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みなさんお元気ですか?
このところスキー関係のHPの伝言板でも検定受験の話題が花盛りで、まさにスキーシーズンたけなわですね!
先日、私は友人が地元スキー場の1級を取得する現場に居合わせる機会を得ました。彼は実力は十分にあったのですが、仕事の事情で仲間より取得が遅れていたのでした。彼も私も1級取得には相当の時間を費やした事になるのですが、受験している最中は「合格の時はいつ来るのだろう・・永遠に来ないのではないか・・」と不安にかられてしまった事もしばしばありました。その彼も十分に実力を認められていながらも、合格直前まで「どうなるのだろう?」と不安を抱いていましたし、我々にも未来の結果はわかりませんでした。
しかし、チャレンジを続けていれば、いずれその時は静かに訪れます。”嫌がうえにも必ず来る”と言っても過言ではないでしょう!但し、それにはそれ相応の時間が必要です。私がデモになるには・・・あと何百年かかるかわかりません!まあ、そんな大それた願望を抱いてはいませんからTOK先生、安心してください・・・(笑)
先日、あるテレビ番組で義足の登山家によるエベレスト登頂の記録をやっていました。これは通常の感覚では考えられない大チャレンジだと思います。番組の中でこんな言葉が印象的でした。「登山とは待つ事である。天候の回復を待つ、体力の回復を待つ・・・」
私はその言葉を聞いた時に”チャンスを待つ”と言う言葉を思い浮かべました。特に相手が大自然である場合には”チャンスを待つ”その言葉の持つ意味が非常に大切になります。チャレンジし続けていればいずれその時は来る・・その事がわかっていても人に許されている時間(年齢、体力、資金・・etc)には限りがあります。それでも限られた時間の中で人は決行の時を迎えなければなりません。
そして、チャレンジが成功に終わるのかどうか・・・?結果は自分自身の内にある区切り目の中に存在しており、その時まで知る術はありません。
さて、検定受験の皆さんの中にも、自分が立てた期日までに合格出来そうになく不安な気持ちで過ごされている方もいらっしゃるでしょう。しかし、結果がどうであれ落ち込む事なんてありませんよ。合格の時はいつか必ず来るのですから(笑)問題は、自分が作り出した期日の範囲内で合格できるかどうかなのですから・・・。目的の期日と自分の中の区切り目とのズレに葛藤を感じるだけなのですよ。
自分自身を振り返って思う事は、その時には必ず合格してしまうという事です。全ての事象がピタリと決まってそうなってしまうのです。ですから、その時が来るまではひらすら精進を重ねるしかないでしょう。それは精神的に辛い時期かもしれません。しかし、何の為にスキーをやっているのか?目的を明確にしたならば、それも一つのステップとして受け入れる事ができるはずです。そして仮に期間内に目的が果たせなくても、それはあなたの大切な精神的財産となっているはずです。
プレッシャーをただ我慢して過ごすのか、明るく前向きに捉えるのか・・・
当然、明るく前向きに過ごした方がイイに決まってますよね(笑)
皆さん(私も含め)がんばって下さいね〜っ!
(2002/02/6UP)
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