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Ski Technique

bO005

by
“Prof.YM”

  テーマ
  ショートターン バリエーショントレーニング 」
Part 1

2001/11/12  


05-13  KEI   12月10
05-12  NOVO   12月10日
05-11  Prof.YM 12月10日
05-10  のぼ    12月8日
05-09  KEI    12月6日

05-08 Prof.YM 12月6日
05-07 ”Prof.YM"11/29
05-06 雪サブ   11/23

05-05 NOVO   11/23
05-04 Prof.YM  11/22
05-03 しろくま   11/22
05-02 Prof.YM  11/18
05-01 
TOSHI3  11/16
05-00 ”Prof.YM” 
  (テーマ提起) 11月12日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


テーマ趣旨と皆さんからのご意見

               黒の文 ⇒ ”Prof.YM” さんのご意見
               
青色の文 ⇒ 皆さんからのご意見
               
紫色の文 ⇒ 皆さんからのご意見(参照) 


テーマ 「 ショートターン バリエーショントレーニング
Part 1

  今回は、前回に引き続き、ショートターンについて考えてみました。といっても、カービング要素のショートターンだけではなく、すべてのショートターンのトレーニング方法、いろいろなバリエーショントレーニングについて考えてみました。いくつか書いてみますので、もし、アッこれはいいかも?というのがありましたら、ぜひ、雪上で試してみてください。

1 ショートターンがうまくできない方、今シーズンはじめてショートターンにトライされる方

  まずは、横滑りを練習してみましょう。整地された中斜面(緩斜面では落下力が少なく、かえってやりにくいので)で、最初は、斜め方向からはじめていき、だんだん真下(フォールライン)方向に横滑りをしてみましょう。(苦手なターン方向はズレにくいと思いますが、できるだけ両方向の横滑りとも同じようにズレるように)このとき、足首、ひざ、股関節は曲げられたやや低いポジションで、しっかり足裏で抵抗を感じてください。何回か練習して、フォールライン方向に横滑りができるようになったら、横滑りしている状態から谷側のストックをついて、上体の向いている方向に曲げられている足首、ひざ、股関節を伸ばしながら、体を落としていってみてください。スキーがゆっくり方向を変えて落ちていくと思います(スキーのテール部分が振り出される)。
  スキートップの方向が、フォールラインを過ぎたら、すぐに反対の横滑りに入ってください(足首、ひざ、股関節を曲げながら)。このときに注意して欲しいのは、横滑りの時は、抵抗を受け止めるため当然重心の位置はうしろに下がりますが、その重心の位置を、伸ばしていく時に、しっかり前に持っていく(斜面に対して垂直に立つイメージ)ことが重要だと思います。もうひとつ重要なのは、一気にスキーの方向を変えようとするのではなく、たくさん落下しながら(移動距離を稼ぎながら)方向を変えると良いと思います。(短い距離でスキーの方向を変えるより、長い距離でスキーの方向を変えるほうが楽ですよね。) はじめは、左右1回ずつ練習していき、うまくいくようになったら、左右を連続して練習していきましょう。そして、横滑りの時間を短くしていき、曲げ伸ばしが連続したリズムになるくらいのテンポまで早くしていきましょう。
  そこまでできたら、今度は、横滑りの方向を真下方向ではなく、斜め下方向にして、ズレ幅を少なくして、少しずつターンに近づくように変えてみてください。また、斜度をいろいろ変えたり、リフト1本分をゆっくりのリズムからだんだん早くするなど、いろいろ試してみましょう。練習していると、苦手なターン方向がわかると思いますが、あまり気にしないで、左右が同じリズムになるように練習してみてください。

  このトレーニングでは、スキーをコントロールすることに重点を置いています。ショートターンをすると暴走してしまう方や、急斜面での小回りは苦手、コブ斜面は連続して降りられない、などといった方にも良いトレーニングになると思います。ショートターンではやはり外向(ターン後半では)がしっかりとれて、スキーをコントロールすることが大切だと思います。ぜひこのトレーニングで、足裏感覚を磨いて足裏でスキーのずれ幅を調整する感覚をつかんでみてください。
  この練習とともに、緩斜面では、プルークスタンスの小回りもできるだけ体の曲げ伸ばしを大きく使って練習してみてください。練習しているうちに、内スキーがかえって平行に近づいてもかまいません。ただし、自分から内スキーをリフトして無理に平行にしたりはしないでください。しっかり外スキーをたわませる意識を持つと良いと思います。



2 ショートターンは一応できるが、きれいなターン弧にならない、自分の1つのリズムしかできない、だんだん体が遅れてしまう・・・などなど

  整地された中斜面ではショートターンができるのですが・・・このような方も多いと思います。ここでは、きれいな丸いターン弧を連続していくことを目標にしてみましょう。きれいなターン弧となると、やはり外力に対応した力配分が重要になるかと思います。ショートターンをおぼえ始めたころは、どうしても、伸ばし切り替え(立ち上がり抜重)、そして一気に荷重、というパターンになりやすいと思います。この荷重を、少しづつ、ターン前半(谷回り)からしていくようにしてみましょう。トレーニングとしては、まず、ストックを短くもって、低い姿勢でショートターンしてみましょう。(斜面は緩〜中斜面)低い姿勢に強制することで、切り替え時の抜重要素を少なくし、エッジングに入るタイミングがはやくなってくると思います。荷重している時間も長くなると思います。ストックの握りは、はじめはグリップのすぐ下、その後は、できるところまで短く握って、どんどん練習してみてください。滑りながら握っている位置をだんだん低くしてまた高い位置に戻したりと楽しみながらやってみるのも面白いと思います。

  上に書いたような低い姿勢の練習とは別に、今度は、曲げ伸ばしの動きを使ってみましょう。まずは大回りで、伸ばし切り替え、曲げ舵取りの基本的な流れを確認したあと中回りをしてみましょう(斜面は緩〜中斜面)。中回りになると大回りよりは当然リズムがはやくなってくるので、切り替えたあと、荷重するタイミングが遅くならないように意識してください。繰り返し何回か練習して、リズムがつかめるようになったら、荷重を徐々に強くして徐々に弱くする(ターンマキシマムの荷重が5としたら、いち・にい・さん・しい・ごお・よん・さん・にい・いち というような流れ)ような意識をもって、さらに練習してみてください。このときに、余裕があれば、足裏の感覚も、ターン前半は親指母子球よりから、後半は踵よりというような意識も持てると良いと思います。このような意識で、すこしづつターン弧を小さくし、ショートターンに近づけてみてください。

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  長くなりましたので、続きは次回Part2にしたいと思います。しばらくお待ちください。
  ここ数年、ゲレンデでもショートターンをされる方が少ないように感じますし、検定をしていても、大回りは上手いのですが、小回りができないという方が多いように感じます。やはりカービングスキー出現とゲレンデ状況(整備の行き届いた斜面と、すいている状況)によって、ショートターンで滑る機会が減っているのでしょうか・・・


                                         2001/11/12

みなさんのご意見は OLSS掲示板 にお願いします。



0005-01 ■ずらし         投稿者:TOSHI3 11月16日(金)14時34分

  Prof.YM 先生、こんにちは。

  先生の「スキー技術」を読んで、この数日今シーズンのクラブ研修のカリキュラムを考えていました。(一応へたっぴ準指(^^ゞ) 基礎をしっかりつくるにはスキッドを避けて通るわけにはいきません。単にずらされているだけの初中級者に、自分から「いろんなずらし」を自在に使えるようなメニューを考え中です。

  先生の意見を参考に、ずらしていく方向(抵抗のくる方向)を感じてもらうこと。それによってその方向へ身体を向けてやること。ずらす巾を決めてやる(1mとか50cmとか)。そういった数値を設定することで足裏へ意識を集中させる。板のトップ方向をずらす、テール方向をずらす、、等々いろんな「ずらしメニュー」を考えてます。

  全般的に今レッスンの進め方として考えているのは、巾なり量なりを決めてやると生徒さんはすごくやりやすいのでは?ということです。例えば、先ほどのずらしの巾とか、角付けを○度倒してみようとか、膝の後が90度になるまで低い姿勢とか・・・

  先生方と比べると指導歴がないに等しいので、いろんなことをやってみて自分も成長していけたらなぁと思っています。(案外教えながら、あ、そうだった、と思うことがあるんですよね(^^ゞ)


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0005-02 
■Re:ずらし          投稿者:Prof.YM 11月18日(日)02時03分

→TOSHI3さん、いつもありがとうございます。
>自分から「いろんなずらし」…

  私もとても大切だと思います。いろんなずらしができれば本当にスキーの対応幅が広がると思いますし、私的には、スキーが楽になると思います。

>ずらす巾を決めてやる(1mとか50cmとか)。そういった数値を設定することで足裏へ意識を集中させる。

  ずらす幅を決めて、いろいろ練習してみるのはとてもいい練習だと思います。研修でやるとすれば、受講生をあきさせないようにするのも大切かと思います。

>全般的に今レッスンの進め方として考えているのは、巾なり量なりを決めてやると生徒さんはすごくやりやすいのでは?ということです。例えば、先ほどのずらしの巾とか、角付けを○度倒してみようとか、膝の後が90度になるまで低い姿勢とか・・・

  すごく面白いと思います。一つのパターンより、いろいろやったほうが絶対にいい結果が得られると思います。

>いろんなことをやってみて自分も成長していけたらなぁと思っています。(案外教えながら、あ、そうだった、と思うことがあるんですよね(^^ゞ)

  ありますあります。TOK先生も日記で書かれていますが、レッスンは本当に自分の勉強になります。
生徒さんもそれぞれ違うわけですし・・・自分が考えた指導法で、生徒さんがすごく上達した時などは、
本当にうれしいですね。


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0005-03 
■ショートターン              投稿者:しろくま 11月22日(木)11時34分

  Prof.YM先生のショートターン バリエーショントレーニングについてですが、以前ウェーデルンという言葉が輝きを放っていた頃、横滑りとかプロペラターンとかよく練習したのを思い出しました。

  最近カービングブームとコースが空いているせいで本当に小回り系で滑ることが減ったなあと感じます。ただ最近の板でも小回り系のベーシックは、変わらないですよね。横滑りってバランスとポジションのトレーニングに最適だなあと改めて感じました。

  以前は、ゲレンデが盛況だったのでショートターンができないと危険!なんて時代もありましたね。あの頃、たくさんいたスキーヤーは何処に行ってしまったのでしょうか?


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005-04 
■ホントですね!    投稿者:Prof.YM 11月22日(木)19時05分

  しろくまさん ありがとうございます。
>以前は、ゲレンデが盛況だったのでショートターンができないと危険!なんて時代もありましたね。あの頃、たくさんいたスキーヤーは何処に行ってしまったのでしょうか?

  ほんとにどこえ行ってしまったのでしょう??間違いなく、人をよけるために小回りさせられていましたよね。なつかしいな〜
  でも今年は、テロの影響もあって、スキー旅行の予約が好調だそうです。また多くの皆さんがスキー場にもどってくれるといいのですが・・・

横滑りってバランスとポジションのトレーニングに最適だなあと

  どんどん練習して欲しいですね。バランス・ポジション・足裏感覚 すべてに良い練習になると思います。

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0005-05 
■圧変化   投稿者:NOVO 11月23日(金)14時25分

  急斜面の小回りは難しいですね。うまい方の滑りを見ると、どうしてあんなにうまく滑れんの!といつも感心してしまいます。
  前から圧が来るのだから滑り安いと聞くこともありますが、私の場合は斜面の傾斜に比例して増える進行方向への体重の分力(推進力)に釣り合う雪面からの抵抗(コンタクト)を取れずに暴走ということがまだまだあります。
  前々回の「中間姿勢」でも書き込んだのですが、Prof. YMさんが本題についても「荷重を徐々に強くして徐々に弱くする」と言われているように、ターン中の圧の変化を考えることは小回りの場合その変化が短時間で繰り返されることから大切ではないかと思い、自分の力も顧みず間違いもあるかもしれませんが、机上でシンプルに全くの私見を考えてみました。

  ・板に加えられるのは、体重(mg)と遠心力との合力とする。
  ・切り替え時の遠心力は0として、その前後で連続して遠心力が減り又増える。
  ・体重(mg)は一定とする。

  以上の条件で、一定の傾斜を考慮して体重(mg)と遠心力のベクトルを考えるとワンターンにおける圧の変化の起伏が(。印)現れました。

                        。(最大圧)       
 縦軸=雪面との圧            。    。      
   (圧高)        (最も外、最大傾斜)   。       
                              。  
          (切り替え)   。                
       体重(mg)。―――――――――横軸=時間――― 。
              。   。          (切り替え)
   (圧低)         。(最小圧)              
             ―――谷周り――― ―――山周り―――

  最大圧の位置は予想していたのですが切り替え後、斜面上部への遠心力により圧が体重(mg)よりも下がると言うのは以外でした。もちろん角付けにより板はたわんで行くと思いますが。このカーブはスキーヤーが何も雪面に対応しない状態ですが、切り替え前に圧が大きくなることから山周りが主となる段階ではスムーズな切り替えの困難さが予想でき、アクションとそれに伴うリアクションを利用したストレッチングやジャンプなどDoスキーをする理由も理解できる気がします。
  一昨年【TOK】さんと初めてお会いした時「急斜面ほど谷周りが重要なんだ」と言われていたと思います。切り替え前後の雪面とのコンタクトを中心にLetスキーを勉強中です。

  文字を使用しグラフを書いてみましたがうまく行きませでした。7番目(最大圧)と10番目はもう少し右にずれ、最後の11番目(切り替え)は左に来て連続性のあるカーブをイメージ下さい。       


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0005-06 
■む・難しい。  投稿者:雪サブ 11月23日(金)22時51分

  NOVOさんこんにちわ。うーん、メチャクチャ難しいです。勉強します・・・。(笑)

>急斜面の小回りは難しいですね。うまい方の滑りを見ると、どうしてあんなにうまく滑れんの!

  確かにそのとおりですね!自分も最近やっと急斜面での小回りで落差を意識できるようになってきました。参考になるか分からないけど、自分なりの感覚では・・・

  @ある程度の迎え角を保つ意識を持つ
  Aズレ幅を上手く使って板をタワまし続ける(角を立てすぎない)
  Bスキーを体の下でコントロールできるポジションを保つ
  C落下を止める運動をしない(ズレに乗って一定に落ちていく感覚)
  Dターン後半は圧を引きながら落差を使って板をしっかり回しこむ
  E切換えでは足裏に圧を留める意識を持つ(開放しない)
  F骨盤・上体はしっかりフォールラインを意識

  こういった感覚(意識)が有効だと思います。個人的には角を立てていく意識が強いと急斜面では苦しいと思います。(技術がないだけかな?) TOKレッスン受けたときに感じたことです。これにプラスしてLET意識・・・つまり雪面抵抗により板を動かしてもらうイメージができればよいと思いました。




0005-07 
■大変返事が遅くなりました!    投稿者:Prof.YM 11月29日(木)00時44分

→NOVO様 いつもありがとうございます。初すべりには行かれましたか?
  私は物理には大変弱く、明快な回答はできないかと思いますが、TOK先生がフォローしてくれると思いますので、私なりに少し書いてみたいと思います。

>切り替え後、斜面上部への遠心力により圧が体重(mg)よりも下がると言うのは以外でした。0005-07

  力学的にはこうなるのでしょうか?滑りながら体重(私はかなり重たい方ですが・・・)をあまり感じたことがないので、なにか不思議な感じで、面白いです。体重の感覚を抜きに考えれば、私的には、切り替え時の圧感がいちばん弱く、フォールライン付近の圧感をいちばん強くして、山周りは弱める(弱まる)感覚です。

>切り替え前に圧が大きくなることから山周りが主となる段階ではスムーズな切り替えの困難さが予想でき、アクションとそれに伴うリアクションを利用したストレッチングやジャンプなどDoスキーをする理由も理解できる気がします。0005-07

  これはなんとなくわかります。力学的にはこうなるのか私には正直よくわかりませんが私的には、これではタイミングが遅いと思います。これではNOVOさんが書かれたとうり、非常に切り替えが苦しいと思います。極端に言えば、ショートターンに関して私は、ターン後半は何もしない(圧をかける感覚ゼロ)くらいの感覚です。谷回りさえしっかりできれば、スキーが勝手に戻ってくる感覚です。その戻ってくる(押し上げられる)圧をいかに次の谷回りにつなげていくかが重要かと思います。

→雪サブ様 いつもありがとうございます。
  最近は忙しく、雪サブさんのページもゆっくり見ることができませんが今後ともよろしくお願いいたします。

>C落下を止める運動をしない 0005-08
  絶対重要ですよね。はじめのうちは、急斜面でコントロールできることが重要ですが、コントロールできるようになってからは、いかに落下力を生かすかが重要だと思います。特にプライズテストや技術選などを目指される方は、落下力に負けないように体を落としていく感覚も大事だと思います。

>Dターン後半は圧を引きながら落差を使って板をしっかり回しこむ
>E切換えでは足裏に圧を留める意識を持つ(開放しない)
>F骨盤・上体はしっかりフォールラインを意識  0005-08

  まったくの同感です。さすがです!!

        イヤー滑りたくなってきました!あの落下力を1年ぶりに感じたい・・・

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05-08 ■SLスキー    投稿者:Prof.YM 12月6日(木)23時28分

  皆様こんにちは!初すべりにはいかれましたか?

  私、先週の土日行ってきました。人工雪の3〜400m位の短い距離でしたが、やはり雪の上は楽しいですね。はやく長い距離が滑りたいですね。(贅沢ですね)

  160cmR=12 のスキーで滑ってきましたが、中斜面程度の、短い距離でしたので、まったく短さ・不安定さは感じませんでした。昨シーズンの4月にテストした時には、不安定さを感じたのですが、シーズンはじめに、いきなり履いたので、長いスキーの感覚が残っていなくて、違和感がなかったかもしれません。

  さて、SLスキーですが、TOK先生の教師日記にもありましたが、開幕戦の優勝が164cm 第2戦が156cmです。しかも開幕戦の優勝は64番スタートからです。いったいどうなってしまうのでしょうか???
もう今までの常識?はまったく通用しないですね。今シーズンもスラローム 目が離せません!!

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■05-09  小回りが上手くなりたい    投稿者:KEI 12月6日(木)23時36分

  Prof.YMさん、こんにちは。「Ski Technique」のコーナーで、ショートターンについて書かれているので、便乗して・・・アドバイスをいただければと思います。

  私は、ノーマルスキー時代“小回り”は大好きだったんですが、カービングスキーになってからは小回りをあまりやらなくなった事もあってか・・どうかは・・??ですが、今は苦手意識があります。「小回りで丸い弧が描けない、スピードコントロールが出来ない。」事が、私の今の悩みです。
  斜面の下へ下へと落ちる事ばかりに意識が行っているのか・・暴走気味になってしまいます。TOKさんに教えていただいた「キャロットターン」的に、板のトップがターン内側の手の所まで回り込んで来る事を意識すると、スピードコントロールは出来るのですが、やり方が下手なため「DO」的に、いつまでも板を押し続けています。ですから・・疲れますし、滑りの流れも止めている様に思います。また、板を押す意識を避けて、前に運ぶ意識で股関節を捻ると、股関節が硬いのか?、上体がローション気味になって、ターン弧も大きくなってしまって・・・どうも上手く出来ません。
  逆に楽に滑ろうとすると、ターン弧が浅くなって、滑り始めと、中盤以降では明らかにスピードに差があります・・。検定では普通、暴走と見なされますよね。

  実際の滑りを見て貰ってないので、何処をどう矯正したらいいかは分かりづらいと思いますが、過去のレッスンや検定を通してProf.YMさんが感じる、小回りで“暴走”するスキーヤーに共通する、一般的な原因の多くは何だと思われますでしょうか?
  上手く“弧”が描けるように、矯正する為の・・何か良い練習方法や、感覚があれば(たぶん・・“バリエーショントレーニング”の中に、そのヒントがあると思うのですが・・)教えていただけませんでしょうか。ちなみに私のスキー技術は・・ナンチャッテ1級です。(^^;;;  勝手なお願いで申し訳ありません。m(_ _)m

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05-10  ■圧変化    投稿者:のぼ 12月8日(土)11時41分

  NOVO様
  ひらがなの”のぼ”です(笑)
  私はスキーはうまい方ではありませんが感じた事を書きます。
  スキーにかかる圧変化の結果は、雪面の掘れ具合(えぐれ具合)になって現れると思いました。掘れ具合=雪煙の立ち具合とも取れるかもしれません。やっぱり上手な人はターンのマキシマムで雪煙が上がってますよね〜早くああなりたい・・・


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05-11  ■小回り  投稿者:Prof.YM 12月10日(月)00時33分

  皆様こんにちは!
  土日とまた滑ってまいりました。レッスンもしてまいりました。さすがに今シーズンはじめてのレッスンは、いつもより緊張いたしましたが、楽しくできたと自分なりには思っています。

  KEI様、こんにちは。

>TOKさんに教えていただいた「キャロットターン」的に、板のトップがターン内側の手の所まで回り込んで来る事を意識すると、スピードコントロールは出来るのですが、やり方が下手なため「DO」的に、いつまでも板を押し続けています。ですから・・疲れますし、滑りの流れも止めている様に思います。
  もう少し、ターン仕上げを早くするイメージにしてみてはいかがでしょうか?ターン後半でスキーの回しこみを調整するより、谷回りで調整するくらいでも良いと思います。ターン後半は ゆるめる ような感覚で。

>逆に楽に滑ろうとすると、ターン弧が浅くなって、滑り始めと、中盤以降では明らかにスピードに差があります・・。
  スタートから中盤以降では、当然落下力(落下スピード)が違うと思いますので、やはりそれに対応した力の使い方にしないと、スピードが変わってしまうと思います。最初から最後まで同じような感覚ではやはり対応できないと思います。

>検定では普通、暴走と見なされますよね。
  検定講習で私がよく言うのは、小回りは、最初の3ターン位は、ゆっくり斜面の状況をさぐっていき、その後は自分のいちばん得意なリズムにのせ、最後のゴール付近3ターン位は、余裕を持って止まれるくらいにすることです。こうすれば検定員にも、余裕を持って操作してるように見えると思います。

>小回りで“暴走”するスキーヤーに共通する、一般的な原因の多くは何だと思われますでしょうか?
  私的には、今思いつくところは、前後の動きがつかえない方が多いかと思います。前のターン後半で抵抗を受け後ろに下がった重心を、次のターン前半にあわせて、しっかり前に持っていけない方に多いかと思います。足首が緩んでしまい、大腿がねた状態(骨盤がねた状態)になってしまうと、コントロールは難しいと思います。
  あと、スキーを回そう回そうとあわててしまって、十分な移動スペースを取らないで、スキーの方向を変えようとしまう方も暴走してしまうと思います。移動距離が多いほうがスキーの方向を変えるのは楽ですし、スキーの移動にしっかり重心(カラダ)がついていくことが大事かと思います。

  まとまりのない返事になってしまいましたが、いかがですか?1級をすでにお持ちだということですので、
いろいろな小回りをしてみるのはいかがでしょうか?(あまり悩まず楽しく)たとえば、ブーツのバックルを全部はずして小回りしてみるとか、さまざまなRのスキーでいろいろな斜度をいろいろな深さで滑ってみるとか・・・

のぼ様 こんにちは!
  いつもありがとうございます!掘れ具合 なるほど なるほど私もステンマルクのようなシュプールを目指しています!?

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05-12  ■コンタクト   投稿者:NOVO 12月10日(月)12時56分

  “のぼ”さんこんにちは、そうですね飛ばされた雪には色々な情報が含まれている気がします。時々自分の滑った跡を振返ると、かわいい子と視線が合い「ラッキー」なんて…違いますよねスミマセン^^;

  車を運転しながらコンタクトについて考えてみました。
  皆さんは車でカーブを曲がる時アクセルはどうされていますか、私は直線でブレーキングしてカーブでは路面とのコンタクトを探るようにしてアクセルをジワッ〜と開けます。エンジンの駆動力をタイヤに掛け、路面にへばりついてコンタクトをとっているような感じです。雪サブさんが言っておられる
>6.切換えでは足裏に圧を留める意識を持つ…と共通するんじゃないのかなと思いました。

  Prof.YMさん私はまだ初すべりには行けません、今年もスクールにはお世話になる(スクールのお方ですよね?)つもりでいますので、よろしくお願い致します。 


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05-13  ■ありがとうございます   投稿者:KEI 12月10日(月)16時10分
  Prof.YMさん、ありがとうございます。
  「
ターン仕上げを早くするイメージ・・・・・」・・自分の技術ではすぐに出来るというテクニックではない様に思いますが、意識を持つ事が大切だと思いますから、まずはこのイメージを持って滑ってみます。出来る出来ないは別としても、ビデオで見たデモの滑りのイメージが今、頭の中を駈けめぐっています。(^^;;;ゞ
  「前後の動き」と「足首」は意識しているつもりですが、滑走中ついつい忘れてしまっている事がありますから・・
  小回りに限らず、今シーズンは“要注意”事項でやってみます。

>あまり悩まず楽しく
  はい!ご心配なく。悩み・・なんて書きましたが、そんなに深刻に考えている分けではありませんから。(^_^)  もう少し・・うまく出来るようになれたらいいのになぁ〜と、(変な言い方ですが)明るく悩んでいます。
  滑りたくて“ウズウズ”している今日この頃です。来週あたり、初滑り(人工雪)に行きたいなと考えてますので、まずは『イメージ』と『意識』を大切にもって、楽しく明るく・・悩んでこようかな?と思っています。ほんとうにありがとうございました。

PS:の○さん・・一緒に滑る時は、フ○ル○ルと○ッド貸してね!!!!(私信失礼しました。)

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