スキーQ&A '02-'03

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 『 小回りでのリバウンド 』 について

File No. : 03_01                ご質問者 : saitou  様                    Date : Feb/26/03

Question :

  どの斜度も(今のところ)怖くなく滑っているつもりです。私がよく行くスキー場がガリガリの斜面が多く、自分でターン弧があまり確認出来ずません。思い悩んだ末に思い切ってメールしております。
  緩斜面で小回りをして、途中で立ち止まり弧をみますと、弧が描けているようです。中急斜面でターンした時にLETスキーはしているつもりですが、ガリガリの為?なのか板がヒュンと帰ってきません。ただし、同じ斜面に圧雪した部分があると同じターンの中で板が面白い様に帰ってきます。
  ガリガリでも板はやはり帰ってこなければ、雪の抵抗を十分にもらっていなと言う事なのでしょうか。
  ポジションは、意識は土踏まずで、実際の重心は急斜面はカカトの手前、土踏まずの後ろのような?。やっていることは、自己主張・有難う・ジュース浴びのつもりですが・・・・

   Answer

  雪がアイスバーンなどのように非常に硬いときは,スキーのたわみが少ないので「板がヒュンと帰って来る…」という,いわゆる“リバウンド”感は少なくなります。雪の抵抗を,硬い雪なりに充分もらっていても反発感が少ないということです。圧雪斜面で返ってくる…という感覚があるわけですから,乗り方としては間違っているとは思いません。
  ただし,非常に硬い雪でも,軸を極端に傾け,角付けを強くして雪面を捕らえた時はそれなりにスキーがたわむので,返りの力は出て来ます。ただし,その返りの方向はスキー板に対して直角方向になりますので,スキーが横から横へ…という方向になり,身体の下ではありません。腰の下から横方向に思い切り蹴った時や,超ハイスピードで滑った時などに現われることがあります。
  ポジションは仰るとおりで結構だと思います。支点をかかと気味にすることがアイスバーンでは大事になります。

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