“Online
Lesson... '10-No.2 番外編 |
“Shino”さんからの御礼
e-mail |
御礼
e-mail に対する“TOK”の感想 |
今年もこの貴重な経験をさせていただくことができた事に感謝しています。この機会を下さった“TOK”先生をはじめ、コメントを下さった皆さんにお礼を申し上げます。今回もわずか38秒という短い映像に…いろいろなコメントを頂戴し、驚いています。
最初のconcaveの斜面・・・これは私にも『覚え』があります。この時は完全に今年のCanada最終日のハーフパイプでの楽しかった滑りが頭にありました。その時と同じ滑走感覚….あんなに楽しく滑れたではないか!!! とCanadaの再現を企んでの滑りでした。先生の編集により転倒シーンはありませんでしたが、特に左ターンで見事に・・・そしてオモシロイくらいパタンパタンと転んでいました。
しばらくして、お昼頃…そしてレッスンも終了近くなる頃が….以降のafterのシーンです。takaさんに「どのような気持ちで滑っているのか」と訊かれていますが、とにかく、嬉しかったのだと思います。
あの日は朝から天候にも恵まれました。憧れのニュージーランドでの素晴らしい景色・朝焼けを観ることができました。「この景色を観られただけで・・・ここまで来た甲斐があった!!」と真剣に想いました。生まれて初めての南半球での本格的なスキーです。スキー場は見渡す限り真っ白で、『どこでも好きなところを好きなように滑ってイイよ!!!』と言ってくれているようです。おまけに“TOK”先生のレッスン・・・しかも1日独り占めできるのですから…。楽しくない訳がありません!!!嬉しくて仕方なかったのです。 その場に居られたことが….あの日、Coronet
Peak でスキーができることが….純粋にそのことが嬉しくて、ありがたかったのです。何度、あの時の感覚・気持ちを思い出そうとしても….それしか浮かんできません。
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“Shino”さん,御礼
e-mail ありがとうございます !!!
「貴重な経験」...本当にそう言っていただけると“TOK”も嬉しいです。良かったですネ
!!!
「38秒という短い映像」...そう,短いけれど,いろんな情報が含まれているのですネ??。(^ー^)
「Canadaの再現を企んでの滑り」...あのカナダでの“concave”斜面での滑りが,本当に気持ち良かったので,それを追い求めてしまったんでしょうネ??。こういった,「過去にうまくできた
!!!」...という思いがあると,どうしても「期待する滑り」をしがちになりますから,それが味わえなくて気持ちが落ちこむことになってしまうのです。気を付けたいものです。
After...この映像をひと口で言ってしまうと,「斜面を流れるように滑っている」ということだと思います。この時“Shino”さんの気持ちは,「嬉しくて仕方なかった。嬉しくて、ありがたかった...」ということですが,これを言葉を替えて言えば,「自分が居るそのシチュエーションに“感謝”して滑っていた」...ということになると思います。
私は,この気持ちこそが本当に大切だと思っています。“感謝”ということを思っている時,「この場所に居ることがありがたいことなんだ
!!!」...と思っている時,私達の“心”は静かで,そして穏やかです。そういう状況の下で身体がリラックスしない訳がありません。身体がリラックスすれば,潜在的力が開花し,自分では想像もつかない身体の運動が顕れるのです。
感謝する気持ち⇒心穏やかな状況⇒身体のリラックス⇒潜在的力の開花...という,素晴らしい“cause”をもたらしてくれるのです。
!(^^)!(*^^)v
|
KEIさんの質問に「右タ−ンの方が苦手では??」とありますが、以前は確かに左ターンの方が右足に力が入りやすいと思っていましたが、最近は左ターンの方が何かをやろうとしてしまって…結果としてうまくいきません。という感覚です。実際に転倒するのも左ターンの方が断然多いです。なので…苦手はどちら??ということになると「左ターン」ということになるでしょうか。“TOK”先生が左右のターンは違って当たり前!!と言って下さってから…気が楽になりましたが・・・。
afterでは「細胞君、細胞君…ありがとう♪」そして「(ターンの)始まり〜♪、終わり〜♪」という歌を詠うことに夢中になっていたと思います。耳元から聴こえる“TOK”先生の声(歌)に陶酔するように…滑っていたような気もします。takeさんが言われる一種の「瞑想状態」なのかも知れません。今シーズン…初めて谷まわりで“気持ちイイ”という感覚を味わいました。レッスン途中“TOK”先生から「shinomiは、うまくならなくていいから…」と言われたのも肩の力が抜けた要因でしょうか…。
とにかく、難しい(技術の)ことは全くわかりません。少なくともそんな難しいことを考えながらは滑っていません。複数の方から「気持ち良さそう」「至福の時」などと表現していただいていますが、まさに“どう滑る”とかはどこかに霞んでしまい、素敵な時間と空間を過ごさせてもらいました。気持ち良かったし、幸せいっぱいだったし、ワクワク楽しくて仕方なかったのです。
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右ターン,左ターン...のことについては,“TOK”の感想 そのⅠでお話したとおりです。
“Shino”さんも,まだスキーを初めて間もない頃は,スキーを動かすことをメインにやっていたと思いますので,効き足の右足が外足...つまり,左ターンが得意だと思っていたはずです。それが“Let
Ski”に精通する様になって,形成が逆転し,今は左足外足の右ターンがシックリ来ていると思います。
「細胞君、細胞君…ありがとう♪」...と自分の細胞一つひとつを意識し,それに感謝するつもりで滑ると,より一層の集中が可能になります。
また,「ターンの始まり〜♪、終わり〜♪」...という歌をうたいながら,その局面に集中することで,“Starting
Point”がハッキリ意識できます。すると「S字ターン」ができるようになるのです。
「“どう滑る”とかはどこかに霞んで...」...そうそう,これでイイのです。「どう滑るか?」...ではなく,「どう感じるか?」が大事なことなのです。
不思議なことに,「どう感じようか?」...という思いで滑っていると,身体が自然にその“感じ”た結果に応えてくれるように動いてくれるのです。まるで“魔法”に掛かったみたいです。(^ー^)
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今回のコメントで一番嬉しかったのは…私の滑っている姿を見ることである種の“癒し効果”があると言っていただけたことです。「在るものを在るがままに受け容れる」…なかなか“TOK”先生が言われるようにはできません。でも、そう在りたいと願って毎日を送りたいと思います。
私は現在、介護(福祉)という分野で仕事をしています。様々な生き方、生き様をもった方とお話をする機会があります。その方々のお話を伺う時、評価することなく、まずは『受容』することが要求されます。その方はその方であって、私がどうすることもできませんから…。もしかしたら、そのようなことがスキーに繋がっているのだとすれば…いや、反対ですネ…フィーリングスキーを経験することが今の仕事における心持ちに繋がっているのだと思います。これって…とても素敵なことだと改めて想っています。これからも、考え込むのではなく、感性を豊かにして毎日を送ることができればいいなぁって想います。
最後に、この機会を与えて下さったSomething
Greatをはじめ、関わって下さった全ての方々に感謝いたします。“TOK”先生から頂戴した「滑りを解ろうとするから滑れない…感じれば滑れるのに…」を心の片隅に掲げて…。
来る2010シーズンも実り多きよう…第Ⅲステージが楽しみで仕方ありません。そして、このご縁で結ばれた皆さんと、どこかの雪上でご一緒できることを楽しみにしています。 ありがとうございました。
2009.11.18 “Shino”
|
「癒し効果」...確かに“Shino”さんのAfterの滑りにはそれがあると思います。見ていて,心が静かになり,気持ち良くなるのです。ウットリしてきて“α波”に包まれている感覚になります。
「評価することなく、まずは『受容』すること」...これは明らかに“フィーリングスキー”の基本的考え方です。
もし,“フィーリングスキー”を経験することで,皆さんのライフスタイルの中にこの様な思考スタイル...「まずは『受容』する」...ということが身に付いたとすれば,それは“TOK”の望外の喜びでもあります。(*^^)v
「滑りを解ろうとするから滑れない...感じれば滑れる...」...これもイイ言葉ですネ
!!! ハッハハハ...(^ー^)
そう
!!!....「第三ステージ」では,以上申し上げたことがメインのレッスンになると思います。私もその展開がどの様になるのか?...皆目見当が付きません。“Something
Great”の“present”を楽しみに待つことにします。
シーハイル !!! Schi Heil !!! イェーーイ !!!
|
“Shino”さんから,御礼の
e-mail
19/Nov/2009 |
Online Lesson ’10-No.2 のモデル を終えて…
今年もこの貴重な経験をさせていただくことができた事に感謝しています。この機会を下さった“TOK”先生をはじめ、コメントを下さった皆さんにお礼を申し上げます。今回もわずか38秒という短い映像に…いろいろなコメントを頂戴し、驚いています。
最初のconcaveの斜面・・・これは私にも『覚え』があります。この時は完全に今年のCanada最終日のハーフパイプでの楽しかった滑りが頭にありました。その時と同じ滑走感覚….あんなに楽しく滑れたではないか!!! とCanadaの再現を企んでの滑りでした。先生の編集により転倒シーンはありませんでしたが、特に左ターンで見事に・・・そしてオモシロイくらいパタンパタンと転んでいました。
しばらくして、お昼頃…そしてレッスンも終了近くなる頃が….以降のafterのシーンです。takaさんに「どのような気持ちで滑っているのか」と訊かれていますが、とにかく、嬉しかったのだと思います。
あの日は朝から天候にも恵まれました。憧れのニュージーランドでの素晴らしい景色・朝焼けを観ることができました。「この景色を観られただけで・・・ここまで来た甲斐があった!!」と真剣に想いました。生まれて初めての南半球での本格的なスキーです。スキー場は見渡す限り真っ白で、『どこでも好きなところを好きなように滑ってイイよ!!!』と言ってくれているようです。おまけに“TOK”先生のレッスン・・・しかも1日独り占めできるのですから…。楽しくない訳がありません!!!嬉しくて仕方なかったのです。 その場に居られたことが….あの日、Coronet Peak でスキーができることが….純粋にそのことが嬉しくて、ありがたかったのです。何度、あの時の感覚・気持ちを思い出そうとしても….それしか浮かんできません。
KEIさんの質問に「右タ−ンの方が苦手では??」とありますが、以前は確かに左ターンの方が右足に力が入りやすいと思っていましたが、最近は左ターンの方が何かをやろうとしてしまって…結果としてうまくいきません。という感覚です。実際に転倒するのも左ターンの方が断然多いです。なので…苦手はどちら??ということになると「左ターン」ということになるでしょうか。“TOK”先生が左右のターンは違って当たり前!!と言って下さってから…気が楽になりましたが・・・。
afterでは「細胞君、細胞君…ありがとう♪」そして「(ターンの)始まり〜♪、終わり〜♪」という歌を詠うことに夢中になっていたと思います。耳元から聴こえる“TOK”先生の声(歌)に陶酔するように…滑っていたような気もします。takeさんが言われる一種の「瞑想状態」なのかも知れません。今シーズン…初めて谷まわりで“気持ちイイ”という感覚を味わいました。レッスン途中“TOK”先生から「shinomiは、うまくならなくていいから…」と言われたのも肩の力が抜けた要因でしょうか…。
とにかく、難しい(技術の)ことは全くわかりません。少なくともそんな難しいことを考えながらは滑っていません。複数の方から「気持ち良さそう」「至福の時」などと表現していただいていますが、まさに“どう滑る”とかはどこかに霞んでしまい、素敵な時間と空間を過ごさせてもらいました。気持ち良かったし、幸せいっぱいだったし、ワクワク楽しくて仕方なかったのです。
今回のコメントで一番嬉しかったのは…私の滑っている姿を見ることである種の“癒し効果”があると言っていただけたことです。「在るものを在るがままに受け容れる」…なかなか“TOK”先生が言われるようにはできません。でも、そう在りたいと願って毎日を送りたいと思います。
私は現在、介護(福祉)という分野で仕事をしています。様々な生き方、生き様をもった方とお話をする機会があります。その方々のお話を伺う時、評価することなく、まずは『受容』することが要求されます。だって、その方はその方であって、私がどうすることもできませんから…。もしかしたら、そのようなことがスキーに繋がっているのだとすれば…いや、反対ですネ…フィーリングスキーを経験することが今の仕事における心持ちに繋がっているのだと思います。これって…とても素敵なことだと改めて想っています。これからも、考え込むのではなく、感性を豊かにして毎日を送ることができればいいなぁって想います。
最後に、この機会を与えて下さったSomething Greatをはじめ、関わって下さった全ての方々に感謝いたします。“TOK”先生から頂戴した「滑りを解ろうとするから滑れない…感じれば滑れるのに…」を心の片隅に掲げて…。
来る2010シーズンも実り多きよう…第Ⅲステージが楽しみで仕方ありません。そして、このご縁で結ばれた皆さんと、どこかの雪上でご一緒できることを楽しみにしています。 ありがとうございました。
2009.11.18 “Shino” |
“TOK”の感想 そのⅠ
18/Nov/2009 |
“Shino”さんの滑りに関して,11名の方々から貴重なコメントをいただきました。ありがとうございます
!!! (^I^)
それぞれの方々のコメントに対し,“TOK”が思いついたことを述べさせていただきました。“TOK”自身...この作業を通じて本当に多くのことを勉強させていただきました。今日から数日はそのことに対する“TOK”の総轄と,“Shino”さんからのコメントをいただくことになっていますので,それをアップしながら,「楽しいスキー」について考えたいと思います。(*^^)v
さて,先ず11/11の“KEIさんのコメントのところで,「“TOK”がどう思うか?...この回答は後日行なうことにしましょう」...とお話しました。この宿題を先ず先に行ないたいと思います。
“KEI”さんのご質問は...『 Shinoさんご本人は、もしかすると右ターン(左外足)が苦手だと感じておられるのでは?と思うのですがどうでしょう? でも…私は、Shinoさんの右ターンのほうが好きです! その理由は、“LET”そのもので、とても素直で、雪に対して優しさが伝わってくる滑りだからです!!! v^^ TOK先生を始め、読者の皆さんはどう思われますか?』...というものでした。
その解説として...「人間には右利きと左利きがある」,また「“Do
Ski”と“Let
Ski”とでは滑りの要素が違う」...ということをお話しました。つまり何を言いたいのか?というと,滑りは人間の生まれ持った特質や,どの様な意識で滑るかに依って,心地良い時とそうでない時がある
!!!....ということです。ですから結果を言えば,右ターンが得意で左ターンが苦手...という時もあるけれど,滑りの要素を換えるとそれが逆になり,今度は右ターンが得意で右ターンが苦手...という風になることもある...ということです。つまり,右ターンがいくら好きだったとしても,時期を経過し,いろいろなことを経験すると,それまで苦手だったことが得意になることも充分にある...ということです。と言うより,経験を積めば積むほどにそれまで苦手だったことが得意になりがちだ
!!!....とさえ言えると思います。自分の滑りを,「私は左ターンが苦手...右ターンが好き...」という風に自分自身に限定することは,自分の“潜在的力”を発揮する上でイチバンの障害にさえなりかねないのです。(-_-;)
かく言う“TOK”が実際に経験したことです。私が“オレンジ・ターン”を始める以前...“Do
Ski”バリバリだった頃は,左ターンが得意でした。どうしてか?...というと,“Do
Ski”では,スキーを操作することがメインですから,「操作性」や「器用さ」に恵まれている「右足」の方がエイヤッと,スキー板を動かすのに便利だったのです。それに対し左足は何て不器用なんだろう
!!!....と情けなく思ったことがあります。
ところが,“オレンジ・ターン”に目覚め,“フィーリングスキー”をする様になって,“Let
Ski”の極意が解り始めると,形成は逆転したのです
!!!。“gravity”に従って斜面移動して行けば良いのにもかかわらず,右足は要らんことをしようとし始めるのです。黙って居てくれればイイのにチョコマカ要らないことをしたがるのです。それに対し,左足は最高の協力者になってくれました。左足は私の「軸足」で,動きは鈍いものの,かなりの負荷にも耐えられます。ただ斜面を降りて行くだけ...という様な要求には最高の形で応えてくれるのです。右ターンが最高の滑走ラインを描いてくれるのに対し,右足メインの左ターンは,膝が入り過ぎる...という特徴が現れ,テールが流れやすい...という欠点を露呈し始めたのです。
この例から判る様に,私達は右ターンが得意,いや左ターンが...といった「決め付け」はしない方が良い
!!!....ということが大切です。その時々の状態,条件でそれは変わるものだからです。いくら“フィーリングスキー”で“Let
Ski”が素晴らしい
!!!....と言っても,いつもいつも“Let
Ski”で滑っているわけではありません。時には“Do
Ski”を使うことだってあるのです。
私が,「“スキー”を楽しむ時にいちばんの障害となる考え方は何か?」...と問われたら,即座に答えられます。それは...『滑り方や楽しみ方を「限定」したり,「こうしなければいけない
!!!」...という様な思い」を持ってゲレンデに立つことです...と。
シニアになっても,条件が悪くても...雪の自然を心から楽しむコツ...それは,「何が出てくるか判らんから面白い
!!!」...という心境になることです。そのためには,自分の“潜在的能力”の汲めども尽きない豊富さに気付き,根アカ精神を持って素直に,そして前向きにものごとに対処するクセを付けることだと思います。(*^^)v つまり素直な人間に立ち返り,現れ出てくるいろいろを,そのいろいろなりに楽しめる人間になる...ということなのです。
「第三ステージ」では,この様なことを共に経験しながら,「真に楽しめる“スキー”」を身に付けたいと思います。
シーハイル !!! Schi Heil !!! |
******************************
17 Nov, 2009
☆★☆ Lesson 2-11
“Online
Lesson... '10 No.2-11 ...今日のコメンテーターは...“Moto”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-11 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-11 “Moto”さんのコメント |
“Moto”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
Tok先生、ご無沙汰しております。高知の“Moto”です。
ご病気のことを知ってショックを受けました。先生の前向きの姿勢にはいつも頭の下がる思いが致します。されど死は遅かれ早かれ人には必ず訪れるものです、人が人としての尊厳をもって旅立つ。これは大事なことだと思っています。そのために先生には早めにホスピスの準備をして頂きたいのです。私は医師ではありませんが、医療従事者として切に感じます。
初めてフィーリングスキーに触れた2005年は私にとって素晴らしものでした。メルツェンで頂いたビール忘れるものではありません。ありがとうございました。ご病気のことがなければ今回の投稿はしませんでした。また私の感想はくだけた文体で書きました、差し障りがあるようでしたら没として下さい。
|
“Moto”さん,こんにちは!
“TOK”の病気...食道癌のことは,皆さんには内緒にしておこうか...とも思いましたが,“Something
Great”が,「告知しなさい...」という“inspiration”を与えてくれましたので,皆さんにお知らせすることにしました。
何度か話していますが,私は癌になったことで,自分の生き方に“深み”が出てきたように思っています。負け惜しみでも何でもなく,素直に...「癌さん...ありがとう!!!」...という気持ちなのです。この癌...結局は自分のこれまでの生き方,食事などの生活習慣が作ったものですから,自分に責任がある...というのは明らかです。ですから,これまでの生活の様式や生きる姿勢を変えることで,その癌を退縮させて小さくしたり,正常細胞に変えて行くのも自分の仕事だと思っています。その様に思うと,癌になったことで多くのいろいろが経験でき,それが“TOK”をより大きくしてくれる
!!!....といった風に思える様になりました。ですから,そういう気付きの機会を与えてくれた,「食道癌」にありがとう!!!...なのです。
私にはまだまだやることがあります。だから“Something
Great”はそう簡単にあの世に行かせてくれないのです。ハッハハハ...(^ー^)(*^^)v そのやる仕事,“TOK”の“roll”とは,“フィーリングスキー”の展開だと思っています。ですから,今年から始まる「第三ステージ」...これがどの様に展開して行くか?...これが非常に楽しみです。イェーーイ
!!!です。
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本題...前回、Beforeが赤のウェァーでAfterで白に変わってた方だとお見受けいたしましたが・・・。前回同様、今回もAfterはナチュラルな滑りだと感じました。昨今、二軸だか何だか訳の分からない内足重視の如何にもガツガツした、時として、さもしさをも感じさせるような滑りが巷ではもてはやされております。今回のAfterの滑りを実際にゲレンデで見たら、ほっとすると同時に見とれてしまうだろうなと思いました。では今回の滑りの感想をshinoさんが私だったらどう感じたかという設定で。
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“Moto”さん,その通り...昨年の
Online Lesson
でユニフォームのカラーがその様に変わった人です。(^ー^)
「Afterの滑りを実際にゲレンデで見たら、ほっとすると同時に見とれてしまう」...私も全く同感です。私達もこの様な滑りを,それぞれがそれぞれの個性を生かすことで,実現していきたいものですネ
!!! !(^^)!(*^^)v
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Before
うむぅ〜、なんだかしっくり行かないなぁ、ターンは大丈夫だろうか何とかして曲がらねば。辛うじてターンはできたんだが、これはバーニンラブのお陰かも知れない。また次のターンが迫ってくる、いかんいかんビビっておる、腰も少し引けてるしスタンスも若干広めだ。恐いしイライラするし肩も少し凝ってきたぞ。こんな筈じゃなかったんだが!!。
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Before...“Moto”さん,全くその通りのことを,“Shino”さんも思っておられたと思います。
この様な,スキーヤーの“心情”を汲み取るような感じ方ができる様になると,「目」で見た評価ではなく,「心」で観た評価につながるのです。そして「外見」を手直ししよう...という気持ちではなく,「内なる心」から直して行こう...という気持ちになれるのです。(*^^)v
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After
私のBefore滑りですか?あれはねぇ、悪い夢でも見てたんですよ。そんなことよりチョット見て下さいな...私の滑り、勝手に板がターンしてるのが分かるでしょ。何なんだこの感覚は?力まなくても自然にターンが始まるし、スタンスもグッと狭まって安定感が増してきたのが実感できるぞ。もう本当に楽しいったらありゃしない、これだからスキーは止められないんだよ!まったく!!雪と仲良くなるってこういう事だったんだな。
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After...“Shino”さんの“内なる心”は,「雪とのコミュニケーションを大切に
!!!」...ということを,気付かせてくれたのだと思います。自分から一方的に働き掛けるのではなく,雪の上に立った時から,「足裏に伝わってくる雪の“energy”を“feel
in”しよう」...という意識になられたのだと思います。そして,「その感触を滑走中ズーーーッと感じ続けてみよう...」という心境になられたのです。こうなれば,身体はまるで,「自動車のサスペンションが自在に動くがごとく」働き始めます。脚をどう動かそう...などという意識は必要なく,ただ今ある状況を感じてさえいれば,良いのです。圧がこうだからこうしよう...ああだからああしよう...ということはしなくても,ただ感じていれば,身体が勝手にその感じたことに反応してくれるのです。自然に共鳴・共振現象が起こってしまう...と言ったほうがイイかもしれません。
その結果,“Moto”さんが述べておられるコメントそのもの“感動”を,“Shino”さんも感じられた...と私も思います。(^ー^)
|
(ここからは私の実体験に基づいたものでshinoさんの滑りとは関係ありません。悪しからず。) しかしなぁ、TOKマジックに触れてる時はいいんだが、離れてしまうと素に戻ってしまうんだ。これが課題だな。
最後に
フィーリングスキー、BeforeとAfterでこれくらい変貌を遂げる経験を味わったら病みつきになるでしょうね。羨ましい限りです。
|
フーーーム...。皆さんはよく「TOKマジック」と仰います。でも,よく考えてみてください。“TOK”はレッスンであるイメージを思い浮かべなさい...そして歌をうたいなさい...と言っているだけで魔法を掛けてはいません。実は魔法は,イメージし,歌をうたうことで,皆さんが皆さん自身に掛けているのです。
“TOK”が目の前から居なくなると,とたんにイメージに集中することがおろそかになり,歌もでたらめに歌うようになっていませんか? つまり“concentration”=集中...これがいい加減になる人が多いのです。
この様な状態ではいつまで経っても「TOKマジック」から逃れられないでしょう。魔法は自分で自分に掛ける
!!!....これを実行してみてください。ハッハハハ...(^ー^)
“Moto”さん...何を仰いますか?!?!。“Hakuba
47”で初めて“Moto”さんと滑った時,あなたは“Shino”さんと同じ様に変貌しましたヨ
!!! だからあなたを“フィーリングスキー”四国支部長にお願いしたではありませんか
!!!。“フィーリングスキー”の原点に帰り,「“心”が満足するスキー」...これを忘れず,内なる心に素直に従えば,どんどん変貌すること間違いなし
!!!....です。イェーーイ !!!
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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16 Nov, 2009
☆★☆ Lesson 2-10
“Online
Lesson... '10 No.2-10 ...今日のコメンテーターは...“Take”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-10 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-10 “Take”さんのコメント |
“Take”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
【TOK】先生こんばんは。“Tak武内です。
「Online Lesson for
StageⅢ 第二弾」をお送りします。
Shinoさんの滑り、最初の映像は、軽いハーフパイプのような斜面での無限大ターンですね。レッスンが始まった最初の頃の映像でしょうか。少しだけ緊張していて、上体がややぶれているような。。。無限大ターン、といわれると、私も少し構えてしまいます・・・。(うまくターンできるかな??っと)
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“Take”さん,こんにちは! 今回もコメントありがとうございます
!!!
“Take”さんが仰るように「ハーフパイプのような斜面での無限大ターン」です。“凹”状の斜面では自然に“∞ターン”的な滑り方が要求され,ターン山回りで減速しないで滑れるコツがつかめるのです。
「上体がややぶれて」...これは,“Do
Ski”的要素でスキーしようとしたことに原因があると思います。
「無限大ターン、といわれると私も構えて」...ハッハハハ...(^ー^) それは“Take”さんが“∞ターン”を上手く滑ろうとする意識が強いからだと思います。上手くなんか滑らなくてもいいから,山回り後半で圧を“重心”方向に吸収する意識を持てばイイのです。すると,“Take”さんなりの“∞ターン”が顕現します。それは本当に“Take”さんしかできないターンなのです
!!!。
|
それに比べ、afterの2本のすべりは、雪質もよさそうですが、上体が安定していて体のいろいろな部分の動きが滑らかです。足がうまく雪面のでこぼこを拾って、サスペンションのように動いていますね。気分的にもかなりリラックスできているのではないでしょうか。
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Afterで,一番特徴的なことは,「上体が安定し、体のいろいろな部分の動きが滑らか」なことですネ
!!!。それは“Take”さんが仰るとおり,「リラックスできている」からなのだと“TOK”も思います。
ではこのリラックスはどの様にして生まれたのか?...というと...
???。あるイメージを持って滑ること...,歌をうたいながら滑ること...などいろいろありますが,要は“感じ”ながら滑る...ということだと思います。つまり“feel
in”の意識を大切にし,そのことに集中して滑ることなのです。もちろんいつまでも永久的にそうしろ
!!!....ということではありません。そういったドリル練習を重ねていけば,いつの間にか“意識下の行動”が“無意識下の行動”に移行しますから,そうなったらもう意識する必要は無くなるのです。ピアノが弾けるようになったり,キーボードからの打ち込みがブラインドタッチでできるようになるのと同じことです。“無意識下の行動”になるまでは,そういった意識の集中が必要なのです。(^ー^)
|
前回のOnline
Lessonでは、“愛”というキーワードをいただいたので、自分なりに“愛”について考えてみました。今回の”愛”は、以前流行った、「愛のターン」とはまた少し次元の違う話のような気がします。愛という字を、愛おしい(いとおしい)と読んでみました。
ストレッチ・ヨガ・気功・太極拳などの動きを、ゆっくりゆっくり、自分の身体に話しかけるようにやさしくやってみると、(残念ながらいつもではないのですが、)時々自分の身体がとても”いとおしく”感じられることがあります。。。この感じは、ナルシスト的に自分の長所だけを愛でるのではなく、自分の長所・欠点などもすべてひっくるめて”いとおしく”感じられるのです。(一種の瞑想状態に入っているのかもしれませんが)スキーでこの状態になれば、雪上で”素敵な至福のひと時”がすごせる気がするのです。
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基本的には最初の頃の「“愛”のターン」と,前回お話した“愛”ということとは同じことなのですが...。その時々の捉え方に依って,深い“愛”と軽い“愛”...といった違いが出てくるのかもしれません。“Take”さんが仰るように,「愛という字を、いとおしいと読んでみました」...この方がピッタリ来るかもしれませんネ??。
前回も“Take”さんのコメントで話させていただきましたが,仰るとおり“静”の状態に居て“優しく”ということが「いとおしく」感じるためには大事になります。“フィーリングスキー”であるイメージに集中して滑っていると,心が静かで優しい気持ちで雪と対峙している自分が居ることに気付きます。これは“Take”さんが仰るように「一種の瞑想状態に入っている」ということなのかもしれませんネ
!!!。(*^^)v
冗談は別にして,“Shino”さんは本当に「素敵な至福のひと時」に浸っているように観えます。羨ましい
!!!
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自分の身体や、雪・斜面がいとおしく感じられるようなスキーがしてみたいのです。一度だけ、雪上でこのような気持ちになったことがありました。あたかも空中をふわふわ漂っているかのような気分になりました。”ウォーターベットターン”を自分で試してみたときです。(自分の身体が水のような液体で満たされていて筋肉や骨はその中に浮いている...つまり「皮膚に包まれた液体」という風に自分の身体をイメージして滑ってみる)。この”ウォーターベットターン”は、”野口体操”を主宰された野口三千三さんの著書,「原初生命体としての人間」にでてくることば、”生きているからだは皮膚につつまれた液体である”という言葉から生まれたイメージです。興味をもたれた方は、こちらもどうぞ。
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「ウォーターベットターン」...というイメージもありましたネ
!!!。これはこれで,雪と喧嘩しない滑り,雪に優しく対処する滑り,を経験していただく上で,結構効果がありました。
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after映像のShinoさんが、このような気分であったかどうかはご本人でないとわからないことですが、映像を拝見する限りでは、気持ちよさそうに滑っていらっしゃいますね。
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“Shino”さんのAfter映像の滑りは,身体の不必要な“気張り”がありません。“気張る”...ということは,ある種のバリアを作り,自分の身体には一切の悪しきものを取り込まないゾ
!!!....といった意識がある様に思います。
私は,“愛”というのはそういったものではない...と思っています。悪しきものだろうが,良きものだろうが,とにかく自分の身体に,心に受け容れるのです。一般的に「悪しきもの」と呼ばれる事からこそ,いろいろなことを学ばせてもらうことができる
!!!....と思っています。
“スキー”で言えば,とにかく「“愛”を持って雪上を滑らせていただく...」という気持ちで何度も何度も滑り,心地良きことも,心地悪いこともとにかく“feel
in”してみるのです。すると,滑りを重ねる毎に,その心地悪さの程度が変わっていることに気付きます。人間の身体は本当に素晴らしく良くできていて,その様なマイナスフィーリングをプラスフィーリングに変えて行く能力を,潜在的に持っているのです。
“気張る”ということは,この様な身体の素晴らしい能力を開花するチャンスを,みすみす逃している...としか言い様がない...そう思います。
そういう意味で,前回の“Take”さんのコメントに対し,“愛”のターン...ということをお話したわけです。“気張らず,“愛”をイメージして滑っていると,少しづつ“愛”の意味がお解りになります。そしてどんな斜面でも気持ちが穏やかになり,自分の身体の素晴らしさに気付くのです。(^ー^)
“Shino”さんは意識はされていないかもしれませんが,雪の大自然に“愛”を持って接しておられるのだと思います。
シーハイル !!! Schi Heil !!! !(^^)!(*^^)v
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15 Nov, 2009
☆★☆ Lesson 2-9
“Online
Lesson... '10 No.2-9 ...今日のコメンテーターは...“Tori”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-9 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-9 “Tori”さんのコメント |
“Tori”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
TOK先生こんにちわ。Toriです。第二回も間に合いました(^.^)V
今回の“Shino”さんの映像ですが、Beforeからは「不安な様子」が感じ取れました。なんとなくビクビクしているような、オドオドしているな雰囲気、そしてちょっとしたことで転んでしまいそうな感じを受けました。少し腰が引けていて、(物理的には見えないですが)重心がずれているように見えることからこのように感じたんだと思います。
|
“Tori”さん,こんにちは! 今回もコメントありがとうございます
!!!
Beforeの映像について,これまでも何人かの方から,「不安な様子」とか,「不安定感がある」...という滑りの評価を受けました。どうしてそう見える滑りになってしまうのでしょう?...。そう見える原因は何なんでしょう?
...という形で映像を見ると,その答えは昨日もお話ししたように,「身体が硬いから...」とか,「ターン山回りでブレーキを掛けすぎたから...」,あるいは「脚の伸縮をしっかり使えなかったから...」といった形やフォームにこだわる展開に発展して行ってしまいがちです。
今回の“Tori”さんも,「腰が引けて」とか,「重心がずれて」...といったことにその要因...“cause”を決めているように思えます。確かに映像を見ていると,不安で一杯な様子が見えますから,それはそれでそう感じた...という意味ではOK
!!!なのですが,その後の展開のためには,その原因を「目」で見えたことにもって行かず,「心」に持って行って欲しい...ということです。
よくよく考えてみると,「腰が引けて」とか,「重心がずれて」...といったことは,実は“cause”ではなく,“result”だったのです。なにかしら他の“cause”があったからこそ,「腰が引けて」...という,中間的な“result”が起こったのです。
大変難しいことのように思えますが,実は次の様に“感じる”クセをつけると,真の“cause”が直ぐ観えて来ます。
それは,スキーヤー...この場合は,「“Shino”さん...Beforeの時にどう感じていたんだろう?」...ということに思いを馳せてみることです。すると,「腰が引けた」とか,「重心がずれた」...ということではなく,「レレレ
???...今まで感じられていた“雪からの抵抗”が来なくなっちゃったゾ
!!!。圧の空間ができて不安定になってしまった!!!」...という様な感覚になっていることが推測されます。
すると,これに対処するにはとにかく,「雪とのコンタクトが無くならない様にしよう
!!!」...という気持ちが働くようになります。その意識...コンタクトをキープし続けようとする意識に集中して行くと,人それぞれの身体の特性でその結果は違ってきますが,その人なりの一番ベストな身体の動きが顕れてくるのです。
その時に,補助的に役に立つのがイメージです。雪面とのコンタクトを失わないようにするイメージ...それが“Sound
of Music
Turn”であったり,“愛”のターンであったりするわけです。
昨日の“sato”さんの続きの解説...みたいになってしまいましたが,大切なことなのでもう一度皆さんにお話いたしました。(*^^)v
|
対してAfterからは次々と現れる状況(斜面)を悠然と受け入れる、「何が来ても私は大丈夫♪」というような雰囲気と転びそうもないオーラを感じました。そして体の中心にどっしりと決してぶれない軸が見えたように感じました。
|
Afterの滑り...“Shino”さんはキット,「腰が引け」ようが,「重心がずれ」ようが,そんなことはお構いなし...だったと思います。ただ,“雪面”から来る抵抗との会話に集中していたのだと思います。その結果,「何が来ても私は大丈夫♪」...という風に観える滑りが顕現したのだと...。
つまり,「滑りを作ろうとしていない...」ということです。「目」で見て,“考えて”しまうと,こうは行きません。100%と言っていいほど,「作為的な滑り」になってしまうのです。
「ただ単に雪とのコンタクトを保とう」...とするからこそ,「悠然と受け入れ」ることが可能になったのです。フォームや運動を作ろうという意識は微塵もありません。これが「転びそうもないオーラ」となって顕れているのです。
|
<考察^_^;>
・自分でも急斜面やこぶ斜面でボロボロの滑り(=滑ってて楽しくない。自分に納得できない。)をするときもあれば、ごく稀に「いまのって何だったの?」(=気もち良い。上手な人が乗り移ったような。)って滑りをすることがあります。
・僕の場合は「視界が悪く斜面が見えない時」「綺麗な女性に見られてると思った時」などに気もち良いスキーができることが多いようです(笑)そういう時に集中ができているんですが、それも何か一点に集中するというよりは自分自身を俯瞰でスローで見れていて、外からの情報全てに等しく目を配れているというような集中状態にあるようです。
|
・ 「いまのって何だったの?」...という滑りをした時...“Tori
”さんは,「滑りを作ろう」という意識が無かったはずです。つまり“無心”でいたのではないでしょうか?
「自分に納得できない」...という言葉は,まさに自分が予め自分の滑りを想定していた
!!!....ということを証拠付ける発言です。自分の滑りを想定していなければ,失望も無い訳ですから...。
・ 「自分自身を俯瞰でスローで見れていて」...これは非常に重要なポイントです。こういう風に自分を観れるようになると,滑りはどんどん変わって行きます。
“集中”には実は二種類あるのです。ひとつはレンズで太陽光線を集めるような,「一点集中」型で,多くの方が行なう“集中”です。もうひとつは,焦点を定めず,全体の様子に満遍なく注意を払う...という「“全体把握”的集中」です。こちらは“Tori”さんが仰るように,俯瞰的に自分の滑りを観れないとできないことです。
私は,本当に“達人”という人は,この二つの集中が同時にできている
!!!....と思っています。一点に集中しながら,全体のことにも集中できているのです。「エッ?!?! 一点集中と全体集中を同時に
???」...と思われる方が居られるかもしれませんが,実際調子が良い時は,その二つの集中が,同時にできているものです。
|
・“Shino”さんのAfterからは、そんな”集中”を感じました。
・自分の課題は、常にそのような”集中”をするための自分なりのトリガー(Ex.歌?(^.^))を見つけることなんですが、、、なかなか見つからないようで。。。今シーズンもTOK先生の歌が必要なようです^_^;
|
ヒョットすると...Afterの“Shino”さんはこの二つの集中ができていた可能性がありますネ??。足裏の感触としての「“雪”から“重心”方向に向かうエネルギー」と,「
Coronet Peak
の斜面そのものを,味わい愛でながら降りて行く」...という,身体全体で感じる集中...その二つです。
“Tori”さんが仰るように,「歌をうたうこと」で身体がリラックスしますから,全体集中のためにも“sing
a song”は大事になるわけです。
いずれにしても,できるだけ“感じて”滑ることに意識を払うことが大切になります。“feel
in”を忘れないことが大事な所以です。 !(^^)!(*^^)v
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14 Nov, 2009
☆★☆ Lesson 2-8
“Online
Lesson... '10 No.2-8 ...今日のコメンテーターは...“sato”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-8 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-8 “sato”さんのコメント |
“sato”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
TOK先生、ご無沙汰してます、satoです(^^)
最初の滑りは・・・おっかなビックリ滑ってらっしゃいますよね、上体(肩)に力が入ってリラックスできてないようです。
雪との対話をせずに、ただ転ばずに滑り降りる事を考えて、、、でも先生に言われた事を一生懸命考えながら。ただ、板を自分で回しているように見えます。
|
“sato”さん,こんにちは! コメントありがとうございます
!!!
「おっかなビックリ」...という風に“sato”さんの目に映ったその原因は,「体(肩)に力が入って」...という「身体の硬さ」の様ですネ??。“Shino”さんの滑りを「目」で見ると,そう見えます。「転ばずに滑り降りる事を考えて」,あるいは「言われた事を一生懸命考えながら」...滑っている様に見えます。「目」で見ると,スキーヤーの身体の使われ方,動きが脳裏に浮かんできます。
では,もし“Shino”さんの「心情」あるいは「感情」になったつもりで観たらどうなるでしょう? “Shino”さんが,Beforeの滑りでどう“感じて”滑っているか?...ということに想いを馳せてみるのです。すると谷回りで,「レレレ...雪の力が消えちゃった...(-_-;) 雪さんとのコンタクトが無くなっちゃった...(-_-;)」...と感じているに違いありません。
他人の滑りを「目」で見るか「心情」で観るか?によって自分の判断要素というか,分析結果が違って来ます。「目」で見た時は「スキーヤーのフォームや運動」に思いが行きますから自分のイメージとしては,「形」を重視する方向に傾いてしまいます。ところが“心情”...つまり“心”で観ようとすると,姿かたちではなく,「雪面とのコンタクトが無くなった...」という,スキーヤーの“感情”に入って行くことになり,コンタクトを失わないようにしよう...という“意識”の拡大をもたらす方向にイメージが沸いていきます。
ナニを言いたいのか?...と言うと,他人の滑りを判断する時に「目」で見ると「考えるスキー」になりがちだけれど,「心」で観ると「感じるスキー」になる...ということです。
他人の滑りを見て,それをご自分のお役に立てたいと思うなら,「目」よりも「心」で観ることをお勧めします。
|
後の滑りは・・・
こちらは見違えるほどリラックスしてらっしゃるように見えます。肩の力が抜けてますね〜。恐怖心はまるでなく、雪を愛でるように滑っている。
チャクラ(お尻の穴(^_^;))からエネルギーがど〜んって入っていくラインが見えるような気がします。
どんな斜面でもこんな風にエレガントに滑りたいな〜・・・(^^)
|
Afterの滑りは,“Shino”さんは“心”で滑っている...そう私には観えます。
自分のフォームや運動がどうであれ,「雪面とのコンタクトが無くなった...」ということを“感じた”ことで,コンタクトをしっかりキープするための“意識”に集中することができたのです。ですから身体の緊張はどこかに消え去り,“Shino”さんの身体の全細胞が“contact”のために協力してくれるようになったのです。それが“relax”という現象を生み,傍で見ている私達にも「気持ち良さそうにスキーしてるなぁー」...という“感動”を与えてくれるのです。
“sato”さんの言葉で言えば「雪を愛でるように」...ということになります。イメージ的には「チャクラ」ターンの様に観えるかも知れません。
どうして“Shino”さんの滑りが“癒し”的な効果を私達に与えてくれるか?...と言えば,それは“Shino”さんの細胞の“energy”が,見ている私達の細胞の“energy”と共振・共鳴といった反応をもたらしたから....という風に観ることもできます。だから私達は“Shino”さんの滑りの心地良さを,まるで自分のことのように感じることができるのです。(^ー^)
|
ヤッパ目で見ちゃってますね(^_^;)
|
今日は滑りを「目」で見る,と「心」で観る...という,非常に大切なことがテーマになっていますので,少し詳しくお話しましょう。長くなりますが...大切なことなので...。
他人の映像や滑りから学ぶには大きく分けて上記二つの方法があります。ほとんどの方は「目」で見ることをされています。
“sato”さんはコメントの最初,「〜を考えて」...という表現で“Shino”さんの映像を評価されていました。このように「考えて」...という言葉が出る背景には,身体の感覚的な意識を評価することよりも,フォームや形...といった視覚的な評価を優先する気持ちが働いている...と言って良いでしょう。ですから,この様な視点で他人の滑りを見るクセが付いてしまうと,形や運動優先の滑りを自分自身も求めてしまうようになってしまいがちなのです。そして,始末に終えないことに,そのフォームや形に欠点があるから,それを直しさえすれば良くなる...といった,滑りを「良し悪し」で判断するクセがついてしまうのです。(-_-;)
一方,どの様な滑りも,そのスキーヤーの気持ちの中に入り込んで,そのスキーヤーがどの様な“心情”でその斜面を滑っているか?...ということに想いが行けば,「どう感じているか?」...ということが大切な要素として浮かび上がってきます。そして,自分が安心し,納得できる“感じ”を得るためのイメージを求めるようになり,そのことに“意識の集中”が起こることになります。これが結果として「身体全細胞の協力体制」を作りだすことになり,信じられない様な身体の動きを,自然に作り出してくれるのです。自分の個性が生きた,在るがままの滑りが顕現するわけです。
ですから,皆さんが他人の滑りを見る時も,「目」ではなく,「心」で見るクセを付けることが大切なのです。
「考えるスキー」をするのではなく,「感じるスキー」をすること...です。
...ということで“sato”さん,“心”でスキーをするクセ...つけたいですネ
!!! (^ー^)
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13 Nov, 2009
☆★☆ Lesson 2-7
“Online
Lesson... '10 No.2-7 ...今日のコメンテーターは...“Aoki”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-7 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-7 “Aoki”さんのコメント |
“Aoki”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
“Aoki”です。
他ならぬShinoさんの映像を見ての感想を、感覚的に書かせてください。
Beforeでは、シーズン初め(?)のせいか、自分で板を扱おうとする感じがありありです。体もそれにともなって力んでいる感じです。曲げようと、意志の力が働いていると思います。
|
“Aoki”さん,こんにちは! コメントありがとうございます
!!!
“Shino”さんとご一緒にレッスンを受ける機会が多かったですから,コメントもひと味違っているようですネ??。ハッハハハ...(^ー^)
この映像...Take1〜Take3は,今年の7月25日のプライベートレッスンで撮ったものです。ですから,一日の初め,昼時...そして午後三時ころ...という変遷の様子でもあります。この様な“凹状”斜面が日本では,あまりありませんので,“Shino”さんにとっては
Canada
以来の体験だったと思います。ですから,それに慣れるまで苦労しておられました。
“Aoki”さんが仰るとおり,「自分で板を扱おう」としているのです。つまり“Do
Ski”を...しようとしているので,「体もそれにともなって力んでいる」のです。
|
Take2では、もう自分というものは影をひそめ、雪の上を落ちるに任せて移動しているという感覚でしょうか。ターン後半の板の走り方は思わず画面に吸い寄せられます。でも、もしかしたら意識が下半身に執着しているかな?
|
明らかにTake1とは違っていますネ
!!!。“Aoki”さんが仰る様に,「自分というものが影をひそめ」たと言ってもいいでしょう。つまり“Ego”が消えたと...。これも面白い考え方ですネ
!!!。“Ego”が消えた!!!...。“Aoki”さん,このフレーズいただきます
!!!。(^ー^)
“Ego”が消え,“Shino”さんの“energy”と雪の“energy”が反応しあって,“new
energy”...“素”の滑りが顕れたのだと思います。それが見る人をして,「思わず画面に吸い寄せられます」という状態を作ったのでしょう。
確かによく見れば,山回りで幾分「円弧を作ろう...」という意識が働いているようにも観えますネ??。本当に微妙ですが...。でもそれだけ微妙な違いを見分ける“感性”が“Aoki”さんにある...というのも凄いことです。恐れ入りました...。
|
Take3は、すっかり自由な感じです。体でなく、心で滑っているように見えます。一見Take2の方が見栄えはきれいなのですが、上半身のリラックス度が違うと思います。体全体が喜んでいる感じです。NZの喜びが伝わってくるようです。
|
「体でなく、心で滑っている」...イイ表現ですネ
!!!。私もそう思います。でも人間の身体って凄いですネ
!!! “体”で滑っている時と,“心”で滑っている時とで,本当にその滑りに差が出てきますから...。“Aoki”さんはバイオリンの先生ですから,“感性”に鋭く,違いを見分ける能力が素晴らしいのですが,皆さんも“フィーリングスキー”に習熟されれば,同じ様に微妙な違いを見分けることができる様になります。“TOK”が保障します。何を隠そう...“TOK”自身が,若い頃の「がさつ人間」から今の状況に成れたのですから...。ハッハハハ...(^ー^)
それには何度も話していますが,“feel
in”...“感じる”ということを,常に意識した生活を送ることです。“考える”ことではなく,“感じる”...ということです。すると日常生活そのものも“切迫感”や“焦り”が消え,“潤い”が出てくるように思います。(*^^)v
|
こんな短い映像でも、他人に喜びを伝えられるものだと、Shinoさんと“TOK”さんに脱帽!
|
時間の長短に関係なく,自然と共生できているスキーヤーはある種の“energy”...それを私は敢えて“aura”と呼んでいますが...を発しています。技術の上手い下手とも関係ありません。ある種,独特の“雰囲気”があるのです。これこそが,雪の空間とスキーヤーのエネルギーが,あたかもダンスをするがごとく,反応し合っている“energy”なのではないか?...そう思っています。
私は,皆さんの映像をお撮りする時,もちろん技術的特長も押さえ様としますが,それ以上にそのスキーヤーの持つ“aura”...ダンスをしている様を撮り込もうと思っています。もちろん編集の時も,その“aura”が生きる様に編集しています。もし皆さんも“Aoki”さんと同じ様に,“TOK”が提供する映像から,「心がほのぼのとするナニか」を感じられるとしたら,それは“TOK”の努力が皆さんに伝わっている...ということの証拠でもあり,本当にうれしいことです。
!(^^)!(*^^)v
|
で、われわれのVideoっていうのは無かったのでしたっけ? オッキーのVideoに入っているだけかな? もしあったら見たいです。
毎日今年のキャンプ予定を楽しみに待っている、“Aoki”でした。
|
今年の
New Zealand
では,Okkyが撮ってくれたビデオだけです。...がこれを編集し終えましたので,直ぐにお送りいたします。遅れに遅れて本当に申し訳ありませんでした...。(-_-;)
今年のキャンプ予定...そろそろまとまってきましたので,近々皆さんにお知らせいたします。尚,jpSKI.com
会員の方には今日付けで e-mail
を送らせて頂きましたので,ご確認ください。
では今年も良いシーズンになりますように !!!
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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12 Nov, 2009
☆★☆ Lesson 2-6
“Online
Lesson... '10 No.2-6 ...今日のコメンテーターは...“D.Z”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-6 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-6 “D.Z”さんのコメント |
“D.Z”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
TOK先生、こんばんわ。“D.Z”です。早速コメントを....。
①Beforeの滑りはボウルの縁で失速ぎみでバランスの保持に苦労されている感じ。山回りに入って行き難そう。
②Shinoさんの滑りには、自分の滑りには無いものがある。ターン弧が丸い。ターン前半でのバランスが良い。安定感がある。
特に②〜③の位置で安定している。ありのまま斜面を流れている感じがする。
しかし、何もしていない滑りではない。また、意識的にスキッドさせて滑っている感じでもない。Shinoさんの滑りと自分の滑りの違いはなんだろうか?
|
“D.Z”さん,こんにちは! コメントありがとうございます
!!!。
①“Do
Ski”的にスキー板そのものを操作しよう...という意識がある時に,この様な「失速ぎみ」なターンが表れる事が良くあります。“Let
Ski”ではほとんど見られなくなります。
②“D.Z”さんが,「“Shino”さんの滑りには、自分の滑りには無いものがある」...とハッキリ断言されているのは,ある意味で凄いことです。それは“D.N”さんがご自分の滑りを客観的に観ることができている
!!!....ということの証拠ですから...。そして,ご自分の滑りには無い要素に想いが行く...ということがご自分の滑りを変えることになるのです。...実は。
そのポイントが「弧が丸い」ことと「ターン前半のバランスの良さ」なのですネ??。
Afterの滑りで,山回りが安定していて,「斜面を流れている感じがする」...と感想を述べられていますが,その様に観える滑りの要素は何なんでしょうネ??。皆さんは何だと思われますか? ここで“Shino”さんの滑りを今一度ご覧いただいて,そのポイントを皆さんなりに探ってみてください。 ....................。
|
③なぜ安定して見えるのか?→スキーの動きが急激過ぎないから。スキーの動きが、重心の移動距離に比例して適度な動きだから安定して見えるのでは?サウンドを意識されたのだろうか?
④では、なぜサウンドを意識するとありのままに流れるような滑りになるのか?→なんでだろう?!それが理解できれば苦労はない。
|
③“D.Z”さんはその答えを...斜面の「移動距離に比例した運動」...という風に結論づけられたようですが...。皆さんはどうですか?
...答えを「運動の種類」,あるいは「身体の使い方,使われ方」...といったフォームやモーションで説明しようとすると,その答えは無数に出てきます。しかもそのフォームやモーションはスキーヤー個々に依っても異なり,それぞれの答えががそれぞれ正しい...ということにもなります。(^ー^)
④“D.Z”さんは,「サウンド」...つまり“Sound
of Music
Turn”イメージが,“Shino”さんの滑にの安定性をもたらすに至った基本イメージだと推論されております。
確かに“Sound of Music
Turn”をイメージして滑っても“Shino”さんのような自然体の滑りになられると思います。ですが,それ以外のイメージでも同じ様な「雪との一体感溢れる滑り」...になることは可能です。
ですから,もしその核心を突く答えは何か?...と聞かれれば,それは“Do
Ski”か“Let
Ski”か?...ということだと私は思っております。しかも,“Do
Ski”から徐々に“Let
Ski”になって行った...という風に皆さんは思われるかもしれませんが,私はそれは違う
!!!....と思っています。徐々に変わったのではなく,一気に変わったのです。それは「変化」と「変容」の違いです。
|
⑤苦労は磨き砂か・・・?
正直な所、Shinoさんの滑りよりも、見比べた自分の滑りが不思議です・・・。
|
「変化」と「変容」の違い...どういうことかと言うと,“Do
Ski”をいくら洗練させていっても,“Let
Ski”にはならない
!!!....ということです。基本的な考え方...これを変えないと“Let
Ski”にはならないのです。
“Do
Ski”は“重心”を中心に力が外向きに働く要素なのですが,それに対して“Let
Ski”は,“重心”を中心に力が内向きに働く要素です。「外」と「内」の明確な違いがあるのです。ですから,“内向きの力”...雪からスキーヤーにやってくる“energy”...これに気付き,これを習得するのが大事になるのです。でも,これはいくら「外向きの力」のコントロールがうまく行くようになっても習得はできません。
「変化」...が,徐々にものごとの様相が変わって行くことだとすれば,「変容」は一気にその様相が変わることだと“TOK”は思っています。この観点からすれば,「変容」が求められるのです。根本的な滑りの質が違う
!!!....ということに気付くことです。
その「変容」のために有効な手段...それが「“愛”のターン」とか,“チャクラ・ターン”とか“Sound
of Music Turn”などの“Let
Ski”イメージなのです。そして大事なことは,これらのイメージが決して“Do
Ski”では味わえない要素だということに気付くことです。
結構お滑りになる“D.Z”さんが,「見比べた自分の滑りが不思議」...と仰っていますが,“Let
Ski”と“Do Ski”は明らかに違う要素だ
!!!....ということに気付かれれば,問題は解決すると思います。(^
^)(^I^)
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11 Nov, 2009
☆★☆ Lesson 2-5
“Online
Lesson... '10 No.2-5 ...今日のコメンテーターは...“KEI”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-5 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-5 “KEI”さんのコメント |
“KEI”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
こんばんは。KEIです。
コメント掲示板にも書きましたが、自分自身への至らなさを痛感しています。ですが、懲りずに感想を書かせていただきます ^^;
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“KEI”さん,こんにちは! 今回もコメント...ありがとうございます
!!! (^I^)
掲示板への書き込みの件ですが,「自分自身への至らなさを痛感」...などと仰らないでください。この
Online Lesson
は,あくまでご自分の“磨き砂”として活用いただくのが目的です。他人に自分の主張をしたり,他人から自分のコメントに対する評価を得るためのものではありません。ですから,至らなさを恥じる...などと言う必要は,どこにもありません。(^ー^)
|
映像全体を通して拝見した第一印象は、「楽しそうだなぁ〜っ! ^^ 」でした。きっと、地球(雪)と喧嘩することなく、非常に丁寧に滑っておられるからでしょうね! 足裏で雪から伝わってくる圧(energy)を、素直に感じ取ろうとされていて、雪と板と身体が一体にとなっておられるという印象を受けました。
なんかShinoさんの性格が滑りに現れているのではないか?と感じました。
|
“KEI”さんが仰るとおり,ホントに「楽しそうだなぁ〜っ! ^^
」...という気がしますネ
!!!。これまでコメントをお寄せくださった方,皆さんがそう感じておられるようです。
そう観えるのはどうしてなんでしょうね?。 その理由こそが「雪と板と身体が一体」...ということだと思います。まさに“KEI”さんが仰るとおり
!!!....です。(*^^)v
もちろん根本的には,「Shinoさんの性格」そのものが,滑りに反映されているのだと思います。(^ー^)
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Beforは、「地球に引かれて ∞ターン」のイメージで滑っておられるような印象を受けました。荒踏み斜面で、ほんの少しですが、“探る”意識が恐る恐るという印象を受けますが、実に丁寧に足裏で探っておられますね。
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昨日の“Mika”さんのコメントでもお話しましたが,斜面状況が“凹状”でしたので,結果として“KEI”さんが仰るように,「 ∞ターン」と同じトレーニング効果が得られました。 「角付けの切り替え局面から,それ以降へのつながりをどうするか?」...つまり「C字ターン」から「S字ターン」への移行...ということを練習するには絶好のトレーニングバーンと言えます。
このBeforeの段階では,まだ“Shino”さんはターン山回りで,「ブレーキ操作」をしてしまっていました。そのためエネルギーの蓄積ができず,スピードも失速気味になって,しどろもどろな滑りになってしまいました。(-_-;)
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Afterでは、踵支点がはっきり出ていて、地球に優しい圧のやり取りが観られます。これが、TOK先生が言われる「愛」なんでしょうね。お世辞抜きで、すばらしいです。
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仰るように,Afterでは,「地球に優しい圧のやり取り」が行なわれるようになりました。この「圧のやり取り」に想いが行くことこそが,滑りをスムーズにしてくれる最大のポイントだと私は思っています。
この「やり取り」を「“愛”イメージ」で行なうのか?...それとも「“チャクラ”イメージ」で行なうのか?...はたまた「“知応”イメージ」で行なうのか?...その選択はスキーヤー自身に任されているのです。(^ー^)
|
以下は、蛇足で恐縮です。
私の想像ですが…。Shinoさんご本人は、もしかすると右ターン(左外足)が苦手だと感じておられるのでは?と思うのですがどうでしょう?
でも…私は、Shinoさんの右ターンのほうが好きです!
その理由は、“LET”そのもので、とても素直で、雪に対して優しさが伝わってくる滑りだからです!!! v^^
TOK先生を始め、読者の皆さんはどう思われますか?
|
ウーム...どうなんでしょう?ねぇー
??? “Shino”さんにお聞きしてみないとなんとも言えませんが...。ただ言えることは,右ターンと左ターン...ほとんどのスキーヤーがその滑りは違う...ということです。人間の身体の特徴...右利きか左利きか?...ということとも関係しているようですが...。どちらがシックリ来るか? 実はC字ターンをしている時と,S字ターンをしている時とではそれが逆のことが多いようです。
“TOK”がどう思うか?...この回答は後日行なうことにしましょう。その前に読者の皆さんがどう思うか?...それぞれのご感想を大切にしたいと思います。
“KEI”さん...コメントありがとうございました。
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10 Nov, 2009
☆★☆ Lesson 2-4
“Online
Lesson... '10 No.2-4 ...今日のコメンテーターは...“Mika”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-4 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-4 “Mika”さんのコメント |
“Mika”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
TOK先生、こんにちは!
Topページの写真の八方尾根上部にもいよいよ白いものが…。さて、Shinoさんの滑りを見て感じたことを述べさせていただきます。
Before
①コンケーヴの斜面でしょうか?楽しかったニセコを思い出しました。
②おっかなびっくり滑っている感じ。
③やや慎重に感じる。
|
“Mika”さん,こんにちは! ご結婚おめでとうございます
!!!せっかくお招き頂いたのですが,どうしても参列できませんでした。でも“TOK”の魂は式場の上からしっかりお二人の幸せシーンを拝見していましたヨ
!!! (^ ^)(^I^)
そうです。 Coronet Peak
にはこの様な“concave”の斜面のみならず,“convex”や“うねり斜面”が結構あるので,楽しく“スキー”ができます。
“concave”の斜面では,角付けの切り替え局面が一番の「底」なので,この「底」で滑走スピードが無くなってしまうと次のターンにうまく入って行くことができません。ですから「山回りでブレーキを掛けるクセがある人」や「C字ターン」から抜き切れない人には絶好のトレーニングバーンになるのです。つまり,「∞ターン」と同じ様な練習ができます。
“Shino”さんも,C字ターンからS字ターンに脱皮するためのドリルをここで行なったのですが,身体がイマイチ付いて行けていませんネ??。
|
After
①同じ身体なのに、Afterのほうが数段大きく見えます。
②とにかくノビノビ生き生きしているよう。
③山回りから谷回りで、鳥が大きく羽ばたいているような感じ。
④Shinoさんが滑っている様子が雄大(そうな)スキー場と調和している。
あたかもスキー場自体が、Shinoさんの滑りを喜んで受け入れているように見えます。
|
こと“スキー”に限らず何ごとも,堂々と自信を持って行なっている人の行動は,「大きく見えます」ネ
!!!。多分“Shino”さんは,「雪からの情報に意識を集中させていた
!!!」...ということに尽きるように思えます。うまく...とか,気持ち良く...とか,ああいう風に...とかいう意識は捨て,とにかくコミュニケーションをしっかり取る...ということに...。
その結果として“顕現”した滑りが「大きく」であり,「ノビノビ生き生き」であり,「鳥が大きく羽ばたいて」...なのだと思います。「アア滑ろう」とか,「コウ滑ろう」...ということではなく,“cause
and
result”の“cause”として,あるイメージを持って雪からの情報とうまく反応しよう...という気持ちが,自分でも信じられない,活きいき伸びのびした滑りを“result”として“顕現”させてくれたのです。つまり“Shino”さんの潜在的な能力が引き出された...ということです。“Shino”さんご自分が,持っていた「宝物」を発見した
!!!....ということなのです。期待も,予想もしなかった素晴らしい滑りが顕れてしまった
!!!...ということです。
ですから,“Mika”さんが感じられたように,「滑っている様子がスキー場と調和し、スキー場自体がShinoさんの滑りを喜んで受け入れている」風に観えるのです。
|
以上です。
とにかく、思い浮かんだことは“雄大”という言葉。滑りもスキー場も“雄大”で、スキーヤーと自然が見事に調和しています。
少々忙しい自分にはとても爽快な映像に移りました。これは前回、takeさんが述べていたように、自分の今の精神状態が、Shinoさんの滑りを見て感じたことに投影されている...という風に実感しております(^_^;)
“Mika”
|
「滑りもスキー場も“雄大”で、スキーヤーと自然が見事に調和しています」...ということは,人としての身体の使われ方にも無理が無く,完全に自然に溶け込んでいる...ということですネ??。“Shino”さんご自身が,自然の一部になっているような感じ...と言ってもいいかもしれません。
「爽快な映像」...という風に感じ取っていただけた...ということは,「“Shino”さんの滑りが“癒し”の効果を“Mika”さんに与えられた
!!!」...ということでもあると思います。
そうなんです
!!! 私が皆さんに目指して欲しい滑り...それは「体力に恵まれていなくても」,「技術レベルがそれほどでなくても」...他人に“癒し”を与えられるような滑り...その域に達して欲しい
!!!....ということです。
“Shino”さんには失礼な言い方になってしまいますが,彼女は決して“スキー”経験が多いわけではありませんし,体力的にも技術的にも超上級...というわけではありません。でもこれだけ多くの方に“感動”を与えられる“滑り”が可能なのです。
皆さんにも必ずできます
!!!。多くの方に“感動”を与えられる滑りが...。
皆さん個々の“潜在的個性”を引き出しさえすればイイのですから
!!!。 !(^^)!(*^^)v
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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09 Nov, 2009
☆★☆ Lesson 2-3
“Online
Lesson... '10 No.2-3 ...今日のコメンテーターは...“T.N”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-3 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-3 “T.N”さんのコメント |
“T.N”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
こんばんは。今回も,感じたままを送ります。よろしくお願いします。
Shino さんは,もともと圧の吸収が,大変上手な方だと思います。このbeforeの映像でも,それがうかがえます。
ただ,beforeでは,せっかくたまった圧が解放される前に,「回そう」という意識が働いていたのでしょう。前へ進み続ければ,雪が回してくれるのに,それを待たずに,早くスキーをフォールラインに向けようとして,しかもボウル(お椀)状の斜面であることも手伝って,そこで運動がストップしてしまっています。次へとつながらないので,仕方なく少し外スキーをシュテムぎみにして,回しているのだと思います。
|
“T.N”さん,こんにちは! 今回もコメントありがとうございます
!!(^I^)。
一昨年までのレッスンで“Juice drink
turn”や“チャクラ・ターン”,“階段イメージ・ターン”などを練習しましたから,山回りで「圧を吸収する」...ということについては,かなり身に付けられて居られたと思います。
Before映像ですが,どうしてこの斜面で詰まってしまったか?...という理由として,“T.N”さんは「「回そう」という意識が働いていた」...とコメントされていますが,その通りだと思います。ただ,谷回りでは「雪が回してくれる」要素よりも,その前段の山回りで,身体に蓄積されたエネルギーが,「解放される」ことの方が大きい...と思います。谷回りで雪の抵抗を得ることを求めてしまうと,“重心”とスキー板が離れていく局面だけに,“Do
Ski”になりがちなのです。
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これに対し,after の映像は,圧がたまったあと,次のスタートポイントへ向かって,斜めの階段をゆっくり降りて行きながら,エネルギーを解放しているようにみえます。
結果的に谷回りが長くなって,きれいな丸いターン弧になっています。一連の流れがスムーズになって,しかも,エッジが立たず,常に水面フラットの状態で滑っているのもいいですネ・・・。惚れ惚れとしてしまいます。こんな滑りができたらいいな〜って・・・
とにかく,雪との対話が素晴らしいです! 雪とのエネルギーのやりとりが見事で,流れるような,とてもエレガントで,無駄のない,素直な滑りになっていると思います。
たった一日で,これだけ変わるとは,本当に素晴らしいです!! これも,TOK先生の唱えている
“愛”をもって雪上に立った結果なのでしょうか・・・!?!?!?
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Afterでは,確かにターンを急いでいる様子は見られませんネ。谷回り方向にスキーの方向を向けて行こうとする気持ちが無い様にさえ見えます。これが「自然な圧(エネルギー)の解放」なのです。そのエネルギーはその前の山回りで蓄積されたものであるのは当然のことです。
かの彫刻家...岡本太郎はこの谷回りのターンをして,「“スキー”は爆発だ
!!!」...と述べたとか,述べないとか...。また, New
Zealand では多くの方がこの局面で“I feel free
here!!!”と仰います。そしてこの“free”感が“スキー”の面白さのひとつであることにも気付かれます。ですから,ハイスピードでガンガン滑るだけでなく,ゆっくり滑る“フィーリングスキー”で“自由”を感じる楽しみに浸ることができるのです。
これが「雪との対話」を楽しむひとつの方法だと思います。「雪」が勝つでもなく,「スキーヤー」が勝つのでもない。互いが互いの“energy”を感じあい,その“愛”に応え合う...というイメージさえ沸いて来ます。
この日,レッスンした内容は,“水面フラットイメージ”とターン山回りでの“ありがとうターン”,そして“Starting
Point”を意識した滑り...この三つでしたが, Coronet
Peak の広い斜面, New Zealand
で“スキー”を楽しんでいるんだ
!!!....という開放感,抗えば抗うほどコントロールできなくなるアイスバーン...これらが相互に作用して,このような素晴らしい滑りを“Shino”さんに“present”として“Something
Great”がお与えになったのだと思います。
言葉を換えて言えば,「“愛”をもって雪上に立った結果」...と言うこともできると思います。
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見れば観るほど,雪と一体になって落ちてくる滑りが,雪と見事にマッチングしている滑りが,何ともいえない調和をかもし出していて,感動せずにはいらせません。これもきっと,この映像から “愛”のエネルギーを受け取っている,ということなのでしょうね・・・
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「見れば観るほど,雪と一体になって落ちてくる滑りが,雪と見事にマッチングしている」...。ですから何度繰り返し見ていても飽きることがありません。むしろ“T.N”さんが仰るように「感動せずにはいられない」...という気持ちになります。そして,「感動」し「滑りに魅入ってしまう」...というのは,「“愛”のエネルギーを受け取っている」ということの証拠なのだと思います。
“Shino”さんのAfterの滑りから我々は“癒し効果”を受けているのです。だから「幸せ気分」になれるのです。
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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08 Nov, 2009
☆★☆ Lesson 2-2
“Online
Lesson... '10 No.2-2 ...今日のコメンテーターは...“Saka”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-2 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-2 “Saka”さんのコメント |
Saka”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
今年1月中旬に初めてレッスンに参加させていただいた「Sakaさん」です。人の滑りにコメントを言える力はありませんが(他の方々の様に色々言える力がないので短いコメントになります)、自分の向上のために勝手ながらコメントさせていただきます。
Beforeでは、曲げるぞという意識が伝わってきます。曲がり易い谷合いのコースでも感じられるのでAfterのような斜面ではもっと力が入っていることでしょう。
上半身から次の谷足への力の入り具合と上半身からでてる行くぞという気持ちがそれを感じさせます。
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“Saka”さん,こんにちは! コメントありがとうございます
!!(^I^)。 お元気でしたか?(^ ^)(^I^)
Online Lesson
の目的は「他人の滑りを評価すること」ではなく,「他人の滑りから何を学ぶか?」...ということですので,どなたでもご参加できるのですヨ
!!!。
確かに“Shino”さんの心の中に,「曲げるぞという意識」...これが在るみたいですネ
!!!。“Saka”さん仰るように,「〜するぞ
!!!」という意識があると,それは「雪への働き掛け」という運動,つまり,自ら脚を伸ばしたり縮めたりするといった,“重心”から外向きの力を作ろうとする運動が現れてしまうのです。身体全体が緊張し,「力が入った」滑りになってしまします。
“Saka”さんが,「曲がり易い谷合いのコース」と,お気付きのように,実はBefore映像の斜面は,“TOK”が意図して選んだ,コンケーブ状(凹状)の斜面でのトレーニングでした。このような斜面では,「∞ターン」同様ターン山回りでスピードを落としてしまったり,谷回りでターンを急ぎ過ぎたりすると,雪面コンタクトがうまく行なわれず,ターンもスムーズに行なえません。映像でお判りのように,スピードが減速しすぎて,雪の抵抗を受け続けることができず,ターンが行なわれないため,シュテム状にスキーを開いてのターンになってしまいます。
常に「雪面コンタクト」に意識を集中し,“雪”からどのような“energy”がやって来ているか?...ということに集中して行けば,山回りでのブレーキ操作は無くなりますから身体の中にエネルギーを蓄積することが可能になります。谷回りでは,その斜面がコンケーブだろうがコンベックスだろうが,その身体にたまったエネルギーを素直に“開放”して行けば良いだけのことです。
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一方Afterでは、力みが消え自然に曲がっているという印象です。本人はきっと「何もしないのに曲がってくれる、こりゃ楽だし楽しいワ」と感じている? ゆっくりとした(ように見える?)動作により、ギュッ、ギュッ、といった見ていても又本人も力の入った滑りから解放され流れるような滑りに見えます。
私の好きな言葉のフライングバードにより、圧から解放されたスキーが自然に曲がっていくのを待つ?事ができ自然に谷回りに入り、圧がかかってきたスキーは勝手に走り山周りへ誘ってくれる。勿論鳥が飛び立つ方向や速さなどを先生の言う通りにできないと上手くいかないでしょうが、「Shihoさん」の能力がそれを実行させ、谷回りへ入り方の変化が全てを変えているように思います。
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確かにAfterでは“Shino”さんの滑りに「力みが消え」ていますネ
!!!。そして動作そのものも「ゆっくり」し,「流れるような滑り」に変わっています。
では,この「力み」...どうやったら消えたのか?...ということになります。この日のレッスンでは“水面フラットイメージ”とターン山回りでの“ありがとうターン”,そして“Starting
Point”を意識した滑りでした。どのイメージの滑りも「雪からの“energy”と同調するつもりで滑る」...ということを基本としました。
この時は“Flying
Bird”ターンは練習していませんが,“Saka”さんの仰るイメージでも,同じ様な結果が得られたと思います。(^ー^)
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スキーが自然に動いて谷回りに入ってくれるのを待つ、この“待つ”と言う事ができているので滑りが変わったのだと思います。待つは気持ちのゆとりが必要で、急がない(力が入る)ことから自然な動きになり落下を利用した力のいらない楽しいスキーに繋がっていくのだと思います。
スキーも上手くなく、かつ、たった一回レッスンに参加させて戴いただけでコメント投稿するという暴挙に出ましたが、皆様の温かい目でこの爺さんを許してあげて下さい。
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「スキーが自然に動いて谷回りに入ってくれるのを待つ」...この意味は,山回りで身体の中にエネルギーを蓄積し,谷回りでそのエネルギーを素直に“開放”して行けば良い...という局面を仰っておられるのですが,その通りです
!!!。ここで“Saka”さんが強調されておられるように,谷回りでは「“待つ”と言う事ができている」ことが必須で,しかもそのことのためには,「気持ちのゆとりが必要」なのです。
つまり,「焦らずに待つ...在るがままに身を任せる...といった,精神的落ち着きや修養が要求される」...ということなのです。
いやいや“Saka”さん...「ご自分がどう感じるか?」ということは,スキーの経験や技術レベルに関係在りませんヨ
!!!。特に“フィーリングスキー”ではそうです。
今回“Saka”さんが“Shino”さんの滑りを見られて,お感じになったこと,これはキット“Saka”さんのこれからのスキーライフに役立つ...そう確信しています。
コメントありがとうございました。
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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07 Nov, 2009
☆★☆ Lesson 2-1
“Online
Lesson... '10 No.2-1 のコメンテーター...トップバッターは...“Taka”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-1 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-1 “Taka”さんのコメント |
“Taka”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
“TOK”先生へ ご無沙汰しています。
白馬は里まで白くなったようですね。まだ僕は大阪ですが、一気にシーズンが待ち遠しくなって来ました。そんな時にはFSSのオンラインレッスンは最高の時間です!
今回はコメントの課題は無く、自由に感じたままと言う事なので、気軽にそのままをお伝えしたいと思います。
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“Taka”さん,今シーズンもコメントありがとうございます
!!!
里まで来た雪はすでに溶けましたが,中旬から下旬に掛けてはまた降ると思います。(^ー^)
シーズンイン前のひと時...ビデオを見ながら“Snow
World”に思いを馳せるのもイイものですよネ !!!
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前回もshinoさんの滑りについて、コメントをさせて頂きました。単刀直入に言えば、僕にとって彼女の滑りはとても引き付けられ、勉強になる部分があります。
まず第一に彼女の滑りから感じる印象は、トップクラスのアルペン選手が、レースやトレーニング前の滑り出しの最初の1本と言う感じがします。
天候や雪質の状況、スキーのチューニングとのマッチング、今日の体調、斜面のコンディション、そして滑りのポジションの確認と。これから全力で滑る為に必要なファクターをチェックしているようです。
どうスキーを操作しようとか、技術をどう見せようと言う気持ちが、スキーレッスン中だと思うのですが全く感じられません。それがトップクラスの選手達がアップする時の滑りを連想させます。全く雪や斜面に対して自分の思い込みが無く、ストレートで真摯な姿勢が感じられます。
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“Taka”さんを惹きつける滑りの要素...一体何なんでしょうネ??。じっくり拝見したいと思います。(*^^)v
ウハァーッ !!!....いきなり「トップクラスのアルペン選手」のウォーミングアップ時の滑り...ですか? そりゃ凄ッごい
!!!。その日の調子を占う感じで,また「今日も良い感じで滑れますように
!!!」...と祈りながら滑り始める,その最初の一本と共通した要素を持っている...というのは,凄い評価ですネ
!!!
それがオフピステのみならず,レースの世界まで詳しく知って居られる“Taka”さんの口から聞ける
!!!....というところが素ッ晴らしい !!!
「これから全力で滑る為に必要なファクターをチェックしている」...そう言われてビデオを見直してみると,特にAfter映像の中にその感じがうかがえますネ
!!!。
“TOK”も常々思っているのですが,レースの世界でトップクラスになれる人のスキーイングには“感じる”という要素が見られる
!!!....ということです。感じよう...とするからこそ「自分の思い込み」や「気負い」が無く,「真摯な姿勢」が顕れてくるのですネ
!!!。
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第二に彼女の滑りには、スキーを大切にしている気持ちが良く伝わって来ます。技術的に上手くなろうと言う気持ちより、スキー自体を楽しむ気持ちの方がより強いのを感じます。
また滑る事を粗末にせずとても丁寧な滑りで、それだけに滑りを誤魔化そうとする事が全く無いですね。僕は見ていてとても気持ちが良いです。
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「上手くなろうと言う気持ちより、楽しむ気持ちの方がより強い」...Taka”さん仰る通りだと思います。私達スキーヤーはともすると,うまくなることだけが頭を占め,スキーが本来持っている「楽しみ」ということを忘れがちです。
ところが“Shino”さんの滑りには上手くなるための「気負い」や,無いものを作り出そうとする「切迫感」がありません。まさに“在るがまま”を在るがままに...という風に観えます。このことが“Taka”さんをして,「僕は見ていてとても気持ちが良いです」...というコメントを発せさせたのだと思います。人が他人の滑りを見て,「気持ちイイ」...と言ってくれるということは,そこになにか“オーラ”みたいなモノが在る
!!!...ということなのかも知れませんネ??。ハッハハハ...(^ー^)
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第三はスキー道具の特性が良く分かるだろうなと言う滑り。使う道具によって敏感に違いを感じ、スキー板やそれのチューン、ブーツ等を換えたなら、それを敏感に感じる事が出来るのではと言う気がします。
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「道具の特性が良く分かるだろうな」...そうなんです
!!!。“フィーリングスキー”のトレーニングを重ね,“雪”との会話が出来るようになればなるほど,雪からの情報を伝えてくれる情報に敏感になって来ます。つまり,スキーヤーの“感性”が研ぎ澄まされ,“感受性”が豊かになって来るのです。ですから,スキー用具がまるで雪の情報をスキーヤーに伝えてくれる“sensor”として捉えられるようになるのです。
ですからこの“sensor”としてのスキー用具がどのような性能を持っているか?...ということが次第に判るようになるのです。つまり,“感性”の良いスキーヤーほど“Ski
tester”として活躍できるようになる...ということでもあります。(^ー^)
多分“Shino”さんが,“Taka”さんがビジネスにされておられる“Ultimated
Grip”チューンをした板を履かれれば,その違いが判ると思います。それほど“Shino”さんの滑りが“洗練”されて来た...ということでもあります。
!(^^)!(*^^)v
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第四は今後のshinoさんに興味津々です。昨年もコメントさせて頂きましたが、今回もVTRを拝見し、やはりshinoさんの滑りは興味が沸いてきます。一緒に滑ってみたいスキーヤーの一人であると改めて思いました。どんな気持ちで滑っておられるのか、ご本人に直接にお伺いしたいと思いました。 “Taka”
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「shinoさんの滑りは興味が沸いてきます」...“Shino”さん
!!!....八方の“達人”の“Taka”さんに,ラブコールを送られるほどの滑りだということですヨ
!!! 素ッ晴らしい !!!
世の中に多くのスキーヤーが居られる中で,技術レベルが明らかに高い人から,「貴方とご一緒に滑ってみたい
!!!」...と言われるほどの評価を受ける滑り...それは決してパワー全快で雪を蹴散らす様な滑りばかりでは無かった
!!!...ということです。他人に“感動”を与えられる滑りというものは,技術レベルに関係無いのかも知れません。
“Feeling Ski School”
は“フィーリングスキー”をとおして,その様なスキーの啓蒙を続けて行きたいと思っております。
これに関係して,FSSのスタッフ...“しろくま”さんのブログの中に,興味を引く記事へのリンクが張られておりました。二番目のリンクです。興味ある方はご覧下さい。(*^^)v
今回は“Shino”さんがモデルですので,「どんな気持ちで滑っておられるのか」...伺ってみたいと思います。どんな回答が寄せられるか...楽しみですネ
!!!
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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