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☆ August 01 2007 Wednesday 晴れ (
Queenstown 50 )
今日は休日の【TOK】でした
!!!
いつかは行ってみたいと思っていた“Kelvin Heights”に行って来ました
!!! この場所は Queenstown
の直ぐ目の前なのですが,“Lake Wakatipu”があるため,車で約30分掛けて回り込んで行かないと,たどり着けない場所なのです。今日の写真はそこにある,ゴルフクラブからのものです。 (^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は
Day off でした
!!!。どことなく久しぶりの休日...そんな感じがした【TOK】でした。コチラに来て一ヵ月半が過ぎ,最初の頃の緊張が解けて,自分の時間が持てるようになった...ということでしょうか? (*^^)v
さて,その一ヶ月で【TOK】が感じたことをお話したいと思います。これまで「教師日記」でも紹介させていただいたことと重複するかもしれませんが,“スキー”を味わう姿勢が違う
!!!...そんなことを最近思っています。
結論的に言うと,日本人のそれは「自己満足のスキーというより,人に見せるためのスキー」...という気がします。コチラの人の中にも,もちろん他人の評価を気にする人も居ますが,ほとんどの人の心の中には,「自分で楽しむんだから他人の評価はどうでもイイ
!!!」...という気持ちがあるように思います。
ところが,日本人の多くは,人と違っていることに引け目を負う...というか他人と同じであることに安心感を得ている...そんな気がするのです。多くのスキーヤーはもう充分上手にスキーをされているのにも拘らず,あの人のフォームとは違う...とか,格好が同じではない...ということで悩んでいる人が多い...そう思うのです。
コチラでレッスンをしていて,皆さんに話していることなのですが,“DNA”も違えば“スポーツ履歴”もちがう...。なのに同じフォームを作ろうとすることはナンセンス...。こうお話しすると,ほとんどの方は首を大きく縦に振ってくれます。ですから私のフォームや運動のコピーをしようとする努力は忘れなさい
!!!,ただ“イメージ”だけを大事にし,そのイメージがもたらす結果を楽しみなさい
!!!...と話すと,皆さん安心し切って付いて来ます。そして,信じられないような安定したスキーをし始めるのです
!!!。
これまで何度も,このOLSSのホームページでもお話してきたことなのですが,「“形”を真似ることの無意味さ」...これを実感しています。“形”はあるイメージの結果,その個人特有の姿として顕れて来る最終的な“表面的カタチ”にすぎない。この“カタチ”が異なっていることにこそ,自分の“自由度”というか,人とは違う“何か”が有るのだいう,重要な意味が有るのだ
!!!...ということなのです。
他人とは違う何かがあるからこそ,違う何かが感じられるからこそ“スキー”は面白い
!!!...そう思います。
このごろ,レッスンをさせていただいていて,このことをさらに強く思うようになった【TOK】デシタ
!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 02 2007 Thursday 晴れ (
Queenstown 51 )
今日は休日でしたが,所用が有り,
Coronet Peak まで行って来ました。
そして,フリーランを一回,集中して滑って来ました。久々に“フロントスポイラー”を装着しての滑走でしたが,Good
!!!でした。その模様は「教師日記」で...。 (^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日も休日の【TOK】でしたが,急遽
Coronet Peak
に上る用事ができ,朝一番のスタッフバスで行って来ました。
そして用事が済んで,少し時間があったので,これまでレッスンの時には装着する機会の少なかった“フロントスポイラー”を付けて滑ってみることにしました。...実はこれには伏線があるのです。私のロッカーの上にこの“フロントスポイラー”を置いていたのですが,いつの間にかそれが無くなっていたのです
!!!。約二週間ほど前のことです。それ以降,付けたくても付けられないので,しょうがなく無いままでレッスンをしていたのですが,ここのところ手術した例の右膝に痛みを感じるようになって来ていました...(=_=;)。そのスポイラーが昨日見つかったのです
!!!。誰が持って行っていたのか知りませんが,隣のロッカーの上に置いてありました
!!!(*^^)v 早速そのスポイラーを使って滑ってみたら...右膝に感じるストレスはほとんどありませんでした
!!!。(^ ^)(^I^) やはり“フロントスポイラー”は大事
!!!...スキーブーツが硬いことは福音
!!!...そんなことを感じた【TOK】でした !!!。
さて,昨日の「教師日記」に,「日本人」と「西洋人」のスキーの楽しみ方の違い...について書きましたが,コチラに来てレッスンをしていて思っていることがもうひとつあります。それは,「スキーでは他人と同じレベルでなくて当然。この分野では私は劣るが他の分野では私が優れている...」といったある意味での“自負心”というか,“役柄”があって,それを自認している...ということです。言葉を変えて言うと,「他人が持っていない他の分野での優れた特質を,自分は持っている
!!!」...という確固たる自信に溢れている...そう感じます。“スキー”ではあの人に敵わないけれど,他の分野では私が適任...といった,「自分の収まり場所」を心得ている...ということです。
多分,日本人だと,アノ分野でもコノ分野でも他人より優れ,なんでもイチバン
!!!...といった「天上天下唯我独尊」的な...スーパーマン的な人間になることを目指す人が多いと思うのです。でもコチラの人はそうではなく,各分野毎にそれぞれ適した人が居り,自分はそのある分野でのプロフェッショナル的な人間...といった考えがあるように感じます。つまり,「ジグソーパズル」の1コマ的な考えで自分を見据えている...ということです。
ですから,スーパーマン的な人間を目指す日本人としての私たちは,何事においても他人に置いてけぼりを食らうのを良しとしない傾向にあり,全てのことに於いて他人に負けたくない...といった意識が強いように思うのです。そして,そのことが結局自分を苦しめ,心に余裕の無いスキーをするようになってしまう...そんな風に思います。
他人には真似できない優れた面を自分は持っているけれど,他人には追いつけない自分の劣っている面をも持っていて当然
!!!...といった心境になることが,どれだけ私たちスキーヤーの気持ちを落ち着かせ,心を和やかにしてくれることでしょうか
!!!
!!!。何事においてもベスト...その様な人間になる必要は無いのです
!!!。人が“ジグソー”の一コマの様に夫々の特質を持ち,それを生かすことこそ重要で,だからこそ存在価値があるのです
!!!。そして,その「ひとコマとしての自分」に気付いた時,私たちの心の中には大きな自信と平安が訪れるのです
!!!。
ニュージーランドでスキーをお教えしていて,そのことを学ばせてもらった【TOK】でした。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 03 2007 Friday 晴れ (
Coronet Peak 52 )
今日もイイ天気の
Coronet Peak でした !!!。(^ ^)(^I^)
さて今日の写真は,私のレッスンでこれまで初心者の方が一日でこれほど滑れるようになったのを見たことが無い
!!!...というお二人...Mr.&Mrs. Brady です !!!。My Lesson
Record です !!!。You were so superb!!! 詳細は「教師日記」で...。 (^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は休日空けの出勤日でした。今日はハードでしたヨ
!!!
...ということで,今日一日のレッスンのあらましを紹介させてもらうと...。
①
9:30-10:20 スクールグループ12人の初心者担当
② 10:30-11:20 “Calorine”さんのプライベートレッスン。“レベル5”
③ 11:30-12:30 “Starter Pack”午前の部...初心者5人の担当
④ 12:30-13:30
“Angela”さんのプライベートレッスン。“Kidsレベル1”
⑤ 14:00-15:50 “Starter
Pack”午後の部(午前の続き)3名担当
①
9:30-10:20 スクールグループ12人の初心者担当
ニュージーランド北島,オークランドから来た,全く初めての中学低学年の子供たち,12人のレッスンでした。時間が一時間もありませんので,必要最小限度の説明だけで,直滑降⇒プルークファーレン⇒プルークボーゲン...と矢継ぎ早のレッスンにならざるを得ませんでした。申し訳ないのですが,プルークファーレンの後はいきなり“マジックカーペット”です。でも,12人の内何人かはもう,プルークボーゲンができるようになりました
!!!。日本でこの様なレッスンをしたら,クレームが出ると思います。(=_=;)
② 10:30-11:20 “Calorine”さんのプライベートレッスン。“レベル5”
この方は結構スキー経験が長い女性の方で,「どうしても身体の軸が倒れ過ぎてしまうの...」ということでした。そこで“オレンジ・ターン”で,先ずスキッディングターンができるようにしようとしました。これまでのいろいろな経験が“Do
Ski”一辺倒だったため,軸が寝てしまうのは当然のことなのです。ご本人は“Do
Ski”がスキーの全てだと信じ込んでいますから,“Gravity
Works”を生かすことを知りません。でも,この壁を越えないと「軸が寝てしまうクセ」は取れないのです...。(=_=;) “オレンジ・ターン”の意味を理解してもらうのは相当な困難でした。一時間で“Do
Ski”から“Let
Ski”に導き切ることは不可能なのですが,その努力は必要です...(=_=;)。そこで,後半は“Sound
of Music
Turn”のフィーリングでも滑ってもらうことにしました。
整地だけでなく,せっかく降った新雪フィールドもありましたので,その場所にもお連れし,自分から雪に働きかけないスキーの滑り方もあるのだということを,お話させていただきました。どこまでご理解いただいたか...???ですが,もし私の“フィーリングスキー”の意味が少しでもご理解いただけたなら嬉しい限りです。(*^^)v
③ 11:30-12:30 “Starter Pack”午前の部...初心者5人の担当
休む間もなく,初心者5名の担当です。人数が5人でしたので,お一人当たりの時間が結構取れます。20数人...という人数に比べればやりやすいレッスンでした。たった一時間のレッスンで,10時半からの“Starter
Pack”グループを追い越し,マジックカーペットエリアでプルークボーゲンの初歩まで導くことができました
!!! (^ ^)(^I^)
④ 12:30-13:30
“Angela”さんのプライベートレッスン。“Kidsレベル1”
4歳の女の子のプライベートレッスンです。今日からスキーを始めた...ということで,ほとんど滑れません。でも一人ですから,いきなりマジックカーペットにお連れし,スキーの先端を持って,いきなりプルークファーレンからの練習です。4歳ですから,言葉での説明は不可能です。先に行っては導き,後ろから付いて行っては転倒を防ぎ...のレッスンでした。
最後は,スキーのストックを握ってもらい,子供たちの「汽車ポッポごっこ」の要領で後ろから付いて行くことにしました。これが功を奏し,完全とは行きませんが,かなり良い感じでプルークファーレンができるようになり,時々は回ることもできるようになりました
!!!。フーーッ......(=_=;)
⑤ 14:00-15:50 “Starter
Pack”午後の部(午前の続き)3名担当
30分でランチを急いで取り,“Starter
Pack”の続きです。
5人の内お二人は靴のサイズが合わず,午前のレッスンの最後に,「午後はリタイアー...」と話しておりましたので,結局3人でのレッスンでした。
人数が少ないこともありましたが,初心者クラスのこの3人...どんどんうまくなり始めました。そして,普通なら“Starter
Pack”の皆さんが初日に行くことの無いマジックカーペットの裏側の斜面...これもクリア
!!!...もう行く斜面はダブルチェアリフトを使っての“Big
Easy”コースに挑戦するしかありません。もうシュテムターンができ始めたのですから...。3人の生徒さんの内お一人は,帰りのバスの都合で3時過ぎにお帰りになり,結局2人の生徒さん...Mr.&Mrs.
Bradyさんがこれに挑戦することになりました。
そして
!!!...結果的にこのダブルチェアリフトを二回も滑ることができてしまったのです
!!!。いくらなんでも,午前11時半から初めてスキーを始め,その日の午後3時...つまりランチタイムを入れてたった3時間半の間に,“レベル2b”の人が経験するコースを二回も滑ってしまったのです
!!!。
日本では決してこの様な冒険というか,ある意味で無謀なレッスンはしませんが,コチラの人はやってのけてしまいます...。私の30数年のレッスン経験でもこの様なことは,今だかつてありません...。初心者上達最速レコードです。驚きです
!!!。
結局レッスン最後のつぶやきは...♪♪♪Feel Orange...Follow Gravity...Receive Energy...
♪♪♪で,中級者が歌う言葉でした。そしてビックリ(*_*)の【TOK】でした
!!!。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 04 2007 Saturday 晴れ (
Coronet Peak 53 )
今日の
Coronet Peak
...クリアではありませんでしたが,まずまずのイイ天気でした。(^ ^)(^I^)
さて今日の写真は,CPの“Base Lodge”のものです。毎朝,国旗を掲揚するので,各国の旗の順番は日替わりになります。日本,オーストラリア,ニュージーランド,イギリス,そしてドイツの国旗が掲揚されています。CPを訪問するベスト5の国の国旗かな?...と思っているのですが,その割りに日本のお客様は多くありません...。円安のせいでしょうか?...(=_=;)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は先ず,昨日の朝担当させていただいた,オークランドの中学生12人のレッスンの続きでした。
昨日の朝一時間足らずのレッスンでは,12人の内何人かがプルークボーゲンが何とかできる程度でしたが,その後の彼らそして,彼女らの努力で,ほとんどの人が,マジックカーペットの裏側サイドが滑れるようになっていました
!!!。子供たちに教える時,必要以上のことは言わず,彼等の感性に任せる...ということの大事さを,またまた身を持って思い知った【TOK】でした。
12人の内,2人ばかりどうしても恐怖が先に出てしまい,思うように滑れない子が居ましたので,先ずその二人が自信を持って滑れるように,個人的に10分ほどづつスペシャルレッスンをしました。そして,マジックカーペットの緩斜面エリアが滑れるようになりました。つぶやきの言葉は♪♪♪Two
Orange...Outside Orange Twist...Two Orange...Outside Orange Twist...♪♪♪でした。
その後,他の10人を連れてダブルチェアリフト体験をしました。みんな,“You
all, progressed well. Then, let's go
Double Chair!!!”...と言うと,皆感性を上げて大喜びです。同じつぶやきの言葉で合唱をしながら無事チェアリフト,そして“Big
Easy”コースを楽しんだのでした !!!。
10:30からは“レベル4”の大人の生徒さん6人の担当でした。これからパラレルに磨きをかけ,上級者の仲間入りをする...というレベルの生徒さんです。
このクラスの人たちのレッスンは比較的簡単です。①“オレンジ・ターン”でスキッディングターンの理解⇒②“Gravity
Works”に従い“Let
Ski”イメージの習得⇒③ターン後半の圧の吸収イメージの習得...という順序です。昨日のプライベートの“Calorine”さんは,“レベル5”で“Do
Ski”経験が多過ぎたために,“Let
Ski”のフィーリングを吸収するのに時間が掛かりましたが,今日の皆さんは“Do
Ski”経験が浅く,そのため“Calorine”さんに比べると,はるかに簡単に“フィーリングスキー”に入っていただけました。
「ああしてはいけない,こうしなさい...。コレが正しい,アレは間違っている...といったことを忘れ,とにかくイメージを豊かにし,そのイメージが自分にどのようなフィーリングをもたらしてくれるかを楽しむことです
!!!」...という,私のつたない英語での説明にも大きくうなずいてくれ,それを実践してくれます。いろいろなイメージが,皆さんにいろいろな経験を積ませてくれます。その体験が良いとか悪いとか,ということではなく,その人なりにどう感じていただけたか?...という,そのフィーリングを掴んでいただくことが大事なのです。すると,私が特別何も言わなくても,皆さん自ら,「自分にとって感じの良いイメージや滑り」を選択するようになります。コレこそが自分で,自分の感性でうまくなって行く...という非常に大事なプロセスなのです
!!!。
最初はスキー板そのものを操作しようとして,ぎこちなかった動きも次第にスムーズになり,レッスンの終わり頃には,“水面フラットイメージ”や“小回り”...そして,ちょっとしたコブ斜面も体験した皆さんでした
!!!(^ ^)(^I^)
この二つのレッスンを通し,『“スキー”レッスンとは教えることではなく,経験させること...』このことの意味を深く考えさせられました。(*^^)v
そして昼過ぎ...今日は生徒さんの数が少なく,午後のレッスンは無し...でした。
昨日忙しかったので,今日は山に持って行っていた本を読んで過ごした【TOK】でした。(*^^)v
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 05 2007 Sunday 晴れ (
Coronet Peak 54 )
今日の
Coronet Peak
...午前中は少し曇っていましたが,昼過ぎには青空が広がり,イイ天気になりました
!!!。(*^^)v
さて今日の写真は,【TOK】のフラットメイトのお二人です。旦那さんが“Philip”さん,奥さんが“Rowena”さんと仰るご夫妻です。このご夫妻が元々の借主で,私が彼らの「シェアフラットメイト」になります。“Philip”さんはニュージーランド,奥さんはフィリッピンの方ですが親切にしていただいています
!!!。(^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は日曜日...。“Wakatipu Ski Club”主催の「子供スキー教室」の担当でした。(*^^)v
今日は5人の子供たちが元気に集まってくれました
!!!。全員が5歳の子供たちですが,なかなか元気があって頼もしいです
!!!。今日でレッスンも三回目...ということで,心も打ち解けはじめ,気軽に“Tok
!!!... ?!?!?!?!?!”...と話し掛けてくれます。でもその半分以上は理解できません...(=_=;) ハッハハハ...(^ー^)
でもレッスンは楽しいです
!!!。レッスンと言うより,一緒になって遊んでいる感覚のなのですが,いろいろな場所を探しては連れ回しています。(^
^)(^I^) 最初は“ダブルチャア”から始めましたが,二回目はもう“Express
Chair”で Coronet Peak
の頂上まで上り,全コース“ブルーラン”の“The M1”のコースへの挑戦です。先週の午後に一度滑り,彼らにはもうこの“The
M1”はOK
!!!...という自信を持っていましたので,もう大丈夫です。(^
^)(^I^) 二週間前には“ダブルチャア”に乗ることが夢だった子供たちが,ナント
!!! 今日は“Express
Chair”が当たり前...です !!!。
この“Express
Chair”での“The M1”コース挑戦の二回目には,思い切って「新雪フィールド」に彼らを招待しました
!!!。実は内心ビクビクでしたが,昨夜せっかく10センチ近くの新雪が積もっていたので,これはやるしかない
!!!...という思いで彼らを連れて行きました
!!!。モチロン何度も転んだり,数メートルも滑落したり...という経験を彼らはしましたが,それ以上に「新雪はオモシロイ
!!! !!!」という感覚を掴んでもらえました !!!(^
^)(^I^) 結果は,「素晴らしい !!!」のひと言でした。
午後からも,また同じようなフィールドに彼らを連れて行きましたが,いつも同じコースだと面白くありません。なので,さらに急な斜面,うねりのある斜面に連れて行くことにしました。そしてその結果,彼等の潜在的な能力が大きく開花されたのは言うまでもありません。(*^^)v
「子供に怪我をさせてはいけない...」という安全性への配慮と,「新しい経験で彼等の才能を引き出したい
!!!」...という心が,いつも葛藤しているのですが,今日は結果オーライ
!!!...ということで済みました。コレがいつも続くとは限りません。子供たちの意欲,疲労度,精神状態...これらを勘案してそれを見極め,どちらにするかの決断をしなければならないのです。
そして今日...“天なる宇宙の神”は,私のレッスンに大いなる祝福をおくってくれた...そう思って感謝しています
!!! (^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 06 2007 Monday 晴れ (
Coronet Peak 55 )
今日も「晴れ」の
Coronet Peak でした。
スキー場は月曜だというのに結構混んでいました。むしろ,土曜,日曜よりもウィークデイの方が混むようです。...地元の方以外の方は一週間単位で休暇を取るからでしょうか?
今日の写真は“Skiwiland”。2歳〜5歳までの子供たちを「保育園」的に預かりレッスンの初歩を教える...その間,ご両親は“スキー”が楽しめる...。そういう目的のために作られた場所です。(^
^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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【TOK】のニュージーランド滞在予定...今日で半分を終えました
!!! 6/13にこちらに着き,9/30にスキー教師の仕事を終えて10/2には日本に帰る予定ですが,その期間が111日。今日が55日目ですので,半分が過ぎたことになります。本当に時の経つのは早いものです
!!! (^ ^)(^I^)
コチラに来て一ヶ月もしない間に,「お前さんは使えないから日本にお帰りなさい」...と言われるのではないかと,冷や冷やモノでしたが,なんとか首にならずに済んでいます
!!! (^ ^)(^I^)
さて,今日はプライベートレッスンが三回,その後午後のグループレッスンというスケジュールで,5時間のレッスンでした。
①10:30-11:30 “David”さんと仰る“レベル4”クラスの方のプライベートレッスンでした。かなり滑れる方ですが,ここ5年仕事が忙しく“スキー”ができないで居た...ということです。5年前の感覚を思い出し,またスキーを楽しみたい...ということでのレッスンでした。このクラスの人には“オレンジ・ターン”⇒“Gravity
Works”を生かす⇒ターン後半のエネルギーを吸収する...という順序でのレッスンがひとつのパターンとして定着して来ています。(^ー^)
“David”さんは“ターン後半のエネルギーを吸収する”...というイメージが効きました
!!!。ターン後半のツッパリが無くなり,懐に圧を吸収するようになってからスキーが走るようになったのです。ご本人もキョトン???...とされるくらい,「今までやって来た,5年前のスキーの感覚とは違うみたいだ...」ということを話されておりました。“Gravity
Works”で「地球の引力に引かれる」...というイメージも生きたようです
!!!。(^ ^)(^I^)
②11:30-12:30 “Markobich”さんご家族...ご夫妻とお嬢さん,それに息子さんの4人のレッスンでした。皆さん全くの初心者です。一時間で何とか「マジックカーペットエリア」をプルークボーゲンで滑れるように...という思いでレッスンを始めました。心の隅に,「親子四人...一時間では無理かもしれない」...という思いがあったのですが,やってみることにしました。まことに冒険そのものなのですが,いきなりマジックカーペット横にお連れし,プルークファーレンからのスタートです。日本では考えられないことですが,仕方がありません...。
ところが,信じられないことに,息子さん以外の三人は,すんなりプルークファーレンができるようになり,「オレンジを足裏にイメージして,それを“twist”するイメージで...」というアドバイスで,もうプルークボーゲンができるようになってしまったのです
!!! 信じられないことですが,凄いことです
!!!。こうなるともう息子さん一人に時間が掛けられますから,余裕が出ます。スキー板の先端を持って,数回“Butter
the Bread”の感覚で滑ってもらうことでプルークファーレンは終了。直ぐに“twist”のイメージで滑ってもらえました
!!!
これで親子四人...なんとかプルークボーゲンで楽しめるまでになりました。きっとこれ以降,ご家族ご一緒に楽しく滑れることでしょう。ホントに良かった良かった
!!!
③13:00-14:00 4歳の初心者のキッズ...“William”さんのプライベートレッスン。まだ4歳の子供さんですから,言葉でのレッスンは通用しません。プルークの仕方を覚えてもらうこと以上に,本人にうまくなろう...という意欲すらありません。申し訳ないのですが,親御さんのお気持ち...「この子にスキーを体験させたい...」という希望があるだけです。でも,レッスンを受け持った以上は何とか“スキー”に興味をもってもらい,嫌いにならないようにすることが大事です。ですから実際は「スキーができるようになる」...と言うよりは「雪と戯れ,遊ぶ」...という経験をさせてあげること,の方がより大事です。
それでも「なんとかプルークボーゲンができるようになったらイイナァー...」という思いで一時間を一緒に過ごしました。レッスンの終わり頃には,何とか十数メートル,プルークができるようになりました。でも,これが精一杯でした...(=_=;)
でも,レッスンが終了して,親御さんの所にお連れすると,「レッスンの模様を遠巻きに見てました。良いレッスンをありがとう
!!!」...と言っていただきました。スキー教師としてこれ以上嬉しいことはありません。こちらこそありがとうございました
!!! (^ ^)(^I^)
④14:00-16:00 大人のグループレッスン“2a”クラス,若い女性だけ3名の担当でした。今日が二回目...ということでしたが,皆さんまだプルークファーレンができません。そこで“Butter
the Bread”の登場です。このイメージ,思ったよりも効き目があります。大人の方ですからイメージが沸くのでしょうか...。直ぐにプルークファーレンができるようになりました。こうなれば次は“twist
orange”です。案の定,三人とも比較的容易にプルークボーゲンができるまでになり,マジックカーペットの向こう側の,少し急な斜面も滑り降りることができるようになりました
!!!
それにしても,「レッスン時間が2時間近くある...というのはイイ」...そう思った【TOK】でした
!!!。(^ ^)(^I^)
...という訳で,今日も一日楽しく,そして充実感のあるレッスンができました。あとは,いま少し【TOK】の英語の会話力があったら,尚一層素晴らしいだろうなァー...と,そんなことを思いました。(*^^)v
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 07 2007 Tuesday 快晴 (
Coronet Peak 56 )
今日は「快晴
!!!」の
Coronet Peak でした。(*^^)v
今日もスキー場は結構混んでいました。オーストラリアからのお客さんが多いようで,レッスンを受ける方の70%はOGです。
今日の写真はCPから見た Remarkables
です。上下の雲に挟まれた山が綺麗でした !!!。(^
^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は朝一番に,他の教師仲間が推薦してくれた「リクエストプライベートレッスン」から始まり,6時間のレッスンでした。
①リクエスト(指名)プライベートレッスン:
“Annie”と仰る初級クラスのレディー...その方の指名プライベートレッスンでした。他の教師仲間が「“TOK”のレッスンを受けたら?」...と推薦してくれたので,指名扱いになりました。(^ー^)
予め,お一人のレッスン...ということが解っていたので今日は「無線レッスン」を行なうことにしました。レッスン内容は“オレンジ・ターン”ですが,そのつぶやきの言葉♪♪♪Orange...Twist...Orange...Twist...♪♪♪が効き,レッスン終了時にはマジックカーペットエリアの難しい方を滑れるまでになりました。「つぶやきの言葉」を無線で言いながら滑ると言うことの効果が顕れ,生徒さんにも感謝していただきました
!!!。(^ ^)(^I^)
②グループレッスン“2bクラス”担当:
12名の方が生徒さんでした。プルークボーゲンが連続して出来るレベルの生徒さんで,より急な斜面をシュテムターンの初歩にまで導くのがこのクラスの目的です。
レッスンは例によって“オレンジ・ターン”からです。このクラスの中には結構滑れる人も居ますが,先ずはオレンジでスキー板を安定した状態にキープできることを学んでいただくのが大事なのです。結局この“オレンジ・ターン”で皆さん最後にはダブルチェアリフトにも乗ることができ,“Big
Easy”のコースも滑れるようになりました !!!
③プライベートレッスン:
“Samantha”という11歳の女の子のプライベートレッスンでした。レベルは“3”ということでしたので,“オレンジ・ターン”の基本イメージを掴んでもらってからは,“Million
Dollar”から“Walk About”のコースを滑り回り,経験を積んでいただくことを主目的としました。これまでこのコースには行った事が無いらしく,少し怖さを体に滲ませながらも嬉々として付いて来てくれました。このレッスンでも「経験」と「無謀」の境目をどう見極めるか?...ということの大切さを感じた“TOK”でした。でも,結果として,ここでの経験が活き,これ以降,少しコブのあるオフピステ状の斜面さえも滑れるようになったのでした
!!!。
そしてレッスンが終わって,彼女がお父さんに,「Walk
aboutやコブ斜面にも行ったのヨ
!!!」...と話しているのを聞き,本当に良かったナァー
!!!と思ったのでした。(*^^)v
④グループレッスン“2bクラス”担当:
午後は9名の担当でした。先ずマジックカーペットのエリアで皆さんの様子を拝見したところ,かなりに滑れます。カーペットに並んでいるほかのスキーヤーの数も多かったので,思い切っていきなり「ダブルチェア」と“Big
Easy”に挑戦してもらうことにしました。ここでも,「経験」と「無謀」の境目を考えさせられましたが,結果オーライ...でした
!!!。(^ ^)(^I^)
そして,“2bクラス”なのに“3a”と同じようなレッスンをすることになりました。でも,クラス全員のレベルが高ければこれはこれで良い事
!!!...そう思います。
このことを経験すると,人間の持つ可能性の豊かさというか大きさに感動します。ちょっとしたアドバイスでどんどんうまくなって行き,滑りが変わるのを見るのは本当に楽しいことです。
しかし,「無謀」にならないように自分を戒め,気を引き締めることも大事...そう思った【TOK】デシタ
!!! (^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 08 2007 Wednesday 晴れ (
Queenstown 57 )
今日は
Day off
...オヤスミの【TOK】でした。友人に車を借りて
Queenstown
から Arrowtown 付近に掛けてドライブを楽しんで来ました
!!!
写真はArrowtown近く...私の大好きなの風景です。いかにも
New Zealand
...といった田園風景が広がり,いくら見ていても飽きない景色です。この様な景色に出会えるだけでもここに来た喜びを感じます
!!!他の写真は下の「日記」で... (^
^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日はオ・ヤ・ス・ミ…でした
!!!
週五日間のレッスン...というのは私にとって嬉しいことです。レッスンそのものはあまり負担を感じませんが,英語が皆さんに解る様にうまく通じているんだろうか?...ということを考えているので,精神的なストレスが身体に蓄積されているのだと思います。二日間の骨休みが“ある種の救い”です
!!! (*^^)v
今日はそういう訳で,Arrowtownまでドライブしながら「美しい景色」を楽しんで来ました。この様な綺麗な風景に触れているだけで,本当に幸せな気持ちになります。皆さんもその片鱗に触れて幸せになってください
!!! (^ ^)(^I^)
各写真ともクリックすると大きく表示されます。
容量が少し大きいので,画像が現れるまで少し時間が掛かるかもしれません...ゴメンなさい。(=_=;)
...ということで,本日は「スキー」のコメントもオ・ヤ・ス・ミ…です。(^
^)(^I^)
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☆ August 09 2007 Thursday 曇り (
Queenstown 58 )
今日も
Day off
...。
洗濯や,ヘアカットで一日をノンビリ過ごしました
!!!。(^ ^)(^I^)
今日の写真は久々に Queenstown から見る Coronet
Peak(1646m)
です。だいぶ山が白くなっているのが解ります。 (^
^)(^I^) 明日からのレッスン...充実してできそうです
!!! (*^^)v シーハイル !!! Schi heil !!!
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日も
Day off...。コチラに来て初めて「ヘアカット」に行って来ました。日本で短く刈って来ていたのですが,少し長くなりボサボサニなり始めていましたので,休日を利用して行って来ました。
Queenstown
に日本人の女性の方が働いているお店がある...ということで,友人から紹介してもらいました。
New Zealand
で初めてのヘアカットでしたが,オモシロイ体験でした
!!!。ヘアカットとマニキュア(染髪)を頼んだのですが,先ず初めに「Coffeeがいいですか?それともBeer?」...と聞かれました。【TOK】のことですから,モチロンビール
!!!。そして,マニキュアが始まりました。「ヘアカラーの色はお任せしますから,私に合うと思う色に...」という具合で,もう色はお任せです。20分ほど経って,洗髪ですが,これが日本とは違って仰向けに寝て後ろから洗ってもらうタイプ...。「フーム...これもなかなかイイ...」と感じた【TOK】でした。そして,その後,ヘアカットも無事終了...。価格は締めて80ドル...日本円で7,200円...。ビール込みの値段でこの料金?...思った以上に安くできました。
ということで,ニュージーランド初床屋体験レポートでした
!!! ハッハハハ...(^ー^)
さて,今日の話題は,「スキーブーツ」についてです。
私が今履いているスキーブーツ...2004/8/23から始まった,ニュージーランドスキーツアーで履き始めたのが始まりです。...ということは,丸々4年履いたことになります。夏のニュージーランドと,冬の日本でのスキー滑走を合わせると,年間約200日は滑っていますから,合計で800日くらい滑ったことになります
!!!。我ながら良く滑ったものだと思います。(*^^)v
この時のブーツチューンの模様はスキーブーツチューンに書かせていただきましたが,この時に私のブーツをチューンしてくれたのが他ならぬ“岡澤”さんだったのです。そして,このニュージーランドキャンプでの滑走フィーリング...これは,NZで試したブーツチューンの成果に詳しく載っていますが,このとき感じたこと...「角付け感覚が一層鋭くなり,雪の硬さや雪質の違いを見分けることも非常に楽。当然,その分センサーが鋭くなり,バランス維持が楽....」ということを,四年後の今,この
Coronet Peak で再確認しています
!!!。4年前にチューンしていただいたスキーブーツの性能が今まだ健在
!!!...ということなのです。まさに,“フィーリングスキー”には欠かせないブーツチューンをしていただいた....ということになります。確か,その時のチューン代金は8万円近くしたと思いますが,これだけ長く使えている
!!!...ということは,凄いことです
!!!。一日あたりに換算すると...100円です。(*^^)v
その後,“岡澤”さんは,ご自分でお店を開かれることになり,この6月彼にお会いして,「フィーリングスキーをより良く体験できるためのブーツチューンに協力していただけないか?」...ということで相談させていただきました。その時の模様は,ブーツチューンに書かせていただきました。
Coronet Peak
...ここに来て,いろいろな斜面が滑れるようになりました。人工雪が豊富に作られている「コース」以外のオフピステもかなりイイ条件で滑れるようになり,生徒さんを連れて行く機会が多くなりました。このとき絶大な威力を発揮するのが「フロントスポイラー」です
!!!(^ ^)(^I^)。日本だけでなく,ここ New Zealand
でも,大きな力を発揮してくれています。そのイチバンのフィーリングは,「ブーツの硬さがいかにスキーヤーの前後バランスの乱れを補正し,オーバーエッジユースや膝のオーバーベンドを防いでくれるか
!!!」...ということに顕れて来ます。オフピステでは整地と違って,前後左右のバランスを乱す要因が多くなります。ブーツが柔らかいと,膝の位置そのものが,斜面からのショックに対応して動いてしまい,その上に乗っかっている重心もスキー板から大きく離れてしまいます。結果的に,スキー板の滑走軌跡と,重心の移動軌跡がチグハグになり,バランスを乱してしまうことになるのです。その点硬いブーツは,それが少なく,安定して滑れます。...という訳で,ここに来て「ブーツの硬さのありがたさ」を実感している【TOK】です。(^
^)(^I^)
そうそう,もうひとつ話題があります。
実は志賀高原の“某スキースクール”でスキー教師をされている“Aki”さんと仰る女性の方が,今年から私と同じく
Coronet Peak
で働いています。ある時,その彼女との会話で,「テールが落ち着かなくて困っているんです...」という話を聞きました。彼女が使っているブーツは私と同じ「ノルディカ:ドーベルマン」なのですが,硬さは「100」...そして彼女のブーツを良く見ると,「リアスポイラー」を装着したままなのです。...これでは膝の位置が定まらないばかりか,かかとでのスキーホールドができないのは当然...。テールが落ち着かなくて当たり前...です。そこで“Take”さんに作っていただいた“スポイラー”を手渡し,「先ずブーツに,もともと付属品として付いていたリアスポイラーをフロントに移し,このスポイラーをブーツの前に装着して,しっかりパワーベルトで締めてごらん...」と勧めました。
次の日,私のところにやって来て,ニコニコ笑顔で,「“TOK”さんありがとうございます
!!! (^I^) もの凄くイイ感じで,テールの捉えができるようになりました
!!! アイスバーンもバッチリです
!!!」...と話してくれたのでした。(^ ^)(^I^)
ここに来て,またさらに「ブーツチューンの重要性
!!!」...これを感じている【TOK】です。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 10 2007 Friday 曇り (
Queenstown 59 )
今日は,朝早くスタッフバスの乗り場に行ったら,一台もバスがありません
!!!...アレレ乗り遅れたかな?...と思って時計を見直したらまだ出発時間まで2分前...。
そしたら,係りの人がいて,「今日は昨夜の雨で
Coronet Peak
はクローズ...」ということで,結局オ・ヤ・ス・ミ…となりました...。(=_=;)
昨日までの正規の休日で,しっかり充電し,今週も元気で行くぞ
!!!...と張り切ってましたから...少々拍子抜けでした...。
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
-------------☆★☆-----------
上に書いた理由で,今日は突如「オ・ヤ・ス・ミ…」となりました。
仕方が無いので,友人に車を借り,約100キロほど離れた“Alexandra”という街までドライブに行って来ました。この街...格別に名所旧跡があるとか,景色が素晴らしい...という訳ではありませんが,コチラに来てどこと無くこの名前に惹かれるものを感じていたのでした。
さて,今日はそういうことで,レッスンはオヤスミでしたので,昨日に引き続き,コチラに来て感じていること...「スキーチューン」についてお話いたします。(^
^)(^I^)
“レベル3”から“レベル5”位の方たちを担当すると,“Let
me know, how to control on icy snow”...と聞かれることがあります。つまり「アイスバーンの滑り方を教えて欲しい...」ということなのです。前にも書いたかもしれませんが,「CPは“
Coronet Peak ”というより“ Concrete Peak
”という名前が合っている...」と呼ばれるほど,バーンが固くなるので知られているスキー場なのです。中級から上級に掛けてスキーヤーが困惑しているのを良く見かけます。
私の答えは...「技術以前に先ずエッジチューンをしっかりすることです
!!!。切れない包丁で料理はうまく作れないのと同じです...」と言うと,皆さんよく解ってくれます。モチロン時間があれば,そのほかに,「“Do
Ski”ではなく“Let
Ski”をすること...」,またさらには昨日の“Aki”さんへのアドバイスと同じく,「ブーツの選択とそのチューンも大切...」ということも話します。
かく言う【TOK】...それではコチラに来てどれ位の頻度でスキーのエッジをチューンしているのか?と言えば,一週間に一度は「鉄製ファイル」で,しっかり磨いています。そして,常に教師のユニフォームのズボンに「包丁磨き用の小さいファイル」を忍ばせていて,「これはヤバイ...切れがイマイチ...」と思ったら直ぐそれを取り出して,雪上でインスタントチューンをするようにしています。モチロン,レッスン前のフリー滑走でこれを行なうのです。日本ではこの様なことをしたことはありませんが,それほど“アイスバーン”になるのです。(*^^)v
実は7/12に“taka”さんの所にお伺いし, Coronet Peak
で“Ultimated
Grip”の威力を試してみよう...ということで二台の板をお借りしてしているのですが,「今日は格別ヤバイかもしれない...」と思った時は,モチロンこの“Ultimated
Grip”の板を使うようにしています。それほど効果があります
!!!。この“Ultimated Grip”のことについては,21/Sept/2005の「教師日記」に詳しく書いていますが,アイスバーンで安定したスキーを楽しみたいのであれば,絶対にこれをお勧めします。当たり前のことですが,いくら“Ultimated
Grip”と言えども,エッジチューンの必要はありますヨ
!!!。これをしないで,効果の程...を云々されてもナントも言いようがありません。
皆さんの中に,「チューンの仕方...教えてください」とか,「チューンを自分でやるのはどうにも不安で...」という方が居られるようですが,「包丁磨き用の小さいファイル」を使って,どのように私が実際に雪上でチューンをするのか...今度お知らせしましょう
!!!。楽しみにお待ち下さい !!!。(^ ^)(^I^)
...ということで,今日は「スキーチューン」と「Ultimated
Grip効果」についてお話しました !!!。(^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 11 2007 Saturday 雨 (
Queenstown 60 )
今日も雨で
Coronet Peak ...Closeでした。
写真は午後2時頃のCPです。雨が「みぞれ」に変わり始めていました。このまま気温が下がり,雪になってくれるとイイのですが...。
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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残念ながら...今日も Coronet Peak は雨のため
Close...。
朝早くの電話のインフォメーションでそのことを知り,今日は昼近くまでベッドの中でうつらうつら過ごしました。
昼過ぎ,スーパーバイザーの“ダギー”から電話があり,「明日
Coronet Peak
でレッスンがあるかどうか...?なので,もしレッスンするなら
Remarkables
に上がってほしい...」という連絡がありました。部屋でゴロゴロしていてもしょうがないので,「OK
!!!」...と返事をすると,「これから1時半にピックアップするから...」ということになり,
Coronet Peak までスキー道具を取りに行って来ました。
Coronet Peak
のスキー場に行くと,下のほうが「みぞれ」でした。これで気温が下がれば雪になりイイ条件にまた戻ると思います。(*^^)v ですが,明日はともかく
Remarkables
での初仕事が待っていそうです。始めて行くスキー場なので,期待半分です
!!!。
...ということ,今日は早めに寝ます...。では オ・ヤ・ス・ミ…なさい。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 12 2007 Sunday 晴れ⇒曇り⇒小雪 (
Remarkables 61 )
今日は「晴れ」の
Queenstown でした。
三日ばかり「雨」が続いたせいでしょうか,今日のQTは綺麗でした
!!!。そういえば【TOK】にとって,三日間も雨が連続して降ったのは初めての経験です...(=_=;)
写真は今日夕方...新雪が積もった Remarkables
の模様です。今日はここでレッスンをさせていただきました
!!!。詳しくは「教師日記」で...。(^
^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は昨日の日記に書いたような事情で,
Remarkables (RM)
に行くことになりました。スタッフバスの出発時間が
Coronet Peak 行きよりも15分早く,7:30分には Queenstown
を出ます。途中チェーンをつけたりしながら上りますから,RMに着いたのは8:30ころでした。でもRM初体験ですのでワクワク気分が半分です。(*^^)v
コースを知らない,集合場所やトイレの場所も分からない...では,
Remarkables
の教師として失格ですので,早速Baseエリアと,初中級コースの点検です。スケールは別として,どこと無くCPに比べると
Whistler Blackcomb
的な感じのするスキー場だと思いました。(^ー^)
午前のレッスンは“Starter
Pack”担当で12名でした。ここRMはCPに比べると,初中級者のレッスンの適応度は10倍以上...そう思ったくらい適しています。雪質も良く,久々に“Snow
Country”...という雰囲気を味わえたせいかもしれませんが,レッスンするならCPよりもRMかな?...と思ったほどです。(^
^)(^I^)
...というわけで,レッスンは直滑降抜きのプルークファーレンから始めさせてもらいました。日本では先ず直滑降...が当たり前,なのですが,コチラの人のバランス感覚と言うか運動能力は,生半可ではありません。ほとんどの人が直滑降抜きでも「滑る」という感覚がすぐ身に付き,スキー板と身体が一緒になって移動する...ということに長けているのです。日本のように丁寧にやっていると逆に時間の無駄かな?...と思ってしまうのです。
今日も,数回“Butter
the Bread”の感覚で滑ってもらうことでプルークファーレンは終了。直ぐに“twist”のイメージで,「ターンするコツ」を掴んでもらえました
!!! ...ということは,“Starter
Pack”...午前中で午後の分まで上達してしまった...ということです。(^
^)(^I^)
昼は“Alex”という6歳の男の子,そして“Byron”という7歳の男の子のプライベートレッスンでした。緩斜面をプルークボーゲンでなんとか滑れるレベルの子供たちですが,子供のことですし,しかも二人...直ぐに正面の“Alta
Chair”で上にのぼり,そこからトレーンで二回滑り降りました。つぶやきの言葉は♪♪♪Feel
Orange...Keep Orange...Feel Orange...Keep Orange...♪♪♪でした。
結構滑れますので最後は少し急な“Cross Fall”に行くことにしました。彼らにとっては少し急なのですが,自信を付けさせるには必要なこと...という思いで挑戦しました。何度か転倒しましたがイイ経験になったと思います。(^
^)(^I^)
午後は午前の“Starter
Pack”の続きです。今日は5人の生徒さんが戻ってきてくれました。午前中に滑れるようになったので,各自で滑り始めたのでしょうか...(=_=;)
ともかく,午後のレッスンが始まりました。CPに比べると初心者用のゲレンデが広く。結構滑走量が稼げます。皆さんどんどんうまくなるので,初心者なのですが,思い切って“Alta
Chair”にお連れすることにしました。CPでもこの様なことをしたことはありません。...というより,ここ
Remarkables
のスキー場の持っている特質と言った方がいいのかもしれませんが,進歩の早い人たちにはそこまで経験させてあげられる...ということなのです。
結果は,「成功
!!!」だったと思います。5人のうちお2人は所々私のリードが無いと滑れませんでしたが,三人はもう中級者並みで,シュテムターンができるほどに
!!!。これには【TOK】も唖然
!!!なのでした...。(*_*) そしてレッスンの最後には...♪♪♪Feel
Orange...Follow the Gravity ... Receive Juice...Feel Orange...Follow the
Gravity ... Receive Juice...♪♪♪のつぶやきのリズムで,10センチほどの新雪も滑ってしまいました
!!!(^ ^)(^I^)
この様に皆さんの“スキー”を楽しむ姿を拝見していると,わたし自身がイチバン楽しんでいる...そう思います
!!!
朝早く,日本からおいでで jpSKI.com 会員の“MASA”さんにお会いできました。(*^^)v もし今日彼が私のレッスンをご覧になったとしたら,「【TOK】はレッスンしている時がイチバン楽しそう...」彼もキットそう思われたと思います。
!!! ハッハハハ...(^ー^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 13 2007 Monday 晴れ (
Remarkables 62 )
今日も「晴れ」の
Queenstown でした !!!。
写真は今日の Remarkables です
!!!。一寸見ただけだと...【TOK】は Canada
の写真をUploadしたな
!!!...と思うかもしれませんが,これはRMです
!!!。写真をクリックしていただければ判りますが,雰囲気がブラッコムの“Blackcomb Glacier”に似ているのです。雪も昨夜約10センチのNew
Snowが積もり,最高の状態で新雪が楽しめました !!!
MASAさんも Coronet Peak ...楽しんだかな? (^ー^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日も「晴れ」の中, Remarkables
でレッスンでした。9:20...アーリーバードのプライベートレッスン...スーパーバイザーに,「次にプライベートレッスンが入ったら“TOK”ネ
!!!...」と言われていたのですが,運良くレッスンは無し
!!!。“You are free now, Tok..”の言葉を聞くや否や,直ぐに標高1943mまで伸びているリフト“Shadow
Basin Chair”に飛び乗り新雪滑走を楽しんだ【TOK】でした
!!!。一本だけではモノ足りません。直ぐに二本目に乗り今度は◆の“Rainbow
Warrior”へ...。写真はこの時のものですが,コース中間で積雪量が少なく,岩場の間にストックを取られ,あわや転倒
!!!...という憂き目に...。ですが,幸いそれだけは免れました。ですが...ストックが曲がってしまいました...(=_=;)。でも何とかレッスンには支障が無さそうなので安心...デシタ
!!!。
写真のどの滑走ラインが私のものか判りますか?当たったらエライ
!!! ハッハハハ...(^ー^)
さて,10:30からのレッスンは,“レベル2”でした。ここ
Remarkables は Coronet Peak
と違って“2a”,“2b”のレベル差は無く“レベル2”だけなのです。今日は午前が12名,午後が13名の大所帯でした。
午前も午後も同じ“オレンジ・ターン”でのレッスンでした。このことをお話しすると,「力でスキーを操作しよう...」ということが無くなります。そして,「『考えて』スキーをするのではなく,『感じて』スキーを楽しんで下さい...」という言葉が生きます。さらに追い討ちを掛ける様に,「“Swing
a Song”でリラックスを !!!」で,とどめです
!!!。今日は脇で見ていたボードのインストラクターが,思わず“Swing
a Song
!!!”と私たちのクラスにエールを送ってくれるほどでした
!!!。
本当はレッスンの終わり頃には,チェアリフトに乗せてあげたかったのですが,10人以上の生徒さんが居られると,その中で進歩の早い,遅いが出てしまいます。今日は進歩の遅い人を置いてけぼりにはできないので,レッスン終了まで初級者クラスのゲレンデで過ごしました...(=_=;)。 比較してはいけませんが,それにしても昨日の“Starter
Pack”...その進歩ぶりは凄かったですネ !!!。
昼は“ Queenstown 小学校
”のスクールグループ担当でした。前回この子供たちを担当した教師が今,日オヤスミだったので,私にその役が回って来ました。レベルは“3”...年齢が9歳の子供たち6名です。“レベル3”ですが思ったよりも滑れますし,しかも子供のことです。理屈より経験...ということで,新雪の凹状斜面に連れて行きました。絶対に彼らは喜ぶに違いない...と思った斜面で,案の定,歓声を上げて楽しんでくれました
!!!。
そしてその後のリフトの上での会話...“Tok, I'd
like タガザガイン (???????)
”と,“Victoria”という名前の女の子がしつこく話し掛けてきます。でも,何度聞いても“???????”の部分が解らないので,しつこく質問すると......“I'・d
l・i・k・e t・o g・o t・h・e・r・e a・g・a・i・n・!!!”と一語いちご区切って話してくれました。つまり,“I'd
like to go there again!!!”...だったのです。これに気付いた【TOK】はリフト上で大笑い
!!!。「トゥー ゴー ゼァー アゲイン」が「タガザガイン」と私には聞こえたのです。多分「アゲイン」だったら理解できていたかも知りません。「アガイン」の発音が聞き取れなかったのです。いやいや,ホント...久しぶりで大笑いした【TOK】でした。それをみてまたまた“Victoria”が,その笑い方が大げさだと笑い始める始末...。コチラに来て子供達とこんなにコミュニケーションを深めたのも初めての経験でした
!!!。“Thanks class, and Victoria!!!”
...という訳で,今日も シーハイル
!!! Schi heil !!! (^ ^)(^I^)(^ー^)(*^^)v
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☆ August 14 2007 Tuesday 快晴 (
Remarkables 63 )
昨日は「快晴」の
Remarkables でした !!!。
写真は今日のレッスン...キッズクラス,“レベル4”の皆さんです
!!!。みんな元気で,【TOK】も一緒に楽しませていただきました
!!! “Thank you my class!!!” まるで6人の“Angel”達と出逢った様な感動を覚えました
!!!
このレッスンの模様は「教師日記」で...(^
^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日も,またまた「快晴れ」の
Queenstown でした !!!。
ところで,今ニュージーランドは午後6時15分ですが,今日はこれから急用で,出掛けなくてはなりません。「教師日記」は明日朝,
Japan time の朝7j頃に... (=_=;)
よろしくお願いいたします。(^ ^)(^I^)
...と昨日の夕方ここまで書きました。今日はその続きを...。
昨日のレッスンも場所は“ Remarkables
”でした。結局連続三日間RMでのレッスン...ということになりました。(^
^)(^I^)
さて昨日のレッスンは,9:30から“Barton”さんと仰る,45歳くらいの男性の方のプライベートレッスンでした。スキーをして二日目なのだが,ぜひ“Alta
Chair”リフトに乗ってその脇の斜面を滑ってみたい...というご希望です。
Coronet Peak
ですと,マジックカーペットエリアで滑れるようになれば,ダブルチェアリフトを使って“Big
Easy”というコースを滑れるのですが,RMは少し状況が異なり,上部が少し急なのです。そのため,緩い斜面でプルークボーゲンで滑れても,その場所に行くと斜面が急に見えるため,オレンジどころではなくなってしまってしまい,身体が「コンクリート」状態になってしまうのです。たしかに初心者がプルークボーゲンの初歩を学ぶには良いスキー場なのですが,初心者が初級者に至るためのゲレンデ設計がイマイチ...。そう思います。
でもスキー場のせいにはしておれません。マジックカーペットエリアで基本的な“オレンジ・ターン”を学び,リフトにお連れしました。...が,案の定上の様な状況になってしまいました。でもその急斜面を過ぎるとまた元に復帰します。でもレッスン時間は一時間...。自信を持ってこのコースを滑っていただくことはできないままレッスン終了となりました...。(=_=;)
「“オレンジ・ターン”は面白い
!!!。明日プライベートレッスンしてもらえますか?」...というお言葉でしたが,明日はしなければならない私的な仕事が...。残念ながらその申し出をお断りするしかありませんでした...。
この後...【TOK】のレッスン上でも特記するような感動のスキーシーンに出会うことになりました
!!!。
それは...“6 Ski
Angels”に出逢ったのです
!!! (^ ^)(^I^)
午前の担当は“Ski Pool”...という「待機組」だったのですが,スーパーバイザーの“Judy”が,“Tok,
Kids level
4”...と声を掛けてくれました。これが「6人の天使達」との始まりでした
!!!。“レベル4”というのはかなり滑れる子供たちなのです。子供達のことですからあまりうるさいことは言わず,基本的な“オレンジ・ターン”のイメージだけを守るように指示し,彼等の能力が開花されるであろう...と思われる斜面に連れて行くことなのです。...ということで,今日も昨日と同じように,凹状斜面に連れて行きました。絶対に彼らは喜ぶに違いない...と思った斜面です。昨日も案の定,歓声を上げて楽しんでくれました
!!!。この歓びをひとたび感じると,この魅力からなかなか抜け出ることができません。丁度,「ジェットコースター」...こちらでは“Roller
Coaster”と言いますが,これに乗っていて高いところから低いところに落ち込んで行くような快感が得られるのです。この様な斜面が
Remarkables にはいたる所にあります。
中級者コースの“Suger Bowl”が規模の小さい“Roller
Coaster”だとすれば,上級者コースの“Shadow
Basin”が規模の大きい“Roller
Coaster”です。子供達がここに行って喜ばないはずがありません
!!!。案の定歓声を上げて楽しんでもらいました
!!!。そして,凹状になっていない急斜面でも,ターン後半にオレンジを意識しながら“Roller
Coaster”をイメージして斜面を落ちていけば,確実にそのレール...つまりターンの軌跡が見つかり,ターン後半をしっかり仕上げることができるようになるのです
!!!。
これだけのことなら,なにも大げさに“6 Ski Angels”...などと言わなくていいのですが,実は,この様に“スキー”を「楽しみ」として捉え,その雪のフィールドを心から楽しんでいる姿を見て,「彼らは天使だ
!!!」...【TOK】はそう思ったのです。雪や斜面に感応するように喜び,“スキー”を心から楽しみ歓声を上げている子供達こそ,真に“遊びの心”で雪の上に立っているのです。彼らは雪の上でまるで踊りを躍っているようでさえあります。その原点は“feel”です。そしてこのことが“joy”,“delight”,“pleasure”,そして“happiness”をもたらし,生きている喜びを表現して,まるで“躍っている”様に見えたのでしょう。純真無垢な6人の天使の踊りに感激した【TOK】でした
!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 15 2007 Wednesday 快晴 (
Queenstown 64 )
今日も「快晴」の
Queenstown でした !!!。
お盆休みを利用してニュージーランド...特にQT近郊にお越しの方は最高の一日を過ごされたことでしょう
!!!。
スキーでおいでの方は,今年最高の状況になっていますので,本当に良かったと思います
!!! jpSKI.com
会員の“MASA”さんも Treble Cone
でキット素晴らしい一日を過ごされたと思います。(^
^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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さて,今日は Day off
でレッスンはありませんでしたが,洗濯や事務仕事,そしてこの冬...日本でのレッスン企画の大筋を決める...という大事な仕事がありました。2008シーズンを“フィーリングスキー”としてどの様に展開していくか?...。あまりにも天気が良いので,“Lake
Hayes”の周囲を散歩しながら, “Feeling Ski School”
...そして,【TOK】自身のレッスン活動についても,じっくり考えることにしました。
このことの結果や詳細は,また機会を改め,皆さんにお知らせしたいと思いますが,今回,多くの方々のご支援を得,
Coronet Peak や Remarkables
などニュージーランドという「国外でレッスン体験ができていること」,そして,「日本では経験できない,貴重な体験を学ぶためのいい機会を持つことができていること」,「昨日の子供達のレッスンを含め多くの初心者,初級者の方々へのレッスンができていること」...これら諸々の経験が,2008シーズンの企画を練る上での大きな刺激となり,どことなく「新しい展望を持ったレッスン活動」ができる予感がする..という思いがしていることだけは確かです。(^
^)(^I^)
その最も大きなことは,「わたし達が“スキー”をすることの意味は何なのか?」...という,スキー教師としての自分に問われている問い...この質問に対する答え...それが見つかり始めた...という気がしていることです。そういう意味で,『今年の「ニュージーランド体験」は偶然とは思えない,何かしら想像も付かない偉大な力が【TOK】に作用して,そうさせてくれている』...と...ふとそんなことをさえ感じながらのひと時を過ごしたのでした。
写真は“Lake
Hayes”から Remarkables
を望んだ写真です。湖面に映る「青空」と,リマーカブルズの「白い雪」が絶妙なコントラストをみせ,ご覧のように素晴らしい景色でした。「“今”,俺は生きていて,そしてこの素晴らしい景色を目の当りにしている。これ以上の幸せはどこにあるのだろう
!!!」...と,自分が今ここに居ることの幸せに感謝し,それを味わいながら,プランを練ることができました。まさに「最高の一日」でした
!!!。(^
^)(^I^) (写真をクリックすると大きくなります)
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☆ August 16 2007 Thursday 曇り (
Queenstown 65 )
残暑お見舞い申し上げます。
今日は「曇り空」の
Queenstown でした。
写真は昨日“Lake Hayes”で撮ったものです。湖面に映った対岸の
Remarkables
の上をスイスイと水鳥が三羽...気持ち良さそうに泳いでいました。(^
^)(^I^)
日本の暑い夏をお過ごしの皆様に,少しばかり「涼風」を...。
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日も Day off
...少しのんびり過ごさせていただきました。(^ー^) コチラでは毎日がのんびりの連続の様でもありますが,これでも結構気疲れしているのでしょうか?夜も昼も良く眠れます。今朝も9時過ぎまで寝てしまいました。(^
^)(^I^)
良く眠れたことの理由のひとつに,昨夜“MASA”さんと「夕食」をご一緒させて頂き,楽しく過ごさせてもらったことも挙げられます。(*^^)v “MASA”さんは,jpSKI.com
会員の方で,何度もご一緒にスキーを滑らせてもらっておりますが,今年の夏私がニュージーランドでスキー教師をして,コチラからいろいろなニュースをお届けしていることに触発され,今回のニュージーランド旅行...ということになったようです。「ニュージーランド$」が高めの折,しかも「お盆」と重なって,結構な散財となったと思いますが,お会いできて嬉しかったです
!!!。ありがとうございます !!! (^I^)
二人の話題はもっぱら“スキー”のことがメインでしたが,“スキー”を通して,いろいろな方々との交流が増え,互いの人生の生き方を見つめなおしたりすることができる...など,大きな果実も得られている...というようなこともお話しました。
私はコチラに来てますます深く感じているのですが,『自分が多くの人にいろいろなシチュエーションでお会いするのは,ただの“偶然”ではなく,“予めそのようにプログラムされていたこと”であって,「その人」にお会いする時は,その状況の中で,「伝え合うべきなにかのメッセージを互いに携えている」ものなのではないか...』,と思うようになりました。
そういう思いで昨日の“MASA”さんとの出会いの意味を考えると,それは「いろいろな物事に対する興味...これをいつも持てる資質を学びなさい
!!!」...ということだったと思います。“MASA”さんのいろいろな物事に対する興味,というか物事に対して持っている関心の深さは,彼と一緒に過ごしたことのある人なら誰でも感じていると思いますが,素晴らしいものがあります
!!!。それは彼のブログを拝見しても解ります。(^
^)(^I^)
私のニュージーランド滞在もあと,一ヵ月半...。「“MASA”さんの興味と関心を失わない姿勢」に学び,悔いの無いように過ごしたいと思います。“MASA”さん...ありがとうございました
!!!。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 17 2007 Friday 曇り⇒小雪 (
Coronet Peak 66 )
今日は「曇」⇒「小雪」の Coronet Peak でした。
写真は今日の帰り,スタッフバスの中から
Queenstown
方向を撮ったものです。写真を撮った地点の標高は約1000mです。ここでは「雨」ですが,ここから約110m上は雪です。ひょっとすると明日は新雪が楽しめるかも
!!!(^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は午後から「小雪」になりました !!!。 Coronet
Peak
上部は結構降りの勢いが良かったので,明日は新雪が楽しめるかもしれません
!!!(^ ^)(^I^)
さて,今日の金曜日...二日間の Day off
の後でしたので,気持ちが乗っていました
!!!。運良く5時間連続のプライベートレッスンを連続5時間担当することが出来ました
!!!。
①:10:30-12:30:“ベンジャミン”という13歳の男の子のプライベートレッスン。
Coronet Peak
の教師仲間“T.N”さんのお勧めで,2時間のリクエスト扱い...つまり「指名」でした
!!!。指名だと私達教師の手当てがグゥーーンとUPするのです
!!!。(^ ^)(^I^)
ところで,この“ベンジャミン”...“レベル4”位で結構滑れます。ただターン後半の圧の吸収がイマイチでした。でも,時間は2時間もあり,しかも以前“T.N”さんが担当した時に“オレンジ・ターン”の基本は教えてくれています。なので,“フィーリングスキー”のレッスンはかなり楽でした
!!!。「ターン後半,自分に掛かってくるオレンジジュースを,身体で吸収するイメージを持って...」というアドバイスだけで,ターン後半スキー板が体の中に入り込んで来るようになりました。つまり「ベンディングターン」ができ始めたのです。(*^^)v こうなると,後は本当に楽チンです。身体に溜め込んだエネルギーが次のターンを導き出してくれるからです。
この技術を使って,“Walk About”のうねり斜面,Tバー横の急斜面“Powder
Run”,そしてCP頂上直下の“Exchange Drop”の◆斜面を楽しみながら,滑り降りたのでした
!!!。(^ ^)(^I^)
②:12:45-13:45:“ジェイミー”と仰る30歳くらいの,“レベル2”の男性のプライベートレッスンでした。
ご本人は,「“ダブルチェアリフト”はOK
!!!」...ということでしたが,上に行ってみると...プルークボーゲンがやっと...。そこで“オレンジ・ターン”で先ずプルークボーゲンの基本から学ぶことにしました。このオレンジ...今日もこのシチュエーションで効きました
!!!。初級者の斜面...“Big Easy”は一回でクリアでした
!!!。
次はやや斜度のある中級クラスの斜面“M1”に挑戦です。斜度カが少しだけきつくなりますから,エッジングが大事になります。そこで,これまでイメージして来たオレンジの位置を,ターン中盤から少しだけインサイドにイメージしてもらうことにしました。これで中盤からエッジングが少しだけ強くなり,急斜面でもOK
!!!になります。ただ,“ジェイミー”の場合,レッスン時間が1時間だけです。残念ながら,安心して“M1”を滑れるように...という具合にはいきませんでした...。(=_=;) こういう時,コチラの教師は,「もう一時間プライベートレッスンを延長すれば,さらに良くなるよ
!!!レッスン受ける?」...とレッスンを売り込むらしいのですが,【TOK】にはまだそこまできません...(=_=;)
③:14:30-16:30:“ジュンジェン”...というマレーシアから来た7歳の男の子のプライベートレッスンでした。北海道の“サホロ”でこの一月に滑ったことがあって,今回は二回目の体験...ということでした。お母さんが,「プルークボーゲンはできるから,チェアリフトは大丈夫...」と自信ありげに仰るのでダブルチェアで上までお連れしたのですが,この場所で,とてもプルークボーゲンができる状態ではありません。しかも,北海道の一月の粉雪と違ってコチラの今日の状態は新雪が降り始めたせいで,非常にキョロキョロする雪...。スキーがうまくスキッドしてくれないために戸惑っています。
この様にレッスン初めに,「ここは怖い
!!!」...というイメージを子供さんに与えてしまうと,その後のレッスン展開が大変になります。案の定,滑り始めて直ぐに,「怖い
!!!怖い !!!...もう,スキーしたくない...
!!!」と泣き始める始末...。「これは弱ったぞ...。ともかくマジックカーペットまで連れて行って,そこで基本から学ばないと...」ということで,なだめすかしながら20分ほど掛かってマジックカーッペットまで...。
「疲れた...」というので,雪だるまを作ったり,雪合戦をしたりしながら機嫌伺いです。約10分後,気分が良くなったところで,「スキーするよ
!!!」とハッパをかけ,強制的にプルークボーゲンのおさらいです。甘やかすところと,厳しいところを交互に混ぜながら約一時間のレッスンで何とかプルークボーゲンができるようになりました
!!!。
いくらご両親が,「この子はこれくらい滑れますよ
!!!」...と仰っても,子供さんの場合は,「まず一回マジックカーペット横のゲレンデで試走してもらうこと」が大事...ということを学ばせてもらった【TOK】デシタ
!!!
アア...疲れた !!! ハッハハハ...(^ー^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 18 2007 Saturday 晴れ⇒曇り (
Coronet Peak 67 )
今日は朝の内は「晴れ」,午後から「曇」の Coronet Peak でした。
写真は朝8:15頃の Coronet Peak から見た Remarkables
です。
日が長くなったのでしょう,朝8時過ぎのこの時間は太陽が結構高くに位置するようになりました
!!!。そう言えば,普通ならもう日本ではお盆も過ぎ,秋の気配が感じられても良い頃...でもないか
!!!。ハッハハハ...(^ー^)(^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
-------------☆★☆-----------
今日は昨日レッスンさせていただいた“ベンジャミン”のご家族の指名のプライベートレッスンでした。
昨日は“ベンジャミン”だけでしたが,今日はお父さんの“サイモン”さんもご一緒に,10:30-12:30のレッスンを受けたい...ということでご一緒に始めました。お父さんもかなり滑れるのですが,昨日のレッスンを受けていません。「ターン後半,自分に掛かってくるオレンジジュースを,身体で吸収するイメージを持って...」という要領が解りませんので,その練習から始めたのですが,息子の“ベンジャミン”には昨日と同じことの繰り返し...。結局彼は一人で滑りたい...と言いはじめ,午後一時から一人でプライベートレッスンを受けることになりました。
...というわけで,午前中はお父さんの“サイモン”さんお一人だけのレッスンに早代わり...。こうなればお父さんの進展状況に合わせたレッスンが可能です。ターン後半のジュース浴びターンは直ぐに卒業し,“水面フラット意識”のターンまでトライできました
!!!。そしてお父さんもなかなか感性の良い方で,水面にフラットに立つ感覚を直ぐに覚えてもらえました
!!!。結構な急斜面も,粗踏みのコブ斜面も滑ることができるようになりました
!!!。(*^^)v
午後は1:00から,“ベンジャミン”だけのプライベートレッスンでした。彼は昨日のレッスンの終わり頃,もうすでに“水面フラット意識”の導入を終えていましたので,今日はそれに磨きをかけること...そして,それに加え「時計の振り子(swing
of a
pendulum)イメージ」に依る“クロッシング”の練習をしました。上体を「時計の針」,下半身を「振り子」に見立て,「時計の針の下を振り子が左右に振れるイメージ」で次のターンに入って行く...というイメージで,彼の滑りはまたまた変わり,上半身がドッシリ安定して来ました。(^
^)(^I^)
ターン後半のエネルギーの吸収ができ,“水面フラット意識”ができ,そして“クロッシング”ができれば,ほとんどどんな斜面でも滑ることができるようになります。彼“ベンジャミン”もその通りで,あとはいろいろな斜面でその効果を試し,自分の経験をいかに積んで行くか?...ということだけです。13歳の男の子ですからどんどん吸収して行くのが判ります。ひと滑りごとにその滑りが変わって行く...と言ってもいいくらいです。
Coronet Peak
のスキー場MAPをご覧いただければ一目瞭然ですが,“Walk
About”,“Donkey Serenade”,“Pro Am”,“The Chimney”,“Exchange Drop”などの◆斜面を,時間の許す限り滑り回った二人でした。
何よりも凄いのは,“水面フラット意識”以降,45度くらいの急斜面でも,悪雪でも,一度も転倒がありません
!!!。私も久しぶりに粗踏み斜面や急斜面をレッスンで滑り回りましたが,今更ながら“水面フラット意識”の効果にビックリしています
!!!。(^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 19 2007 Sunday 晴れ (
Coronet Peak 68 )
今日は一日「晴れ」の Coronet Peak でした !!!。
でも,晴れ...と言っても気温は上がらず,至る所「アイスバーン」でした
!!!。まるでコンクリートピークが戻ってきたような,そんな感じの一日でした。(*^^)v
写真は今朝8:15頃のものですが,スキー場は雲海の上です。
Queenstown
の街中では曇りかな?...という感じでしたが...。(^
^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は日曜日...。“Wakatipu Ski Club”主催の「子供スキー教室」の担当...でした。(*^^)v 先週は予期せぬ大雨のため,
Remarkables
にトレードされたのですが,今日は決行でした
!!!。RMでのKidsレッスンも楽しかったのですが,CPでの子供達とのスキーも楽しいものです。(^
^)(^I^)
今回の“Wakatipu Ski Club”主催の「子供スキー教室」は四回目...。いくら【TOK】の英語会話力が無い...と言っても,子供達も馴染んでくれます。皆“Tok,Tok...”と言っては話し掛け,一緒にリフトに乗ろう
!!!...と言ってくれます。子供達とのコミュニケーションがこれだけ取れれば,もうレッスンというか,一緒に滑ることに苦痛は感じません。確かに【TOK】の会話力は無いかもしれないけれど,そういう人間...【TOK】をインストラクターとして自分達に与えられた事実...そのこと事態が彼等の人生にとっての,「凄いチャンス」なのかもしれないのです
!!!。......こんな風に考えられる【TOK】は本当に“根アカ”ですネ
!!!。ハッハハハ...(^ー^)(^ ^)(^I^)
...ということで今日は,前回の経験がありますので,いきなり“Express
Chair”です。初回のレッスンでは“ダブルチャア”に乗ることが夢だった子供たちが,ナント
!!! 今日は“Express Chair”が当たり前...です !!!。でも,いつまでも“Express
Chair”で楽しんでいては,彼等に新しい経験をさせてあげることはできません。意を決して,今日は一部30度近い斜度を上る場所もある“Rocky
Gully”のTバーリフトを経験させることにしました
!!!。でも実はこれは,「下る」ことより「上る」...という意味で大きな冒険なのです。Tバーではチェアリフトと違って座ることができません。立ったまま,お尻の下に当てたバーで引っ張り上げて貰うしかないのです。しかもそのあいだ中,スキー板を直滑降状態にキープしていなければなりません。でも,この経験というかトレーニングは,斜面上を滑る...という貴重な体験を彼等にさせてあげることができる,素晴らしい手段なのでもあるのです。5人の子供たちの内,4人は何とか頂上まで行けました...。ところが一人が途中の急斜面で,スキー板が横になってしまいリタイアー...。約50メートル滑落する始末に...。慌てて彼を救いに下まで滑り降り,救出したのでありました...。幸い怪我は無く,ひと安心...胸を撫で下ろした【TOK】でした...。(=_=;)
午後...「子供スキー教室」...四回目ということもあって,子供たちとも打ち解け,楽しく滑らせてもらいましたが,午後になっても気温は上がらず,ほとんどのコースが「コンクリートピーク」状態になってしまいました。(=_=;) この状態で“M1”の中級コースを何度も滑るのは危険です。急遽,“Big
Easy”コースメインの指導に切り替え,安全策を取らせてもらった【TOK】でした。
...というわけで,今日も「経験」と「無謀」の合間を行き来しながら,子供達と一緒に“スキー”を楽しませてもらったのでした
!!! (^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 20 2007 Monday 快晴 (
Coronet Peak 69 )
今日も「快晴」の Coronet Peak でした !!!。昨日と同じく,快晴...とは言っても気温は上がらず,至る所「コンクリートピーク」でした
!!!。(*^^)v
写真はスキー場下部のレストハウスの国旗掲揚塔の近くのものです。日本の国旗も緩やかに風になびいていました。(^
^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は17日に半日,18日に一日プライベートレッスンを担当させていただいた“ベンジャミンン”のリクエストプライベートでした。午前10:30〜12:30,午後13:30〜15:30までのリクエストで,レッスン料金も日本円だと,「5万円を超えるかなりの額」になります。教師の手元に入るレッスン料金はそれほどでもありませんが...(=_=;) マ,いずれにしても,午前午後,各二時間づつのレッスンですがかなりの額になります。それに見合う価値を差し上げないと申し訳ありません。勢い,教師の方にも緊張感が走ります。
さて,レッスンは,気温が思ったほど上がらず,オフピステの状況が非常に難しい状況でしたので,カービングターンの導入をすることから始めました。スキッディングターンの延長線上にあるカービングターン...ということで,日本でのレッスンと似通ったレッスンです。13歳の“ベンジャミンン”ですが,理解力が良く,純然たるカービングタイプのスキー板では無いにも関わらず,カービングターンの初歩ができるまでになりました。
約一時間,このカービングターンで状況を見た後,小回りターンを練習することにしました。上半身をフォールラインに保ち,ターン後半に圧を吸収することでスキー板が回り込んで来ること,そしてこれが「ネジレ−戻り」のエネルギーを身体に蓄積させることを話し,練習しました。また,次のターンの始まりは,このエネルギーを開放させることで可能になることも...。“ベンジャミンン”は年齢の割には体重が少しあるものの,なかなか感性が鋭く,小回りも結構スンナリできるようになりました
!!!。(*^^)v
午後...1:30からは,彼“ベンジャミンン”の希望でオフピステに行くことにしました。
先ず最初は,スキー場パトロールの管理区域外の急斜面,
Coronet Peak 頂上から左側に回り込んで行く“Back Bowl”に挑戦です
!!!。ここは“Expert Only”...と書かれている斜面で,今年はなかなか雪が付かず,これまで滑れなかったのですが,ここ数週間でOK
!!!になった場所です。斜度的には,一昨日滑った“Exchange
drop”の方がきついのですが,“新雪”の雰囲気を求めて皆さんが挑戦する場所で,今日も少しだけですが“新雪”が残っていました
!!!。ホンの少しだけですが“ヘリスキー”感覚を味わうことができました
!!! (^ ^)(^I^)
でも,難関は滑り終わったその後...でした。下まで降りすぎるとハイクアップしなければいけませんが,途中まででも右横に回り込み,トラバースする必要があります。少し体重オーバー気味の“ベンジャミンン”には少しきつかった様ですが,なんとか無事スキー場コース内に戻ることができました。(^ー^)
その後,時間が経過しても気温が思ったよりも上がらず,斜面は凍りついた状況のまま...。でも彼の希望でオフピステっぽいところを探しては挑戦です。粗踏みでそのまま凍ったような斜面でも彼は果敢に滑って来ます。私も負けるわけには行きません
!!!。かなりハードだと思う斜面にも挑戦するしかありません
!!!。おかげさまで,コチラに来て,楽しかったけれど最もハードな滑走体験とでも言える経験をさせてもらった【TOK】デシタ
!!!
...という訳で...「アア...疲れた
!!!」...といった【TOK】です
!!! ハッハハハ...(^ー^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 21 2007 Tuesday 晴れ (
Coronet Peak 70 )
今日は午前中は「晴れ」の Coronet Peak でしたが,午後から雲が広がり,夕方には小雪がチラつき始めました !!!。これが積もってくれるといいのですが...。(^
^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日も,またまたご指名の“ベンジャミンン”のプライベートレッスンでした
!!!。
コチラの人は,一度レッスンでどこか気に入ったところがあると,その後何日も,あるいは何年も指名のプライベートが入るようです。マ,北半球が夏のこの時期,わざわざニュージーランドまで来て“スキー”をしようというのですから,結構金銭的に余裕のある方が来るのは間違いないのですが,それにしても,こう立て続けに指名が入ると,どこと無く責任を感じてしまう【TOK】です...。(^ー^)
ところで,今回のプライベートは,日本のスタイルと同じく「無線」と「ビデオ」を使うことにしました。...というのは,一日4時間のレッスン予約をしてくれていますので,時間的に余裕があり,カリキュラムを作って,それに従ったレッスンができるからです。で,無線は初日から,ビデオは今日から使うことにし,今日はビデオ撮影初日でした。でも,せっかく撮ったビデオ...上映して見せてあげる場所がスクールにはありません。なので,今日はフラットメイト...“Rowena”の許可を取り,私の滞在先に来てもらって見てもらうことにしました。
ビデオの内容は,ほとんどが昨日レッスンで巡った箇所を再び訪れ,そこでのレッスンを思い出しながらの撮影...ということになりました。でも,お父さん,お母さん...三人のご家族の皆さんが一緒にお越しになり,“ベンジャミンン”の滑りを見ながら喜んでくれました。これまで“スキー”のビデオを撮って見たことが無いらしく,特に
Coronet Peak の最難関...“Exchange drop”を滑るシーンは,皆さんが感動してくれました。
明日...私の Day off
なのですが,“ベンジャミン”のリクエストプライベートを頂いています。一日ズーッと...これはさすがに疲れますので,半日だけにお願いしました。...というわけで,明日も
Coronet Peak に出掛けます。
これも,教師仲間“T.N”さんのお勧めをきっかけに続いているプライベートレッスンです。お世話いただき,本当に感謝しています。この気持ちを忘れずに最善を尽くしたいと思います。(^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 22 2007 Wednesday 晴れ (
Coronet Peak 71 )
今日も「晴れ」の Coronet Peak でした。
写真をクリックしていただければ解りますが,写真中央の白いモノは人工降雪機の「雪」です。気温が日中でも低いので,この様に撒ける時にはいつも撒いています。
おかげさまで,昨日一昨日の様なコンクリートピーク状態から改善され,少し斜面状況が良くなりました
!!!(^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日お伝えしたように,今日は水曜日...本来なら
Day off なのですが,“ベンジャミン”のリクエストで,半日だけですがレッスンをお受けしました。
“ベンジャミン”のレッスンは17日(金曜)から,日曜日だけ除いて毎日ですから五日目になります。最初から結構滑れましたが,ターン後半の圧の吸収がイマイチで,“Do
Ski”的になっていました。そのため,どのような斜面でも安定して滑る...というわけには行きませんでした。でもその後の,「圧の吸収」,「水面フラット意識」,「クロッシング」,「かかと支点のカービングターン」,「色々なオフピステ体験」...を通して“Let
Ski”の滑りができるようになりました。何よりも驚くのは,初日から一度も転倒が無いことです。オレンジイメージ,そして“水面フラット意識”の効果をつくづく感じています。
このように五日間のプライベートレッスンを通して,“Let
Ski”にかなり精通してもらえていますが,その“質(quality)”はまだまだです。いくら13歳で若さに満ち溢れているとはいえ,一朝一夕にその質まで向上するのは無理があります。「種を撒いても直ぐには収穫できない」のと同じです。...ということで,今日は「滑りの質の向上」...を目指し,コチラに来て初めて「ドリル練習」を取り入れながらレッスンを行ないました。(^ー^)
グループレッスンにしても,プライベートにしても,そのレッスン時間が短く,とても“ドリル練習”をしている余裕が無かったのです。もちろんドリル練習と言っても,それだけではなく,それを使いながら,色々な斜面でその効果を試してみることが大事です。...でないと,技術のための技術向上...になってしまい,役に立たない技術を学ぶ...といった非常に無駄な練習をすることになります。
今日は特に,「ターン後半の圧の吸収」による,自然な外向傾の形成...つまり,位置エネルギーによってもたらされた,「自然なエネルギーの蓄積」の質を高めることにしました。種目的には“小回り”の練習になるのですが,この方が「負荷トレーニング」としての効果は期待できます。“小回り”ができれば“中回り”,“大回り”はリズムをゆっくりしたり,テンポを遅くしたりすることで比較的楽にできるからです。10時半から12時半まで二時間...みっちり練習をすることができました。彼の好きな“Exchange drop”をこの技術で試したのは言うまでもありません。そして,コブ斜面の大回りにも挑戦しました
!!!。(^ ^)(^I^)
まだまだ荒削り的な面はありますが,次はニセコの深雪をぜひ一緒に体験しましょう
!!!...と約束してお別れしました !!!。
五日間...本当にありがとうございました
!!! (*^^)v
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 23 2007 Thursday 晴れ (
Queenstown 72 )
今日も「晴れ」の Queenstown でした。
今日は Day off
でオ・ヤ・ス・ミ…。一日のんびり過ごしました。...なので,「教師日記」も簡単に...。
今日の写真はそのリラックス振りを...。両足の間に
Remarkables が綺麗でした
!!!。ビール飲みながらflatのベランダでのんびり...でした
!!! (^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は木曜日...。 Day off
です。昨日も休日ではありましたがレッスンがあり,山に上りました。でも今日は朝からゆったりのんびりです...。(^
^)(^I^)
...というわけで「教師日記」も書かずに,のんびりを決めた【TOK】デシタ
!!!
ビールが美味しい !!! (^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 24 2007 Friday 快晴 (
Coronet Peak 73 )
今日は「快晴」の Coronet Peak でした。
気温も低目で,写真のように午前中はズーッと降雪機が作動していました。おかげさまで,ここ一週間では最もスキー場の条件が良いかも知れません。
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日はグループレッスン...“Kids
2a”の担当でした。何とかプルークボーゲンができるかどうか?...といったレベルですが,子供達の方がはるかに早くうまくなります。
午前中は総勢5名の子供達でした。5歳の子から12歳まで,幅はありますが,今日の子供達は素直に私の言うことに従ってくれました。今日の子供達のつぶやきの言葉は,♪♪♪Butter
the Bread with two knifes...Left butter knife...Butter the Bread with
two knifes...Right butter knife...♪♪♪でした。子供達もイメージ力の優れている子とそうでもない子...といろいろですが,それなりにイメージして滑って来ます。これはそれぞれに個性がある...ということでもありますから,それを同じ形に仕上げるようなことをしてはなりません。それぞれが,それぞれの体験を通して,自分にイチバンあった形を数回の滑りの中で見つけ出してくれます。午前のクラス,この練習で全員がマジックカーペットの裏側の斜面...“2bの上”のクラスが一応の目的としている斜面...ここを滑ることができました
!!!。(^ ^)(^I^)
午後のグループレッスンは“Hunter”という,5歳の男の子一人だけでした。生徒さんが一人だけだと信じられない飛躍が期待できます。その子の特質に合わせた特別メニューで教えることができるからです。この“Hunter”君...最初,安定性はありませんでしたが,簡単なターンはできました。そして,「土踏まずでバターを塗るように...」というアドバイスでスキーが安定し始め,どんどんプルークボーゲンが滑れるようになりました
!!!。もやはマジックカーペットエリアは彼の範疇ではありません。そこで,30分もしない内にダブルチェアリフトを使って“Big
Easy”を滑ることに...。そして,中級クラスの“M1”のコースにも一度挑戦することができました。結局このリフトを使って3時30分まで...彼がいい加減疲れ切るまで...滑り回ったのでありました
!!!。それにしても,Kidsの上達振りは早い
!!!。驚くほどです...(*_*)
昼は“リージン”と仰る,55歳の男性のプライベートレッスンでした。例によってご本人の感覚では「ダブルチェアリフトを使ってプルークボーゲンはできる」...ということでのレッスンでしたが,実際に滑っていただくと,残念ながらマダマダ...。スキーが安定していませんし,ターンもおぼつきません...。そこでオレンジを取り出し,まず土踏まずにオレンジを意識して滑る“オレンジ・ターン”から始めました。これはいつでも効きます。彼のスキーが安定し始め左右のターンも思い通りにできるようになりました。初めは「自分でスキー板をどうにかしよう
!!!」...という思いがありありだったのですが,数回の私の無線から聞こえる♪♪♪Feel
Orange...Receive Resistance...Hug Energy...Feel Orange...Receive
Resistance...Hug Energy...♪♪♪という私の“歌”?...に意識が集中することができるようになって,どんどん滑りが変わり始めました。そして“Sing
a Song”のリラックス効果も体験していただき,仕舞いには大きな声でご自分で歌うまでになりました
!!!。「来年もまた来ますから,その時もヨロシク...」というメッセージを頂き,お別れしました...。(^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 25 2007 Saturday 快晴 (
Coronet Peak 74 )
今日も「気温は低目」で「快晴」の Coronet Peak でした。
...ということで,新雪滑走は味わうことができませんが,人工降雪機が真夜中稼動しており,滑走コースは最高の状態で滑れます。もちろん,CPのゲレンデ...山の中腹から上はオフピステもバッチリです
!!!。(^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日も「快晴」の Coronet Peak
...その中,今日は午前9時から10時半まで,「スクールグループ」の担当でした。ニュージーランド南島の第二の都市「ダニーデン」にある“Otago
Girls' High school”の女子生徒,初心者9人でした。別に悪く言うわけではありませんが,経験上,人種の特性がハッキリ現れる...ということを実感したレッスンとなりました。...というのは,その9人の中に「東南アジア系の女性」一人が混じっていたのですが,彼女が雪の上に立った時その瞬間から,明らかにそのバランス感覚が違う...というのが解るのです。まだ実際に何も経験していないのに,明らかに雪の上に立つと,ツルツルして滑ることを“怖がって”居ます。レッスンでも,恐怖が先に出ると言うか,自分で独立して自分なりにやろう
!!!...するよりは,教師に依頼する気持ちの方が強いのです。その点,コチラの女性は違います。まず言われた様に自分でやってみて,それでうまくいかない時に聞いてくるのです。最初から「私には無理...助けて...」というアジア系の人の姿勢とはその根本が違っている...そう思いました。
でも,彼女の,「無理...私にはできない,できない...」という声を無視し,“You
can do it!!! You have a beautiful power!!! Confidence in your body!!!”という私の声に連られ,一時間半で何とかマジックカーペット横のゲレンデを,プルークファーレンで降りれる様になりました。目で見たことや,これまでの経験を無視して,「新しいことに挑戦...」という姿勢があると,全く違った体の動きになるのです
!!!。モチロン,他の8人の生徒さんはもうプルークボーゲンがバッチシ
!!!でした。
そして,10:30からのグループレッスンは子供達の“Starter
Pack”でした。5人の生徒さんですが,実はこの5人の中に...「東南アジア系の女性」二人が含まれていました。正直に言って,「アチャ...(=_=;) 他の3人が足を引っ張られて上達に差が出てしまうかな...?」という思いで一杯でした。ところが...違ったのです
!!!。彼女達に聞くと,9歳と11歳なのだそうですが,恐怖が先に出て身体がこわばる...と感じが全く無かったのです。そして,午前の1時間半の内にプルークボーゲンの基本ができるまでになってしまいました
!!!。
...ということは...,実は「東南アジア系」の人たちに特有だと言われている「運動神経の鈍さ」や「自分で積極的に経験してみよう」という姿勢は,純真な子供ごころが消え始め,大人になる頃から出始めるものではないか...つまり生活習慣,教育姿勢など,後天的な環境が作り出したものではないだろうか?...と,そんなことを思いました。
そして,午後のレッスンが始まり,尚一層その感を強くしました。実はその二人のアジア系の女の子は香港からの二人だったのですが,彼女達も“Butter
the Bread”で,コチラの子供達にひけをとらずどんどんうまくなって行きます。バターを塗る感覚とか,オレンジを踏む感覚に集中すれば,民族的な身体の違いは影響を受けないのです
!!!。(^ ^)(^I^)
ですが,どうも大人の思考スタイルが芽生え始めるとそうはいかないようです。「他人と同じでなくてはいけないのではないか?...だからあの人の真似をしよう,形や動きを同じにしよう...」という意識を強く持つようになってしまう様です。他人と違って居てイイのに,他人の人と同じで居たいという思いが,運動を真似してしまったり,形を同じにしようとする動きになって顕れてしまうのです。そして,そういう意識があると,そこで初めて,俗に言う「運動神経」とか「バランス感覚」...とかいうものが影響してきてしまいます。実際にはその事を経験していないにもかかわらず,体験する前から「アノ動きは私にはできる...」,あるいは「できない...」といった判断を下し,それが事前の恐怖心やマイナーな心を導き出してしまうのです。これまでのいろいろな学習で身に付いた「頭でっかちの先入観念」が体の素直な動きを阻害してしまうのです。この先入観念を捨て去るには,子供心になって素直に“フィーリングスキー”で“感じること”を学ぶことが大事です。
今日のレッスンを通して,そのことを痛切に感じた【TOK】でした。先天的なものではなく,後天的な,要らざる学習がもたらした悪癖...と言っても良いかもしれません。子供達にもの事を教える立場にいる方々に,このことを強く感じ取ってもらいたい...そんなことも思いました。
“スキー”を通して,「真の教育とはナニか?」...という様なことまで考えてしまった【TOK】デシタ
!!! ハッハハハ...(^ー^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 26 2007 Sunday 晴れ (
Coronet Peak 75 )
今日も「晴れ」の Coronet Peak でした。
少し気温が緩み,コンクリートピーク...という感じは薄れましたが,イイ条件で滑れます
!!!。
今日の写真は“Cesil Peak”の夕焼けです。夕方5:30...少し早い時間ですが,茶色の山肌にも影が射して綺麗でした
!!! (^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日も昨日に引き続き,午前9時から10時半まで,“Otago
Girls' High school”の「スクールグループ」の担当でした。
今日は昨日一日初心者体験をしたグループ...これを二班にわけ,その内の一班を担当させてもらいました。幸いと言うか,スーパーバイザーの指示で,私は初心者の中でも上のクラス12人の担当になりました。このクラスは比較的楽です。プルークボーゲンの初歩が完全にできるクラスだからです。下のクラス担当になり,昨日の「東南アジア系の女性」を含む人たちを受け持つことになった教師...“Johon”には申し訳無いことになってしまいましたが...。(=_=;)
...とまぁ,そういう訳で,今日は上の班の皆さんをダブルチェアリフトで上までお連れし,“オレンジ・ターン”のレッスンをすることにしました。高校生の皆さんですから,なぜオレンジを土踏まずにイメージすることが大事なのか?...なぜ“迎え角”(ここでは“Happy
Angle”)方向から雪の抵抗を受け続けることが必要なのか?...どうして“Gravity
Works”に身を任せると良いのか?...“Sing a Song”の効果は?...という様な基本的なことを話しました。約一時間半のレッスンの中で,このことを実践してもらいましたが,みなさんどんどんその滑りが変わって行きます。半分以上の皆さんがシュテムターンができるまでになりました
!!!。さて,“Otago
Girls' High school”の「スクールグループ」のレッスン...火曜日まで続きます。最終日にはどんな滑りが期待できるのでしょうか? 楽しみ楽しみ
!!!(^ ^)(^I^)
10:30からは日曜日の定例レッスン...“Wakatipu Ski Club”主催の「子供スキー教室」の担当...でした。(*^^) この子供たちのレッスン,もう気心が知れているのですが,知れているだけに「甘やかし」はイケマセン...。締めるところは締めないと怪我の元にもなります。...ですが【TOK】の会話力の無さでしょうか,私の言うことはほとんど聞き入れず,無視です...。(=_=;) でも,子供達の伸び伸び溌剌とした元気有る自由奔放な滑りを規制したくもありません...。この様な子供達のコントロールのひとつの方法として「ゲートトレーニング」があるのですが,今日の午前中はこれを行なうことにしました。初めはどこをどう通ったら良いのか解らなかった子供達も,次第にゲートの通り方に慣れて来ました。...という様なわけで,「無謀」と「経験」の境を今日も痛感したのでした...(=_=;)。
ところが今日の午後...この「子供スキー教室」のスーパイバイザーの発案で,簡単な「ポールレーシング」の記録会をすることになりました。今日午前中に練習したことが直ぐに生きることになりました
!!!。なんというグッドタイミングでしょうか
!!!(*_*)。案の定...私の班のみんなは素晴らしい滑りを披露してくれました
!!! 5週間前...スタート時には“レベル2”でやっとプルークボーゲンができるかどうか?...というクラスだったのですが,“レベル3”のクラスをはるかに凌ぐ滑りを披露してくれました
!!!。側で見ていた親御さんたちも大喜びの「ポールレーシング」記録会でした
!!!
良くよく見てみると,私以外のクラスは語学能力の有るインストラクターが担当しているせいもあり,「ここをこうしなさい
!!!」,「あそこはああいう様に...」といったレッスンが多いようです。トレーンでも皆,素直に従って付いて行っています。でも【TOK】はろくに喋れませんから,ともかく子供達の能力を伸ばすのに適している...という斜面を求め,そこに連れて行くだけ...。もう,子供達はあっちへ行くは,こっちへ行くはで,全く統制が取れていません...。てんでんばらばら...自由奔放に見えるレッスンです。(=_=;) でも,形ではなく,感性で伸びてくれることに期待するしかありません。そして結果として,このことが子供達の能力をどんどん引き出している...そう思います。(^
^)(^I^)
今日も...そういうわけで,怪我人を出してしまうのではないか...という思いに駆られ,冷や冷やの一日でした... (*^^)v
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 27 2007 Monday 晴れ (
Coronet Peak 76 )
今日も昨日に引き続き,午前9時から10時半まで,“Otago
Girls' High school”の「スクールグループ」の担当でした。昨日と同じ生徒さんたちです。(^ー^)
昨日は“オレンジ・ターン”でしたが,今日のテーマはそれに付け加え“Gravity”と,“ターン後半の圧の吸収”イメージでした。自分から圧を加えるイメージを払拭し,流れに逆らわない滑りを会得してもらうには,この“Gravity
Works”が効きます。そして,その後は雪から来る圧を吸収するイメージを持つことが大事になります。スキーを始めて今日で三日目の女子高生ですが,このイメージで結構斜度の有る斜面も滑れるようになりました。そこで今日はダブルチェアリフト脇の中級コース“M1
Lower”コースにも挑戦しました。そして,全員が下まで滑れるようになりました
!!!。明日は最終日...なので,ぜひ Coronet Peak
の頂上まで連れて行ってあげたい...そう思います。実現できるとイイのですが...。
その後,午前のグループレッスンは“2b”の担当でした。ところが今朝は生徒さんが一人だけ
!!!。プライベートレッスン並み...こういう事も珍しいのですが,その幸運を引き当てたのは“Martin”さんと仰る45歳くらいの男性でした。お一人でしかもレッスン時間は充分あります。...実はこのレッスン...後で気付いたことなのですが,生徒さんの数が3人未満の場合はレッスン時間が一時間なのです。でもそれに気付かず2時間近くのレッスンサービスをして差し上げた【TOK】でした...。ハッハハハ...(^ー^)
でも,この圧“Martin”さん,特別メニューでのレッスンで,本当にうまくなりました。15年位前に滑った経験が一度ある...というものの,レッスン終わりには,“
Coronet Express Chair
”のリフトを使って「M1」コースを滑ってしまったのでした
!!!(*_*) そのつぶやきの言葉は♪♪♪Feel Orange...Follow
Gravity...Receive Energy...Feel Orange...Follow Gravity...Receive Energy...♪♪♪でした
!!!。
午後のグループレッスンも“2b”の担当で,4人の生徒さんでした。今度はビッタシ1時間50分のレッスンです。(^ー^)
午後は“オレンジ・ターン”と♪♪♪Feel Orange...Receive
Resistance...Feel Orange...Receive Resistance...♪♪♪でした。Receive
Resistance で“迎え角”をイメージしてもらっての“オレンジ・ターン”です。今回は「オレンジのひねり」という言葉を使わず,“Gravity
Works”に任せるイメージだけでどれだけ生徒さんが上達するか...これを確かめたかったせいもありますが,これも結構効きました
!!!。外スキーで迎え角側から抵抗を受けるというイメージ...一旦これが解ると,どんどん斜面移動をしよう...という気持ちになるのです。つまり“Do
Ski”的要素が姿を消し,“Let
Ski”的になってくるのです。
このイメージで最後にはダブルチェアに乗り,無事“Big
Easy”コースを完走することができました
!!!。イェーーーイ !!! (^ ^)(^I^)
...というわけで,今日も...シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ August 28 2007 Tuesday 晴れ (
Coronet Peak 77 )
今日も9:00-10:30まで“Otago
Girls' High school”の「スクールグループ」の担当でした。今日が最終日です。多くの娘たちが,
Coronet Peak 頂上から滑りたい
!!!...という希望を持っています。他のクラス...私の担当しているクラスが下から二番目ですから,その彼女達にとってはどうしてもここを滑らないと,他のみんなに話ができない...という負い目を持っているようです。実はそんなことは無いのですが,ここを滑った,あそこを滑った...という話になった時に,少しでも多くの斜面を滑った経験があることが,彼女たちの気持ちを楽にするようです...。(=_=;)
そういう訳で,今朝はまず全員をダブルチェアリフトで上に連れて行き,そこから“warming
up”ターンをして,プルークボーゲンの基本を確認することから始めました。そして,その次は“M1
Lower”コースを滑り降り,いよいよ“ Coronet Express Chair
”への挑戦です
!!!。この日記をお読みの方の中には,「そんな...たかがチェアリフトに乗るだけでそんなにエキサイトするわけが無いじゃない...」と思われる方が居られるかもしれませんが,実は違うのです...。彼女達にとって初めて乗るチェアリフトは特別な意味を持っています。まさに“新しい世界へ通じる扉を開く”...それ程の感激があるのです。11名の皆さん...大喜びでこのコースを滑り降りました。四日前には“スキー”の「スの字」も経験したことの無かった彼女達が,あの“M1”コースを上から下まで滑り降りたのです
!!! (^ ^)(^I^) ブラボー !!! !!! !!! !!! !!!
さて,この感激に続くレッスンは,午前のグループレッスンで,“レベル4”担当になりました。ターン初期からパラレルもどきができるレベルのクラスです。そしてレッスンの目標は...「無駄の無い美しいパラレルターンができること。そして,ストックワークができ,ブルーコースを自信持って滑れるようになること...」です。
そこで,まずレッスンは“オレンジ・ターン”でスキッディングの基本がしっかりできるようになることから始めました。迎え角の意味を小回りターンと連動させて説明することで,みなさんはその角度の重要性を理解してくれました
!!!(^
^)(^I^)。こうなれば後は,いろいろな斜面でその効果を試しながら,大回り,中回り,小回り...と,「回転半径を“迎え角”意識で変えるイメージトレーニング」をすることだけです。みなさん,このトレーニングでバッチリ
!!!でした。
最後にはカービングの初歩...かかと支点イメージのターンまで練習することができました
!!! “レベル4”クラスになれば,地球の引力に引かれてターンする...というようなことも,また,自分から雪に働きかけ過ぎないようにする...というようなことも理解してもらえます。そして結果的に,“Do
Ski”ではなく“Let Ski”なのだ
!!!...というようなことさえも解ってもらえます。
今日は言葉の問題をクリアしながら,この様な説明がスラスラできた一日でもありました
!!! イェーーーイ !!!(^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 29 2007 Wednesday 曇り時々雨 (
Queenstown 78 )
今日は Day off
...。天候はイマイチでしたが,“Wakatipu”湖の南の端にある“Kingston”という街までドライブして来ました。
Queenstown
の街が面している湖...“Wakatipu湖”に同じように面しているのですが,取り立ててコレいった特徴の有る街ではありません。ですが,聞くところによると,
Queenstown
の“Queen”に対抗して“King”という名前を借り Kingston
という名前を付けたということです。(*^^)v
その昔,まだ自動車が使われ始める前,ニュージーランド南島の最も南の都市“Invercargill”からこの“Kingston”まで,物資や人を運ぶ交通手段として「鉄道」があったようです。そしてここから
Queenstown
までは船で...ということで,その乗り換え地点としてかなり栄えた時もあったようです。知らなかったのですが,今もその当時の線路や機関車,客車や貨車が残っていて,10月から4月まで毎日二往復の「蒸気機関車ツアー」が開催されるとのことでした。写真はその駅の模様です。
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駅舎の入り口 |
客車の車内
(真ん中にBARが...) |
Kingston駅 |
という訳で,今日は“スキー”に関係の無いお話でした...。
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☆ August 30 2007 Thursday 曇り時々雨 (
Queenstown 79 )
昨日,今日と曇り空...時々「小雨」も降っています...。
昨日は休日で,“Kingston”という街まで行って来ました。そして,夜は,昨日日本から
Queenstown
に着かれた,スキー仲間の“Ura”さんとご一緒に,夕食を過ごさせていただきました。...なので「教師日記」の昨日中のUploadはできませんでした...。(=_=;)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
-------------☆★☆-----------
今日も Day off
...。朝一番...かなり激しい雨のため,今日 Coronet Peak
でスキー滑走を予定していた“Ura”さん,そしてご一緒にお越しになっている彼のお友達も予定を変更して,みんなでワイナリーへ行くことにしました。“Ura”さんはかねてから,
Coronet Peak
で日本人のスキー教師“T.N”さんのレッスンを受けていますので,彼女も誘ってランチを兼ねながらのワイン体験でした。
最近ニュージーランドも急激にワイナリーが増え,ここ数年の内にワインの生産量が急増しているようです。私はあまりワイン党ではないのですが,“Ura”さんは10年来のワイン好きです。ワイナリーの全てが食事ができるとは限りませんが,今日“T.N”さんのお勧めで一緒に連れて行ってもらった所は食事も美味しいらしく,なかなか人気の店で,名前を“AMISDIELD”という“Winery
& Bistro”で,予約が無いと入れないくらい...だということでした。
写真は「テイスティング」をしている“Ura”さんです。私はその味の深さ,香りの芳醇さなどはあまりワカリマセン...でしたが,美味しく食事をいただきました。お料理やお酒が美味しく,楽しくいただける...ということは本当に素晴らしいことです。これも“スキー”を通して知り合うことができた皆さんのおかげ...そう思って感謝した【TOK】でした
!!!。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ August 31 2007 Friday 晴れ+強風 (
Coronet Peak 80 )
今日は「晴れ」のイイ天気でしたが「強風」でした。コチラに来て初めて,“Express Chair”が風で休止状態になり,“Double
Chair”も減速運転でした。
でも,朝早く, Coronet Peak
の頂上(1650m)からの展望は写真のように綺麗でした
!!! (^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は二日間の休暇空けの金曜日...エネルギー満載でのスキーレッスンです
!!!。
ところが...この【TOK】の意気込みを打ち消すように,天気はイイものの「強風」でした...(=_=;)。topページにも書いたように,コチラに来て初めて,“Express Chair”が風で休止状態になり,“Double
Chair”も減速運転するほどの強い風でした。
この強風の中,今日は“ch2b”...つまり,キッズのプルークボーゲンができる程度のクラス担当でした。午前は8歳から12歳までの男子4人が生徒さんでした。例のよってオレンジを取り出し,「このオレンジを足裏にイメージするんだよ...」という説明だけで,あとはいろんなコースを滑るだけです。昨日からスキーを始めた...という子も,滑る度にどんどんうまくなりました
!!!。本当に教師の役割は「子供にとって最高のシチュエーションを与えてあげるだけ...」ということを身にしみて感じます。そういう訳で,午前中...強風の中,リフトも減速運転の中を2回もダブルチェアを使い,“Big
Easy”コースを滑ったのでありました !!!。(^ ^)(^I^)
午後は4歳の女の子と5歳の男の子...子供二人のレッスンでした。幼い子供達ですから“Skiwiland”のゼッケンを付けています。そして,幼い子供達ですから東洋系のインストラクターが担当...ということが分かると一歩引いてしまいます。語学力が無く,意思が通じない...ということもありますが,今日の4歳の女の子...“Caroline”も初めから泣き出す始末...。【TOK】も,「英語でのコミュニケーションが通じないことがハンディになってしまうのかなかー...」と少し落ち込みながらのレッスン開始となりました。でも,そこはそこ...「絶対に俺のレッスンスタイルに引き込んでみせる
!!!」という強い意志が,もの事を良い方向に導き,解決してくれました
!!!。
先ず,彼等と約束しました。「レッスンの終わりにはダブルチェアに乗ろうね
!!!」...ということです。この言葉で彼等の興味を惹きつけ,あとはそれが実現するための方策を考えることです。まだまだ子供ですから,彼らにはオレンジも通じません。とにかく彼等の前を反対方向を向いて滑り降りながら,“Come
& follow me !!!...”の言葉を掛けるだけ...。でも,それだけで彼らは一生懸命付いて来ます。強風に押し流されながらも...。
...というわけで,午後のクラスもダブルチェアを使い,“Big
Easy”コースを2回も滑ったのでした
!!! 初めは泣き声で始まったレッスンでしたが,レッスンの最後には,「もう一回【TOK】とダブルチェアに乗りたい
!!!」と言い出す始末...。アア...良かった
!!! (^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたくさん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。
スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。
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