【TOK】のスキー教師日記  Feb. 2006


Feb. 2006

スキー教師【TOK】の個人的な日記です。興味のある人はどうぞご覧ください。(^I^)
ただ,このホームページは, 【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した事象についての責任は負えませんのでご了承ください。

  Ski Top    【TOK】への Mail…

 What's Today ?

02/28  ターンの始まりと終わり
02/27  悪雪...だから面白い !!!
02/26  角付けに頼り過ぎない
          カービング
02/25  S字ターン開眼 !!!
02/24  これぞ“斜滑考” !!!
02/23  “斜滑考”を考える
02/22 “圧”を呑む
02/21 欲張りな【TOK】
02/20 神の恵み小回り
02/19 小回りも“愛”で !!!
02/18 “情”の世界の“スキー”
02/17 雨の日の
     コミュニケーション
02/16 “愛のターン”
02/15 志賀のエネルギー
02/14 刺激を知る
02/13 結局...“圧”
02/12 集中力の大事さ
02/11 キャスターの意味
02/10 雪山のエネルギー
          を感じる
02/09 自分探しの旅
02/08 まさに深雪三昧 !!!
02/07 仲間と一緒が最高 !!!
02/06 “天なる神”に感謝
02/05 想像以上のナイター
02/04 ニセコ初日 !!!
02/03 感性を楽しむスキー
02/02 自分を大切に !!!
02/01 二月も面白い?!

*** これまでの日記***

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★ Feb28  2006  Tuesday  曇り (白馬)
 今朝は兎平から上部...雲が掛かっています。でもその雲の厚さ...それほどでもないらしく,ところどころ雲間から薄い青空が見えています。今日これから晴れ...夜は雪になるとの予報が出ています。
 今日も【TOK】はレッスン休みです。(*^^)v  では   Have a nice day !!! 

     -------------☆★☆-----------
 今日は昨日の予告どおり,「No.26:大回り特訓」の二日目の続きです。
 実は2月25日の日記にも少し書いたのですが,ターンの始まりと終わりをどのようにイメージするか?ということです。右にターンの軌跡を載せましたが,普通は「A」がターンの始まりで「C」がターンの終わり...という意識で滑っています。ですが,この様な意識で滑ると,ターン後半に圧が集中し,角付けの切り替えも「抜重動作」で行なうようになってしまいがちです。つまり圧変化の大きいターンになってしまう...ということです。そして,右ターンなら,右ターンで滑りが終了...左ターンはまた一から開始...という,リズムの途切れた,スムーズさに欠けたターンになってしまいます。
 ところが,「B」をターンの始まり,「D」をターンの終わり...という意識で滑ると,「C」の角付けの切り替え時に圧の集中が起きにくくなって,流れのスムーズなターンが可能になります。特にこの時,「B」の出発点では,ターンをしている...と意識を捨て,できるだけ角付けの少ない「直滑降」をしているのだ...という意識を持つことです。つまり「B」も直滑降,「D」も直滑降...という意識です。以前書いたことのある「縦の直滑降」イメージです。このことにより,「C」から「D」に向かうターン始動期でもスキーの軌跡と重心の軌跡は離れ過ぎる...ということが無くなり,面で捉えた滑りが顕れる様になります。そうすると「B」や「D」ではもの凄いスピードが出てしまうのでは?...という疑問をもたれる方が居るかもしれませんが,地球のコア方向に抵抗を探りに行く動きが顕れるので,スピードは適度にコントロールされるのです。また,「B」から「C」の間で蓄えられたエネルギーを次のターンにつなげて行こう...という気持ちになり,「C」で身体の動きを一旦止める動きも無くなります。結果として“愛のターン”の圧の吸収がよりやり易くなります。これはちょっと意識を変えることで可能になることですので皆さんもぜひ試してみて下さい。(^ー^)
 「大回りキャンプ」に参加された方々も,ほとんどの方がこの意識の滑りで,適度にスピードコントロールされた,滑らかで躍動感ある滑りになられました。そして圧巻は,「重い新雪,悪雪,凹凸交じり斜面」の大回り滑降でした。上体がほとんどブレず,下半身がまるで自動車のサスペンションのような動きをした,素晴らしい滑りを皆さんが披露してくれました。(^ー^) これも“愛のターン”の圧の吸収,角付けを使い過ぎない滑りを心掛けた結果だと思います。
 二日間の「大回り特訓」でしたが,トレーニング...という意味では,1週間前のアイスバーンの「小回り特訓」同様,今回も悪雪粗踏みという“絶好のコンディション”に恵まれました。(^ー^) 参加された皆さんも充分に「大回り」の面白さを感じられたと思います。私も楽しい二日間でした。ありがとうございました。
 また機会がありましたらご一緒しましょう !!! シーハイル !!! (^ ^)(^I^)


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★ Feb27  2006  Monday  晴れ (白馬)
 今日は朝方「小雪」が風に舞って,吹雪っぽい天気でしたが,8時ころから陽が射し始めました。(^ー^) これから,今日晴れ始め,明日まで良い天気が続くようです。(*^^)v
 さて,【TOK】は,今日明日の二日間...スキーレッスン...オ・ヤ・ス・ミ…です。少し身体を休めろとの啓示?です。(^ー^) 
     -------------☆★☆-----------
 昨日は「No.26:大回り特訓 2日間スペシャル」の二日目でした。
 昨日はあいにくの湿雪,ガス...でした。(=_=;) 大回りターンの練習には最悪かな?...と思ったのですが,そうではないことに気がつきました !!!。天なる神は,敢えてこの様な天候を我々のために準備してくれた !!!...レッスンをしていて,そう思ったのです。視界良好,圧雪整地バーンでしかできない大回りは,温室野菜と同じ...。視界不良,滑走バーンは粗踏みでしかも悪雪...この様なシチュエーションで大回りができてこそ本物 !!!...ということなのです。(^ー^)
 今回「大回り」のレッスンをしていて,特に強く思ったことがあります。それは,昨日の「教師日記」でも書きましたが,エッジの使い過ぎは,板の左右への振れを誘導しバランス維持に非常に不利...ということ。そしてさらに,身体の構造や動きにマッチしていない運動,「ひざの左右への動き」が要求されてしまい,大回りなどの高速ターンでは,ひざを痛める確立が増えてしまう...ということです。ターン最中スキー板はたわんでいますが,そのたわみは「スキー板に垂直方向にしか戻れない」...ということがその理由です。これを防ぐには,できるだけエッジを使わず,雪面にフラット気味にスキーをセットし,そのたわみの返りが身体の重心方向に来るように心掛けることです。つまり,「地球のコア」に引かれる意識を持って斜面移動することにより,ターンに必要な圧を得る...ということです。この練習には昨日のシチュエーションが最高 !!!なのです。どうしてか?エッジを使いすぎるとスキーのトップが左右に首を振るようになるだけでなく,足場のしっかりしていない柔らかい雪に潜り込んで行ってしまって,返りが少なくなってしまうのです。コア方向に引かれる意識を持つと,スキーのトップはもしコブがあっても横にではなく縦に首を振るようになります。これこそが「“線”で滑る」のではなく「“面”で滑る」...ということなのです。
 みなさん,午前の“愛のターン”レッスンで,次第にこの感覚をつかまれました。“センサーポイントSP”の「愛のチョコレート」をどこに置くか?...を先ずしっかり意識します。そして,そのチョコレートからどのような“愛のメッセージ”が来ているかを探りながら斜面移動して行きます。その“愛のメッセージ”はモチロン,地球のコア方向から自分の心...ハートに届いているのです。このイメージを持って滑ると,ターン前半(山回り)で適度な雪面コンタクトを伴った雪面の捉えが始まります。もちろんスキーの軌跡と重心の軌跡は,離れ過ぎず近過ぎず,適度な関係がキープされます。ターン中盤からは「“愛”を受け容れる」イメージが起こり,脚がたたまれはじめて,スキーのトップが身体のハート(重心)“レシーブポイントRP”に近づいて来るようになります。上半身がスキー板に近づいて行くのではなく,その逆ですから上半身の姿勢は変化が無く,下半身がたたまれて懐が深くなるのです。そしてその結果として,ターン後半(谷回り)でのオーバーコンタクトが避けられ,しかも角付けの量が自然に減りながらスキートップが内側に入り込んで来ます。腰の下にスキー板が格納される形になりますから,次のターンに必要な「愛のチョコレート」をセットするのも楽に行なえるのです。
 午前中は,ガスと降雪で視界も悪く,斜面は湿った重い雪,ところどころに溜まった悪雪の塊...このようなコンディションの中でしたが,見事に“愛のターン”でこれを乗り越えてくれました !!!。「むしろこの様な条件での大回りの方が面白い !!!」という声まで聞かれたのでした !!!(*^^)v
 さて,その午後...実はもうひとつの課題がありました !!!。そしてこのことで大きく飛躍された方も !!!...。今日は長くなりましたので,このことについては明日解説させていただきます。(^ー^)



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★ Feb26  2006  Sunday  雪 (白馬)
 今日は「湿雪」が降っている白馬です。この雪も昼ころからは「雨」になるとか...(=_=;)
 天候がいろいろある...とういことは,雪質もイロイロ...。でも,だからこそいろいろ楽しめる...。そう思えば,今日の天候と雪質を楽しみ,味わおう !!!...という気持ちに...(^ー^)
 では   Have a nice day !!! 

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 昨日から「No.26:大回り特訓 2日間スペシャル」が始まりました。今回も,定員の8名が参加してくれました。
 今回のテーマ...「大回り」です。大回り...というと,カービング大回りを想像される方が多いのですが,このキャンプでは,“雪面コンタクト”をしっかり捉えたターンということで,カービングにこだわらず,「大回り」を考えることにしました。先ず初めは,「スキーの持つ性能を生かしたターン」ということで,スキッディング要素の大回りから始めました。土踏まずを支点として,迎え角方向に斜面移動していくことで,スキーの前後差が生きて回転モーメントが起こる...というイメージでの滑走です。この練習で身体とスキー板が一体となって斜面移動する感覚が磨かれます。そして,スピードが出てくる様になると,スキーがたわみ始め,一本のスキー板の中での迎え角に違いが生じることから,かかとを支点とした「テコ」のイメージに似たターンが始まります。つまり,テールがしっかりホールドされ,スキーのトップ部分が角付け内側に入り込んでくる...という,昔からのカービングターン(切れるターン,走るターン)になるのです。このスキッディングの延長線上にあるカービングは,スキッディングによる「スキーの“たわみ”」を使うので,スキー板の“R”そのものの影響をそれほど強く受けません。つまり,角付け意識をそんなに持たなくても切れるターン,走るターンが出来るのです。「角付けをし過ぎることのリスク」はいろいろありますが,その中での主なものは,「板が左右に振れはじめ,バランス維持に不利...」ということと,「身体の構造にマッチしていないスキーの動きが出て,ひざなどを痛めやすい」...ということです。午前中は主にこのことについて学び,角付け意識をそんなに持たなくてもカービングができる !!!...このことに気付いていただきました。(^ー^)
 午後はターン後半の処理の仕方...について考えました。大回りでは,小回りと違って,自分でスキー板を動かしてしまう...という操作は出にくいのですが,それでもターン後半に圧を溜め過ぎてしまう...という傾向があります。その溜まった圧を急激に開放してしまうと,ターン前半の捉えが不足し,ターン後半になおさら強い圧が集中してしまう...という悪循環を生んでしまいます。そこで“愛のターン”で,雪面からの“圧の吸収”方法を学ぶことにしました。これまで30数年間スキー教師をしてきましたが,その間に気付いた“オレンジ・ターン”,“キャスター・ターン”のイメージ...これに並ぶ「効果あるイメージ」だと思います。「ターン前半から雪面をホールドして行き,ターン後半脚を懐にたたみ込む...」という滑りは,形の上では「ベンディングターン」と言われていますが,これを“Do Ski”で行なうのではなく,“Let Ski”感覚で行なう...ということです。これには“愛のターン”で雪面からの“愛”を感じ,それを自分の身体のハートに受け容れる...というイメージが効くのです。初めて経験する人は少々戸惑いを見せておられましたが,経験を積むたびにその滑りが変わって来ました。多分ご本人は「ターン後半圧が少なくて頼りない...」という感触かもしれませんが,ひとたびこの圧感覚を知ってしまうとその不思議な魅力にはまってしまうことが多いのです。(^ー^)
 さて,今日は二日目...最終日ですが,「大回り」に磨きをかけたいと思います。
 では行って参ります !!! (^ ^)(^I^)



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★ Feb25  2006  Saturday  快晴 (白馬)
 今日は「快晴 !!!」の白馬です。(^ー^) ここ数日曇りが続いていましたから,カラッとした晴天は久しぶり...という感じがします。 週末が晴れで良かったですネ!(^ ^)
 皆さんも楽しく“スキー”...して下さい !!!   では   Have a nice day !!! 

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 昨日は“Oki”さんと“Mor”さんのプライベートレッスンでした。
 お二人とも以前ご一緒させていただいたことがありますが,今回は「“キャスター・ターン”に磨きをかけ,少しだけコブのレッスンも...」ということでの受講となりました。コブに限らず,いろいろな斜面で応用の効く滑り...ということでは,ターン舵取りでの「圧コントロール」と「角付けの切り替え」をどう処理するか?...ということが大事になります。“キャスター・ターン”は自分の力を極力使わず,斜面移動でターンをする...ということで大きな意味を持ちますが,圧コントロールという点では“愛のターン”の方がよりイメージとして優れています。そこで,今回のテーマは“愛のターン”にすることにしました。
 先ず,足を重心方向に引き上げる感覚...の練習をしました。普通スキーをする時,脚を伸ばす意識や,上半身を足の方に近づけながら屈曲することは良く行ないますが,足を上半身の方に近づけて脚を屈曲することはほとんど行ないません。ですが,ターン後半の圧の集中を避け,オーバーコンタクトにならないようにするには,「脚を引き上げる感覚」が大事になります。そこで強制的に足を引き上げるトレーニングから行なうことにしました。初めはなかなかこの感覚がつかめずにおられたお二人ですが,次第にその感じをつかまれました。(^ー^) 脚を引き上げながら圧コントロールができるようになれば,ターン後半が有利になるだけでなく,角付けの切り替え時も重心とスキーの入れ替えが楽に行なえるようになります。
 午後は午前中の練習を生かし,これを大回り,中回り,小回りに応用してみました。これまで,ターン後半に圧を集中させ,その圧を抜重させて次のターンに入る...という「C字ターン」をメインに行なってきたお二人ですが,この「圧を抜く」意識を持つことで,「S字ターン」ができるようになり始めました。(^ー^) つまり,ターンの始まりと終わりをこれまで谷回りから山回り...という風にとらえていたものを,山回りがターンの始まりで,角付けの切り替えを経て,谷回りをターンの終わり...という風に思えるようになってきたのです。この意識で滑れるようになると,角付けの切り替え前の圧の集中がより一層少なくなり,エネルギーの無駄な消費が無くなります。これまでの滑走感覚とは違った滑りをされるようになったお二人でした。(^ ^)
 さて,最後はこのイメージを生かしたコブ斜面の滑りでした。愛の“センサーポイントSP”をしっかり足裏にイメージして上半身がフォールラインをキープするようにし続けること,コブの頂点では雪からの愛を受け入れしっかり自分のハートに呑み込むこと,角付けの切り替え時はその開放の方向をスキーの向きに任せること...この三つがポイントでした。
 “Oki”さん...これまでのイメージ払拭の滑りをされるようになりました。(^ー^) “Mor”さん...イマイチ愛の“センサーポイントSP”に集中できないところがありましたが,格段の上達です。(^I^) 今後は「昨日の意識の“肥料”」を少しづつ撒き続け,芽が大きく育ち,花が咲くことを祈っております。
 お疲れ様でした !!! (^ー^) そしてありがとうございました !!! (^I^)



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★ Feb24  2006  Friday  曇り (白馬)
 今日も「曇り空」白馬です。 天気予報では,これから一時晴れ間が出,その後曇りに...。 カラッとした天気ではありませんが,“スキー”を楽しむのに支障はありません。(^ー^)
 きょうも楽しく“スキー”...してまいります !!! では皆さんも... Have a nice day !!! 

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 昨日は「No.25:斜滑考…特別貢挫」の二日目でした。
 あいにくの曇り空...標高900メートル付近から上は濃いガスに覆われた一日でした。この中で「基本となる技術」...についていろいろ勉強しました。参加された方々はこれまでもいろいろな技術を学んでこられたと思います。ですが,彼“貢ちゃん”の考える「スキー技術」とその「会得方法」...については初めてお目にかかることだと思います。
 昨日は先ず,斜滑降,横滑り...について,そのポジションの取り方を学びました。斜滑降では基本的な“外向傾姿勢”が出てくるのですが,それがどのように現れるのが理想的か?...ということを学びました。急斜面に立つ時,私たちは斜面を横方向に見ながら,フォールラインに対して立とうとしがちです。すると身体は山側に傾きやすくなります。重力方向,地球のコア方向に立とうとすれば,このことは避けられます。みなさんの斜滑降,横滑りを見ながらそんなことを思いました。
 次は,「脚の曲げと伸ばしのタイミングの違い...」について学びました。ターンのキッカケを「伸身抜重」で行なう方法と,「屈身抜重」で行なう方法です。ほとんどの方はこの様なトレーニングをされたことが無いと思いますが,この技術を的確に使えば,コブの斜面,悪雪,深雪は格段に楽に滑れるようになります。わたし自身何年かぶりで,意識してこの滑りを行ないましたが,その有効性を再確認しました。(*^^)v
 そして,次は「プロペラターン」です。脚の動きを使ってジャンプし,足裏を中心にスキーをプロペラのように空中で回旋させて着地...またすぐジャンプし,プロペラのように空中で回旋させる...。この繰り返しを中斜面で行なったのですが,これも久しぶりの経験でした。スキーの特性を活かし,雪との抵抗でターンする...ということをメインに行なっているせいで,スキー板そのものを身体の力でまわしてしまう !!!...という,これほどの思いっきり“Do Ski”は,本当に久しぶりです。(=_=;) ...でもひざに来ました !!!。あまりお勧めできません...(=_=;) 特に“生涯スキー”としては...。ハッハハハ......
 次は「内スキーの役割」と「外スキーの役割」...について考えました。内スキーに乗っている時,身体はその抵抗をどう感じるか?外スキーの時はどうか?...。そしてターン内スキーには内スキーの役割が,外スキーには外スキー独特の役割があることを体験しました。
 昼食後は先ず,「ストックの有効利用」...について考えました。ターンのキッカケに“ストック”を突き,そのまま雪面から離さずに,雪の抵抗を捉え続けながら滑る...というような経験は私も初めてのことでした。ホント...いろいろありますネェー?!?!。スキー指導員が違えば違うだけイロイロな経験ができる !!!...これも素晴らしいことです。
 最後は「悪雪林間コース挑戦」でした !!!。グサグサ雪や,氷の塊のある悪雪...しかも林間...これを滑ろう...とうのですから,私も(*_*)(*_*)ビックリ !!!。「斜滑考・特別貢挫」...ここで事故でも起きたら最悪...。イイのかナァー?怪我しないかナァー?!...という心配が先に...。でも皆行く気です。仕方なく着いて行くことに...。でも !!!...楽しかったァー !!!。案の定,転倒者もでて怪我の恐れもありましたが,それ以上の感動に出会えました。(^ー^) ターンがどうのこうのではなく,あのような斜面に入っていくと,「これまで予想もしなかった“スキーの世界”がある !!!」...ということをに気付くからです。そして,「S○J今日逝く本部」が語っている理論のむなしさを身をもって知ることができます。結局“貢ちゃん”...これが最後の,目的だったか !!!...そんなことを思った【TOK】でした。
 彼“貢ちゃん”とのコラボレーションで,久しぶりに「スキーを教わった【TOK】」です。人それぞれ...ですが,貴重な体験をさせてもらいました。ご参加いただいた皆さんも,それぞれ格別な感慨を持たれたことと思います。これを参考に皆さんのスキーライフがより充実したものになることを願っています。
 ご参加いただき,本当にありがとうございました !!!。そして,お疲れ様でした !!! (^ ^)(^I^)



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★ Feb23  2006  Thursday  曇り (白馬)
 今朝は「曇り」の白馬です。昨日までは,今日は「晴れ」の予報でしたが...(=_=;) 南海上の高気圧に西の高気圧が阻まれた形になっていて,前線が停滞気味のようですね...。今日日中は曇りで,夕方から晴れ間が出るようです。 では今日も  Have a nice day !!! 
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 昨日は「No.25:斜滑考…特別貢挫」の初日でした。
 ホテルアルピーヌのオーナー“丸山貢○”氏(貢ちゃん)のホームページ「斜滑考」を読まれ,彼と一度一緒に滑ってみたい...という人たち,7人が参集してくれました。【TOK】と彼...貢ちゃんとはスキー教師をキッカケとして30数年来の友人です。彼のホームページ「斜滑考」での発言は,一見過激に見えますが,その内容は私たちスキー指導に関わる者として,大変参考になる事柄を含んでいます。彼があのような語り口で彼の意見を公開しているのは,真にスキーヤーのことを思ってのことだと,【TOK】は信じています。その彼とのコラボレーション...ということで,「“スキー”って何なんでしょう?」...ということを考える良い機会になれば...と思っての企画でした。
 さて,午前中は“貢ちゃん”の仕事の都合で時間が取れなかったため,【TOK】が事前の予備解説...的なことを参加いただいた方々にさせていただきました。「斜滑考」ではいろいろなテーマで語られていますが,その中でも「カービング」及び「S○J今日逝く本部」に対する彼の意見が突出しています。そこで「カービングが台頭した背景」...について簡単な解説をさせていただいた後,雪上に出て,バインシュピール技術とカービング技術の比較...みたいなことを簡単に行ないました。
 午後からはいよいよ“貢ちゃん”の出番でした。先ずゲレンデ最上部まで上り,滑り降りながら彼の考える“スキー”を解説していただきました。彼の用いたスキーは「スーパーG用の2005センチの板」でした。その板で,悪雪も滑るし小回りも行ないます。モチロンカービングターンも...。技選で数台の板を使って演技を行なう人たちのスタイルとは異なり,一台で何でもやってしまう...。そんな彼の滑りの基盤となっている考えは“外向傾”を基本とした「バインシュピール技法」です。もちろん1951年,第一回インターシーで「バインシュピール技法」が発表された頃の技術より,はるかに洗練されたものですが...。
 彼のリードでいろいろな斜面を滑りました。結構ハードでしたがみなさん元気に彼の後を追っておられました。(^ー^) 
 6時半からは,“貢ちゃん”の食事のサービスで美味しいディナーをいただきながら,スキー談義に花が咲きました。参加いただいた方々の貴重なご意見も聞くことができました。そして,その皆さんの発言から,「スキーに対する愛情」...みたいなものが見えて来ました。“スキー”は組織や団体の所有物ではなく,誰にでも開かれたものであること,一部の極端な考え方で“スキー”というスポーツを狭い領域に閉じ込めるべきではないこと...など等。
 さて,今日は二日目です。天気はそれほど良くはありませんが,“スキー”の楽しさを求めて,今日も一日「斜滑考」を考えてみたいと思います。
 では行って来まァァァーーーす !!!  (^ー^)



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★ Feb22  2006  Wednesday  晴れ (白馬)
 今朝は「晴れ」の白馬です。朝方は少し薄い雲が掛かっていましたが,次第にその雲も取れ,クリアに !!! 今日日中は晴れ,夜湿雪が降り...そしてまた明日の日中は晴れ !!!...だそうです。結構めまぐるしく変わる時期になりました。これも春が近くなったことの証拠でしょうか?確実に夜が短くなって,陽の出ている時間が長くなりました。
 では今日も  Have a nice day !!! 

     -------------☆★☆-----------
 昨日は“Yan”さんのプライベートレッスン...二日目でした。
 先ず一昨日の復習から始めました。ところが,彼の滑りを見ていて少し滑りが不自然なのに気付きました。どうもスキー板の安定性が少ないのです。「彼ほどのスキー技術がありながら,スキーが変な挙動をする...?ひょっとしたらこれは板のせい?」...そう思い,彼と私の板を変えて滑ってみました。そしたら,やっぱり !!!...彼の使っていたスキー...板そのもののエネルギー,パワーが足りないのです。特にトーションの強さとバランスが悪く,これでは雪からのエネルギーを感じることは出来ないはずです。...ということで,たまたま【TOK】が持参していたスキーを使用してのレッスンとなりました。変えたとたん,彼の滑りが変わり始めたのは言うまでもありません。(^ー^) 
 こうなると,さらに欲の出る【TOK】です。一昨日の@〜Iまでの課題を超えて,さらに...Jターン後半に圧を吸収する⇒オーバーコンタクトを避け,切れるターンよりも走るターンを !!!...という課題に挑戦です。(*^^)v これはステンマルクが言っている,「ターン後半に圧を呑み込む...」という感覚と似ているもので,ターン後半の処理が楽になり,角付けの切り替えが容易になります。それだけでなく,脚の疲労度も違ってきます。その要領は“愛のターン”の「愛情を上半身に受け入れる...」と似ています。これを積極的に行ない,その感覚に慣れてくると,ターンに必要な分だけの圧をキープしたまま,余分な圧が吸収され,オーバーコンタクトになることを防ぐことができるようになります。
 ところが...“Yan”さん...これまでの“Do Ski”的な感覚が強く,ターン後半で脚を引き込む要領がなかなかつまめませんでした。そこで,とにかくフィーリングは全く無視して,ターン後半,強制的に脚を引き上げ,胸にくっつくようにする !!!...というトレーニングを行ないました。約20分...この強制トレーニングで,彼のターン後半の圧感覚が変わってきました。これまで眠っていた,「圧を感じながら脚をたたみ込む...」という感覚が目を覚まし始めたのです。(*^^)v ここまで来れば,後は一本でも多くのドリル練習で,この感覚を身に付けてしまうことです。午前中はこのことで時間が流れて行きました。(^ー^)
 午後は“五竜とおみ”の上部にトレーニングバーンを移し,“∞ターン”の練習から始めました。このトレーニングは,“圧感覚”に慣れたり,スキーを直接操作せずにターンすることを学ぶ良い練習になります。そして,「雪の抵抗を受け続けることが,ターンキープにつながる...」ということをつかむのにも適しています。この∞ターンを応用しながら,悪雪や粗踏みの斜面,急斜面にトライした二人でした。
 さて,この二日間で“Yan”さんの滑り,かなり変わられました。ご本人は感覚としてまだシックリしないところがあるようですが,その滑りを見れば一目瞭然です。この後,撮影したビデオをCDに焼いてお送りします。これをご覧になれば,どのような練習をどのような課題を持ってトレーニングしたか?...が解ります。そして,なによりもご自身の滑りが変わっている...このことが納得できると思います。CD楽しみにお待ち下さい。(^ー^)
 二日間,お疲れ様でした !!!。わたしもイイ勉強させてもらいました。ありがとうございました !!!
 また機会がありましたらご一緒しましょう !!! シーハイル !!!




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★ Feb21  2006  Tuesday  曇り (白馬)
 今朝は「曇り」の白馬です。でも,この雲...この後取れ始め,昼ころには晴れ間が広がるようです。(^ー^) 昨日は午後から天気予報どおり「湿雪」が降りましたが,その量は期待したほどでは無かったようです。でも,良い条件でスキーが楽しめています。
 では今日も  Have a nice day !!! 

     -------------☆★☆-----------
 昨日は“Yan”さんのプライベートレッスンでした。昨日今日の二日間のレッスンです。
 “Yan”さんは準指導員の資格をお持ちの方ですが,「フィーリングスキーを会得したい...」というご希望での受講となりました。お話を伺うと,「雪からの圧を受ける感覚がどうもイマイチ...」ということでした。そこで“フィーリングスキー”の一からお話しすることにしました。指導者としての資格もお持ちの方ですので,この機会にぜひ“Let Ski”の意味を学ばれ,今後の指導に役立てて欲しいと思います。
 さて,レッスンは“フィーリングスキー”の原点“感じる”ということの意味から学ぶことにしました。そのレッスンのあらましは...
  @圧の方向について⇒“感じる”と“押す”による筋肉の使われ方の違い。
  A“オレンジ・ターン”⇒押すプルークボーゲンと引くプルークボーゲン。
  Bシュテムターンターンの意味⇒迎え角とプルークスタンスの意味。
  C基礎パラレルターン⇒プルークボーゲンの延長線上のパラレル
  Dスキッディングターンの意味⇒スキー用具の特徴を生かすとは?
  E“キャスター・ターン”⇒斜面移動と落下エネルギーの利用
  F二輪...四輪意識⇒“クロッシング”による角付けの切り替え
  Gスキッディングからカービングへ⇒スキーの“たわみ”について...
  Hたわみ現象を生かしたカービング⇒かかと支点の意味
  Iスキートップ部分で抵抗を受けるとは?⇒“Sound of Music Turn”&“愛のターン”
                                           ......でした。
 二日の行程にしては,あまりに多くのことをお伝えしようとし過ぎているかもしれませんが,“Yan”さんには消化いただける内容だと思います。“フィーリングスキー”を学ばれる方に共通していますが,先ず初日は「エッ??? ナニナニ?それって...ホント???...」と思われます。そして二日目...「うーmm...ソウかぁー?!?!,でもなぁー...?!?!」となり,三日目で...「ハハァーん?!?!?!...そういうことかぁー!!!,ナルホド !!!...」となるのが普通です。それをテーマを“フィーリングスキー”全てに広げ,二日間で学んでもらおうというのですから,少し欲張っています。でも今日二日目で,かなり納得いただけるところまで行けると思います。天候も良さそうです。【TOK】も最善を尽くしてレッスンさせていただきます。
 では行って参ります !!! (^ ^)(^I^)



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★ Feb20  2006  Monday  晴れ (白馬)
 今日も「晴」の白馬です !!!。 ですが,少し薄い雲が広がり始めました。天気予報によると,日本列島の南海上の前線の影響を受け,昼ごろには雪が降り始めそうです。そして夜も湿雪が降り,明日は晴れに戻るとか...。 でも,スキーにはまずまずの天気が続くようです。
 では今日も  Have a nice day !!! 

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 昨日は「No.24:小回り特訓2日間スペシャル」の二日目でした。
 「小回り」がテーマのキャンプ...神の恵みでしょうか?一昨日のバーンは硬いアイスバーンでした。こういう状態では,「瞬間的なエッジング操作による小回り」はなかなか大変です。いくらエッジを研ぎ澄ませても,硬いアイスバーンの急斜面ではスキーのズレを止め,次のターンのキッカケを作るのは至難の業です。それに,大変な筋力,体力も必要になります。「生涯スポーツ」としての小回り...は不可能,と言わざるを得ません。...では,この様な斜面をどう滑ったら「生涯スポーツ」的な小回りになるのか?ということになります。このことをよく考えなさい !!!...という啓示だったのではないか...そう思います。(^ー^) 私たちに,こういう意味で天なる神は「小回りキャンプ」に最高のシチュエーションをプレゼントしてくれたのでしょう。(*^^)v
 瞬間的なエッジングに頼らない小回り...「ターン後半のオーバーコンタクトを避ける !!!」ということに尽きます。それには“フィーリングスキー”の“愛のターン”が適している !!!...そう思います。昨日も午前中は,幸い「アイスバーン」状態でした。そこで“愛のターン”で後半の圧を吸収する練習と,さらに「圧の集中を避ける」ために,ターン中盤から内足にも少し乗り,荷重分散する練習を行ないました。ですが,この「内足にも乗る」というのはアイスバーン状態の特殊な技術...と考えた方が無難です。そうでないと,内倒グセがつく可能性があるからです。
 またターンの構成として,ターン前半(谷回り)からターン後半(山回り)までをひとつのターンとかんがえる“Cの字ターン”ではなく,ターン後半(山回り)からターン前半(谷回り)までをひとつのターンとかんがえる“Sの字ターン”を意識する練習を行ないました。このことにより,山回りで蓄えられたエネルギーが効果的に次のターンに伝えることができるからです。このトレーニングでほとんどの方の滑りに脚の滑らかな運動...円錐振り子的な運動が顕れ始めました。(^ー^) つぶやきのリズムは♪♪♪...レシィーブ(receive)...ラァーブ(love)...レシィーブ(receive)...ラァーブ(love)...♪♪♪でした。“五竜とおみ”のチャンピオン・ダイナミックコースも難なく小回りでスイスイと降りられる様になりました。(^ー^)
 硬いバーンでこれができれば,雪の柔らかいところでの小回りは簡単です。午後から少し緩んだ斜面では,皆さん,本当に「躍動感溢れる小回り」ができるようにまでなりました !!!。キャンプの始めは,アイスバーン状態で,どうなるかな?...と少々心配だった【TOK】も,皆さんの上達振りに(*_*)ビックリでした。
 小回り...だけの二日間,普通なら結構疲れるはずなのですが,今回はそれほどの疲れを感じませんでした。【TOK】にも“フィーリングスキー”効果...出始めたのかな?ハッハハハ......(^ー^)
 みなさん !!! お疲れ様でした !!! そして,楽しい小回り,ありがとうございました !!!



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★ Feb19  2006  Sunday  快晴 (白馬)
 今日も「快晴」の白馬です !!! この二日間...良い天気に恵まれ,最高の週末となりました。(^ー^) 皆さんもしっかり楽しんでますか?そして味わってますか?(*^^)v
 では今日も  Have a nice day !!! 
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 昨日と今日は「No.24:小回り特訓2日間スペシャル」です。
 土日二日間のキャンプは,特別に休暇を取る必要が無く,しかもその開催数が少ないせいでしょうか?募集を開始して直ぐに定員になってしまいました。マ,その理由だけでなく,実際に「小回りが苦手...」という方...結構多いようです。実は私も以前は「小回り」が苦手でした。ひざに故障を持ち,素早い動きが苦手...という自分なりのハンディがあったせいもありますが,今考えると「小回りはスキーを操作するもの,角付け操作メインで行なうもの...」といった誤った考えに支配されていたからです。つまり“Do Ski”的に行なうもの...と思っていたのです。でも,「小回りも雪の力で,落下エネルギーで回してもらうのだ...“Let Ski”だ !!!」ということに気がついてから,逆に好きになりました。(*^^)v 
 さて,「小回り」に照準を合わせたこのキャンプ...“Ika”さん“Wata”さんお二人の“Rookie Academy”卒業生の方も参加されております。そこで今回は先ず初日の二時間,このお二人に「小回り」の秘訣を他の参加者の方に伝授していただくことから始めました。おひとり三人づつ受け持っていただき,各々の思う小回りを伝授してもらいました。いわばミニレッスンです。10時半から12時半まで,二日間のレッスンの中の貴重な時間ですが,「小回り」にはそれぞれの考えるいろいろな着眼点がありますので,これを皆さんに披瀝していただいたことは,参加された方の参考になった筈です。また,ひと様にご自分の考えを伝えることを通して,レッスンを担当されたお二人も,それなりの学びがあったと思います。
 その後,土曜日でレストランが混雑していたせいもあり,ランチを少し遅らせて,12時半から1時半くらいまで,【TOK】の思う小回りを解説させていただきました。そのテーマは,“Ika”さん“Wata”さんお二人もミニレッスンで解説されていた,「上半身と下半身の間のネジレ」をどう作るか?でした。これは小回りには欠かせない大事な要素です。どうしたら上半身が静かなままで,スキーが回り込んで来てくれて,ネジレが次第に強くなってくるか?...これが先ず最初のポイントです。このネジレがうまくできれば,後はそれをどう開放していくか?ということになります。今回は“愛のターン”でその練習をすることにしました。“Sound of Music Turn”も効果はあるのですが,音源とそれを聞く耳が近づく...ということが,つまりターン後半に懐が深くなることができにくいのです。その点“愛のターン”は,土踏まず付近に意識したハートから,雪の“愛情”がスキーヤーのハートに近づくイメージが生まれ,イイ感じで懐が深くなるのです。この“愛のターン”を小一時間練習してランチタイムとなりました。
 ランチが済んでからは,ターン後半に“愛のターン”で蓄えられたエネルギーをどう次のターンにつなげて行くか?...ということがテーマでした。それにはターン前半,どうスキー板上のハートを意識するか?でした。実は“愛のターン”で懐が深くなると,脚がいい具合にたたまれ,足が腰の下に入って来てくれるので,角付けが緩んだ状態になるのです。つまりフラットに近い状態になっている...ということです。ですから次のターンの外足に乗り込むのがズーッと楽にできるのです。小回りでも早めの捉えが可能になる !!!...これは小回りにとって,実は大きな福音です。どうしてか?というとターン後半に集中する圧を少しでも軽減できるからです。午後はこの「ターン前半でハートを感じる !!!」を集中的に行ないました。
 さて,今日もイイ天気です !!!。小回り特訓...きょうはどんな展開になるでしょうか?楽しみ楽しみ !!!
 では行って来まァァァーーーす !!! (^ー^)



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★ Feb18  2006  Saturday  雪 (白馬)
 今日は「快晴」の白馬です !!!
 週末の土曜日...絶好のスキー日和とんありそうです。(^ー^) 皆さんはこの週末,どちらで楽しんでますか? (*^^)v では今日も  Have a nice day !!! 

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 昨日は「No.23: “フィーリングスキー”スペシャル 5日間」の最終日...五日目でした。
 さすがに,五日間のキャンプですと,参加いただいた方々との間に,なんとも言えない「情」が起こります。共に過ごした五日間...本当にアッという間でした。皆さんと過ごした五日間が,楽しく思い出されます。(^ー^) 
 さて,最終日のテーマは“味わう”でした。雪や地形のエネルギーをスキー板を介して感じ取り,その味を楽しむ...ということです。“味”を楽しむのには?...当然“舌(tongue)”を使いますが,スキー板の“センサーポイントSP”に舌の先をイメージし,その舌でスキーの表面を舐めるような感じで探って行く...というものです。この“タング・ターン”...とでもいうべきイメージ...ある方には,これはこれでピッタシ !!!...という感じで受け入れられました。イメージの面白さを痛感した【TOK】です。(^ー^) 結構寒い一日でしたが,この“タング・ターン”や“愛のターン”など,いろいろなイメージを湧かせながらアイスバーンの斜面を楽しんでいただきました。(^ー^)
 “感じる”という感覚には,いつも話しているように“
の五つの感覚がありますが,できればその五感全てを使って雪からの情報を感じ取るくらいの気持ちで滑って欲しいということです。“目で見る”という感覚は普通に我々が使っています。“キャスター・ターン”や“オレンジ・ターン”では足裏の感覚で“触覚”を使います。そして,“Sound of Music Turn”では聞くという“聴覚”を使いました。そして,“味わうターン”では“味覚”を使うことになりました。...ということで五感の内“臭覚”以外の感覚は全て使って感じることをイメージできることになります。さらに,キャンプ三日目は“愛のターン”という,第六感的な感覚をまでを使う...そんな風な広がりを持って来ました。まさに“フィーリングスキー”は“感じる世界”と一体となっている...そんな気持ちを抱いた五日間でもありました。
 これまで“フィーリングスキー”は感じることで“スキー”をより楽しむ...というスタンスに立って来たのですが,新たにこのキャンプで「“情”という言葉との結びつき」...みたいなものを感じました。“感情”とか“愛情”の“情”です。まだそれを薄々気持ちの中に感じ始めた...という段階で,これがどう発展していくか?いかないか?...それは解りませんが,楽しみな宿題ができた !!!...そんな気がしている【TOK】です。(*^^)v
 五日間の長丁場...ご参加いただいた方々と本当に楽しく過ごさせていただきました。キャンプならではの仲間との交流も素晴らしかったです。それぞれの方が少しでも「“スキー”って楽しいネ !!!」と思っていただければ本当に嬉しいことです。
 五日間...本当にありがとうございました !!!。また機会を見つけてご一緒に滑りましょう !!! (^ー^)



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★ Feb17  2006  Friday  雪 (白馬)
今日は少し弱い風が吹き,吹雪とまではいきませんが,雪が降っています。
 結局昨日は一日「雨」でした。(=_=;) この雪も昼ごろには止み,曇り空になりそうです。そして,明日からの週末は良い天気に !!! (^ー^) 2月も中旬を過ぎます。思い残すことなく「雪の自然」...楽しみましょう !!! (*^^)v では今日も  Have a nice day !!! 

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 昨日は「No.23: “フィーリングスキー”スペシャル 5日間」の四日目でしたが,あいにくの「雨」...。これも,「少し休みなさい...」という天の啓示かもしれません。朝早く,生徒の皆さんから電話があり,「今日は雨模様なので,止むまで室内でミーティングをしてください...」との連絡がありました。そこで,とりあえず雨が止むまで「室内講義?」となりました。
 10時から,今回のキャンプにもご参加いただいている“Suzu”さんが,これまでキャンプに参加された時の「思いで映像」を観せてくれました。初参加の「2004:ニュージーランドキャンプ」や「2005: Canada キャンプ」の映像です。これを拝見すると,“Suzu”さんや,同行された方々がどのようにその滑りが変わって行ったか?...一目瞭然でした。ご本人にはその上達の感じがそれほど無いのですが,映像は正直にその上達の模様を伝えてくれます。今回このキャンプに参加されて見せてくれている滑りと,過去の映像を比べると,その上達振りに驚きます。(^ー^)
 さて,その次は“Sas”さんの出番でした。“Sas”さんは「テルミー」という,自然治癒力をたかめる家庭健康療法をされておられる方です。昨年の秋...私が右の膝を「手術」したのをホームページでご覧になり,「いつか機会を見つけて私の右ひざのケアをしてあげたい...」と思われていたそうです。ありがたいことです。...ですが,レッスンの最中は空き時間が無く,そのひまがありませんでした。ところが昨日は「雨模様」...。彼女にしてみると,「きっとこの機会を天の神が作ってくれたのだ !!!」...という思いになられたようです。この「テルミー」という温熱刺激療法は,自律神経系・内分泌系・免疫系の働きを調整して,生命を維持する機能(ホメオスターシス)や自然治癒力をたかめることを目指しているとのことです。また,血液やリンパ液の流れを促進させ,疲労回復や筋肉のこり等を癒し,消化器系の働きを活性化させる効果もあるとのことで,受講生皆さんの前で私がモデルとなり,その効果を試してみることになりました。(^ー^) 私に知るところでは,スポーツマッサージに似ていて,肌をさすって血行を良くすることが狙いのようでした。ただ“さする”だけでなく,温熱刺激の器具を使ってこれを行ないますので,「温灸」効果?も加わり,一層血行が良くなるようです。およそ30分の手当てでしたが,すっかり良い気持ちになってしまいました。そして,膝が軽るゥーくなりました !!!。“スキー”を楽しんできた後,筋肉の疲れを取るのに適しているかな?...と感じました。ありがとうございました。
 その後,私から「簡単オフトレ」...ということで,日常行なうと効果のある,簡単なダイナミックストレッチと,小回り特訓体操をお話しました。特に小回り体操は,“スキー”独特の「外向傾姿勢」をイメージする上で非常に役に立つと思っています。(*^^)v
 結局一日「雨」は止まず...。(=_=;) でも,昨日の「雨」...この時間を利用して室内ミーティングができたことは,かえって皆さんの疲れを癒し,いろいろなコミュニケーションができたという点で,返って良かったのかもしれません。
 今日は少し空も明るくなって来ました。キャンプ最終日です。大いに楽しんで来たいと思います。
 では,行って参りまァァァーーーーー7す !!! (^ ^)(^I^)



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★ Feb16  2006  Thursday  雨 (白馬)
 今日は「小雨」が降っています。今日,日中一杯...この雨が続くようです...(=_=;)。
 五日間のキャンプも四日目に入りますが,少し疲れが溜まってるから,半日くらいは室内でのミーティングを行ないなさい...という天からの啓示かもしれません。(^ー^)
 では今日も Have a nice day !!! 

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 昨日は「No.23: “フィーリングスキー”スペシャル 5日間」の三日目でした。天気予報が外れ,春霞が掛かったような感じでしたが,結構いい天気でした。ただ気温が10℃くらいだったでしょうか,少し熱く,汗が出るほどでした。雪も緩み,表面に少し水が浮いて,春の雪状態になりました。でも,こういう雪こそ“フィーリングスキー”の出番です。かかと支点でスキートップで雪の抵抗を受ける...ということが役に立つのです。(^ー^)
 さて,これまで“Sound of Music Turn”をメインにレッスンしてきましたが,昨日はキャンプ三日目...そして,14日の「バレンタインディー」のあくる日でもありましたので,少し趣向を変え,「“愛”を感じて滑る」...ということをテーマに滑りました。ターン前半“センサーポイントSP”にハートマークをイメージし,そのハートで雪からのメッセージを探るようにします。そしてターン中盤から後半に掛けて,そのハートからの“愛のメッセージ”が,自分の身体のハート...つまり「みぞおち」の辺りに届いて来る...というイメージを持つのです。“Sound of Music Turn”の“sound”が“愛のメッセージ”に代わって心に届く...というイメージです。人によってイメージ効果は様々ですが,私が見る限り,この「ハートの思いが心に響く」...ということのほうが,ターン後半で,より優しく雪の情報を受け取ろうとする気持ちになるようでした。これまで“バナナシェープ”とか“ありがとうターン”とか,外向傾の大事さを語る時にイメージしたことよりも,はるかに大きな効果がありました。(^ー^) “バナナシェープ”や“ゲロゲロターン”では,どうしても上体を先に曲げて外向傾を作る傾向があるのですが,この“愛のエネルギーを感じるターン”は,同じ外向傾でも,下から動作が起こってできる外向傾になるのです。ですから,上体の安定度は変わらないのです。同じ「上半身の構えが深くなる」と言っても,それが上から曲がり始めるか,下から始まるか?...でスキー滑走中の安定度は全く違ったものになります。「愛を感じようとする時」は,この動作が下から始まるのです。モチロン下肢の緊張も少なく,ターン後半でのオーバーコンタクトも防げます。“Sound of Music Turn”でもこれと同じような効果はあるのですが,「音を聞こうとする時」と,「愛を感じようとする時」とでは,身体の優しさの反応が明らかに違います。この「バレンタインディー」をキッカケに思いついた,「“愛”を感じて滑る」...これを新しく“愛のターン”と名付けることにしました。(^ー^)
 実はこの“愛のターン”...他にも良いことがありました。それは「雪に対して,あるいは斜面に対してアゲインスト(against=〜に逆らって,〜に反対して)...ということが少なくなり,雪の圧と同調するような運動が自然に起こる」...ということです。下肢の緊張が適度に起こるからからでしょうか?...下からの圧変化に応じた素直な脚の伸縮現象が多くの人に自然に見られるようになりました。午後から“五竜とおみ”スキー場のチャンピン・ダイナミックコースを滑ったのですが,これまで急斜面が怖くて入れなかったシニアの方も,難なく滑り降りることができました。これは「雪の抵抗に逆らわず,同調するしてその圧を身体に受け入れる...」ということで可能になったことだと思います。特に急斜面では,ターン後半に身体を硬くして圧に逆らってしまうと,ガガガーーッとズレ落ちてしまいバランスを崩しがちなのですが,“愛のターン”でその圧を身体のハートに受け入れると,オーバーコンタクトが防げ,円弧が描けるようになるのです。また,ターン前半でも“ハートのマーク”を探そうとしますから,「押す」ではなく「探る(search)」...という意識が強く働きます。このことで適度な雪面コンタクトが得られ,バランス維持が楽に行なえるようになるのです。(*^^)v
 この五日間のキャンプで,また新しいイメージの滑り...“愛のターン”が生まれました。この“愛”...大きく育って行って欲しいと思います。(^ ^)(^I^)



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★ Feb15  2006  Wednesday  快れ (白馬)
 今日は昨夜の雨も上がり,青空が顔を見せています。(*^^)v 天気予報では今日日中は晴れ,夕方から夜にかけて少し雪になり,明日はまた雨模様...とか...。幸い今日の天気予報は外れて良い天気になりそうです。マ,与えられたどんな天候でもその時々の“スキー”...楽しみたいと思います。
 では今日も Have a nice day !!! 

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 昨日は「No.23: “フィーリングスキー”スペシャル 5日間」の二日目でした。
 天気予報では昨日を外すと,このキャンプ中...あまり良い天候が期待できなかったので,思い切って昨日の内に「志賀高原」で滑ることにしました。最近思うのですが,スキー場にはそれぞれのエネルギーがあります。そのエネルギーを感じながら滑ることで,人間の身体の持つ不思議な潜在能力が開花する...そう思うのです。そんな意味を含め,いつも同じスキー場で滑るのではなく,違ったところに出かけて,そのエネルギーを感じてみよう...ということでの志賀行きでした。(^ー^) 朝7時...白馬を出て,志賀高原に着いたのが9時15分...。早速支度をして9時半にはゲレンデに出れました。幸い天気は快晴...。この晴天を狙って志賀行きを決定したわけですが,それにしても北アルプスから,中北信の山並みが,青空に映えてきれいでした !!!。
 まず午前中は,西館のリフトで高天原に出て...そこから⇒一ノ瀬⇒ダイヤモンドスキー場⇒焼額⇒奥志賀高原...と滑りまわりました。モチロン滑りながらのつぶやきの言葉は♪♪♪サウンド...オブ...ムジーーク...サウンド...オブ...ムジーーク...♪♪♪でした。(^ー^) 焼額山と奥志賀高原では5本ほど頂上から山麓まで滑りました。9時半から12時半まで3時間...休む間もなくびっしり滑りました。ランチは「レストランシャモア」でたっぷり1時間15分...。しっかり疲れを取りました。(^ー^)
 午後は雲が出始め,快晴の中...とはいきませんでしたが,焼額⇒ダイヤモンドスキー場⇒一ノ瀬⇒寺子屋⇒東館⇒ブナ平...と下り,また西館のリフトで一本上ってそこから西館のコースを下りて終了...となりました。志賀高原全て...というわけにはいきませんでしたが,シニアの方にとっては結構な滑走量だと思います。皆さんから,「あれだけ滑ってそれほど疲れなかったのは嬉しい !!!」というお言葉が聞けました。さて「志賀高原」のエネルギー...どうだったでしょう?皆さんのそれぞれの想い...後日伺ってみたいと思います。(^ー^)
 4時半,志賀高原を後に長野市へ...。【TOK】おひいきのお寿司屋さんへ寄って,一日の楽しかった滑りを思い出しながら乾杯 !!!...となりました。(^ ^)(^I^) 滑った後,思い出話をさかなに一杯...これもまた格別でした !!!(^ー^)
 白馬には7時15分に帰着...風呂に入って汗を流した後,「メルツェン」で撮影したビデオを見ながらのミニ懇親会でした。みなさん !!!...楽しかったですネ !!!
 さて,今日も天気予報が外れて良い天気になりました。今日は“五竜とおみ”で楽しんで来ようと思います。では行って参りまァァァーーーーーす !!!



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★ Feb14  2006  Tuesday  快晴 (白馬)
 今日は朝早く,志賀高原に向かいます。そのため今日のトップページのPhotoは昨日のものです。ですが,満月がちょうど唐松岳の上に沈もうとしていて,その月光に輝く北アルプスの連山が,白く浮き出ています。今朝も白馬は「晴れ」です。(*^^)v では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日から「No.23: “フィーリングスキー”スペシャル 5日間」が始まりました。今シーズン,唯一の国内五日間キャンプです。今回も定員の8名の方に参加していただいています。ほとんどの方が「八方のシニアレッスン」の経験者ですが,生涯スポーツとしての“スキー”...あるいは“楽しいスキー”...をされたい,というご希望での受講です。
 さて,昨日は少し風が強かったのですが,皆さん一生懸命レッスンを受けていただきました。先ず「雪を感じて滑る」...ということはどういうことか?を学びました。“感じる”...というのは辞書によると,@
外物の刺激を受けて反応する。A病気に感染する。B心が強く動かされる。感動する。C前世の行為の報いが現われる。D感心する。ほめたたえる。E心に思う。ある感情、感覚をひき起こしたり、ある考えを浮かべたりする。...とあります。要は感覚器官を通じて外からの“刺激を知る”...ということだと言えます。人間はこの“刺激”を感じると,いろいろな反応を起こします。それは外界の変化に,人間の身体が持っている潜在的能力が自然に反応するからです。この潜在的能力...これは個々によって違っていますから,その反応の仕方も人それぞれ違って来るのは当然のことでもあります。“フィーリングスキー”はこの違いを違いとして認め,それぞれが個性豊かな感性で“スキー”を楽しもう...というものです。
 レッスンでは,足裏からの情報を感じ取るとは?ということから始め,スキー滑走中に発生する音を感じるとは?...という風に進めました。今回ご参加のみなさん...シニアの方が多いせいでしょうか,力任せのスキーをする人は少なく,滑る度にその動作に変化が見られました。私が思うに,これまでの人生経験を基盤とした,豊かな“感性”あるいは“感受性”がそのまま顕れてきたのだと思います。(*^^)v
 午前中は足裏からの“sound”を聞く...ということに集中し,午後からはスキーのトップ部分からの“sound”に集中する,ということを練習しました。そのつぶやきの言葉は
♪♪♪サウンド...オブ...ムジーーク...サウンド...オブ...ムジーーク...♪♪♪でした。特に「サウンド...」の時は,ターン前半でしっかり雪面から“sound”を聞くことに意識を集中すること,そして「ムジーーク...」では,地球のコア方向からの“sound”を聞こうとすること...が大事でした。このドリル練習で,皆さんの滑走中の滑りが安定してきたのはモチロン,身体の動きが次第に伸び伸びとしたものになってきました。後で「以前より本当に疲れなくなりました...どうして!?!?!?」という言葉も聞かれました。(^ー^) それは...「あなたの身体が雪からの情報に敏感に反応し,潜在的に持っておられた能力が開花したからです...」というのがその答えです。(^ー^)
 さて,今日は夕方まで良い天気が続きそうですので,「志賀高原」まで足を伸ばそうと思います。そして,白馬とはまた違ったエリアの自然エネルギーを感じ,味わって来ようと思います。
 では,志賀...楽しんで来ます !!! 行って参りまァァァーーーーーす !!! (^ ^)(^I^)



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★ Feb13  2006  Monday  快晴 (白馬)
今日は「快晴」の白馬です。山の頂上付近は少し風があるようですが,平地は無風です。今日も楽しいスキーができそうです。この天気...明日まで持ちそうですが,その後...雨がありそうです。少ない崩れ方で済んで欲しいのですが...。 今日も Have a nice day !!! (*^^)v
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 昨日は「No.22:“フィーリングスキー”スペシャル “キャスター・ターン”3日間」の最終日でした。白馬でスキーをするのが初めて...という方も居られましたので,この二日間で習ったことをいろいろな斜面で試してみる...ということを経験する意味で,八方で滑ることにしました。午前中はあいにく上部がガスに覆われ,また午後は強風が吹き始めたので,八方の大きなスケールを存分に楽しんでいただくことができませんでしたが,その片鱗には触れていただけたと思います。(^ー^)
 先ず二日間のおさらい...ということで,白樺ゲレンデで,ターン前半から後半,角付けの切り替え時に至るまで,しっかり「雪の抵抗を探りながら滑る」...ということに集中する練習から始めました。その後,国際ゲレンデの急斜面で“Sound of Music Turn”の練習をしました。“キャスター・ターン”を学んだ後で,この練習をすると,その意味が一層わかりやすいのです。今回のキャンプのテーマは“キャスター・ターン”でしたが,皆さんの飲み込みが早く,今回の最終日はこれをお話しすることになりました。(^ー^) 国際リフト,チャンピオンスカイペアのリフトを乗り継いで兎平に出,その後セントラルの粗踏み斜面,急斜面を♪♪♪サウンド...オブ...ムジーーク...サウンド...オブ...ムジーーク...♪♪♪とつぶやきながら滑り降りたのでした。
 午後はリーゼンクワッド,アルペンクワッドを乗り継ぎ,黒菱の斜面から,スカイライン,北尾根,咲花...と滑りました。風が強く,吹き溜まりのところや,粗踏みの場所が多かったのですが,皆さん,“音”に集中しながら,そして雪や地形のエネルギーを身体で感じながら,のスキーイングををしていただきました。(^ー^) 
 この三日間...“キャスター・ターン”や“Sound of Music Turn”など“フィーリングスキー”の真髄に触れていただいたのですが,その中心となるものは結局「“圧”を感じる場所,“圧”を感じる方向,“圧”の量」を意識して滑る...ということでした。この三つのことが意識できていれば,どんな斜面でも楽しく滑ることができる...そう思います。そして雪からのメッセージをいただくには,斜面移動と手前向きの圧を感じる意識の大事なことも,思いました。
 このキャンプをひとつのキッカケとして,さらに皆さんのスキーの楽しみ方に幅ができることを祈っています。
 三日間...楽しい時間,ほんとうにありがとうございました !!! (*^^)v また,機会を見てご一緒しましょう !!!



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★ Feb12  2006  Sunday  小雪 (白馬)
 今日は「小雪」が舞っている白馬です。 昨日も朝は「雪」でしたが,降雪量はそれほど多くはなく,時々青空も顔を出してくれ,まずまずの天気でした。今日も小雪が舞ってはいますが,空は明るく,ウッスラと青みがかっていますので,スキーにはまずまずの天候だと思います。
 皆さんも“スキー”...楽しんでますか? 今日も Have a nice day !!! (*^^)v
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 昨日は「No.22:“フィーリングスキー”スペシャル “キャスター・ターン”3日間」の二日目でした。
 昨日のテーマは,「“キャスター・ターン”に磨きをかける」...でした。一昨日“キャスター・ターン”の基本と,さらに“スプリングキャスター”の概略も学びましたので,それをいろいろなターンで実践的にイメージする方法をメインに行ないました。皆さん,舵取りの部分でのキャスターイメージは,ドリルが進むに連れて次第にその感覚をつかまれました。...ですが,角付けの切り替えと,それに続くターン前半の部分でのキャスターイメージが少し薄く,「回したい病」が顔をもたげてきます。そこで,負荷トレーニングとして「小回り」を集中して行いました。種目的にはイメージし続けることが難しい「小回り」をあえて選び,腰の下をスキーが通過していく時の足裏感覚をセンサーキャスターでしっかりイメージすること,そしてそれに続くターン前半で,どこに次のセンサーキャスターをイメージするか?に集中することを学びました。午前のこのレッスンで,ほとんどの方の滑りが変わって来ました。(^ー^) センサーキャスターの部位にしっかり意識を集中し,そのキャスターが斜面をどう移動するかをハッキリとイメージすることの大事さを思いました。
 午後は“Hakuba 47”の「ルート2」や,めったにOpenしない“Hakuba 47”から飯森ゲレンデに降りる「アドベンチャーコース」を使い,急斜面や粗踏みの斜面での練習を行ないました。どんな荒れた斜面でも,急な斜面でも,「今,時分はスキー板のどの部分から雪の抵抗を受けているか?どの方向に進んでいるか?」が意識でき,イメージできれば,バランスを崩すことはあっても,転倒...という事態には至らないで済みます。それよりも,キャスターに意識を集中することで,雪から伝わって来るいろいろな情報の多さや,違いが判るにつれて,それを感じ取る“喜び”みたいなものが感じられるようになります。“キャスター・ターン”も,ここまで来ればシメタものです。今回ご参加のメンバーの内,何人かは,この感じを味わっておられるようでした。(^ー^) 
 さて,今日は三日目...いろいろ変化に富んだ斜面に行き,この二日間の“キャスター・ターン”トレーニングで学んだことを実践で試してみたいと思います。(*^^)v
 では,行って来まァーーーす !!!(^ ^)


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★ Feb11  2006  Saturday  雪 (白馬)
 今日は「雪」が降っています。
 天気予報によると,今日これから,明日にかけて雪マークが...。土曜日の祝日なので,連休...といった気があまりしませんが,スキーヤーの数は多くなるのでしょうか? 皆さんはどちらで“スキー”...楽しんでますか? 今日も Have a nice day !!! (*^^)v
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 昨日から「No.22:“フィーリングスキー”スペシャル “キャスター・ターン”3日間」が始まりました。今回も定員の8名の参加をいただきました。(^ ^) 所定の受付と簡単なミーティングを終え,“Hakuba 47”スキー場に向かいました。さて,今回のテーマは“キャスター・ターン”です。「教師日記」をご覧の方で,これまでキャスターについていろいろやってみたけれど,実際はどのようなものか知りたい...という方が多く参加されました。
 まず初日は“キャスター・ターン”の基本的なことから始めました。足裏にキャスターをイメージするとはどういうことなのか?二輪とは?四輪とは?転がりイメージ方向と実際の転がり方向の違いとは?キャスターの転がりをイメージするとどうしてターンが始まるのか?...というようなことを午前中学びました。低速でのキャスターイメージでしたので,スキッディングターンが主で,そのつぶやきの言葉は♪♪♪二輪ィーン...四輪ィーン...二輪ィーン...四輪ィーン...♪♪♪でした。
 午後はスピードがより速くなった場合,あるいは角付けをより使った場合のキャスターイメージについて学びました。スピードが速くなったり,カービングスキーの角付けをより多く使うようになると,スキー板は「たわみ」ます。するとスキー板の前後差をいかしたターンとは少し違ったターン要素が出てきます。スキー板のトップ部分がテールより多くの抵抗を受け取り始めます。するとかかとが支点となり,テコのような形での滑りが始まるのです。するとこれまで“二輪意識”だったものが“キィーキャスター”意識に変わり,“四輪意識”が“Aキャスター”意識に変わります。ただ,昨日はスキー経験が多く,ポテンシャルの高い方が多かったので,“Aキャスター”を省略し,“スプリングの付いたセンサーキャスター”意識を優先させることにしました。そのつぶやきの言葉は♪♪♪センサーキャスター...フラァーートォ(flat)...センサーキャスター...フラァーートォ(flat)...♪♪♪でした。
 “キャスター・ターン”の一日目ですので,まだ皆さんの滑りはぎこちないものがありました。これまであまり意識したことの無いフィーリングを実践するわけですから無理もありません。二日目で「アレレ?こういうことかな?」...そして三日目で,「ナァールホド...!!!」となるのが普通です。初日の昨日は“キャスター・ターン”の基本的な意味を学んでいただきました。(*^^)v
 初日のイメージが生かされ,さらなる身体の潜在能力が引き去れることを祈って,では行って参りまァーーーす !!! (^ー^)



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★ Feb10  2006  Friday  快晴 (白馬)
 今日は快晴の白馬です !!!
 ただ今ぁー !!! 昨日夜8時過ぎに白馬に戻ってまいりました。今日からまた白馬でスキーレッスンが始まります。
 ニセコでの楽しかったスキーを思い出しながら,これからも「生涯スポーツ」としての“スキーライフ”...考えて行きたいと思っています。みなさん,ヨ・ロ・シ・ク・...(^ ^)
 沢山いただいている e-mail ...返事が追いつきません...お許しを...(=_=;)
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 昨日は高速バスで午後3時過ぎに新宿を出,8時過ぎに白馬に着きました。
 道中,「ニセコでのスキー」の意味をぼんやり考えながら,バスに揺られて居ました。今度のスキーキャンプ...私のスキーライフの中で“epoch-making event”として位置づけられる気がします。昨日の日記にも書きましたが,おおげさに言えば,「“スキー”を通して自分自身が見つめられた旅」だった...そう思います。これまでスキーの技術的なことをいろいろ皆さんにお伝えして来ました。そして,「うまくなることも大事だけれど,その時々の技量で雪原を滑って“楽しむこと”がより大切なんだよ !!!」と話して来ました。この“楽しむ”...という意味では,ニセコのようなスノーフィールドは最高のシチュエーションだと感じました。確かにこの時期は雪質がよく,パウダー三昧だったのは事実ですが,時期が3月や4月にずれ込んだとしても,それなりのフィールドのエネルギーは同じように在る...そう思いました。東山エリアを滑走中,陽が当たった南向きの斜面を滑ったのですが,少しクラストして重い雪でした。パウダーとは違った感触の雪ですが,みなさん貴重な体験ができました。スキー教師としての自分は,「基本的な技術の大切さ」を思いました。そして,雪山と一体となり,そのエネルギーを感じ取りながら滑っているスキーヤーの姿...を感じました。うまく滑れるとか,バランスを乱さない...といったことではなく,そのフィールドのエネルギーをどう感じ取り,味わっているか?...という姿勢です。
 こういう風に見てくると,雪山そのもの...スキー場のフィールドそのものにエネルギーが在る...そんなことを強く感じるのです。この様な思いは昨年夏ニュージーランドに行った時にも感じたことでした。雪山にはそれぞれ独特のエネルギーが在って,スキーヤーはスキー用具を介してそのエネルギーを取り込んでいる...そんな気持ちになりました。“ニセコ”はそういう意味で,エネルギーの高いフィールドだと思います。どことなく,動物としての自分が,まるで森林浴をして精神を安定させているような,それと似た感触...を得たのでした。自然と一体となっている自分...ということでしょうか?(^ー^)



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★ Feb09  2006  Thursday  晴れ (東京)
 昨夜遅く,東京に着きました。今朝は晴れの東京から Up date です。
 今回は金曜日から水曜日まで,六日間の北海道スキー旅でした。おかげさまで本当に楽しく過ごせました !!!。これも皆さんのおかげです。心から御礼申し上げます。
 明日からまた白馬でスキーレッスンが始まります。よろしくお願いいたします。
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 昨日は「No.21:北海道ニセコ深雪三昧キャンプ No.2」の最終日でした。
 朝方は雪が降り,一昨日最高の天気だっただけに,最終日は仕方が無いかな...という気分になってい,ました。ところが,山頂付近こそガスがかかってよく見えない天候でしたが,森林限界の付近から下はOK !!!で,結構楽しめました。今回の第二班...ホントについている !!!...そんな感じでした。
 さて,昨日は朝リフトが動き始める8時半から皆さんと一緒にスキー場に出ました。これまでまだ滑っていないコース...ヒラフエリアをメインに滑りました。夜の降雪はそれほどでもなく,10センチ程度でしたが,吹き溜まりのところは結構雪が深く,思いの他楽しく滑れました。
 10時半から約30分のCoffeeタイムをはさみ12時半まで3時間半の新雪滑走でした。「見晴らしコース」,「花園林間」,「ジャンボコースの脇林間」など,比較的踏み荒らされていないところを捜し求めてのスキーイングでした。満足満足 !!!。(^ ^)(^I^)
 ニセコの面白さはやはり新雪ですが,それも平坦な所だけでなく,微妙なアンジュレーションがあったり,木々の間をぬって滑る...という快感が特徴です。子供の遊び場が単純でなく,いろいろなモノがある...というのに似ています。この一週間...自分自身がまるで“子供”に戻っている...そんな気がしていました。これまで,スキーをしていて,このように「自分が子供...」という感覚はそんなに無かったのですが,今回は昔の子供時代に戻って,はしゃぎまわっている自分が居ました。“スキー”の楽しさや面白さはいろいろありますが,その中に「子供になれるから...」,あるいは「子供時代の遊び心を思い出せるから...」というのも付け加えるべきだと思いました。(^ー^)
 参加していただいた皆さんに,「イチバン楽しんでいるのは【TOK】さんじゃないの?!?!...」と言われましたが,それは本当のことです。自分自身,自分の身体が子供の頃のように,ドキドキ,ワクワクしながら遊んでいるのを感じました。いい歳をしたおっさんでも,あのような感情になれることの不思議を思っていました。幼い頃には自分の中あった「遊びの心」が,まだまだ消えずに残っていた !!!...そんなことを思いました。自分の身体の中に“感動できる心”や“夢”が,まだまだ顕在していることを感じました。
 今回の「北海道ニセコ深雪三昧キャンプ」...ある意味で「“スキー”の真の面白さ」に気付いたキャンプでもありました。多分,私のスキー暦の中でも「大きなエポック」になる出来事のひとつになる...そんな気がしています。これからのレッスンで,この様なことを皆さんにお話できたら嬉しい...そう思っています。
 皆さん !!!...本当にありがとうございました !!! (*^^)v



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★ Feb08  2006  Wednesday  雪 (ニセコ)
 今日は「羊蹄山」の裾野が少しだけ見えていますが,雪のニセコです。
 昨日は,実に最高の深雪が楽しめました。8時過ぎからガスが取れ始め,このエリア全体がしっかり見渡せる良い天気になりました !!!。今日は「雪」ですが,昨日最高のプレゼントをいただいたことを思えばもちろん我慢できます。(^ー^) では皆さんも Have a nice day !!!  
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  昨日は最高の一日でした !!!。「深雪三昧キャンプ」No.1ご参加の皆さんには申し訳ありませんが,本当に素晴らしい一日となりました。(*^^)v 
 朝方...羊蹄山は見えたものの,スキー場にはガスが掛かっていて,晴れるとは思っていませんでした。天気予報も「曇りから雪」の予報でしたし...。ところが,8時過ぎからそのガスが取れ始め,8時半には快晴に !!!。9時45分までは自由時間でしたので,今回ご参加の皆さんはそれぞれ思い通りの新雪を楽しまれました。特にアンヌプリ(1308m)頂上下のラージコースは未踏斜面が広がっていて,そこにご自分のシュプールをしっかり刻まれたようでした。
 さて,集合時間後は皆さんと一緒にグループでの滑走を楽しみました !!!。まず花園第3クワッドリフト右側の「スキー場エリア外区域」の新雪滑走でした。スキー場エリア外ですが,自己責任で行くのはOK !!!です。もちろん事故があれば自分で相当の責任を取らなければいけません。でも,そのリスクを超えた喜びがありました !!!。多くのスキーヤーやボーダーが滑っていますので,未踏の斜面...とはいきませんが,新雪深雪の感触はなんとも言えませんでした。その後この花園のコースを,林間を含め2回滑りました。休まず滑って約2時間...3本の花園コース滑走で,終わってしまうほどでした。羊蹄山,アンヌプリ,遠く恵庭岳など素晴らしい景色を堪能しながらの新雪滑走で,これでもう満足 !!!...というほどでした。朝8時半から12時近くまで,皆さんは3時間半ほどのスキー滑走でした。
 そういうわけで,ランチタイムは1時間半ほど取ることにしました。モチロン,この幸せをビールで乾杯 !!!でした。みなさん...朝早くからの滑走とビールが効き,お昼寝も楽しみました。(^ー^)
 さて,その後,場所をアンヌプリに変えて滑ることにしました。事前の情報では花園の斜面がお勧め...あとはあんまり...ということでした。でも,アンヌプリ上部の「チャンピオンコース」西側の斜面...オーストラリアのスキーヤー2人が入って行くではありませんか?。どこへ行くのだろう?...と後を追って行くと...ここにも「スキー場エリア外区域」の表示が !!!。そして,その向こうを見渡すと何本かの滑走ラインがあるではありませんか?!?!。これはもう行くしかない...と思って行ってみたら...ナント素晴らしい林間コースが !!!。もう,【TOK】も我を忘れて滑りを楽しんでしまったのでした。(^ー^) モチロン皆さんも「イエーッ !!!」という歓声を上げながらのひと時でした。大きな木々がある急斜面...その間を縫って滑るのでかなり危険ではありますが,感激はひとしおでした。またそのコースの下部に広がる天然のハーフパイプ...凹状の斜面...これもまた楽しい場所でした。まるでブランコのように,右に左に揺れるようにして滑り降りる感触もなかなかでした !!!。
 その後,アンヌプリゴンドラ下部を一本,東山のリミテッドコースを1本滑りました。時刻は4時近く...午後2時間半の滑走です。当初の計画よりだいぶ多く滑りました !!!。踏み鳴らされた斜面はほとんど滑らず,90%以上が新雪,深雪コースでした。溜まっていないようで疲れ...だいぶきているはずです。今日はこれでスキー滑走を終了とすることにしました。これだけ新雪,深雪のコースを滑れば,あえてナイターをすることもありません。かえって危険でもあります。皆さんもナイター中止...に異論を唱える人は居りませんでした。(^ー^) それほど堪能した一日でした !!!。
 さて今日は最終日。スキー場Openの8時半から,滑ることにしています。
 きょうもしっかり楽しんで来ます !!!。 では行って参りまァーーーーーす !!!



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★ Feb07  2006  Tuesday  曇り (ニセコ)
  今日葉ご覧のように「羊蹄山」が見えています !!!。話によると,頂上まで全部見えたのは,この冬3回目か4回目だそうです。その頂上から,朝日が昇ってきました。空はクリアに晴れているわけではありませんが,チョッと感動モノ...です。
 今日午前中は降雪も無く,スキーが楽しめそうです。(^ー^) では皆さんも Have a nice day !!!    (*^^)v 
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  昨日から「深雪三昧キャンプの第二陣キャンプ」が始まりました。参加予定だった方お一人の,急なお用事でのキャンセルがあり,今回は“Kawa”さん“Iwa”さん,そして“Yoshi”さんの三人でキャンプとなりました。(^ ^)
 各地から飛行機でニセコに集合してまいります。朝8時...今回のツアーコンダクターを引き受けていただいている“臼杵”さん...千歳に着いた皆さんをお出迎えに行かれました。【TOK】はその間,「ニセコスキー場...滑走エリア調査」でした。(^ー^) 「晴れ」とはいきませんでしたが,ガスも薄く,風も無く...まずまずの天候でしたので,「アンヌプリ」エリヤや「花園」エリアを調査してまいりました。特に「花園」上部は,一応スキー場エリア外ですが,自己責任で行くのはOK !!!で,ここは最高の深雪ゾーンでした。天候の関係で,キャンプNo.1組の方々は訪れることができませんでしたが,できればNo.2組の方々はご一緒できたら...と思います。
 午後2時過ぎ,皆さん全員が集合されました。早速試走開始です。試走...と言っても,みなさん,かつてここニセコで滑ったことのある方ばかりです。【TOK】だけが初体験なのでした...(=_=;)。...ということで,あそこへ行こう,ここへ行こう...と皆さんに連れて行ってもらった格好です。(^ー^) でも,やはり仲間と“グループ”で滑るのが楽しい !!!。午前...自分独りだけで滑りましたが,それとは楽しさが違います。“Sound of Music Turn”の基本を簡単に説明させてもらってから,もうパウダーの中,木立の中,粗踏みの中...まさに“三昧”の滑りでした。(^ ^)(^I^)
 モチロン夕食後,7時からはナイターでした。(^ー^) このニセコ・ヒラフのナイターは絶対に経験すべきです。私がこれまで経験したナイターとは,レベルが違います。もちろん,気をつけながらの滑走は必要ですが,木立の中や急斜面も滑走OK !!!なのです。しかも雪は最高 !!!です。昨夜は,この四日間経験した中でもベストの雪質で,まさに“アスピリンスノー”でした。(*^^)v 8時半まで,まるで子供のようにはしゃぎ回った4人組でした !!!。
 さて,今日は「深雪三昧キャンプ」では初めて...「羊蹄山」が全山見えるほどの天候です。精一杯楽しんで来たいと思います。
 では行って来まァーーーす !!! (^ ^)(^I^)



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★ Feb06  2006  Monday  曇り (ニセコ)
 今日も,朝早くは羊蹄山が8合目付近まで見えていまあいたが,少し雲が出てきました。でも視界はまずまずで,スキーは充分に楽しめそうです。
 今日から「北海道ニセコ深雪三昧キャンプ No.2」が始まります。今回のキャンプ...どのような展開になるでしょうか?楽しみ楽しみ !!! では皆さんも Have a nice day !!!  (*^^)v  
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 昨日は「No.20:北海道ニセコ深雪三昧キャンプ No.1」の三日目,最終日でした。
 夜の間の積雪は約30センチ...新雪滑走にはもってこいの積雪量でした。今回の深雪三昧キャンプ...快晴というわけにはいきませんでしたが,その分新雪を思う存分楽しむことができました。(^ー^)
 
今回のキャンプは,スケジュール表でもお知らせしているように,主にこれまで学んだことを実践してみる...という「試みキャンプ=“Trial Camp”」ですので,レッスンそのものが目的ではないのですが,その状況々々に応じたテーマはお話しています。昨日のテーマは“Sound of Music Turn”の後半部分♪♪♪...music♪♪♪でした。この“ミュージック”という言葉...実は「ッ」という,息を飲む部分があり,この部分があまりよくないことに気がつきました。息を飲むとき一瞬息が止まってしまい,身体の硬直が起こりやすくなってしまうのです。そこで“ミュージック”をドイツ語風に“ムジーク”とつぶやくことにしました。(*^^)v どうもこの方がターン後半雪の圧を吸収する上でより効果的なようです。♪♪♪サウンド...オブ...ムジーーク...サウンド...オブ...ムジーーク...♪♪♪とつぶやきながら,ニセコ・ヒラフの新雪を滑りまわったのでした !!! (^ー^) モチロンビデオもバッチリ撮りました !!!。CDが楽しみですネ !!!
 さて,仙台に帰る“Ono”さんは飛行機の都合で1時半頃まで...その他のメンバーは3時過ぎまで,林間コースや新雪斜面を滑りました。...ところが,“Ono”さんには残念ですが,彼が宿に帰ってから急に空が明るくなり始め,アンヌプリの頂上が見え始めたのです !!!。早速リフトを乗り継ぎヒラフスキー場の隣の「東山スキー場」に行くことに !!!。ヒラフはヒラフの良さがあるのですが,東山はまた違った趣があります。思わず歓声を上げながらのダウンヒルとなりました !!!。しかし,その晴れ間...たった30分ほどの間だけでした。ゴンドラで上に戻ったらまた視界が悪くなり,急遽ヒラフ側へ下山をしなければなりませんでした。北海道のニセコ...天の神がたった30分ですが,せっかく来た我々に素敵なプレゼントを贈ってくれました。(^ ^)
 それにしても,今回のキャンプ...タイトルどおりのキャンプになりました。まさに「深雪三昧」でした。確かに寒くて,耳が凍傷になったくらいですが,それを差し引いても良い体験をさせてもらいました。新雪にも恵まれましたが,素晴らしいナイター経験もさせてもらいました。「今度...来年は“ナイター新雪キャンプ”でもしましょうか?!?!...」という提案までいただきました。
 “Tom”さん...ひざの調子がイマイチで,思い通りに滑れなくて残念でしたが,次回はひざを完治させ思いっきり楽しんでいただきたいと思います。(^ー^) その他の皆さんは,もう何も言うことはありませんネ !!! あれだけの経験はなかなかできるものではありません。わたしは今日から始まる「No.21:北海道ニセコ深雪三昧キャンプ No.2」のため,まだニセコに残っていますが,このような素敵な機会を与えてくれた“天なる神”に感謝です !!! そしてご参加いただいた皆さんにも...。
 本当にありがとうございました。
 


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★ Feb05  2006  Sunday  雪 (ニセコ)
 今日は,羊蹄山が8合目付近まで見えています。天気も良くなりそうです。
 今日も20センチ以上の積雪があります。楽しくスキーができそうです。(^ー^)
 では,みなさんも...    Have a nice day !!!  (*^^)v
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  昨日は「No.20:北海道ニセコ深雪三昧キャンプ No.1」の二日目でした。情報によると,北海道...大荒れで空の交通がマヒ状態...という中,私たちは「寒い,寒い...」と言いながら,“スキー”...楽しみました !!!。実際,夕方まで千歳空港...使えなかったらしく,200便以上の航空機の離発着ができなかったようです...(=_=;) 昨日思い通りに旅ができなかった方々には申し訳ないのですが,私たちのグループが同じ目にあわずに済んで幸いでした !!!
 さて,北海道の千歳はそのような天候でしたが,ニセコ・ヒラフは午前中青空が広がり,陽が射すほどの天候でした !!!。新雪も20センチ近く積もっていました。(^ー^) “Sound of Music Turn”のトレーニングを経てから新雪に挑戦です。早く林間のオフピステに行きたかったのですが,先ず慌てず“Sound of Music Turn”の基本...“音を聞く”ことに集中する練習から始めました。慣れていない方には,「【TOK】は一体ナニを言い始めたのかな???...」と思われるかもしれませんが,スキー板が雪と接して,そこから聞こえてくる“sound”に耳を集中させると,体の緊張がほぐれるばかりでなく,「向こうから来る音」を聞こうとしますから,「与える圧」ではなく「もらう圧」を感じ取ることになるのです。そしてその結果,ターン前半は「雪を探る身体の運動」が起こり,またターン後半はオーバーコンタクトを防ぐ「圧の吸収運動」が自然に起こるのです。特にターン後半の“圧の吸収”は,かの有名なスキーレーサー...インゲマル・ステンマルクが言っていたような,「圧を飲み込む」と同じ脚の運動をもたらすことになります。結果として脚のスムーズな伸縮が起こるのです。ターン後半,来る圧にじっと耐えて,脚が固まってしまうような息苦しい滑りではなく,伸びのびした身体の運動が顕れてくるのです。(^ー^)
 この様な“Sound of Music Turn”の基本的なトレーニングを経て,いよいよ新雪コース挑戦です。チョッとメインコースを外れると,いたる所に新雪コースがあります。もちろん多くのスキーヤーやスノーボーダーが好んでこのようなコースに飛び込んで行きますから,相当荒らされてはいるのですが,それでも,林間新雪体験は可能です。(^ー^) 午後1時過ぎからCoffeeタイムをはさんで,4時半まで,いろいろなコースを楽しんだ一行でした !!!。
 さて,夜6時半...モチロン,ナイターに出かけました !!!。幸い昨日の夜は,日中は風の影響で動いていなかった「キング第3リフト」も運転を再開していて,思いっきり林間の粗踏み雪を楽しむことができました !!!。ホント,最高 !!! !!!でした。8時を過ぎて...みなさん名残惜しそうでしたが,明日の滑りもあります...もう一本...というところで強制的に滑り収めを宣言した【TOK】でした。(^ー^)
 9時半からはビデオを見ながらのミーティングでした。「来年もまた来たいネェー !!!」というお言葉が聞け,今回のツアーを企画して本当に良かった !!!...そう思った【TOK】デシタ !!!。
 今日は最終日...。でも羊蹄山も8合目付近まで見える天候です。思いっきり楽しみたいと思います。では行って参りまァァァーーーす !!! (^ ^)(^I^)



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★ Feb04  2006  Saturday  雪 (ニセコ)
  ニセコ !!!...楽しんでます !!!(^ー^) 寒いですが,そんなこと言ってられません !!!。昨日は林間コースを楽しみました。 今日も新雪...楽しんで来ます !!!。
 では,みなさんも...    Have a nice day !!!  (*^^)v
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 昨日から「No.20:北海道ニセコ深雪三昧キャンプ No.1」が昨日から始まり,ついに念願の「ニセコ」でスキーを楽しみました !!!。
 東京で朝4時起き。「教師日記」を Up date してから,浜松町経由で羽田へ。羽田に着いたのが6時15頃。今回のツアーのコンダクターを務めてくれている“Usu”さんがすでに空港に着いていて,チケット手配を済ませてくれている。7時頃には,羽田発の全員,“Ika”さん“Tom”さん,“Umi”さん,“Shim”さん...が勢ぞろいし,いよいよ搭乗。...だが,航空機の調子が悪く,当初予定していた飛行機の代替機への搭乗となる。そのため出発が1時間以上遅れることに...。でも関東地域は晴天で,機上からは富士山,デズニーランドなども見え,機外の景色を楽しむ。そして東北上空...それまでは一面の雲に覆われていた眼下の雲が突如取れ,地上の景色が見え始める。どうも見たことのある地形だと思ったら...ナント !!!...田沢湖が見えたことから,私の生家のある横手盆地だと判明...。空から自分の生まれた地域を実際に見るのは始めての体験...天なる神が,【TOK】に小さなプレゼントを贈ってくれた...そんな気がしたのでした...。(^ー^)
 さて,千歳には10時20分着。仙台からのお越しの“MASA”さんもほとんど同時刻に千歳着...。“Usu”さんが手配してくれたバスで一路ニセコへ...,札幌経由かと思っていたらそうではなく,支笏湖の南側を通るルートを通っての旅でした。
 さて,14:30...現地集合の“Tuchi”さんも合流していよいよ“ニセコ”を滑る時がやって来ました !!!。気温は,今冬最大の寒気団が来ているとかで,マイナス13℃...ナンとキュッキュッという雪の泣き具合がいつもの感じとは違う...そんな第一印象を受けた【TOK】でした。(*^^)v
 着替えをして早速ゲレンデへ !!!。今日はあまりレッスンレッスンしたことは行なわず,北海道の雪を楽しむことにしました。...が,それでもレッスンを楽しみに参加いただいた方も居られますので,基本的な“Sound of Music Turn”のことをお話し,一体どういうことなのかな?...という疑念を持ちながら滑っていただくことにしました。私から一方的に,「こうこう...こうだよ !!!」というよりは,みなさんに,「...だって???...らしい?????...ホント?!?!...」という気持ちをお持ちいただいた方が,次のレッスンでより効果が期待できるからです。(^ー^) そんなことを思いながら,ヒラフゴンドラ,キング第3リフトを使っての足慣らしでした。そのエリアに点在する林間コース...思ったより良い斜面で,楽しさを一杯に感じた【TOK】でした。
 さてニセコ・ヒラフのゲレンデをメインに約2時間滑りました。そろそろ夕食の5時近くになったので,一時ホテルに戻ることに...。ですが,そこで両耳の異常に気がつきました。どうも感覚が無いのです !!!。相変わらず私のスタイル...キャップをかぶって滑っていたのですが,それがいけなかったらしく,凍傷です...(=_=;) まだ感覚が少し残っていましたので,大変なことにはならないで,軽めの凍傷で済みそうですが...。チョッと注意が足りない【TOK】でした。(=_=;)
 夕食後...6時15分,みなさんの熱意でナイターに出かけることに...。もちろん耳あてを購入して...。寒くて大丈夫かなぁー???と思ったのですが,ナント !!!...このナイター...最高でした !!!。これまで【TOK】の経験したことの無い素晴らしい経験でした !!!。ヒラフゲレンデの2/3ほどがナイターで滑れます。もちろん林間コースもOK !!!です。これまでの経験では,ナイターで林間...はありませんでした。でも,これがまた楽しかった !!!。「ニセコに来て本当に良かった !!!」...そう思った【TOK】でした。(^ー^) 8時過ぎまで,約2時間,マイナス18度のゲレンデの中をはしゃぎまわったのでした。
 宿に帰って温泉へ...。唯一このエリアでの硫黄温泉で,これが冷えた身体をいたわってくれました。(^ー^) スキー,温泉...とくれば,あとはビール !!! ミーティングを兼ね,皆さんで乾杯をして,最初の夜が更けていきました。
 今日も,寒いですが視界は結構良く,まずまずの天候です。雪も結構降ったようですので,これからまた楽しんで来ます (^ー^) 
 では行って来ます !!!



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★ Feb03  2006  Friday  晴れ (東京)
今日は早朝の東京から Up date しています。今,朝の4時...。空の感じがまだつかめません...。でも天気予報によると,「晴れ」のようですネ (^ー^)
 これから向かう北海道...大雪注意報が出ています。それと風雪注意報も...。さてさて,今度の「北海道ニセコ深雪三昧キャンプ」...どんな旅になるのでしょうか? 楽しみ楽しみ !!! (^ー^)
 では今日も  Have a nice day !!!
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 昨日は昼過ぎに白馬を出て,夕方東京に着きました。
 今回は一人だけの旅なので「高速バス」で来ました。でも,途中交通渋滞も無く定刻どおりに新宿に着きました。料金も安いし,車内でいろいろなことができるので,一人で旅をするにはイイですネ !!! (^ー^)。
 さて,今日は“K”さんから届いた e-mail を紹介させていただきます。
 
『……今日の教師日記、読みました。常々、先生がおっしゃられていますが、「他人のために“スキー”をしているわけではない」んですよね。実は、先週某スキー場で検定がありました。私の友人も2級を受験したのですが、正直私の目から見ても合格ラインには達していませんでした。しかし合格。受験者全員の滑りを見ていたのですが、合格点が出るような滑りはありませんでした。しかし、結果は半分が合格。しかも、68点とかちょっと信じがたい点数も出ていたのです。正直、ショックでした。どうしても、採点基準に疑問を感じずにはおられず、悶々とした感情がわいて来たのです。「他人はどうでもいい。検定の為にスキーをするんじゃない。自分が楽しいと思えればそれでいい。」と思えない自分がいたのです。「わたしは受かってないのに..なんであの滑りが...」と。そんな自分が許せなくて、また自己嫌悪...悪循環でした。
 そんな中、今日の日記はタイムリーでした。涙が出そうになりました。ありがとうございます。逆に、悶々としている自分も許してあげよう、と。嫉妬はいい感情ではないけど、それを否定するんじゃなくて、自分の中にこんな感情もあるんだと、許してあげればいいかな、と。許してあげれれば、それ以上嫉妬している自分にとらわれなくなるんじゃないかと。あまりにもタイムリーな内容だったので、思わずメールしてしまいました。
 北海道、お気を付けて...そして目一杯楽しんで来て下さいね。……』

 
“K”さん... e-mail ありがとう。少しでもあなたの気持ちが整理でき,自分の生き方が楽になったとすれば,これ以上の喜びはありません。(^ ^)
 “K”さんも仰っているように,気をつけないと,自分のために“スキー”をしていた筈が,いつの間にか「人の目を気にする自分」や「他人と自分を比べる自分」が居るのですネ?!。「自分は自分...他人は他人...」という目を常に持って,自分はこの広い宇宙にたった一人しか存在しないなんだ !!!...他人と同じでない個性ある自分なんだ !!!...自分は大切な人間なんだ !!!...ということを思えば,自分を愛せるし,自分をいとおしく思えるようになるはずです。そうすれば自己嫌悪なんかはどこかに飛んで行ってしまうと思います。自分の感性で楽しむスキー,自分の感受性を凄い !!!と感じるスキーをしたいものですネ。 (^ー^)
 では今日から【TOK】も“フィーリングスキー”で,目一杯「自分の感受性を凄い !!!と感じるスキー」...楽しんで来ます !!! 
 行って来まァーーーす !!! (^ ^)(^I^)



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★ Feb02  2006  Thursday  曇り (白馬)
 今日は一部薄日こそ射していますが,青空は見えません...。昨日は湿った雪が降りましたが,その雪も夜に入って乾いた雪に変わり,今日は良い条件でスキーができそうです !!!。
 さて【TOK】は今日から“ニセコ”に出かけます。(^ー^) 2月9日には白馬に戻って来ますが,それまで出先からの Up date になります。通信環境がはっきりしませんので,ご迷惑をかけるかもしれませんがよろしくお願いいたします。 では今日も  Have a nice day !!! 
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 昨日もオ・ヤ・ス・ミ…。で,溜まっていたレッスンCDの編集作業を一日楽しみました。(^ー^) みなさんから,「レッスンの記録になると同時に,どのようなことをレッスンで教わったか思い出せるので,その後の自分の練習のために役立つ...」という e-mail をいただいていますので,編集作業にも一層熱が入ります。本来なら,みなさんにコメントをつけてお渡ししたいのですが...時間的な理由でそれもできません。(=_=;) CDをご覧いただければ,その時々の“つぶやきの言葉”が,うるさいくらいに音声で入っていますので,それを参考にしていただきたいと思います。(*^^)v
 さて,そのような編集作業をしながら,2時間おきくらいにCoffeeタイムを設け,ある本を読みました。そしたら(*_*)ビックリ !!!...私が常日頃思っていることと似たようなことが,その本に書かれていたのです。その本の名前は「宇宙で唯一の“自分を大切にする方法”」(山川亜希子著:大和書房発行)です。その中の80,81ページに...『……自分を認めてあげつづけるには,どんどん何かに挑戦し,成功しつづけることが必要になっていきます。でも,これはなかなか大変なこと。…いつかは疲れてしまいます。そんな必要など,実はないのです。ただ,今のあなた...だらしなかったり,失敗したり,おっちょこちょいだったり,慌てものだったり,なまけものだったり,美人でなかったり,スキーが下手だったりするあなた自身を,まるごと許し,愛し,好きになるだけでよいのです。すると,なぜかすっと体の力が抜けてきます。…本当に自分を許してあげると,涙がでてくるかもしれません。…自分を批判し,こんなではいけない,私はもっと努力しなければいけない...とあなたが思っているとき,あなたの心とからだは叱責のむちで打たれているかのように感じ,恐怖で縮こまっています。私はこのままでいいのよ,とあなたが自分を許したとたん,からだも心もその恐怖から開放されるのです。心とからだからこの恐怖が消えたとき,私たちはすっかり生まれ変わります。……』
 たまたま書かれていた,「スキーが下手だったり...」という文面が,私の注意を引いた訳ではありません。そうではなく,私たちが“スキー”をしている時,うまくなることに一生懸命になり過ぎると,スキーが下手ではいけない,うまくならないとダメだ !!!...という思いが強くなり,「...ねばならない病」になってしまう...ということです。もちろん上達意欲が悪い...というのではありません。度を越した「うまくなりたい病」はものごとの本質,真の“スキー”の面白さを見失うことにつながりかねない...ということです。特に「1級合格」や「テクニカル合格」を目指している人たちに,上の“山川”さんの言葉を贈りたいと思います。「合格しないと !!!」...という恐怖から自分を解き放って,真の自分の“スキー”を見直して欲しいのです。他人のために“スキー”をしているわけではありません。自分が自分のために“雪の自然”を楽しみ,“スキー”を通して自分が生きていることを実感するために,“スキー”をしているのです。1級やテクニカルは,自分の力を,たまたま「ある尺度」に置き換えたらどうなるか?...というだけの話です。そのような「尺度」では評価されなくても,それよりもっと大事な,“自分の心の満足”という「尺度」を信じたいものです。
 良い本に出会いました。まさに,
宇宙で唯一の“自分を大切にする”...これに気付くための,ひとつの手段として私たちは“スキー”をしているのだ !!!……そんなことを思った【TOK】でした。
 山川さん...ありがとうございました !!! (^ ^)(^I^)



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★ Feb01  2006  Wednesday  曇り (白馬)
 今日から二月です。いよいよスキーシーズンも佳境に入ってきました。(^ー^)
 みなさん,それぞれにお楽しみだと思いますが,くれぐれも悔いの無いように...。
 今月はニセコでの出張レッスンがあり,さらに,2/22.23と「斜滑考」でおなじみの“丸山貢一”氏とのコラボレーションレッスンも企画中です。楽しい二月になりそうです !!!。
 では今月も Have a nice month !!! 
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昨日も【TOK】はスキー...オ・ヤ・ス・ミ…でした。(^ー^) でも,やっぱりスキー場の雰囲気に触れたくて,“Hakuba 47”のシニアクラブへ遊びに行き,ランチを食べながらみなさんと話をして来ました。(^ー^) 2月4日〜19日まで開催される「Hakuba47かまくらフェスタ」用の“巨大かまくら”が5つ6つ...ニョキニョキと建っていました。“Hakuba 47”...「遊びごころ」に溢れています !!!
 さて,トップページにも書きましたが,この2/22,23の両日,「斜滑考」でおなじみの“丸山貢一”氏との“コラボレーションレッスン”を企画中です。今の「S○J今日逝く本部」のやり方に対して,一家言をお持ちの彼とは,私が八方尾根スキースクールの教師をやるようになってから,35年以上にわたるお付き合いですが,他人に迎合することが大嫌いな男です。その彼にレッスンを受けてみたい...という方が居られますので,今企画中です。宿泊はもちろん彼の経営する「ミニホテル・アルピーヌ」です。残念ながら彼の宿の都合もあり,開催日はウイークデイの二日間...ということになってしまいましたが...。どのようなレッスンスタイルになるか?...いまのところ見当もつきませんが,夜のミーティングも有りですから,面白くはなりそうです。(^ー^) 後日,詳しいことはこのホームページでお知らせしますが,受講ご希望の方は予め【TOK】あて e-mail をお願いします。募集定員は12名とさせていただきます。
 また,3/6からの「No.29:野麦峠3日間」ですが,副題を「“Sound of Music Turn”を極める !!!」ということで行ないたいと思います。今シーズンからみなさんにお話し,その効果が確認できましたので,これを重点的に行なう予定です。もちろんキャンプ中は【TOK】もみなさんと同じ宿舎“不思議童子”さんに泊まり,一緒に過ごします。参加料金は¥47,000−で確定しました。こちらのお申込みは申し込みフォームからお願いいたします。

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