May. 2005

スキー教師【TOK】の個人的な日記です。興味のある人はどうぞご覧ください。(^I^)
ただ,このホームページは, 【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した事象についての責任は負えませんのでご了承ください。

Ski Top    【TOK】への Mail…

【TOK】のスキー教師日記  May. 2005

What's Today ?

* May31 “偶然”の面白さ
* May30 
05シーズンの締め括り
* May27 “つぶやく”意味
        ...へのご感想
* May26 “つぶやく”意味

* May25 “無線”レッスン

* May24 “フィーリングスキー”
           免許皆伝
* May23 “エネルギー”を感じる

* May22 “うまくなる”...を考える

* May21 “雪”を感じること...

* May20 キャンプ形式総括
          ...へのご感想 No.4
* May19 キャンプ形式総括
          ...へのご感想 No.3
* May18 ARAIスキー場を楽しむ

* May17 キャンプ形式総括
          ...へのご感想 No.2
* May16 キャンプ形式総括
          ...へのご感想 No.1
* May15 キャンプ形式総括
        滑りをCDに残す
* May14 キャンプ形式総括
        仲間との出会い
* May13 キャンプ形式総括
           参加料金
* May12 キャンプ形式総括
       ミィーティング効果...
* May11 キャンプ形式総括
        より多くの方に...
* May10 キャンプ形式総括
        グループレッスン
* May09 おめでとうございました!

* May08 素晴らしいシーズン
          をありがとう!!!
* May07 地獄の小回り特訓

* May06 シーズンを締めくくる

* May05 バナナで新境地

* May04 急ぎ過ぎの【TOK】
* May03 (*_*)!!!バナナ効果

* May02 美しく滑る
* May01 “お習字ターン”の
         ポイントを探る

*** これまでの日記***

* 2005年4月 No.2
* 2005年4月 No.1
* 2005年3月
* 2005年2月
* 2005年1月

* 2004年12月
* 2004年11月

* 2004年10月
* 2004年9月
* 2004年8月
* 2004年7月 No.2
* 2004年7月 No.1
* 2004年6月
* 2004年5月

* 2004年4月
* 2004年3月
* 2004年2月
* 2004年1月

* 2003年12月
* 2003年11月
* 2003年10月
* 2003年9月
* 2003年8月
* 2003年7月
* 2003年6月
* 2003年5月
* 2003年4月
* 2003年3月
* 2003年2月
* 2003年1月

* 2002年12月

* 2002年11月

* 2002年10月

* 2002年9月
* 2002年8月

* 2002年7月
* 2002年6月
* 2002年5月
* 2002年4月
* 2002年3月
* 2002年2月
* 2002年1月

* 2001年12月
* 2001年11月
* 2001年10月
* 2001年9月
* 2001年8月No.2
* 2001年8月No.1
* 2001年7月
2001年6月


*  以下 2001年

教師日記 5月

教師日記 4月
教師日記 3月
教師日記 2月
教師日記 1月

*  以下 2000年

教師日記 12月
教師日記 11月
教師日記 10月
教師日記 9月 #2
教師日記 9月 #1
教師日記 8月 #2
教師日記 8月 #1
教師日記 7月
教師日記 6月
教師日記 5月 


 * 以下 1998-2000

2000年4月 
2000年3月
2000年2月
2000年1月
1999年12月
1999年秋
1999年4月
1999年3月
1999年2月
1999年1月
1998年12月


   このページのトップへ

************************************************************
☆ May.31 2005  Tuesday  晴れ(白馬)
 
今朝は少し曇っていた白馬でしたが,その雲も取れ始めました。天気予報によると,これから晴れて,明日一杯は晴天が続くようです。(^ ^)
 さて,いつの間にか...本当にいつの間にか...五月も終わりです。今年の五月は例年よりたくさん滑りました。「ARAI」と「かぐら」...八方尾根も素晴らしいですが,どこのスキー場にも,それぞれの顔があり特徴があって面白いと思います。来年は今年以上にいろんなスキー場を巡って滑りたいと思います。
 さて,明日から6月ですが...雪の上に立つ機会はあるのでしょうか?(^ ^)
 ところで,↓でご案内していますように,この“夏”...ニュージーランドのスキーキャンプの概要が決まりました。詳細については現地の様子をみながら良い方向に煮詰めて行きたいと思っています。皆さんからのご要望もお聞きしながら...。(^ ^)(^I^)
      -------------☆★☆-----------
 今日は“偶然”の面白さ...についてです。
 私は「スキー教師」として活動していますので,他の方に比べると本当に大勢の方々とお逢いし,話す機会に恵まれています。このような「出会い」については他の所でもお話させていただきました。今日はこの出会いの“偶然”についての思いを語らせてもらいたいと思います。(^ ^)
 先日の「かぐら」でのレッスンの時も,リフトの上で“Ika”さん“Tom”さんにはお話ししましたが,あのような環境の下に居ることの不思議...を感じたのです。「もしお二人に出会っていなかったら,今ここ“かぐら”でスキーをしていることもなかっただろうなァー...」と思ったのです。ニュージーランドでスキーツアーを通して初めてお逢いしたのですが,その後この様なお付き合いをさせていただく...とは誰が想像したでしょうか?今振り返ってみると,今自分がこういう環境の下に居られることの約束は,あの時,ニュージーランドですでにできていたのでしょうか?
 もともとニュージーランドツアーに申し込まれたのは“Ika”さんだそうです。たまたま私のホームページをご覧頂いていてツアーの事をお知りになって申し込まれたのでした。確かにホームページでイロイロなことを語っている変な「スキー教師」が居るぞ?!...ということを知っていたので,「じゃあ,この機会に行ってみようか...」というお気持ちになられたのだと思います。それにしても...「ホームページに出会う」⇒「ニュージーランドツアーの事を知る」⇒「参加してみようと思う」⇒「参加する」⇒「互いの出会いがある」⇒「気持ちが通じ合う」⇒「その後のお付き合いが始まる」⇒「かぐらという場所でともに“スキー”を楽しむ」⇒「スキー仲間,友人としての友情か芽生える」...といったことのプロセスの,どれ“ひとつ”でも欠けていたら,この様なお付き合いをすることは無かったでしょう。特に一番初めの「」ホームページに出会う」...という行為,検索か何かで「スキーレッスン」と入れ,キーボードを押さなかったら...私のホームページと出合う“最初の機会”が無かったでしょう。これこそが“偶然”であり,“たまたま”なのだと思います。私はこの“偶然”の面白さは素晴らしいことだと思っています。今例を挙げたのは,それこそたまたま“Ika”さんと“Tom”さんですが,他の皆さんともすべて,同じような“偶然”あるいは“選択”で結ばれているのです。これを選んだのは皆さんであり,私です。
 私と皆さんの“偶然”の一歩はすでに始まっているのです。(^ ^) いまこの時間に,この「教師日記」を読んでいただいている“あなた”とも,なにか見えない“糸”で結ばれていて,それが太くなったり細くなったりしながら人生の“彩”を編んでいるのです。そして,この“結びの糸”の存在を感じ取れると,自分が独りで生きているのではなく,実際にお逢した事は無くとも,「見えない“エネルギー”みたいなもので互いがつながっている...」と思えるのです。そして,そこには何かの“偶然”の力が働いているのだと...。
 さて,この“偶然”...コレが生きて,まだお逢いしたことの無い“あなた”と,いつかお逢いする機会は来るのでしょうか?(^ ^)(^I^)



************************************************************
☆ May.30 2005  Monday  晴れ(白馬)
 今朝の白馬...イイ天気です!!! (^I^)
 28日から29日まで「かぐらスキー場」に行って来ました。その両日...「教師日記」... オ・ヤ・ス・ミ でした。(-_-;)
 【TOK】の05シーズン最後のスキーレッスンでした。そして,最後のスキー滑走でした。(^ ^)
 皆さんも良い週末でしたか?(^ ^)
     -------------☆★☆-----------
 
28日から新潟県の「かぐらスキー場」に行ってまいりました。
 “Ika”さん“Tom”さんからプライベートレッスンのお誘いを受け,そのおかげで久しぶりに「かぐら」で滑ることができました。以前...と言っても20年近く前になりますが,「かぐら」の“和田小屋”に泊って,そこからリフトで一本上がり,ハイクアップすること約2時間...「神楽ケ峰」という付近で,コマーシャル用の“スキー滑走シーン”を撮影したのを覚えています。和田小屋...以前と変わらず,往時のままでした。(^ ^) 当時を懐かしく思って“スキー”...楽しませてもらいました。
 「かぐらスキー場」...実は,昨日の29日で今シーズンの営業を終了するというので,こちらも最後の一日となりました。でも,帰り道のコース...幅3メートルにも満たない幅を,従業員の方が懸命に雪付け作業をしている姿には,思わず「ありがとう!!!」と言いたくなりました。(^ ^)
 さてレッスンは,前回参加いただいたキャンプで,“お習字ターン”のフィーリングが良くつかめなかった...という“Tom”さんに,少しでもそのイメージを理解して頂こう...ということで始まりました。そしてそのレッスンを通して,今シーズン1級合格された“Ika”さんのお祝いも兼ねよう...ということでした。(^ ^)
 人にはいろいろな感覚や感性があります。ある人にはよくイメージできるものでも,他の人には解らない...ということも往々にしてあるのです。“Tom”さんの場合も“筆イメージ”はよく解らなかったようです。そこで,今回は久々に“ Air Plane ターン”で説明させていただくことにしました。(^ ^) 角付けの切り替え時には,それまでターンして来た方のスキー板ならぬ“飛行機”が,その向いている方向に「離陸して行くイメージ」を持ちます。その飛行機が離陸したら,その飛行機とは反対側の飛行機にパイロットが乗り移り,その飛行機を,それまでのターン方向とは逆の方向に旋回させながら操縦して行く...というイメージを持つというものです。
 “Tom”さんはこのイメージが功を奏しました!!!(^ ^) これまで“お習字ターン”では「筆を“払う”イメージ」と,“筆”で書いて行くイメージが沸かず,苦労されたのですが,“ Air Plane ターン”ではすんなりとクロッシングができるようになりました。そして,その後の舵取りでも,飛行機の翼が空気抵抗を受けながら旋回する...というイメージが生き,スムーズなターンができるようになりました。(^ ^) そして圧巻はコブの中でのターンでした!!!。コブの斜面では抵抗がアトランダムに大きくなったり小さくなったりして,バランスを乱されてしまうのですが,この時に,「“乱気流”の中に飛行機がいて,その中を進んでいっている...」というイメージを持つことで,脚の動きが素晴らしく滑らかになりました!!!。私もそういう解説をしながら,実際に試してみたのですが,♪♪♪離陸ゥー...翼で気流を感じるゥー...乱気流ゥーーー...離陸ゥー...翼で気流を感じるゥー...乱気流ゥーーー...♪♪♪とつぶやきながら,このことに集中して滑ると,身体が信じられないほどリラックスし,コブの圧を素直に吸収してくれたのでした。一種摩訶不思議な体験をしている感じになった【TOK】でした!!!(^ ^) そしてエアポケットでは機体がグゥーンを落ちて行き,エアポケットを脱出すると大きな圧が翼に掛かって来る...というイメージが沸いて来ました。“Tom”さんも“Ika”さんも,このことを実感されたようで,コブの中での中回り,大回りなのに上体の安定したイイ滑りをされるようになりました。(^ ^)(^I^)
 また,小回りでは「セスナ機」を,また大回りでは「ジャンボ機」をイメージし,そのどちらも「尾翼は“かかと”に...」ということを意識すると,そのイメージに合ったターン弧が描けたのでした。二日目の29日は,コブの小回りでこれを応用して滑りましたが,お二人とも本当にお上手に滑っておられました。“Tom”さん...これまで整地でも小回りをするのを拝見したことがあんまり無かったのですが,昨日はコブの中で小回りができるほどになられました。一方の“Ika”さん...コブの滑りにますます磨きがかかり,本当に無理の無い美しい“コブの小回り”をされるようになりました。(^ ^)
 二日間...わたし自身,最近これほどコブばかり連続で滑ったことは無いのですが,おかげさまで二日間じっくりコブを堪能させて頂きました。お二人もあれほどガンガン滑ったのに,足が張って痛い...というようなお言葉は,ついぞ聞かれませんでした。それだけ疲労が少なかった...ということだと思います。私も Air Plane ターンのおかげで,コブをじっくり楽しませて頂きました。本当にこの様な機会を作っていただいたお二人に感謝です。(^ ^)
 28日の夜は“Ika”さんの合格祝いを兼ねての懇親会でした。美味しい“新潟の酒”をいただきながら,そして“スキー”の話に花を咲かせながらの楽しいひと時でした。湯沢の温泉も最高!!!でした。
 お二人には本当に感謝です。本当に素晴らしい“05シーズンの締め括り”ができました!!!。
 またよろしくお願い致します。(^ ^)(^I^)



************************************************************
☆ May.28 2005  Saturday  晴れ(白馬)
 
 28日早朝の白馬は霧に覆われています。多分これから晴れて来るのでしょう...。(^ ^) 
 今日28日から29日まで,白馬を留守にします。今日の「教師日記」... オ・ヤ・ス・ミ です。(-_-;) おそらくこの二日間は UP date できないかもしれません。
 ...ということで,よろしくお願い致します...。(=_=;)
 皆さんも良い週末をお過ごし下さい...。(^ ^)
 では......。




************************************************************
☆ May.27 2005  Friday  晴れ(白馬)
 今日は,全体的に雲が広がっていますが,1/10以上の青空がありますので天気は「晴れ」です。(^ ^)
 この晴れ...夕方から夜にかけて一時崩れますが,明日朝また回復するようです。
 ところで,昨日は所用で松本まで行って来ました。車の中にマウンテンバイクを積んで行き,その帰りに「安曇野」を約1時間自転車でこぎ回ってきました。イイですねェー...安曇野の自転車ツアーも!!! “緑”はすっかい濃くなってしまいましたが,穂高の「わさび畑」や,遠く北アルプスの残雪をいただいた山々の連なり...。いっぷくの“絵”を見ているようで,またまた心が洗われたのでした。(^ ^)
     -------------☆★☆-----------

 昨日,「“つぶやく”意味」についてお話させて頂きましたところ,早速“Ishi”さんから e-mail をいただきましたので,今日はそれをご紹介させてもらいます。

 
『  TOK先生、こんにちは。指導員受験キャンプでお世話になりました“Ishi”です。5/26の教師日記を読ませていただき、つぶやきには大賛成ですので一筆とりました。
 
> 「つぶやき」は呼吸法のひとつだということで,身体の緊張をほぐし, 身体の動きをスムーズにしてくれる...という効果があります。特に指導員検定などでは, ギクシャクした運動は自信の無いスキー操作だ...という風にと見られがちです。です から,身体の運動の流れをよどみなく行なうには“つぶやく”...に限ります。(^ ^) 
 3年前の準指、今回の正指とまさしくそれを実践たからこそ合格出来たようなものです。2回共先生のご指導があったこそです。ただ動作の習得だけでは、スタートしてゴールするまで、緊張のあまり何を演技するのか頭の中は真っ白になってしまいます。そこで「つぶやく」ことにより自分の滑りを客観的に見ながら演技が出来たと思います。特に低速種目では演技者の意図が検定員にしっかり伝わるし、伝えられると思います。
 もうひとつ、私自身のつぶやきは想いを実現する方法として、検定を目標とした時から、「○○○検定に合格しました。ありがとうございます。感謝します。と、過去形でつぶやくことです。寝ても覚めても暇があれば「合格しました。」です。初めは半信半疑なのですが、トレーニングを重ねるごとに次第に自分が合格した時のイメージが沸いてきます。逆にイメージが沸くまで練習出来たと言うことかもしれませんが。とにかく「つぶやき」は身体の動きと意識が同調するものだと思いますしこれがTOK先生の指導法の真髄の一つでもあると思います。
 毎日の教師日記や先日の“Ham”さんのコメントと言い、04−05シーズンを楽しく振り返っております。』

 “Ishi”さん...指導員試験一発合格,おめでとうございます!(^I^) あの節はお世話になりました。「つぶやき」が一役買った様で良かったです。(^ ^) 
 「5/11の教師日記」に「アファーメーション(肯定的宣言)」...について少しだけ書きましたが,“Ishi”さんの後段のお話は,まさにこのことを仰っておられますネ!(^ ^) “アファーメーション”...心理療法的手法のひとつで,「自分の目標や夢がすでに実現され,今現実に起こっている...という感覚をもつ」というものです。「自分がこうなりたいと思っていることや,こうあってほしいという現実を,もうすでに達成されたこととして自分に言い聞かせる」ことで,理想の自分や成功したときの気分を,前もって味わっておくわけです。すると,その様なプラス思考が“潜在意識”に働き掛けをし,自分の望んでいる現実を現実のこととして引き起こしやすくしてくれる...というわけです。この手法は最近,スポーツ界でも多く使われるようになりました。“潜在意識”や“深層心理”に働き掛ける...という心理療法です。スキーレッスンなどでもおおいに使われるとイイですネ!(^ ^)
 みなさん!,ゲレンデでこのような「つぶやき」をしているスキーヤーの方をお見受けしても,決して「あの人...オカシイかも...?!?!」とお思いになりませんように!!! (^ ^)(^I^)




************************************************************
☆ May.26 2005  Thurusday  晴れ(白馬)
 今日もイイ天気です!!! この天気...明日の昼ころまで続きそうです。そして一時雨模様になってまた土曜日には晴れの予報が...。
 今シーズン最後の滑り収めを,この土日に行う予定ですので,天気が良くてくれると助かります。(^ ^)
 みなさんの今シーズンの滑り収めはどこでしたか?そして今シーズンも良いシーズンでしたか?
     -------------☆★☆-----------

 今日の“2005シーズンを振り返って...”。テーマは“つぶやき”について...です。
 「つぶやき」...については,過去の日記でも「つぶやきの効果」,「つぶやきの大切さ」,「つぶやきの言葉」,「 つぶやき効果」...で解説させていただいています。今日はさらにこの「つぶやき」について考えてみたいと思います。
 「つぶやき」は呼吸法のひとつだということで,身体の緊張をほぐし,身体の動きをスムーズにしてくれる...という効果があります。特に指導員検定などでは,ギクシャクした運動は自信の無いスキー操作だ...という風にと見られがちです。ですから,身体の運動の流れをよどみなく行なうには“つぶやく”...に限ります。(^ ^) 
 また,リズム取りをするのに「つぶやき」に合わせるとうまく行く...ということあります。リズムをとる...ということは,テンポを同じにする...というのとは違います。テンポは,「物事の進むのにかかる時間の度合い
を表わしていますから,♪♪♪ダン,ダン,ダン,ダン...♪♪♪という風に,「ピッチの長さが同じ」...という感じです。ですが「リズム」は,「一定の拍子や規則をもって,音の長短,アクセントの高低,強弱などが繰り返されるときの,その規則的な音の流れ」を指しますから,♪♪♪ダン,ダーン,ダダン,ダン...ダン,ダーン,ダダン,ダン...♪♪♪という風なピッチの長さに変化があります。よく,「コブでは“つぶやき”のリズムを大切に...」と話しますと,テンポやピッチを同じにしようとする人が居ます。でも,これだと決まりきった円弧を連続して降りてくるような滑りになってしまい,バランスを乱す要素の多い,コブやうねりのある場所ではうまく滑れません。テンポではなくリズムを口ずさむようにすれば,圧の貯めや解放がうまく行なえるのです。
 また,「どういう言葉をつぶやく」か?ということも重要です。「つぶやきの滑り」では,そのつぶやく言葉にシンクロさせ,意識を身体に集中させる...ということを行ないます。ですから,あまり長い言葉をつぶやいたのでは,その集中が散漫になってしまいます。また,極端につぶやきが短いと,意識を集中させる時間が短すぎて,身体が反応しきれない...という現象もおきてしまいます。運動がスムーズに行なえるような適度なつぶやきの言葉を見つけ出すことも,大事なのです。
 さらに,「つぶやき」はスキーヤーをスランプ状態から救ってくれることも多いのです。つぶやきの言葉を思い出し,それを「つぶやく」だけでOK!。以前習った,♪♪♪二輪ィーン...四輪ィーン...二輪ィーン...四輪ィーン...♪♪♪を思い出し,それを自分でつぶやいて,それに合わせて滑るだけです。(^ ^) どうですか?スランプ...脱出できたでしょう? (^ ^)(^I^) これをうまく使えば,オフシーズンのイメージトレーニングにも,「つぶやき」...応用できますネ!




************************************************************
☆ May.25 2005  Wednesday  晴れ(白馬)
 今朝早くは少し厚い雲がありましたが,今は晴れて来ました。(^ ^) 青空が広がり,木々の緑も日に日に深くなって,今日も素晴らしい春の一日が始まりました!!!
 ここ数日前の雨が,山では雪で,黄砂をしっかり覆ってくれました。そのおかげで,雪の白さが一層際立って見えます。三段新緑」...を楽しんでいる【TOK】でした。(^ ^)
     -------------☆★☆-----------
 今日も“2005シーズンを振り返って...”で,そのテーマは「無線レッスン」について...。
 私のレッスンを受講して頂いた方はご存知ですが,私はトランシーバーを使ったレッスンを行なっています。私がヘッドマイクをつけ,滑りながら私がその時々に意識したり,イメージしたりしていることをリアルタイムで,生徒さんのレシーバーに送ります。生徒さんはその音声を聞いて,【TOK】がどの部分でどのような意識で,あるいはイメージで滑っているか?を知ることができます。また,生徒さんが滑っている時は,私が生徒さんの滑りに合わせて♪♪♪二輪ィーん...四輪ィーん...二輪ィーん...四輪ィーん...♪♪♪といった掛け声を送ります。実際の滑りの中で,リアルタイムでその時々に注意する事項を,電波を通して意識してもらえますので,生徒さんも,「ハハァーン...この時はこんな意識かぁー...ここではこのイメージかぁー...」という風に,実際に滑っている最中にいろいろとイメージアプができ,その時々の滑走フィーリングが解るようになるのです。(^ ^)
 この方法...多くの生徒さんの滑りを変えて来ました。10数年前,初めてトランシーバーを使った時はそれ程でもないかな...と思っていたのですが,キャンプが多かった今年のレッスンでは,その効果に(*_*)ビックリしています。ただ,これに慣れてしまうと,「【TOK】の声が聞こえないとうまく滑れない...」といった,“教師が居ないと滑れない症候群”の生徒さんを多く作ってしまいかねません。スキーヤー自らが自分でリズムを取るとか,感じようとする気持ちとかが失せ,【TOK】任せ...になってしまうことがあるのです。これではいけません。あくまでもフィーリングやイメージをどの場面でどのように意識するか?ということが解ったら,極力自分でつぶやいたり,イメージを豊かにして滑りことが大事なのです。イメージやフィーリング,そして意識を滑りの中でどう作り出して行くか?ということが解って来たら,あとは生徒さんの自助努力が必要だ...ということです。
 今シーズン...そういうわけで,トランシーバーを使った「無線レッスン」を多く行ないました。多くのみなさんから,「アレは良かった!!!」というお言葉を頂戴していますが,「教師任せのスキーヤー」を作らないよう気をつけながら,また来シーズンもゲレンデで,♪♪♪バナァナァァァー!!!...バナァナァァァー!!...♪♪♪といった言葉を響かせたいと思います。(^I^) (^o^) (^I^)



************************************************************
☆ May.24 2005  Tuesday  晴れ(白馬)
 今朝は残雪が眩しいくらいに白く,緑との対比がきれいです。どうも昨日夕方から夜にかけての降雨...山では雪だったようですネ!? 今年は結構遅くまで降雪があります。できれば,この降雪...11月から12月にかけて欲しいのですが...。ナンテ事を思ってしまう【TOK】でした。ハッハハハハ……(^I^)
     -------------☆★☆-----------
 今日は「免許皆伝」についてのお話です。
 昨日「“エネルギー”を感じる」...ということで,美しい滑り...ということに言及しました。“フィーリングスキー”を理解され,その様なエネルギーを感じる美しい滑りをされる方に,私の勝手な「免許皆伝」を差し上げることにしました。(^ ^) これは「検定」とは違って,年齢や性別を考慮し,そのスキーヤーがその人なりに“オーラ”を感じさせるような滑りをされる方に差し上げる,【TOK】なりの称号みたいなものです。「あなたは“フィーリングスキー”の知識を充分に得られ,楽しみ方の本質を見極められ,その滑りも他の模範となるものです!!!」...ということを私が認知させていただいた証拠として,差し上げるものです。ただスキーがうまい...だけではなく,スキーの面白さを身体いっぱい感じることができ,スキーの楽しさを身体を通して表現できる人...です。他の人に,「あの人...体力的パワーの有無に関係なく,うまさを感じさせる“スキー”ができる人だなァー...」と感じさせるナニかを持っている人でもあります。“生涯スポーツ”としての“スキー”を体現できる人...でもあります。
 勝手に私が差し上げるものですが,キャンプなどで実際にレッスンを同時に受けた方々にも投票して頂く方法も取っております。また私がシーズンを振り返って,この人にはぜひ差し上げたい!!!...と思った方にも差し上げることにしました。これをもらったからといって,何の「得」もありません。“フィーリングスキー”の真髄に迫られ,“スキー”の奥深さを感じ取られた方...という風に【TOK】が思っている...だけのことです。(^ ^)(^I^)
 でも,私には“夢”があります。それは「免許皆伝」になられた方々が,この“フィーリングスキー”の欠点を補い,改善しながら,良いところを多くの人に広めて行って欲しい...ということです。ご自分の滑りに自信を持って“スキー”の楽しさを多くの人に伝えていって欲しい...ということです。もし,「免許皆伝」を得られた方に,この様な活動を積極的にして頂けるとすれば,これは私の大きな喜びでもあります。「免許皆伝」を差し上げた趣旨にもかなうものだと思っています。
 また,今一歩のところまで来ておられる方には「準・免許皆伝」を差し上げることにしました。(^ ^)

 2005シーズン「免許皆伝」を受けられた方々...です。
    ◎Horieさん  ◎Kourikiさん  ◎Yanagiさん       ◎Kimuraさん  ◎Harutaさん
    ◎Ikawaさん  ◎Nishioさん   ◎Kastsunishiさん    ◎Miyaokaさん  ◎Doiさん
 「準・免許皆伝」を受けられた方は...
    ◎Kidoさん   ◎Motoueさん  ◎Narukawaさん  ◎Mikawaさん ◎Kusakaさん
    ◎Sasazakiさん  ◎Suzukiさん  

 


************************************************************
☆ May.23 2005  Monday  晴れ(白馬)

 今朝は昨夜の雨が上がって,緑の美しい清々しい朝です!!!。
 空はクッキリ!!!というほどではありませんが,雲間から時々白馬三山が見えて,良い景色です。
 昨日は,トレーニングを兼ねて“インライン”を約30分楽しみました。“お習字ターン”のイメージでの滑走でしたが,良い感じで滑れました。(^ ^)
 みなさんも身体...動かしてますか?
     -------------☆★☆-----------

  今日は「“エネルギー”を感じる...」ということについてお話したいと思います。
 実は昨日の日記で,“美しい滑り”...ということに触れました。人間がいろいろなものを見て,形や色彩が整ってきれいであると,「美しい!!!」...と言います。また,何か食べ物を味わってそれがうまいと,「美味しい!!!」...と言います。そして,物事の内容が充実していて素晴らしい結果で終結すると,「有終の美を飾った!!!」...とか言います。また辞書によると,哲学で,美的直観の対象のもつ性格をあらわす概念として,「真善美」...というような使い方もあるようです。このようにいろいろな場面でこの“美”という言葉が使われますが,人間の感性に訴えるエネルギーのひとつ...という見方もできるのではないか?という気がしています。
 ...なぜこんなことを話し始めたか?というと,実は生徒さんの滑りを拝見していて,けっして力強くは無いのだけれど,その“身のこなし”というか“Movement”が美しく,ある種の“エネルギー”を感じることがあるのです。まるでその生徒さんから後光が射している...とでも言った方が良いのでしょうか?どことなく“オーラ”というようなモノが感じられるのです。これは多分,雪と喧嘩せず,雪の自然と一体になっている...その方の滑りが,「雪との“圧”のやり取り」を通して
,身体そのものが“ 活力,精力,活気,元気,気力...といったエネルギー”を得て,それを体外に発散させているからなのだと思います。雪との会話から,そのスキーヤーの持っている“潜在エネルギー”が放出された...と言っていいのかも知れません。動的なエネルギーではなく,静的なエネルギーです。優雅に踊りを踊っているような感動的な美しさがそこにはあるのです。これはなにもスキーの技術的なレベルの高低に関係なく見えて来ます。(^ ^) 
 なにをたわけたことを!!!...と思われるかも知れませんが,これは“オレンジターン”とか“キャスター・ターン”,そして“お習字ターン”を通して,“感じる”ということに専念した結果現れて来た,ひとつの身体から発散する“エネルギー”なのではないか?と思っています。そして,この様な滑りをされた人に,「どういう感じで滑ったの?」とお尋ねすると,「雪に任せただけ...」というような答えが帰ってきます。みずから働き掛けをするという,向こう向きへの働き掛けでなく,雪から来る働き掛けを感じ取る...ということで,スキーヤーの身体が受け取った自然のエネルギーを,自分の身体を通して体外に発散させているのかもしれません。その発散されるエネルギーが見えて来ることによって,美しさが強調されているのだと思います。
 こうやって考えてくると,“感じるスキー”って,本当は凄いことなのかもしれない!!!。
 “エネルギー”を感じさせる“美しい滑り”...これを多くの方々から見させていただいた今シーズンの【TOK】でした。



************************************************************
☆ May.22 2005  Sunday  曇り(白馬)

 今朝は曇り空の白馬です。曇り...と言っても「高曇り」...の方がいいでしょう。白馬三山は見えています。(^I^)
 今日午後から雨模様になり,明日の朝まで続くようです。雨が来る前にインライン...楽しもうと思っています。(^I^)
 それにしても,昨日は本当に素晴らしい「五月晴れ」でした。あまりにイイ天気なので,自転車で中綱湖と青木湖をグルーッと巡って来ました。ここから青木湖まで行くとなると,片道10キロくらいになってしまうので,車に自転車を積み込んでの往復でした。
 湖のダークブルー,木々の新緑,山の残雪の白,抜けるような空の青...それぞれがしっかり調和していて本当に絵葉書の中をバイキングしているようでした。約40分の「ミニ自転車ツアー」を楽しんだ【TOK】でした。

     -------------☆★☆-----------
 昨日はこの春,四月に行なったキャンプのVTR編集で一日を費やしました。(^ ^)
 それにしても,「春」の雪の中,重かったり,水が浮いていて滑りづらかったり...と大変な状況の下でのスキーイングでした。でも,みなさんの滑りをフィルムを編集しながら見ていると,その上達振りに今更ながら驚かされます。(^I^)
 レッスンの最中は,一日々々のテーマに付いてそれをこなして行くので,“Before Lesson”の滑りとの比較で見ているわけではありません。そのテーマごとのポイントがうまく理解でき,具体的なイメージが沸いてそのテーマの滑りがうまく行っているかどうか?ということに集中しています。ところがビデオ編集では,それを日々の変化として見れるのです。
 以前掲示板で,私の教師日記の中で「1日で見違えるようにお上手になられました...」などの表現がありますが...云々という書き込みがありました。私はこれまで35年以上スキー指導をして来ましたが,一日で見違えるほど上手になることは,実際にあるのです!!!。どうしてこれが可能だったのか?ということに付いて,私の答えは論理的ではないかもしれませんが,ひとつは「“スキー”に対する見方を変えたから...」ということだと思います。これは人間の身体の不思議...とでも言っていいのかもしれませんが,【Doスキー】から【Letスキー】に意識を変えたことによる...ということが多いのです。教師日記の中でも度々,あるいは“フィーリングスキー”の中でもお話していますが,「やろうとするスキー」と「感じるスキー」では,身体の使われ方が全く違ったものになります。そして,これまで「やるスキー」をして来た人が,「されるスキー」を意識し始めることで,身体の使われ方が驚異的な変化を見せることがあるのです。“オレンジターン”とか“キャスター・ターン”,そして“お習字ターン”は,いかに“感じるスキー”を体感させることができるか?ということに主眼を置いたレッスン方法です。昨日の日記にも書いた“感じる”...ということは,「人間の身体の使われ方に大いなる変革をもたらしてくれる」のです。
 春の悪雪での滑り...これがまるで,映像を見る限り,新雪の滑りやすい状況で滑っているかのごとくに見える...というのは本当に驚き!!!です。もちろん実際に滑っている方の気持ちの中では,「アレレ...滑らないナァー。ギクシャクしているナァー...」という感覚はあると思います。ですが,身体の動きはスムーズで滑らか...そしてバランスの乱れも少なく,身体の運動が美しくさえ見える...。少なくとも外見上はそう見えるのです。私は「うまくなる...」というのは,形や動きがデモンストレーターや,技術選上位の選手と似ているとか,同じ...とかいうことではなくて,これまでご自分がてこずっていた斜面を楽に滑れた,あるいは精神的苦痛を感じないで滑れるようになった...こういうことを言うのだと思います。
 そういう意味で,昨日のビデオ編集は,「うまくなる...」ということの意味を考える良い機会ともなりました。(^ ^)
 ところで,レッスンの「ビデオCD」を,首を長くしてお待ちの皆様...もう少しの辛抱です。今月中にはお手元に届く予定ですので...よろしくお待ち願います。(^ ^)(^I^)



************************************************************
☆ May.21 2005  Saturday  快晴(白馬)

 今日も穏やかな快晴の白馬です!!! 
 そして,白馬の山の雪も少しづつ溶けています。それが分かるのは,実は“雪形”を毎日見るからです。“雪形”というのは右の写真のように雪が溶けて地肌が,あるいは残雪の部分が残って,何かの姿に見える...その形の事を言うのです。この写真は「しろうま」です。溶けた岩肌の黒い部分が,前脚を上げ,尻尾を立てた「馬」のように見えることから,この名前が付ました。この形が少しづつ変わっていくので,「ああ,雪が溶けてるなァー...」と分かるのです。この他にも「仔馬」,「種まき爺」,「鶏」...などいろいろあります。
 このような「雪形」を見るのも,楽しい白馬の“春”なのでした。(^ ^)
     -------------☆★☆-----------

 昨日まで05シーズンの「キャンプ形式」のことについてお話してきました。きょうはこの話題をひとまず終えて,「感じるスキー」...についてお話したいと思います。
 12/17の日記で,“インゲマル・ステンマルクの言葉”を紹介させていただきました。その中で 『...それを使えるようになれば,ぼくのようなタイプのスキーができるようになると思う...』という言
葉を載せさせてもらいました。05シーズンはこの言葉をじっくり噛み締めながらレッスンをさせてもらったシーズンでした。(^ ^)
  “フィーリングスキー”ということで,“オレンジターン”とか“キャスター・ターン”,そして今年は“お習字ターン”...といろいろなフィーリングでのスキーを皆さんに経験していただきました。その根本にあることは「雪の圧をどう感じ取って滑るか?」ということです。そして,人間の感じ取ろうとする感性の素晴らしさに驚きました。形でなくイメージや意識を大事にすることが,その人の個性を引き出し,形や運動のコピーでない,その人が本来持っている能力を開花させてくれることにも驚きました。
 今年レッスンをさせていただいた“I”さんから,次のような e-mail をいただきまた。みなさんにも紹介させていただきます。

 
『 「感じる」ことは人間本来の能力だけれど、スキーという「道具」を通して感じることが、具体的にどういうことなのか最初は分からない私たちに、そのためのいろいろなイメージを面白おかしく説明してくれて、それを楽しんでいる内に自然に足裏感覚が養われて行く、ということになるのだなぁ、、、とつくづく感心しています。
 これまで自分が経験したスポーツや動作なども、振り返ってみれば、ボールの圧の強さや早さなど、自然と分かるようになっていた事に思い当たります。
 私は、まだ理屈だけで実行出来ない状態だけれど、何故出来ないのか考える楽しみがあります。いつか本当に、先生の指導を具現化するone of themになれればいいな、と思います。
 スキーを始めるきっかけは人夫々だろうけれど、雪山という自然の中で自分を解放し、自分自身の存在やその意義を感じ、自分自身を見つめなおすことが、またスキーへの楽しみとなっているような気もしています。自然と一体になれるやさしい滑り方がもっと沢山の人に伝わればいいなと心から思います...』

 “I”さんが仰るように,“感じる”ということに集中してスキーをしていると,「自分で身体を動かしている...」という感覚よりも,「雪に身体が動かされている...」という感じが強くなります。そしてまさに,
雪山という自然の中で自分を解放し、自分自身の存在やその意義を感じ、自分自身を見つめなおすこと...をしている“我”に気づくのです。
 今シーズン,私のレッスンを通して,ひとりでもこの様なことを感じてくれた人が居られた...というのは,望外の喜びです。“I”さん,ありがとうございました!!!(^ ^)(^I^)
 そして,ステンマルクのスキーは,まさにこの様なスキーなのではないか?!...と思います。

 
…雪と喧嘩しないこと,リラックスすること,
                  そしてスキー板の力を感じること…



************************************************************
☆ May.20 2005  Friday  晴れ(白馬)
 今日も穏やかなイイ天気になりました!!! 昨日は結構風が強かったのですが,今朝はその風もありません。
 その風の中,昨日は“インライン”を楽しみました。(^ ^) “スキー”に比べればスピード感が無く少し物足りないのですが,「滑る」という滑走感覚は同じですので,結構楽しいのです。昨日はテーマを“お習字ターン”にしました。スキーの時とできるだけ同じ感覚で滑ってみましたが,どちらかと言うとインラインの方が,より的確にターンできるように思いました。これからも天気の良い日はインラインを楽しもうと思っています。(^ ^)

     -------------☆★☆-----------

 
 今日もキャンプ形式総括...に付いてのご感想 e-mail をご紹介させて頂きます。(^ ^) 今日は“Oki”さんからいただいたものです。
 
『 Tok先生 ごぶさたしております。“Oki”です。私がキャンプを受講して感じたことをコメントします。
 ○レベル差がある家族全員が受講できてとても良かったです。普通ならばプライベートでなければできないことを認めていただき感謝でいっぱいです。おかげで以降行ったスキーでは共通の話題(理解)の中でスキーができました。
 ○やはりキャンプ代がお値打ちであること。受講された方全員が感じられていると思います。また、Tok先生はじめ関係者の方に感謝でいっぱいです。
 最後に、今シーズンの成果はおんたけスキー場にて1級受験、結果は中まわり68点、残り全て69点で撃沈でした。私個人的にはレッスンで感じた迎え角の感覚中心に練習した結果であり、体全体のフォームの感覚がつかめないのが課題です。来シーズンレッスンをお願いして1級取得を目標に頑張りたいです。子供達には、自由に滑ってもらいたいと思っています。
 オフシーズンの教師日記も期待しています。シーズン中の疲れを癒し、インライン頑張ってください。』

 “Oki”さんには,お嬢さんお二人と共にキャンプにご参加いただきました。その節はありがとうございました。
 レベル差がある方の同士のレッスン...これは“フィーリングスキー”的な指導をすると,あんまり関係が無くなるのです。もちろん初心者の方と上級者の方がご一緒に...というわけにはいきませんが,中級者と上級者,あるいは初級レベルと中級レベル...という程度なら全く問題ありません。イメージや意識を前面に出してのレッスンですのでフォームや形,運動のことに触れないからです。(^ ^) その後のスキー行で,あの時の「共通のイメージや意識」が生き,ご家族で楽しくスキーができたようで,私も嬉しく思います。親子,家族の皆さんが共通の話題で盛り上がることって素晴らしいですネ!(^ ^)(^I^)
 キャンプの料金...これについては「5/13の教師日記」に書いたとおりですが,この時のキャンプは宿泊先のホテルのサービスで,大幅割引が適用されて一泊あたりお一人3千円近く安く設定できました。ホテルのオーナー,支配人には感謝,感謝です。(^ ^) 料金が高くてキャンプがうまく行くのは当たり前...できれば料金が安くてキャンプも成功裏に...ということができればベストだと思います。今回のキャンプはそういう意味で,いろいろな方々のご支援を受けられたことが良かったと思います。みなさんにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました!!!。
 1級受験...結果は残念でしたが,合格を励みに精進を期待します
。でも,合格することだけが目的になりませんように...。(^ ^) イメージや意識をしっかり作っていけば,フォームはおのずと“Oki”さんなりの形として出来上がってきます。くれぐれも他人のフォームを鵜呑みにコピーしませんように...。(^I^)
 お嬢様のスキー...キャンプの時も自由ハツラツと滑っておいででした。あのようなおおらかなスキーを自由に楽しんでもらいたいものです。うまくなることだけでなく,「その時々のレベルでしか楽しめないスキーの楽しみ方」がありますので,それを充分に味わって欲しいと思います。
 わたしもオフシーズンは今シーズンをじっくり反芻し,次のシーズンにつなげたいと思っています。またインラインも楽しみたいと思っています。(^ ^)



************************************************************
☆ May.19 2005  Thursday  晴れ(白馬)
 イイ天気になりました!!! 
 秋には,空の“青”,山頂の新雪の“白”,平地のもみじの“紅”の「三段紅葉」というのがありますが,今朝の白馬はそれの“春版”...という気がします。空の“青”,山肌残雪の“白”,山麓の“緑”...が見事です。「三段新緑」...とでも呼びましょうか?!(^ ^)(^I^)
 この季節...緑の勢いが素晴らしく,大自然のエネルギーを感じます。この季節【TOK】の大好きな時季でもあります。(^ ^)

     -------------☆★☆-----------

 
 今日もキャンプ形式総括...に付いてのご感想 e-mail をご紹介させて頂きます。(^ ^)
 今日のお便りは1月に行なった「準指,正指受験スペシャル」を受講された“Ham”さんからのものです。「5/10のグループレッスン」をお読みになってのご感想です。

 
『 ...先生に合格の報告とお礼をしたいな〜と思い八方に行き、いらっしゃらないかな〜と思った瞬間に、聞き覚えのあるマイク音。あまりのタイミングの良さにビックリっ!! 運命すら感じました。あのような場所での御礼となりましたが、兎平での熱い抱擁とお言葉、ありがとうございました。改めて、準指に受かった喜びを感じました。
 準指に合格した要因は、ズバリあのレッスンです。本当に感謝感謝です。
 本日の教師日記を読みまして、まさに同感っ!!と思いました。志を同じくする仲間たちとのグループレッスンの効果は計り知れません。準指キャンプもそうでしたが、まず初めて知り合い、お互いの人間性、実力を探り合う。だんだん打ち解けてくる。負けたくない気持ちがやる気を誘発し、負けたくない気持ちが、一緒に上手くなりたい、お互いを応援したい気持ちになっていく、まさに今回のレッスンはこんな感じでした。“S”さんとはあのレッスンの後、○○講習会、△△キャンプ、検定と行動を共にしましたが、班は違っても常にお互い応援しあって、チェックしあって、連絡を取り合ってがんばりました。全く接点の無い人でしたが、あのレッスンを通して友人となり、今ではプライベートでも連絡を取り合う仲です。
 あのレッスンで得たものは技術・理論は勿論ですが、SKIの楽しさ+それに付随する楽しさ、素晴らしさの方が大きかったような気がします。来年からはクラブ内でも教える機会が増えてきますが、SKIってこんなに楽しいよ、っていう部分を伝えていければな〜と思ってます。29歳でSKIを始めた遅咲きですが、それだけに上手くなれない人の悩みも分かるところもあると思いますので、楽しく上手くなるをモットーに頑張りたいと思います。
 SKIを始めて6年、今年は充実したシーズンでした。来年はいよいよクラウン、技術選チャレンジです...』

 “Ham”さん,準指合格おめでとうございます!(^I^)。私も偶然!!! レッスンの合間にちょっと横を見たら,“Ham”さんが!!! これはもうおめでとうのハギングしかない!!!と思いました。(^ ^)(^I^)
 そうでしたネ!あの時のレッスン...初日はみなさんプルークターンに非常に迷っておられて,暗ァーい雰囲気が漂っていました。でも三日後には笑顔が...。(^ ^)(^I^) 
“Ham”さんも仰っているとおり,互いの,「負けないぞ!」という強い気持ちが,互いに切磋琢磨して,「一緒に合格しよう!!!」...という気持ちに変わって行く過程など,レッスンをしていて良く分かります。グループレッスンでなければ,あのようなことは起こり得ませんネ。
 “Ham”さんは“感性”が鋭いのでキット素晴らしいスキー教師になると思います。多くの人に“スキー”の面白さと雪の自然の素晴らしさを教えて欲しいと思います。
 
“Ham”さん持ち前の前向きな姿勢があれば,クラウン,技術選もきっとクリアされることでしょう。それと共に“スキー指導者”としても大成されるよう祈っております。
  e-mail ありがとうございました。



************************************************************
☆ May.18 2005  Wednesday  曇り(白馬)
 今朝は曇り空の白馬です。夕方からは雨になる模様です。
 昨日の内に「新井スキー場」...正式には“ARAI Mountain & SPA”と言うのだそうですが...で滑れて最高でした!!! その模様は教師日記で...。(^ ^) 
 さて,「緑」が本当に美しい季節です。雨が降り出す前に,昼ころ,トレーニングを兼ねて今日は“バイク”で村内を巡って来ようと思っています。(^ ^)

     -------------☆★☆-----------

 
昨日は“ARAI  Mountain & SPA”に行って来ました。スキー仲間の“Matsu”さんからお誘いがあり,「メルツェン」も丁度休日でしたので,店長の“Bob”も誘って,三人での「新井スキー場」行きとなりました。(^ ^)
 白馬を朝の6時半に出発し,長野インターから新井まで高速を利用...現地に着いたのが8時半少し前。早速準備をし,9時頃には雪の上に立っていました。(^ ^)
 この時期ですから,下のほうは滑れず,一番上の標高1000mから1300mにある「膳棚第1リフト」だけしか利用できませんでした。でも,メインコースはきれいに圧雪されていて,ウォーミングアップには最高のバーンでした。またこの一本だけのリフト運行にもかかわらず,下り場から乗り場までの間に数本のグルーミングされたコースと,それ以外の林間や谷間などが準備されていて,充分に春スキーが堪能できました。(^ ^)(^I^) その滑走の模様は「ARAI Spring 2005」(1.3MB)に映像をUPしましたのでご覧下さい。
 午前中は11時半までビッシリ2時間半の滑走でした。レッスンでなく“自分の楽しみ”でのスキーでしたので,一本一本が自由で伸び伸び滑れ,またまた“スキー”の面白さを感じました。(^ ^) もちろん,お昼は美味しいビールもいただきました。(^ ^)
 そして午後...なんと!!! ニュージーランドツアーをご一緒し,八方でのキャンプにも参加いただいた“Haru”さんが居られるではありませんか!!!。こちらも(*_*)ビックリでしたが,“Haru”さんもビックリ顔!?!?。神のいたずらと言うか,スキー仲間としての結びつきの妙を感じ,因縁浅からぬことを実感しました。(^ ^) “Haru”さん...聞くところによると,来シーズンスキーのモデル探しの試乗を兼ねてのARAIスキーイングなのでした。数本ご一緒に滑らせていただきましたが,今シーズン...本当に滑りが変わられたなぁー!!!...という感慨でその滑りを拝見しました。そして,スキー仲間に逢えた喜びを感じました。(^ ^)
 さて,私たち3人組は午後3時過ぎに滑りを終え,次の目的...「回転寿司を楽しむ!!!」...に移行しました。ここ新井には私の好きな回転寿司「キトキト寿司」があるのです!!! (^ ^) “スキー”を目いっぱい楽しんで,美味しい寿司と,ビールで乾杯!!! なんとも言いようのない,極楽を楽しんだ三人でした!!!
 白馬には,無事6時半頃の帰宅でした。それにしても,昨日「ARAIスキー場」におじゃまして,日本の中にもいろいろなスキー場があることを思いました。普段は八方尾根をメインゲレンデにしていますが,八方には無い性格のスキー場だと思いました。ニセコなどの北海道のスキー場に似て,新雪やオフピステの滑走には,多分最高なのではないか?...と思いました。来シーズンはここ“ARAI”もキャンプの候補地として上がってきました。(^ ^)
 楽しかった一日にありがとう!!! そして,シーハイル!!!



************************************************************
☆ May.17 2005  Tuesday  快晴(白馬)
 今朝の白馬快晴です!!!。今日も少し寒いです...。
 でも,八方尾根の下部...結構緑色になりました。山の上部に新雪が降ったおかげで,その「白」と「緑」の対比がさらに美しいく感じられます。(^ ^)
 昨日は数ヶ月ぶりに“インライン”を楽しんで来ました。天気も良く楽しかったです!!!。(^ ^)
 今日はこれから“新井リゾート”に出掛けて,“スキー”...楽しんで来ます。(^ ^)(^I^)

     -------------☆★☆-----------

 今日も
キャンプ形式総括...に付いてのご感想 e-mail をご紹介させて頂きます。(^ ^) 今日のお便りは“Mik”さんからのものです...。
  『 キャンプで3度お世話になりました“Mik”です。本当に今シーズンは大変お世話になりました。
 12月は「オレンジ〜キャスター」、3月は「縦の直下降」、4月は「お習字ターン」と、フィーリングスキーを体感して、スキーの楽しさ、奥深さを堪能しました!!とにかくスキーは、大自然を感じながら滑っていくこと。それに気づいたきっかけはとなるコペルニクス的転機?は12月に教えていただいた「キャスタターン」でした。
 今まで、スキーは「上手いこと=体力勝負」...的なイメージがありました。【TOK】先生にもお話した思いますが、スキーを終えると太もも前部や、腰だけでなく、歯を食いしばりすぎて、なぜかコメカミまで痛くなるめちゃめちゃ「Doスキー」を実践してきたのですが、オレンジごろごろそしてキャスターを12月に教わり、「なんでこんなに疲れないの?」と摩訶不思議でした。でも、ビデオを見ると「Doスキー」をしてた頃よりも、脚の運動がされていたんですよね。そして、1月の八方の2級検定では、「Key〜A Key〜A Key〜A・・・」のつぶやきで、3度目の正直・・・合格することが出来ました。本当にありがとうございました。
 でも、検定に合格したこともうれしかったのですが、フィーリングスキーを学んだことによって、本当にスキーを心の底から楽しむことが出来ました。コブや不整地も「滑り落ちていく」ことをイメージして、昨シーズンまでとは全く違った感覚で滑ることができるようになりました。5月のゴールデンウィークに行ったかぐらスキー場でも、グサグサ・コブコブの春スキーも、最高の天気の中楽しめました。
 それにしても、【TOK】先生がやられた「キャンプ形式」でなければ、フィーリングスキーを体感できなかったと思います。今までのプライベートレッスンでは、料金的なこともあって、自分が教わるのはなかなか難しかったと思います。でも、今シーズンのスタイルでは、「格安」(これはほんとに安すぎる位だと思います、友人の“Yan”や、ほかの参加者の方も言ってました)で、2〜3日間もみっちり教えていただくことが出来ました。
 そして何より楽しかったのは、日記でも書かれていますが、スキー後のミーティングとその後の参加者の方の懇親会です。ミーティングの【TOK】先生の情熱あふれる話、実はほとんど携帯電話のレコーダーで録音させてもらい、寝る前とか聞いています。それを聞いていると、スキーをしている時のように身体が、まるで雪上にいるかのように思い出します。まさに睡眠トレーニング??
 ミーティングでは、何度も楽しいお酒をいただきながら、先生や参加者の方の貴重な話も伺うことが出来、本当に楽しかったです。実はこの懇親会が楽しみでもありました。12月では、ディベートマスター!の“Sat”さんや、スキーグラフィック誌の編集長だった“F”さんの話、そして4月は、スキースクールのイントラの方々の熱い話を聞くことが出来て、勉強になりました。
 参加者の方は、みんなスキーが好きで、本当に素敵な方ばかりでした。スキーを滑ることだけでなく、スキーを好きな人とお酒を飲みながら、わいわいと語ったり、交流を深めることもまさにフィーリングスキーなんだと実感しました。
 私ごとですが、福祉関係の仕事をしております。今、社会でも行政や企業といったセクターとは違った役割を持つ「NPO」のような組織が様々な分野で活動しています。福祉の分野でも行政や企業と連携・協働しながら、既存のセクターでは担えない所を広く活動しています。【TOK】先生が言われているような、自然を愛し、フィーリングスキーを広めて、実践していく・・・そんなNPOのようなものがあっても良いのかも知れません。そこには子どもから年配の方、あるいは障害を持つ方も“スキー”という共通言語の基に楽しむ・・・。今シーズンキャンプに参加して僭越ながらそんな偉そうなことも考えました。
 送っていただいたCD、ほとんど毎日みています。イヤー自分で言うのもなんですが、上手くなったなーなんて思ったりしています。(特に去年のスプリングキャンプと比べると雲泥です)
 本当に今シーズンはお世話になりました。また、来シーズンもよろしくお願いします!その前に今夏、白馬へ登山した際、メルツェンによらせてもらうかもしません。それでは、お体ご留意ください。では!!!! では,いいオフシーズンを!!!... 』 

 “Mik”さんには,今シーズン3回もご参加頂きました。ありがとうございます!!!。
 “Mik”さんが上達されたのは,結局“Mik”さん自身のご努力が実ったということだと思っています。
...私の力ではありません。“Mik”さんご自身の,身体の持っている能力が開花しただけです。(^ ^) わたしは,そのためのほんのヒントをお話しただけ...。ことわざにもあるように,「私は生徒さんを水飲み場にお連れすることはできますが,口に入れることはできません。実際にお飲みになるのはご自身です。」 “Mik”さんはこのことを実践されたからあの様な上達があったのだと思います。(^ ^)
 でもキャンプを通して
,スキーの楽しみ方の質が変わって良かったですネ! ミィーティングでの録音を有効利用されているとのこと...これも,お役に立てるのであればどしどしお使い下さい。(^ ^)(^I^) そして,キャンプに参加した人達だけでなく,他の“スキー”を愛するいろいろな方ともコミュニケーションができた...ということは二重の喜びでしたネ! 喜んでいただけて,本当に良かったと思います。新しいスキー仲間との出会い,そして何よりも“スキー”の楽しみ方にも精通されて来た...。これがイチバンだと思います。!!!
 来シーズンもよろしくお願い致します。(^ ^)



************************************************************
☆ May.16 2005  Monday  晴れ(白馬)
 今朝は寒いです...。平地での気温が7℃...。ちょっと暖房が必要です。(^ ^) 白馬の山には,またまた雪が降ったようです。真っ白くなっているのが,雲間から時々見え隠れしています。
 結局,昨日も晴れるとの天気予報がハズレ...。路面が濡れているのでインラインはできませんでした...。(=_=;)
 でも,今日はできるかな?身体が動きたくてムズムズしています!!! (^ ^)

     -------------☆★☆-----------
 ここ数日,キャンプ形式総括...ということでお話して来ましたが,多くの方からこのことに付いての e-mail をいただきました。今日はその中のひとつをご紹介させて頂きます。(^ ^) お便りは“Su”さんからのものです...。

  『 …【TOK】先生の日記を読んで私なりに感じたことを書いてみたいと思います。スキーは中学高校と学校のスキー学校程度で大学卒業と同時に一切やめました。15年前娘が小2の時に一緒に連れて行くことで再開しずっとSスキー場でファミリースキーでした。だんだん子供たちも成長し一緒に行ってくれなくなったとき八方のシニアスペシアルが始まりこれなら一人でも参加できると思い今になってしまいました。
 先ず「
@8名までのグループレッスンとする。A多くの方にレッスンを受講いただく…」ということについてです。八方で【TOK】先生を知りましたが当時はプライベートレッスンがほとんどでレッスンを受けられませんでした。プライベートレッスンですと受講料も高いし、一人で4時間受けるのは体力もどうかと思いました。私は5〜6人で交代で皆さんの滑っている間は休めるレッスンのほうがいいかなと思っていました。
 Bの「ミィーティングや理論研修、懇親会などを通してスキーライフを充実させる」ですが…初めてのシニアスペシャルの時“S.Y”先生に連れられメルツエンで懇親会がありました。【TOK】先生も奥の方にいました。初めてお会いした方とスキーと懇親会でやっとうち解けることができました。最近はシニアスペシャルで懇親会をしないほうが多くなっていると聞きます。先生によっては苦労と思われる方がいると思います。私や、スキー仲間の“K”さんは初日からみんなに声をかけてメルツエン懇親会を企画しました。
 C
「受講価格をより安価に...」ですが、格については非常に安い...の一言です。これにこしたことはありませんがたとえば、あるスキー場の某シニアスクールは2泊レッスン2日計8時間で42,000円です。リフト代別、○○ホテル宿泊。私はここで2日間正面の斜度15度で2日間レッスン受けました。主任教師の方はもちろんきませんでした。
 
D「新しいスキー仲間との出会いを楽しむ」…シーズンの一番の収穫はこれでした。はじめにも書きましたが14年前は4家族15〜20人でスキーをしていましたが子供が大きくなると家族で来ることもなくなり一人二人でのスキーになりました。そんなとき見つけたシニアスペシャルに一人で参加してから“K”さん、“Kim”さんはじめたくさんの仲間、八方の先生もたくさんお知り合いになれました。NZに行った時も初め知り合いは“Kim”さんだけでしたが、帰りには何十年来のスキー仲間ができたようで嬉しく、1月に再会できたのは感激でした。その後も多くの初めての方といいスキー仲間になれました。これもひとえに【TOK】先生のおかげと思っています。一時もうスキーも卒業しようかと思っていましたが、3回のレッスンと海外キャンプでまだ少し上達できるかなと思うようになりました。今までの滑りでよく2級検定受けていたとなと思っています。みんなテストに合格しているので、来シーズンは“Tom”さんと競争してまず2級目指します。今後とも見捨てないでください。大変長くなりましたが今後ともよろしくお願いいたします...』 
 “Su”さん,ありがとうございます。たいへん肯定的にとらえていただき,「そう思っていただけて本当に嬉しい!!!」...というのが正直な気持ちです。キャンプを通して「“スキー”は楽しい!!!」という風に感じていただくのが,イチバンの目的でした。もちろん細部に付いてのご不満はいろいろあると思いますが...来シーズンはこれを見直し,さらに充実させて行きたいと思っております。
 皆さん,よろしくお願い致します。(^ ^)



************************************************************
☆ May.15 2005  Sunday  雨(白馬)
 今朝は小雨が降っている白馬です。低気圧のすぐ後に次の高気圧が続いていますので,この雨も昼ころにはあがり,夕方頃には陽も射すとの予報が出ています。 ここのところ,事務作業が続いていましたので,身体を動かすことができていません。今日は夕方,晴れたら久しぶりに“インライン”を楽しもうと思っています。
 皆さんも,身体...活性化させていますか?(^ ^)

     -------------☆★☆-----------

 
今日もまたまたお詫びから...。おめでとうございました!に,もうおひと方ご紹介するのを忘れていました...。(-_-;) ゴメンナサイ...。 
    ---------------   
 12月のキャンプでご一緒した“Matsu”さんからも嬉しい便りが...。 『 ...やりました!昨日大好きな八方尾根スキー場で1級合格しました。先生のレッスンのお蔭です。ありがとうございます。40歳にして、このドキドキ感、そして合格した時の喜び、とても新鮮でした。検定で滑ってる時、先生のレッスンで教わった事を思い出し、足裏に集中し、そしてキイー・・・エイーと口ずさみ、軸を感じながら滑りました...』。聞くところによると1点オーバーでの合格だったようで,本当におめでとうございます!(^I^)
    ---------------  尚,上記のメッセージは5/9の日記に追加させて頂きました。 

 「04-05シーズン」を振り返って...。今日はその中の“キャンプ形式”についての最終回で六回目…「Eレッスン記録を映像やカルテで保存し,以降の資料として活用して上達の助けにする...」がテーマです。
 実際のレッスン中に,毎日のようにビデオを撮影いたしました。夜のミィーティングで学ぶためでもありましたが,後で編集して皆さんにお送りしたり,私のレッスン記録として,カルテ代わりに取っておこうと思ったからです。今その時のデータがハードディスクに保存されていますが,結構な容量になりました。 e-mail などでレッスン後にご質問などをいただくことがありますが,その時はデータを引っ張り出して,それを観ながらアドバイスさせて頂いています。やっと“ On Line Ski School ”を地で行く活動ができ始めた...そんな気がしています。(^ ^) また,このデータが毎年々々積み重なっていけば,その生徒さんがどのように上達されたか?その様子が一目瞭然になります。上達過程の貴重な資料としても役に立つことになります。一般レッスンでは,ここまでフォローできません。キャンプならではのことだと思います。 
 受講された皆さんも,私の音声...♪♪♪二輪ィーん...四輪ィーん...二輪ィーん...四輪ィーん...♪♪♪が映像のバックに流れていますので,それを見ながら,「アア...あの時のレッスンテーマはあの言葉だったんだ,イメージはアレだったんだ!!!」...と復習ができます。またオフシーズンにはご自分の滑りを見ることで,イメージトレーニングができるのはもちろんです。後日,この日記で「どのようにCDを使ってイメージトレーニングをしたら良いか?」というテーマでお話しするつもりですので,楽しみにお待ち下さい。(^ ^)
 さらに,日常の生活で気分がブルーになった時など,このCDを取り出してパソコンに挿入することで,簡単に「雪景色の中で“スキー”を楽しんでいる自分...」に出逢えますから,それを見れば気分も爽快!!!...になるのは目に見えています。(^ ^)(^I^)
 これまでも「映像表現」に興味のあった【TOK】ですが,撮影の仕方,フィルム編集の仕方など...いろいろ学んだ【TOK】でした。これも皆様のおかげです。本当にありがとうございました。(^ ^)(^I^)
 そうそう,4月に受講された方々のCD...まだ発送してないのがありますが,今月中にはなんとかお送りできると思いますので,期待して待っていてください。



************************************************************
☆ May.14 2005  Saturday  晴れ(白馬)
 今朝の白馬...まるで額に入った写真を見ているようです。雲の間から丁度後ろ立山連峰だけが,新しい雪をかぶって白く輝いています。(^I^) 空が晴れてしまえば,いつもの美しい白馬三山...ですが,雲の間だけが白い...というのが,山の白さを強調していて,特に新鮮です。
 スキーでの「躍動感」...を思い出します。上半身の静けさに比べての下半身の動き...。その対比が躍動を感じさせるのです。
 景色の躍動...そんなことを思った“Tok”でした。(^ ^)
     -------------☆★☆-----------
 先ず,今日はお詫びから...。5/9の教師日記おめでとうございました!で今シーズン,私のレッスンを受けられていろいろな検定に合格された方からいただいた e-mail を参考に,「おめでとう!!!」の挨拶をさせて頂きました。その内,三名の方からいただいていた「合格 e-mail 」が抜けておりました。大変失礼いたしました...。今日は,先ずその方々のお祝いメッセージから...。(^ ^) 
    ---------------   
 年始スペシャルご参加の“Kita”さんも,見事1級合格されました!!!。何度目かの挑戦での合格...ということですが,これを機会にさらに楽しく“スキー”ができるとイイですネ!(^ ^)
 ニュージーランドツアーに一緒に行った“Ooka”さんも1級合格でです!!!。「...雪がたくさん降り続いていて、圧雪できなくて、不整地の中での全種目で大変でした。目の前の斜面さえも見えないと周りの人も言っていました。そんな時は、足の裏だけ頼りにしました。目をつぶったレッスンを思い出しました...」というお便りも頂きました。おめでとうございます!(^I^)
 同じくテクニカル...“Do”さんも合格です!!! 「...講習での直滑降&スプリング意識は絶大です。【TOK】さんのお陰でここまでこれました...」というありがたいメッセージもいただきました。来年は指導者としての「準指導員資格取得」に向
け頑張られるとのことですが,素晴らしいスキー指導者になっていただきたいと思います。
    ---------------  尚,上記のメッセージは5/9の日記に追加させて頂きました。 

 さて,
「04-05シーズン」を振り返って...。今日はその中の“キャンプ形式”についての五回目…「D新しいスキー仲間との出会いを楽しむ」がテーマです。
 5/12
の日記...ミィーティング効果...の中でも触れましたが,今シーズン,キャンプにご参加いただいた方々は,若い人で10代の人から70歳代の大ベテランまで...もちろん性別も男女いろいろ...。ご職業も種々...。ですからそれぞれの考え方も価値観も本当に様々でした。このご時世ですから,普段はこういう方々と語り合う...ということは不可能です。自分が安心していられる人,気を使わなくていい人...を自然に選んでしまっているのが普通です。でも,“スキー”でもいろいろな雪質,異なる斜面が楽しく,そして技術を磨いてくれる様に,人生も本当は「いろいろ自分と異なる人との付き合い」を経験することで大きく成長できるのだと思います。もちろん,自分の価値観と違った人と話をしたり,同じ空間の空気を吸うことは気持ちの良いものとは言えないかもしれません。でも,その他人価値観に触れ,違った世界があることを認識することは,確実にご自身の人間性を高めることだと思います。
 4/29の「“スピリッツ”との出会い」でも書きましたが,人間はいろいろな場面で多くの人と出会います。...が,その時々の出会いを大切にし,互いが高めあう存在として認め合っているだろうか?...と最近になって思います。第一印象や肩書き,財産...こういうことをベースとした,自分にとって都合のいい人達との交流がメインになっていないでしょうか?体つきや,顔つき,肉体的な印象,財産の有無...これらとは全く関係の無い,その人のバックにある“精神的な心”と“心”の付き合いをしているでしょうか?“スピリッツ”(spirit)との付き合い...あるいは“ Soul Friend (魂の友)”との付き合いと言っていいのかもしれません。
 “スキー”をキーワードとした交流は,その人の考え方いかんで,この様な「“人”と“人”の裸の付き合い」を実現させてくれます。せっかく作られたチャンス...あなたは,
“スピリッツ”との出会い,そして“ Soul Friend ”との出会いとして生かすことができたでしょうか?。生きている意味を深く感じ,活き活きと過ごすことができているでしょうか?
 
「新しいスキー仲間との出会いを楽しむ」...ということの裏には,もっともっと大きな“ Soul Friend ”との出会いがあったのですネ!!! (^ ^)(^I^)
 schi heil !!!




************************************************************
☆ May.13 2005  Friday  晴れ(白馬)
 今朝の白馬...8時頃まで雲が多かったのですが,晴れて来ました!!! (^I^) 雲間から北アルプスの山肌が見えるのですが,昨夜新雪が降ったようで,白く輝いています。(^I^)
 さて,昨日東京から白馬に戻りました。東京から離れるにつれて,木々の緑が深いものから淡いものへと変化していました。白馬はまだ新緑が新鮮で,木々の葉からエネルギーを感じます。生気というか活気があるのです。木々の持つ“春”特有の生命力を感じます。
 トップページのタイトルバックの色を“緑”に換えてみました。白馬から皆さんへ「緑のエネルギー」を贈りたいと思います。(^ ^)(^I^)
     -------------☆★☆-----------
 「04-05シーズン」を振り返って
...。今日はその中の“キャンプ形式”についての四回目,「C受講価格をより安価に設定する...」ということについて...。
 キャンプの受講料金には
,原則として@ スキーレッスン代,
Aキャンプ最中のリフト代,B宿泊代 (1泊2食),C理論研修代(会場使用料等含む),DCD作製及び送料...が含まれていました。スキースクール企画だけは,「レッスン料」のみの設定になりました。ですが,「CD作製」と「ミニ理論研修」は【TOK】のサービスでやらせていただきました。(^ ^) その関係で宿泊先やリフト券などの割引は適用されませんでしたが,そのほかの企画は,いろいろな面で割引価格で設定することができました。
 レッスン代は教師のレッスン費用で,これはスキースクールへの支払いに充当されました。残念ながら割引は適用されませんでしたが,グループレッスンですので,各個人の負担分はプライベートレッスンに比べれば,安価に設定できました。

 キャンプ形式での特徴は,昨日の日記でお話したように,レッスンだけでなく,食事を一緒にとったり,懇親会を開いたり...ということも大切なこととして位置づけをしている,ということです。ですから,宿泊先がある程度限定されました。宿泊先があまり離れていると,その効果が薄くなってしまいます。宿を自由に選ぶ...という選択肢は減りますが,それに優る利点もあったと思っています。運良く,今シーズンは宿のオーナーサイドの協力が得られ,普通の宿泊料金の2割Offでの設定ができました。またミィーティング場所の提供や,部屋が空いている時の「無料早朝チェックイン」もしていただきました。宿のオーナーに心から感謝したいと思います。ありがとうございました!!!。
 またリフト券も,一般で購入するよりも安い,「宿泊先の特別割引制度」を利用できましたので,一日あたり平均約500円の割引が受けられました。これも宿泊先のご協力のおかげだと感謝しております。
 理論研修代...一般のレッスンでは,理論研修はほとんどありません。理論研修が無い分,料金もかかりませんが,適切な料金を設定しての研修は,生徒さんのためにぜひ行なうべきことだと思います。今回は一日一回の研修費を1000円に設定させて頂きました。その分,生徒さんの負担は増えましたがご了解いただけるものと思っております。この中からミィーティングの際のお飲み物代...などの費用を捻出させて頂きました。(^ ^)
 CD作製及び送料...これの実費は安価なものです。...が,編集作業と送付の荷造り作業に結構時間が掛かります。実際に何時間掛かったか?というデータは取ってありませんが,きっと皆さんにも想像がつくことと思います。その費用を少し見させていただいての料金設定となっております。
 …というようなわけで,今回提示させて頂いた「キャンプの参加料金」...適正なものであったと【TOK】は思っているのですが...。参加いただいた皆さんのご意見を伺えれば幸いです。(^ ^)(^I^)




************************************************************
☆ May.12 2005  Thursday  曇り(東京)
 今日も東京で朝を迎えました。東京は曇り空です。
 昨日は都心で本屋さんを覗いたり,パソコンショップを回ったり...半年間の「文明からの浦島状態」を回復する作業に徹しました。(^I^)
 また,以前よく行った新宿の飲み屋さんにも挨拶に行って来ました。(^ ^) 20数年ぶりに訪れたのですが,店の模様はすっかり替わっていました。でも店の名前は以前と同じでご主人も元気そうでした。(^I^) 一昨年,心臓発作のため若くして急逝したスキー教師仲間の“T.I”とよく通ったのですが,ご主人はそのことを良く覚えていてくれました。しばし,“T.I”の事を偲びながら...新宿の夜を味わいました。
     -------------☆★☆-----------
 「04-05シーズン」を振り返って...。今日はその中の“キャンプ形式”についての三回目で,「Bミィーティングや理論研修,懇親会などを通してスキーライフを充実させる...」ということについて...。
 夜のミィーティング...私が想像した以上に効果がありました。(^ ^)
 普通のレッスンは雪上で午前二時間,午後二時間のレッスンだけ...というスタイルが多いのですが,今回のキャンプでは,夜食事が終わってから,ゆっくり1.5時間から2時間かけてミィーティングを行ないました。
 先ず昼撮影したビデオを見ることからはじめました。「メルツェン」のプロジェクターが使える時は,それを使って大画面で自分の滑りが確認できました。これは自分の滑りが教師のアドバイスで,どう変わって行ったか?あるいは変わらなかったか?ということの正直な確認になります。自分の「心の滑走イメージ」と「外部から見た実際の滑り」との違い,に気付かされます。特に“バナナシェープ”などでは,自分では極端な懐の深い姿勢をとっていたハズなのに...ビデオで確認するとそれほどでも無い...というようなことが良くあり,「つもり」と「実際」との差に愕然とされた方も居られました。(^ ^)
 また,当日やったことの復習をパソコンデータを参考に,再確認しました。雪の上で受けた説明の内容の理解が充分でなく,自分の理解とが食い違っていた...というようなこともあり,ミスアンダーストゥッドを訂正する効果がありました。また,雪上での説明は降雪や寒さなどで充分でないこともあったりしましたので,この夜の暖かい所でのミィーティングは,それなりに効果がありました。(^I^)
 さらにまた,畳や床の上に立って雪上でのイメージや意識をやってみることで,足裏感覚の微妙な違いに気付いたり,教師の説明の不十分さを補うこともできました。特に“キャスター・ターン”のキャスターを乗り換える感覚や,クロッシングの際の足裏感覚,“お習字ターン”の筆の運びや払う感じなど...そのイメージを正しく共有する意味で大きな効果がありました。
 実際の雪上でのレッスン効果が2/3,夜のミィーティングでの効果が1/3...という気がしています。その証拠に,翌日の雪上での滑りが,前日終わりの滑りとガラッと変わった...とい方が数人居られました。イメージや意識が,教師の意図したものと異なり過ぎてしまうと,そのレッスン効果は薄くなってしまうのですが,夜のミィーティングはこれを補うのに充分な効き目がありました。(^ ^)(^I^)
 また,時にはミィーティングと兼ねて行なったミニ懇親会はお互いのコミュニケーションを深め,スキーライフを豊かにする上で大きな意味がありました。若い人で10代の人から70歳代の大ベテランまで...また性別も男女いろいろ...ご職業も様々...考え方も価値観もイロイロ...。こういう方々が“スキー”を合言葉に同じ席に座って呑み,そして語る...。今の世で,この様なシーンを見る機会は滅多にありません。そして,この様に「イロイロな人」と会話を交わし,その人間性に触れることは,確実に私たちの「人間性」を豊かにしてくれます。キャンプに参加した他の人から,大きな刺激を受け,自分の生き方に思いを馳せた人も少なくない...私はそう思っています。なにしろ,【TOK】自身がそうですから!!!(^I^) (^o^) (^I^)
 みなさん!!! どうもありがとうございました。(^ ^)




************************************************************
☆ May.11 2005  Wednesday  曇り(東京)
 今日は東京からの UP date です。
 東京は薄い筋状の雲が広がっています。ところどころ,青味がかった空が見えていますが太陽の日は射していません。
 昨日,ある方とお話しする機会がありました。その方から「イメージトレーニングが肉体に及ぼす影響」とか,心理療法的手法のひとつ「アファメーション(肯定的宣言)」...について伺うことができました。
 私のレッスン方法...イメージを“因”とし,その“果”としての形やフォームを導き出すという方法と強い関連があるお話でした。どうして“お習字ターン”など,イメージするだけで身体が動いてくれるのか?というようなことと関連のある,私にとって非常に有益なお話でした。この分野の研究を進めて行くと面白いレッスン形態ができる...そんな予感がした“Tok”でした。(^ ^)(^I^)
     -------------☆★☆-----------
 今日も「04-05シーズン」を振り返って...。その中の“キャンプ形式”についての二回目です。
 昨日の“グループレッスン”について,何人かの方から早速貴重な e-mail を頂きました。ありがとうございます。機会がありましたらその方々の e-mail も紹介させていただこうと思います。(^ ^)
 さて,今日は
“キャンプ形式”についての二回目で,「Aより多くの方に私のレッスンを受講いただく...」ということについてお話したいと思います。このことに付いては,初期の目的が果たせました。(^I^)
 キャンプを通して参加いただいた方々の人数を計算しましたら,総勢155名様にのぼりました。雪不足による12月のキャンプ中止がありましたが,プライベートレッスンと合わせますと172名様でした。昨年の同期間実績がプライベートレッスンが主体で,その数が約65名様でしたから,おおざっぱに言って,約3倍の増加となりました。(^ ^)
 これまではプライベートレッスンでのお付き合いが多かったのですが,一人でも多くの方に“フィーリングスキー”を実践いただき,その得失をご理解いただきたい...ということでのキャンプ企画でした。「人数を集めて儲けよう!」...ということではなく,プライベートレッスンではできないドリル的な練習も取り入れられますし,とにかく多くの方に私の流儀を知っていただき,それが皆さんのスキーライフのお役に立ち,活きることを願っての企画でした。
 ご参加いただいた方々のご意見を伺ってみないと,キャンプ形式が良かったかどうか?適正な結論は出せませんが,私の初期の目的...「一人でも多くの方に...」ということは達成できました。
 みなさん,本当にありがとうございました!!!。
 ご参加いただいた方々のご意見...頂戴できれば幸いです。(^ ^)(^I^)



************************************************************
☆ May.10 2005  Tuesday  曇り(白馬)
 今朝は曇り空の白馬です。,気温は11度と,肌寒い感じです。上空には少し寒い気団が入り込んでいるのでしょうか,弱い冬型になっていて,風も強いです。標高1500メートル以上は雪が舞っている様な感じの天気です。
 さて,八方尾根は営業終了ですが,新井リゾートは5/22まで,かぐらは5/29,月山はこれから...とまだまだ滑れるところは一杯あります。
 何人かの方々から,一緒に滑りませんか?というお誘いを受けていますので,もう二,三回は雪上に立つかもしれません。(^ ^)
 まだまだシーズンは終わっていない...【TOK】でした!!! (^ ^)(^I^)
 さて,今日から12日まで出張で白馬を留守にします。出先から UP date いたしますが,例によって時間が不規則になりますのでよろしくお願い致します。
     -------------☆★☆-----------
 今日のテーマは「04-05シーズン」を振り返って...ということで,その中の“キャンプ形式”について...です。

 
05'レッスンInformationで皆さんにお知らせしていたように,「プライベートレッスンよりもキャンプ形式のレッスンをメインとしたい...」というその目的は,@8名様までのグループレッスンとする。Aより多くの方に私のレッスンを受講いただく。Bミィーティングや理論研修,懇親会などを通してスキーライフを充実させる。C受講価格をより安価に設定する。D新しいスキー仲間との出会いを楽しむ。E受講された方々の特徴やレッスン記録を像や映カルテで保存し,以降の資料として活用して上達の助けにする...ということでした。そして結
局は,「“スキー”の楽しさを一緒に味わおう !!! 」ということでした。
 一シーズンを終わってみて,この形式...おおむね成功だったと自負しております。(^ ^) 本当の評価は皆さんから頂戴しないとなんとも言えませんが,主催者側の私の立場からその様に言えると思います。
 さて,今日はその中の,@「グループレッスン...」ということについてお話したいと思います。
 このメリットについては何度かこの日記でも紹介申し上げましたが,他の人の変化の様子,上達の様子がよくわかる...ということです。人の滑りの変化を目の辺りにすることで,見ているその人の心に「プラスの働き掛け」が起こり,肉体的にも精神的にも「自分もやってみようかな
!!!」...という積極的な気持ちの変化が起こるのです。例えば,教師が「○△のイメージで滑ってみましょう...」と言ったとします。生徒さんは全員がそれにトライします。心や意識の中では一生懸命言われた事をやろうとするのです。ところがある生徒さんの潜在意識の中には,「...そんなことをしなくても,今まで滑れて来たじゃないか...?いまさらそんなことをしなくても大丈夫...」というような,マイナスの意識が働いてしまう場合があるのです。ご本人はそんな意識は毛頭ありません。潜在意識が勝手に上達を妨げてしまう...とでも言った方がいいでしょう。ところが他の生徒さんが,教師のアドバイスでどんどん変わっていく姿を目の辺りにすると,「ちょっと待てよ...あのアドバイス...少しは効果があるかもしれない...」と,潜在意識の中の疑心暗鬼の気持ちが溶け始めるのです。こうなればシメタもの!!!です。心の扉が開き,砂に水が滲み込むようにうまくなって行くのです。
 実際のレッスンの中で,この様な現象を数多く経験しました。キャンプ初日にはなかなか溶け込めなかった人が,他の人の上達に啓発されて,二日目後半くらいからグゥーンとうまくなるのです。まことに「グループレッスンの面白さ」...と言える現象です。
 このようなことがグループ全体で起こると,そのキャンプは大成功!!!となります。技術がうまくなるだけでなく,同じスキー仲間としての親近感も増して来て,互いの人間的なコミュニケーションも深くなってくるのです。こうなると,もう教師の存在はそれほど重要でなくなります。そのグループの中でリーダー的な人が誕生し,“個(パーソナル)”の活動から“団体(チーム)”としての活動に持ち上げて行ってくれるのです。
 “長期のグループレッスンの妙”...それを強く感じたシーズンでした。みなさんありがとうございました!!!(^ ^)(^I^)



************************************************************
☆ May.09 2005  Monday  晴れ(白馬)
 今朝もイイ天気です!!! 
 八方尾根スキー場は,昨日で営業を終了しましたが,山にはまだ残雪が一杯です。ハイクアップして滑る気になれば,「白馬大雪渓」やその隣の「長走り沢」はまだまだ滑れます。(^ ^)
 ですが,04-05シーズンは一区切りがついた...という気持ちです。皆さんの今シーズンはいかがでしたでしょうか? 【TOK】も,これからシーズンを振り返って,いろいろ考えてみたいと思います。
     -------------☆★☆-----------
 昨日は,私用のためスキーはお休みでした。本当はスキー場の営業が昨日で終わりとなる最終日でしたので,滑っておきたかったのですが,プライベートな用事でそれができませんでした。(-_-;)
 さて,今日からは「05シーズンを振り返って...」ということで,思いつくまま一シーズンの反省をしてみたいと思います。  先ず今日は喜ばしいことの話題から...。(^I^)(^ ^) 今年はいろいろな「検定」に挑戦された方々から“合格!!!”のご連絡を頂きました。
 ごく最近のでは“Ika”さんがめでたく昨日,5/8に1級合格を果たされました。“Ika”さんとはニュージーランドツアーから数回にわたりキャンプにご参加頂きました。その成果が充分に出て,見事な合格という栄冠を得られました。おめでとうございます!(^I^)
 また,年始スペシャルご参加の“Kita”さんも,見事1級合格されました!!!。何度目かの挑戦での合格...ということですが,これを機会にさらに楽しく“スキー”ができるとイイですネ!(^ ^)
 ニュージーランドツアーに一緒に行った“Ooka”さんも1級合格でです!!!。「...雪がたくさん降り続いていて、圧雪できなくて、不整地の中での全種目で大変でした。目の前の斜面さえも見えないと周りの人も言っていました。そんな時は、足の裏だけ頼りにしました。目をつぶったレッスンを思い出しました...」というお便りも頂きました。おめでとうございます!(^I^)
 12月のキャンプでご一緒した“Matsu”さんからも嬉しい便りが...。 『 ...やりました!昨日大好きな八方尾根スキー場で1級合格しました。先生のレッスンのお蔭です。ありがとうございます。40歳にして、このドキドキ感、そして合格した時の喜び、とても新鮮でした。検定で滑ってる時、先生のレッスンで教わった事を思い出し、足裏に集中し、そしてキイー・・・エイーと口ずさみ、軸を感じながら滑りました...』。聞くところによると1点オーバーでの合格だったようで,本当におめでとうございます!(^I^)
 テクニカル受験では“Nishi”さんが見事合格されました!!!。(^ ^) 検定中は,滑る前,滑走中と種目に応じて,大回りは♪♪♪Meeeet.A------.Meeeet.A------♪♪♪,小回りは♪♪♪Meet.A- MeeT.A-♪♪♪...と常に口ずさんで居られたようで,もしそれが功を奏したのなら,本当に嬉しいです。(^ ^)
  同じくテクニカル...“Do”さんも合格です!!! 「...講習での直滑降&スプリング意識は絶大です。【TOK】さんのお陰でここまでこれました...」というありがたいメッセージもいただきました。来年は指導者としての「準指導員資格取得」に向け頑張られるとのことですが,素晴らしいスキー指導者になっていただきたいと思います。
 また“Tana”さんは浦佐で同じくテクニカルを受験され,合計452点の2点オーバーで合格されたとのことです!!!。点数オーバーでの合格,本当におめでとうございます!(^I^) 「不整地大回でもキャスターイメージで雪面に粘っこく張り付くような安定感を感じることが出来ました...」というコメントもいただきました。(^ ^)(^I^)
 また,準指・正指受験スペシャルにご参加の3人の方々...それぞれの資格試験に合格されました。“Ishi”さんは正指,“Hama”さんと“Sasa”さんは準指に,見事初挑戦での合格でした。(^ ^) 特にレッスンでの鬼門だった「プルークターン」...♪♪♪ニュートラルに抜けるゥー...内スキー四輪ィーン...ニュートラルに抜けるゥー...内スキー四輪ィーン...♪♪♪の練習が懐かしく思い出されます。そして,全員の方が合格!!!...というのが格別嬉しいですネ!
 さらに,ニュージーランドスキーツアーにご参加いただいた“LOTO140”さんと“U”さんも,そろって準指導員資格試験に合格され
ました。「NZで教えていただいたキャスターターンの成果で,合格することができました。先生に教えてもらってから、私自身のスキー感をがらりと変わり、そのことが今回の合格につながったと感謝しております...」というコメントは,本当に教師冥利に尽きるお言葉です。また「“U”さんに至っては,なんと県強化選手を含む受験者中,トップの成績で合格証を代表受領するという快挙を成し遂げました...」というご報告は,私の二重の喜びです。(^ ^)
 この他にも多くの方がいろいろな検定に合格された方がおられると思います。
 これを期に,さらに精進されるようご祈念申し上げます。
 本当におめでとうございました!(^I^)




************************************************************
☆ May.08 2005  Sunday  晴れ(白馬)
 連休最終日となった今日は「穏やかな晴れ」となりました。(^ ^)
 この連休...天候に恵まれました。強風のために,滑れない日がありましたが,天候的には恵まれたゴールデンウィークでした。皆さんはどう過ごされましたか?
 さて,八方尾根スキー場...今日が最終営業日となりました。2004-2005シーズンも多くの方にお越しいただき,本当にありがとうございました。(^ ^)
 さて,【TOK】は昨日が今シーズンの滑り収めとなりました。おかげさまでお一人の怪我人も無く,無事レッスンを終了することができました。キャンプにご参加いただいた方々へのCD送付の作業はまだ残っていますが,レッスンそのものは終了いたしました。これも皆さん各位のご協力のおかげだと心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 また来シーズンもよろしくお願い致します。(^ ^)(^I^)
     -------------☆★☆-----------
 昨日は「スプリングキャンプ・三日間」の最終日でした。キャンプ最終日と言うだけでなく,今シーズンの最終レッスン日でもありました。朝は雲が掛かっていたゲレンデ上空の空も,レッスンが始まる頃には取れ始め,素晴らしい快晴となって,レッスンを祝福してくれました。(^ ^)
 最終日のテーマは「超うまスキーヤーの滑りに迫る!!!」...でした。「超うま」...とはもちろん,「身体の特徴・用具の特性・自然条件」がマッチし,それぞれを生かしきった滑りをする...ということです。用具が活き活きとし,無駄な力が使われず,雪の感触がじっくり味わえ,滑っていて快感がある...そのような滑りです。フォームや運動として現れるのは,「休みの無い自然な身体のモーション(動き)」です。この時の滑りの特徴は,ターン後半で圧を溜め込み過ぎない...ということです。ステンマルク風に言えば,「“圧”を飲み込む...」ということでしょうか...。ターン後半に圧を溜め込みすぎると柔らかい雪の状態では,その雪が逃げてしまいます。オーバーコンタクトにならない様に“圧”を吸収してあげることが大事です。“お習字ターン”で「穂首」のしなりを感じ,「腰」まで使い切らないイメージで滑ると,このようなオーバーコンタクト状態にならずに済みます。最終日の午前は,このことを悪雪整地,コブ斜面で練習しました。
 午後は,下から見て,黒菱第3リフト右側の斜面を滑りました。この斜面...今年の冬は雪崩の危険があるということで,シーズン中は閉鎖になっていたのですが,この連休後半に入り,雪崩の危険がなくなったので一般にOpenされたのでした。まるで「山スキー」,バックカントリーを滑っているような感覚でのスキーイングが楽しめました。またコブ斜面の楽しみ方も学びました。ブーツの硬さを硬いものに代えたおかげ...だと思うのですが,今年は私のひざも調子が良く,コブに入っても痛みを感じません。皆さんと一緒にコブに入ることができました。(^I^) 皆さんのコブの滑りも,コブの凹凸に関係なくリズムをしっかりとって,円い円弧を描くことを意識することで,どんどん変わって来ました。(^ ^) その基本的な考え方,イメージは“お習字ターン”でした。(^ ^)
 さて,午後の後半は“お習字ターン”の総復習として,黒菱の悪雪斜面で“感じて滑る”ことを意識して滑りました。「穂首のしなり」をイメージすることが,スキーヤーと雪の間の「“圧”コントロール」に影響を与え,どれほどスキーイングに影響を与えるか?...ということを感じて頂きました。
 今シーズン最後で,レッスンも最後の一日でしたが,“フィーリングスキー”の真髄を,“お習字ターン”を通してじっくり感じ取って頂けたと思います。(^ ^)(^I^) 昨年の最終日も思い出に残るレッスンとなりましたが,今シーズンも気持ちの良いレッスンで終わることができました。これも皆さんのおかげです。本当にありがとうございました!!! (^ ^)(^I^)
 また来シーズン...機会がありましたら,ご一緒に滑りましょう!!!
 みなさん!!! 楽しいシーズン...本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!!! (^I^) (^o^) (^I^)




************************************************************
☆ May.07 2005  Saturday  小雨(白馬)
 今日は小雨が降っている白馬です。でもこの雨,低気圧の通過に伴って,9時過ぎには上がり,昼過ぎには陽が射すとの予報です。風が強くならなければ良いのですが...。(^ ^)
 さて,今日で【TOK】の今シーズンのスキーレッスン...全て終了となります。多くの方にキャンプやプライベートレッスンでお目に,掛かり楽しく過ごさせて頂きました。今,あらためて御礼申し上げます。もし,皆さんのスキーライフが,少しでも楽しいものとなるためのお役に立てたとすれば,これ以上の喜びはありません。
 本当にありがとうございました!!! また来シーズンもよろしくお願い致します。(^I^)
     -------------☆★☆-----------
 昨日は「スプリングキャンプ・三日間」の二日目でした。ゲレンデは大分状況が悪化し,パノラマはコースが大分制限されるようになってしまいました。そこで,昨日は黒菱ゲレンデをメインに“お習字ターン”に磨きをかけることにしました。
 今日の写真は「毎日更新・八方尾根」で紹介された,私たちのレッスンの模様です。(^ ^)
 昨日のレッスンは「小回り」から始めました。「小回り」は大回りや中回りに比べると,考えたりイメージしたりする時間的余裕が少なく,また圧変化も急激に起こりやすいのでバランスの撮り方が難しく,「負荷の高いトレーニング」だと思っています。しかし,小回りがスムーズにできるようになれば,中回りや大回りは楽にできるようになる,と思います。
 さて,「小回り」では二つの重要なポイントがあると思います。そのひとつは「上半身と下半身のネジレをどう作り,どう解放するか?」ということです。そしてもうひとつは「角付けの切り替えをどう行なうか?」ということです。この二つのポイントの内,カービングスキーが台頭して以来,エッジや軸の傾けに頼ったターンをする傾向が強くなり,「上半身と下半身のネジレをどう作り,どう解放するか?」ということがおろそかになった気がします。案の定,昨日の小回りでも,それがうまく行なえないことの原因はココにありました。“バナナシェープ”,“ゲロゲロターン”...などいろいろな手法を用い,徹底的にこの「ネジレ作り
」の特訓を行ないました。極端なネジレを体験することで,その意味が明らかになってきますので,それを理解いただくために,皆さんには少し過酷なトレーニングだったかもしれませんが,これをシッカリと体験して頂きました。まさに「地獄の小回り特訓」でした。(^ ^) ほとんどの方がこれまで経験されたことの無いほどの「ネジレ体験」だったと思います。(^I^) これができるようになって,小回りの本質がみえてきたようで,皆さんの滑りが変わって来ました。(^ ^)
 午後はコブの中の小回りから始めました。コブではバランスを乱す要因で溢れています。その中では,どのように滑ったら一番リスクを軽減できるか?ということを考えて滑ることが大事になります。できるだけ極端な方向変換を行なわない,スキーの移動を止めない,コブの圧変化に柔軟に対応できる滑りをする...というようなことが求められます。“お習字ターン”はこの様な目的のためにも適したイメージの滑り方だと思います。最初は筆の先を生かした書き方ができないでいた皆さんも,回数を重ねる内に次第にそのコツをつかまれました。皆さん!!!良かったですネ!(^ ^)
 コブでの滑りができるようになると,整地の小回りは,抵抗の来方が一様なだけに,もっともっと楽にできるようになります。整地と言えども,春のザクザク雪は,決して楽には滑れません。しかし,コブの経験されたあとの皆さんの滑りは,「コレが午前中あれほど悩んだ人たちの小回り?!」...というほどに洗練されたものでした。(^ ^)(^I^)
 中回りや大回りは小回りのリズムをスローモーションにした感覚で滑れば,結構うまく滑れます。皆さんの中回りや大回りの滑りがより積極的になり,躍動感溢れるものになったのは言うまでもありません。(^ ^)
 さて,今日はキャンプの最終日...。【TOK】の今シーズン最後のレッスンでもあります。皆さんと一緒に,しっかりと楽しんで来たいと思います。
 では,行って参ります!!!!! (^ ^)(^I^)




************************************************************
☆ May.06 2005  Friday  曇り(白馬)
 今日はあいにくの曇り空です。五月晴れが姿を消しました。(^ ^)
 今日はこれから雲がさらに広がり午後は一時雨になりそうです。そして明日も午前中は雨...ごごから晴れ間が...。
 できればこの「雨」...軽くて済みますように...。(^ ^)
 さて,皆さんのゴールデンウィークはいかがですか? 残雪...充分に楽しめていますか?
 八方尾根スキー場も営業は5/8(日)で終了です。今日を含めてあと三日...すこし寂しい気もします。でも今シーズンも充分に楽しく過ごさせて頂きました。ありがとうございます。(^ ^)
     -------------☆★☆-----------
 昨日から今シーズン最後のキャンプ「スプリングキャンプ・三日間」が始まりました。2005シーズンを締めくくる最後のキャンプです。今回も定員の8名様にご参加いただいています。今回ご参加の方々...それぞれ各自の目的を持って今シーズンを過ごされました。その成果を確認したり,あるいは来シーズンに向けての課題を探ったり...といことでのご参加です。
 今回のキャンプでは“「身体の特徴・用具の特性・自然条件」を生かす”という基本的なことを考え,「“スキー”を楽しむにはどういうことが大事か?どういう意識で臨んだらより“スキー”の奥深さを感じ取ることができるか?」...ということに重点を置いたレッスンを行ないたいと思います。
 そこで先ず,用具の生かし方...ということで「スキーの持っている特性」を考えることから始めました。スキーの前後差,サイドカーブ,トーション,フレックス...などの特性を考える意味で「スキッディングターン」⇒「カービングターン」...“オレンジターン”⇒“ジュース浴びターン”と進めました。
 午後からは“お習字ターン”に入りました。いつものように“お習字ターン”の基本的な考え方...
 @穂先を腰まで使わず,腹ていどにおさめ,ターンの最中はこの穂首がしなやかにたわんでいるイメージで滑る。
 A穂首の位置をスキー板のセンサーポイントSPに,そして軸の握る位置を身体のレシーブポイントRPに想定して滑る。
 B角付けの切り替え時は,抜重せずに「穂先を払う」意識で行なう。
 C穂先で雪面に字を書いて行くイメージを大切にし,その描こうとするライン...滑走ラインをしっかり想定して滑る。
 D筆の運びを止めない意識で滑る。
...ということを実習しました。“お習字ターン”が初めての方々が多く,初めは戸惑いを見せておられる方も居られましたが,次第に慣れてこられ,その不思議さを体験されておられました。(^ ^)
 夜は6時から皆さんご一緒の「夕食会」...そして続いてミィーティングを行ないました。シーズン終わりということもあり,多くの有意義なご質問が出されました。10時過ぎまで,お酒楽しみながらのミィーティングでしたが,私も自分の経験で得た知識を皆さんの前に吐露させて頂きました。ご参考になれば嬉しいことです。このミィーティングで感じたことは,「スキー技術も,その楽しみ方もひとつでは無い。いろいろなあるのだから,いろいろやってみることが大切!!!」...という全く当たり前のことでした。しかし,今の日本のスキー界をリードしなければならない団体は,本当にその使命を果たしているのだろうか?という思いにも駆られました。(-_-;)
 さて,今日は二日目...シーズン終わりの雪をしっかり楽しんで来たいと思います。
 では行って来ます。(^ ^)(^I^)

 



************************************************************
☆ May.05 2005  Thursday  晴れ(白馬)
 今朝は少し天空に雲が掛かっていますが,晴れです。昨日までの快晴!!!とはいきませんが,穏やかな5月5日の朝です。この天気今日一杯は持ちそうですが...。明日以降低気圧が通りそうですので,雨が降るかも...。
 昨日は昼過ぎに風が強くなり,八方尾根はゴンドラが止まってしまいました。今日は大丈夫でしょうか?
     -------------☆★☆-----------
 昨日は「47スキー場」で滑って来ました。
 結果は正解でした。(^I^) ...というのは白馬エリア,朝から結構風が強かったのですが,昼ころからその勢いが増し,八方尾根はゴンドラが止まってしまったようです。47も風が強く,47のゴンドラも徐行運転でしたが,何とか3時頃まで滑ることができました。
 昨日は“お習字ターン”に磨きをかける予定だったのですが,雪質が悪く水分が雪の表面に浮いている状態でした。この様な雪の状態では滑りが極端に悪くなり「筆の運び感覚」を感じ取ることができにくくなります。キャスター意識の方が「滑りに任せる意識」が出るので,昨日は“キャスター・ターン”を学ぶことにしました。
 結果的に皆さんにはこちらの方が良かったようです。♪♪♪キーキャスター...A-Caster...キーキャスター...A-Caster...♪♪♪のつぶやきの練習で,昨日遅れをとっていた“Yoko”さんの滑りにも滑らかさが出てきました。(^I^) 他の方々の滑りが一層良くなったのは言うまでもありません。
 “キャスター・ターン”の基本を学んでから次は「小回り」に焦点を当てた練習をすることにしました。この小回りでは“バナナシェープ”が大事な意味を持ってきます。カナダツアー以前も“バナナシェープ”について皆さんにお話はしていましたが,あのツアー以降,さらにその重要性に気づきました。特に4月や5月の悪雪では左右のバランス維持だけでなく,前後のバランス維持が重要な意味を持って来ます。左右のバランスは左右に手を広げ,「やじろべえ」のようにその手を下げることで取れます。「左右のやじろべえ」が効くわけです。ところが前後のバランスはこの手を広げた「やじろべえ」は使えません。「前後のやじろべえ」が必要になるのですが,それが“バナナシェープ”です。「懐を深くする」ことで思った以上に前後バランスを向上させることができます。また背骨の関節も有効利用でき,上半身と下半身のネジレ状態を作ることも楽になります。午前の終わり頃には“Akko”さんや“I”さんの滑りがガラッと変わり始めました。(^ ^)
 午後は,この“バナナシェープ”に磨きをかけることにしました。とにかく極端にやってみることで,その特質を知ることができます。顔の位置をひざの高さくらいにまで下げる意識での練習を繰り返しました。皆さんの小回りに変化が出て来ました。懐を深くするとどれほどターンがしやすく,バランス維持が楽か?ということに気づき始めたのです。(^ ^) “Naka”さんの滑りも“Yoko”さんの滑りも本当に良くなりました!!!。気づけば...「なァんだ...こんなことだったのか?!」と思うのですが,それに気づくまでに大変な労力が要ります。それにはビデオを活用することも有効でした。自分ではこれ以上は極端にできない!!!...というくらいやっているつもりでも,映像をみると...「アレッ??? ホントだ...やってない...(=_=;)」...ということになるのです。まさに“バナナシェープ”で“スキーの新境地”に立たれたような皆さんでした!!! (^ ^)
 風が強くなり,47のゴンドラも3時には止まってしまいました。もう一,二本トレーニングをしたかったのですが,できませんでした。でも,皆さんの意識...大分変わられたと思います。
 夜は「メルツェン」で撮影したビデオを見ながら“
反省会”と“シーズンサヨナラ”を兼ねたミニパーティーでした。(^ ^)(^I^)
 シーズン終わりにひとつの進化を遂げた皆さんに「乾杯!!!!」
 また来シーズンもご一緒しましょうネ!(^I^)




************************************************************
☆ May.04 2005  Wednesday  快晴(白馬)
 今日もイイ天気です。ゴールデンウィーク...真っ只中ですが,天候に恵まれて良かったですネ!(^ ^)
 八方尾根スキー場もまずまずの混雑です。決して良い雪,良い条件とは言えませんが,それなりに楽しめます。楽しむ心の持ち様...これ次第でどうにでも楽しめる...そんな気がします。
 皆さんも楽しんでますか?(^ ^)
     -------------☆★☆-----------
 昨日は「05シーズン・サヨナラキャンプ 第2陣」の初日でした。今回は珍しいことに,免許皆伝をお受けになった“Yana”さん...そのお知り合いのメンバーで定員となりました。スキークラブではありませんが,いつもよくご一緒に滑っているメンバーですので,互いに気心の分かっている方々です。シーズン初めにASAMA2000でご一緒に滑った“I”さんや“Akko”さんも居られます。(^ ^)
 私のレッスンを初めて受けられる方も居られましたので,パノラマゲレンデで,プルークボーゲンの“オレンジターン”から始めました。スキーの持っている性能を生かして滑るということはどういうことか?ということを学びながらのスキーイングでした。オレンジジュースがどちらに飛ぶか?というイメージが【Doスキー】と【Letスキー】の違いを生むことも学びました。またスキッディングがスキーのたわみを生むことでカービングに移行することも...。そして,「ジュースを浴びる」...というイメージができた後,少し駆け足的でしたが次の段階,“お習字ターン”に進みました。
 午後はこの“お習字ターン”を中心にスカイライン,黒菱でレッスンを行ないました。まだ“お習字ターン”初日で,すんなりそのイメージが沸いてこない人も居られましたが,“Kawa”さんや“Naka”さん,“Waka”さんは,次第にその滑りが変わり始めました。特に“Kawa”さんはこれまでプラトー状態にあったのでしょうか,一回滑る度に違った滑りを見せてくれました。(^ ^) みなさん進歩が早いので“お習字ターン”の「小回り」まで進めましたが,その進展が早すぎたので“Yoko”さんには少々プレッシャーをかけてしまいました。(-_-;) 一日で進む早さには限界があるのですが,皆さんがあまりにもどんどんこなされるので,どこまでできるか?試してみたくなった【TOK】でした。でも,進展を見極めながらレッスンを行なう...というスキー教師としての資質に欠けるところがあったようにも思います。(=_=;) ...反省...です。でも,多分今日は昨日の成果が生きて「小回り」大丈夫!!!...になると思います。
 では,今日も“お習字ターン”に磨きをかけてきます!!! 行って参りまァァァーーーす!!! (^ ^)(^I^)




************************************************************
☆ May.03 2005  Tuesday  快晴(白馬)
 今日は本当に素晴らしい天気です。まさにこれこそ「五月晴れ」です!!! (^ ^)
 ゴールデンウイークも中盤に差し掛かりました。残雪を求めてのお客様が結構大勢白馬に来られています。皆さんはどちらでお過ごしですか?
 さて,パノラマコース...結構危ない状態になって来てしまいました。皆さんも雪に隠れている土やブッシュに充分お気をつけて,スキー滑走楽しんで下さい。(^I^)
     -------------☆★☆-----------
 昨日は“Sato”さんのプライベートレッスンでした。“Sato”さんとは,これまでスキー以外の友人として,数年お付き合いをさせていただいていますが,スキーをご一緒するのは初めてです。(^ ^)
 これまで何度かゲレンデで滑っているのを拝見したことがあるのですが,スキーの性能を生かす滑りがまだおできになっていない滑りでした。そこで,昨日は“オレンジターン”から始めることにしました。彼女は私のことを本当に信頼してくれ,非常に素直に私が述べることをどんどんこなしてくれました。春の重い雪の中にもかかわらず,“オレンジターン”から“ジュース浴び・ターン”まで,約1時間ほどで卒業してしまいました。(^ ^)
 次はいよいよ“お習字ターン”です。さすがに“オレンジターン”から“お習字ターン”までを半日で...というわけには行きませんでしたが,その骨子はつかんで頂きました。
 午後は“お習字ターン”に磨きをかけることになりました。圧巻は習字意識と“バナナシェープ”でした。“バナナシェープ”をお教えすると,どなたもそうですが,初めはご自分では結構深い懐になっていると思われるのです。...が,それを実際の映像などで見ると,「アレレ...このていど???...」とビックリされます。それほどご自分の意識と実際の“バナナシェープ”には相違があるのです。“Sato”さんも最初はそうでしたが,ストックを短く持って“バナナシェープ”の練習をしてからその姿勢がガラッと変わりました。(^ ^) 彼女は結構背が高く,懐を深くするとバランス維持が非常に楽になられたようでした。これ以降彼女の滑りが変わったのは言うまでもありません。(^ ^) 中回り,大回りはもちろん,これまでできなかったという「小回り」もイイ感じでできるようになりました。しかもザクザクでコブのある斜面さえも滑れるようになったのです。これには私もビックリ(*_*)。
 “お習字ターン”と“バナナシェープ”...この効果に今更ながら驚いている【TOK】です。
 “Sato”さん...重い雪の中,お疲れ様でした!!! 楽しくレッスンさせて頂きました。ありがとうございます。(^ ^)(^I^)



************************************************************
☆ May.02 2005  Monday  曇り(白馬)
 今日の白馬は...曇り空です。結構重い雲がウスバ付近から上部を覆っています。でも,この雲も昼頃には取れ,晴れ間がのぞく...との予報が出ています。
 ゴールデンウィークに入って,雪の溶け方が結構早く,パノラマコースやスカイラインコース...大分土が出て来てしまいました。でも,なんとか連休8日までは持ちそうですが...。(=_=;) 
     -------------☆★☆-----------
 昨日は「05シーズン・サヨナラキャンプ」の二日目でした。今シーズンの総復習と,来シーズンに向けての課題を探りながらのレッスンです。そして結局,昨日も“お習字ターン”の意味を考えることになりました。(^ ^)
 先ず,雪の斜面にどのような文字をデザインして書くか?ということから始めました。悪雪であろうと,コブであろうと,どのように滑走ラインをイメージし,筆の運びを休めずに書いて行くか?...が滑りの積極性をもたらし,その結果フォーム的にも,身体のモーションとしても美しいものになります。滑りの意欲的さが見えて来,“因”としての「習字イメージ」が,“果”としての積極的な「滑りの型」を作り出してくれるのです。みなさんこの意味では本当に素晴らしい身体の動きを見せるようになりました。脚の動きが止まらないのです。スピードがそれほど無くても,見ていて躍動感があり,美しいのです。これこそが「スキーのうまさ」なのだと思いました。(^ ^)
 また,スポーツでは「タメ」が重要だ!...というようなことがよく言われます。この「タメ」...スキーの場合はスキーのしなり,たわみを充分に利用した滑り...ということになると思うのですが,穂首のしなりをイメージすることで,このタメをうまく作り出すことができます。それも【Doスキー】的な“押し”によって作り出す瞬間的なタメと違って,斜面移動によって雪から圧を受け続けることによってできる【Letスキー】的なタメですから,持続可能でいつでもそのタメを解放できる...という性質を持っています。滑走ラインのコントロール,リズムのコントロールにはこのような「持続可能なタメ」が大きな役割を果たしてくれます。“お習字ターン”で皆さんのターン円弧コントロール能力が,本当に良くなりました。(^ ^)(^I^)
 午後は,「筆の握り位置」をいろいろ変えて滑る...ということをメインテーマにして,“お習字ターン”により磨きをかけることにしました。特に,「握り位置を身体のボディーそのものから20〜30センチ後方に意識して滑る...」というトレーニングは大きな効果がありました。“バナナシェープ”が自然にできるようになったのです。この意識の滑りで“Ooze”さんと“Take”さんの滑りが一変しました!!! (^ ^) 懐が深くなり,前後バランスが良く取れるようになったために,滑りの安定感が増し,スピードを出しても乱れが少なくなったのです。握りの位置,そして穂首の位置...この組み合わせは無数にできます。それぞれいろいろなシチュエーションで試してみることで,これまで感じられなかった滑走フィーリングが得られるのです。
 さて,キャンプの最後は「“免許皆伝”選考投票」でした。今回は“Kim”さんと“Ika”さんが,参加メンバーの公認を得てめでたく“フィーリングスキー”の“免許皆伝”となりました。おめでとうございます!(^I^)
 「05シーズン・サヨナラキャンプ」...“お習字ターン”をメインに,シーズンの総復習と,来シーズンに向けての課題を探って来ました。みなさんそれぞれ,本当に滑りが美しくなりました。そして,雪との会話を楽しんで頂けるようになりました。“スキー”の楽しさを,また新発見されたことと思います。また来シーズンも元気でお逢いしましょう!!!
 シー・ハイル!!! (^ ^)(^I^)



************************************************************
☆ May.01 2005  Sunday  晴れ(白馬)
 今日から五月...。いよいよスキーシーズンも大詰めを迎えました。
 2005シーズン...をしめくくろうと,大勢の方が八方尾根に来てくれています。久々にリフトに列ができるほどの賑わいでした。(^ ^)
 5月8日まで,八方尾根はスキー滑走が可能です。いい感じてスキーシーズンを終えたいたいものです。
     -------------☆★☆-----------
 昨日は「05シーズン・サヨナラキャンプ」の初日でした。今回のキャンプは珍しく,これまで少なくとも一度以上はご一緒に滑ったことのある方々だけのメンバー構成となりました。(^I^)
 そのため,基本的な私のレッスンスタイルはご承知の方々ばかりですので,レッスンのテンポは結構早くなりました。“フィーリングスキー”のベースとなっている,これまでの“オレンジジュース”のことや“キャスター・ターン”については,これまで説明させて頂いたこともあり,今回は“お習字ターン”を考えながら,05シーズンを振り返ることにしました。今シーズンの私のレッスン目標のひとつは「縦の直滑降」でした。いかにエッジを使い過ぎず,適正なコンタクト圧でターンコントロールができるか?...ということです。必要以上に内傾軸を傾けさせず,面で滑る感覚を養うか?ということでした。その集大成が“お習字ターン”でした。
 そこで,“お習字ターン”の基本的なこと,大事なポイントからお話させていただきました。
 @穂先を腰まで使わず,腹ていどにおさめ,ターンの最中はこの穂首がしなやかにたわんでいるイメージで滑る。
 A穂首の位置をスキー板のセンサーポイントSPに,そして軸の握る位置を身体のレシーブポイントRPに想定して滑る。
 B角付けの切り替え時は,抜重せずに「穂先を払う」意識で行なう。
 C穂先で雪面に字を書いて行くイメージを大切にし,その描こうとするライン...滑走ラインをしっかり想定して滑る。
 D筆の運びを止めない意識で滑る。
 午前中はパノラマゲレンデで,以上の基本的なことを学びました。
 午後は場所を黒菱,スカイラインに変え,いろいろなシチュエーションでそのイメージを試してみました。コブの斜面あり,ザクザク雪あり,春雪の湿雪あり...と本当にいろいろな条件の中を滑りましたが,その基本は“お習字ターン”でした。皆さんの中には,これまでコブが苦手だったり,悪雪でつまずいたり...という経験をお持ちの方が居られましたが,それらの不安が少しづつ解けて行くようでした。(^ ^)
 夕方5時半からは「ミニお花見」を楽しみました。(^ ^) 宿泊先とさせていただいた「白馬スプリングスホテル」の前の“桜”がちょうど満開。そして天候は穏やかな晴天。お花見をしない手は無い...ということで,約40分のビールを楽しみながらのミニパーティーとなったのでした。
 6時半頃から夕食を兼ねたミィーティング,そしてその後は場所を「メルツェン」に移してビデオを観ながらの懇親会となりました。スキー仲間との交流...楽しいひと時でした。
 今日もまずまずの天候です。“お習字ターン”をメインに“スキー”を楽しんで来たいと思います。
 では行って来まァァァァーーーす!!! (^ ^)(^I^)