大自然に生かされる…

(メルマガ No.0013 10-01-2001 より)

  
“ 大自然に生かされる… ”  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

  のっけからちょっと大げさなテーマで ス・ミ・マ・セ・ン …

  “スキー”をしていて「雪からエネルギーを感じ取る…」ということに興味が湧くようになったからでしょうか,自分の方向に向かってやってくる「自然界のエネルギー」みたいなものを感じることが多くなった…そんな気がします。

  「【TOK】の教師日記から」をお読みいただけば分かっていただけるかと思うのですが,先週の日記をまとめていて,いろいろと精神的なことを考える機会に恵まれた,イイ一週間だったなぁー!と思いました。(^I^)
  「エコ・ツーリズム」で始まり,「【Let】的生活」,「武道の心」,Dr.Nさんの「中道」,「エネルギーの矢」,「白馬の秋のジョギング」,「鈍行で観る」…まで,少し大げさですが,大自然に生かされている…そんなことを実感したのです。(^I^)

  今,自分が住んでいる場所,生きている空間,その中で私たちは息をして生きています。「息をしている…」その言葉でフト気付き,思ったことがあります。自然界には自分の息づかいに反応し応えていてくれるナニかがある,と…。草や木,そしていろいろな動物…。それらが何かハッキリしないけれど,あるモノを発してくれている…。「気」と言ったらいいのでしょうか,それともなにかの「エネルギー」…と言ったらいいのでしょうか?。いろいろなこだわりを捨て,素直な気持ちで自然に対する時,感じられる「不思議な力」…。そのエネルギーみたいなものを受けるだけでなく,知らず知らずのうちに,わたし自身もそれに対し呼応し,ナニかを発している…そんな気もしました。
  ナニか分かりませんが,それを強く感じた一週間でした。ある空間に時を同じくして存在する時,そこに存在する生き物同士が伝え合う何かの力…そんなモノが在る,確かに何か在るぞ!…そう思いました。不気味なフィーリングではなく,そのエネルギーを受けることが心地良く感じられ,感謝したい気持ちになって周りのそれらに囲のモノに対してありがとう!と言いたくなるような,そんなことを強く感じる「力」なのです。(^I^)
  
  スポーツには色々なスポーツがあります。勝敗を競うスポーツもあれば自分の極限に挑むスポーツも…。その一方,「自然条件をそのまま,あるがまま受け入れ,そういう状況を楽しむ」…そういうスポーツもあります。「感じるスポーツ」とでも言えるスポーツでしょうか…。サーフィンやスカイダイビング,そしてスキーもモチロンですが,これらはその舞台を「自然」に依存しています。そして,与えられた自然条件を生かし,自分の肉体が感じられる全てをそこから感じ取る…。
  このような「感じるスポーツ」を長くやっていると,いい自然条件の時だけでなく,悪い条件でも,それをそれとして受け止め,楽しむことができるようになります。例えばフカフカの粉雪だけでなく,クラストした雪でもコブでも,それをそれとして楽しめるのです。粉雪は確かに気持ちイイし楽チンです。しかしクラストした雪でも,その雪が持っている硬さと柔らかさのバランスが微妙で,これを足裏で探りながら滑るのもまた楽しいのです。感じ取ろう,という気持ちの持ち様でいろいろ楽しめるのです。自然条件をそのまま,あるがまま受け入れ,そういう状況を“スキー”で楽しむ…。

  “スキー”でのこの様な経験が私の感受性を豊かにしてくれたのでしょうか?。
自然界がいろいろ発しているメッセージが聞こえてくるような気がするのです。感じてみよう…この様な気持ちで自然の中に自分の身を置くと,その表情が違って見えてきます。
  そして,ありがとう!と何かに感謝したい気持ちになり,「大自然に生かされているなぁー…」そんな気持ちになるのです。  

  それにしても「自然界が発している“気”」みたいなもの…何なんでしょうね
ぇー?
 

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