけ抜重しないように……。
  小回りは,ベンデイングで行うのだが,ターン後半時の引き込みを大事にする事。エッジングを急激にするのではなく,粘りのある円弧を描く様に「引く!」に意識を……。
  ステッピング,山踏み出しは,ストックをつくタイミングと山スキーの開き出しを合わせる様に……。
指導種目は……
  プルークボーゲン ⇒ 重くなく、サラッと……。ターン後半,引くイメージを持つと腰が前に……。
  プルークターン  ⇒ フォールラインかフォールラインまでを一つのターンと考え,エネルギーを貯める → 引きながらニュートラルにする → 次の迎え角方向に外スキーを曲げ舵取りして行く。これもプルークを意識し過ぎないで,むしろパラレルターンの要領で……。
  パラレルターン 大回り ⇒ ニュートラルへの移行を引くイメージで行えば完璧!
  パラレルターン 小回り ⇒ これも「引く」と「ターン外側の手,バイクのアクセル意識で(手首を外側にひねる感じ)」がポイント。
  パラレルターン 規制  ⇒ 中ターンをどこで演技するか?がポイント。与えられた斜面の中間部と中ターンの位置を確認して演技。
お二人とも,所轄県の養成合宿や,Wさんの適切な指導を受けられているので,大きな修正点は見当たらない。自分のすべりに自信を持って,演技すれば「道は必ず開かれる」と確信! 
  夜は【TOK】のビアホール【メルツェン】にお起こしいただいて,ビデオを見ながら楽しいひとときを過ごしました。
  ,頑張ってください。

【2/19(金) 雪】 名木山教室 主任
 名木山の主任が連続6日目。
 そろそろ指導の現場にならないかなぁー?と思った一日でした。
 今日は英語レッスンの希望が多かった! 最近は結構外人の客様も多く,八方も国際的になって来ましたね!
 インストラクターたるもの,語学力も必要なな時代になりました。(^I^)


【2/18(木) 小雨】 名木山教室 主任
 今日も名木山の主任。
 常設コース入校の方からクレーム1件。……あるクラスに外人の子供が入ったのだが,その子の英語でのレッスンばかり身が入っていて,自分はカヤの外的扱いを受けたとの抗議。特にえこひいきはしていないと思うのだが,小雨だったことも有り,自分が注目されなかったことに対する不満が爆発したみたいだ。
 いずれにしても,クレームが出る状況のレッスンをしたことは,当校の責任! 深く反省して今後この様なことが無い様陳謝。
 ほんとうに済みませんでした。


【2/17(水) 快晴】 名木山教室 主任
 今日も名木山の主任。
 つつがなく終了

【2/16(火) 快晴】 名木山教室 主任
 今日も名木山の主任。
 無事終了 (^I^)

【2/15(月) 晴れ】 名木山教室 主任
 今日も名木山の主任,兼3級の検定員。
 午後教師を送って,久し振りに「咲花教室」へ行く。ボーダーや修学旅行の団体で名木山より活気がある。
 志賀高原が3月1日から「ボーダーOpen」になり,野沢もその動きが出ているとのうわさを聞く。私の案では「ライセンス制で八方も全面Open」をしたら……と思う。3クラスくらいのライセンス制を敷き,どこでも滑れる「フリー滑走ライセンス」等を導入すれば,ボーダーにもステイタス的な満足感を与えられるし,バッジ検定と同じような人気が出ると思うのだが……。
 
【2/14(日) 雪】 名木山教室 主任
 今日は久し振りの名木山主任。
 昨日までの連休は今シーズン最高の人出でにぎわったが,今日はお帰りになる方が多く,午前中にレッスンが集中。
 技術選 地方予選通過者に「ちびっこ教室を」担当してもらう。
 当校は,デモでも誰でも一般レッスンを担当してもらう仕組みになっており,いいシステムだと思う。
 一人でも多くの人に「雪との出逢い」「友との出逢い」……の素晴らしさを体験してもらえたら最高! (^I^)
 そう言えば,今日はバレンタインデイだった! 

【2/13(土) 雪】 Sさんグループプライベートレッスン
 今日は,これから1級に挑戦を考えている人達7人のグループで,「基本」を習得し,コブの斜面を滑りたい,というのがご希望。
  初めに滑って頂くと,やはり「雪に働きかける運動」が多く「雪の力を利用する」事がうまくできていない。これではコブのショックを脚で吸収できない。
 そこで,三つの重要なポイント,1.荷重点 2.迎え角 3.圧のやり取り を考えてみる事にする。
 1.荷重点 はスキーのトップとテールの長さの差を利用したターンをする上で欠かせないポイント。⇒足裏に「オレンジ」をイメージ。
 2.迎え角 は雪の抵抗を側面から受けるのに欠かせない意識。⇒「ありがとうターン」でターン外側に上体の向きをキープ。
 3.圧のやり取り は角付けを切り替え,ターン方向を変えるのに必要な感覚。「オレンジのつぶれ具合」を足裏にイメージ。
 この3点を,それぞれ説明し練習する。
 特にコブの斜面では,コブの圧力を受けて脚がたたみ込まれる事,上体がフォールライン方向を向いている事で次のターンの始動が容易に行われる事,を説明した。
 いままで我流というか,無理に回す運動でスキーをしてきた人にとってはつらい事だが,これから楽なスキー,合理的なスキーをするうえで,どうしても乗り越えなければならない事なので,頑張ってもらう。
 レッスン終わりころには,皆さんに疲れない合理的なスキーを体験していただいた。またお会いしましょう! (^I^)

【2/12(金) 雪】 レッスンは休み FUNスキー体験
 今日は初めてのFUNスキー体験の日。
 FUNスキーでは有名な,インストラクターの「座間さん」が今日の私の先生。
 初めはキョロキョロしたが30分ほどで慣れてきた。荷重点をやや踵気味にし,ターンはスキーのトップを行きたい方向へ向ける感じだ。小回りは比較的やりやすいが,大回りは出来にくい。ターン円弧をきれいに描こうとすること自体,このスキーは無理なのだと納得。重力加速度に乗って斜面下方へ直滑降で移動しながらタンタンタン……と向きを瞬間的に変える要領で滑るとイイ感じだ。
 午前中はダウンヒル用,午後から一般用を履かせてもらう。長さは70pくらい。一般用はやや円弧を描けるが不安定要素は有る。
 最後にリーゼンコースをトライする。コブが出来ていて私みたいな膝を痛めているスキーヤーには最悪! 結構ショックがダイレクトに膝に来るのだ! ウー参った!
 コブの無い所を滑るにはイイが,コブがあると【TOK】にはお手上げ,という感じでした! (^I^)

【2/11(木) 雪】 技能検定(バッジテスト) 検定員
 今日は検定担当。
 AMは受付と3級の検定。
 午後は白樺で1級の検定。63名受験で合格者4名でした。後半雪が少し重くなったもののもう少し合格者が出てもいい条件でしたが……。
 主なポイントを挙げると……
  大回りパラレル ⇒ 円弧不完全。特にカービングスキー使用者は腰が少し内側にずれる傾向があり,ちょっとしたコブでも外スキーの捕らえが甘くなるとすぐ内足荷重になってしまう人が多くターン円弧を維持できない人が多かった。
 小回りパラレル ⇒ 自分の力だけでターンしようとする人が多く,雪の抵抗を受けれない受験生が多かった。雪との抵抗のやり取りをもう少し勉強して欲しい。
 規制パラレル  ⇒ 中くらいのターンが描けない人が多い。いきなり大回りから小回りになってしまって,リズム変化がうまく出来ない。
 ステップターン  ⇒ 谷スキーへの乗りこみ,捕らえが不充分でステップにならない。単なる踏みかえターンはステップターンではない。
 総合滑降    ⇒ 小回りターンへの移行がうまく出来ない人が多く,雪のグリップが軽くなってしまう人が多い。しっかり雪の抵抗を捕らえて滑って欲しい。

【2/10(水) 雪⇒晴れ】 H大学 体育研修 6日目
 今日はH大学講義の最終日。   
 30分検定場所で実地研修。10時より検定開始。
 担当の2級合格者1名,3級合格者11名でした。雪が少しキョロキョロしていたせいもあるが,思ったより合格者が少ない。
 失敗の原因は抵抗の受け方がうまくいかない為。こういう雪では自分から働きかけてはダメ。
 とにもかくにも,当クラスは6日間のスキー研修が,一人の怪我人もなく,終了しました。最後には少しウルウルしていた人もいましたが,この経験をいろんな意味で,今後の人生に生かして欲しいと思います。
 H大学 シーハイル!

【2/9(火) 快晴】 H大学 体育研修 5日目
 今日は本当に抜けるような青い空! 快晴の素晴らしいスキー日和!
 こういう時は,第1ケルンに登らない手はない。最高の景色を標高1900メートルの展望台で楽しむ。その後,黒菱⇒スカイラインとロングコースで斜面を落ちて行く感覚のトレーニング。人も少なく,ゲレンデ整備も良く,最高のスキーイングでした。これぞスキーの醍醐味! (^I^)
 その後,セントラルを経由して白樺で明日の検定の為の練習。生徒の一人,Y君に昨日のストックトレーニングの成果がもろに現れる。あれほど苦労した小回りのコツを掴んだらしく,イイリズムで降りてくる! オメデトウ! 
 午後,外足荷重がうまくできなかった,Iさんが「バケツ外側手持ち」感覚の練習で,コツを掴む。肩幅以上に広かったスタンスが狭くなり,外スキーが切れ始める。(^I^)
 みんな自分の力を出しきって,明日の検定頑張って欲しい! 

【2/8(月) 曇り】 H大学 体育研修 4日目
 午前中,F教授の担当。
 パノラマコース,兎平,リーゼンコースと回り,外足での捕らえを主体とした練習。そしてロングコ−スのノンストップ滑走。
 午後は2級の検定種目についての練習。
 大回りはまあまあだが,小回りがうまくいかない。原因はターン後半での外向不足だ。特訓をする事にする。身体の前にストックを二本揃えて持たせ,そのストックをフォールラインに常に直角状態にキープさせて滑る,というものだ。この練習を緩斜面のロングコースで行う。すぐに効果が表れてきた。いままでどうしても小回りのリズムがつかめなかった何人かに変化が出始めた。抵抗を足裏で受け止め「引く引く」のリズムでその抵抗を懐に引き込む意識だ。それから30分後,全員めでたく小回りの感じを掴んだようだ。メデタシメデタシ! (^I^)


【2/7(日)曇り時々晴れ】 H大学 体育研修 3日目
 今日は「ターン圧力」がテーマ。
 足裏の圧力がどの様になっているか感じながら滑ってもらう。このときも「オレンジ」をイメージする。
 ターン前半は雪に圧を与える意識,後半は雪から圧をもらう意識。結果的に前半は脚の伸ばし=ストレッチになり,後半は脚の曲げ=引き曲げ(かい込み)になる。
 形の上では「ベンディング」に近いが,後半一気に脚を曲げて行くのではなく自分の重心方向に脚を引き上げる感じだ。これのトレーニングを約1時間した後,ターン後半の「引くゥー」にポイントを絞り「j引く引くターン」を練習する。ほとんどの生徒の脚の使い方にリズムが生まれ,状態のブレも少なくなる。小回りもGood!。
 午後はF教授の講義。ターンのリズム変化を中心に行う。

 
【2/6(土)曇り時々晴れ】 H大学 体育研修 2日目
 今日は「荷重点」と「迎え角」がテーマ。
 例によって荷重点に「オレンジ」を意識してもらい「迎え角方向」に移動する……というもの。
 スキーが安定しイイ感じになる。(^I^) それにしても「オレンジ」良く使うなぁー?!   
 パノラマ経由で,兎から咲花まで,長い距離を滑走途中「引く引くターン」を試す。 まだ全員とは行かないが,半分くらいの生徒が,初めての経験に目を輝かせる。 

【2/5(金)曇り】 H大学 体育研修 1日目
 今日は午後からH大学のレッスンが始まる。
 体育の授業の一環で,これを受講してクリアすると体育の授業の課程を修了できるというものだ。毎年この時期に来ていただいていて、今年でもう20数年になる。
 今年も指名を頂き,2月10日まで6日間のレッスン開始だ。
 今日は午後から,この講習の目玉「自然とのふれあいツアー」に出掛ける。雪の山野をスキーウォークするものだ。
 これの効果はいろいろあるが,その一は「雪の自然とはどういうものか?を知ってもらうこと」。第二に「スキーが滑るとはどういう感覚か?感じてもらうこと」……である。あんまり効果は……と思われるかもしれないが,私も6日行程の1日はこの様な体験があった方がいいと思う。
 明日からはクラス分けして,スキーレッスン開始だ。

【2/4(木)晴れ】 A高体連 プライベートレッスン 4日目
 今日はレッスン開始後,天候が次第に良くなり,最高のスキー日和。
 午後検定が行われるので,全員合格を目指して最後の調整。天気が良いせいか,みんなの滑りも格段と上達したように見える。午前中は各種目のおさらい。
 
 午後は検定。私と寺沢夕子,伊藤明子が検定員。
 出来れば全員合格するような滑りを期待するが,検定の目を甘くすることは出来ない。残念ながら各級の合格ラインに達しない受験者も居る。
 失敗の原因は一番多いのが「外足荷重不足」。2番目が「迎え角の意識不足」。3番目が「リズム取りの失敗」。 
 結果は1級合格者1名,2級合格者8名,3級合格者4名でした。
 4日間一緒に勉強してきただけに,お別れが少し寂しい立春でした。


 
夜はみんなで楽しいビールPartyでした!
 
【2/3(水)雪】 A高体連 プライベートレッスン 3日目
 今日も雪の中のレッスン。寒さがひとしお。しかしみんな元気にがんばる。
 何がなんでも2級合格するぞ!という気迫が質問が活発な事から解る。
 さて、今日の課題は「各種目のポイントのおさらい」。種目ごとのねらいを勉強する。
2級の場合
 大回りパラレル⇒ターン後半のエネルギーの蓄積。ニュートラルへの移行によるターン始動。次のターンの迎え角及び除雪抵抗の確認。
 小回りパラレル⇒上体の谷向きによる捻り。ニュートラル意識による捻りの開放。位置エネルギーをターンエネルギーに変換する意識。
 山開きステッピングターン⇒ターン後半のエネルギーの蓄積。明確な山ステップ動作。迎え角方向への乗り込み。
 総合滑降⇒安定性。ターンのリズム。雪との雪面コンタクトのよる自然なターン。
        …がそれである。

 午後、ビデオによる各自の滑りの確認と矯正。初めて自分の滑りを見る人が多く、結構参考になったようだ。いかに自分が「やってるつもりが、やってないか!」解っていただいたと思う。
 明日はいよいよ検定本番! みんな頑張ってね! (^I^)


【2/2(火)雪】 A高体連 プライベートレッスン 2日目
 大雪の中のレッスンとなる。
 午前中は昨日の続き「荷重点」の練習。それと「山踏み出しのステッピングターン」。ターン後半しっかり外足に乗り山スキーを持ち上げて(ステッピングして)外スキーで雪面を捕らえ、迎え角ができたらそれに乗り続けて行く要領だ。「迎え角」の練習のためプルークボーゲンを約一時間行う。
 午後は大回りパラレルターン。ターン後半の迎え角がニュートラルでスキーを谷川に向けて行く力となる事、次の迎え角ができたらそれに乗り込んで行く事がポイント。
 比較的短時間でこの感覚をつかんでもらえたので、小回りへ。ここで案の定「ターン後半の逆ネジレ状態」が作れない人が多い。ありがとうターンを練習。どうにかこうにか、最後には皆さんできるようになりました! (^I^)

【2/1(月)快晴】 東京Oスキークラブ プライベートレッスン 1日目 ⇒ A高体連 プライベートレッスン 1日目
 AM 東京Oスキークラブのレッスン。
 午前中半日,昨日の続き。ターン後半に雪のエネルギーを受け止めるフィーリングの練習。 
 ターン後半に荷重でエネルギーを貯め,その反動で抜重し,角付けを変える方法を長い間やり続けてきたスキーヤーにとって,雪のエネルギーを脚に吸収するこのやり方は,なかなかわかりにくい感覚だ。しかし,このフィーリングが解る,と解らないとでは,スキーの楽しみ方が3倍以上も違うことになる。ぜひ覚えて欲しい感覚だ。
 ターン前半と後半,力のやり取りが逆のイメージになる。前半荷重し,後半軽くするイメージだ。このフィーリングを「ヨーヨー」の感覚で説明。レッスンが終わる頃には,全員がこのフィーリングを自分のものにしてくれた。メデタシメデタシ! (^I^)

 PM A高体連 プライベートレッスン
 ここの高体連の人達にも毎年お世話になっている。 雪の上で実際に指導に当たる際,必要となるノウハウを学ぶ,先生方のスキー実習だ。
 今年は「2級受験を目指す人達」ということで研修をすることになった。今日から5日まで五日間の長丁場なので楽しい研修が出来そうだ。
 とりあえず今日のテーマは「荷重点」。これを意識することの重要性と,荷重点中心にどうスキーが雪の抵抗を受け,回転モーメントが生まれるのか?を説明。
 明日からはこれを展開し「圧力のやり取り」と「その方向」がテーマとなる。